お肌の小さいぶつぶつ・ざらざらの原因や治し方&おすすめ商品4選

お肌の小さいぶつぶつ・ざらざらの原因や治し方&おすすめ商品4選

肌にできるぶつぶつ、これっていったい原因は?治したいけどどうすれば……そんな方はぜひチェックしてください。小さなぶつぶつ撲滅のためのステップを詳細に解説!選りすぐりのケア方法の紹介でキレイな肌へ導きます。

何げなく肌を触ると凹凸がある、ざらざらするといったことを感じたことはありませんか?肌が滑らかでないと、メイクノリが悪くなるだけでなく、かゆみや赤みを伴って他の肌疾患に繋がるケースもあるようです。

そこで今回は、この肌のぶつぶつが考えられる原因、症状、疾病などを分析していきます。

他にも

  • 肌のぶつぶつ放置が招く3つの危険
  • ケアしても治らない肌疾病の可能性
  • 肌のブツブツにまつわるQ&A

について紹介しています。今すぐ対処法を知りたい人は、顔のぶつぶつの治し方・スキンケア編にジャンプして下さいね!

赤くないけど肌がぶつぶつ汚い、いったい何?

三度の飯より肌のことが気になる、編集長の水野はるこです!

最近、肌に小さいぶつぶつがたくさんできてなんだか憂鬱……。特に目立ちはしないけど、触るとざらざらしてるし、すごく気になる……。そんなお悩みをもつ方とお話をさせていただく機会がありました。

肌トラブルのなかでも、正体が分かりづらい症状の一つではないでしょうか。

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はるこ先生
私もスキンケアを怠ったり、生活習慣が乱れると謎のポツポツがあらわれた事がありました……。対処法がわからないと、途方にくれちゃいますよね。
  • リサーチした肌疾病の数⇒16種類
  • 皮膚科への取材⇒3件
  • 効果を検証したスキンケア商品⇒69種類

小さなぶつぶつは肌の不調のサインです。まだ小さいから大丈夫と思っても放ったらかしはNG。

この記事ではそんなぶつぶつは一体なぜできてしまうのか、どうしたら治るかまで詳しく解説していきます。原因と対策を知って、小さなぶつぶつを一緒に撲滅していきましょう!

【顔の肌荒れ】細かいぶつぶつの正体と原因

アッキー
原因不明のぶつぶつ……できてしまうと気になって仕方なくなりますよね。いったいなにが原因で起きてしまうんですかね?
はるこ先生
いろんな要因によって発生することが多いと言われているわ……原因がこれ!といえないところが厄介なのよね~。いくつかあるから詳しく紹介していくわ。

乾燥によるぶつぶつ

よく皮脂が原因でぶつぶつができると思われがちですが、実は乾燥が原因でぶつぶつができることも……。そのメカニズムを解説するために、そもそも乾燥肌とはどういう状態なのかを説明していきます。

皮膚は大きく3層構造になっています。一番上が表皮、真ん中が真皮、そして一番下が皮下組織です。

肌の水分に関わってくるのが、表皮の角層という部分。表皮も4つの層に分かれており、一番外側から「角層(かくそう)」、「顆粒層(かりゅうそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」、「基底層(きていそう)」から成り立っています。

この角層は厚さ0.02ミリという非常に薄い膜ですが、皮膚のバリア機能と保湿機能を担っています。

もう少し詳しく説明すると、角層を構成している細胞間脂質という物質が、角層細胞と角層細胞の隙間を埋めています。

この細胞間脂質の働きによって、ほこりや菌などが体内に入るのをブロックしたり、体内の水分が外に過剰に蒸散するのを防いだり、角層のバリア機能を担っています。

細胞間脂質は、角層細胞の間でラメラ構造という層をつくり、脂質の層と水分の層を何層も重ね合わせて、角層の働きを支えています。そのため、肌が乾燥し水分が失われるとラメラ構造が正常に働かず、皮膚のバリア機能が低下してしまうのです。

バリア機能が低下した結果、毛穴が狭くなる、角栓が詰まる、ぶつぶつが発生する。このような流れで小さなぶつぶつが出来上がってしまうと言われています。

ターンオーバーの乱れによるぶつぶつ

そもそもターンオーバーとは、簡単にいうと新しい肌へ生まれ変わる周期のことをいいます。

肌の表皮の細胞は、一番下の基底層から生まれて 一番上の角層へと押し上げられていき、最後は垢となって古くなった細胞が剥がれ落ちていくというのが一連の流れです。

この期間がターンオーバーと呼ばれ、一般的には28日前後が正常な周期だといわれています。

このリズムが乱れると、古い角質がいつまでも残り、細胞の生まれ変わりに時間がかかって、皮膚のバリア機能が低下します。

睡眠不足ストレス誤ったスキンケアなど原因はさまざまですが、ひとたびバリア機能が低下してしまうと、乾燥肌になったり、ニキビが発生しやすくなります。

毛穴の角栓などのぶつぶつ

過剰に分泌された皮脂古い角質が混ざって毛穴に詰まると、角栓ができあがってしまいます。

先程も少しお伝えしましたが、生活習慣の乱れ誤ったスキンケアにより、肌のターンオーバーが乱れて表面に古い角質が残ったままの状態に……。そこに過剰に分泌された皮脂が混ざって、角栓ができてしまうのです。

とくに顔は皮脂の分泌が盛んな箇所。皮脂がたまりやすいため、角栓の温床となりがちです。この角栓はでき始めると白くぽつぽつと顔に浮き上がり、お肌がザラザラしてしまいます。

白ニキビのぶつぶつ

角栓によって詰まった毛穴の内部に、皮脂が溜まることでニキビが発生してしまうこともあり得ます。よく皮脂のせいでニキビができるといわれますが、皮脂そのものがニキビの原因ではありません

根本の原因は毛穴の詰まり

皮脂は毛穴から排出されますが、毛穴が詰まって、出口が塞がってしまうと毛穴内部に皮脂が溜まっていきます。毛穴に皮脂が溜まっていくと、「微小面皰」というニキビの初期段階に。

そこへさらに皮脂分泌が進むことで白ニキビに、より症状が進むと黒ニキビ赤ニキビになってしまうのです。

顔のぶつぶつの治し方・スキンケア編

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アッキー
たしか「バリア機能」って紫外線や摩擦から肌を守ったり、皮膚内部の蒸発を防いでくれる働きがありますよね。誰でも備わっている機能なら、これを上手く利用すれば、美肌は保てるってことですか?
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はるこ先生
そうね。読んで字の如く、肌をバリアしてくれているものだから、これが弱まると肌が敏感になってしまうの。そこで大事なのが、バリア機能を向上させるためのケア!食生活も大切だけど、日々のスキンケアでバリア機能を強くすることができるわ。
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アッキー
やっぱり日々の積み重ねに勝るものはないんですね。男の僕にもぜひ教えて欲しいです!

1:過剰なケアをストップ

ブツブツができるということは、肌に何かしらの異常がある証拠。バリア機能も弱っている状態なので、一時的にこのような肌質になっている可能性があります。

  • 乾燥肌
  • 敏感肌

バリア機能の低下は、皮膚内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌を招きます。乾燥した肌は毛穴が開き、雑菌や皮脂が入りやすくなることも……。

一方、敏感肌は外部刺激を受けやすい状態なので、普段使っているスキンケア用品で炎症を起こしてしまうことがあります。

このような肌状態のときに意識したいのが、“シンプルスキンケア”。例えば、バリア機能にダメージを与える防腐剤や香料の入った化粧品や、皮脂を根こそぎ持っていかれるような洗顔料で念入りに洗ったりしていませんか?

なるべく肌に不必要な成分を除いたスキンケアが、ターンオーバーを正常にして、健康な肌細胞を取り戻すことに繋がります。

丈夫な角層(バリア機能)を育てるためにも、まずは化粧品の成分と正しいスキンケアの方法を見直してみましょう。

2:クレンジング&洗顔

世の中にはたくさんのスキンケア用品があります。しかし自分の肌質合っていてなおかつ、正しくケアしなければその効果も半減してしまいます。

ここではクレンジングからクリームまでの正しい選び方・ケアの方法について紹介していきます。

クレンジング

クレンジングは、メイクや肌の汚れを落とすためのもの。スキンケアの中で肌に一番負担がかかると言われているのがクレンジングですが、主に下記の4種類があります。

  • オイル
  • クリーム
  • ミルク
  • ジェル

上から下に向かって洗浄力が弱くなります。クレンジングは合成界面活性剤を使って落とすものですが、洗浄力が強いオイルタイプは肌への刺激がとくに強く、皮脂膜や角質層のセラミドを一緒に洗い流してしまうデメリットがあります。

そうなると肌は乾燥し、バリア機能も当然弱まってしまいます。

逆に、洗浄力が弱いものは洗い残しが肌トラブルに発展することがあるため、結果的に肌に良いとは言えません。

洗浄力と保湿機能を兼ね備えたクレンジングであれば、その負担を軽減することができるので、ぜひ成分に注目してみましょう。

D.U.Oクレンジングバーム

\無添加なのに汚れもしっかり落とす/

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  • 編集部評価:★★★★★ 総合95点
  • 価格:1,800円(送料無料)
  • 内容量:90g
  • 保証・特典:全額返金保証・スキンケアサンプル付
  • メーカー:DUO(デュオ)

「落とすこと」と「肌へのやさしさ」を両立させたクレンジング。31種類の美容保湿成分と洗浄成分が毛穴の奥まで入り込むから、汚れはしっかり落としつつもトリートメント効果が高いのが特徴です。

肌にのせると固めのバーム状ですが、なじませるとクリーム状に変化。トロリとした使用感も人気です!

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洗顔

洗顔の目的は、クレンジングで落としきれなかったメイクや毛穴の汚れを洗い流すこと、次につかう基礎化粧品の浸透力を高めるために行います。そのため、マイルドな洗浄力で素肌に残しておくべき必要な皮脂や油分を洗い流さない洗顔料が理想的。

また保湿成分を配合したものであれば、ターンオーバーも整いやすくなるので、弱ったバリア機能も正常に働いてくれるでしょう。ただ、すすぎ不足や時間のかけすぎは肌への刺激や負担になるので要注意です。

ビーグレン クレイウォッシュ

\天然泥のパワーでやさしく吸着/

Source: 公式サイト

ビーグレン クレイウォッシュ

  • 編集部評価:★★★★★総合96
  • 価格:3,900円(送料無料)
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  • 保証・特典:365日全額返金保証
  • メーカー:ビバリーグレンラボトリーズ

洗顔と言えば「泡」を想像する人が多いと思いますが、こちらは天然のクレイ「モンモリロナイト」で汚れを吸着する洗顔料。

クレイが凄いのは、必要な皮脂と潤いは残して洗い上げること!併せて、5種類の美容成分が洗い上がりの乾燥から肌をしっかり守ります。

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3:保湿ケア

キメの整った美しい肌は、肌の一番外側を覆っている「皮脂膜」、角質細胞内にあって水分を保つ「天然保湿因子」、細胞間のすきまを埋めて水分の蒸発を防ぐ「角質細胞間脂質(セラミド)」の3つの保湿成分が決め手になります。

つまり肌のバリア機能は、この3つが保たれてはじめて機能するもの。どれか一つが欠けて、角質層の水分が少なくなると、乾燥が進みバリア機能は低下してしまいます。

そのために必要なのが保湿ケア。基礎化粧品から補うなら、角質層のバリア機能をサポートするセラミドが配合されたものを選ぶと良いでしょう。とくに、人間の角質細胞間脂質に似た構造をもつ「ヒト型セラミド」がおすすめです。

エトヴォス モイスチャーライン

 \ヒドい乾燥による白いポツポツに/

エトヴォス モイスチャーライン

  • 編集部評価:★★★★☆総合92
  • 価格:1,900円(送料無料)
  • 保証・特典:初回WEB限定500円割引
  • メーカー:エトヴォス

ETVOS(エトヴォス)が販売している保湿ケアライン。ヒト型セラミドを配合することで、肌のうるおいを持続しインナードライを改善してくれるものです。

肌内部の水分を守るので、ひどい乾燥肌にお悩みの方はぜひ一度試す価値ありといえます。

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顔のぶつぶつの治し方・生活習慣編

身体の外からのケアだけでなく、内側からのケアも非常に大切。内側からのケアは、日頃の生活習慣を見直し、正しい習慣を心がけるだけでも変わってきます。

今すぐにでも始められる改善のポイントをいくつか紹介しますので、ぜひ試してみてください。

改善方法1:食事に気をつける

生活習慣の乱れにより、栄養バランスがとれた食事をとることが難しい人もいるのではないのでしょうか。そんな人は可能な範囲で食事を見直すことで、改善がみられることもあります。

以下に、美肌に効果のある食べ物をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ビタミンA

効果:肌のターンオーバーを促す

食べ物:ほうれん草、春菊、鶏レバー、うなぎ

ビタミンB2、B5(パントテン酸)、B6

効果:脂質の代謝促進、ニキビ跡の色素沈着ケア、皮脂の過剰分泌の抑制

食べ物:豚レバー、牛レバー、ニンニク、マグロ

ビタミンC

効果:抗酸化作用、皮脂の過剰分泌の抑制

食べ物:パプリカ(赤・黄)、水菜、ブロッコリー、ゆず、アセロラ

ビタミンE

効果:適切なホルモンバランスの維持、抗酸化作用、肌のターンオーバーを促す

食べ物:豚レバー、牛レバー、アーモンド、アボカド

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はるこ先生
とくに「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる組み合わせは、美肌の最強栄養素♪ ビタミンCは水で流出しやすいので、煮込み料理やスープなどで効率的に摂りましょう。
料理を作る時間がない人は、サプリメントで栄養を補っても大丈夫。次で紹介するサプリは栄養をマルチに摂れるのでおすすめです!

きらりのおめぐ実

\ブツブツだけじゃない!体も肌も元気になるサプリ/ 

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  • メーカー:ファンファレ

きらりのおめぐ実がスゴいのは、お腹の中をきれいにした上で美容成分を与えて内側からきれいを促すこと。

具体的には、まずビフィズス菌オリゴ糖食物繊維腸を整え、美容成分を吸収するための土台をつくります。

そして美容効果の高い、ポリフェノール高配合レスベラトロールマキベリーなどのアプローチでお肌の乾燥、ぶつぶつに働きかけ、効果を最大限に発揮してくれます。

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改善方法2:ストレスを発散する

ストレスは、お肌の大敵!という言葉をよく耳にしますよね。このストレスは自律神経と密接に関わっています。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、過度なストレスがかかると交感神経が優位になります。この交感神経が優位の状態だと、男性ホルモンが分泌され、皮脂分泌が促進されやすくなります。

また男性ホルモンは皮膚を固くする作用もあるため、毛穴が収縮することで角栓の原因にもなってしまうのです。

このように、過度なストレスはお肌の大敵で、汚肌になる悪循環を生みだします。ただ、完全にストレスをなくすことは不可能ですので、適度にストレスを発散することが大切です。
好きな音楽を聞く、軽い運動を心がける、好きな趣味をもつ、美味しいものを食べる……自分に合ったストレス発散方法を見つけて、自分の心がリラックスできるようにしましょう。

改善方法3:睡眠をきちんととる

睡眠不足がお肌に悪いことは、ほとんどの人がご存じだと思います。

慢性的な睡眠不足はそれ自体がストレス。睡眠のサイクルが乱れると肌のターンオーバーも乱れ、肌の生まれ変わりが上手くいきません

こうならないためには、質の良い睡眠を心がける必要があります。質の良い睡眠をとることで、肌の新陳代謝が活発になり、肌の再生が正常に行われます。

肌のターンオーバーが盛んに行われる、ノンレム睡眠の時間をしっかりとることが非常に大切だといわれています。肌の新陳代謝が活発なときに、どれだけ深く眠れるかがポイント。

肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが、入眠から3~4時間に活発に分泌されるため、ここでしっかりと熟睡できることで睡眠の質が変わってくるといわれています。

おすすめは身体をリラックスさせた状態で眠りにつくこと。寝る前のスマホやテレビを避ける、軽いストレッチやマッサージなど自分が落ち着ける状態をつくり、睡眠習慣を変えていくことが大切です。

肌のぶつぶつ放置が招く3つの危険

最初は小さなぶつぶつでも放っておくと、どんどん悪化していき、炎症が起こったり、跡になったりすることも……。

以下ではぶつぶつの放置がどんな影響を及ぼすのか紹介していきます。肌のちょっとした異変を見逃さないようにしましょう。

危険1:乾燥が引き起こすかゆみや炎症

ただ「少し肌が乾燥しているな」と感じる程度であればよくある話。ですが、乾燥肌を放置すると、かゆみ炎症を引き起こすこともありえます。

肌の乾燥がすすむと、角層の水分が不足し、皮膚がひび割れたり、皮がむけたりします。さらに進行すると、強いかゆみや湿疹も起こり、乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)になる場合があるようです。

皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうしょうしっしん)まで症状がすすんでしまうと、ステロイド剤を利用しての対処が必要になってくるといわれています。

このようにならないためには、保湿をしっかり行い、肌の乾燥を防ぐことが第一です。

とくに冬場は暖房機によって部屋が乾燥しがちなので、加湿器を設置して部屋が乾燥しないように努めることが大切です。

危険2:バリア機能低下による肌トラブル

乾燥によるぶつぶつや、ターンオーバーによるぶつぶつで説明したとおり、肌の水分が失われたり、肌の生まれ変わりが遅くなると、バリア機能が低下します。

バリア機能が低下すると外からの刺激を受けやすくなり、その結果、乾燥肌・ニキビといった肌トラブルを引き起こすのです。

ぶつぶつは肌の免疫力が落ちているという1つのサイン。そのままにすると悪化してしまうので、早めに対策をして肌を健康にすることに努めましょう。

危険3:ニキビ悪化による消えない二キビ跡

お肌のバリア機能の低下や毛穴の詰まりによって、小さなぶつぶつができてくると、対策をしなければ悪化してしまいます。

始めは小さなぶつぶつでも、次第に黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビ、紫ニキビへとどんどん進行していくことも……。

とくに赤ニキビ黄色ニキビ紫ニキビは炎症を起こしているので、安易につぶしたり、自己流で治そうとすると後でニキビ跡になって残ってしまう可能性もあります。

ここまでくると完治するには皮膚科での治療も必要になってくるでしょう。こうならないために、肌のぶつぶつは早めに解決しておきたいですね。

ケアしても治らない肌のぶつぶつ、4つの可能性

アッキー
ニキビみたいだけど、ニキビのケアじゃ治らないぶつぶつってなんだか怖いですね。





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はるこ先生
そうね~自己流のケアがかえって悪化させてしまうこともあるのよ。お医者さんの診断を受けて正しく治療することが大切になってくるわね。ここからは、肌のぶつぶつから考えられる疾患を取り上げてみたからチェックしてね。

炎症やかゆみを伴う「脂漏性皮膚炎」

症状

脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多い箇所で起こります。頭皮、眉間・眉毛、背中、脇の下などで発生しやすいといわれています。

頭皮であれば、初期に起こる症状はフケの量が増えるといわれています。少し症状がすすむと炎症やかゆみが出始め、悪化すると湿疹、かゆみが止まらなくなります。

さらに重度になると、かさぶたができ始める、黄色い液体がでてくる、ついには脱毛も起こり得るといわれています。

顔や体に現れる症状も、基本的には頭皮に起こる症状と同じく皮膚がかさつき、肌の赤み、かゆみが起こります。赤い斑点が広がり、場合によっては皮膚がぽろぽろと剥けていくことも特徴です。

原因

脂漏性皮膚炎は、赤ちゃんと成人した大人で原因が異なります。

成人した大人がかかる場合は、主に人の皮膚に存在するマラセチアという真菌(カビ)が異常繁殖することが要因となります。

マラセチアは皮脂を好むため、男性ホルモンが活発な男性がなりやすい疾患ですが、女性もホルモンバランスの乱れから起こることがあります。

他の要因としてはストレス間違った洗顔や洗髪生活習慣の乱れなどと言われていますが、明確には分かっていない部分も多い疾患です。

治療方法

脂漏性皮膚炎の治療方法はセルフケアによるものと皮膚科での治療によるものがあります。

セルフケアでできることは、肌を清潔にすること。原因菌となるマラセチア菌が繁殖しない肌環境にするためには、過剰な皮脂を取り除く必要があります。

皮膚科での治療はマラセチア菌が原因の1つであるため、マラセチアの異常繁殖を抑えるために抗真菌薬が使われます。

ただし炎症がひどい場合は、先に抗炎症剤(ステロイド外用剤)を塗って、炎症を鎮めることが先決。炎症が治まったあとに、抗真菌薬を用いて治療していくことが有効とされているようです。

基本的には、まず抗真菌薬でマラセチア菌の繁殖を食い止め、脂漏性皮膚炎の根本原因を取り除くことが現在の有効な治療法とされています。

しかし、脂漏性皮膚炎は発症すると慢性化しやすいため、一度治ったとしても再発することが十分にありえます。完治するためには薬だけに頼るのではなく、自分自身でのケアが必要不可欠になってきます。

背中ニキビの正体「マラセチア毛包炎」

症状

男女に大きな差はなく、10代〜中年層の大人によく見られる疾患です。胸部や背中、肩、腕などに発生し、赤くやや光沢のある見た目が特徴で、症状もニキビととてもよく似ていることから、すぐにはマラセチア毛包炎とは気付きにくいかもしれません。

とくに気温が上がる夏などの汗ばむ時期に多くみられ、かゆみは軽度のことが多いようです。

原因

脂漏性皮膚炎と同様、マラセチア菌というカビが以上繁殖することで引き起こされます。異常繁殖したマラセチアを異物を判断し、免疫反応を起こした際に炎症に繋がります

または、マラセチアが皮脂を分解した際の代謝物が炎症を起こしている場合も考えられます。

マラセチア毛包炎症に関わっている菌は5種類あり、この5つの菌は健康な皮膚に常在しているため、誰にでも発症しうる炎症の一つです。

治療方法

自然治癒によって治ることが少ない疾病のため、薬を使って治していきます。一般的には、抗真菌の塗り薬が多く用いられます。

症状によっては飲み薬を利用することもあり、約1〜2ヶ月程度で症状は改善しますが、あくまでこの期間は目安です。人によって違いますので参考としてとらえてください。 

また一度症状が落ち着いたとしても再発をしやすい疾患です。同じことを繰り返さないためにも、予防を意識することが大切

マラセチア菌は皮脂の多い場所や、湿気が多い場所を好みますので、日頃から肌を清潔に保つことを心がけましょう

痛い&赤い肌のぶつぶつ「帯状疱疹」

症状

帯状疱疹(たいじょうほうしん)の症状は主に以下のような特徴があります。

  • 身体の左右どちらか一方にできる
  • 体幹にできると帯状(おびじょう)に広がる
  • 顔や腕、足などにも生じる
  • 赤い発疹
  • 小さな水ぶくれの多発
  • ぴりぴりとした痛み

痛みはまったくないものや激しい痛みなど人により様々です。とくに高齢者は激しい痛みを感じやすく、治ってからも長期間にわたり痛みが続くことがあります。これを帯状疱疹後神経痛と呼びます。

原因

帯状疱疹は、水痘(すいとう)帯状疱疹ウイルスというウイルスが原因で起こります。幼少期にかかった水ぼうそうは、実は治ったあとも神経を伝ってウイルスが潜伏し続けているといわれています。

このウイルスが加齢、過度の疲労によって免疫が低下したときに病気が発症するのです。一度水ぼうそうにかかったことがある人は誰でも帯状疱疹を発症しえます。

治療方法

帯状疱疹は早期治療が鍵だといわれています。放置するとどんどん症状がすすんでいきますので、早めの受診が大切です。

帯状疱疹はウイルスが原因で発症するので、薬でウイルスを抑える治療が主です。飲み薬での抗ウイルス剤が主流ですが、症状によっては入院し点滴による治療のケースもありえます。

湿疹は塗り薬によるアプローチで治療していきます。症状の段階にあわせて非ステロイド抗炎症薬化膿疾患外用薬、潰瘍治療薬が処方されます。

腕のぶつぶつ「毛孔性苔癬」

症状

二の腕や肩の毛穴に過剰に角質が詰まってぶつぶつとした丘疹(きゅうしん)が生じるとされています

本来であれば肌のターンオーバーとともに角質もはがれ落ちていきますが、なんらかの異常により角質が溜まり、皮膚が盛り上がってしまいます。

触るとブツブツ、ザラザラしていて、患部の色は薄い赤色や褐色系。自覚症状の少ない疾病ですが、ときに軽い痒みを感じる人もいるようです。

原因

毛孔性苔癬は遺伝的な要因が強いといわれていますが、ハッキリとは解明されていません。

治療方法

重度の場合は皮膚科での治療がおすすめ。一歩間違ったケアをしてしまうと、色素沈着や跡になってしまいます。皮膚科では、塗り薬ケミカルピーリングレーザー治療による治療法があります。

塗り薬は角質を溶かす効果のあるサリチル酸や尿素含む軟膏によるもの、ケミカルピーリングは角質を薄く剥がすことによるアプローチで改善をはかります。

しかし、いずれも皮膚の表面への治療なため、根本からの改善は効果がでにくいとされています。

その点レーザー治療は、肌の深層から改善するため、数回のレーザー治療でなめらかな肌に生まれ変わることが期待できます。

自宅ケアなら、溜まった角質を取り除くことが改善のポイントビタミンC入りのローションや美容液を使って、溜まった角質を落とし毛穴を引き締めましょう。乾燥により症状が悪化することもあるので、保湿も欠かせません。

肌のぶつぶつにまつわるQ&A

さまざまな原因や疾患が考えられる肌のぶつぶつ。どう対処していいか、分からないことが多いと思います。ここでは、肌のぶつぶつにまつわる疑問に答えます!

子供や赤ちゃんの乾燥ぶつぶつはどうすれば良い?

これ以上悪化させないためにも、早めの皮膚科への受診がおすすめです。

生後4ヵ月以降に発生したぶつぶつは、乾燥性湿疹の可能性があります。

これは生後1〜3ヵ月に過剰な皮脂が原因で発生する乳児湿疹とは異なり、成長とともに皮脂分泌が少なくなることが原因で起こります。治療は主に薬をつかい、皮膚の炎症を鎮めるステロイド剤や痒みを抑える抗ヒスタミン剤、ワセリンなどの軟膏を用います。

また、薬に限らず湿度調節やスキンケア、生活習慣の改善などで症状が軽くなるケースもみられるため、お子様の生活環境やサイクルなどを見直してあげることも大切です。

肌のぶつぶつで皮膚科に行く目安は?

症状の重さ、疾患などにより回数は異なります。

すでにご説明したとおり、肌のぶつぶつは様々な要因が考えられます。皮膚科で受診した場合、症状が起きた経緯や症状、部位などから総合的に判断し、目的にあった薬を処方されたり、生活習慣やスキンケアの指導を受けることもあります。

薬がきれても症状が改善しなければ再診する、という流れになると思いますが、症状によっては完治するまでに1ヵ月〜半年以上かかるケースもあります。

何にせよ、症状が出たらすぐに原因を明確にすることが、改善の近道になるでしょう。

かゆいぶつぶつの対処法は?

患部を冷やすか、かゆみの元となるヒスタミンを抑える薬を使いましょう。

症状が軽い場合は、患部を冷やしたり薬を塗る、あるいは放っておいても自然に治る場合があります。

しかし、かゆみを伴うぶつぶつの場合、湿疹や皮膚炎のほかに風疹水疱瘡(みずぼうそう)などの病気の可能性も潜んでいます。

間違った薬を塗って悪化させてしまうこともあるため、なるべく早めに皮膚科を受診することをおすすめします。

目の周りのぶつぶつ、脂肪の塊?それとも肌荒れ?

稗粒腫(はいりゅうしゅ)、汗管腫(かんかんしゅ)、眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)などの可能性があります。

白い粒状で、大きさが1mmくらいであれば、稗粒腫かもしれません。皮膚の奥で溜まった角質が盛り上がったもので、脂肪の塊とも言えます。

汗管腫は目の下にでき、直径1〜5mm程度のぶつぶつです。そして眼瞼黄色腫は中年層の人にみられる症状で、上下瞼の内側部にできる黄色の隆起。コレステロール値が高い人は要注意です。

いずれも自己ケアでは難しく、稗粒腫は溜まった角質を取り出してもらい、汗管腫や眼瞼黄色腫は患部を熱で壊す炭酸ガスレーザーをつかった治療法などで改善を図ることができます。

肌のぶつぶつは早めのケアで解決しよう

肌のぶつぶつはさまざまな要因が絡まって引き起こされてしまいます。まだ大丈夫そうとほったらかしにしておくと病気になってしまうことも……。

そもそもぶつぶつは肌の不調のサイン。自分の日々の生活習慣やあやまったスキンケア見直す必要性があるのかもしれません。まずは日々の生活を改め、自分自身で改善できることを根気強く取り組んでいきましょう!

もう一度ぶつぶつの改善方法を知りたい方は、顔のぶつぶつの治し方・スキンケア編へ戻る♪