赤ちゃんの白ニキビは簡単ケアで治そう!消えないポツポツは別物かも

新生児の赤ちゃんの顔に白いブツブツ、これって白ニキビ?

赤ちゃんの生え際やまゆげ、おでこ周辺とかにブツブツと白い出来物みたいなものが……。

これはいわゆる「新生児ニキビ」です。白ニキビなんて呼ばれたりもしていますね。放置したりして症状がひどくなることもありますが、基本的にはちゃんと清潔にして保湿をしてあげれば大丈夫。心配することはありませんよ。

でも、中にはブツブツが消えないものもあって、ニキビと間違われやすいですが違う疾患にかかっている可能性もあります。私、水野が見分け方のポイントやそれぞれのケアの仕方を教えちゃいます。

白ニキビ?乳児湿疹?見分け方は?

大人と比べると肌が薄い赤ちゃんの肌はバリア機能も弱く、さまざまなトラブルを起こしやすくなっています。乳幼児ニキビ、乳児脂漏性湿疹、アトピー性皮膚炎、おむつかぶれ、あせも、食物アレルギーなど、湿疹をともなうトラブルは乳児湿疹と呼ばれ、赤ちゃんの多くが一度は経験しています。

白い芯や赤みがある

白ニキビを見分けるポイントはのひとつは症状です。乳児湿疹にはジュクジュクしていたり、かさぶたっぽいものが現れたり、赤ちゃんによってさまざまな症状がでます。白い芯と赤みがあるブツブツは白ニキビの可能性が高いでしょう。

湿疹の中でも新生児ニキビと同じぐらい多く見られる脂漏性湿疹の場合、顔と頭部にフケや黄色っぽいかさぶたのようなものがあらわれます。

顔の頬やおでこ、頭にできる

もうひとつは場所。あせもで首の周りやおしり、背中など、汗をかきやすい場所にできます。

アトピー性皮膚炎であれば、顔面や耳たぶ、頭部などに強いかゆみをともなう赤い湿疹ができます。アレルギー性皮膚炎は、口の周りや中、または全身に赤い湿疹ができる場合や、下痢、嘔吐、呼吸困難などの症状がでることもあります。顔の頬やおでこ、頭にできるものも白ニキビの可能性が高いと言えますね。

白ニキビと間違えやすい症状

白い点や粒状なら稗粒腫(はいりゅうしゅ)かも

小さな粒上の点のようなものなら稗粒腫かもしれません。未発達の皮脂をつくる線や毛穴の奥の毛包(もうほう)という袋に角質が溜まることが原因でできます。体質的なものにも関係しているので、出る子と出ない子の差が激しいようですね。

ニキビと違って炎症を起こしているわけでもなく、良性のもなので放置していても2週間ほどで自然に消えてしまいます。特にケアの必要もないので安心してください。

鼻の白いプツプツは鼻皮脂

鼻の頭に白いブツブツができるのは「鼻皮脂」というものです。赤ちゃんをお腹の中で守っていた体の中の脂が出てきたニキビみたいなものだったり、分泌腺が鼻の皮膚が薄いために見えているものだと言われることもあります。

健康上の問題はとくになく、成長にしたがって自然と消えていきます。ちゃんと成長してから生まれてきた赤ちゃんにできやすいので、「成長の証」ともいわれています。もちろん、出ていなくても何も心配はいりませんよ。

治らないなら脂漏性皮膚炎を疑って

ふつう、新生児ニキビは清潔にしていれば特別なケアをしていなくても治ります。どうしても治らない時は、脂漏性皮膚炎を疑った方が良いかもしれません。

脂漏性皮膚炎は皮膚の分泌過多が原因で起こるんですが、赤ちゃんの場合は原因そのものに働きかけることができません。そのため、皮脂をいかに溜めないかが大切です。つまり、汚れを落として清潔に保つことが一番大切ということですね。

とは言っても、赤ちゃんの肌はとても薄くてデリケートなのでゴシゴシ洗いはNGです。ベビーソープやベビーシャンプーをしっかりと泡立てて優しく洗ってあげてください。ベビーオイルやワセリンなどを入浴前に塗っておくと、頭皮や眉毛の頑固な油の塊も柔らかくなるので落ちやすくなります。

それから、湿疹をひっかいて傷をつけないように、赤ちゃんの爪も短く丸く切ってあげてくださいね。

新生児二キビの原因

皮脂の分泌が活発で毛穴が詰まりやすい

赤ちゃんのニキビに一番強く影響しているのは、お母さんのホルモンです。赤ちゃんの未発達な毛穴は、生まれた時に受け継いだお母さんのホルモンに対応しきれません。それにより皮脂の分泌が活発になってしまい、皮脂や汚れを毛穴に溜めてしまいやすいんだとか。

こうしたホルモンの影響が原因のニキビは、体が発達すると自然に消えていくんだそうですよ。

肌の清潔を保つのが難しい

大人のニキビの原因は「皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こす」「アクネ菌が増殖する」といのが代表的です。赤ちゃんのニキビも同じです。赤ちゃんは大人よりも肌が弱く、寝る時間が多いですから、寝具などの肌に触れるものがちょっと汚れているだけで過敏に反応してニキビになることもあります。

赤ちゃんの肌を清潔に保てば大丈夫です。しかし、赤ちゃんは母乳やよだれが顔に残りやすく、よく寝るのでよく汗をかきます。ちょっとの刺激に過敏に反応しますから、常に清潔に保つのはなかなか難しかったりするんですよね。

肌が薄くてデリケート

赤ちゃんの肌は薄くてデリケート。皮脂膜もない状態でバリア機能も弱いです。大人の肌との大きな違いは、皮膚の厚さです。大人の半分~1/3程度の薄さしかないんですよ。ですから、何かを擦ったりする刺激にとても弱く傷つきやすく、異物やウイルスなどの刺激にも弱いので、いろんなトラブルが起こりやすいんです。

生後3ヶ月まではお母さんの女性ホルモンの影響で皮脂がさかんに分泌されるんですが、その後は少しずつ減っていき、成人女性の1/3ぐらいになってしまいます。皮脂膜がまだしっかりと形成されていないので乳児期~3歳ぐらいまではとても乾燥しやすく、敏感な肌の状態が続きます。

皮脂が少ないとニキビはできないんじゃない?と思われるかもしれませんが、ニキビの原因は皮脂に対する肌の水分の不足です。さらに、赤ちゃんの肌は乾燥していると毛穴が細くなるので、皮脂が詰まりやすいという悪循環が……。

白ニキビの治し方

赤ちゃん用の石鹸でしっかり皮脂を落とす

お母さんの女性ホルモンが落ち着くまでの生後三ヶ月は、一生のうちでも皮脂の分泌が一番多い時期です。

対策としては、体を清潔に保ってあげるのが一番です。赤ちゃん用の石鹸でしっかり皮脂を洗い流してあげると、ほとんどの白ニキビは良くなりますよ。沐浴の時などに1日2回、しっかり泡立てた赤ちゃん用の石鹸で優しく洗顔してあげましょう。

すすぎはお湯を含ませたガーゼなどがおすすめです。泡のすすぎ残しがないようにしっかり洗い流します。最初のうちは嫌がるので大変かもしれません。何度か洗っているうちに慣れてくれるので、根気強く取り組んであげてください。

入浴後は保湿ケアをしよう

お風呂上りには保湿ケアをします。新生児ニキビの対策に必ずしなけれならないというわけではありませんが、他の肌トラブルの予防のためにしっかり行っておくのが良いと思います。

お風呂上りの水分が乾燥してしまわないうちに、クリームやベビーローションなどでしっかり保湿してあげてください。もちろん、刺激の少ないものを使うようにしましょう。

入浴後の保湿ケアには「みんなの肌潤」がおすすめです。赤ちゃんの肌にも使える優しい素材で、お子さんのアトピーケアに使って手放せなくなっているママもたくさんいます。効果は折り紙付き。

商品名みんなの肌潤
メーカー北の達人コーポレーション
価格9,607円(税込)
容量一月分

みんなの肌潤

衣類や寝具を清潔に保つ

赤ちゃんが身に付けているものは、ヨダレや汗などですぐに汚れてしまいます。衣類や寝具の汚れは新生児ニキビを悪化させてしまうので、出来るかぎり小まめに交換してあげましょう。

特に、枕やシーツは汚れやすい上に赤ちゃんの頬が良く触れるところです。替えは少し多めに用意して頻繁に変えてあげるのが望ましいですね。

赤ちゃんの爪のケアも大切です。自分でニキビを潰してしまわないように短く丸く、小まめに手入れしてあげましょう。

それから、母乳パッドも頻繁に取り換えましょう。パッドに母乳が染み飲んで酸化してしまったり、胸がかぶれることもよくあります。胸は赤ちゃんの頬が触れるところですので、授乳の時に簡単に拭いたり、母乳パッドを頻繁に取り換えて清潔にしておきましょう。

赤ちゃんの肌を触る自分の手のケアもおろそかにしないように気を付けましょう。赤ちゃんのデリケートな肌は、大人の手や顔の汚れにも敏感に反応してしまいます。

汗対策はしっかりとする

生まれてすぐの赤ちゃんはとても小さいですが、汗腺の数は実は大人とほとんど変わりません。汗腺の密度がかなり高いですから、赤ちゃんはとっても汗っかきなんです。

ニキビができた場所にたくさんの汗をかいてそのまま放置していると、大人でも悪化してしまいますよね。

赤ちゃんの肌はデリケートですから、大人よりも悪化しやすいので汗対策はしっかりとしてあげましょう。汗を拭きとる時は乾いたタオルなどよりも、赤ちゃん用の汗ふきシートが肌に優しくて良いですよ。

また、小まめな着替えも大切です。特に夏場は雑菌が繁殖しやすいので、着替えの際に顔や体、腕の汗をまめに拭きとってあげましょう。

不必要に触らない&潰すのはダメ!

ニキビができていても不用意に触ると大人の手から雑菌が入り、悪化するおそれがあります。同じ理由で、潰すのもダメですよ。稀に悪化したニキビがかさぶたになることがありますが、放っておいても自然に取れます。無理にはがそうとすると細菌感染で余計に悪化してしまいます。

ひどいときは薬で治療

赤ちゃんのニキビは、自宅でのケアをちゃんとしていればそれほど悪化することはありません。それでも、膿んでしまったりひどく乾燥した状態が続いた場合は、病院で診察を受けた方が良いかもしれません。

受診しても、ほとんどの場合は先ほど紹介したケアをしながら経過を見るようになると思います。しかし、症状があまりにも激しい場合は薬を処方してもらえます。

皮膚科や小児科で処方された薬は使っても大丈夫ですが、市販のニキビ薬はNGです。大人用の薬にはステロイドなどの強い作用をもった成分が含まれていることがあるので、必ず病院から処方された薬を使うようにしてくださいね。

処方薬でもステロイドを含んだ薬を処方されることもあります。強い成分なので赤ちゃんに塗ってもいいのか心配になると思いますが、新生児用に処方された薬であれば問題はありません。むしろ、赤ちゃんがニキビを掻きむしってしまいより悪化することもあるので、適切に薬を使うのは大切なことです。

注意点として、必ず医師の指示に従って適切な量で利用するようにしましょう。

赤ちゃんの白ニキビの疑問を解決Q&A

白ニキビが消えないときはどうしたら?

生まれて3ヶ月はお母さんのホルモンの影響で、それ以降は乾燥によってニキビができやすいので、「白ニキビ」はほとんどの赤ちゃんが一度は経験するトラブルだそうです。前述したケアをきちんとしていれば、白ニキビは自然と治ります。

と言われても、やっぱり気になってしまいますよね。心配な場合は、皮膚科や小児科に相談してみるのも手です。症状がひどいようであれば薬を処方してもらえます。もしもそれでも治らなかったら、別の症状を疑ってみた方が良いかもしれません。

ニキビ跡が消えない…いつかは治る?

赤ちゃんは新陳代謝が激しく、どんどん新しい肌に作り替わっていくので、基本的にニキビ跡は残らないと言われています。もし跡が残ってしまっても、最近は病院で処方してもらえる薬でキレイに治せるようです。

個人差があるので「絶対」とは言い切れませんが、あまり神経質に心配しすぎると赤ちゃんにもストレスになってしまいます。気になる症状がある時は、小児科や皮膚科を受診してみてください。

足の白いブツブツ、これも白ニキビ?

顔ではなく足に白いブツブツができた場合は、白ニキビじゃなくて別の症状かもしれません。考えられる主な原因は以下の5つです。

  • あせも
  • 風邪
  • 手足口病
  • アトピー
  • 乾燥

あせも

足に細かい湿疹がブツブツとあらわれます。厚がっている赤ちゃんに靴下をはかせたりすることが原因になりやすいようです。汗をしっかりケアしてあげて、清潔にしていれば大丈夫。

風邪

中には湿疹を起こす風邪ウイルスもいて、感染した時に発症します。そこまで心配するものでもなく、普通の風邪のケアをしていれば湿疹も良くなります。

手足口病

足の裏や手のひら、口周辺などに小さい水疱が発生する感染症です。一週間ほどで消えてしまい、重症になる場合は少ないので大抵の場合は心配いりません。ただ、感染症ということもあるので、病院での診察をおすすめします。

アトピー

膝の裏側、耳、首周りに発生しやすく、足だけに湿疹が出る可能性は低いですが、ないとは言い切れません。アレルギー反応ですから、とにかく清潔にすること。肌のバリア機能を助けるためにも保湿をしてあげることで改善します。

乾燥

赤ちゃんは乾燥肌になりやすいという話をしましたが、乾燥しているところに外からの刺激を受けて湿疹が起きている可能性があります。保湿をしっかりして肌のバリア機能を守ってあげましょう。

1歳でも新生児ニキビはできる?

皮脂分泌や新陳代謝も良く、汗もたくさんかくので湿疹ができやすいです。1歳でも新生児ニキビができることはよくあります。前述した方法を中心にしっかりケアをして清潔にしてあげてください。

母乳が原因って本当?

脂分や糖分が偏り過ぎた時の母乳は、当然脂肪分や糖分が高くなってしまいます。それをそのまま赤ちゃんが摂取するので、母乳が原因でニキビができるということも十分に考えられます。

湿疹の原因は色々と考えられるので「コレ!」と断定するのが難しく、母乳が原因だと断定することはできません。ですが、お母さんがバランスの良い食事を心がけることで質の良い母乳が作られ、赤ちゃんの身体を健康に保つことは確かです。

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赤ちゃんニキビはできてもあせらなくて大丈夫

真っ白なマシュマロのような赤ちゃんの肌に突然白いブツブツができると心配になりますよね。でもほとんどの赤ちゃんが一度は経験する症状ですし、白ニキビであれば清潔にケアしていれば自然に治っていくので焦らなくても大丈夫です。
どうしても気になるようであれば、病院で診察を受けましょう。お母さんのストレスはそのまま赤ちゃんのストレスになってしまうので、大した症状ではなくても安心を買うつもりで受診することをおすすめします。

自分で判断すると心配事が尽きませんが、病院で診察を受ければ安心できますし、精神衛生上も良いでしょう。