スキンケアを朝行う目的は2つ!朝と夜で変えるべき理由は?

朝ってちゃんとスキンケアするべき?​

​眠い朝は時間がなくてスキンケアがおろそかになりがち。夜と同じ方法をすると時間が掛かってしまいますよね。では、朝と夜のスキンケアはどう変えれば良いのでしょうか。朝のおすすめスキンケア方法と時短テクニック、そして男性のスキンケア方法を私はるこ先生が調査してみました。

夜と違う!朝のスキンケアの目的2つ

​寝ている間に出た皮脂を洗い流す

​人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。この時分泌された汗が皮脂と混ざり合う事で皮脂膜となり肌表面を守るバリアとなるのですが、これが時間を経て古くなると肌に悪影響を及ぼしてしまいます。これは皮脂の約60%を占めるトリグリセライドという物質が『変性皮脂』という物質に変わる為です。

この『変性皮脂』は肌のバリア機能と保水力を低下させ、毛穴の拡張を促してしまうなどといった肌に悪影響を及ぼします。常に皮脂は肌から分泌されている為、寝ている間はこの変性皮脂が生成されやすい状態。朝、毛穴が開いているのはこの変性皮脂も原因の一つ。その為、洗顔は朝のスキンケアにとってとても重要となってきます。


朝は汚れが少ないからと言って水のみの洗顔では油である皮脂は落としきれませんので、鼻やこめかみ、アゴなど皮脂の分泌が盛んなところを重点的に洗顔料で洗顔する事をおすすめします。この朝の洗顔で皮脂が綺麗に取れているかどうかで、昼間のメイクの持ちも各段に上がります。​​

保湿をして化粧崩れを防ぐ

化粧崩れは『過剰な皮脂』と『乾燥』が大きく影響しています。特に乾燥には要注意。乾燥が原因で肌が過剰な皮脂分泌を起こす場合がある為、二次被害を起こさない為にも乾燥には気を付ける必要があると思います。肌の乾燥を防ぐ保湿方法として、朝も化粧水だけでなく乳液やクリームなどの手順を省かないようにする事をおすすめします。

これは化粧水で保湿した後の肌にフタをし、肌に浸透した水分を逃がさないようにする為です。この保湿が上手く出来ると、夕方の仕事帰りまで化粧崩れのない肌にする事が可能となるでしょう。もう一つ、過剰な皮脂についても保湿が肝心です。過剰な皮脂分泌は生まれ持った体質や環境などさまざまな原因が考えられますが、中でも注意したいのがインナードライです。

これは角質層が十分に保湿されていない時に起こる現象で、肌の内部が乾燥している事により、体が自ら肌を守ろうと皮脂を分泌し始めます。これが皮膚表面に出てくることにより皮脂分泌が過剰になってしまい、化粧崩れを引き起こすのだそうです。これを防ぐためにもまず保湿は必要不可欠と言えるでしょう。

スキンケアを朝と夜で変えるべき場合

​夜に美白化粧品を使っている場合

​一般的に美白化粧品は夜に行うのが良いとされています。その理由は肌のターンオーバーは脳から分泌される成長ホルモンが引き金となり行われる為です。様々な研究結果からこの成長ホルモンは私たちが寝ている間に分泌されている事がわかっています。このホルモン分泌のタイミングと化粧品の使用を合わせる事でより効果的な美白効果を図るのです。

特に、ハイドロキノンを​配合している化粧品の場合、夜のみに使用するのが望ましいでしょう。このハイドロキノンはメラニン抑制作用があり、シミやそばかすの原因であるメラニンを抑え込む効果があります。その為、美白にはとても効果的なのですが、日中の紫外線に弱くなってしまう為、夜の日が沈んだ後に使用するのが良しとされているのです。

夜にオイルを使っている場合

​夜のオイルケアも最近注目されているスキンケア方法の一つです。ここで言うオイルはホホバオイルなど純度の高いものや専用に作られた美容オイルを指します。これらのオイルは長時間空気に触れても酸化されにくく、使用量も少量とされているものが殆どです。

ですが、油分を肌の上に乗せたままにしていると冒頭で説明した変性皮脂に変化する可能性が大きくなります。皮脂膜として肌を守るどころか肌を傷つけてしまう恐れがあるのです。その為、夜にオイルケアした朝は洗顔し十分な保湿をする事が望ましいでしょう。

朝スキンケアのおすすめの順番

​洗顔を行う

​朝は洗顔が必要不可欠。寝ている間に分泌された皮脂を取り除くためにも、起きた後に肌を清潔にする必要があると思われます。この洗顔方法は人によってさまざま。特に肌質によって洗顔方法が変わってきます。

乾燥肌の人

​肌が乾燥しやすい方は、洗顔料で顔を洗うのは控えるのが望ましいです。理由は、まず乾燥肌の人は皮脂自体が少ない点にあります。人の肌は皮脂膜によってバリア効果をつけているのですが、乾燥肌の人は皮脂が少ない為このバリア効果が低くなりがちです。この乾燥肌の人が洗顔料で顔を洗ってしまうと必要な皮脂も一緒に洗い流されてしまいます。

そんな乾燥肌の人におすすめするのが拭き取り化粧水。最近注目を集めている拭き取り化粧水は、余分な皮脂はもちろん寝ている間に行われたターンオーバーで浮き上がった古い角質も一緒に除去する効果があります。

オイリー肌・混合肌の人

​オイリー肌や混合肌の人は、洗顔料で皮脂を洗い流す事が望ましいです。この2つの肌質は皮脂の分泌が正常、もしくはそれ以上となっています。その為、肌の上で変性皮脂が生成されやすい状態にあります。これを防ぐために洗顔をするのですが、洗顔料よりも固形石鹸で洗顔する事をおすすめします。固形石鹸は油分が少なく、肌の必要な油分も一緒に洗い流される可能性が低くなっています。その為、皮脂を取り除きすぎるという事が少なくなり、その後の保湿が効果的に行われやすくなります。

化粧水をつける

​朝のスキンケアで大事な事は保湿。この保湿が十分に行われないと肌が乾燥してしまいインナードライ肌になってしまったり、冒頭で触れた化粧崩れを頻繁に起こしてしまうようになります。その為、朝の保湿は夜よりも十分にする必要があると言えます。

化粧水を効果的に肌に浸透させるためには、1回で使用する量を複数回に分けて行うと良いそうです。手で優しく覆うようにケアすると手の温度によって肌に馴染みやすくなるという事です。ただし、手のひらでのケアは清潔な状態で行わないと雑菌や汚れが肌に付着してしまったり、化粧水の付け方にムラが出来てしまうというデメリットもありますので、気になる方はコットンでのケアを視野に入れても良いでしょう。

美容液をつける

​美容液は保湿にプラスアルファする為のスキンケア用品。更なるうるおいや美白、アンチエイジングとその商品によって効果はさまざまありますが、朝のスキンケアで特におすすめしたいのが保湿美容液です。朝は特に保湿が必要となりますので、化粧水の上から更に保湿する事で、肌の保水力を高める事が出来るでしょう。特におすすめしたいのがセラミドとヒアルロン酸が配合されている美容液です。

この2つは肌の角質層に水分を抱え込み、保湿力を高める効果がある為です。テクスチャーも軽いものが多く使用感がさっぱりしているので、購入の際に成分表を確認しケアすると良いでしょう。

美容液の中で気を付けて頂きたいのが美白美容液。これにはハイドロキノンが配合されているものが多く、この成分によって肌が紫外線に弱くなってしまうので、朝のケアには使用しない事をおすすめします。

乳液をつける

​化粧水・美容液と肌に十分な保湿をした後は、乳液で肌にフタをします。せっかく化粧水で保湿をしてもそのままにしておいては肌の角質層に至る前に蒸発してしまいます。その為、乳液のケアはスキンケアにおいて必要不可欠であると思います。この乳液は大きく分けて『保湿乳液』『UV乳液』『ティント乳液』の3つの種類がありますが、肌に浸透させた水分を外部に逃がさない為には保湿乳液を使用する事をおすすめします。

保湿乳液の多くにはセラミドが配合されている為、肌にフタをしつつ保湿も行えるタイプの乳液なのだそうです。これで朝の十分な保湿が行われるでしょう。因みに、ティント乳液は乳液の保湿効果に化粧下地を加えたものですので、保湿が十分なものを選べばこのティント乳液でもケアは可能だと思います。

気を付けて欲しいのが、UV乳液。これは紫外線をカットする成分が配合されている乳液です。この成分の中にメラニン抑制作用のあるハイドロキノンが配合されているものは朝のケアに適しませんので、出来るだけ避けるようにして下さい。

時短したい人のための朝スキンケア

​オールインワンジェルを使う

​時短テクニックの強い味方としておすすめしたいのがオールインワンジェル。これは、基礎化粧品である化粧水・美容液・乳液の役割を一つにまとめた化粧品の事です。3つのステップを1つに短縮し、普段の3分の1の時間でスキンケアを行う事が可能です。これにより、時間のない朝に効率の良いスキンケアが可能となるでしょう。ただし、たくさんの特色を持ちすぎてどれがいいものなのか、何を基準に選んだらいいのか、悩む方が多くいると思います。

そんな時に目安として欲しいのが保湿面。やはり肌には1に保湿、2に保湿と何よりも保湿が肝心要の要素となってきます。その為、どれを購入したらいいのか悩んでいる方はセラミドヒアルロン酸が配合された保湿特化タイプのオールインワンジェルを選ぶと良いでしょう。オールインワンジェルは朝の洗顔後、いつもの化粧水を行うタイミングで使用すると良いでしょう。

シートパックを使う

​時間のない朝に時短テクニックを行うならシートパックは外せません。これによってながらスキンケアが可能となります。朝顔を洗った後にシートパックを顔に貼り付けます。これにより手が空きますので、保湿されている時間を使って歯磨きをしたりご飯を食べたり着替えたりと、朝の準備を保湿と同時に行う事が出来ます

シートパックは化粧水の後、美容液ケアするタイミングで貼り、指定された時間を守って使用して下さい。その後、乳液でケアし基本のスキンケアは終了です。このシートパックもセラミドヒアルロン酸の配合された保湿効果のあるものを使用するのが良いでしょう。反対に、ハイドロキノンが配合されているものは避けるようにした方が良いと思います。

男性も必須!朝スキンケアの方法

​髭剃りを行う

​男性のスキンケアをする上で重要なのは肌へのダメージを最小限に抑える事。そこで気を付けたいのがこの髭剃りの作業。最近ではメーカーが刃の構造を練ったり等して安全で負担の抑えた設計となっているようですが、朝一番に行う髭剃りはどうしても直接カミソリが肌に触れてしまう為ケアの中でも特に肌への負担が大きくなってしまう作業です。

敏感肌の方や剃る頻度の高い方は肌が赤くなったり荒れてしまう事もあると思います。その為、髭剃りの際はシェービングクリームやローションを十分に塗布した後に行う事をおすすめします。髭剃りは人によってケアの頻度も変わってくると思いますが、注意点は一緒です。肌への負担を一番に考えケアを行う事が重要です。

洗顔をする

​夜に分泌された皮脂や汚れを洗い落とす為に、男性も洗顔する事をおすすめします。女性同様、男性も出来れば水洗いではなく固形石鹸など油分の少ない洗顔料を使用して顔の皮脂を洗い落とすのが良いでしょう。洗顔料で洗った方がさっぱりした感じは出るかもしれませんが、必要な油分も洗い落としてしまう可能性が高いので出来るだけ洗顔料は避けて下さい。​そして、洗い方について男性に気を付けて頂きたいのが、ゴシゴシ洗いは避ける事です。

よくテレビのコマーシャルなどで俳優さんが男らしく洗い上げる演出がありますが、あれはあくまで演出上のものであって、実際は洗顔方法として適していません。顔面の皮膚はとても薄くデリケートに出来ています。これは女性も男性も同様。その為、擦るように洗うのではなく優しく包み込むように洗う方が良いでしょう。意識としては、手ではなくきめ細かく泡立てた泡で洗うよう心がけて下さい。

化粧水をつける

洗顔後は保湿のステップに移ります。男性も肌が乾燥してしまっては肌トラブルの元となりますので、保湿はとても重要となります。​特に、髭剃り後は肌がとても敏感になっている為、十分保湿する必要があると思います。化粧水のケアは女性同様、肌に潤いを与える為にセラミドヒアルロン酸を中心とした保湿化粧水を選んで使用する事をおすすめします。

この時、肌を滑らせるように塗るのではなく、肌に浸透させる事を意識して沁み込ませるようにケアして下さい。手のひらでのケアも肌馴染みをよくする為とてもよい方法ですが、手を清潔にしてからケアするよう注意して下さい。

男性は女性よりも手のケアを怠りがちですので、ケアの前に一度手を洗う事を癖付けるのも効果的かもしれません。可能であればコットンでのケアをすると、肌を清潔に保ったままムラなくケアする事が出来ます。肌に塗布するのではなく保持させる事が保湿の正しい意味と言えるでしょう。

男性用の乳液をつける

​男性にも乳液のステップは必要です。なぜなら、化粧水で保湿した後は乳液でフタをしなければ、せっかく肌に浸透させた水分を逃がしてしまう事になる為です。この肌の水分の蒸発を防ぐために、乳液は欠かせません。特に乾燥肌・混合肌の人は肌から水分が出ていきやすい肌質ですので、乳液で保湿の最終ケアをする事をおすすめします。このステップがあるかどうかで肌の保水力が格段にアップすると思います。肌の保湿力を上げる為にも乳液でのケアは欠かせないでしょう。

スキンケアを朝だけ行うのはアリ?ナシ?

ナシ!
男性はメイクをしませんが、日中活動中の汚れがこびり付いています。
この汚れを落とす為に夜も洗顔した方が良いと思います。
ともなって、スキンケアも必要。
洗顔で清潔になった肌に保湿を行い、寝ている間にターンオーバーを促し、健康的な肌にした方がいいと思います。

朝のスキンケアで肌を汚れから守ろう 

時間のない朝こそスキンケアは欠かせません。朝の肌のケアで、寝ている間に分泌された皮脂を取り除き肌を清潔にする必要があると言えるでしょう。そして、十分な保湿を行う事で日中の化粧崩れを防ぐ効果も期待できます。時間がないからと言ってケアを省くのではなく、時短テクニックなどを利用し十分そして適切にケアをし、肌を清潔に保ちましょう。

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