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痛いなら白ニキビ以外の可能性大!

間違った認識でニキビが悪化!こんなトラブルを回避すべく、水野春子がニキビの謎に迫ります。今回ご紹介するのは、誤解されがちな白ニキビ。白ニキビは、白色ではなく肌に近い色をしていることを知っていましたか?多くの人が白ニキビだと勘違いしている白く痛みを伴うニキビは、実は黄ニキビと呼ばれるもの。
白ニキビと黄ニキビはケア方法が違いますので、誤った認識のまま治療を開始するとニキビを悪化させてしまうかも…。ドキッとした方は、私と一緒に白ニキビと黄ニキビの見分け方と正しいケア方法を学びましょう。


白ニキビに似ている黄ニキビ、違いとはなに?
間違いやすい白ニキビと黄ニキビ。まずはこのニキビの違いを学び、見分けられるようになりましょう。
顔の白ニキビは痛くないニキビ
通常であれば、みなさんのお顔にできてしまう白ニキビは、痛みを伴いません。白ニキビは、簡単に言ってしまうとニキビの赤ちゃん。白いニキビを指すのではなく、粒のように小さく膨らんでいるだけで色も痛みもなく、炎症も起こっていないニキビの初期段階を白ニキビと呼ぶようです。
白ニキビは放置していると目立つ黒ニキビや赤ニキビに成長し、そしてさらに成長すると治りにくい黄ニキビになるとされているので、早々にケアすることが大切です。また、白ニキビの内に完治させることができると、ニキビ跡が発生しにくいとの特典もあるので、早期発見早期ケアに努めてください!
白くて痛いのは「黄ニキビ」だった
白く膿んで痛みを伴うニキビ。多くの人が白ニキビだと勘違いしているのは、このタイプのニキビです。けれど、この白く膿んだニキビは白ニキビではありません。黄ニキビと呼ばれるものです。黄ニキビには、「ドロッとした白っぽい膿が溜まっている」「部位によっては痛みを伴うことがある」「目立つ」といった3つの特徴があります。また、黄ニキビは赤ニキビがさらに炎症したものとされていてます。そのため「膿の周りが赤く炎症している」ことも多く、これももう1つの特徴と考えていいようです。
そしてこの黄ニキビはかなり厄介で、適切なケアを行わないとクレーターや色素沈着といったニキビ跡が発生してしまうと専門家が警告しています。特に押しつぶしたり、膿を押し出したりする行為は危険。やってしまえばニキビ跡は避けられないと考えた方がいいでしょう。
白ニキビと黄ニキビの見分け方
白ニキビはできたばかりの赤ちゃん。黄ニキビは、赤ニキビが悪化したもの。それぞれ特徴があり、すぐに見分けることができそうでしたね。しかし、念には念を入れて、もう少し詳しくそれぞれの特徴を掴んでおきましょう。
小さな盛り上がりが白ニキビ
専門家によると、白ニキビはとても小さく、色も痛みもないとのこと。肌に触れてはじめて「あれ、ちょっと盛り上がってるかな?」と気づくこともあるほど目立ちにくいニキビだと言います。また、人によっては1つだけポツンと発生するよりも、近くにプツプツと複数発生することもあるようです。
痛みのない小さな肌色のプツプツがあったら、それは白ニキビの可能性が高いと覚えておくといいでしょう。また、おでこは同時に複数個発生しやすいとの報告もあります。
膿んで膨らみがあれば黄ニキビ
目立ちにくい白ニキビと違い、黄ニキビはすぐに発見できるほどポツッと飛び出しています。ただ膨れているだけでなく、白く膿み、大抵の場合その膿の周りが赤く染まっているので、嫌でも人目を引くのが特徴でしょう。また発生した部位のよっては痛みを伴う場合もあるとされています。特に耳などは痛いようです。ポツッと膨らみ、白く膿んでいる。この特徴が見られたら黄ニキビを疑いましょう。
ニキビが痛くなる原因
それでは、今度は害の少ない小さな白ニキビが、どうやって黄ニキビまで発展していくのかをご紹介していきます。
痛いニキビは炎症を起こしている
通常、ニキビは徐々に悪化して大きく、そして色が濃くなると言われています。ですので、突然現れたかのように思える色付きの大きなニキビも、前触れを見逃したために悪化させてしまったものだと考えられます。みなさんは、もうこの前触れがどんなものかお分かりになりますよね。そうです。先ほどご紹介した白ニキビ。これこそが色付きの大きなニキビの元なんです!
ニキビは色別に分けると白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビの5つに分類され、多くの場合は白ニキビから以下の順で悪化していくと言われています。
- 毛穴に皮脂が溜まり白ニキビが発生
↓
- 白ニキビ内の皮脂が酸化して黒ずみ黒ニキビ化
↓
- 酸化した皮脂を栄養にアクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤ニキビ化
↓
- アクネ菌に加え黄色ブドウ球菌も増殖し、赤ニキビがさらに炎症して黄ニキビ化
↓
- 黄ニキビが悪化して紫ニキビ化
専門家の間では、炎症が起こっていない状態の白ニキビから黒ニキビまでを「ニキビの初期」と分類する傾向があります。そして、この初期状態の内に正しいケアを行えば、跡を残さず速やかにニキビを治すことができるとの考えが共有されているようです。逆に炎症を起こしてしまった赤ニキビ以降は治療が長期化しやすく、後が残りやすいとの認識も広く共通されているようです。また、炎症を起したニキビは痛みを伴うケースもあるとの指摘や、炎症がひどくなればなるほどニキビ跡ができる可能性が上がるとの指摘もされています。
黄ニキビは肌の奥まで傷ついた状態
黄ニキビは、赤ニキビがアクネ菌と黄色ブドウ球菌の増殖によってさらに炎症してしまった姿。ニキビが化膿して、濁った膿が溜まっている危険な状態だと言われています。毛穴の奥まで炎症が広がっていて、膿を出せば解決といかないほど肌がダメージを追っている状態だと指摘されていますので、自身で膿を出そうとはしない方がいいでしょう。


痛い黄ニキビの治し方
黄ニキビは、素人判断で簡単に完治できるようなニキビではありません。ケア方法を誤れば、クレーターや色素沈着といったニキビ跡の発生は避けられないものと考えてください。また、根元から解決しなければ、何度もニキビの発生を繰り返すことにもなるようです。医師も黄ニキビまで悪化してしまったら、自分でどうにかしようとするよりも、医師の診察を受けるように推奨しています。このように黄ニキビは、皮膚科医から適切な治療を受けるのが1番。ニキビぐらいでと思わずに、診察を受けることをおすすめします。では、いったい病院ではどんな治療を勧められるのでしょうか?今度はこの疑問を解決していきましょう。
塗り薬で治療
肌の奥まで炎症を起こしている黄ニキビ。皮膚科ではこの黄ニキビに対し、炎症の原因でもある菌を抑える治療、そして炎症自体を抑える治療を行っているようです。炎症を抑えるための塗り薬を処方されることは多いようですね。薬によって使用するタイミングなどの注意が異なりますので、必ず医師、もしくは薬剤師の注意事項をきちんと聞くように心がけてください。
飲み薬で治療
病院で行われる治療では、塗り薬と同時に内服薬(飲み薬)を処方されることも少なくないようです。内服薬には、急速に炎症を抑える効果が見込めるものがあるそうで、症状や体に合う場合、適切な内服薬が処方されるとのこと。塗り薬と内服薬を同時に用い、急速に炎症を抑えていくことができるのは、医師による治療ならではの大きなメリット。すぐにでもニキビを目立たなくさせたい人ほど、恩恵を得られるはずです。また、内服薬の中にはアクネ菌を抑える効果が見込めるものもあるそうです。このような薬もニキビの状態に合わせて勧めてもらえますので、やはり私たちが独断でケアするよりも、ずっと早くニキビを治すことができるでしょう。
病院での治療は、通院の手間とコストの関係で嫌厭する人もいるかもしれません。しかし、黄ニキビをキレイ且つスムーズに完治させるためには、医師の治療を受けることが1番いい方法です。黄ニキビはこれまでお伝えした通り、クレーターや色素沈着といったニキビ跡が発生する可能性が非常に高いニキビです。社会人にとっては通院時間の確保は難しいかも知れません。しかし、よほどひどい状態でなければ、1度の診察で薬を処方されて終えることも可能です。悪化したり量が増えたりする前の早い段階で診察を受け、早々に治療を開始することをおすすめします。
それに黄ニキビの治療で処方される塗り薬や内服薬は、基本的に保険が適用されるもののようですので、コスト面も安心です。
皮膚科で治療
注射による治療
皮膚科では塗り薬と内服薬を用いた治療の他に、ステロイド注射による治療も行うことがあるそうです。ただこれは一般的ではなく、非常に炎症が強い場合など、一定の条件が重なった場合の治療法のようですね。ニキビの治療に注射とは驚きですが、ひどい黄ニキビをクレーターや色素沈着を避け、速やかに治すためには必要になってしまうのでしょう。注射が苦手なみなさんは、こうなる前に早く医師の診察を受けてしまいましょう!
レーザーによる治療
注射の他には、レーザーによる治療法があるとされています。ただ、これは保険適用外の治療法の可能性が高く、医療費が嵩むことを覚悟しなければなりません。
漢方による治療
珍しい治療法ですが、治療の補佐に漢方を用いるケースもあるようです。
白い膿が出たときの対処方法
おすすめできませんが、黄ニキビは潰して行う治療法があると言われています。しかし、これは推奨されていません。知識のない人が行うと、ほとんどの場合クレーターや色素沈着が発生するからです。黄ニキビは、潰さないように心がけてください。ついうっかり潰してしまった場合は、出てきた膿をそっと拭き取り、刺激を与えたり、手で触ったりしないように注意を払ってください。化粧水さえ強い刺激になりかねないと言われていますので、日焼け止めやファンデーションは避けた方が無難でしょう。早々に皮膚科医に相談し、対策を取ることをおすすめします。
黄ニキビにオロナインは使わない
黄ニキビの治療にオロナインを使っている人がいるようですが、これは医学的根拠に基づいたものではなさそうです。いろいろ調べてみましたが、推奨している専門家も見当たりませんでした。さすがのオロナインでも、黄ニキビには効果がないのかも知れませんね。
膿んだ黄ニキビは潰す方が良い?!
膿んだニキビは潰した方がいい、という噂が独り歩きしています。しかし、この噂を盲信してはいけません。炎症を起こしたニキビを不用意に潰してしまうと、高い確率でニキビ跡が発生してしまうのです。
黄ニキビを潰すメリットとデメリット
先ほども触れましたが、黄ニキビは潰さないことをおすすめします。膿んでしまったほどのニキビを知識のない人が潰した場合、ほぼ間違いなくクレーターや色素沈着などが発生するようです。多くの医師も黄ニキビは潰さないように忠告しています。黄ニキビを潰した場合、膿が出て腫れが引きますが、得られる効果はそれだけです。後に控えているニキビ跡のデメリットを考えれば、潰すメリットはほぼないと言えるでしょう。
潰して良い黄ニキビの見分け方
「この黄ニキビなら潰しても良い」というような情報を得たとしても、すぐに信じてはいけません。実行する前に情報源を確認してください。十中八九医師の発言ではないはずです。黄ニキビの治療では、医師も条件が揃っていないかぎり潰さないようです。それに黄ニキビは、毛穴の奥まで炎症していると言われているニキビ。専門知識のない私たちが、表面だけを見て潰していい悪いを判断できるはずがありません。大変難しいケア方法ですので、潰さないことをおすすめします。
危険の少ない潰し方
素人が黄ニキビを潰すのはとても危険。ニキビ跡だって、黄ニキビに引けを取らないほど目立ちます。それでも「ニキビ跡が残ってもいいから、どうしても潰したい」と言うのであれば、以下の方法が存在します。
黄ニキビの潰し方
- 潰したい黄ニキビの表面に消毒済みの針を極浅く刺す
- 清潔な指でそっと膿を押、ほんの少しだけ表面の膿を出す
- 清潔なガーゼで膿を拭き取る
- 傷口のケア
医師が推奨しているわけではありませんが、これが一般に知られる黄ニキビの潰し方です。針は表面に刺すだけで、深く刺さない。そして膿はほんの少し押し出すだけ。この2点を守ることで、もしかしたらニキビ跡が軽減できるかもしれないとの噂です。しかし、あくまで噂。鵜呑みにしないようにしてくださいね。それから、ニキビ跡を覚悟のうえでこのケア方法を試すのなら、清潔なツールを用いてください。
また、しつこいようですが、黄ニキビを潰す行為はおすすめできません!この方法を自分で試す前に、医師に相談してみてください。条件が揃っていれば、潰してくれるケースもあるようです。潰せない場合でも、他の治療法を提案してくれるかもしれません。黄ニキビは皮膚科での治療が1番。このことを忘れずにいてください!


痛いニキビを作らない!白ニキビの治し方
ニキビは炎症前、それも白ニキビの内に治してしまうのが、1番後を引かないいい方法だと言います。そこで今度は、白ニキビの治し方をご紹介していきます。
正しい洗顔と保湿の徹底
洗顔は日に2回まで
ニキビを発見すると、「油分を落とさなきゃ!」と日に何度も石鹸で顔を洗ってしまうかもしれません。しかし、ニキビの改善においてこれはNG。何度も洗顔していると、角質層を乱してしまう可能性が高くなってしまいます。角質層が乱れると、他の肌トラブルまで呼び寄せてしまいますので、絶対に避けましょう。洗顔は朝晩の日に2回で充分。ニキビができてしまっても、増やさないようにしてください。
泡の流し忘れに注意
洗顔回数と同様に、洗顔方法も大きく変える必要はありません。いつも通り、洗顔フォームをたっぷりと泡立て、手のひらではなく泡で洗うように、優しく洗いあげるのが基本です。オイリー肌さんでも、これに加えてTゾーンやニキビが発生した箇所を重点的に洗うなどしてみるぐらいでOKです。ただ、注意して欲しいことも1つ。それは泡の流し忘れです。泡が残っているとニキビが悪化する原因になってしまうかも。生え際近くのおでこや耳付近にニキビができやすい人は、この流し忘れの泡が原因になっている確率が高いとも言われているんです。ですので洗顔後は、肌が泡でヌルヌルしていないか確認するように心がけてください。
保湿を欠かしてはダメ
油分を増やすわけにはいかないとの理由で保湿作業を疎かにしてしまうのは、絶対にしてはいけません。ニキビケアにおいて保湿はとても大切だと言われています。特に乾燥肌さんが保湿を疎かにすると、逆にニキビを大量発生させてしまう原因になりかねませんので、気を付けてくださいね。
ニキビ用の基礎化粧品でケア
コストがかかりますが、ニキビができたら基礎化粧品を変更してみることをおすすめします。肌の奥まで水分を届ける言われているヒアルロン酸や人型セラミドなどの成分が配合された化粧水やクリームをチョイスするのがいいでしょう。ただ、それ以上におすすめなのが、ニキビ用の基礎化粧品。ニキビを炎症させるアクネ菌対策を講じていたりと、通常の基礎化粧品には配合されていない成分により改善が早まる可能性が高まります。
オイルにご用心
ブースターやクリームの代わりにオイルを使用している方は、ちょっとご用心。特にオーガニック系のオイルなのですが、中性脂肪が含まれているケースがあるようです。中性脂肪はニキビを炎症させるアクネ菌を助けてしまうとの指摘がありますので、ニキビケアを終えるまで使用を控えることをおすすめします。
ホルモンバランスを整える
ニキビ発生の最たる原因の1つに、男性ホルモンの過剰分泌が挙げられています。そのため、皮膚科でもニキビ治療に女性ホルモンの投与を行うケースもあるそうです。白ニキビが広範囲に大量にできる方は、この男性ホルモンの過剰分泌が疑われているので、積極的にホルモンバランスを整えていきましょう。男性ホルモンはストレスや食生活の偏りで増加するとの話ですので、リラックスできる環境を整え、女性ホルモンの分泌を助けるとされる大豆イソフラボンを含む食品を摂るように心がけましょう。ちなみに大豆イソフラボンは、大豆や大豆加工食品に多く含まれています。
糖分・油分の多い食事は避ける
ニキビケアには、食生活の改善も有効だとされています。油物を控えるだけでも皮脂の過剰分泌を緩和できると考えられていますので、オイリー肌さんは積極的に改善していきましょう!また、油物以外にも、お肉に多く含まれる飽和脂肪酸の摂取を減らすことも効果的だとの指摘もあります。飽和脂肪酸はお肉の他に、バターや生クリーム、クリームチーズ、ホイップクリームなどに多く含まれるとの調査結果が出ていますので、甘い物も控えてみましょう。
代わりに大豆イソフラボンを含む豆腐や豆乳、そしてビタミンを多く含む野菜やフルーツを積極的に摂取するようにしてみてください。
白ニキビ治療に薬は不要
黄ニキビは皮膚科での治療が1番ですが、白ニキビはホームケアで充分対応できるとのことです。専用の薬が必要になることもありません。白ニキビは炎症を起こしていませんので、炎症を抑えるニキビ薬を塗ったところであまり意味がないようです。なので、市販のニキビ薬を購入するお金をニキビ用の基礎化粧水代に回してしまいましょう。
また、皮膚科では専用の道具で白ニキビに穴をあけて角質を取り出す治療法を行うことも珍しくないようです。黄ニキビとは真逆で驚きますね。ただし1度に大量に潰すと、保険が利かなくなってしまうこともあるそうなので注意も必要です。そしてこの治療法を参考に、アクネプッシャーという名の専用道具を用い、自宅で白ニキビを潰している方も見受けられます。アクネプッシャーは、薬局などで販売されています。比較的安価な物はコメドプッシャーと呼ばれていることも多いようです。あまりおすすめしませんが、ご自宅で白ニキビを潰す場合は、決して爪で行わず、清潔なアクネプッシャーもしくはコメドプッシャーをご利用ください。ただ、おすすめは毎日のスキンケアによる自然ケア。ご自身で潰す行為は、最後の手段にしてください!


ニキビ対策におすすめスキンケア3選
黄ニキビの治療は本当に大変だということが分かりましたね。ニキビは黄ニキビまで悪化させる前に、素早く治してしまうのがベスト。だからこそニキビに気づいたら、すぐにニキビ用の基礎化粧品でケアを開始することが大切です。ただニキビ用の基礎化粧品も種類はさまざま。本当に効果のあるニキビ用化粧品を探すことからはじめなければいけません。
そこでみなさんにだけ、ニキビケアに特化した商品の見分け方をご紹介します。見分け方は、実はとても簡単。「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるかチェックするだけです。白ニキビは専門用語でコメドとも呼ばれます。「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記のある商品は、検査でそのコメド(白ニキビ)の発生を抑えることができると証明した商品にのみ表記が許されているのです。全ての人に効果があるわけではありませんが、きちんとコメド対策を行っている証拠に違いはありません。今からこの「ノンコメドジェニックテスト済み」の基礎化粧品の中から、さらに嬉しい効果がプラスされているスペシャルな商品を3種類ご紹介していきますので、化粧品選びの参考にしてください。
ノブAC
基本情報
商品名 | NOV ACアクティブ トライアルセット |
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セット価格(初回限定) | 1,500円(税別) |
セット内容 | 化粧落とし・洗顔料・化粧水(モイスト)・化粧水(ノーマル)・乳液 |
内容量 | 化粧落とし20ml・洗顔料15g・化粧水(モイスト)20ml・化粧水(ノーマル)2ml×2・乳液6ml |
ニキビタイプ | 大人ニキビ向け |
備考 | ノンコメドジェニックテスト済み |
サリチル酸でアクネ菌を殺菌!
NOV(ノブ) ACアクティブはコメド対策だけでなく、炎症の原因となるアクネ菌の対策まで講じられたシリーズです。アクネ菌の抑制が見込まれているサリチル酸が洗顔フォームと化粧水に配合されています。ニキビの予防だけでなく、発生してしまってからのケアにも効果が見込める嬉しいシリーズなんです。
潤い成分配合だから乾燥肌さんも安心!
ニキビ用の基礎化粧品はさっぱりタイプが多く、保湿効果にやや疑問が残る商品も。乾燥肌さんの中には、これが原因でニキビ用の基礎化粧品を嫌厭している人もいるでしょう。しかし、NOV ACアクティブは、そんな人にこそ試して欲しいシリーズ!注目度の高い潤い成分を複数配合しています。例えば、化粧水には一説ではヒアルロン酸よりも保湿効果があるとされているリピジュア(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液)が配合されていますし、乳液にはヒアルロン酸とセラミド3(N-ステアロイルフィトスフィンゴシン)が配合されています。どれも保湿効果が高いと言われる成分ですので、潤い補給もバッチリ。乾燥肌さんも安心してニキビケアが行えます!
敏感肌さんにも嬉しい低刺激!
NOV ACアクティブは、無香料・無着色料にこだわったシリーズ。人工香料や人工着色料にアレルギー反応を起してしまう敏感肌さんも安心してご利用いただけます。さらに洗顔フォームと化粧水はオイルフリーですので、さらに低刺激。試してみる価値は充分にありますね。

プロアクティブ+
基本情報
商品名 | プロアクティブ+ |
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通常セット価格 | 7,900円(税込) |
初回セット価格 | 4,900円(税込) |
セット内容 | 洗顔料・美容液・クリーム |
内容量 | 洗顔料60g・美容液30g・クリーム30g |
備考 | ノンコメドジェニックテスト済み |
ニキビとお肌の赤身に対応!
プロアクティブ+にもアクネ菌の抑制を目的としてサリチル酸が配合されています。洗顔料、美容液、クリームの全てにサリチル酸が配合されているので、ひどいニキビ肌さんはこちらで集中ケアしてみるといいかもしれません。またニキビ以外に、お肌の赤身にも対応するとの触れ込みもあります。お肌のトラブルを抱えている人はぜひチェックしてください。
植物由来で優しく保湿
前身のプロアクティブの噂を信じていると、保湿効果に不安を抱くかもしれません。しかし、改良が進められたプロアクティブ+の口コミを見てみると、保湿効果は充分得られている様子。植物由来の保湿成分だから肌へのダメージも少ないとの声も寄せられています。実際にプロアクティブ+の成分をチェックしてみても、植物由来の潤い成分が複数配合されているのが確認できました。

ルナメアAC
基本情報
商品名 | ルナメアAC 1週間お手入れキット |
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セット価格 | 1,080円(税込) |
セット内容 | イク落とし・洗顔料・化粧水(ノーマル)・化粧水(しっとり)・ジェルクリーム |
内容量 | メイク落とし7回分・洗顔料14回分・化粧水(ノーマル)14回分・化粧水(しっとり)2回分・ジェルクリーム14回分 |
備考 | メイク落とし7回分・洗顔料14回分・化粧水(ノーマル)14回分・化粧水(しっとり)2回分・ジェルクリーム14回分 |
ニキビタイプ | 大人ニキビ向け |
独自の有効成分で保湿しながらニキビケア
ルナメアACでは富士フィルムが独自に開発した有効成分アクネシューターがニキビケアを行います。アクネシューターは、富士フィルムの新技術。浸透力が極めて高く、グングン肌の奥へと浸透して、必要な成分を必要な場所に送り込んでくれるのだと言います。そしてさらにこのアクネシューターはニキビケアだけでなく、潤い補給も同時に行ってくれるのだとか!高い技術を持つ富士フィルムならではのニキビケア化粧品。見逃す手はありませんね!
抜かりない保湿対策で乾燥ニキビにも効果的!
ニキビケアと同時に潤い補給も行ってくれるアクネシューター。しかし、ルナメアACの保湿対策はこれだけではありません。植物由来のハーバルモイストエキスを配合し、さらなる保湿対策を講じています!乾燥による大人ニキビに悩んでいる人にこそ注目して欲しいシリーズです!ルナメアAC公式サイト

【場所別】痛い白ニキビの正体
きちんとニキビケアをしているのに全く効果がない…こんな問題に悩まされている人は、ニキビでないものをニキビだと勘違いしている可能性があります。特に唇やデリケートゾーン、足にできた白くて痛みを伴うデキモノは、ニキビではない可能性が高いです。以下の内容を確認し、症状と見比べてみてください。
口周り
唇にできたポチンとした小さなデキモノ。ヒリヒリしたり、むず痒かったりしたら、それは唇ヘルペスの可能性が高いです。放っておくと赤味が増して水ぶくれのように大きく膨らんでしまうとのこと。しかもこの水ぶくれが潰れると、感染力のあるウイルスが拡散し、さらに数が増えることもあると言われています。そうなる前に皮膚科に行き、治療を開始することをおすすめします!
陰部
デリケートゾーンにも、もちろんニキビが発生することがあります。しかし、痛みや痒みを伴うデキモノの場合は注意が必要。ニキビではなく、毛嚢炎、化膿性汗腺炎、性器ヘルペスなどの可能性が捨てきれません。毛嚢炎、化膿性汗腺炎は皮膚科での治療が可能です。化膿性汗腺炎は悪化し慢性化が進むと、手術が必要になるとのことですので、恥ずかしくても早めに病院に行きましょう。
特に匂いが気になる場合は、化膿性汗腺炎の疑いが強まるそうです。膿を持っていて匂いがある場合は、化膿性汗腺炎を疑い、ひどくなる前に医師に相談してみてください。
また、化膿性汗腺炎は脇にもできることがあるようです。脇の匂いが急に気になりだした方は、プツプツができていないか確認してみる◎。毛穴が赤くなり、プツプツと腫れていたら化膿性汗腺炎を疑ってみましょう。悪化し慢性化する前であれば、薬で治すことができる皮膚トラブルだとされてますので、早め早めの行動が大切です。デリケートゾーン、脇の他、肛門の周りにも発生するようです。
そしてもう1つ性器ヘルペスですが、こちらは性感染症の1種とのこと。性別に関係なく発生すると言われています。こちらも恥ずかしいでしょうが、放置せずに専門機関で治療を受けることをおすすめします。
足回り
ニキビは体の至る所で発生します。脚も例外ではありません。足の指にできると痛みを伴うこともあるようです。けれど、ニキビ薬が効かないとなると、それはニキビではなく、毛嚢炎の可能性がでてきます。赤ニキビや黄ニキビに似ているため、ニキビだと勘違いしてしまうこともあるようです。疑問に思ったら、皮膚科で診断してもらいましょう。
痛いニキビは正しい治療で治そう
白ニキビと黄ニキビの見分け方は、みなさんマスターできたでしょうか?黄ニキビを白ニキビのように潰していまう行為はとても危険でしたよね。黄ニキビにまで悪化してしまったら、すぐに皮膚科に行って医師の治療を受けるように心がけてください。ただ、1番いいニキビケアは、害の少ない白ニキビの内にニキビ用基礎化粧品を使って集中ケアしてしまうこと!ニキビは悪化させないことが大切です。みなさんも白ニキビを見つけたら、すぐに集中ケアを行うようにしてくださいね!