ニキビ予防は角栓対策からスタート。基本編・薬・取る方法【まとめ】

ニキビと角栓の関係って?違いはなに?

皆さんはニキビや毛穴の角栓で悩んだ経験はありますか?毎日鏡を見るたびに凸凹した毛穴や、ニキビがあるとテンションが下がるものですよね。そしてまた、自分なりにケアしてもなかなかよくならないことってありませんか。治したいのに治らないという、とても悩ましい問題ですよね。

ここで、そんな角栓とニキビの関係を解明して、正しいスキンケアの知識を収穫しましょう。角栓やニキビのことを知ることができれば、なかなか治らないという肌トラブルの悪循環も改善されるかもしれません。きれいな素肌を一緒に取り戻しましょう。

角栓はニキビの第一段階

そもそも角栓とは毛穴の詰まり

角栓というものは一体何なのでしょうか。一般的に毛穴の詰まりを角栓と言います。角栓は、毛穴から分泌される皮脂と、古い角質が混ざり合ったもので、割合で言うと30%が皮脂で、70%がたんぱく質の古い角質です。また、メイクの洗い残しやほこりなどの外的な汚れが、更に毛穴を詰まらせ角栓をできやすくしてしまったりします。

そして、それが悪化すると角栓は黒ずみや赤みといった肌トラブルや、ニキビの原因や炎症を起こします。そのため、角栓は初期ニキビの第一段階と言えます。角栓を予防したり、綺麗に取り除くことがニキビにならないようにすることの最善の方法と言えるのではないでしょうか。

毛穴の奥でアクネ菌が増殖!

ニキビというのは、毛穴が詰まり角栓となったところに、皮脂を餌としてアクネ菌が増殖し炎症が起きた状態のことです。アクネ菌は空気が入らず、皮脂の多いところを好むため、角栓のような場所を好み、非常に増殖しやすいといえます。その中で、皮脂が悪玉菌により分解され、毒性の物質となり炎症を起こすことによってニキビができてしまいます。体質的にオイリー肌の人は特に角栓やニキビができやすいため、注意が必要です。

角栓からニキビになってしまったものは、抗酸化作用や殺菌作用のあるスキンケア用品や皮膚科で処方される薬、また、自分自身の食生活などの生活習慣を改善することで良くなります。まずは毛穴の詰まりである角栓にならないようにする心掛けが必要となります。正しいスキンケアと対策の化粧品などを吟味して改善方法を考えましょう。

角栓の原因とは

ターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーの乱れというのも角栓ができてしまう原因となります。

そもそも肌のターンオーバーとは、肌の内部で新しい細胞ができると、肌は形を変えながら肌の表面に押し出され、最後には役目を終えて垢として剥がれ落ちます。毛穴の中も同様に、ターンオーバーにより古いものと新しいものが入れ替わります。健康な肌であれば、このサイクルを約1カ月ほどかけて行います。

しかし、ターンオーバーが滞ると、古い角質がどんどん肌に溜まってしまうのです。また、加齢の影響で、ターンオーバーのサイクルが鈍くなり、肌の古い角質が残ってしまい、毛穴に残ることにより、黒ずみやごわごわした肌質になることもあります。つまり、古い角質が溜まり、皮脂と混ざり合って毛穴を塞ぎ、角栓になります。肌のターンオーバーを整えて、肌の乾燥を防せぎ、潤った肌にしておくことが角栓の予防になります。

過剰な皮脂

角栓ができる原因として、過剰な皮脂の分泌があげられます。本来、皮脂と汗が混ざってできる皮脂膜は肌を乾燥から守る役割をしていますが、肌が異常に乾燥して皮脂が足りないと察知すると皮脂膜は過剰に皮脂を分泌するようになります。その結果、皮脂がより多い状態となり、毛穴に皮脂が溜まり詰まった状態、つまり、角栓になるのです。

乾燥

肌は乾燥すると、肌を守り脂で乾燥を補おうと自然に皮脂を過剰に分泌します。乾燥すると肌は固くなり、毛穴の収縮も悪くなります。そこに汚れや皮脂が溜まり角栓ができてしまいます。乾燥は肌や毛穴にとって大敵なのです。

メイク汚れ

ファンデーションなどのメイクの洗い残しが毛穴に詰まり、つまり、角栓の原因となってしまいます。メイクをしっかりとクレンジングすることは、角栓をつくらないために大切なことなのです。落ちていると思っていてもきちんと落とせていない場合もありますので、よくメイクを落とせるクレンジングを使い、洗顔をしてメイクをしっかりと落としましょう。

角栓の原因となる毛穴づまりをしっかりケアしたい人はコチラの記事もぜひ読んでくださいね。

角栓の治し方①根本的に治す方法

皮脂をとりすぎない洗顔をしよう

角栓を取り除くのには、正しいスキンケアをすることが先決です。特に毎日の洗顔というのは肌を健康に保つのに大切なことです。メイクの残りかすや、ほこりや垢、皮脂といった不要なものはしっかりと洗い流すようにしますが、その際、皮脂をとりすぎないように洗顔をすることがポイントです。皮脂を必要以上に取りすぎてしまうと、肌が皮脂を補おうと過剰に分泌してしまい、逆に肌の油分が多くなってしまいます。肌に必要な油分は残すようなスキンケア用品を使い、肌の乾燥を防ぐことが大切です。

  1. クレンジングでしっかりとメイクを落とした後、32~34度くらいのぬるま湯を使い、良く泡立てた洗顔料を使いましょう。
  2. たっぷり泡立てた泡で、指の腹で円を描くようにゆっくり優しく洗いましょう。肌を指でごしごしと力を入れて洗うと肌が摩擦でしわなどの原因にもます。肌を極力摩擦しないようにしましょう。
  3. しっかりと洗顔料を落としたら、タオルで軽く肌をおさえるように水気をとりましょう。

また、ぬるま湯のみで洗顔する水洗顔というものがあります。これは、メイクの刺激や間違ったスキンケア方法、洗いすぎによりバリア機能が低下した傷んだ肌を、自然治癒に近い形で健康な肌に戻すというものです。大体の皮脂というのは、ぬるま湯で流しただけでも落ちるといわれています。ぬるま湯のみですので、肌に必要な皮脂は残り、乾燥も防ぐことができます。肌の自然な治癒力を活かしてみるというのも良いかもしれません。水洗顔をし始めたときには、一時的に肌の乾燥で角栓が出て来ることもありますが、継続していくうちに毛穴の汚れが落ち、角栓を除去することができるようになります。人によっては乾燥がひどくなり肌トラブルを引き起こしてしまうということもありますので、自分の肌をよく観察して水洗顔をしてみるというのも良いかもしれません。

また、どろあわわと、ビークレンのクレイウォッシュがおすすめです。汚れはスッキリ落ちますが、皮脂を取りすぎない洗顔ができます。

どろあわわ

Source: アマゾン

毛穴の汚れ専用の洗顔料です。弾力性のある濃密な泡をつくることができ、肌を摩擦の刺激なく優しく包み込むように洗顔できます。マリンシルトやベントナイトといった成分が毛穴の汚れを吸着して落とし、余分な皮脂や角質を取らないため、肌に必要なものは残すことができます。肌のバリア機能を高め、潤いとハリ、美白サポートを濃密泡洗顔で叶えられます。

  • 豆乳発酵液、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、黒砂糖エキスの4つの保湿成分配合。

健康コーポレーション どろあわわ ¥1490

ビーグレン クレイウォッシュ

天然クレイのモンモリロナイトが、肌に吸着し泡立てずに汚れや古い角質などを優しく落としますが、潤いはしっかり残すことができる肌に優しい洗顔料です。(販売元:ビバリーグレンラボラトリーズ)

  • グリチルチリン酸ジカリウム、スクワラン、カモミラエキス、ヒアルロン酸の4つの成分配合。
  • 加齢での肌の変化や大人ニキビに悩んでいる人におすすめです。

ビーグレン クレイウォッシュ トライアルセット¥1,800

化粧水やクリーム選びは3視点から

化粧水やクリーム選びは、保湿、毛穴の引き締め、ホルモンバランスの3視点から自分の肌質に合ったものを選びましょう。スキンケア用品の選び方次第で、劇的に毛穴の悩みや肌の悩みが改善されるかもしれません。

保湿

角栓ができてしまうことの原因の一つは肌の乾燥です。肌の乾燥を防ぐために日々の肌の保湿というのはとても大切なことです。保湿能力の高い成分としては、以下のようなものがあげられます。これらの成分は保湿能力が高く、肌の真皮に働きかけますので肌の乾燥対策にもおすすめします。

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • セラミド

保湿化粧品の中でもおすすめが、エトヴォスのモイスチャーラインです。エトヴォスのモイスチャーラインは、モイスチャライジングローション(化粧水)、モイスチャライジングセラム(美容液)、モイスチャライジングクリーム(保湿クリーム)などあります。

Source: 公式サイト

モイスチャライジングローション(化粧水)…肌のバリア機能の一つ、タイトジャンクションの形成を促し、肌の水分蒸発を防ぐ化粧水です。保湿成分としてグルコシルセラミド、アミノ酸、浸透型ヒアルロン酸配合されています。

  • モイスチャライジングセラム(美容液)…ヒト型セラミドで肌の保水力を高め、肌の乾燥を防ぎます。
  • モイスチャライジングクリーム(保湿クリーム)…保湿成分のヒト型セラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸や、天然油分のシアバター、マカデニアナッツ油、ホホバ種子油が肌の水分を閉じ込め、肌を潤します。

エトヴォスのモイスチャーライン ¥11,100

毛穴の引き締め

角栓の処理ができた後、毛穴が開いた状態のままでは、また毛穴の汚れが溜まり、角栓ができてしまいます。そういった意味でも、毛穴の引き締めの化粧品の使用が必要です。そこで毛穴の引き締め効果のある、シーボディという商品をおすすめします。シーボディのVCローションは、毛穴トラブルに直接アプローチする、最新型ビタミンC誘導体と高機能ビタミンA・E誘導体を配合しています。また、角質ケアとアクネ菌抑制に効果的なサリチル酸や5種類の植物性エキス配合しており、毛穴の角栓やニキビ予防ができます。毛穴を引き締めながら、ニキビケアもできるマルチな化粧水です。無添加処方なので敏感肌の人にもおすすめです。

Source: 公式サイト

シーボディ VCローション ¥8,640

ホルモンバランス

毎日の様々なストレスによりホルモンバランスが崩れ、それが肌にも影響してし、肌荒れや毛穴の角栓の原因になってしまいます。ラミューテは、そんなホルモンバランスに働きかけるニキビケア化粧品です。ラミューテ美肌セットは、ビオリズム洗顔フォーム、エンリッチ化粧水、アドバンス保護美容液のセットで、「補う」「守る」「作り出す」という3つのサイクルで肌の保湿と機能を高める特徴があります。

Source: 公式サイト

  • ビオリズム洗顔フォーム→肌の古い角質や毛穴の汚れ、角栓を綺麗に除去してくれます。
  • エンリッチ化粧水→ダマクスローズウォーターとナノ保湿成分が肌に浸透してしっかりと保湿してくれます。
  • アドバンス保護美容液→3種類のセラミドやスクワランが配合されていて、肌のハリと弾力を作り出します。

また、毛穴の引き締めに有効と言われている収れん化粧水というものもあります。収れん化粧水は、洗顔後にTゾーンなどの毛穴の開きが気になる部分にパッティングすると、毛穴を引き締める効果に加え、肌のキメを整える効果や、肌を引き締める効果があります。しかし、その時は毛穴が引き締まっても、少し経つとまた毛穴は元の状態に戻ります。一時的には効果があっても持続性はありませんので、正しいスキンケアと保湿が毛穴の引き締めにとって大切と言えます。(販売元:ラ・ミューテ スタイル)

ラミューテの美肌セット ¥8,550

ニキビ対策化粧品を使うのもおすすめ

角栓はニキビの一歩手前の状態のことがあります。角栓にニキビの原因となるアクネ菌が増殖して、炎症を起こしたのがニキビだからです。そのため、ニキビ対策化粧品を使うのも角栓予防や対策におすすめです。

また、ピーリングも古い角質を取り除き、角栓対策やニキビ対策になります。ピーリングをして古い肌の角質を取り除き、肌の新陳代謝を上げ、肌の水分吸収力を高めたり、肌を柔らかくして、肌のターンオーバーを促進させる働きがあります。しかし、注意点として、ピーリングは、月に1、2回くらいの頻度で使うのがおすすめで、やりすぎは肌の負担となりますので注意しましょう。

ニキビ対策化粧品でおすすめなのが、ノブACアクティブとプロアクティブ+です。

ノブACアクティブは、AHA(グリコール酸)やBHA(サリチル酸)が配合され、古い角質や皮脂を綺麗に除去してくれます。ビタミンC誘導体やビタミンB6誘導体も配合されおり肌のターンオーバーを促進し、綺麗な毛穴へと導いてくれます。また、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分も含まれているため、肌を乾燥から守ってくれます。(販売元:常盤薬品工業)

Source: 公式サイト

ノブACアクティブ トライアル¥1,620

プロアクティブ+は、肌に優しい成分と処方を徹底的に開発したニキビケアシステムです。

毛穴の奥深くまで有効成分サリチル酸を届ける「スマートターゲットテクノロジー」を採用しています。天然由来成分の植物成分を配合しており、ニキビだけでなく乾燥肌や敏感肌にも対応できます。また、スキンブライトニングハイドレイターは、美白成分も配合されており、透明感のある素肌を目指します。(販売元:ザ・プロアクティブカンパニー)

Source: 公式サイト

プロアクティブ+ トータルケア¥6,900

生活習慣の改善

食事

肌トラブルを避けるためにはバランスの良い食生活を起こることが大切です。炭水化物、たんぱく質、ビタミン、脂質、ミネラルなどを満遍なくとることで体にも肌にも良い健康的な体質へと変わることでしょう。

注意が必要なこととしては、脂質は体に必要なものなので摂取することが必要ですが、脂っぽいものを多くとると皮脂の原因となりますので、なるべく脂肪分の少ない野菜中心の食事を心掛けるようにしましょう。そして、中でも、ビタミンB群のレバー、モロヘイヤ、アーモンド、チーズなどに含まれるビタミンB2、赤身の魚、イワシ、にんにくなどビタミンB6、コラーゲンの生成やをしてくれるビタミンCなどは肌のターンオーバーを正常に働かせてくれますので積極的に摂取してみましょう。

睡眠

良質な睡眠は、肌のターンオーバーを促してくれます。人間は寝ている間に肌の修復や再生がなされています。睡眠不足だとそれがうまく機能せず、肌荒れや毛穴の汚れなどの肌トラブルの原因となってしまいます。

22時から26時までの間が特に肌のシンデレラタイムと呼ばれ、肌の質を高める大切な時間帯です。その時間帯には睡眠をとることが肌にとっても体にとっても良いことなのではないでしょうか。

ストレス

ストレスは精神的なものですが、体や肌にとって悪影響を及ぼします。ストレスが溜まると交感神経が興奮し、ホルモンバランスが崩れてしまいます。

その結果、体や肌の代謝が悪くなり乾燥したり、肌のバリア機能が低下したり、皮脂の分泌が過剰になったりし、肌トラブルに繋がってしまいます。自分なりにストレスを発散できる方法を見つけておくことがストレスに勝つ方法なのではないでしょうか。そしてそれが、美肌を保つことにも繋がるのです。

角栓の治し方②薬

塗り薬

ディフェリンゲルという塗り薬は、アダパレンを主成分とした薬です。肌に塗ると肌のターンオーバーを抑制して角質が作られるのを抑え、毛穴の角栓や毛穴の塞がりを予防できます。ディフェリンゲルには、殺菌作用はなく、赤ニキビ、白ニキビ、黒ニキビといったニキビにも効果があります。薬を塗ってみると一時的に肌が乾燥したり、赤みをおびたりしますが、薬が効いているということですので心配はいらないでしょう。即効性はあまりありませんが、ニキビにも効きますので肌トラブル対処への使い勝手は良さそうです。

また、ベピオゲルという塗り薬もあります。ベピオゲルは、過酸化ベンゾイルという酸化剤を主成分とした塗り薬です。塗るとニキビの原因となるアクネ菌を殺菌することができます。そして、ベピオゲルには、ピーリング効果もあり、毛穴が塞がるのを予防し、黒ニキビなどになるのを防ぎます。刺激や少し強かったりしますが、ニキビなどにはとても効果があります。毛穴の角栓を除去するために、ピーリングをするという人もいることでしょう。ピーリングは肌の状態にもよりますが、肌のバリア機能を低下させてしまいます。自分の肌の状況を観察して、肌に合ったピーリング剤を使うことをおすすめします。毛穴の角栓を取ろうと何度もピーリングをすることは避けましょう。

飲み薬

毛穴の角栓やニキビで肌が化膿し、悪化した場合には病院を受診することをおすすめします。ニキビの根本的な原因の一つにホルモンバランスの乱れがあげられます。男性ホルモンが優位になるために、皮脂が多くなり、角栓をつくってしまったり、ニキビが出やすくなるということがあります。

そこで、男性ホルモンを抑えるために、女性ホルモンを補給するという方法があります。女性ホルモンのエストロゲンが配合されているピルを服用することで体内のホルモンバランスを取り戻すということです。ホルモン治療薬用のダイアン35やイソトレチノインといった薬がニキビ治療などに使われます。また、ビタミン剤の処方もしてくれる場合がありますので、こういった薬を使うことにより皮脂の分泌を抑え、ホルモンバランスを整え、肌トラブルを回避できます。

角栓の治し方③角栓取り

角栓を取るメリット・デメリット

角栓は本来、毛穴にたまった皮脂や角質、汚れですが、毛穴を外からの細菌などから守ってくれる役割もあります。角栓は確かに毛穴にとって厄介なものですが、毛穴自体を塞いでしまうということが炎症を起こしたりするということで問題なのです。

角栓を取るメリットとしては、毛穴の汚れと言える角栓を取り除いてニキビを予防できたり、毛穴の汚れを取ることにより、肌や毛穴のターンオーバーが正常化されるということがあります。そのためには正しい方法で角栓をとることや、しっかりとしたスキンケアをすること、生活習慣や食習慣を改善することが大事な要素となります。

角栓を取るデメリットとしては、角栓を取った後、肌が敏感に新しい角質をつくろうとしたり、皮脂を分泌しようとし、逆に毛穴に角栓ができやすくなってしまうという悪循環に陥りやすいということです。それを繰り返していくと、角栓はおろか、毛穴自体もさらに大きく開いてしまったり、肌の正常なターンオーバーを阻害してしまう可能性があります。角栓取りは一長一短ありますが、正しいやり方であれば肌の質を良くすることができることでしょう。

正しい鼻の角栓の取り方

角栓は毛穴の詰まりなので、そのまま放置しているとニキビになりかねませんので、角栓が小さいうちにとれるものはとった方が良いのではないでしょうか。角栓が大きくなってしまうと、取れにくくなったり、肌に負担をかけてしまいます。早めの処理が良いでしょう。

角栓を取るのによく使われるものとしてコメドプッシャーというものがあります。コメドプッシャーとは、先端に円形に穴の開いている棒状のものです。円形の部分を皮膚に当てて角栓を押し出すという使い方をします。

〈コメドプッシャーの使い方〉

  1. お風呂などで体を温めて、肌を柔らかくしましょう。蒸しタオルなどを肌に当てて毛穴を開くというのでも良いでしょう。
  2. コメドプッシャーを気になる角栓部分に当てて、軽く押し出します。
  3. 角栓が出ないようなときには、無理に強く押したりしないようにしましょう。何度も押し付けてしまうと、肌や毛穴を刺激し傷つけ、色素沈着などの他の肌トラブルを起こしかねませんので注意しましょう。
  4. 終わった後は洗顔をし、保湿をきちんとして肌を整えましょう。
  5. 使用したコメドプッシャーは綺麗に洗い、水気をとって雑菌が付かないように、清潔に管理しましょう。

コメドプッシャーは、押し出したとことにまた角栓ができ、また押し出すということを繰り返さなければなりません。それを繰り返しているうちに毛穴が広がり、凸凹になり毛穴が目立つ肌になってしまいます。それが鼻であれば、イチゴ鼻とよばれる状態です。コメドプッシャーを使用するのであれば、月に2・3回くらいの頻度にしましょう。

また、角栓の処理は皮膚科でもできます。皮膚科ではニキビ用に面皰圧出の機械があり、安全に、そして、衛生的に角栓を取ってくれます。また、毛穴に詰まった硬い角栓をスチーマーで柔らかくし、ガラス管で吸引する角栓吸引、フルーツ酸を使ったピーリング剤によるケミカルピーリング、毛穴にレーザーを当てて古い角質をとる毛穴レーザー治療などがあります。自分の肌の状態から判断して選んで受診しましょう。

大きい&固い角栓の場合

角栓が大きかったり、固いという場合、色々な角栓を取る処理をしても出てこないということがあるかと思います。そのような時は無理矢理出すのはおすすめしません。肌がや毛穴がその刺激によりダメージをうけ、炎症を起こしたり、更なる肌トラブルを起こしかねないからです。蒸しタオルやお風呂で肌が柔らかくなった状態で、自分に合った角栓取り方法を優しく少しずつとることです。大きい角栓を取った後は、肌や毛穴に相当な刺激があると思いますので、念入りにスキンケアや保湿をしましょう。

やってはいけない角栓除去法

無理やり押し出し

目に見える角栓を爪などで無理やり押し出すという方法があります。角栓を爪で押すと、毛穴から白い角栓が出てきたり、ぽろっと角栓が落ちるということもあります。その時は角栓が落ちて毛穴がきれいになったように見えますが、爪で肌を押すので肌や毛穴自体を傷めたり、爪の常在菌が毛穴に入り込んで炎症を起こしたり、毛穴が化膿してしまうといった肌トラブルを起こしかねません。衛生的にも綺麗な取り方とは言えません。

ピンセットで抜く

毛穴が詰まっていると肌が凸凹して、触った感触もゴワゴワして早くとりたくなるものです。角栓をピンセットで抜くという方法があります。角栓のみをうまく抜ければよいのですが、毛穴を広げて角栓を取り除くため、綺麗になっても毛穴が広がってしまいます。その広がった毛穴にまた汚れが溜まるという、悪循環に陥る可能性があります。また、ピンセットは鋭利なもので、肌を少なからず痛めてしまいますので、ピンセットを使った角栓の除去方法はおすすめできません。

オロナインパック

オロナインパックというものを知っていますか。オロナインと言えば、擦り傷ややけど、ニキビといった肌のトラブルに使える万能な軟膏薬です。殺菌効果がある有効成分としてクロルヘキシジングルコン酸塩液が配合され、角栓の除去する際に塗ってパックすると綺麗に、且つ、肌トラブルなく角栓除去できると言われています。オロナインを塗った肌や毛穴は確かに柔らかくなり、角質や角栓はとれやすい状態になります。

オロナインを塗って、パックシートを張り、少ししてはがすと角栓や角質ばかりでなく、肌の表皮までもはがしてしまう恐れがあります。パックをした時には毛穴の汚れが取れて綺麗になるかもしれませんが、それは一時的で毛穴自体の開きや黒ずみを解決できるという訳ではありません。毛穴自体の本来の働きができるようになって初めて角栓などの悩みが解決されるのではないでしょうか。

ニキビや角栓のQ&A

触った後、手が臭いのはなぜ?

角栓を触った後、手が臭いの原因というのは、皮脂の臭いです。皮脂には本来、臭いというものはありませんが、皮脂が酸化すると臭くなります。皮脂の酸化というのは、生活習慣の乱れやストレス、紫外線などの影響により促されます。そのため、以下のようなことに気を付けることにより角栓の予防になります。・肌の清潔を保つこと・食生活を見直してバランスの良い食事を心掛けること・ストレスをためないこと・ホルモンバランスを整えること・紫外線対策をすること

角栓と初期ニキビの治し方は一緒?

角栓により毛穴が塞がれ、毛穴の中の皮脂を餌とするアクネ菌と混ざり増殖して、初期ニキビができます。毛穴が詰まることにより角栓や初期ニキビができてしまうのです。初期ニキビは角栓ができた後にできるため、毛穴の角栓ができないような対策をするということが先決です。そのためにはホルモン療法や、皮膚科で処方してもらう塗り薬、毎日の正しいスキンケアによる保湿など、肌の根本から改善する必要があります。

ニキビ予防は正しい角栓ケアから!

ニキビを予防するためには、まずその原因ともいえる角栓を除去することが先決です。角栓を一度除去しても毛穴の収縮や肌環境が悪くてはまた繰り返してしまいます。毛穴をキレイに保つことが、角栓やニキビの予防になるということです。そのために、正しいスキンケアと、角栓やニキビを改善させる化粧品の使用、そして、ストレスや睡眠不足の改善、食生活や生活習慣の見直しにより、角栓やニキビが出来にくい肌環境を目指しましょう。