目次
敏感肌トラブルの治し方

健康な肌は外部の刺激の侵入を防ぐバリア機能がしっかりと働いています。敏感肌はそのバリア機能が低く、少しの刺激でも反応してしまい肌トラブルを起こしやすいもの。合う化粧品もなかなか見つからなかったりします。そのままでは大きな肌トラブルになりやすく、そうなる前に治してしまいたいものですね。
記事では、そんな敏感肌の改善方法を徹底分析しました。トラブルになりにくいファンデーションや化粧水などのおすすめもご紹介。敏感肌対策をしっかりお手伝いいたします!


敏感肌の改善方法
自分が敏感肌であるという人は増えていますが、「敏感肌」という病名があるわけではなく、医学用語にも明確に定義はされていません。しかし「敏感肌」に悩む人は増え続け、敏感肌用の化粧品も多く販売されているのが実情です。
敏感肌は、乾燥してバリア機能が低下している状態。刺激に反応しやすいので、なるべく肌に負担をかけずに乾燥を治していくのが改善への近道です。そのために最適な化粧品やメイク、生活習慣での治し方などを見ていきましょう。
【1】敏感肌に合う化粧品選び
敏感肌の人は、スキンケア商品の選び方に十分注意しなければなりません。添加物の少ない低刺激なものを選ぶのが基本です。そして、乾燥を治すために保湿効果の高い成分が入っていることが必要になります。
各アイテムの選び方は次を参考にしてください。
- クレンジング剤:洗浄力の弱いクリーム、ミルクタイプ
- 洗顔料:界面活性剤入りの洗顔フォームではなく、添加物の少ない固形石鹸
- 基礎化粧品:保湿成分が配合された低刺激のもの
- 化粧下地:乾燥や外部の刺激、ファンデ―ションの刺激から肌を守るもの
【2】肌ダメージが少ないメイク
敏感肌は、メイク用品の選び方も大切です。なるべく肌へのダメージが少ないものを選びたいもの。濃いメイクはクレンジング剤も洗浄力が強いものを必要とするので、避けた方がいいでしょう。
特にファンデーション選びには注意が必要です。添加物が多かったり油分の多いファンデーションは肌に負担をかけることに。ファンデーションによっては、乾燥を進めてしまうものもあります。ファンデーションは外部の刺激を避けるためにも必要なもの。肌に優しいものを選んで上手に使いましょう。
【3】食生活の改善と睡眠
食生活は肌に大きな影響を与えます。偏った食生活は肌に必要な栄養が不足することで、乾燥を招くことに。インスタント食品などに多い添加物は体からミネラルを奪ってしまいます。毎日3食、バランスの取れた食事を規則的な時間に摂ることが大切です。
肌のために必ず摂りたい栄養素は次のものです。
栄養素 | 肌への効果 | 多く含む食べ物 |
---|---|---|
ビタミンA (βカロテン) |
| 緑黄色野菜、レバー、肉類 |
ビタミンB1 |
| 納豆、玄米、ほうれん草 |
ビタミンB2 |
| 乳製品、納豆、レバー |
ビタミンB6 |
| 赤身肉、魚、小麦、大豆製品、バナナ |
ビタミンC |
| 果物全般、ブロッコリー、さつまいっも |
ビタミンE |
| アボカド、ナッツ類、小麦胚芽 |
タンパク質 |
| 赤身肉、魚類、乳製品、卵、大豆製品 |
【4】紫外線対策
乾燥してバリア機能の低い敏感肌は紫外線が侵入しやすく、刺激を受けて炎症が起こりやすくなります。炎症によって、赤みやヒリヒリなどの症状が現れることに。紫外線が入りやすいことでメラニンの生成も活発になり、シミを増やすことにもなります。
紫外線を浴びることで、肌の水分は30%以上減ってしまうのだとか。ますます乾燥が進んでバリア機能が低下することになってしまいます。また、紫外線を浴びることで肌の中に活性酸素が発生。活性酸素は皮脂を酸化することで刺激を与えます。
このように敏感肌にとって紫外線は大敵。日焼け止めや帽子、日傘などの対策は必須です。とはいえ、日焼け止め自体にも肌に刺激となる成分があるので、その選び方には注意が必要です。

敏感肌が選ぶべきファンデーション
敏感肌でもメイクはしっかり行いたいもの。外部の刺激を避けるという意味でも、ファンデーションは必要になります。肌に負担をかけにくいファンデーションの選び方、そして編集部イチオシのファンデーションをご紹介しましょう。
ファンデーションの種類8つ
ファンデーションのタイプは大きく分けて8種類あります。
タイプ | 特徴 |
---|---|
固形(パウダー) |
|
液状(リキッド) |
|
スティック |
|
クリーム状 |
|
2WAY |
|
BB |
|
ミネラル |
|
このうち、リキッドやクリーム、スティック、BBなどは肌への密着度が高いので、敏感肌にとっては刺激となりやすいもの。メイク落としもクレンジングオイルなどでしっかり落とさなければならなくなります。パウダーファンデーションであれば肌への密着も軽く、弱めのクレンジングでも落としやすいので、比較的敏感肌に向いているでしょう。
敏感肌にはミネラルファンデーション
パウダーファンデーション以上におすすめなのが、ミネラルファンデーションです。成分がミネラル(鉱物)100%で、添加物なし。非常に軽い使用感で、肌に負担をかけません。オイルフリーなのでクレンジングが不要。通常の洗顔だけで簡単に落とせるのです。
日焼け止めの成分が入っているものも多く、とても軽い付け心地なのに、外部の刺激や紫外線からしっかり保護することができるファンデーションなのです。
イチオシは「レイチェル ワイン」
ミネラルファンデーションにはいくつかの種類が販売されていますが、編集部のおすすめはレイチェルワインです。
防腐剤や界面活性剤など肌に負担となる成分が無添加の、肌に優しいミネラルファンデーション。皮脂を吸着してパウダーがなじみ、化粧崩れしにくいという特徴があります。
しかもファンデーションと皮脂が肌に膜を作ることで水分の蒸発を防ぎ、潤いを逃しません。ファンデーションを塗ることで起こりがちな、肌の乾燥を防ぐことができるのです。
紫外線対策もバッチリ。SPF27、PA+++でしっかりガードします。油分を含まないファンデーションなので、クレンジングが不要。いつもの洗顔のみで簡単に落とすことができます。敏感肌にはとてもありがたいファンデーションですね。
使用した人の口コミ
- なくてはならないファンデこれに救われました。もうなくてはならない存在です。 本当にすごいです。一日お直しいらず、肌の負担感が少ない上に、クレンジングいらず。 もっと早く出会いたかった…! 冬や花粉症でマスク必須の時の、あのファンデの蒸れる感覚が大嫌いですが、ミネラルファンデは肌に優しいので、その不快感からも解放されました。

商品情報
配合成分 |
|
ミネラルメイクアップトライアルセット |
|
価格 | 1,980円 |
敏感肌のための化粧水ランキング
敏感肌の原因は乾燥なので、なにより保湿が大切。低刺激で潤い効果の高い化粧水を選びましょう。おすすめを3点、ランキングでご案内します。
1位:キュレルローション
赤ちゃんでも使用できる、肌に優しいローションです。乳液タイプで、顔だけでなく体にも使えます。とても伸びが良くべたつきません。保湿効果の高いセラミドや、セラミド生成の作用があるユーカリエキスを配合。角質層を整え、バリア機能を高める効果が期待できそうです。
肌荒れ防止のアラントインが配合されているので、荒れがちな敏感肌を優しく鎮めてくれるでしょう。
使用した人の口コミ
- 肌荒れを改善!敏感肌です。 肌に合わないピーリングを使ってしまい、赤みとかゆみがとまらず 皮まで向けてしまい悲惨な状態でした。。 おまけに冬なので乾燥と皮むけが目立ってしまっていましたが こちらを使ってから改善してきました。

商品情報
主な配合成分 |
|
特徴 |
(すべての人にアレルギーが起こらないというわけではありません) |
内容量 | 410ml |
価格 | 1,404円 |
2位:化粧水 とてもしっとりタイプ(ちふれ)
プチプラだけど肌にしっかりなじむ、保湿力十分の化粧水です。とろっとしたなめらかな感触で、肌に潤いを与えます。
保湿成分は、真皮層で潤いを担っている成分のヒアルロン酸。1gで6リットルの水分を保つことが可能だといわれています。コスパ抜群なので、タップリ使えて潤いを補給。バリア機能を強化してくれるでしょう。
使用した人の口コミ
- 家族みんなでしっとり春~秋はしっとりを使いますが この季節からとてもしっとりに変更。 乾燥した冷たい風でもしっとりもちもちをキープできます。 敏感肌の娘も問題なく 安価なので家族みんなでたっぷり浴びるように使えます♪

商品情報
主な配合成分 |
|
特徴 | 無香料、無着色、ノンアルコール |
内容量 | 180ml |
価格 | 605円 |
3位:ファンケル 乾燥敏感肌ケア 化粧液
無添加化粧品ファンケルの、特に乾燥敏感肌向けの化粧水です。防腐剤が含まれていないので、小さいボトルで早く使いきれる作り。いつも新鮮に使えます。
配合成分のアセチルヒドロキシプロリンはアミノ酸誘導体で、成分の吸収力を高め、肌の修復効果が期待できるものです。
グリコシルトレハロースは肌をしっとり潤すけどベタつかず、肌にバリア機能を与えてくれる成分。刺激に弱い敏感肌をしっかり守ってくれるでしょう。
使用した人の口コミ
- ヒリヒリが無くなりモッチリ何をつけてもヒリヒリしていた肌がやっとヒリヒリしなくなりモッチリ潤ってきています。無添加で肌に良いです。ボトルが小さいので常に持ち運んでます。少し出にくいのです

ヒリヒリが治ったのは、炎症を抑えるグリチルリチン酸の効果が発揮されたのかも。小さくていつも持ち歩けるというのも便利だよね。
商品情報
配合成分 |
|
特徴 |
(すべての人にアレルギーや刺激が起きないというわけではありません) |
内容量 |
|
価格 |
|
敏感肌に人気の化粧下地3選
外部からの刺激に弱い敏感肌は、肌に直接塗る化粧下地選びには特に注意が必要。化粧下地は肌表面を整えてファンデーションの仕上がりを良くしたり、肌色を補正するなどして化粧をキレイに仕上げる効果がありますが、さらに皮脂をコントロールして化粧崩れを防ぐという効果があります。
特に敏感肌にとっては、紫外線や外部刺激から肌を守ったり、ファンデーションの刺激から肌を守るなどの効果も。メイクをするときには欠かせないアイテムなのです。
特に敏感肌におすすめな下地を3点ほど厳選しました。
①低刺激美白「マットシフォン UVホワイトニングベースN」
美白と紫外線対策ができる化粧下地です。過剰な皮脂を吸収して毛穴をしっかりカバー。肌の凹凸も補正してくれます。有効成分のプラセンタエキス配合で、美肌効果も期待できそうですね。
SPF26 PA++で、紫外線もカット。カモミラエキスやヒアルロン酸が保湿効果を与えてくれるので、時間の経過で乾燥してくるのを防いでくれるでしょう。
使用した人の口コミ
- テカらないし肌荒れもしない紫外線吸収剤が入ってなくて、肌に合うものを探していました。 セザンヌの皮脂テカリ防止下地は私にはいまいち効果が薄かったので こちらにたどり着いたんですが、本当にテカりもなく崩れなくて感動しました。 試しにお化粧直しをしないで過ごしてみたんですが 直さなくても1日過ごせるくらい崩れなくてびっくりです。 肌荒れもしなかったので、リピート決定です。

商品情報
主な配合成分 |
|
特徴 | 紫外線吸収剤無添加、無香料 |
内容量 | 37g |
価格 | 1,728円 |
②素肌ケア「資生堂ドラマティックスキンセンサーベース UV」
2つのセンサー処方で、化粧崩れの防止と乾燥を防ぐ美肌ケアが同時にできる下地です。
- 化粧崩れ防止センサー:必要な潤いは残して、皮脂だけを感知して固める
- 美肌ケアセンサー:肌と湿度の状態に合わせて構造が変化し、通気性をコントロールして肌の水分バランスを整える
さらにファンデーションを肌に密着させるトリニティマグネット効果が働き、ファンデーションを付けたばかりの状態が維持できるのだそうです。データでは13時間の化粧持ちが確認されているとか。
使用した人の口コミ
- 軽い付け心地で崩れにくい!SPF25・PA+++なので、レジャーではなくデイリー用。オイルファンデーションのように、適度な油分も残しながらもとってもとっても軽やかなつけ心地!軽いから崩れにくいし、ピーチピンクの色が自然にお肌をトーンアップしてくすみをカバーしてくれます。白浮きせず、重たくなく、崩れにくいです。トリニティマグネット効果で、お肌・この下地・ファンデーションを引き合わせてツキ・モチをよくしているそうです。この劇的なテクスチャー、老舗コスメブランドの研究力に脱帽です。

すごく軽い付け心地みたいだから、肌への負担も軽くて、敏感肌の人にも合いそうだね☆
商品情報
主な配合成分 |
|
SPF/PA | SPF25・PA+++ |
内容量 | 25ml |
価格 | 2,808円 |
③皮脂抑制「セザンヌ皮脂テカリ防止下地」
SPF28・PA++で紫外線対策も万全。肌に刺激になる紫外線吸収剤も含まれていないので、安心して使えます。
使用した人の口コミ
- 安くて効果抜群この価格でこのテカリ防止効果、大満足です!混合肌でファンデ塗った直後から鼻がテカっていた私ですがこのテカリ防止下地を付けてファンデを塗ったら今の時期なら夕方まで化粧直し不要!もっと早く巡り会いたかったです(笑)これから暑くなるので今年の夏は大活躍してくれそう♪

商品情報
主な配合成分 |
|
特徴 | 紫外線吸収剤不使用、無香料、無鉱物油 |
内容量 | 30ml |
価格 | 648円 |
紫外線対策におすすめの日焼け止め
敏感肌に紫外線対策は必須ですが、日焼け止め自体が刺激が強くて肌に合わない場合も多いですね。敏感肌にも優しいおすすめの日焼け止めをご紹介しましょう。
①キュレルUVエッセンス
紫外線対策をしながらセラミドで保湿ケアができる日焼け止めです。赤ちゃんの肌にも使える優しさ。伸びが良くサラっとして軽い使い心地で、グリチルリチン酸2kが肌荒れを抑えてくれます。
化粧下地として使うことも可能。肌をなめらかに整えて、ファンデーションとの相性が良いのも嬉しいポイントです。
使用した人の口コミ
- 肌荒れせず使える私も結構肌が弱いので強めの日焼け止めを塗ってしまうと少し肌が荒れてしまうのですが これだと全くあれずに済むのでよいです 子供にも使えるしそんなに値段も高くないので助かります

商品情報
主な配合成分 |
|
SPF/PA | SPF30・PA+++ |
内容量 | 50g |
価格 | 1,561円 |
②UV エクスペール BB(ランコム)
紫外線だけでなく、汚れた大気からも肌を守ってくれる日焼け止めです。バリア機能が低下している肌には、汚染した大気も刺激になるもの。配合のモリンガエキスが汚染した大気中の微粒子をブロック。肌を守ってくれるでしょう。
プロテクターはしっかりしているけど、使用感はとても軽く、みずみずしい使い心地。化粧下地としても色ムラなく、ツヤのある仕上がりが期待できるようです。
使用した人の口コミ
- 時間がたっても崩れず肌がキレイに低価格の日焼け止めで酷い肌荒れを起こしてしまい、、 やはり顔につける日焼け止めはキチンとしたものを選ばないとな~ と思っている矢先に出逢いました。 (中略) そして、こちらの感動的に良い点は まず時間が経てばたつほど、崩れるのではなく 自然なツヤ感が出て、お肌がすっごく綺麗に見えます! 色がくすむ事もありません。

商品情報
主な配合成分 |
|
SPF/PA | SPF50・PA++++ |
内容量 | 30ml |
価格 | 5,800円 |
③パーフェクトUV アクアブースター(アネッサ)
強力に日焼け止めができるのに、美肌エッセンス配合でスキンケアもできるという日焼け止め乳液です。汗・水に触れるとパワーアップして、紫外線を防ぐ膜が強くなるといわれているアクアブースター技術を採用。耐水性抜群なので海やプールでも活躍します。
バラ果実エキスやヒアルロン酸という美肌エッセンスが、紫外線による乾燥から肌を守るとされています。SPFやPAは強いのに、石鹸だけで簡単にオフ。肌に優しい日焼け止めです。
使用した人の口コミ
- 最終的に安心なアネッサさまざまな日焼け止めを使用してきましたが、やはり最終的に安心なのはアネッサです。 敏感肌なので、SPFやPAなど高い数値の商品は肌負担が気になります。 アネッサは紫外線対策もしっかりできて、肌にも優しいという両立ができる最強の日焼け止めだと思います。

商品情報
主な配合成分 |
|
SPF/PA | SPF50+・ PA++++ |
内容量 |
|
価格 |
|
敏感肌のための洗顔
クレンジングや洗顔は、肌に負担をかけてしまいがちです。肌に優しいクレンジング剤や洗顔料を選び、正しい洗顔方法で洗うようにしましょう。
おすすめクレンジング
一般的にクレンジングオイルは界面活性剤が入っていて洗浄力や刺激が強いものですが、一方でメイク汚れをしっかり取ってくれるので肌にいいというメリットもあります。肌に汚れを残すのは、敏感肌のバリア機能をさらに低下させることにもなるのです。
アテニアのスキンクリアクレンズオイルは4つの植物オイル配合で比較的肌に優しく、汚れを確実に落とします。
スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ(アテニア)
美容液やエステなどでも使われている高級美容オイルを配合した、贅沢なクレンジングオイルです。ロックローズオイルやイモーテルオイルが肌のくすみや活性酸素を除去。アルガンオイルが毛穴汚れをしっかり落とし、バオバブオイルが肌の潤いをキープします。
通常のクレンジングオイルでは実現できないエイジングケアがクレンジングしながらできるという、画期的なもの。敏感肌に刺激を与えず、潤いを残しながら汚れを確実に取ってくれるでしょう。
使用した人の口コミ
- よく落ちてツッパリ感もないメイク汚れがすごくよく落ちるので◎ クレンジング力が強いと肌への刺激が心配だったのですが、 ツッパリ感が無いです。 肌がワントーン明るくなったような気が…

商品情報
主な配合成分 |
|
特徴 | 無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリー |
内容量 | 175ml |
価格 | 1,836円 |
無添加・低刺激の洗顔石鹸
敏感肌は洗顔方法に気をつけるだけでなく、使う石鹸も無添加で低刺激のものを選びましょう。おすすめを1点ご紹介します。
Non A.(ノンエー)
豊かな泡立ちが特徴の、ニキビ専用石鹸です。通常の石鹸の4倍という弾力のある泡ができ、毛穴の奥まで肌を優しく洗いあげます。さらに、ヒアルロン酸やローヤルゼリーなど、洗顔石鹸とは思えないほど潤い成分が豊富。洗顔後の乾燥を防いでくれるでしょう。
初回は泡だてネットやローションが付いてきます。また、お試しの12gが一緒に付いてくるので、まずそちらを試し、万一肌に合わなかったら10日以内に電話をすることで本体の返品が可能です(返送料は自己負担)。すごく配慮が行き届いていて、敏感肌の人でも試しやすいですね。
使用した人の口コミ
- 敏感肌でニキビもあるけど安心して使える敏感肌でニキビが悪化しない石鹸がないか探していたところ、この石鹸に出会いました。 私は敏感肌で赤ら顔、ニキビもあるという最悪コンボで藁にもすがる気持ちで購入しました(。-_-。)笑 もう使って3ヶ月は経つと思いますが、ニキビが悪化する様子もなく安心して使っています。 ただニキビが全て治ったという訳ではなく、あくまでも悪化しなかった、現状維持という感じですが。。笑 この石鹸は成分も良いですし、安心して使えるのでこれからもリピしようと思っています( ´ ω ` )

商品情報
主な配合成分 |
|
内容量 | 100g |
価格 |
|
▼おすすめの洗顔料をもっと詳しく知りたい人はこちらをCHECK▼
【2018年最新】洗顔料おすすめランキングTOP10!人気の洗顔でツルスベ肌に
ニキビ予防にも!肌に優しい洗顔法
敏感肌は体質もありますが、ほとんどは間違ったスキンケアなどで肌のバリア機能を弱め、乾燥させてしまったなど後天的な理由によるものです。洗顔のゴシゴシ洗いは絶対禁物。1日2回以上の洗顔や、W洗顔なども敏感肌には負担がかかり過ぎ、ますます肌を敏感にしてしまいます。
敏感肌は乾燥しているため、肌の防衛反応で過剰な皮脂は分泌されやすいものです。余分な皮脂は古い角質と混ざって毛穴に詰まり、ニキビの原因にもなるもの。そんなニキビを予防するためにも正しい洗顔法を覚えましょう。
<正しい洗顔のやり方>
- 手をよく洗う
- ぬるま湯で顔を予洗いする
- 石鹸をよく泡立て、大きめの泡を作る
- 泡を顔に乗せて優しくマッサージする
- 洗顔時間は30秒以内に手早くする
- ぬるま湯でしっかり洗い流す
- フェイスラインやアゴなどの洗い残しをチェックする
▼大人ニキビにおすすめの洗顔料を知りたい人はこちらをCHECK▼
大人ニキビに効く「神」洗顔料ランキング!しっかり治せる18選
敏感肌・乾燥肌のための番外編
ここまでにご紹介した以外にも、敏感肌におすすめのケアグッズがあります。
美容成分豊富!寝ながらジェルパック
敏感肌のスキンケアは、低刺激な化粧品で丁寧に。それにスペシャルケアを加えることで、肌のバリア機能が高まり強い肌になれるかもしれません。
エリクシール シュペリエル スリーピングジェルパック W
塗って寝るだけの簡単パックです。コラーゲンや植物エキスをタップリ配合したみずみずしいジェルがすばやく肌に浸透。一晩中肌に浸すことで、翌朝の肌はハリのあるつや玉に。角質層が潤って、バリア機能も高められることでしょう。
商品情報
主な配合成分 |
|
内容量 | 105g |
価格 | 3,024円 |
エリクシール シュペリエル スリーピングジェルパック Wはこちら
かゆみを抑える低刺激シャンプー
敏感肌の人はシャンプーも低刺激なものを使いましょう。
ティモテ ピュア クレンジングシャンプー/トリートメント
ティモテピュアは、オーガニック認証成分を配合した肌に優しいシャンプー・トリートメントです。オーガニックのグリーンティーエキスをシャンプーとトリートメントに配合。頭皮や髪をいたわりながら、洗い上げることができます。
トリートメントにはオーガニックのシアバター配合で、髪の芯まで潤いが浸透するでしょう。4種類の天然エッセンシャルオイルがさわやかな香りで、リラックス効果を与えてくれます。
商品情報
主な配合成分 | (シャンプー)
(トリートメント)
|
特徴 |
|
内容量 | 500g/詰め替え350g |
価格 | シャンプー、トリートメント:709円 |
全身ケアに「みんなの肌潤セット」
「みんなの肌潤糖」をはじめとする乾燥肌ケアのセットです。入浴剤、肌潤糖、ローションの3点で、砂糖の力で肌の潤いを高めてくれるものです。
砂糖にはマイルドピーリング作用があり、肌の汚れをしっかり除去。さらに砂糖は強い浸透力や水分を保持する力があり、角質層まで浸透して潤いを与えてくれます。十分に水分が保持された角質層はバリア機能を高め、刺激に強い肌の実現が期待できるでしょう。
それぞれの使い方
入浴剤は湯船に溶かし、石鹸で肌を清潔にしたあとでゆっくり入浴します。天然温泉成分が体を芯から温め、肌を潤いのヴェールで包みます。肌潤糖は洗顔のあとに使うことで肌を柔らかくし、スキンケアの成分を浸透しやすくしてくれるでしょう。
ローションは洗顔後やお風呂上りの肌にタップリ付けることで、保湿成分が角質層を潤してくれるようです。
商品情報
主な配合成分 |
|
セット内容 |
|
価格 |
|
敏感肌の状態と症状
そもそも敏感肌とはどのような状態をいうのでしょうか?医学的には明確な定義がないとされていますが、敏感肌に悩む人は増加の一途。その状態や症状について分析してみました。
乾燥しやすくバリア機能が低下
敏感肌は、肌が外部の刺激を受けやすい状態です。そうなってしまうのは、バリア機能が低下しているから。バリア機能の低下した肌は角質層の水分保持力が弱ってしまい、水分を保てないのです。
角質層がバリア機能を担う
健康でバリア機能の高い肌とは、角質層に水分が満たされている肌です。肌は表皮、真皮、皮下組織という構造をしていますが、角質層は表皮の一番上にあります。0.02ミリという薄い層の中で、肌の水分を維持する役割と、外部の刺激から肌を守るバリアとしての役割を担っているのです。
角質層の中で水分を保持している要素が皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質です。敏感肌はこれらの要素が減少し、角質層が乱れている状態。外部の刺激が侵入しやすく、刺激を受けバリア機能が低下し、刺激に弱くなるという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
敏感肌の最大の特徴は「肌の赤み」
敏感肌は刺激に弱いために、肌荒れやニキビなどのトラブルを繰り返します。刺激によって肌の免疫システムが作動。サイトカインが分泌されて炎症が起こります。肌に炎症が起こると、肌が治癒に働いて毛細血管を拡張させます。これによって肌がほてったような状態になるのです。
敏感肌の人は約半数が肌の赤みに悩んでいると言います。それはこのような肌の炎症によるほてりが原因なのです。
普通なら、治癒に伴い毛細血管は収縮していきます。しかし、敏感肌はバリア機能が低いので刺激を受けるたびに炎症を繰り返すもの。毛細血管は何度も拡張することでそのまま戻らなくなり、常にほてった状態で赤くなってしまうのです。

敏感肌が抱える症状チェック
敏感肌はどのような症状なのか、チェックしてみましょう。
こんな症状があったら敏感肌!
- 肌が乾燥している
- 肌に合わない化粧品が多い
- 洗顔料で顔を洗ったあとつっぱって赤くなる
- タオルでも肌に刺激を感じるときがある
- 髪の毛が肌にあたるだけでもかゆくなる
- 生理前に肌の状態が悪くなる
- 季節の変わり目に肌の調子が悪くなる

敏感肌になってしまう5つの原因
敏感肌になる原因はいくつか考えられますが、必ずしもどれかひとつというわけではなく、いくつもの原因が重なって起こることも多いようです。
①肌に合わないスキンケアダメージ
間違ったスキンケアが原因で敏感肌になってしまうケースは、かなり多いようです。肌に合わない化粧品を使ったり、過剰なスキンケアを行っていませんか?それらは角質層にダメージを与え、バリア機能を損ねてしまいます。肌に良かれと思ってやっていることが、実は肌をダメにしているということも多いのです。
次のようなことに心当たりは?
- 石鹸を泡立てないでゴシゴシ洗顔する
- メイクはクレンジングオイルやシートで擦って落とす
- クレンジングや洗顔に時間をかける
- 化粧水で強くパッティングしている
- パックやピーリングを頻繁にする
これらのスキンケアはどれもNGで、肌に負担をかけます。どれかひとつでも当てはまったら、改善するようにしましょう。
②不規則な食生活・睡眠・ストレス
食生活や生活習慣が不規則だったり、睡眠不足、ストレスのたまる生活などが肌の状態を悪くし、敏感肌になってしまう原因になります。食事や睡眠は肌に大きな影響を与えるもの。ストレスはホルモンバランスや自律神経に影響を与え、肌の健康も損なうことに。コラーゲンを生成するためのビタミンCも減ってしまいます。
それぞれの改善策として、一例を挙げてみました。
食生活 |
|
睡眠 |
|
ストレス |
|
③季節による乾燥・室内の乾燥
バリア機能の低下は、乾燥が原因で起こりやすいものです。冬は乾燥しやすい季節ですが、夏でも空調で室内は乾燥しやすく、スキンケアをしっかり行わないと肌は乾燥してしまいます。
乾燥しやすい季節や室内では、保湿ケアを十分行うことが敏感肌にならないポイントです。
④生まれつきの体質・アレルギー
子どものころから肌が弱かったり、アレルギー体質で肌が敏感という場合もあります。生まれつきの場合は、低刺激のスキンケアで肌のバリア機能を高め、炎症を起こさないように工夫していきたいものです。
アレルギー体質はアレルゲンに触れると肌が反応して炎症を起こしてしまうので、アレルゲンを特定してなるべくそれらを避けるようにして刺激を遠ざけましょう。
⑤月経や出産などホルモンバランス
女性は毎月の生理や出産などで、ホルモンバランスが大きく変わりやすくなります。一時的に肌が過敏になり、ニキビもできやすい状態に。このようなときに新しい化粧品などを試すと肌トラブルを起こしやすくなります。
この時期はいつも通りの保湿ケアを丁寧に行い、リラックスして過ごすようにしましょう。
加齢でも敏感肌になるの?
40代を過ぎると真皮のコラーゲン減少し、ハリや弾力が失われていきます。また、加齢によって肌のターンオーバーも遅くなり、角質層を構成するセラミドの生成が減ってしまうことに。そのため、年齢を重ねるほどに肌質が敏感になる人は増えていくようです。
バリア機能を正常に戻すことが大事
肌のバリア機能が低い敏感肌は刺激を受けやすく、それによってますます弱い肌になってしまいます。そんな負の循環を断ち切ることがなにより大切。スキンケアの見直しや生活習慣の改善、おすすめの化粧品を利用するなど、対策を始めましょう。もともと敏感肌の人は少ないと言います。「自分は敏感肌」と決めないで、刺激に負けない強い肌作りを目指しましょう!