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髪の毛をツヤツヤにするには何が必要?

洋服のコーディネートやお肌のお手入れには気を遣うのに、意外と見落としがちなのが髪の毛のケア。あなたの髪の毛、パサパサ、ボサボサになっていませんか?そんな髪の毛では魅力も半減してしまいます。誰もが憧れるようなツヤツヤの髪の毛、手に入れたいですよね。では、髪の毛をツヤツヤにするにはどうしたら良いのでしょうか?




艶のある髪は水分量がカギ!
めざす理想的な水分量は約12%前後
髪の毛のツヤを保つために大切なのは水分量!艶のある髪の毛の場合、その水分量は11~13%といわれています。髪の水分量は毛根付近の「脂腺」が分泌する皮脂によって保たれます。が、髪の長さが長くなればなるほどその皮脂だけでは潤いを保てません。そこで、ヘアケアが必要になるというわけです。
髪のパサつき度チェック
- 洗髪後、自然乾燥にするとなかなか乾かない
- 髪を濡らす時に髪が水をあまり弾かない
- 髪の毛がチリチリしたり、うねったりしている
- ヘアカラーをしている
- ヘアアイロンを使ってヘアアレンジするのが好き
これらに該当する項目が多いほど髪の毛は水分不足に陥っているかもしれません。
髪の毛自体が潤っていると外部の水分をはじくので、自然乾燥の時間も短くなります。また、ヘアカラーやヘアアイロンの熱などによるダメージでも髪の水分量は低下します。
髪の水分量がしっかり保たれていると、寝癖が付きにくくなったり、髪の毛がまとまりやすく朝のヘアセットの時間も短くなるというメリットがあります。
パサパサ乾燥ヘアのデメリット
髪の毛がパサついたりまとまりにくく感じる時は髪の水分量が6~8%にまで低下している状態かもしれません。髪の毛の水分量が減ってしまうと、髪の保護膜であるキューティクルが剥がれてやすくなり枝毛や切れ毛ができやすくなってしまいます。当然見た目にも、パサパサ、ゴワゴワのまとまりのない髪に。さらに髪の乾燥が続くと頭皮にまで影響し、かゆみやフケが出やすくなります。さらに静電気も起きやすくなり、余計に広がりやすい髪になってしまうのです。

肌と同じく保湿が必要!髪の保湿方法
保湿剤で水分と油分を与えよう
ヘアケア用保湿剤には、ヘアクリーム、ヘアオイル、ヘアローションなどの種類があります。傷んだ髪にもしっかり浸透してパサついた髪へしっとりとした艶を与えてくれます。シャンプー後のお手入れや朝のスタイリングなどのタイミングで使用してみましょう。
・ヘアクリーム…髪に栄養を与えつつ柔らかな感触に仕上げます。ヘアカラーやパーマをくりかえしたり、ヘアアイロンによる熱のダメージで髪の毛が痛んでしまっている状態ならヘアクリームがおすすめです。毛先を中心にもみ込むようにしてなじませます。
・ヘアオイル…オイルによって髪の表面をコーティングすることで髪にツヤを与えたり、サラサラにする効果があります。紫外線や熱などの外部刺激から守ってくれる作用もあります。ただし、つけすぎるとべたべたしてしまうので少しずつ手のひらに出して全体になじませましょう。頭皮からは皮脂も出るので、髪の生え際にはつけないようにするのがベタついた仕上がりにならないコツです。
・ヘアローション…クリームやオイルよりもサラッと軽い仕上がりなのが特徴。スプレータイプのものも多く、手早く簡単に髪全体に均一につけることができます。

トリートメントでケア
トリートメントは基本的にシャンプー・コンディショナーの後に使用します。コンディショナーさえ使用していれば十分なように感じる方もいるかもしれませんが、トリートメントとコンディショナーは少し目的が違います。
トリートメントは、水分や油分を髪の内部まで浸透させて髪に潤いを与えます。一方、コンディショナーは髪の表面をコーティングしてなめらかにする働きがあります。艶のある髪を目指すなら、ぜひトリートメントを取り入れたいですね。
キューティクルのダメージを補修する働きがあったり、切れ毛や枝毛を防ぐ役割のあるトリートメントですが、特に髪の傷みが気になる時は「ダメージヘア用」のものを選ぶと良いですね。
さらにトリートメントには「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があります。洗い流さないタイプはタオルドライの後につけるだけで流す必要がないので手軽にケアできるのが特徴ですが、洗い流すタイプは髪の内側と外側からケアすることにより、さらに浸透しやすく高いトリートメント効果を得られます。
意外な物も髪に使える!

■ニベア…ニベアの青缶は高級スキンケアクリームと成分が似ているとして話題になり、再注目を浴びているアイテムですよね。このニベアが髪にも使えるとして人気を集めています。洗髪後、タオルドライをした髪にニベアを塗るとドライヤーの熱から髪を守ってくれると言われています。もともと肌につけるクリームですから、顔についても気にならないのも支持される理由のようです。
私の超ドライヘア、ニベアの青缶をドライヤー前のトリートメントに使ったら髪がすごくいい感じにまとまった!!
— Minori@裏ワザコスメ (@cosme_urawaza) May 24, 2017
洗い流さないトリートメント的なの忘れて「髪も肌の一部ってなんかで言ってた!」ってニベア塗ったら凄いいい感じになったからニベア信者になります
— かいわれ (@1119daikon) May 27, 2017
■ワセリン…皮膚に密着して皮膚の上からフタをする役割があり保護効果の高いので軟膏や化粧品の基材にも用いられます。ワセリンには肌の水分が蒸発するのを防ぐ働きもあり、その働きは髪の毛にも同様の効果を期待できます。洗髪後のドライヤーをする前の髪にワセリンをうすく塗ると髪のしっとり感を持続できます。
ワセリンで髪ケアすると艶々になる
— ぽぽ (@My0sotis) May 5, 2017
ワセリンってほんとすごい
普段使っている洗い流さないトリートメントにワセリンを少し混ぜるのおすすめ
— まつり (@maturi_hh) February 6, 2017
ドライヤーで髪乾かす前にこれを塗ると驚くほどサラッサラになる
乾いた髪にさらに使うのもおすすめ次の日マジでビビる
■ホホバオイル…ホホバという植物の種子から抽出される自然由来の成分で、肌や髪に馴染みやすいという特徴があります。オイルといっても比較的サラサラとしていてベタつくことなく油分を補って潤いをキープするのに役立ちます。
#ホホバオイル #クレンジング #保湿 最近使ってるホホバオイル。クレンジング用に買ったけど髪の保湿にもいい感じヽ(〃v〃)ノ pic.twitter.com/u05cmJjeF0
— ささりいな 《共同垢》 (@sasariina8) June 1, 2017
最近またホホバオイル信者に戻りつつある。
— こたノサウルス (@kotapudding) May 27, 2017
毛先に馴染ませるだけで夜まで髪が大人しくしてる。
ロングの時はヘアオイルで肌荒れするのでガンガン使ってたけど短くしてからは肌にしか使ってなかった。試しに髪につけてみて2日目だけど明らかに質感違う。ショートボブにこそホホバオイルだ。
髪のおすすめ保湿剤
オイル:いち髪 純・和草油
純度100%天然和草オイル。ダメージ補修成分であるコメ胚芽油やコメヌカ油、ツヤ成分の椿オイル、なめらか成分のくるみオイル、そして指通りをアップさせる胡麻オイルをバランスよく配合しているので、手や髪がベタつくことなく髪をしっとりまとめます。少量でしっとりする分、つけすぎると重たい仕上がりになってしまうので注意が必要。洗い流さないトリートメントとして使うだけでなく、地肌のオイルマッサージに使ったり蒸しタオルでヘアパックに使うこともできて便利。いち髪の純和草油使ってみてるけどいい香りで毛先のバサバサ感もなくなってる
— な🥦ᴍᴀsᴀᴍᴜɴᴇ (@xuga0) August 18, 2014

- 内容量:40ml,60ml/価格:オープン価格
クリーム:大島椿 ヘアクリーム(しっとり・さらさら)
ツバキセラミドによって傷んだ髪を補修しつつ椿油が髪の一本一本をコーティングして艶を与えてくれます。クリームタイプなので、オイルの良いところを取り入れながらオイルタイプより量を調節しやすいのが良いですね。しっとりタイプとサラサラタイプから選べます。髪が太くて多いならしっとりタイプ、髪が細くて少ないならサラサラタイプがおすすめ。つけすぎてしまうとべたつく、という声も多いので慎重に調整する必要があります。ヘアクリーム大島椿の感想。前このオイルタイプを使ってたんだけど髪一本一本がまとまりすぎだし、お風呂入ってない見たいになって、私には使いこなせなかったけどこれは手になじませて毛先や後ろにもなじませられて髪の調子もいいし、肌も荒れませんでした!#美容垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/GGskO6VluG
— ダイエット野郎♡美容垢 (@bei__04) March 18, 2017
大島椿のヘアクリームとウォータすっっっっっごい良い 髪量多いし毛太いしで悩んでて色々試したけどこれが1番よい pic.twitter.com/EeSvX7606p
— もはみん (@mohamoha_min) November 11, 2016

内容量:160g/価格:オープン価格
ミスト:ジョンマスターオーガニック G&Cリーブインコンディショニングミスト
ジョンマスターオーガニックの「G&Cリーブインコンディショニングミスト」、びっっっくりするほど髪の毛サラツヤになる…。今びっくりしてる。
— ゆのん (@ammm391) July 15, 2016
商品詳細 | G&Cリーブインコンディショニングミスト -≪公式≫ジョンマスターオーガニック セレクト https://t.co/r2bEmbUXXK
— よるねこ (@yorunekonya) January 13, 2016
お風呂から出たら使っているだけでなく、朝家を出る時にもやってる。

内容量:125ml/価格:3,780円
G&Cリーブインコンディショニングミスト~くわしくはこちら~
口コミで人気のトリートメント
ロレッタ うるうるしたい日のトリートメント
パッケージのかわいさが目をひくロレッタシリーズのひとつ、「うるうるしたい日のトリートメント」はシアバターの保湿成分で頭皮を健やかに保つ作用があります。さらに天然のインカインチオイル、ルービンオイルで毛先までうるうるに。ローズの香りに癒されながらヘアケアできると人気です。お値段が高い!という評価もあるようですが、ネットでは安く販売しているショップもあるのでそういうところで購入すると良いかもしれません。ロレッタのうるうるしたい日のトリートメントは本当に最高だからみんな使って〜〜〜〜〜🤤🤤🤤これ毎日使ってたら美容師さんに髪の毛めちゃめちゃ褒めてもろたで🤤🤤🤤 pic.twitter.com/Bdh5TxFavh
— まかこ (@999o_o) March 22, 2017
LOVESTのシャンプーバラの香りがキツくて持続性もあってウッウッてなりながら使ってる(笑)リピートはなしかな!!ロレッタのうるうるしたい日のトリートメントのほうが自然なローズの香りで好き!
— UMI (@umi_or_yama) November 9, 2016

内容量:240g,500g/価格:2,400円,4,000円
BOTANIST ボタニカルヘアマスク
シンプル&おしゃれなパッケージでこちらもSNSで人気のブランドですね。「ボタニカルヘアマスク」は集中補修成分が髪の芯まで浸透。潤いで満たして毛先まで指通りなめらか。アミノ酸もバランスよく配合されているので、柔軟で弾力のある髪に。植物天然由来成分にこだわっているのでナチュラルに髪本来の美しさを引き出してくれます。
#BOTANISTボタニカルヘアマスク 🌟髪の芯まで浸透し集中ケア。脆くなった髪を高め潤い持続💎さらっとした滑らかなクリームみたいなテクスチャーのヘアマスク。まとまりのあるサラサラな髪の毛になって次の日の朝もまとまり具合が全然違う💘 pic.twitter.com/yZDc7uuqrM
— うー (@woog8v) October 21, 2016

内容量:120g/価格:1,700円
ルベル ナチュラルヘアトリートメント RP
植物由来の天然成分にこだわったサロンでの定番アイテムです。髪の潤いを守るライスプロテイン、コメ胚芽油配合。胚芽には脂質やビタミンといった豊富な成分が含まれおり、健やかな髪を育てます。うるおい成分としてハチミツも入っています。
【再掲】ルベル ナチュラルヘアソープ ウィズJO & ナチュラルヘアトリートメント ウィズRP
— 猫未 (@_neko_kashipan_) August 15, 2016
しっとりツルツルになるしカラーやパーマの傷みも気にならなくなった。1年ぐらいリピートしています。 pic.twitter.com/PF1qgwq7EH
ずっとリピートしているもの。
— なつ (@usagi_kameko) October 27, 2015
ルベル ナチュラルヘアトリートメントwithライスプロテイン
140g 1000円〔税抜〕
持続性は無いけれど、ちゃんとサラサラつるつるになる。ツヤは普通。ベタベタも乾燥も無く使いやすい。 pic.twitter.com/n2c8pwo2a8

内容量:140g,720ml/価格:1,000円,3,024円
3つのポイントで髪の毛の乾燥対策!
ポイント1:シャンプー
まずはお風呂に入る前にブラッシングして髪の絡まりをほぐしておきましょう。ブラッシングだけでも髪の汚れを落とす効果があり、シャンプーの泡立ちも良くなります。シャンプーする時はぬるま湯で髪をしっかり濡らして優しくマッサージをするように。爪を立ててゴシゴシ洗うと、頭皮がダメージを受けるので指の腹で頭皮をもみながら洗いましょう。仕上げのすすぎも、しっかり丁寧に。トリートメントは手で揉み込むだけでなく、クシを使って髪に均一に伸ばすとムラなく保湿成分が行き渡ります。トリートメントもしっかりすすぐことがポイントです。
ポイント2:髪の毛の乾かし方
ドライヤーの前にしっかりタオルドライをしてできるだけ水分を拭き取っておくことが大切です。ただし、拭き取るといってもゴシゴシとこするように拭くのではなく、タオルで濡れて髪の毛を挟むようにしてタオルに水分を移すイメージで行いましょう。ドライヤーをするときは「前髪の根元」、「全体の根元」、「毛先」という順に乾かしていきましょう。前髪はクセが付きやすいので、最初に乾かしておくことがポイントです。
ちなみにドライヤーの温風は110℃にもなるといわれています。髪に熱のダメージをなるべく与えないためにも、送風口から20cmは離してドライヤーを当てるようにしましょう。
自然乾燥の方がドライヤーの熱によるダメージを受けないから良い、と考える人もいるかもしれませんが自然乾燥では生乾きで頭皮に雑菌が繁殖しやすくなったりそれが原因で不快なにおいのもとになります。
ポイント3:髪の栄養
よく海藻は髪に良い、という話を耳にしますね。でも、それよりも髪に良い食べ物というものがあります。毛髪の原料となるアミノ酸はタンパク質に含まれます。なので、大豆や豆腐といった植物性たんぱく質が草食人種である日本人にぴったりなんですね。タンパク質を効率よく摂り込むためには、ビタミンA、B6、Eといった栄養素も積極的に取り入れましょう。ビタミンAは髪や皮膚の健康を保ち、緑黄色野菜やうなぎなどに含まれます。タンパク質の代謝に関わるビタミンB6はサバやイワシなどの青魚、頭皮や皮膚に栄養を供給するビタミンEはオリーブオイルやコーン油といった植物油、ナッツ類などに含まれます。
傷んだ髪をツヤツヤにするには?
ヘアカラーやパーマの回数を減らす
ヘアカラーやパーマは髪にダメージを与える行為ではありますが、おしゃれのためにも楽しみたいですよね。ですが、髪のツヤを失うのもやはり心配。カラー剤もパーマ液も髪のキューティクルを剥がして髪の奥にまで浸透するので、髪にとってはダメージが大きいんです。
そこで、ヘアカラーはできるだけ髪の伸びた部分だけ染めるようにして全体染めの回数を減らし、パーマもかけに行く回数を減らしましょう。パーマが取れてきた…という時にはパーマを復活させるスタイリング剤などが市販されているのでそいうったアイテムを上手に使いましょう。施術後の髪や頭皮はデリケートな状態なので、しっかりと保湿ケアをすることも重要です。
ヘアアイロンを使う時のコツ
ヘアスタイリングにヘアアイロンを使う場合の大切なポイントは乾いた髪に使うこと。濡れた髪はキューティクルが開きやすく、その状態にヘアアイロンの熱が加わると髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。ですが、何もつけない状態でもヘアアイロンによるダメージの心配はあるのでヘアアイロン用のスタイリング剤を使うようにしましょう。熱のダメージから髪を守り、クセもキープしやすくなります。頭皮を健康に保つ
艶髪のためには髪の毛を育む頭皮のケアも大切です。髪の毛に栄養を運ぶために頭皮の血行を良くすることがポイントとなります。頭の筋肉が凝り固まると血行不良になるので、シャンプーの時にマッサージをしたり定期的にヘッドスパに行くのもおすすめです。今生えている髪の毛を健やかに保つためには養毛剤を使うのも効果的。
水分を「逃さないケアと与えるケア」2つが大事
艶のある髪を手に入れるには理想の水分量をキープすることが大切です。トリートメントなどで髪に保湿成分を与えつつ、与えた水分を逃がさないようにすること。この2つがポイントとなります。毎日のシャンプーやヘアスタイリングも少しのコツで髪のツヤに違いが出てくるので、意識しながらヘアケアに取り組んでくださいね!