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簡単で効果あり!絶対小顔になる方法

顔は一番最初に目がいってしまう部分。
第一印象も大きく左右されてしまいますよね。生まれつきの顔のカタチは何となく認識できていても、子供の頃と大人になってからでは「顔の大きさが変わった」と実感した人もいるかもしれません。
そこで今回は、絶対に小顔になれるあらゆる方法を伝授。小顔に見せる髪型やメイク、服装テクニックも取り入れて、誰もが憧れる小顔を手に入れましょう!
すぐ小顔になるマッサージ4選


頭部の横幅 | 頭部の高さ | |
---|---|---|
男性平均(cm) | 16.0 | 23.1 |
女性平均(cm) | 15.3 | 21.8 |
☆頭部の横幅=両耳上部分からの鉢周り(頭部で横に一番出ている部分)の左側と右側の差
☆頭部の高さ=顎先から頭の頂点までの差
動画で人気のリンパマッサージ
リンパマッサージは、誰でも簡単に実践できるセルフマッサージ法です。美容にまつわる様々な動画がアップされているなかで、ここでは小顔に導く人気動画のリンパマッサージ法をご紹介しましょう。
【1】顔のリンパを促す
- 指の腹4本を使い、おでこの上の方の真ん中部分から髪の毛の生え際をなぞるように下に動かす
- 鎖骨に辿り着いたら、内側に向かって軽く指で挟みながらなぞる(鎖骨にリンパを流す)
- こめかみの辺りからも同様に行う
【2】フェイスラインを整える
- 顎に手をあて、顎から顔の輪郭を指で挟むように上になぞる
- そのまま耳を挟み、耳の上を斜め上に少し引っ張るように圧をかける
- 髪の生え際を下になぞって鎖骨に着いたら内側に向かって軽く指で挟みながらなぞる(鎖骨にリンパを流す)
- 手の平で顎から顔の輪郭を同様に上になぞり、鎖骨にリンパを流す
◇【1】【2】の注意点
- リンパ節が腫れている人や肌に炎症がある、熱がある時は行わない
- リンパは優しく刺激する
魔女たちの22時のコルギマッサージ
かつて人気を博した番組「魔女たちの22時」で紹介された、韓国の骨気(コルギ)マッサージ。これは、骨のつなぎ目に老廃物を流して、たるみなどのケアにおすすめの方法です。
骨を動かすので少し痛みを感じますが、顔が引き締まり「目鼻立ちがハッキリした」という人も多いようです。
【1】顔のたるみ改善
- 手の親指と人差し指の間をL字型になるように下顎に合わせる
- このままの状態で、5秒かけてゆっくりとフェイスラインに沿って持ち上げる
- 3回を1セットとして、1日に3セット行う
◆注意点
- マッサージ前に肌の滑りを良くするクリームやオイルを塗る
- 手と顎に隙間がないように密着させる
【2】目を大きくする
- 人差し指と中指と薬指を目の下の骨に沿うように置く
- そこから真下に向かい、5秒間ゆっくりと押す
- 3回を1セットとして、1日に3セット行う
◆注意点
- マッサージ前に肌の滑りを良くするクリームやオイルを塗る
- 皮膚ではなく、骨を押すイメージで行う
耳たぶマッサージ
耳たぶの裏には、数多くのリンパやツボが集中しています。
耳たぶマッサージを行うことで、筋肉が緩んで血流とリンパの流れが活性化。老廃物やむくみがスッキリと取れ、短時間で小顔に繋がります。他にも、顔色が明るくなる、目がぱっちりとするといった効果も。
1日に2〜3回行い、耳や顔がポカポカするのを感じれば効果が出ている証拠です。少し強めに行っても大丈夫です。
- 親指と人差し指で耳たぶのつけ根を軽くつまむ
- 少し強めの力加減で、後ろ側に小さめの円で4回転させる
- 親指意外の4本の指を使い、頬骨からフェイスラインに向けて指の腹で優しく4回なぞる
- (1)の動作をもう一度行う
◆注意点
- 耳を掴む位置に注意する(口を軽く開け、耳たぶの正面にくぼみに人差し指を、耳後ろの耳たぶのつけ根のくぼみに親指をあて、耳たぶで掴む)
- 耳たぶを回すときの円はなるべく小さく描く
ツボマッサージ
一般的なツボの効果は、内蔵の働きを向上することが目的とされています。内蔵の働きが良くなると、私達が本来持っている自然治癒力がアップ。血液の循環を良くし、様々な体の異常を回復できるのです。
例えば顔のむくみや頬のたるみ、二重あごなどの解消だけでなく、目の疲れや歯痛の解消にも役立つようです。ここでは、小顔に効くツボマッサージ法を厳選して紹介します。
【1】太陽(たいよう)
眉毛とこめかみの中間に位置するツボ。顔のむくみを解消するだけでなく、目の疲れや老眼の視力を回復させる効果も期待できます。
ここが小顔ポイント
- 顔のむくみ解消
- 二重まぶたをつくる
- 両手の親指の腹を左右それぞれのツボの位置にあて、残り4本の指は後頭部または側頭部(頭の横部分)付近にあてる
- “痛気持ちいい”と感じるまで親指で30回押す
【2】頬車(きょうしゃ)
頬から下のフェイスラインに、歯を食いしばってみると筋肉が膨れる場所があります。
そこが頬車というツボ。たるみや贅肉を解消してくれるだけでなく、胃の働きを良くしたり、歯の痛みの緩和にも効果があるようです。
ここが小顔ポイント
- フェイスラインのたるみ、贅肉の解消
- 顔のむくみの解消
- 二重あごの解消
- 人指し指と中指の腹を使い、まずはグッと力を込めて押す
- 5秒かけてゆっくりと力をゆるめる
- これを5〜10回繰り返す
【3】四白(しはく)
目の中心から真下にある窪みの部分から指1本分下になぞったところにあるツボ。顔のむくみ解消効果から顔全体の筋肉を和らげるのに最適です。目の疲れ解消にも。
ここが小顔ポイント
- 顔全体の筋肉を和らげる
- 顔のむくみ解消
- 頬の血行をよくする
- 両手の人差し指の腹を左右それぞれ四白にあてる
- ツボを押しながら5〜10回ぐりぐりとゆっくりと回す
小顔マッサージの比較表
マッサージ法(☆はカンタン度) | 効果 | 即効性 | 回数 | 所要時間 |
---|---|---|---|---|
リンパマッッサージ ★★★★☆ | 頬のたるみ、むくみ、血行を良くする、老廃物を流す | ○ | 1回 | 3分 |
コルギマッサージ ★★★☆☆ | 頬のたるみ、シワ、むくみ | ○ | 3回 | 1分 |
耳たぶマッサージ ★★★★★ | リフトアップ、むくみ、血行を良くする | ○ | 2〜3セット | 1分 |
ツボマッサージ ★★★★☆ | むくみ、二重あご、頬のたるみ、顔の筋肉の緩和 ※ツボの種類によって効果は異なる | ○ | 5〜30回 | 1〜3分 |


小顔になるエクササイズ4選

先ほど即効性の高いマッサージ法をご紹介しました。ここでは、本格的に小顔を目指したい人にピッタリのエクササイズ法を厳選してお届けします。
舌回し
一時期メディアなどで取り上げられ話題となった舌回し。「舌」は食べる、呼吸する、笑うなど私達の生活に欠かせない役割を担っています。
ただ、鍛えることや意識して使う機会が少ない舌は、その機能を十分に発揮できていないのも事実です。
この舌回し体操を開発したのは、日本歯科大学の小出馨先生。「歯科大学」と聞いて不思議に思う人がいるかもしれませんが、舌回しは噛み合わせや歯並びを変えてしまうほどの大きな影響力を持っているのです。
実際に、小出先生の患者さんから「若返った」「きれいになった」などの声があったようで、舌回しはホウレイ線やたるみ、二重あごといった美容効果だけでなく、顎関節症や肩こり、頭痛、口臭予防といった健康面での効果も期待できるのが舌回しの大きな魅力です。
舌回しが小顔に繋がる主な理由は、2つ挙げられます。
- 口輪筋(こうりんきん)を鍛えることができる
- むくみが解消する
口の周りにある口輪筋は、顔全体の筋肉とも繋がっています。そのため、口輪筋を鍛えることで頬などの筋肉の強化に繋がり、顔が引き締まるのです。
もう一つのメリットとしては、舌回しは血行が良くなるので、余計な水分や老廃物が流れることでむくみがとれ顔全体がスッキリとします。
1日3セットを目安に行いましょう。初めは舌のつけ根や後頭部に痛みを感じるかもしれません。
これは普段使っていない筋肉が反応している証拠。慣れるまでは5〜10回を目安にし、徐々に増やしていきましょう。できる人は、1回に50回行っても構いません。
- ベロを歯に沿わせながら右回りに20〜50回まわす
- 同様に左回りを20〜50回行う
◆注意点
- 口を閉じて行う
- 舌の先で歯茎の表側をなぞるように
- 一回しに5秒くらいかけてゆっくり行う
効果には個人差がありますが、毎日1ヵ月以上続けると目に見えて効果が現れる人が多いようです。早い人はすぐに効果を実感しているようですが、これは1日に何百回と回しているケースです。
慣れて回数を増やすのはいいですが、最初から回数を増やすのはお勧めしません。
あいうえお体操
多くの美容家が推奨する「あいうえお体操」。やり方は、言葉の通り「あ、い、う、え、お」の口を作りながら声に出す。
さらに発音しながら行うことで、効率よく表情筋を使うことができます。こちらも頬のたるみや口輪筋の衰えに働きかける効果があります。
ポイントは、筋肉が疲労しているのが分かるくらい大袈裟に表情を作ること。1回の発音に7〜12秒くらい時間をかけ1日2回(1回3分)を正しく行えば、2〜3日で表情が変わってくるようです。
発音によって、それぞれのポイントを抑えながら行いましょう。
あ
「あ」の口を作りながらできるだけ口を開きます。このとき目も大きく見開くようにすると、目の周りの筋肉も鍛えることができます。
い
口を真横にグーッと引くように開けて下さい。このとき、頬の一番高い筋肉も使うよう意識しましょう。
う
唇をすぼめて、思い切り前に突き出します。顔の肉をすべて真ん中に集めるイメージで行いましょう。
え
思い切り笑って口を「え」の形にします。口は横に広く開けて、頬は高くあがるように意識しましょう。
このとき、舌も一緒に出すと二重あごの解消に繋がります。
お
口を縦に大きく開けて、ホウレイ線を伸ばすイメージで、口の周りの筋肉を使っていることを意識しましょう。
口角の横の筋肉が痛くなれば、効いている証拠です。
◆注意点
- 口を大きく開けてやらないと効果が出にくい
- 一つの発音に7〜12秒の時間をかける
- しっかりと声を出す(声が出せない時は無声でOK)

ペットボトルエクササイズ
身近に手に入るペットボトルで、小顔エクササイズができます。これは、頬のたるみが原因で現れる「ホウレイ線を消す」と話題になっています。
ペットボトルでなぜホウレイ線に効くかと言うと、主に口輪筋(こうりんきん)という表情筋を刺激するからです。
考案者は、日本アンチエイジング歯科学会の宝田恭子先生です。1日3セットを目安に行いましょう。
- 空の2リットルのペットボトルを用意する
- 「ほー」と声を出しながら全ての息を吐き出す
- ペットボトルをくわえたまま、思い入り息を吸い込む
- ペットボトルをくわえたまま吐き出す
◆注意点
- 足は肩幅に開いて行う
- 息を吸うときはお尻の穴を閉め、逆に吐くときは緩める
- ペットボトルがへこむくらい思い切り行う
【上級編1】重さを足して唇で持ち上げる
先ほどは空のペットボトルを使ったエクササイズを紹介しましたが、今度は水の重みを足して持ち上げてみましょう。
1日3セットが目安です。
- 500mlのペットボトルに少量の水を入れて蓋をする
- 唇の力を使って上に持ち上げる
- この状態を10秒間キープする
◆注意点
- 持ち上げるとき、絶対に歯は使わないこと
- 最初から多くの水を入れるのではなく、徐々に水の量を増やしながら鍛えましょう
【上級編2】さらに上下左右に動かす
今度は水の入ったペットボトルに動きをプラスします。1日3セットが目安です。
- 500mlのペットボトルに少量の水を入れ蓋をする
- 唇の力を使って上に持ち上げる
- 持ち上げたままペットボトルを上下左右に動かす
- この状態を10秒間キープする
◆注意点
- 持ち上げるとき、絶対に歯は使わないこと
- 最初から多くの水を入れるのではなく、徐々に水の量を増やしながら鍛えましょう
他にも、最初に紹介した基本のペットボトルエクササイズは発声練習にも最適です。
これはお腹に力を入れて声を出すため美声にも繋がりますよ。また、肺活量のアップも期待できます。
顔ヨガ
「顔ヨガ」とは、顔の筋肉トレーニングの一つです。
顔には60種類の表情筋が存在していますが、普段の生活で使う筋肉はごくわずか。そこで、意識的に顔の筋肉の伸縮運動を行うことで、中からリンパの流れを促し、適度に筋肉を鍛えることが大切なのです。
筋肉を動かすことでむくみも取れ、小顔に近づきます。そんな顔ヨガをいくつか紹介します。
【1】頬のリフトアップ
- 口が逆三角形になるようにニッコリ笑う
- 親指と人差し指で輪をつくる
- 頬にできた膨らみ(おだんご)を持ち上げる
- 10秒間キープし形状記憶させる
【2】顎のたるみ解消
- 「ひっひっひっ」と言いながら口を引く。このとき、首の筋がたくさん立つように行う
- これを5回繰り返し行う
【3】むくみスッキリ
- 鼻から吸った息を口から吐きながら、顔のパーツを中心に寄せる。これを10秒間キープ。
- 全ての息を吐ききったら、思い切り目と口を開く。顔全体を伸ばすイメージで。
◆【1】〜【3】の注意点
- 正しい姿勢で行う
- 鼻から吸って鼻から吐く「鼻呼吸」で行う(呼吸は止めない)
- 1つのポーズを3〜5セットずつが理想的。それぞれを1日に1分程度行いましょう
小顔エクササイズ比較表
マッサージ法(☆はカンタン度) | 効果 | 即効性 | 回数 | 所要時間 |
---|---|---|---|---|
舌回し ★★★★☆ | ホウレイ線、たるみ、顔の歪み、二重あご、むくみ、口臭予防、脳の活性化 | ○ | 1回20〜50 | 2分〜4分 |
あいうえお体操 ★★★★★ | 頬のたるみ、ホウレイ線、むくみ | △ | 2セット | 3分 |
ペットボトル法★★★☆☆ | 頬のたるみ、ホウレイ線 | △ | 3セット | 3分 |
顔ヨガ ★★★★☆ | リフトアップ、顎のたるみ、むくみ | ○ | 3〜5セット | 1分 |
シワになることはない?
これらの体操はわずかな時間の表情の変化なので、シワが固定される心配はありません。逆に筋肉をしっかり伸ばすペットボトルの体操は、内側からの弾力が生まれ、肌のシワも伸びやすくなります。ただ、極端な「やり過ぎ」はNG。回数を多少増やすぐらいなら問題ないですが、何十回と増やすのはシワなどの原因になります。

エラをすっきりさせる方法2選

頬あたりにエラが張ったような四角顔にコンプレックスを抱いている人も多いのでは?
エラ張りタイプの人は、小顔を諦めているケースが多いようですが、マッサージや無意識の癖などを改善すれば、小顔を手に入れることができるかもしれません。
顎の筋肉をほぐすマッサージ
顔にエラが張るのは顎のコリが原因と言われていますが、「歯を食いしばる癖がある」「携帯を眺めている時間が長い」「横を向いて眠る」人も、顎の筋肉が凝っている可能性があります。
顎の筋肉をほぐすことでエラが改善する事もあるので「骨格だから……」と諦めず、ぜひマッサージを実践してみてくださいね。下記のマッサージは、各ステップ10回〜20回を目安に行って下さい。
【1】側頭筋をほぐす
こめかみに手をあてながら、歯を噛み締めると盛り上がってくる部分が側頭筋です。
- 側頭部を手の平全体で包み込み、奥歯を噛み締める
- 側頭筋の痛いと感じるところや硬くしこりのようにになっているところを探す
- 指の腹で、円を描くように揉み解す
【2】咬筋をほぐす
頬骨の下から顎にかけて手の平で包み、歯を噛み締めると盛り上がってくる部分が咬筋です。
- 左右の頬に手の平を当て、顎のラインまで包み込む
- 咬筋の痛いところやしこりになっている場所を探す
- 指の腹で、円を描くように揉み解す
【2】口を開けてストレッチ
- 顎を前に突き出し、そのまま口をゆっくりと開ける
- この状態で1〜2秒キープ
- ゆっくりと口を閉じ、顎を戻す
◆注意点
- 無理のない程度に口を開いて行う
- 両側の耳辺りにある筋肉の伸びをイメージする
カンタン度 | 即効性 | 回数 | 一度にかかる時間 |
---|---|---|---|
★★★☆☆ | △ | 各10〜20 | 2〜5分 |
歯をかみ締めるクセを止める
あなたは今、歯を食いしばっていませんか?本来、上の歯と下の歯は接触していないのが正しい状態。歯を噛み締める=食いしばりは、エラ周辺の筋肉を大きくすることに加え、骨を余計に肥大化させてしまいます。
これが癖になると、顎関節症になり片側だけエラが張ってしまうという恐ろしい状態に……。
また、寝ている間に無意識に歯を噛み締める歯ぎしりも危険。歯ぎしりは、起床時と比較にならない強い力(約80kg)で負荷を与えています。ヒドい時は、奥歯が割れてしまうことも。睡眠中はマウスピースを装着するといった工夫が必要です。
食いしばりの防止策として、舌の位置に注目してみて下さい。舌の正しい位置は、上顎(上歯の裏側)にくっ付いている状態。こうすれば、食いしばりを防止しやすくなります。
先述したマッサージ法であれば、噛み合わせを改善する「舌回し」が特に有効です。
マウスピースを作るには歯医者に行くのがベストですが、簡易的なものであれば通販でも購入は可能ですので、一つご紹介しましょう。
商品名 | 参考価格 | 購入サイト |
---|---|---|
歯ぎしりマウスガードR | 1,600円 | 購入はこちらから |
面長さんを小顔にする方法2選

一般に面長と言われる人は、顎が全体のバランスのなかで長いのが特徴です。そのため、顎周りのストレッチやマッサージが欠かせません。こちらでは、面長さん必見の小顔にする方法を伝授します。
顎のストレッチ
【1】口の開閉ストレッチ
- 左右のこめかみに手の平を当てる
- そのまま横に大きく口を開け、ゆっくりと口を閉じる
- この開閉を30回繰り返す
【2】下顎スライドで歪みを改善
- こめかみに手を当てたまま、下顎を左右に動かす
- 左右で1回とし、30回程度繰り返す
【3】顎の筋肉を伸ばす
- 顔の前に鏡を用意する
- 上の前歯の中心と下の前歯の中心が重なるように歯を重ねて口を閉じる
- 3秒キープしたら口を開け、また上下の前歯の中心が重なるように閉じる
- これを20回1セットとし、1日5セット行う
【4】ガムで顎を鍛える
- 奥歯の噛みグセがないほうの歯でガムを噛む
- はじめは10分程度噛み、慣れたら20〜30分噛みましょう
- 1日1〜3回を継続して行う
◆注意点
口は必ず閉じ、正しい姿勢で噛む。鼻呼吸で行うことが大切。
顎のリンパマッサージ
【1】頬骨からリンパ節に流す
- 親指の腹を小指と頬骨の間に差し込む
- 頬骨に沿って、耳の前を下へなぞる
- そのまま顎関節から首筋→鎖骨を肩の方へなぞる
- これを3回繰り返す
【2】頬骨からリンパ節に流す
- 口角の横に親指の腹を押し当てる
- 頬骨に沿って、顎関節までリンパを流す
- 首筋から鎖骨リンパ節へなぞる
- これを3回繰り返す
【3】老廃物をまとめて流す
- 4つの指を使い、鎖骨の中央から片側に向かって流す
- 左右交互に位置を動かしながらまんべんなく行う

顎のストレッチ・マッサージ比較表
方法(☆はカンタン度) | 効果 | 即効性 | 回数 | 一度にかかる時間 |
---|---|---|---|---|
顎のストレッチ ★★☆☆☆ | 顎の歪み、筋肉のコリをほぐす | ○ | 20〜30回 | 2〜5分 |
顎のリンパマッサージ ★★★★☆ | むくみ、血行促進 | ○ | 3回 | 2〜4分 |
さらに小顔になりたい人は要チェック

小顔になれるエクササイズで顔が引き締まったら、髪型やメイク、服装でもっともっと小顔を目指しましょう。
ここでは、顔が全体的に大きい人やエラ張りタイプ・面長タイプに分け、それぞれの“小ワザテクニック”をご紹介します。
小顔になる髪型
顔が大きいタイプ
顔が大きく見えてしまう人は、顔や頭のインパクトが強くなりがち。
バランスが取りにくい為、シンプルなヘアスタイルを心がけると良いでしょう。例えば、頬を包むような内巻きスタイルやタイトなシルエットの髪型がおすすめ。前髪は、重めより軽めがベストです。
【ここが小顔ポイント】
- シンプルなスタイルを心がける
- 動きの強いスタイルは危険
- 前髪はサイドに長すか軽めにカット
エラ張りタイプ
エラが張ったようないわゆるベース顔は、顔が大きく見えるうえ、全体的にのっぺりと見えがちです。
顔周りにふんわりと動きを持たせ、気になるエラを隠すような髪型がおすすめ。前髪の横幅は狭くしサイドに分け、トップの高さが出るようにしましょう。
後ろの髪をふんわりさせ、立体的にすることでのっぺりを解消☆
【ここが小顔ポイント】
- 顔周りの髪に動きを出す
- トップの高さを出して、縦長ラインを意識する
- バックはふんわり立体的に
面長タイプ
面長タイプの人は、目と目の間隔が狭く、顔が長いがために実年齢より老けてみられがち。そんな人は、顔の長さを強調しないためにサイドにボリュームを出した髪型がおすすめです。
さらに前髪を作ると、縦長ラインが分断されてさらに顔の長さを目立ちにくくすることができます。特に、顎周りにボリュームを出したヘアスタイルが効果的。毛先を弾ませたふんわりカールで、若々しさもプラスできますよ。
【ここが小顔ポイント】
- トップボリュームは控えめに
- 前髪を作って、縦長ラインを分断
- 顔周りに丸いシルエットをつくる

小顔になるメイク
顔が大きいタイプ
顔が大きい人のメイクで一番大切なのが、ファンデーションの色選び。
実際の色より明るいと更に大きく見えるからです。また、チークは全体の引き締め効果のあるオレンジやシナモンカラーを選びましょう。
もしくは、眉頭から鼻筋にかけてノーズシャドウで影をつくるのも効果的。顔全体にメリハリができ、小顔効果が期待できます。
【ここが小顔ポイント】
- ファンデーションの色選びを間違えない
- チークの色はオレンジかシナモン
- ノーズシャドウで顔全体にメリハリを
エラ張りタイプ
エラが張っている人は、ワントーン濃い色のシェーディングを活用するのがおすすめです。
エラの根本から鼻、こめかみ、顎と3方向に伸ばすように付けましょう。自然な影ができ、小顔に近づけてくれますよ。ただ影をつけるだけでは血色が悪くみえがちなので、額から鼻筋、目頭の下、顎の先(下部分)にハイライトを入れるとより立体的になります。
また、眉と目元にブラウンなどの柔らかな色を使うことで、エラの存在感を抑えられます。眉尻を長めにすれば、エラの張り感もカバーできますよ。
【ここが小顔ポイント】
- 濃いめのシェーディングで影作り
- ハイライトで華やかさをプラス
- 眉と目元はナチュラルカラーを
面長タイプ
面長タイプを小顔にみせる方法として、「下瞼に重点を置く」ことが挙げられます。
例えば、眼下にある涙袋に、白やピンクなどの明るめのシャドウを乗せたり、下まつ毛のマスカラを下方向に向かって付けることで、目全体の位置が下がった印象を与えることができます。逆に、上まつ毛を上方向にカールさせるのはNGです。
また、眉毛はなるべく直線的で平行に描き、チークは頬骨よりも少し低めの位置から“横に向かった楕円形”を意識して塗るようにしましょう。こうすることで顔の縦の長さを短く見せることができます。
【ここが小顔ポイント】
- 涙袋を強調して目元ふっくら
- 上まつ毛はカールさせない
- チークは丸形より楕円形を意識する
小顔になる服装
顔が大きいタイプ
顔が全体的に大きいタイプの人は、首回りをスッキリとさせることがポイント。
デコルテは縦長に強調できるVネックの服か、パーカーもジッパーを少し下げてV字を意識すると良いでしょう。襟付きのシャツなら、明るい色がおすすめです。
反対に、首元が詰まったタートルネックや丸首の詰まった服は顔の大きさを強調させます。どうしても着たいときは、視線を誘うアクセサリーやマフラーで小顔効果を狙いましょう。
【ここが小顔ポイント】
- 首回りはスッキリさせる
- トップスは明るい色を選ぶ
- ボリュームのあるスカートを履いても◎
エラ張りタイプ
顔の横幅が目立ちやすいエラ張りタイプの人は、胸元がスッキリとしたVネックの服か、シャツなら襟がスッキリとしたものがベストでしょう。
逆にNGなのは、顔も横伸びにみえてしまうボーダーです。また、インパクトのある大きめのサングラスで視線を集めるのも小顔効果に繋がります。
【ここが小顔ポイント】
- 胸元がスッキリとしたものを
- ボーダー柄は着ない
- 小物を使って視線を集める
面長タイプ
ボーダー柄や、襟元が両肩にかけて開いたトップスのデザインがよく似合います。オシャレ上級者なら、ハンチング帽を取り入れるのもおすすめ。
ハンチング帽を床と水平に被ることで、横のラインが強調することができるでしょう。
また、丸くて大きなピアスやイヤリングも、面長の直線的なフェイスラインを和らげてくれます。
【ここが小顔ポイント】
- 横のラインを強調する服を選ぶ
- フィット感+浅めの帽子を取り入れる
- 丸めの大ぶりアクセで顔を小さく

顔が大きく見える原因とは

そもそも顔はなぜ大きく見えるのでしょうか?その原因を徹底調査しました。
顔の筋肉の運動不足
顔の筋肉である表情筋は、普段の生活のなかで20〜30%ほどしか使われていないと言われています。つまり、顔も意識して動かしておかなければ、頬がどんどん下がっていき、顔が大きく見えがちです。
特に無表情の人は垂れやすく、表情が豊かな人は顔の筋肉を自然と使っているようです。顔の筋肉を使わないことは、メリハリのない目鼻立ちやたるんだ顎にも繋がります。
先述した舌回しやあいうえお体操などの小顔エクササイズをこまめに行うことで、喜怒哀楽の表情が豊かになり、印象もグンとアップします。
姿勢や体のゆがみ
猫背で顎が前に突き出ていたり、体が左右どちらかに傾いている人は、徐々に顔も歪みを引き起こし顔が大きくなりやすくなります。さらに、歪みは血流と代謝の悪化を招き、同時に顔のむくみも引き起こします。
原因は、普段から姿勢が前屈みになっていることや、歯の噛み合わせが悪く、顎と顔の骨が歪んでいるケースが殆どです。
普段からバランスよく噛むように気をつけて、噛みグセがある人は、反対の歯でガムなどを噛むようにすると良いでしょう。

エラはりなどの骨格
もともと生まれつきエラや頬骨の骨格が大きいがために顔が大きく見えるタイプが原因で顔が大きく見えることがあります。むくみを改善したり、脂肪を落としたとしても、骨まで痩せさせることは残念ながらできません。
顔を小さくするための確実な方法は、エラや顎の骨を削る整形手術をすることですが、経済的にも肉体的にも大きな負担がかかるため、あまりお勧めできません。
先述したような方法を試すか、小顔矯正を謳っているエステなどを受けるのも選択肢の一つでしょう。
その他に、下記のような原因も考えられます。
- 顔がむくんでいる
- 顔に脂肪がついている
- 顔に立体感がない(のっぺりしている)
- 髪の色が明るい
1日数分の努力で小顔になろう

顔が大きく見える原因は、顔のシルエットだけでなく、一つひとつのパーツの形や大きさ、服装、ヘアスタイルによっても見え方がガラリと変わってきます。
様々な視点で“大きく見えてしまう顔”の要因を洗い出し、解決策を探って地道に実践していくことが、小顔美人への近道になるはず。
1日に数分のエクササイズを取り入れるも良し、メイクや髪型、服装を工夫するも良し。まずは出来ることから少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。