目次
クレンジングクリームのノウハウ

「今日も最高にきれいにメイクができた!」そのメイク、しっかり落とせていますか?肌の負担になるような落とし方、していませんか。
「そういえばオイルクレンジングでササッと落とすことが多いから、ちょっと肌が疲れ気味かも。」
そんなあなたにおすすめしたいのが、クレンジングクリーム。コクのあるテクスチャーで優しくメイク成分を包み込み、肌の負担が少なくメイク落としができるとされます。
しかし、オイルクレンジングに比べると「あまり使ったことが無い」と言う人も多いのでは。それでは今回は、そんな「優しいクレンジング」であるクレンジングクリームについて、完璧に網羅していきましょう。
あなたの肌を変えてくれる、ベストアイテムと出会えますように。



アイテムチェックの前に!クレンジングクリームのメリットやデメリットは?
肌に優しいことが何よりのメリットです。デメリットとしては、含まれる油分が少ないので濃いメイクは落としにくい点でしょう。
クレンジングクリームはもったりとしたクリーム状で、使う時にも摩擦が少なく肌当たりが優しいのが特徴です。また、メイクとのなじみもゆっくりなので必要以上に油分をとりすぎることがなく、しっとりとした洗い心地になるでしょう。
デメリットとしては油分がオイルクレンジングに比べて少ないので、濃いメイクはかなりじっくりなじませる必要があります。しかしそれではかえって負担になることもあるので、ポイント用メイク落としを使いましょう。
以上を踏まえ、早速アイテムチェックに行くことにしましょう。
プチプラ!クレンジングクリームベスト5
毎日使うものだから、できればお財布に優しくて使いやすい価格帯の物がいい。そんなあなたにぴったりなのがプチプラアイテム。
プチプラとは言っても最近の化粧品メーカーは研究を重ねていたり、大手化粧品メーカーの子会社であったりして、その品質は高級メーカーにも引けを取らないものが多いのです。
ちふれウォッシャブルコールドクリーム
たっぷり大容量の300g入りで、わずか600円台で購入できるクレンジングクリーム。
マッサージクリームとしても使用できるので、手に取ってみたことがある人もいるのでは。それでもクレンジングクリームに使い慣れていない人は「落ちない」と言う意見も多いようす。
クレンジングオイルとしてはミネラルオイル(ベビーオイル)が使われているため、使用前にしっかりと馴染ませることが何より大切です。オイルクレンジングでは肌に乗せただけでも落ちるようなものが多いので、慣れるまではマッサージする要領できちんと馴染ませることに重点を置きましょう。
メイクがなじんだ合図は指先が「ふわっ」と感じたとき。「安いけど落ちない」ではなく、落ちるようになるまで馴染ませるのが必要です。ちふれのクリームはそういった面からしても入門編としておすすめです。
- これを使い始めて肌がきれいだね~って言われます多めにつけてマッサージしていると、 汚れが浮いてきて、かるい感触(クリームからオイルになったような) になり、ぬるまゆでおとして、あとは洗顔料で丁寧に洗うともっちり肌になりますよ。
- 典型的な混合肌。数年前からずっと使い続けてますが、刺激も少なく、マッサージもできるので重宝しています。 ダブル洗顔をたまにですがしない時も、肌が荒れることはありません。

ウテナ モイスチャーコールドクリーム
ウテナは1927年創業の老舗メーカー。化粧品では「アロエモイスチャー」が有名ですが、どちらかと言うとヘアスタイリング剤の方が知名度が高いかもしれません。
そんな女性のそばで品質を考え続けるウテナの「コールドクリーム」は250g775円。ちふれに負けないプチプラさで、女性のキレイを応援してくれます。
さらに成分としてアロエエキス、ホホバオイル、オリーブオイルを配合。自然の恵みでマッサージクリームとしても使用でき、さらにふきとり用クレンジングとしても使える便利さです。
- 安くてとても良い!このクレンジングクリームは、冬でも伸びがよく、たくさん手に取りすぎた時も柔らかいままで肌をこすらなくて済みます。たくさん取りすぎなければすぐにオイル化して洗い流しやすい。
- 定番になりましたクリームが軽く、汚れになじむのがとても早いのです。 コールドクリームをすこしホイップして、ゲルの感触に寄せたような…? 洗い上がりはすこしオイル感は残りますが、その後の洗顔を邪魔するほどではありません。 つかれて帰ってきた日でも、おっくうに思わずに使うことができる使用感です。 もう1年ほど使いましたが、まだ継続すして使い続ける予定です。
使い心地にクリーム特有の重さが少なく、とても使いやすいとの声が多かったです。肌の上でオイル状に変化するのも早く感じられて、クレンジングクリームなのに使い勝手がとてもいいと評判です。アロエ化粧水のメーカーなので、アロエ成分入りなのも嬉しいポイントですね。
ウテナ モイスチャーコールドクリーム (洗い流し・ふきとり両用タイプ)
ドルックス クレンジングクリームN
ドルックスは、そのアンティークで気品のある見た目が女性に人気のブランド。実は資生堂のブランドの1つです。
安価で使いやすい価格帯でいて、少しゴシック調の気品あるパッケージが乙女心をくすぐります。たっぷり135g入りで税別800円。
商品はパラフィンやワセリンを使用した基本的なクレンジングクリーム。プチプラであり資生堂ブランドなので、信頼度が高めの口コミが目立ちました。
ただし油分は多めのこってりとしたクリームなので、乳化に少し時間がかかるとの声も。使い方にコツが必要かもしれません。ふきとりもできるので、油分が気になる人はふきとりでの使用がおすすめです。
- 油分おおめのこってりクリーム。メイク馴染み、落ちはいいです。拭き取りタイプで、洗い流しには適さないかな。ぬるぬる取れないので。あたしはティッシュオフし、オイデルミンで拭き取り。つっぱらず潤いあります。油分おおいので、脂性肌さんにはあまり向かないかも。
- コールドクリームは、正直半信半疑。コツがいるとか聞くし、ほんとに落ちるの? ファンデ、残るんじゃない?なんて恐る恐る購入してみたところ… 結果、大正解!!(中略) ファンデやチークは勿論、アイシャドーのラメも、 しっかりめに描いた眉も、ウォータープルーフのマスカラまできちんと落としてくれました。


ポンズ クリアフェイス クリームクレンジング
クリーム系クレンジングで、さらに「良く落ちる」とすれば、ポンズは知名度が高いかもしれません。
クリームクレンジングなのにジェルやオイルにも負けないくらい「毛穴の奥のファンデ汚れ」をすっきりさせてくれるのがポンズシリーズです。そのイメージはポンズが日本で発売された1957年から現在でも変わっておらず、クリームクレンジングの売り上げ1位獲得を誇っています。
そのポンズの中でもさらに1番売れているのが「クリアフェイスクリームクレンジング」。くすみの気になる肌の角質をすっきりさせ、クリアで透明感のある肌に導くのです。そんなポンズは270g入りで市販価格700円前後。確かな人気と実力を安心価格で手に入れましょう。
- 一時期はまっており、ゴールドの色のものを購入していました。顔に塗ってすぐに洗い流してしまうのはどうやら間違いなようで、 しばらくマッサージを兼ねてくるくるしていると、突然滑りがよくなるタイミングがあるので、 そのタイミングで流した方がいいようです。 時間のある時は丁寧にクレンジングができるのですが、 急いでいる時はちょっと面倒でした。
- 前にも別タイプのものを使用していて、それ以降は色んなメーカーを渡り歩いてきましたが最後はやっぱりこちらへ戻ることになりました。 市販で買うよりもお得な上に、量もたっぷりあるので惜しみなく使えます。 質感としては割りと柔らかめでノビもよく、乳化も分かりやすいので使いやすいです。 香りも私好みでなのですべての面において大満足してます。
アラサー世代以上の人では、「レンズはうそをつきません」のポンズのCMを覚えているでしょうか。当時は「そんなに毛穴に汚れが残っているの?」と強烈なインパクトを与えたものです。
今でもその実力はしっかりとあり、口コミでも「使いやすい」「安い」「スッキリする」と評価も高いものが目立ちました。長年愛されているアイテムは、これからも愛されていくのでしょう。
無印良品 マイルドクリームクレンジング
会社帰りや学校帰りについ寄ってしまう自然派なお店と言えば無印良品。お菓子や食料品、衣料品をメインとしていましたが、最近特に伸び率が高いのが化粧品、スキンケアアイテムです。化粧水は大容量で基本的な仕事をきっちりこなしてくれるとして、大人気となりました。
そんな無印良品のクリームクレンジングは「マイルドクリームクレンジング」。
パッケージがシンプルでカッコイイだけでなく、品質にも高いこだわりがあります。それは無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・アルコールフリーであること。肌に刺激となり得る成分を排除し、あくまでも肌への優しさにこだわったクレンジングと言えるでしょう。
150gで1,000円と他のプチプラクレンジングに比べると少し高めになりますが、肌にこだわりたい人ほど選んでほしいアイテムです。
- 名前の通りほんとにマイルドです!肌に伸びる感じも、なめらかでとても良いです! また、これを使い始めてから肌荒れもしなくなりました^_^お肌に刺激のないものだと思います!
- 大好きな商品です。優しくじっくり馴染ませると、いつのまにかクレンジングオイルかのように滑らかになり、メイクを完全に落としてくれます。そして、よくすすいでも潤いが残ります。クレンジングのついでにハンドクリームのように手に馴染ませると、すすいでも手のガサガサが、いつもより穏やかでした。

5商品を比較してみよう
プチプラの5アイテム、ランキング形式にはなっていますが、順番に見ていくとどれもこれも良さそうですね。ここで1度、5アイテムを表で見比べてみましょう。
順位 | 商品名 | メーカー | 容量 | 価格 | 商品のポイント |
---|---|---|---|---|---|
1 | ウォッシャブルコールドクリーム | ちふれ | 300g | 税別650円 | クレンジングクリームとしても使える |
2 | コールドクリーム | ウテナ | 250g | 税別775円 | アロエ・ホホバ・オリーブオイル入り |
3 | クレンジングクリームN | ドルックス | 135g | 税別800円 | 資生堂ブランドの1つ |
4 | クリアフェイス クリームクレンジング | ポンズ | 270g | 市販価格700円前後 | 4種の韓植物エキス配合 クリームクレンジング売り上げ1位獲得 |
5 | マイルドクリームクレンジング | 無印良品 | 150g | 税込1,000円 | あんず果汁・ももの葉エキス入り 香料フリーなど4つのフリーと弱酸性 |
こうして表で見てみると、少し特徴がつかみやすいかもしれません。
プチプラ5アイテムはこんなあなたにおすすめ♪
- コスパ第一のあなたには→ちふれ
- コスパも気になるけど保湿成分も欲しいなら→ウテナ
- 化粧台に置けるパッケージがいいなら→ドルックス
- 売り上げ1位の実力を試したいなら→ポンズ
- 余計なものを入れずにシンプルなパッケージが好きなら→無印良品
どの商品も仕事や学校帰りに考え込まずに買える価格帯ではないでしょうか。いつもオイルクレンジングで乾燥を感じていた人は、まずはこのプチプラアイテムから試してみてください。

毛穴ケアにおすすめランキングベスト3
「メイクを落とすだけじゃなく、プラスアルファの成分が欲しい!特に毛穴にいいやつ!」そう思っているあなたにおすすめのベスト3アイテムが、ここにあります。
毛穴汚れはオイルにお任せ?いいえ、じっくりマッサージできるクレンジングクリームだからこそ、小鼻もゆっくりマッサージができて毛穴にいいという声もあるようですよ。
トランシーノ薬用クリアクレンジング
トランシーノと言えば、飲み薬が「肝斑」の改善薬として有名ですね。そのトランシーノ、実はスキンケアアイテムも揃っているのです。
化粧水や洗顔料はもちろん、クレンジングもトランシーノ。保湿クリーム成分70%も配合で、肌を保湿成分でクレンジングするような優しさです。
しかしそれだけではありません。肌荒れ防止成分や、保湿成分としてビタミンC、アケビアエキス、角質層リファイン成分配合。「メイク汚れを落とす」だけでなく、肌荒れを労わったり透明感を引き出すことにこだわっています。
表面のくすみを対策することで、毛穴の目立ちにくいクリアな肌になりましょう。価格は1,944円です。口コミをチェックしましょう。
- 乳化処理は確かに手間が掛かりますが、手軽なオイルクレンジングとは桁外れに肌が柔らかく、そしてフワフワに洗い上がります!以前このクレンジングを1本使い切った後に元々使っていたオイルクレンジングに戻したんですが「何か肌が硬い?」と肌の違いに気付きました。 使ってる途中はあんまり意識してなかったんですが、コレ良かったんだなぁ…と思い知らされました(笑)
- 肌にのせた瞬間から馴染んでオイルっぽくなります。クルクルとすれば毛穴汚れも化粧もするっと落ちるのでとてもいいです。とくにつっぱる感じもありません。
さすが美白のトランシーノブランド、「メイクを落とすだけで終わりなんてあり得ない」とばかりに、シミや肌のごわつきが気になり始めたターゲット層の心を射抜く成分に仕上がっています。
1度使えば、今までのオイルクレンジングには戻りにくくなるような「クリアな洗い上がり」が期待できるでしょう。 メイクの落ち方も「するっ」と落ちるそうなので、気持ちの良い使用感ですね。
プレディア スパ・エ・メール ファンゴ W クレンズ
生命の源「海」に着目した、コーセーのブランドの1つ「プレディア」。そのプレディアの中でも、スパのようなトリートメント効果をコンセプトに開発されたのが「スパ・エ・メール」シリーズです。
その名の通り、スパで使われることの多い成分はもちろん、香りもゆったりと安らげるような「スパ仕様」に仕上がっています。海藻成分、海水成分、さらに海泥成分で、あなたの肌を生まれ変わらせてくれるでしょう。
ファンゴWクレンズは、天然ミネラル泥配合。毛穴の汚れや酸化した皮脂に働きかけ、スッキリ気持ちのいい洗い上がり。スパでじっくり癒された後のような、ふっくらしなやかな肌が期待できます。
その人気は折り紙付きで、口コミ評価の高さはもちろん、クレンジングクリーム部門でアットコスメでベスト3に入るほどなのです。価格は150gで2,500円、100回使えると言われることを考慮すると、コスパもかなり良さそうです。
- 3年くらい使用しています。たまに浮気するけど、しばらくすると肌がゴワゴワしてくるので結局これに戻ってしまいます。少しでも濡れてたら使えないのが不便ですが、乾いた手で使えば、ゆっくり撫でるだけでわりとすぐ乳化してくれます。使用後につっぱらないのが嬉しい。
- 洗い上がりもスッキリで、ダブル洗顔なしでもいいです。ただ、濡れた手で使えないのが難点。一つで、100日もつと聞きました!コスパは良さそうなので、リピしたいです。

しかもスパを体験しているかのようなリラックスする香り。お疲れ様のあなたに試してほしいアイテムです。
ビオレこくリッチメイクオフクリーム
洗顔料で有名なビオレからは、こっくりな使い心地の「こくリッチメイクオフクリーム」が出ています。
普通のクリームクレンジングより、さらにしっとり、さらにモチモチな洗い心地へ。フローラル系の香りで、クレンジング中の肌を優しく包みます。ゆったりとマッサージするようにクレンジングのできるコクのあるクリームだから、毛穴の汚れにもしっかり働きかけられるのです。
200gで840円と言う続けやすい価格はもちろん、シアバターのうるおいが冬でもしっかり保湿感をキープ。乾燥を感じにくい肌に仕上げてくれるでしょう。
- 新しいクレンジングが発売されるたびに興味をもちそちらのほうに行ってしまいまってましたが、やっぱりこれが一番私の肌に合ってるみたいです。 こってり固めのクリームですが肌に馴染ませていくうちに柔らかく伸びがよくなります。香りは好みがあるようなんですが、優しい香りで私は好きです。
- 洗い上がりも乾燥しないし私は好きです!やっぱりクリームタイプいいですね。意外にしっかり落としてくれるように感じました。ただダブル洗顔はした方がよさそうです。
洗い上がりのしっとりさは高評価のようですね。ただ、人によっては被膜感のようなものを感じる場合があるので、気になる場合はダブル洗顔をしてもいいでしょう。使い心地が変わっていくのがクリームクレンジングの特徴ですが、慣れていくうちに「あ、変わった」が楽しみになりそうです。
3商品を比較してみよう
それでは「毛穴におすすめ!」の3商品を表で比較してみましょう。
商品名 | メーカー | 容量 | 価格 | 商品のポイント |
---|---|---|---|---|
薬用クリアクレンジング | トランシーノ | 120g | 税込1,944円 | 保湿クリーム成分7割 ビタミンC アケビアエキス 角質層リファイン成分配合 |
スパ・エ・メール ファンゴ W クレンズ | プレディア | 150g | 税別2,500円 | 天然ミネラル泥配合 ライトグリーンシプレの香り スパを受けているかのような使用感 |
こくリッチメイクオフクリーム | ビオレ | 200g | 市販価格840円 | シアバター入り フローラル系の華やかな香り |

敏感肌におすすめランキングベスト3
次に、敏感肌へのおすすめランキングをチェックです。「私の肌、あまり強くなくてオイルクレンジングが向いていないの。」そんな人でも安心度の高い、できるだけ肌に負担をかけにくい処方で作られたクレンジングを見ていきましょう。
モーニュ ピュア クレンジング クリーム
自然派化粧品のモーニュ、無添加にこだわり、パラベン・アルコール・紫外線吸収剤・鉱物油や香料などを加えていないスキンケアアイテムを作っているメーカーです。
とことん優しさにこだわったアイテムは、工場から販売までを一貫して取り扱っており、全ての工程で顧客の声が届きやすい作りとなっています。
そんなモーニュのピュアクレンジングクリームは、製造工場直販。だから、安価で高品質。クレンジングクリームは通常水と混ぜることは厳禁ですが、モーニュのクレンジングは水で濡れた手でも使えます。
嬉しい保湿成分はヒアルロン酸、プラセンタ、グレープフルーツエキス、りんごエキスなど、美容液顔負けの高配合。たっぷりのうるおいで、優しくメイクを落とすのです。
価格は150gで税別2,800円。濡れた手でも使用できますが、水の入りにくいチューブタイプのクレンジングとなっています。
- とにかく多くの植物エキスが配合されてますが、不思議と無香です。でも、洗顔系は無香が好きなので、OKです。メイク落としなのに保湿成分や植物エキスに守られているのか、綺麗にメイクが落ちるのに洗い上がりは潤い感があるのも不思議です
- 洗い流してもヌルヌル感がとれないクリームクレンジングが多い中、メイク落ちがよくヌルつきも洗い流せるので、気に入りました。使い続けたい商品です。
素肌を、たっぷりのうるおい成分で癒しながらメイクを落とすモーニュのクレンジングは、口コミでも大好評。スッキリメイクが落とせても肌の負担は感じにくく、続けるほどに「使っていて良かった」と感じられるアイテムの1つでしょう。
さらに肌荒れを防止する「アラントイン」も配合で、ニキビができやすい肌にも嬉しいですね。
フリープラス マイルドクリームクレンザーa
フリープラスは、カネボウのコスメブランドの1つ。和漢植物エキスの優しさと力にこだわり、6種の成分が配合されています。
タイソウ・チンピ・トウニン・ヨクイニン・カンゾウヨウ・センキュウの6つの働きで、肌に負担をかけにくくスッキリメイクを落としてくれるのです。もちろんパラベンや香料など、気になる成分は無添加。
敏感肌を研究してきた一流コスメメーカーだからこそできる、肌を労わる処方になっています。フリープラスのマイルドクリームクレンザーは125gで2,000円で、肌に優しく、お財布にもやさしい価格帯。
「肌にとことん優しいクレンジング」を何より大切に思う人に使ってほしいアイテムです。早速口コミもチェックしましょう。
- 初クレンジングクリームでした。顔をマッサージしてるとオイル状にテクスチャが変わるのが面白いし乾燥は感じません。規定量は少し多めに感じますが、摩擦を避けるために守った方がいいです。肌や手の温度にもよりますがおよそ1分くらい。冬場には結構優秀だと思います。
- 30代になりクレンジングは肌に優しいものをと思い使ってみました。なんの刺激もなくちゃんとメイクを落としてくれます。初めは心配で拭き取りタイプ化粧水も使ってみましたが、コットンに汚れはつきませんでした。チューブタイプなのも使いやすかったです。

コスメデコルテ AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム
デパートコスメの「コスメデコルテ」のクレンジング「AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム」は、まるでダイヤをあしらったような高級感のあるフォルム。150gで1万円と、クレンジングクリームとしては「高嶺の花」であるかもしれません。
しかしかなりの人気を誇るアイテムで、2013年の販売依頼女性たちの人気を集め何度もベスト3を獲得しているクレンジングです。
クリームと言うよりはホイップのようななめらかな使い心地がクセになると評判で、香りはふわりと広がるパウダリーなフローラル。クレンジング時間をラグジュアリーなものに変えてくれるでしょう。
洗い上がりはしっとりふっくら上級肌。確かに高級コスメの部類ではありますが、頑張っている人はコスメデコルテで癒しの時間を自分にプレゼントしてもいいのではないでしょうか。
- 使って感動しました。クリームを汚れと馴染ませてモロモロが出てきたらティッシュオフ。…クレンジングしただけなのに、肌がしっとりもっちり。たるみ毛穴が見えない。保湿力もすごいけど肌の張りもすごい。アンチエイジング効果にびっくり!
- 高い美容液や基礎化粧品を購入するのならばこちらを1つ入れてあげるだけで十分! 下手なエステにお金かけるよりもぷっくらしたもちもちお肌になれるように感じています。 お鼻とあご周りは特にクルクルとマッサージしていますが、その後のケアで美白美容液を入れていくと毛穴の黒ずみが改善されてきました。
たかがクレンジングと侮ることなかれ、良いクレンジングは、美容液にも負けない力があるようです。
年齢肌特有のお悩みをお持ちの人は、いつものオイルクレンジングではなく、たまには自分の肌とじっくり向き合えるちょっと高級なクレンジングクリームも良さそうです。
敏感肌おすすめベスト3を比較してみよう
敏感肌のあなたにも「使ってみようかな」と思わせるアイテム、ありましたか?メーカーは総力を挙げて「肌に優しい」商品づくりに励んでいます。きっとあなたの肌にピッタリなものが見つかりますように。
商品名 | メーカー | 容量 | 価格 | 商品のポイント |
---|---|---|---|---|
モーニュ | ピュアクレンジングクリーム | 150g | 税別2,800円 | たっぷりの保湿成分入り 香料などの気になる成分は無添加 |
フリープラス | マイルドクリームクレンザーa | 125g | 税別2,000円 | 6種の和漢植物エキス配合 香料などの気になる成分は無添加 |
コスメデコルテ | AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム | 150g | 税別10,000円 | ダブルペプチドとエモリエント成分配合 肌を包み込むようにふっくらクレンジング |
「クレンジングで1万円!?洗い流しちゃうのに!」と思いましたか?しかし、洗い流すような短時間しか肌に触れないアイテムでも、オイルクレンジングは乾燥肌を呼びやすくなることを実感している人は多いのでは。
ここでチェックしてきた商品は無添加にこだわりがあったり、保湿に自信があるアイテムばかりです。ぜひその手にとって、実力を試してみてください。デパコスはコスメカウンターでタッチアップをどうぞ。なにせ1万円、お試し無しでの購入はちょっと勇気がいりますものね。

クレンジングクリーム基本の使い方
「クレンジングクリームが肌にすごく優しそうな感じはわかったけど、使ったことが無いからなんだか手に取りづらいわ。」そんなあなた、ここで完璧に使い方をマスターしてしまいましょう。
メイク道具、スキンケア用品ははどれもはじめて使うときには詳しい使い方が謎なアイテムが多いもの。しかし1度マスターしてしまえば、美容の知識をゲットしてあなたの美レベルもアップするでしょう。
アイメイク・ポイントメイクは先にオフ
クリームクレンジングは、洗浄力が優しいので、手ごわいメイクは簡単には落とせません。
パウダー状のアイシャドウをサッと塗っている程度ならいいのですが、アイシャドウを幾重にも重ね塗りしていたり、黒のアイラインをビシッと引いていたり、ウォータープルーフのマスカラを付けている場合はクリームクレンジングのみで落すのは困難でしょう。
アイメイクや口紅などのポイントメイクのみ、先にポイントメイク専用のリムーバーで落しておくのがいいでしょう。専用リムーバーは2層になっているタイプが多く、使用前によく振ってコットンに染み込ませて使用します。
「こすり落とす」のではなく、メイクに染み込ませて「浮かせて落とす」のがポイントです。
クリームは塗る前に手の中で温める
クリームは温めて使うことで乳化しやすくなりますから、手のひらで温めて使いましょう。

クリームクレンジングは、本来混ざり合わない水と油を界面活性剤の力で混ぜています。そして安定性を得るため、水が優勢な状態を保っているのです。
水の中に油の粒が3割くらい混じっているのをイメージしてください。それがクリームクレンジングです。
ミルククレンジングはさらにたっぷりの水がある状態です。この、含まれている油は冷えているととても肌になじみにくいのです。寒いときにハンドクリームが上手く手になじまないのと同じで、油は温めた方がなじみやすいのです。これが「塗る前に手で温める」と言うことですね。
話は続きます。手で温めたクリームクレンジングは、メイク=油となじみやすくなります。油は油で落すのが最も落ちやすいことは、オイルクレンジングが証明しています。早速メイクとクリームをなじませていきましょう。

しばらくメイクをなじませていると、急に感触が変わる瞬間があります。それが「転相」と呼ばれる瞬間。今まで水が優勢だったクレンジングが、メイクの油が混ざることで油が優勢になり、クリーム状からオイル状に変化したのです。これが起こってはじめてクリームクレンジングはクレンジングとしての力を発揮します。
と言うことは、「転相」が起きないとメイクはうまく落ちないの?
その通りです。オイルクレンジングのように「サッとなじませて落とす」ような使い方では、メイクは肌の上にほとんど残ったままでしょう。
転相が起き、水と油の優劣が変わるとクレンジングクリームの油がメイクの油分を抱きこむ形になります。しかしこの状態でぬるま湯で洗い流しても、残念ながらメイクは上手に落ちません。油汚れに水をかけているようなもので、水と油が上手くなじまないのです。
これを防ぐため、「再乳化」=もう1度転相を行います。クレンジングクリームに少しずつぬるま湯を足していき、白く濁らせてまた水が優勢な状態にするのです。すると水となじみやすくなり、スッキリ洗い流せるわけですね。
少しややこしいですが、水と油の優劣が変わること=転相であり、水と油が混ざること=乳化と呼んでいます。油入りのドレッシングを振ってバランスよくすることも乳化の1つです。

皮脂の多いTゾーンから洗い始める
クレンジングクリームは転相させるのにどうしても時間がかかりますから、乾燥しがちな頬などは最後にして、皮脂の多いTゾーンから始めましょう。Tゾーンの皮脂も一緒に抱き込み、スッキリ落とすことが期待できます。
Tゾーンばかりひたすら洗ってもなかなか転相が起こりにくいかもしれないので、全体的にクリームをつけてメイクとなじませた後、Tゾーンを中心に洗っていくといいですね。クレンジングクリームで洗うときは、肌の上で転相が起こることをイメージしながら行うといいでしょう。
クレンジングクリームがオイル状に変化する「スルッ」とした感覚が、楽しみになるかもしれません。
ぬるま湯でしっかりすすぐ
最後はぬるま湯でしっかりすすぎます。せっかくメイク汚れを抱き込んだクレンジングクリームが正常に肌から離れるためにも、シャワーを勢いよく顔にかけるようなことは避け、洗面器にためた水でゆっくり顔をすすぐようにしましょう。
こうすることで、しっかり乳化しきれなかった部分も乳化するチャンスが出来ますし、何より肌に優しいのです。
クレンジングクリームは肌に優しいと言われますが、同時に「全然落ちない」「メイクが残ってしまった」などと言われることも多いアイテムです。しっかり使い方をマスターし、クレンジングクリームの本当の良さを実感してください。


毎日クレンジングが必要な理由
メイクを毎日する人は、必ず毎日クレンジングが必要です。「でも、洗顔料だけでも落ちた気がするんだけど」。いいえ、そのように見えるだけです。メイクをしているのにメイクを落とさなかったり洗顔料だけで終わらせるのは絶対にNGです。その理由を見ていきましょう。
汚れを翌日に持ちこさないため
メイクを落とさずに寝てしまうと、次の日の肌がものすごく疲れていることを感じませんか。それは何故か。肌をキレイに見せてくれるメイクも、肌にとってはただの余分な汚れでしかないからです。
丸1日以上「汚れ」を顔につけたままでいれば、皮膚呼吸を妨げたり肌の再生を邪魔したりするでしょう。非常に不衛生な状態を続けていることになります。
その後メイクを落としても、肌はすぐには復活できません。メイクをしたまま寝てしまったら、しばらく肌の疲れやごわつきを感じるのはこのためです。メイクは不要になったらすぐに落とす、が基本です。
家に帰りすっぴんになれる状態になったら、できるだけ早くメイクオフしましょう。洗顔料では油性のメイクは落としきれません。クレンジングを必ず使いましょう。
落とし損ねたメイクがニキビ肌荒れに
メイクを落とし忘れた次の日、慌ててシートクレンジングでメイクを落としてみても、ほとんど汚れがつかない。こんな経験はありませんか。「なんだ、メイク落ちてたわ。」と思うのはちょっとお待ちを。確かに時間経過や寝具のこすれ等で粉もののファンデーションなどは翌日までにほとんど色が落ちていることがあります。
しかし落ちているのは色のみで、その成分は肌の上に残ったままなのです。汚れと酸化した油が混ざった成分が肌の上に長時間居座れば、刺激となり肌荒れの原因になるでしょう。
毛穴に詰まって炎症を起こせば、ニキビの原因にも。メイクの油汚れは、クレンジングでしっかり落とすことがとても大切です。

化粧水や美容液の浸透とも関係
クレンジングをしないことのデメリットは、肌に残った成分がトラブルを引き起こしかねないだけではありません。メイクの成分はほとんどが油なので、クレンジングできちんと落とさないと肌の表面を覆ったままになるのです。
油性のメイクが残った肌に、水性の化粧水や美容液をいくら入れ込もうとしてもはじかれるばかりできちんと浸透しないでしょう。
メイク汚れが中途半端に残っていてもそれは同じこと。メイクは、落とすまでがメイクアップの心得と思ってください。落とさないメイクは、肌の害にしかなりません。
クレンジングの疑問
「クレンジングは毎日した方がいいって、やっぱりクレンジングは肌にいいの?」いいえ、あくまでクレンジングは「メイクを落とすために必要な手段」です。こんな疑問の声もあるようなので、チェックしてみましょう。
「石けんで落せる」と書いてあるミネラルファンデーションなどは、本当に石けんだけでいいの?クレンジングしないといけない気がしてきた……。
本当に石けんだけでいいのです。ただし、ポイントメイクを使っている場合はポイントメイクのみきちんとクレンジングしましょう。
これだけクレンジング推しをしていると、すっぴんやミネラル100%のファンデーションでもクレンジングする必要があるのかと感じてしまうかもしれません。しかし、メイクをしていないのならばクレンジングを使うのは控えましょう。
「石けんで落せる」と書いてある日焼け止めや、ミネラル100%のファンデーションならば石けんでの洗顔で充分です。あえてクレンジングを使って肌を疲れさせる必要はありません。
ただし「ミネラルファンデ」と書いてあっても、ミネラル成分が入っているだけのファンデーションは数多くあります。そもそもファンデーション自体、多くの商品に当たり前にミネラルが配合されているのです。100%ミネラルであることを確認しましょう。
また、必ず「クレンジング不要」や「石けんで落せる」の表記を確認してください。とは言え、「石けんで落せる」=「洗顔料なら何でもいい」ではありません。
石けんは弱アルカリ性で洗浄力が強く、汚れをさっぱり引きはがす力があります。弱酸性の洗顔料にそこまでの力はありません。「石けんで落せる」表記のアイテムは、石けんを使って落としましょう。
クレンジングクリームの特徴
話を少し戻して、クレンジングクリームの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。「肌に優しい」と言われるクレンジングクリーム、他のクレンジングとはどんな違いがあるのでしょう。
ただ、間違いなく言えるのはオイルクレンジングばかり使っている人は、ぜひ1度試してほしいクレンジングの種類です。ちょっと手間はかかりますが、洗い上がりのフカフカ感は感動を覚えるはずです。オイルクレンジングのスッキリ感とは全く違う仕上がりなのです。
洗浄力は弱めで刺激も弱め
あくまで一般的な商品を並べた場合ですが、クレンジングアイテムの洗浄力や刺激の強さは、以下のようになっています。クリームタイプはかなり肌に優しい部類に入るでしょう。
洗浄力や刺激の強さ | 強さのレベル | クレンジングの種類 |
---|---|---|
最も洗浄力が弱く低刺激 | レベル1 | ミルクタイプ |
洗浄力が弱く刺激は弱め | レベル2 | クリームタイプ |
洗浄力はおだやかで刺激も少ない | レベル3 | ジェルタイプ |
洗浄力も刺激も中程度 | レベル4 | リキッドタイプ |
洗浄力が強く刺激も強め | レベル5 | オイルタイプ |
最も洗浄力が強く刺激も強い | レベル6 | シートタイプ |
クレンジングクリームの洗浄力は「弱い」となっていますが、一般的なメイクならば十分に落とせます。BBクリームのようなややこってりめのメイクでも落とせます。ただし落とすのに時間はかかります。クレンジングの強さのレベルが上がるに従い、洗浄力が強く短時間でスッキリ落とせるようになるのです。
最も強いものがシートタイプで、これは界面活性剤のみがシートにたっぷりと含まれているものです。水と油を混ぜる力のある界面活性剤のシートならば、メイクをなじませる手間もなくさっと拭くだけでメイクが落ちるのです。クレンジングクリームのような転相の手間はゼロですが、その分刺激が最も強くなります。
シートタイプのクレンジングはよっぽど他に手段のない場合(急な宿泊予定など)限定で使用しましょう。毎日使うものではありません。
クレンジングクリームのテクスチャー
クレンジングクリームのテクスチャー(質感)は、かなりとろみのあるクリーム状のものがほとんどです。こってりとしたアイテムもありますが、「ニベア」や「オロナイン」のような重みのあるテクスチャーではありません。ふわふわとしたホイップクリームを思わせるようなものが近いでしょう。
「硬すぎて肌に伸びずに使いにくい」と言ったことはほとんどありませんから、クレンジングクリームが初めての人でも使いやすく、きっと楽しくマッサージしながらメイクオフできるでしょう。
クレンジングクリームを選ぶコツ
クレンジングクリームは洗い流せるものと、ふきとり専用のものがあります。どちらもメリット・デメリットがありますから、あなたに向いている方を選びましょう。
クリームの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ふきとりタイプ | 洗浄に使う界面活性剤の量が少なく肌に優しい | ふきとりが面倒 ふきとるときの摩擦が肌に負担になる |
洗い流せるタイプ | 水で流せるので便利で楽 | ふきとりタイプに比べやや肌への負担が上がる |
また、さらに好きなテクスチャーかどうか、香りはどうか、クレンジング以外に期待できる効果はあるかなどが選ぶコツになります。ふきとりタイプと洗い流せるタイプどちらも試してみるのもいいでしょう。

クレンジングクリームをおすすめしたい人
クレンジングクリームは、肌の洗い上がりをふっくらに仕上げてくれます。それだけ肌の水分を保持しながら洗ってくれるので、シートクレンジングやオイルクレンジングをずっと使ってきた人は特に使ってほしいアイテムです。きっとその洗い上がりに感動してもらえるでしょう。
そんなクレンジングクリームは、こんな人におすすめです。
こんなひとにおすすめ♪
- 疲れ気味な肌を労わりたい人
- 乾燥や敏感肌が気になる人
- マッサージしながら肌をゆっくりケアしたい人
- 安くて肌に優しいクレンジングが欲しい人
- ナチュラルメイクの人
肌をしっかり労わりつつ、ゆっくりと肌に向き合ってケアをしたい人にピッタリです。
特に30代40代を迎え、乾燥が気になってきた人はぜひ使ってみてください。はじめはあまりのフカフカな洗い上がりに「メイクちゃんと落ちてるの?」と驚くかもしれませんが、それが正しいあなたの肌なのです。
クレンジングクリームが向いていないかもしれない人
- とても忙しくてメイク落としの時間が取れない
- 1つのクレンジング料のみで終わらせたい
- クレンジングは手軽さが第一
オイルクレンジングやシートクレンジングはクレンジング力が強力で、どんなメイクもサッと落とせるのが魅力です。今までそのようなクレンジングで落していた人は、クレンジングクリームを億劫に感じることもあるでしょう。
ポイントメイクを専用リムーバーで落す手間もあるため、「1本のクレンジングで終わらせたい」「手軽なものじゃないと嫌」と言う人にはあまり向かないかもしれません。


クレンジング剤の成分で注意するもの
クレンジングの成分では、それがどんな種類(クリーム、ジェル、オイルなど)かに関わらず、注意したい成分があります。
肌への刺激になったり、人によっては肌が赤くなったりすることもあるでしょう。どんな成分をチェックしたらいいか、順番に見ていきましょう。
石油系の合成界面活性剤
題名にしておいてなんですが、=悪者ではありません。界面活性剤そのものを「悪い」と捉えている広告もあり、「石油系合成界面活性剤不使用」などと書かれていると「なんだか肌に優しそう」と思ってしまいがちなのは仕方のないことです。
人は天然を「肌に優しい」、合成(化学製品)を「体に悪い」と思うところがあるからです。「天然のもので作られているから肌に優しい」と言う広告も目にしますね。
しかしその「できあがったもの=成分とその構造」が実際に体にどのような影響をもたらすかが問題なのであり、天然や合成、石油由来であることは本来関係ないはずです。
医薬品の多くは「合成」ですし、トリカブトやフグ毒は「天然」の猛毒です。どうか広告に惑わされず、あなたの判断で正しく商品を選んでください。
石油は大変身近で役に立っているアイテムであるにもかかわらず、何かと悪者にされがちですね。
界面活性剤は本来混ざらない水と油を混ざるようにするもので、牛乳にもマヨネーズにもアイスクリームにも入っています。あなたがいつも使う乳液にも、ハンドクリームにも、界面活性剤は入っているのです。
それじゃあ、界面活性剤の量は気にしなくていいってこと?
いいえ、洗浄力の高い界面活性剤は、多すぎると肌の負担になります。
界面活性剤にもさまざまな働きがあり、得意・不得意なジャンルもあるのです。それは界面活性剤の種類や構造とも関係しています。
界面活性剤は油となじみやすい部分、水となじみやすい部分2つの性質を持った成分です。この「水となじみやすい部分」がマイナスイオンを持っているか、プラスイオンを持っているか、両方併せ持つか、全く持っていないかの4種類あります。
この「マイナスのイオンを持っている」ものが洗浄力の高い界面活性剤です。
汚れの多くはプラスイオンを持っており、界面活性剤のマイナスに引き寄せられて剥がれるように手軽に汚れを落とせるのです。しかしその力は強力で、肌には負担になりがちです。
シートタイプのクレンジングは、このような高い洗浄力のある界面活性剤を使用しているものが多いのです。油を使わずに界面活性剤のみで落すので、肌への負担は大きいでしょう。
クレンジングクリームはこの洗浄力の高い界面活性剤の量が非常に少ないので、肌に優しいとされるのです。クレンジングのタイプにも気を付けましょう。シートタイプはあまりおすすめできません。
防腐剤
クレンジングクリームはジャータイプのものが多く、直接指を入れて使ったりするので商品の劣化が心配です。しかし、その劣化を防ぐための「防腐剤」は大丈夫でしょうか。
防腐剤では「パラベン」が有名ですが、防腐剤として名前が知れてしまった面もあり、最近のスキンケアには「パラベンフリー(不使用)」の文字も目立つようになりました。
しかしパラベンは50年以上の長きにわたって使われてきた成分であり、また少量で充分な働きが見込めるためわずか0.2%ほどしか含まれません。「パラベンフリー」と書いてあるスキンケアには、パラベンの代わりの防腐剤が使われていることがほとんどです。
防腐剤に注意をしたいのは防腐剤の成分にアレルギーを持っている人です。ほとんどの人は、防腐剤よりも、防腐剤が使われずに劣化したスキンケア用品を使ってしまうことを心配した方がいいでしょう。
また、オイルクレンジングなどはそもそもオイルのみで劣化しにくいので、防腐剤が入っていない商品も数多くあります。逆にシートタイプは防腐剤が多く使われています。

香料・着色料
健康な肌の人ではほとんど問題が無い成分ですが、敏感肌の人ではちょっとした香料や着色料に肌荒れを起こす人もいます。
香料は成分としても「香料」としか明記されず、どのような物質を使っているかわかりづらいのが困りものです。
香料でアレルギー反応を起こしている人は意外と多いものです。添加物の中では、見落とされがちで気を付けたい成分の1つです。スキンケア用品で肌荒れの経験がある人は、必ず目立たないところでパッチテストを行ってください。
その他添加物
界面活性剤や防腐剤、香料・着色料のほか、クレンジングに使われる添加物とされるものには鉱物油やアルコールなどがあります。このような添加物でアレルギー反応を起こしたり、肌が荒れた経験があればその成分は避けて選びましょう。

クレンジングクリームは佐伯チズに注目
クレンジングクリームのうち、特に「ふきとり」タイプが気になる人は、美容アドバイザーの佐伯チズさんのクレンジング方法を取り入れてみるのもいいでしょう。
佐伯チズさんは70歳を超える年齢でありながら非常に美しい肌を保っており、そのスキンケア方法に定評があります。
有名なのはコットンにたっぷりローションを染み込ませてパックする「ローションパック」ですが、クレンジングも同様に人気のようですよ。
佐伯チズ式クレンジングとは
佐伯チズ式クレンジングを、手順を追って確認しましょう。
- クレンジングクリーム(ふきとりタイプ)を手に取り、両頬、額、顎、鼻の5点に置く
- 手に残ったクレンジングクリームを手のひらに伸ばし、温める
- 顔の中心から外側に向かい、クレンジングクリームを伸ばす
- 小鼻など、細かいところは丁寧に行う
- 水で濡らしたコットンを使い、クレンジングクリームをふき取っていく
- ふきとり方はクレンジングの伸ばし方と同様。こするのではなく滑らせる
- ふきとったら、ぬるま湯でよくすすぎ、完了。
ポイントはこすらないこと、肌を触りすぎないこと、濡らしたコットンを使うことです。コットンを濡らすことでふきとり時の余計な摩擦を防ぎ、肌へのダメージが減らせるとされています。

極力ハダを刺激しないということ
佐伯チズ式のクレンジングの大切なポイントは、極力肌を刺激しない点。肌が本当に必要としているものに厳選し、スキンケアでも余計なことはしません。そのため、Wクレンジング(クレンジング後に通常の洗顔料による洗顔を行うこと)も佐伯チズ方式では不要とされます。
クレンジングの際に大抵の汚れは落ちるため、洗顔料による洗顔は「洗いすぎ」になる恐れがあるためです。洗いすぎると皮膚に大切な常在菌まで洗い流してしまい、皮膚のバランスが崩れやすくなると佐伯チズさんは提唱しています。
佐伯チズ先生がプロデュ―ス
そんな「佐伯チズ方式」の美容法を存分に生かすのは、佐伯チズさんがプロデュースしたアイテムを使うのが最も近道でしょう。佐伯チズさんプロデュースのスキンケアアイテム「チズアンゼルス」は、スキンケアに本当に必要だと思われる7アイテムに絞って商品展開しています。
その中でも注目はやはりサロン発想のクレンジングクリーム。210gで税込10,584円と高級ラインですね。それでも、佐伯チズさんの美容法に興味を持った人なら、試して間違いなしの逸品と言えるでしょう。

汚れはその日のうちに落とす
クレンジングクリームは、少ない刺激で優しくメイク汚れが落とせるアイテムです。毎日のちょっとした手間であるクレンジングですが、そこにいつもよりさらに手をかけてあげるだけで、あなたの肌はきっともっと美しくなれるはず。
ぜひあなたにぴったりなアイテムで、もっと上級肌を目指してください。
すでにクレンジングクリームを活用している人は、気になったアイテムはあったでしょうか。ぜひクレンジングクリームを続けて、しっとりやわらか肌をキープしてくださいね。今日の汚れは、今日のうちに落とす。美の基本から、貫いていきましょう。