目次
永遠の疑問?化粧水は手orコットン?
いつもどうやって化粧水をつけていますか?手で?それともコットンで?そもそもどちらが正しい方法なのか知っていますか?
手で化粧水をつけるメリット、コットンで化粧水をつけるメリット…情報が色々あってわからない…!そんな女性たちの永遠の疑問ともいえる「化粧水は手でつけるべきか、コットンでつけるべきか」、この基本的なテーマについて調べていきたいと思います!さらにおすすめの化粧水も紹介していきますので要チェックですよ~
おすすめの付け方は『手』
手で付けるのが良い理由
理由1.肌への浸透が良くなる
化粧水をコットンで肌につけるとひんやりしますね。この冷たさが血管を収縮させてしまいます。すると、化粧水の成分も浸透しにくくなってしまうんです。
そこで、化粧水を手のひらに出すと体温であたたまるため成分が肌に浸透しやすくなるのです。
血液の流れを阻害することなく皮膚細胞の働きを促進させてくれるんですね。じんわりと化粧水を肌に手で押し込むようにつけることで肌の奥までしっかり浸透させることができるのもメリットです。
理由2.刺激や摩擦を防げる
肌は刺激によってダメージを受けやすく、肌荒れしやすくなったりします。ですので、できるだけ摩擦などの刺激を与えない方が良いとされています。手のひらで化粧水をつけるとコットンをつかってつけるよりも摩擦負担が少なくなります。コットンの場合は繊維自体が肌に残ってしまったり、毛羽立ちなどでどうしても繊維が肌の刺激となりますが、手のひらの場合はその心配がありません。刺激や摩擦による負担を防ぎつつ化粧水をつけることができるんですね。
理由3.肌の調子を把握できる
化粧水を肌につけるときに手のひらで直接肌に触れることになるので肌の調子を把握しやすくなります。「いつもよりカサついているから、化粧水を多めにつけよう」とか「少しべたつきがあるから食べ物に気をつけよう」というふうに、手のひらで感じる肌の調子に合わせてスキンケアをすることができます。毎日続けることで、少しの肌質の変化や肌の調子の変化に気づきやすくなるのがメリットです。



さっそく、付け方のポイントを押さえていきましょう!
付け方
1.まずは全体になじませる
1回あたりの適量を手の平全体に広げて手の平全部で顔を覆うようにして、頬、額、あご、鼻や目の周りなどまんべんなく肌になじませる。この時の「適量」は化粧水のパッケージに表記されている量(500円玉大、10円玉大など)を参考にしましょう。
2.細かい部分にも化粧水をなじませる
顔全体になじませた後、化粧水がすうっと肌に浸透したらもう一度手の平に化粧水を追加し、目もとや小鼻、眉間、鼻の下など細かい部分を指の腹の部分を使って重点的に押さえる。
3.つけた化粧水がなじんでいるかチェック
鏡で顔全体をチェックして、肌表面に水気が残っていないかを確認する。
4.浸透具合をチェック
仕上げに手の平や甲で肌に触れてみて肌がピタッと吸い付くような感触になれば完了。
付け方のポイント
・清潔な手でつける
手は雑菌が付きやすいので、化粧水をつけるときには必ず手は清潔な状態にしてください。多くの場合、化粧水をつけるタイミングは洗顔後だと思います。ですので、洗顔前に手洗いをする習慣づけをしましょう。洗顔料の泡立ちも違ってきます。
・過度にパッティングしない
化粧水をつけるときはじっくりなじませるようにするのがポイントです。パッティングをやりすぎると毛細血管が傷付いて「赤ら顔」の原因になることもあるので注意しましょう。パッティングによる刺激を受け続けると肌細胞がダメージを受けてシミやシワの原因にも。

スプレー化粧水も手でなじませよう
肌に触れずに肌全体に均一に化粧水をつけられるのがメリットであるスプレータイプの化粧水。手軽に清潔に使えるので愛用している人も多いと思いますが、スプレー化粧水はただ吹き付けるだけでは逆に乾燥を招く場合もあるので注意が必要です。実はスプレー化粧水を吹き付けた後、余分な水分が蒸発する時にお肌の水分も一緒に蒸発してしまうからなんです。なので、化粧水をスプレーした後はしっかりと手でなじませてあげることが大切です。また、スプレー化粧水は全般に保湿力がそれほど高くないものが多いので、お化粧直しのサブアイテムとして使用することをおすすめします。保湿のためにはスプレータイプではないものを使ってくださいね。
化粧水を手で付けるデメリットは?
「付け方のポイント」でもふれていますが、手には雑菌がつきやすいので清潔な手で化粧水をつけなくては雑菌も一緒に顔につけることとなってしまいます。雑菌が肌につくと肌荒れの原因となりますから化粧水をつけるときは必ず手を清潔な状態にしておくことが大切です。
また、化粧水は液体なので手のひらに出すときにこぼれやすいのがデメリットと言えます。特に高価な化粧水を使う時にこぼれてしまってはもったいないですよね。ですので、1度にたくさんの量を手に出すのではなく、少量ずつ手に取るようにして数回に分けて顔につけるようにしましょう。
コットン派さんは付け方に気をつけて
付け方
- コットンに化粧水をつける……化粧水をコットンにつけるときは裏側まで充分に濡れるくらいにつけるのがポイント
- コットンを自分の利き手で持つ……人差し指と薬指(または小指)ではさむように持ちます
- 化粧水を顔につける……顔の内側から外側に向かって丁寧にふくようにつけます。頬や額など面積の広い部分から、鼻、あごの細かいところにつけていきましょう
- 首にも化粧水をなじませる……3の手順からそのまま首に移動して、首の下から上に向かってふくようになじませていきます。
- 保湿が足りなければ化粧水を付け足す……同じコットンに少量の化粧水をたして3と4の手順をくりかえしましょう。
拭き取り化粧水の使い方
拭き取り化粧水は洗顔やクレンジングで落としきれなかった汚れや、肌に残る古い角質などを取り除く効果があります。
コットンに化粧水をたっぷりとひたひたになるくらいとって、肌のざらつきやごわつきの気になる部分を中心に拭き取っていきます。この時、目や口のまわりの皮膚の薄く敏感なところは避けましょう。また、化粧水が少ないと拭き取る際に、肌とコットンの間に摩擦が起きやすく負担がかかってしまうので、少し多めなくらいの化粧水をコットンに含ませることがポイントです。
拭き取り化粧水の場合は、基本的に「保湿」の効果そのものよりも「不要なものを拭き取る」効果がメインです。ある程度保湿成分も含まれていたりしますが、これだけでは保湿効果が物足りません。「拭き取り化粧水」を使った後には「化粧水」でしっかりと保湿することが大切です。
コットンでつけるメリットもある
ここまでコットンよりも手で付けた方がメリットがある、と解説してきましたが、コットンでつけることでも得られるメリットはあります。
なぜ化粧水を「コットンでつける」という方法が広がったのか、というのも含めて解説していきます。
こぼれにくく付けやすい
コットンが使われるようになった理由として、化粧水を手に出してつけるよりもこぼれにくく、そして手で行うよりもつけやすいというのが挙げられます。
例としてはすでに廃盤になってしまっていますが、「コットン化粧水 ビオレ」などの商品もその使われるようになった理由の一つでしょう。
コットンが吸収していることで、手がべたべたすることもなく、化粧水をどこでも平等な量をつけることができるのもメリットの一つでしょう。
素手で触るのを避けられる
化粧水を付けた手とはいえ、中には素手で顔に触ることを衛生的に嫌う人がいるのも事実です。
そうした衛生面から素手で触りたくない、という人がコットンを使って化粧水をつけるようになったことも、コットンを使うことが広まった理由でしょう。
確かに、コットンを使うことで手で直接触ることはありませんから、手に雑菌がついているかどうかなどということを考えることはありません。
化粧水を付ける前に掃除や手が汚れる可能性のあることをした人などがコットンを使っていることもあります。
顔以外のお手入れもできる
コットンに吸収させた化粧水が「もったいない」と思った時に、そのコットンを他の部位に付けることで、顔以外のお手入れができるのもコットンのメリットです。
素手で行うと、ほぼすべてが顔に行き渡ってしまいますので、全て吸収されないコットンならではのお手入れの仕方ともいえます。
他に気になる部位がある、という人の中にはこのように、顔のお手入れを終えた後にそのまま化粧水を含ませたコットンでケアを行う人もいます。
旅行に便利
旅行に行くときに、化粧水を持っていくとなると荷物になってしまい、重たくなってしまいます。
しかし、コットンに化粧水をあらかじめ含ませておくことでそのまま入れ物に入れるだけで持っていくことができます。
コットンパックのような使い方になりますが、こうした旅行などには荷物にならないため、コットンを使う方もいるようです。
化粧水を効果的に使う4つのコツ
パッティングはしない
化粧水の浸透率を上げるために何度も強めにパッティングしている、という方はいませんか?実は、この方法、一見、化粧水を肌にしっかりと押し込めて美肌を作っているように思えますが実は反対なんです。
肌にはたくさんの毛細血管が存在します。毛細血管というのは非常に細くいので、外側からの刺激によって傷がつきやすく炎症を起こしやすいんです。顔を強めにパッティングすると顔が赤くなってきます。これはまさに毛細血管が傷ついて、炎症を起こしている証拠!傷付いた毛細血管中では血流が滞り、老廃物が溜まりやすくなったり肌の冷えといった状態に。この状態は肌のくすみや乾燥、シミ、シワ、ニキビや毛穴詰り、むくみといった肌トラブルを引き起こします。
美肌のため…の行為が実は、肌トラブルの元をつくる行為というわけです。
つけるタイミングは洗顔後すぐ
化粧水をつけるベストのタイミングは洗顔した後、「すぐ」です。顔に残ったすすぎの水をタオルで抑えるように優しく拭き取ったらすぐに化粧水をつけましょう。
洗顔によって古い角質や肌の汚れ、余分な皮脂を落とすのと一緒に、肌に必要な皮脂も落ちやすいので洗顔直後の肌はとても乾燥しやすい状態です。肌が乾燥してしまうと角質も固くなるので化粧水の浸透率が悪くなってしまいます。洗顔後の余分な水分をタオルで吸い取り、乾いてしまわないうちに化粧水をつけます。
洗顔後すぐに化粧水をつけられるように、洗顔の前に化粧水を準備しておくと慌てないで済みますね。
化粧水の後、基本は美容液、乳液、クリームの順で
基本的に洗顔後はまず化粧水をつけてから、美容液、乳液、クリーム…といった順に手入れしていきます。
これは油分の多いアイテムを後にすることで、肌に浸透させた保湿成分が逃げていかないように油分で蓋をするためです。また、先に油分が多いアイテムを使用してしまうと、肌に水分が浸透していない状態に蓋をしてしまうことになるのでニキビや乾燥の原因になることもあります。
ただし、必ずしもこの順が正しいとは限りません。中には化粧水よりも先に使うことで化粧水の浸透を手助けするアイテムもあります。
導入美容液や導入乳液と呼ばれるものです。これらのアイテムを使う時も洗顔後すぐにつけるようにします。理由は化粧水と同じで、肌が乾燥してしまうと浸透率が低下してしまうためです。導入美容液、導入乳液によって肌の奥から柔らかくなり、そのあとにつける化粧水などの効果がより高まります。この導入美容液や導入乳液をつけた後は、化粧水をしっかり肌になじませるようにつけていきます。
一般的な美容液の場合は化粧水と乳液の間のタイミングでつけましょう。美白成分や保湿成分などが濃縮されたアイテムが多いので、化粧水で保湿したあとに美容液でスペシャルケアをして、乳液やクリームで成分に蓋をし、しっかり浸透させます。
つけすぎはダメ
化粧水をつけすぎることで逆に肌が乾燥する場合があります。化粧水は肌に浸透して肌の内部に行き渡りますが、つけすぎると化粧水の水分が蒸発するのと同時に肌の水分まで蒸発させてしまうからなんです。また、ニキビや乾燥肌に有効な成分がをつけることによって肌が甘やかされることとなり、結果的に肌本来の「自ら潤う力」が低下する心配も。
この「つけすぎ」の基準は個人によって違ってくるので、明確な量があるわけではありません。たとえば、すでに十分潤っていてトラブルがない肌に化粧水をつけるだけでも「つけすぎ」といえますよね。一般的には化粧水をくりかえしつけるとしても3回を目安にしましょう。それ以上はつけすぎになっている場合が多いです。

男女必見!夜の化粧水のタイミング
一日肌をイキイキとさせるには化粧水はいつつけるのが一番効果的でしょうか。帰宅してから?寝る前?個人の肌のタイプによっても使う頻度やタイミングが異なるでしょう。ここでは肌を乾燥させずに化粧水がしっかり肌に浸透して潤うタイミングをお伝えします。
お風呂上がりのタイミング
お風呂に入ると肌が程よく温まり毛穴が広がるので、入浴後に化粧水をつけると毛穴の奥までしっかり浸透しやすくなります。また入浴後は肌の潤い成分である保湿因子が流出してしまっているため化粧水で補給することが大切なのです。冬はすぐに体が冷えてしまいますので、乾燥しない程度に脱衣所を温めたり素早く衣類やパジャマなどを身につけて化粧水をつけるようにしましょう。また顔の水分は軽くタオルで拭き取ってから化粧水をつけるのも大切なポイントです。
汗をかいてしまった場合は?
お風呂に入って汗をかいた時にはしっかり汗を拭き取ってから化粧水をつけることが基本です。汗をかいたまま化粧水をつけると、化粧水の成分効果が薄れて効果が半減してしまいます。また汗に含まれる皮脂が化粧水を弾いて毛穴にしっかり浸透できず汗と流れてしまうので注意しましょう。
ドライヤーとどっちが先?
化粧水が優先です。入浴後は肌の水分が失われているため続けてドライヤーを使ってしまうとさらに肌を乾燥させてしまいます。先に化粧水をたっぷりとつけてからドライヤーを使用するようにしましょう。また乾燥肌の場合はクリームをつけておけば化粧水の潤いを閉じ込めることができるのでオススメです。
お風呂の中で付けるタイミング
入浴中は基本的に化粧水をつけることはオススメではありません。なぜかというと入浴中は汗をかきやすく水分も肌に付いているため化粧水が薄まったりして効果が発揮されないからです。どうしても入浴中に済ませたい時にはお風呂からでる寸前に汗や水分をタオルで拭き取ってから使用し、手もしっかり乾かしてから使用しましょう。また、常にお風呂の中で化粧水を使用する方は、湿気の多いお風呂場に化粧水をおきっぱなしにしてしまいがち。スキンケア製品を長持ちさせるには湿気や直射日光を避けることが基本ですので、雑菌などを繁殖させないためにも化粧水は面倒でも涼しい場所に保管するようにしましょう。
美顔器を使う時のタイミング
美顔器はクレンジングからリフトアップまでできる自宅エステが体験できる優れた製品です。美顔器で化粧水を浸透させるには、まず化粧水をつけたコットン(この場合の化粧水はクレンジング目的で使用)をクレンジング機能によって毛穴の汚れやメイクの残りを除去します。洗顔料やピーリングでは肌が乾燥してしまう方にもオススメで肌に負担をかけずにしっかり老廃物をオフしてくれるのでとても快適。またピーリング剤などのコストも省けるので美顔器はクレンジング専用だけでも持っていると重宝するでしょう。しっかりクレンジングができるとコットンにアイボリーから薄褐色などの汚れがつくので見ているだけでも綺麗にクレンジングができたと満足できます。またクレンジングは毎日できるので、くすみや黒ずみが気になる時には透明感もアップするでしょう。肌が綺麗になったら保湿成分をたっぷり配合した化粧水やオールインワンタイプの化粧水を肌につけ、イオン出力モードで角質層までしっかり栄養素を送り届けましょう。
スチーマーを使う時のタイミング
ナノ化した水蒸気を肌の角質層まで浸透させて保湿を与えるスチーマーを使う前には、事前にメイクや汚れをしっかりクレンジング剤、そして洗顔料でしっかり毛穴を綺麗にしておくことが基本です。スチーマーをオンすると水蒸気が放出され肌に浸透します。しかしあくまでも水分を届けるだけで、そのままスキンケアをせずに放置しておくとすぐにカサついてしまいますのですぐに保湿化粧水をつけるようにしましょう。またエアコンなどをつけている時は室内が乾燥するため、スチーマーの使用後には肌の水分がすぐに蒸発しやすくなりますので手元に化粧水をあらかじめ用意しておくと良いでしょう。またスチーマーは毎日使用すると肌に負担をかけますので、自分の肌の調子をチェックしながら週に2〜3回ほど行うようにします。
寝る前は化粧水をつけた方が良い?
特に乾燥が気にならない限り、入浴後や洗顔後に化粧水をつけておけば必要ありません。ちなみにナイトクリームやナイトマスクなど睡眠中に効果を発揮するスキンケア製品は寝る前につけましょう。
朝に化粧水をつけるタイミング
朝起きた時は水やぬるま湯でさっと洗顔をして終わり!という方も多いでしょう。しかし洗顔後は化粧水は欠かせないステップで、つけるとつけないとでは保湿感やメイクのノリに差が出てきます。
ぬるま湯洗顔の後
前の晩にしっかり洗顔をして就寝するだけなので、翌朝起きた時はそれほど肌は汚れていないように思われます。しかし睡眠中には皮脂や汗、雑菌など目に見えない汚れが肌にたくさんついているものです。これらの汚れを放っておけばニキビや肌荒れ、くすみ、黒ずみなど様々な肌トラブルを起こしてしまうでしょう。また目に入ってしまえば充血にもなってしまいます。これらの汚れはぬるま湯でさっと落とすことができるので、怠らずにしっかり洗顔するようにしましょう。熱いお湯で洗うと肌に必要な皮脂まで奪ってしまい乾燥の原因となるので気をつけましょう。洗顔後は清潔なタオルで拭き取り、手やコットンで化粧水をたっぷりつけて潤いを与えることが大切です。
メイクを行う10分程前
化粧水の効果が発揮されている時にメイクをすることでノリをよくしてくれます。化粧水をつけると肌の角質層が潤い、肌をきめ細かく整えてくれます。そのためファンデーションがヨレず、シワなどに絡まることなく均一に伸びみずみずしいメイクが仕上がるのです。またアイシャドウなどもチップがガタツクことなくスッと滑り、ダマなどを作ることなくスムーズに決まるでしょう。また色同士のぼかしも自然にでき魅力的な目元が完成します。肌そのものが健やかであると高価なメイク製品を使用しなくても肌本来の輝きでカバーできるので、プチプラのメイクアップ製品でも肌を美しく見せることができるでしょう。

化粧水の付け方Q&A
メンズ化粧水はどうやってつける?
化粧水も男らしくバシャバシャつける、という必要はありません。メンズ化粧水の付け方も、女性用と同じように丁寧に肌になじませることが大切です。もし、肌の乾燥が気になるのであれば男の人であっても「男性用」にこだわらず、保湿重視の化粧水をつけましょう。洗顔後、すぐにつけるというのも性別関係なく大切なポイントです。
化粧水は洗い流す必要がある?
化粧水は基本的に肌への保湿、有効成分の浸透が目的なので洗い流す必要はありません。肌に水滴が残らないように、丁寧に肌に浸透させるようにしましょう。
朝は化粧水を省いても良い?
あまり肌トラブルを感じていないのであれば朝の化粧水を省くのも問題ありません。その際、気をつけたいのは「顔を洗いすぎないこと」と「化粧水以外のもので肌を保護すること」。睡眠中も皮脂の分泌はありますが、日中に比べてその量は少ないです。ですので、洗顔料を使わずにぬるま湯洗顔するだけで朝の洗顔は十分なんです。適度に皮脂を保った状態で洗うことで、洗顔後の肌の乾燥を防ぐことができます。また、化粧水で保湿しない場合でも肌を保護する意味で馬油やワセリンなどはつけましょう。肌の表面をカバーすることで肌の乾燥を防げます。
朝と夜で化粧水は変えるべき?
基本的に日中と睡眠中では肌の状態が違います。日中は紫外線などの外部刺激から肌を守る必要があり、睡眠中は日中に受けたダメージを修復することが必要です。となると、必然的に肌に必要なものも違ってきます。例えば、美容成分のたっぷり詰まったクリームなどは朝つけるには重すぎてかえってニキビの原因になってしまう場合がありますし、紫外線を防ぐ作用のあるものは夜にはほとんど必要がありません。ただし、朝と夜、どちらにも必要なことは化粧水で肌に潤いを補給すること。この時に、化粧水は朝と夜、同じものでも構いません。もし、変えるのであれば朝は皮脂分泌を抑える収れん作用のある化粧水にして、夜は美白成分の入った化粧水にするなど肌の状態にあったものにすると良いでしょう。朝と夜との肌の状態に合わせてスキンケアアイテムを変える必要はあると言えますが、「化粧水」に関しては必ずしも変える必要はありません。
肌質に合う化粧水の選び方と保湿方法
化粧水の正しい使い方はわかりましたか?使い方がマスターできたら、次は肌質別に化粧水の選び方と保湿方法を説明します。しっとり美しい肌を作るためには、使い方と同じくらい化粧水の選び方が大切です。
乾燥肌
まずは、乾燥肌です。乾燥肌には、高い保湿力を誇るセラミド配合の化粧水が有効です。さらに、浸透力が高いものを選びましょう。乾燥肌の保湿方法のポイントは、洗顔後すぐにつけることと適量を数回に分け優しくなじませることです。乾燥肌は傷つきやすいため、肌に乱暴な付け方はやめましょう。
敏感肌
次に、敏感肌です。敏感肌には、添加物やアルコールを含まない化粧水が有効です。また、保湿力のあるセラミドやヒアルロン酸が配合されていると、バリア機能を強化する効果も期待できます。敏感肌の保湿方法のポイントは、とにかく刺激を与えないことです。敏感肌の場合は、化粧水をコットンで肌につけると、刺激で赤くなってしまうことがあります。手で優しくなじませることがおすすめです。
脂性肌
続いては、脂性肌です。脂性肌には、肌のべたつきを抑える化粧水が有効です。毛穴の開きを抑える効果が期待できる収れん化粧水や、ベタつきを抑えるさっぱりタイプの化粧水を選んでみましょう。脂性肌の保湿方法のポイントは、洗顔後すぐに乾燥しやすいところから化粧水をつけていくことです。皮脂のベタつきは乾燥によって引き起こされるため、乾燥しがちな部分をまずはしっかり保湿することが大切です。
混合肌
最後に、混合肌です。混合肌には、乾燥肌向けの保湿効果の高い化粧水が有効です。ベースはしっかり保湿しつつ、皮脂が気になったりニキビができてしまったりした部分には、そこだけ専用の化粧水を使ってみましょう。手間はかかりますが、化粧水をダブル使いすることで、混合肌から生まれる肌トラブルを軽減することができます。
混合肌の保湿方法のポイントは、乾燥肌と同様に、洗顔後すぐにつけることと優しくなじませることです。また、皮脂やニキビが気になる部分だけ別の化粧水を使う場合には、最初に専用の化粧水を気になる部分につけ、次に保湿効果の高い化粧水を全体になじませましょう。化粧水の付け方次第で、混合肌はコントロールすることができます。
ハトムギ化粧水とニベアの青缶が美肌の最強コンビ?
ハトムギ化粧水とニベアの青缶。どちらもプチプラコスメの定番ともいえるアイテム。この2つの組み合わせが美肌を作る最強コンビとして話題になって久しいですが、改めてこの組み合わせについて見ていきましょう。
まず、ハトムギ化粧水。こちらはさっぱりとした使い心地ながら炎症を抑える成分が入っているのでニキビを防ぐとして口コミでも人気です。そして、お手頃価格なのでパシャパシャ手軽につけるのも人気の理由のようです。
ニベアの青缶もまた気軽に買えるお値段ながら、しっかりとお肌を保護してくれます。ニベアの青缶には特別な美容成分が入っているわけではないのでシンプルに肌を保護する働きがメインなのですが、肌荒れを起こす原因(乾燥など)から肌を守るということはとても重要なことと言えます。
化粧水で保湿して、クリームで保護する。とても単純な組み合わせではありますが、単純だからこそお手入れも簡単で続けやすいんですよね。


次はおすすめの保湿化粧水を紹介していくわよ☆
手で優しく付けたい保湿化粧水5選
ビーグレン-QuSomeLotion
肌にとっての理想の水分量を17時間も保ってくれるのがQuSomeLotion(キューソームローション)です。その秘密は「肌を滑らかにするホメオシールド」、「バリア機能を構築するアッケシソウエキス」、「肌環境を整えるVCエチル」、「肌を活性化するEDP3」、この4つの美容成分を包み込んだ超微小の複合成分である「QuSome®アクティベートコンプレックス」。角層の深くまで届き、肌のエイジングサインに継続的にアプローチするので朝から晩まで疲れ知らずなお肌を育みます。加齢によってこわばった肌を解きほぐすエイジングケア化粧水です。
特徴 | 浸透性だけでなく貯留性を強化した成分で長時間みずみずしさを保つ |
内容量 | 120ml(直径3cmほどを朝晩使用で1ヶ月半~2か月) |
価格 | 4,500円(税抜) |
エトヴォス バイタライジングローション
ハリ感の低下した肌に弾むようなハリを与える「アルガン幹細胞エキス」と、人の肌に存在するセラミドと同じラメラ構造を持つ保湿成分「ヒト型セラミド」を配合し乱れがちな肌のリズムを整えて、たるんだ肌を引き締めキメこまかい肌に導きます。他にも、浸透型ヒアルロン酸やリピジュア、シロキクラゲ多糖体、アミノ酸といった保湿成分を配合。低刺激処方なので敏感肌の方にもおすすめ。
特徴 | 低刺激処方ながら保湿成分を豊富に配合 |
内容量 | 120ml(500円玉大を朝晩使用で1か月) |
価格 | 4,800円(税抜) |
ラミューテ エンリッチ化粧水
「熟成ダマスクローズウォーター」によって女性ホルモンと心を癒しながらお肌を保湿。ホルモンバランスや年齢による肌トラブルにアプローチして内側から輝く美肌に導きます。また、超微粒子の「ナノヒアルロン酸」や「ナノコラーゲン」が肌にすみずみまで浸透し、芯から潤いあふれる肌を育みます。パラベンやアルコールなどを使っていないので肌に優しい化粧水です。
特徴 | ダマスクローズの成分で女性ホルモンにアプローチ |
内容量 | 100ml(500円玉大を朝晩使用で1ヶ月半~2か月) |
価格 | 6,300円(税抜) |
ライスフォース ディープモイスチュアローション
「皮膚水分保持能改善」を認可された唯一のエキスである「ライスパワーNo.11」を配合。ライスパワーエキスは分子サイズがヒアルロン酸やコラーゲン等の保湿成分に比べて小さいので角層まで素早く届きます。面はべたつかずサラッとするのに、有効成分が肌の奥まで浸透して潤いをキープします。低刺激処方で肌に優しいのもポイント。
特徴 | お米を発酵させて作る保湿美容成分「ライスパワーNo.11」配合で保湿力が高い |
内容量 | 120ml(1回あたり3~5ふり、朝晩使用で2か月) |
価格 | 8,000円(税抜) |
みんなの肌潤ろーしょん
ゴワゴワ・ガサガサ肌のために作られた高保湿化粧水。肌に優しい「こんにゃく由来セラミド」を配合しています。アレルギーも少なく肌に優しいとされるセラミドで肌のバリア機能を高めます。さらにヒアルロン酸の2倍の保湿力を誇るリピジュアやもちもちの肌を保つシュガースクワランなども配合。肌に潤いを届けて、その潤いを逃がしません。
特徴 | 肌に優しい成分だけで作られたアトケアタイプ |
内容量 | 80ml(500円玉大を朝晩使用で1ヶ月) |
価格 | 2,980円(税抜) |
化粧水は付け方で効果も変わる!
何気なくつけている化粧水。つけ方を意識するだけでその効果も変わってくるんですから、できるだけ効果的なつけ方をしたいですよね。毎日のスキンケアに欠かせない化粧水なので、日々の積み重ねがお肌に大きく影響してきます。特に、肌に有効とされる成分を多く含む化粧水を丁寧につければその効果はより高いものとなるでしょう。化粧水の正しいつけ方とNGなつけ方のそれぞれを意識して化粧水の効果を最大限取り入れたいですね!