完璧な着物メイクで大和撫子に♪着物メイクのポイントと注意点を紹介します!

着物映えするメイクの方法とは?着物メイクのポイントが知りたい!

日本人として、着物を着こなせる女性になりたいとは思いませんか?実は近年、着物がみなおされていて、お正月などといった日本の行事のみではなく、もっと気軽に着れるようになっているようです。しかし着物は普段のお洋服とは違います。そのためただ着るだけで、普段と同じようなメイクをしてしまっては、ちぐはぐな印象になりかねません。最近のメイクの傾向として、ふんわり自然なものが好まれますが、着物を着る場合は少し違います。着物自体が華やかなものなので、地味なメイクにしてしまうと、着物の柄や色に負けてしまうのです。普段よりくっきりとしたメイクを心がけることがポイントです。この記事では、詳しいポイントを順を追ってご紹介します。

メイクをする前に気をつけたいこと

丁寧なスキンケア

メイクをし始める前の段階として、普段より丁寧にスキンケアを行うようにしましょう。普通のお洋服に比べて、何枚も着ないといけない着物はとにかく暑いのが難点です。そのため、どうしても汗をかきやすく、お化粧も崩れやすいのです。化粧崩れを防ぐためには、スキンケアにポイントがあります。

まずスキンケアを適当にしたり、急がないようにしましょう。スキンケアをしたつもりでも肌に馴染んでいなければ、お化粧が上手く肌に乗らず、崩れてしまいやすくなります。1つ1つの手順を踏むたびに、しっかりとハンドプレスをすることで、化粧品を肌に馴染ませることができます。また1つの化粧品を乗せたら、次の化粧品を乗せるのに少し間を空けることでより肌なじみが良くなります。

またメイクをしている最中にも汗をかいていると、ファンデーションがよれてしまいます。スキンケアの後、化粧品が肌に馴染んだら、ティッシュを優しく当てて、汗や余分な水分を吸い取りましょう。暑い時は扇風機を当てたり、首の後ろに保冷剤を当てることで体温を下げることも、顔の表面温度を下げ、汗を抑えることができるのでおススメです。

着物とメイクとどちらが先か

普段メイクされる時は、お洋服を先に着ますか?メイクが先ですか?やり方は人それぞれかもしれません。着物の場合は、一般的にベースメイクをしっかりとおこなってから、着付けをおこないます。せっかくおこなったベースメイクが崩れてしまわないように、服は前開きのものを着用しておきましょう。着付けが終わったら、アイシャドウやリップなど色のあるものを最後に付けて仕上げをします。色のあるものを着付けの後にするのは、実際に着物を着てみないと、色のバランスが取りにくいからです。

ただ、自分で着物を着付けなければならない時は、着付けをする段階で汗をかいてしまう可能性があるので、少し順番を変えることがあります。メイクをしない状態で、着物を着たあと、余分な皮脂を取り除きます。それからメイクをします。その際は、肩にバスタオルをかけるなどして、メイク品で着物を汚さないように工夫しましょう。お化粧品で服を汚さないための化粧ケープも市販されていますので、1枚持っていても便利かもしれません。

なりたいのは陶器のような肌

透き通るような肌にするためのベース

ベースの仕上がりの質感は、しっかりカバーの「マット肌」、ナチュラルな仕上がりの「つや肌」、その間の「セミマット肌」などがあります。着物に合うのは、陶器のような透明感があるマット肌です。着物は普通のお洋服に比べて、派手な色使いのものが多く、ナチュラルな「つや肌」では着ているものに負けてくすんで見えてしまいます。マット肌はアイメイクや口元のメイクが映える効果もあります。

マット肌に仕上げるには、肌の凸凹をなくし、陶器のようにつるんとした印象にすることです。ただ厚塗りは厳禁です。肌の凸凹を埋めるために、ファンデーションを沢山重ねてしまっては厚ぼったくなって、古臭い印象になってしまいます。コンシーラーやコントロールカラーを上手に使いましょう。

下地にコントロールカラーを使うことで、肌のお悩みをカバーしやすくなります。ニキビ跡がある赤ら顔の方にはグリーン、クマやくすみが気になる方はオレンジ、黄みが気になる方はブルーとそれぞれのお悩みに合わせて使いましょう。着物を着る時は普段より明るい肌に仕上げる方が合うので、透明感が出るブルーやパープルなどの寒色系の色もおススメです。顔の中心に乗せて、顔の外側に向かって薄く伸ばすようにしましょう。下地も厚塗りはしないようにしましょう。ムラが出来たり、化粧崩れの原因になってしまいます。

シミやくすみはファンデーションだけで隠そうとするより、コンシーラーを使う方が上手くいきます。クマや広範囲のくすみはリキッドタイプを、濃い小さめのシミにはスティックタイプを使いましょう。肌にのせたら、指でポンポンと叩いて馴染ませましょう。

ファンデーションはできればリキッドタイプがおススメです。パウダーに比べて肌の凸凹をカバーしやすいからです。下地で整えたら、ファンデーションを頬に乗せて、顔の外側に向かって伸ばしましょう。一度、頬にのせたら、ファンデーションを足す必要なありません。できるだけ薄付きの方が化粧崩れしにくいです。最後にコンシーラーで気になるところだけカバーしましょう。

仕上げのルースパウダーがポイント!

仕上げにはルースパウダーがおススメです。ルースパウダーを使うことで、肌をサラサラにして、化粧崩れを防いでくれます。プレストパウダーに比べて、重ねても厚ぼったくなりません。また柔らかい印象にすることもできます。

パフに取ったパウダーはすぐに肌にのせるのではなく、しっかり揉みこむようにしましょう。それから顔の中心から外側に向かって、お粉を馴染ませたパフを滑らせましょう。小鼻や目の周りに付ける時はパフを折って丁寧に付けるようにします。顔だけ色浮きしないように、耳や首元にも付けましょう。着物の時は普段より明るく仕上げたいので、少し多めにパウダーを付けるとバランスがよくなります。

ルースパウダーはプレストパウダーに比べて、粉っぽさがあります。肌全体にのせたら、両手を使って、顔全体を包み、優しく押さえて、パウダーをしっかりと馴染ませましょう。そうすることで、なめらかな肌に仕上げることができますし、ヨレも防いでくれます。

ふんわりチークで色っぽさを

チークはふんわり色づく程度にしましょう。頬骨の一番高い所に、太めの筆を使って色を入れましょう。1回で色を付けるよりは何回も重ねるようにすることで自然な雰囲気になります。チークはつけ過ぎてしまうと、頬だけが浮いてしまって、古臭い印象になってしまいます。若い人の間で流行っている丸くハッキリとのせる方法だと、着物には合わないので避ける方がベターです。目指すのは少し上気したような色っぽい雰囲気です。​

チークの色はピンクやオレンジ、赤のものがおススメです。リップの色と合わせることで統一感を出すことができます。

印象的な目元をつくるアイメイク

アイシャドウで遊び心を

アイメイクは単色で、あまりカラーを使いすぎないことがポイントです。カラーレスなまぶたにラインを引いているだけくらいがちょうどいいんです。ただそれでは面白くないと思う場合は、着物に合う色を少し入れて遊ぶこともできます。カラーは着物全体の色や帯の色に合わせるのがポイントです。着物全体に使われている色を選べば、全体のまとまりが良くなります。狭い面積に使われている色を選べば、洗練された印象になります。舞子さんがしているように、ピンクや薄い赤で指し色を入れるなど、和風の感じにしても素敵ですね。やりすぎないように注意しましょう。

アイライナーはくっきり入れる

アイシャドウを抑えめにした分、アイライナーはくっきりと入れましょう。ここではしっかりめにメイクします。この後にお話しますが、着物を着る時は口紅をしっかりと付けるメイクをします。その際、アイメイクが控えめ過ぎると、バランスが悪くなってしまうんです。目指すは切れ長の目です。アイラインはやや太めで、気持ち長めに描くようにします。垂れ目にならないよう目尻のラインが下がらないようにしましょう。

アイライナーはリキッドアイライナーの黒がおススメです。まつ毛とまつ毛の隙もしっかりと埋めるようにしましょう。

マスカラを塗る場合もビューラーは使わない方が着物には合います。ビューラーを使うと目を縦に大きく見せる効果があるんですが、着物の時は切れ長の目の方が合うからです。使うマスカラはボリュームタイプよりロングタイプを使いましょう。つけまつげをしたい場合は、目じりにのみ付けるのがおススメです。

着物に負けない唇を!

重要アイテムはリップペンシル

口紅を塗る時は輪郭をくっきりと描きましょう。ぜひ使って欲しいのがリップペンシルです。唇をかくときは、丸く小さめにするとバランスが良くなります。リップペンシルの色は口紅と同じ色かワントーン薄い色を選ぶと自然です。リップペンシルでラインを取る前に、コンシーラーで元々の唇の色は消して、パウダーを乗せておくと描きやすくなります。

ちょっと濃い?くらいがちょうど良い

普段のメイクで使われるベージュ系のリップは着物には合いません。着物の色や柄に負けないように、赤やピンクなど華やかな色を選びましょう。普通のお洋服と合わせると、ちょっと濃いかも?と思うようなカラーの方が着物にはピッタリ合います。

口紅の色は着物に合わせると、全体のバランスが良くなります。赤や緑などの着物には赤色の口紅を、青や紫などの着物にはローズ系の口紅を、ピンクやオレンジなどの着物にはピンクやオレンジの口紅がおススメです。口紅の濃さは着物の色味に合わせましょう。ハッキリとしたハデな色柄の着物には濃い目に、おとなしい印象の着物には柔らかめに付けるといいですよ。

化粧崩れに要注意!

こまめなチェックを忘れずに

着物を着続けているとかなり暑いです。つまり、化粧崩れを起こしやすいんです。ですから、こまめにチェックすることが欠かせません。着物を着て出かける時は、簡単に化粧直しができるように、かばんに最低限のメイクグッズは入れて置きましょう。

これだけは持っておきたい化粧直しグッズ

  • ​コットン
  • 乳液
  • コンシーラー
  • パウダー

お化粧が崩れた時に、脂取り紙で押さえて、ミストをシュッシュッと振りかけ、ファンデーションを塗るなんて方法をしていませんか?これらを行うと、キレイに直せるように感じるかもしれませんが、実は大きな間違いなんです!脂取り紙で抑えると確かに、油分が取れるのはいいのですが、必要な水分まで取ってしまって乾燥してしまいます。またミストはその時は肌が潤うように見えますが、肌に残っていた水分も一緒に蒸発させてしまう恐れがあります。さらにファンデーションを使うと、厚塗りになって、さらに化粧崩れを招いてしまいます。


​簡単にできる化粧直しの方法

  1. ​コットンに乳液を付けます。
  2. 乳液を付けたコットンで、よれた部分を保湿しながら、オフします。
  3. コンシーラーを使って、気になる部分をカバーします。
  4. パウダーを付けます。
  5. ハンドプレスで肌に密着させます。

持ってて正解!便利グッズ

上で紹介したのは全体的にお化粧崩れを起こしてしまった時に、直すための最低限持っておいてほしいグッズです。ここではさらに持っておくと便利なアイテムをご紹介します。

​​これがあれば便利!なアイテム

  • ​綿棒(濡れているものと濡れていないもの両方あればより◎)
  • 化粧下地
  • ティッシュ
  • アイブロウペンorペンシル
  • リップクリーム(色付きのものでも〇)

化粧直しをするにあたって、まずはよれた部分をキチンとオフすることが大切です。脂取り紙より、ティッシュで抑える方法がおススメです。水分が多い保湿タイプのティッシュや濡れた綿棒を使えば、肌を乾燥させることなく落とすことができます。

乳液で保湿した後、時間に余裕があれば化粧下地を塗ってからコンシーラーを使うのがおススメです。化粧下地には化粧崩れを防ぐ効果がありますし、肌表面をキレイに見せてくれる効果もあります。

全体的にお化粧が崩れてしまっても、眉さえキチンと描いてあれば印象よく見えます。おススメなのはあまり細すぎないタイプのアイブロウアイテムです。簡単にぼやかすことができるからです。同じような理由で、リップクリームも1つ鞄に忍ばせておくと便利です。特に唇部分はすぐに落ちてしまいがちなので、その都度、口紅を塗っていては大変です。それより簡単に色付きのリップをこまめに塗る方がキレイに保つことができます。また口紅を新たに塗る場合でも、リップクリームで保湿してから塗る方がキレイに仕上がりますし、持ちも良くなります。


これはNG!やってはいけないメイク

キラキラのラメとつけまつげ

普段のメイクをする時はキラキラのラメが入ったアイシャドウやつけまつげは目を大きく見せる効果があり、人気があります。最近は小顔メイクが流行っていて、目を大きく見せることもその1つの方法です。着物の場合は少し違います。確かに着物が華やかなので地味なメイクは合いません。しかしキラキラを使ったり、バサバサのつけまつげを使うようなメイクもまた、合いません。実際に着物を着る時は、顔が大きく見えるメイク法の方が着物とのバランスが取りやすいんです。

着物は日本古来からの伝統的な衣装です。ですから、古風美人を作る方が合います。キラキラとしたハデなアイシャドウは着物の上品さを台無しにしてしまいかねません。目元は「切れ長」を意識しましょう。つけまつげを全体に付けてしまうと、縦に大きな目になってしまいます。ですから目尻部分だけに付けるようにしましょう。そうすれば切れ長な目に見せることが出来ますし、奥ゆかしいながらも色気のある目元を作り出すことが出来ます。

グロスでぷるぷるの魅惑リップ

グロスを塗ったリップは唇に立体感を与えて、若々しく見せる効果があります。普通のお洋服の場合はグロスでぷるぷるにしてもオシャレです。

しかし着物の時のメイクは、立体感を出さない方が正解です。ですから、着物にはマットなリップを使いましょう。どうしてもグロスを使いたい時は、同系色か透明のグロスを少しだけ重ねます。ツヤ感を出す程度に抑えましょう。グロスをたっぷり付けてしまうと、メイクが崩れやすくなりますし、なにより品がなくなってしまいます。​


着物に相応しいメイクで和服美人になろう!

いかがでしたか?せっかく日本人に生まれたからには着物を上手く着こなせる女性になりたいものですよね。昨今は、特別な場面だけではなく、ちょっとしたおでかけで着物を着る人も増えているようです。洋服感覚で着物をチャレンジしてみてはいかかでしょうか?

そんな時にやりがちな「メイクもお洋服感覚でしてしまうこと」だけは避けるようにしましょう。せっかくの着物の奥ゆかしい雰囲気とちぐはぐになってしまい、全体的に残念な印象になってしまいます。着物を着る時は、メイクも着物に相応しい、控えめながら色気のあるものを目指しましょう。着物に合わせたメイクをしていれば、周りからも一目置かれる和服美人になれるに違いありませんよ!

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