乾燥肌の原因と6つの対策~放置するとニキビや皮膚炎の危険あり~

乾燥肌の原因と6つの対策~放置するとニキビや皮膚炎の危険あり~

乾燥肌は肌に数多くの悪影響を与えかねない症状です。その原因は間違ったスキンケアのやり方や生活習慣の乱れなど様々存在しています。乾燥肌に対する正しいスキンケアのやり方を知って、いつまでも綺麗でうるおいのある肌を維持できるように頑張りましょう。

乾燥肌って地味につらい…​

特に日本だと秋や冬など空気が乾燥している時期になりやすい乾燥肌ですが、1年中どのシーズンでも乾燥肌に悩まされているという方も多いと思います。

はるこ先生
乾燥肌って肌がガサガサになってかゆくなったり、メイクのノリが悪くなったりと地味に色んな症状が出てきて大変ですよね……。そこで今回は乾燥肌ができてしまう原因と、その改善法などをご紹介したいと思います!乾燥肌をしっかり整えて、いつまでもうるおいのある綺麗な肌を保ちましょうね☆

乾燥しているお肌の状態

乾燥肌と言えばなんとなく肌が乾燥している状態というのは分かりますが、具体的に肌の中がどのようになっているかが分かっていないと間違った方法で対処してしまい、いつまでも乾燥肌が改善されない可能性があります。

そこでまずは乾燥肌が具体的にどのような肌の状態なのかについて、知っていくところから始めてみましょう。

角質層の水分量が少ない

肌が乾燥しているということは、当然肌の中にある水分量が少ないから乾燥しているということになります。

肌の表面以外にも肌の深い部分には、角質層という部分があってそこにも水分が貯めこまれているのですが、基本的に乾燥肌の方は何らかの原因で肌の表面も角質層の水分量も少なくなって、乾燥肌となってしまうことが多いとされています。

しかしそんな乾燥肌の中にも特殊なものがあります。それがインナードライと呼ばれるもので、肌の内面が乾燥しすぎることによって肌がこれ以上乾燥しないようにと皮脂を分泌している状態のことを指します。

こうなると肌の内部が乾燥しているにも関わらず、肌表面はテカっているという状態であるため、鏡で見て肌にうるおいがあるようでも、一概に乾燥肌ではないとは言い切れないこともあるのです。

バリア機能の低下で刺激に弱い

皮膚の生まれ変わる周期であるターンオーバーや、肌の酸性とアルカリ性のバランスであるphなど、肌を外部の刺激から守るために大切なことはたくさんあります。

肌のバリア機能もその一つで、その名の通り肌をバリアのように保護してくれるのですが、このバリアとなってくれている細胞をつなぎ合わせるために、肌にある水分が必要となります。

どういうことかというと、例えばレンガとレンガの隙間を接着剤で埋めなければ、その隙間から水が漏れてしまうことになります。この時のレンガを細胞、その細胞を繋ぐ接着剤の役割を果たすのが肌内部の水分で、外部からの刺激である水から肌を守ってくれるのです。

つまり乾燥肌の方はバリアとなる細胞と細胞の間に隙間ができてしまい、そこから外部の刺激が入り込むことで肌がダメージを受けやすくなっている状態と言えます。このため乾燥肌は美容のためにすぐに改善した方が良い症状と言えるのです。

肌トラブルを引き起こす

乾燥肌は先ほども書いたように肌が外部からの刺激を受けやすく、肌トラブルが発生しやすい状態となっています。では具体的に乾燥肌になると、どんな肌トラブルを引き起こしてしまうことになるのでしょうか。

ニキビ

ニキビは皮脂が多い方ができやすいイメージがありますが、乾燥肌の方もニキビになりやすいと言われています。

これは乾燥することによって角質が硬くなり、毛穴が細く弱くなってしまうことで少ない皮脂量でもニキビができやすくなってしまうからなのだとか。ですので乾燥しているからと言って、ニキビができづらいと油断しないようにしましょう。

かゆみ

肌が乾燥しているとバリア機能が弱まっているため、外部からの刺激ですぐに肌がかゆくなってしまいます。

肌のかゆみは一度かいてしまえばすぐに消えますがすぐにまたかゆくなりますし、肌をかくということは肌に大きなダメージを与えてしまう行為です。肌を傷つけないためには肌がかゆくなっても我慢したり、かゆみどめの薬を塗るなどの対処を行うようにしてください。

湿疹

乾燥肌によって起きる肌の症状は、ニキビやかゆみだけではありません。外部からの刺激によって、ぶつぶつとした湿疹が出ることもあります。湿疹が出るとさらに肌がかゆくなってしまいますが、それをかいてしまうとさらに湿疹が増えてしまいます。

このような症状は乾燥性皮膚炎と呼ばれており、症状が重くなるとメイクをしただけでかゆみや痛みを感じるようになってしまうので注意が必要です。

乾燥肌の原因【基本編】

ではどうして乾燥肌は起きてしまうのでしょうか。ここではそんな乾燥肌が生まれる原因をご紹介したいと思います。

加齢

増えすぎるとニキビの原因となることもある皮脂ですが、皮脂には肌の水分が蒸発して逃げるのを防ぐ役割もあるので、少なすぎるのもよくありません。

しかし年齢を重ねると皮脂の分泌を促すホルモンの分泌量が減り、それに伴って皮脂の分泌量も減ってしまうことで、乾燥肌になりやすくなってしまうとされています。

また年齢を重ねていなくても、皮脂欠乏症という症状によって皮脂の分泌量が下がってしまうこともあります。これは男性よりも女性の方がなりやすいと言われていますので、特に女性はスキンケアや肌の状態には気を遣うようにしましょう。

ホルモンバランスの乱れ

先ほども紹介したように肌を乾燥から守る皮脂は、ホルモンの分泌量によって左右されます。つまりこのホルモンバランスが乱れてしまうとそれによって皮脂量が少なくなり、乾燥肌になってしまうことも考えられます。

乾燥肌に気を付けるのであれば、皮脂の分泌を促すプロゲステロンと、余計な皮脂分泌を抑えるエストロゲンという2つのホルモンバランスには気を付けるようにしてください。

はるこ先生
特に女性は生理や妊娠でホルモンバランスが乱れやすいので、注意が必要です!それから皮脂の分泌量が増えすぎるのも良くないので、多すぎず少なすぎない適切な量を維持するように心掛けましょうね♪

偏った食事

食事は人間の身体を作る大切な作業と言えます。しかしその食事が偏ってしまい、体内の栄養バランスが崩れてしまうと、乾燥肌のみならず身体に様々悪影響を与えてしまうので、バランスが整った食生活を送るのはとても大切なことなのです。

偏った食事で乾燥肌になりやすい方はお肉などの脂肪分が多いものを食べていないため、皮脂の分泌量が下がっている可能性があります。

また食事中にコーヒーやお茶をよく飲むという方も注意が必要です。これらの飲み物に多く含まれているカフェインには、身体を冷やす働きがあり、それによって身体の代謝が悪くなると肌が乾燥しやすくなると言われているほか、カフェインにある利尿作用によって体内の水分量が減り、そのせいで肌が乾燥してしまうこともあるようです。

ストレス

仕事、家庭に加えLINEやTwitterなどのSNSが発達したことで人間関係の幅が広がり、現代人はその分ストレスを受けることが多くなっているようです。

そんなストレスも女性ホルモンの低下、身体を冷えさせることによる代謝の低下、肌のバリア機能の低下など乾燥肌になってしまう様々な症状の原因になりかねません。

つまり乾燥肌によってケアするべきものは肌の保湿だけではなく、ストレスである場合もあるということになります。ストレスケアやそれによる肌ケアに関する情報は、後の項目でしっかり紹介しますのでぜひそちらも参考にしてみてください。

睡眠不足

睡眠は1日中働いて疲労が溜まっている身体の機能を休める大切な時間です。

その一環として睡眠中は外部から刺激を受けた細胞も再生されているため、夜更かしなどによって睡眠不足になってしまうと肌の細胞が再生されず、そこから肌の水分が蒸発したり外部からの刺激を受けて乾燥肌になる危険性があると言われています。

さらに睡眠時に分泌されている成長ホルモンには、肌が生まれ変わる周期であるターンオーバーを正常に戻す作用があるとされており、そういった意味でも肌環境を良くするのに睡眠は欠かせません。

しっかりと睡眠をとって健康と美容を守るようにしましょう。

空気の乾燥

日本の場合は特に冬の寒い季節に空気が乾燥しやすくなりますが、こういった空気の乾燥も肌を乾燥させる原因の一端となりかねません。

角質層が正常であれば、空気が乾燥していても肌が持つ水分を保持する力によって肌を守ることができますが、角質層が損なわれているとその力が弱く、空気の乾燥でも肌がどんどん乾燥していってしまうので特に注意する必要があります。

外の空気の乾燥を防ぐのはさすがに難しいですが、自宅の空気ならば加湿器を置くほか、洗濯物を干したり部屋を水拭きすることによって残った水分が蒸発し、部屋の湿度を上げることが可能です。ですので空気の乾燥が気になる方は、それらの方法で湿度を保つようにしてみてください。

血行不良

血行が悪くなると体中に栄養が上手く行き渡らなくなり、肌のターンオーバーが乱れて勝手に皮膚から剥がれ落ちるはずの古い角質や肌の細胞が残ってしまい、乾燥肌になってしまうこともあるのです。

血行不良は身体が冷えたりドロドロ血になってしまうなどの原因も考えられますが、その1つとしてタバコが原因となることもあります。これはタバコに含まれているニコチンが毛細血管を収縮させてしまい、それだけその血管を通る血液量が減ってしまうからなのだとか。

ニコチンには依存性もあるとされ、血行不良以外にも身体に数多くの悪影響を与えるので、本当に乾燥肌を治したいと思うのであれば、タバコはすぐにやめるようにしましょう。

アトピー

アトピーとはアレルギーによって発生する皮膚炎のことを言います。アトピーを発症すると赤く腫れあがる紅斑や、皮膚の浅い部分がただれてしまうびらんなどがありますが、そういった症状の1つとして乾燥肌があげられます。

このように肌に様々な症状を発症させるアトピーですが、はっきりとした原因は分かっておらず、遺伝や偏った食生活、不規則な生活リズムなど人によって発症する原因に違いがあるので、特定するのが難しい症状となっています。ですので乾燥肌と共に皮膚に異常が見つかったら、皮膚科の病院などで診断を受けてみると良いかもしれません。

乾燥肌の原因【場所別】

乾燥肌の原因は場所によっても、それぞれの原因で乾燥してしまうことがあります。

まずは顔が乾燥肌になってしまう原因から見てみましょう。

間違ったスキンケア

顔のスキンケアは他の部分よりも念入りに行っているという方が多いでしょう。しかしそのスキンケアのやり方が間違ってしまっていると、逆に肌を乾燥させてしまいかねないので気を付けなくてはいけません。

例えば朝の洗顔するときに肌を強く擦りすぎると肌が傷ついて水分が蒸発しやすくなってしまったり、洗顔を念入りにやりすぎてしまい、そのせいで皮脂を余計に落としすぎることなどが顔の肌を乾燥させてしまう原因となります。いくら正しいスキンケア法でもやりすぎるのは良くないので、何事も適度に行うようにしてください。

紫外線

様々な部分の中でも肌が露出していることが多い顔は、他の場所よりも紫外線による刺激を受けやすい場所と言えます。当然その分だけ顔の肌は乾燥しやすくなってしまうので、スキンケアや保湿には特に注意するようにしましょう。

また紫外線防止のために塗ることがあるクリームなども、きちんと成分表示を見て選ぶ必要があります。

こういったクリームに含まれている紫外線吸収剤や紫外線散乱剤は、確かに紫外線を防ぐ効果が期待できますが肌へ大きな負担をかけ、肌荒れや乾燥肌の原因になることもあるのです。ですので紫外線カットのクリームなどを選ぶときは、これらの成分が配合されていないかどうかチェックするようにしてみてください。

次は体が乾燥してしまう原因をご紹介していきます。

入浴

入浴時はお湯の入った浴槽の中に入っているため、肌が乾燥しているように感じないかもしれませんが、実は浴槽に入っているだけで汗をかき、体の中から多くの水分が逃げていっています。つまり温度の高いお湯に浸かっていたり、長風呂をするとより肌が乾燥しやすくなってしまうのです。

さらにお風呂で体を洗う際にも、顔と同じようにゴシゴシと強く肌を擦ると肌を傷つけてしまうことがあるほか、脱衣所が寒いと急激な温度変化によって肌を刺激してしまうこともあるのだそうです。

はるこ先生
このようにお風呂に入浴するだけで肌を乾燥させてしまう原因がたくさん存在しているんです……(汗)だからお風呂に入るときは正しい入浴法を心掛けて、お風呂から上がったらすぐに肌を保湿ケアすることを忘れないようにしましょうね!

服や寝具の刺激

肌を洗う際の摩擦が肌へ刺激を与えているように、いつも着ている服と肌が擦れることも肌にとっては刺激となっています。

特に女性は締め付けが強いブラジャーを付けている時間も長く、それが乾燥肌を招くこともあるので、服や下着はゆったりとしたものを選んで着るようにするのがおすすめです。

また睡眠時に無意識に寝返りを打つことで、寝具と肌が擦れて刺激を与えていることもあります。これは自分で意識して行っていることではないので、寝具は肌と擦れても問題の無いつるつるとした素材のものにするのも良いでしょう。

最後に頭が乾燥する原因を見てみたいと思います。

シャンプー

シャンプーは頭の汚れを取るために行うものですが、洗顔や入浴時と同じようにゴシゴシと洗いすぎるのは、頭皮を刺激して乾燥させてしまう原因になりかねません。

頭皮の乾燥は肌を硬くし、抜け毛などの症状を引き起こすこともあるので注意するようにしましょう。

また長髪の方の場合、毛先に付いたシャンプーを洗い流しそびれてしまい、その髪が肌に触れてシャンプーが毛穴汚れとなってしまうこともあるので、しっかりと毛先まで念入りにすすいで、シャンプーが髪や肌に残ってしまわないように気を付けてください。

乾燥肌対策1:スキンケア

乾燥肌対策としてスキンケアは絶対に欠かすことができません。しかしそのやり方が間違っていると逆効果ですので、正しいスキンケアのやり方を覚えてうるおいのある肌を保ち続けるようにしましょう。

顔のスキンケア

1番人の目に触れることが多い顔のスキンケアを行うときはやり方ももちろんですが、他の部分よりも肌が少々特殊ですので、より注意してスキンケア用品を選んだり、注意点に気を付ける必要があります。

クレンジング

クレンジングはメイクを落とす際に用いられるものですが、その強い洗浄力が肌を刺激して乾燥から守ってくれる細胞まで傷つけてしまうこともあります。乾燥肌が気になる方がクレンジングを選ぶときは、界面活性剤などの洗浄力が強い成分が配合されておらず、肌の角質層への影響が少ないものを選ぶようにしてください。

そんな数あるクレンジングの中でも、乾燥肌の方にぴったりなのがオルビス クレンジングリキッドです。

肌に刺激を与える成分は配合されておらず、肌になじませて10秒でメイクがしっかり落ちるので、洗いすぎて肌を傷つけることもありません。濡れた手で使っても効果があるので、お風呂場で他の部分の汚れと一緒にメイクも落とすことができる便利なアイテムとなっています。

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洗顔

洗顔の際に気を付けるのはとにかく丁寧に洗うということです。洗顔料や泡を顔に乗せるだけでも汚れはしっかり落ちていますので、1日に何度も洗顔を繰り返したり強く肌を擦らないようにしましょう。

また外出時の汚れが少ない朝の洗顔は洗顔料を使わなくても問題ありません。その場合は肌に刺激を与える水洗顔ではなく、少し温かいくらいの温度のお湯で顔を洗うようにしましょう。

乾燥肌に効果のある洗顔料を使うのであれば、ビーグレン クレイウォッシュを使うのがおすすめです。

天然のモンモリロナイトという粘土が古い角質や汚れだけを吸着し、さらに保湿成分であるヒアルロン酸や、ターンオーバーを調整してくれるカモミラエキスなど乾燥肌に効果のある成分も多く配合されている嬉しい洗顔料と言えるでしょう。

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化粧水&クリーム

化粧水で保湿ケアを行うときは、コットンを使うのではなく手を使って体温で直接肌に染み込ませるようにしてください。そうすることで肌のバリア機能をより強くする効果が期待できます。

またクリームも保湿を行うのに効果的ですが、油分が多い基礎化粧品ですので、インナードライで皮脂が多い方は塗りすぎないように気を付けてください。

化粧水とクリームからはエトヴォス モイスチャーライン・ラミューテシリーズが乾燥肌に効果的です。

肌の水分が蒸発するのを防ぐ化粧水、ヒト型セラミド配合の美容液、そして肌のうるおいを閉じ込める強力な保湿力を持つ美容クリームを順番に使うだけで、乾燥とは程遠いうるおいとハリのある肌を作り続けることが可能なシリーズ化粧品です。

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入浴方法

先述したように間違った入浴法は乾燥肌を作る大きな原因になりかねません。

特に大切なのがお湯の温度ですが、38度から40度のリラックスできる温度でお風呂に浸かることによって就寝時までリラックスすることができ、睡眠時の美容効果をよりアップさせることが期待できます。

また体を洗う順番にも気を付けなくてはなりません。

おすすめなのは髪から体を洗うというように、上から体を綺麗にしていくという順番です。この順番で洗っていくことで髪から肌に落ちた汚れやシャンプーを、体を洗うと同時に落とすことが可能となります。

お風呂場で使うスキンケア商品なら、みんなの肌潤セットを使ってみるのも良いかもしれません。

全身を洗った後にみんなの肌潤入浴剤が入ったお風呂に入ることで、温泉の天然成分である湯の花が落ちきらなかった汚れを落とすと同時に保湿ケアも行ってくれます。

さらに浴槽からあがったら、アトケアタイプと肌ローションによる肌の保湿ケアで角質層まで保湿成分が浸透し、乾燥肌の方でも深い部分からうるおいのある肌を作ることができるようになるのです。

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皮膚科の保湿剤の使い分け方

皮膚科での診断によって、乾燥肌に効果的な保湿剤を受け取ることもあるかと思います。それらの保湿剤には使い方がそれぞれ違った使い方がありますので、正しい方法で効果的に肌の乾燥を防ぐようにしましょう。

ワセリン

ワセリンは肌に塗ることによってその表面に膜を作り、肌の内側にある水分が蒸発するのを防いでくれる効果が期待できます。皮膚科でもらえる保湿剤の中でもべたつきがかなり強いものなので、塗るときは皮膚が少し光るくらいの量を目安に塗るようにしてください。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質には肌を保湿すると同時に血行をよくする効果が期待できるので、血行不良からくる乾燥肌に特に効果的です。ワセリンと比べてサラッとした使用感があるため、塗るときは少し多めに塗ってみると良いでしょう。

尿素

尿素には体内の水分を角質層に取り込むことで角質を柔らかくするとされており、長年乾燥して硬くなってしまった肌やニキビ跡などを解消するのにぴったりの保湿剤と言えます。ただし他の保湿剤に比べて肌への刺激が強いので、特に肌が弱い方は塗る量には注意が必要となります。医師との相談のうえで適切な量を守ることを心掛けてください。

はるこ先生
保湿剤は肌が清潔で成分が浸透しやすい入浴後に塗るのが1番ベストです。ただし入浴後は肌がどんどん乾燥していくので、5分以内に使うようにしましょう。もちろん保湿剤を塗るのは1日1回だけでなくても問題ありませんので、やはり用法・用量を正しく守って使い続けるようにしてくださいね!

乾燥肌対策2:食べ物

食事によって乾燥肌ができてしまうのであれば、逆に食事によって乾燥肌を防ぐことも不可能ではありません。ではどんな食べ物が乾燥肌に効果的なのでしょうか。

ビタミンA

ビタミンAは緑黄色野菜やうなぎ、レバーなどに多く含まれている成分です。

ビタミンAは人間の体内でレチノールという成分に変換されるのですが、そのレチノールには肌の新陳代謝を促して肌を若返らせる働きがあり、さらにコラーゲンを生み出すことで肌の保湿力を高めて乾燥肌を解消したり、未然に防ぐ効果が期待できます。

摂取するときはビタミンAを多く含んでいる食べ物を、そのまま食べるだけでも高い効果が期待できます。ただしレチノールは摂りすぎると頭痛や吐き気などの副作用が出ることもあるので、摂りすぎには注意するようにしてください。

ビタミンC

パプリカやレモンに多く含まれているビタミンCにもコラーゲンの生成を促し、肌のバリア機能や保湿力そのものを強くすることで乾燥肌を改善してくれる以外にも、筋肉や血管を強くしてくれる働きもしてくれます。

このように美容や健康に効果的なビタミンCですが非常にもろい成分とされていて、ちょっと熱を加えられただけでも壊れてしまう栄養素と言われています。

食べ物で体に取り入れるのが難しいと思ったら、ビタミンC誘導体という成分が配合された化粧品などを使用すると、肌に直接ビタミンCを届けることができるので、そういった化粧品から肌にビタミンCを直接届けるのも1つの手と言えるでしょう。

ビタミンE

ビタミンEには毛細血管を拡げて悪くなった血行を良くし、細胞の新陳代謝を高めて肌にハリツヤを与えてくれるパワーがあります。

それ以外にもビタミンEは抗酸化作用も持っているため、細胞が酸化することで起きるシミや黒ずみを防ぐ美白効果もあると言われているほど美容効果の高い成分となっています。

ビタミンEを摂取しやすい食品としてはニジマスや鮎、アーモンドなどがあります。

成人のビタミンEの目安摂取量は男性が6.5mg、女性が6.0mgに設定されているのですが、アーモンドは100gで29.4mg、鮎やニジマスは同じ量で5mg以上のビタミンEを摂取することが可能です。こういったビタミンEを豊富に含んだ食べ物を食べて、体の外だけではなく内側も綺麗にしていきましょう。

たんぱく質

鶏のささみや納豆、卵など多くの食べ物に含まれているたんぱく質ですが、このたんぱく質が不足してしまうと肌のターンオーバーが乱れ、古い角質などが肌の表面に溜まって乾燥肌になると言われています。

朝食や昼食でたんぱく質を摂取するのも良いですが、特に効果的にたんぱく質を体に取り入れるのであれば、夕食に多くのたんぱく質をとるのがおすすめです。そうすることで就寝中にたんぱく質が体の中で効果的に働いてくれます。

これはビタミンや他の栄養成分も同じですので、美容のためにも夕食は栄養をしっかりと摂るようにしましょう。

必須脂肪酸

人間の細胞は細胞膜という脂質で作られた膜に覆われているのですが、この細胞膜を作る必須脂肪酸が不足してしまうと、肌の細胞が生まれ変わるはずのターンオーバーが正常に行われなくなってしまいます。ですので必須脂肪酸を積極的に摂取し、自然に行われるターンオーバーを手助けしてあげることも、乾燥肌を防ぐのにとても大切なことと言えるのです。

そんな必須脂肪酸を多く含んでいるのがサーモンやサバ、イワシなどの魚類に多く含まれていると言われています。

さらにエゴマ油や亜麻仁油などの油にも必須脂肪酸は含まれるので魚類と油をうまく合わせた料理を作ると、普通に魚類を食べるよりもさらに効率よく必須脂肪酸を体の中に取り入れることが可能となっています。

はるこ先生
他にも保湿成分として有名なセラミドを増やしてくれる食べ物として、大豆やこんにゃく、玄米などもあり、これらの食べ物を食べることによっても乾燥肌を防ぐ効果が期待できます!さらに保湿成分として有名なコラーゲンを多く含む食べ物として鶏軟骨や牛すじなどもあるので、それらの食べ物もバランスよく食べることで、より乾燥肌とは縁遠い肌を作ることも夢じゃないんですよ☆

乾燥肌対策3:日常生活

日々の生活習慣を改善することによっても乾燥肌を防ぐことができるので、正しい生活リズムを送って肌が乾燥してしまわないように気を付けましょう。

しっかり睡眠をとる

仕事や夜更かしによって睡眠時間が短くなっている方も多いかと思いますが、睡眠時間をしっかり確保することがうるおいのある肌を保つ大切な要素となっています。

特に睡眠時に分泌される成長ホルモンは、入眠時から3時間ほどが一番多く分泌される時間帯とされているので、少なくても3時間以上の睡眠は毎日欠かさないようにしてください。

また睡眠時間だけではなく睡眠の質を高めることも重要です。簡単なものだと就寝前にコップ1杯の飲むだけで、睡眠時に消費される水分が補給され、水分不足によって目が覚めたり寝苦しくなることが少なくなります。

ただし冷たすぎる水は体を冷やして緊張させてしまい、逆に睡眠の質を悪くしてしまうので注意が必要となります。

部屋の湿度調節

空気の乾燥は肌も乾燥させてしまう1つの原因ですが、加湿器や除湿器を置くことによる湿度調節をしっかり行うことによってその乾燥を防ぐことができます。

特に肌が乾燥してしまう湿度は60%以下と言われていますので、その湿度を下回らないように日々調節していくようにしましょう。

ただし湿度が高すぎるとターンオーバーの働きを弱くし、逆に刺激に弱い肌を作ってしまう原因となりかねませんので、部屋を70%以上の過加湿状態にはしないように心掛けてください。

紫外線対策

肌の刺激として受けやすいのが太陽から発せられる紫外線であり、もちろん乾燥肌を作る原因でもあるので紫外線対策はマストと言っても過言ではありません。

先述のように紫外線対策のために塗っているクリームが乾燥肌を招いていては意味がありませんので、成分表示をちゃんと見るのは大切なことです。

それ以外にも効果の強いUVカットアイテムは、落とすのにも強力なクレンジングが必要になることもあり、そのクレンジングを使うことによって肌がダメージを受けて乾燥させてしまう危険性もあります。ですので強すぎるUVカットアイテムも、肌にダメージを与えることがあることを念頭に入れておくようにしましょう。

ストレスをためない

ストレスは乾燥肌のみならず美容や健康の大敵ですので、基本的には溜めないようにするのが一番です。1番簡単なのは自分の時間を作り、趣味に没頭することでストレスを発散する方法です。この時は必要最低限だけ外界との繋がりを作っておけば、より自分の世界に入り込むことができます。

はるこ先生
それから森林浴を行うことで、森の匂いや自然から生まれる音が心にリラックス効果を与えてくれるとされています!それに体を動かすこと自体もストレス解消に繋がるので、外に出てストレスを発散したいと思ったら森の自然の中を歩いてみるのもおすすめですよ!

乾燥肌対策4:体質改善

様々な乾燥肌対策が存在していますが、根本である体質から改善しないといくら対策を行っても乾燥肌が改善されない可能性もあります。では体質から乾燥肌を改善するためには、どういったことを行うのが良いのでしょうか。

漢方

漢方界では「皮膚は内臓の鏡」という言葉があるように、乾燥肌の原因は外的要因だけではなく体の内側から起きるものであると考えられています。ですのでスキンケアで乾燥肌対策をしているにも関わらず症状の改善が見られないという方は、今回紹介する漢方で体の中から乾燥肌を改善するようにしてみてください。

当帰飲子(とうきいんし)

当帰飲子肌に栄養とうるおいを与え、乾燥肌を解消する効果が期待できる漢方です。特に季節を問わずどの時期でも肌が乾燥しているという方や、加齢による乾燥肌に効果的な漢方ですので、それに心当たりのある方は当帰飲子を飲んでみるようにしましょう。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

体の冷えからくる乾燥肌が気になる方は当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を使ってみるのがおすすめです。当帰芍薬散は血行を促進させ、無駄な水分を排除することによって体が余計に冷えることを防いでくれます。

四物湯(しもつとう)

四物湯血そのものを作ることで冷えや乾燥肌を防ぐ漢方とされています。特に女性は月経で血が不足したり体が冷えることが多いので、乾燥肌が気になる女性には効果的である場合が多いようです。

運動

運動をすると血行が促進され、新陳代謝が高まることでターンオーバーが正常に行われる効果が期待できます。さらに運動で汗をかくことによって老廃物や毒素が体から排出されたり、ストレスを発散する力もあるのだとか。

このように運動は乾燥肌に非常に効果的ですし、健康にも良いものなので日ごろから運動不足を感じている方は、ウォーキングなど軽い運動から始めてみましょう。

乾燥肌対策5:薬

乾燥肌の症状が出てしまった場合、患部に薬を塗ることが最善の処置であることもあります。

かゆみに効く薬

肌が乾くことによるかゆみはかくと肌にダメージを与えてしまいますが、かかないとそれが気になってストレスになってしまうものです。そこでかゆみに効果のある薬を使い、肌をかくことなくかゆみのストレスをリフレッシュするようにしてみてください。

かゆみ止めクリーム

せっかく肌のかゆみを止められたとしても、結局肌が乾いたままだと意味がありません。かゆみ止めクリームはかゆみを止めると同時に、肌を乾燥から守ってくれる効果が期待できるアイテムです。

市販で売られているクリームとしてはムヒやヘパソフトプラス、メンソレータムAD20クリームなどが人気となっています。それぞれかゆみを止める成分としてムヒやヘパソフトプラスにはジフェンヒドラミン塩酸塩が、メンソレータムAD20クリームにはクロタミトンが配合されているほか、グリセリンや尿素、ヘパリン類似物質など乾燥肌を改善するクリームとしても効果的な成分が多く配合されています。

かゆみ止めの薬

かゆみ止めの薬は市販以外にも病院や薬局からの処方によってもらえることもあります。内服薬の場合は肌の乾燥を防ぐというよりも、かゆみのみを止めるものが多いので、薬によるかゆみ止めとは別に肌の乾燥を改善する必要があることが多いようです。

はるこ先生
そんなかゆみ止めの薬としてはニボラジンやゼスラン、タベジールなどがあります。これらの薬に共通するのは、有効成分がヒスタミンという成分を抑える働きがあるということ。ヒスタミンはかゆみを生み出す原因とされている成分であり、それを抑えるということは同時にかゆみも抑えることができることに繋がるんですよ!

湿疹

乾燥肌によって湿疹があらわれた場合、原因や症状があらわれた範囲の広さなど様々な要因によって使うべき薬が変わってきます。例えばアトピー性の乾燥肌と湿疹であるなら、抗アレルギー剤を処方され、それによってかゆみを抑えることとなるでしょう。

またアトピー性の炎症に効果的なステロイドという成分が配合された塗り薬が用いられることもあります。

もし湿疹の範囲が広かったり強い炎症があらわれているようなら、タクロリムス軟膏という塗り薬で湿疹を抑えることもあります。この塗り薬には皮膚の免疫系の働きを低下させることで、肌が外部からの刺激に過剰に反応して湿疹や炎症を抑える効果があるとされているのです。

乾燥肌対策6:メイク

女性ならほぼ毎日行っているメイクですが、これも化粧品の選び方によっては乾燥肌を招く原因になっていることもあります。正しい化粧品を選び、見た目も肌も美しく綺麗な女性を目指しましょう。

下地

メイクを行う際の下地にはファンデーションを密着させてメイクのノリを良くする効果のほかにも、肌をメイクから保護する効果や水分が蒸発しないようにする保湿効果紫外線から肌を守る効果など塗ることに大きな意味が存在しています。

乾燥肌を気にするのであれば、メイクの下地を選ぶときは配合されている保湿成分に注意して選ぶのが良いでしょう。コラーゲンやセラミド、グリセリンなどの保湿成分が含まれている下地はたくさん発売されています。

またUVカット効果が前面に押されているものは、より肌を乾燥させてしまいかねないので、UVカット成分が多く含まれているものよりは、保湿成分が多く含まれている下地を選ぶようにすると良いでしょう。

ファンデーション

乾燥肌の方がファンデーションを選ぶときは、添加物の少ない肌に優しいファンデーションを選ぶのがおすすめです。購入する前にテスターや試供品、スターターセットなどで試すことができる化粧品がほとんどなので、本格的に購入する前に軽く自分の肌で試すのを忘れないようにしましょう。

エトヴォス ミネラルファンデーションはスターターキットもあり、添加物などを一切配合していない肌に優しいファンデーションとなっています。乾燥や毛穴の開きによって目立ってしまった毛穴を目立たないようにカバーし、それでいながら肌を保湿することもできる便利なファンデーションとして人気になっています。

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乾燥体質だからって諦めないで

肌が乾燥気味で、どんな乾燥肌対策を試しても肌がうるおったように感じないという方も中にはいるかもしれません。しかし諦めずに乾燥肌に効果のある保湿ケアや体質改善を行っていれば、その乾燥肌は改善に向かうことも可能なはずです。途中でやめることはせずに乾燥肌対策を続けていくようにしましょう。

自分の症状に合った乾燥肌ケアを行い、いつまでもうるおいのある綺麗な肌を保てるように頑張ってください。