乾燥肌のスキンケアにオイルだけは超危険!潤った錯覚に騙されないで

乾燥肌のスキンケアにオイルだけは超危険!潤った錯覚に騙されないで

乾燥肌の人はとくにスキンケアをオイルだけで済ませてしまうと肌内部はますます乾燥し、肌弾力が失われエイジングが進んでしまうことも…。残念ながらモチモチ感は【一過性のもの】なんです。効果的にオイルを取り入れるには保湿成分が鍵になりますよ!!

オイルだけのスキンケア、乾燥肌にもいいの?

ベタつくなんて過去のこと。シーズンごとにニューリリースされる美容オイルは今や使用感が良く少量ですっと肌に馴染み、あっという間に肌をふわふわモチモチに。

お風呂上がりの濡れた肌に塗って、その後のスキンケアを忘れてしまううちに、いつしかオイルだけでスキンケア完了!なんてことになっていませんか?たしかに手触りは潤ってる感じがするのですが、乾燥肌にとって効果的なスキンケアなんでしょうか?

残念ながら水分保持能力のないオイルは水分の蒸発をほんの2〜3時間防ぐだけなんです。

当然、肌の水分量を上げることはないので肌の奥はどんどん乾燥が進んでしまい、スカスカの状態になることも…。でも大丈夫!みんな大好き美容オイルは、使い方しだいでアンチエイジングに効果を発揮してくれるんですよ♪

オイルだけスキンンケアの基本知識

美容オイルを使う

古来よりオイルは生活に欠かせないものだったようです。肌や髪の保護に始まって、傷口の保護やときに薬として飲用されたことも。とくに紫外線の強い赤道付近の国々では、肌を守るためにオイルは欠かせないものでした。まずはじめに、美容オイルにはどんなものがあるのか効能も合わせて見てみましょう。

美容オイル主な成分特徴肌質
ホホバオイル植物性液体ワックス


  • 高級脂肪酸
  • エステル
  • 皮脂バランスの調整
  • 炎症を抑える
  • ニキビ
  • しみ・しわ
  • 紫外線防止
すべて
オリーブオイル
  • オレイン酸
  • リノール酸
  • 植物性スクワラン
  • ビタミンA・E
  • 保湿
  • 軟化作用
  • 筋肉をほぐす
  • しみ・しわ
  • 炎症を抑える
乾燥肌〜普通肌
椿オイル(カメリア)
  • オレイン酸
  • リノール酸


  • 抗酸化
  • 紫外線防止
  • 保湿
  • 育毛、髪のアンチエイジングにも
  • アトピー肌や敏感肌の保護
乾燥肌〜普通肌
アトピー肌や敏感肌にも
太白ごま油
  • セサモリン
  • セサモール
  • ビタミンE
  • 抗酸化
  • エイジングケア
  • デトックス
  • 血行促進
すべて
アボガドオイル
  • オレイン酸
  • リノール酸
  • パルミトオレイン酸
  • レシチン
  • ビタミンA・B・E
  • 保湿
  • 軟化作用
  • 抗炎症
  • エイジングケア
乾燥肌〜普通肌
肌のレスキューにも
ローズヒップオイル
  • オレイン酸
  • リノール酸
  • トランスレチノイン酸
  • ビタミンC
  • リコピン
  • しみ・しわケア
  • エイジングケア
  • アイケア
  • 色素沈着
  • 癒傷作用
  • 肌荒れ
  • 保湿
  • 酸化しやすい
すべて
肌のレスキューにも
カレンデュラオイル
  • カレンデュリン
  • サポニン
  • カロチノイド
  • フラボノイド
  • 鎮静作用
  • 抗炎症
  • 癒傷作用
  • 肌荒れ
  • 日焼け
  • 敏感肌
  • 打撲
すべて
赤ちゃんにも使用される。
とくに肌荒れがひどいときにも
スイートアーモンドオイル
  • オレイン酸
  • リノール酸
  • パルミチン酸
  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • 抗炎症
  • 保湿
  • 軟化作用
  • 湿疹
  • 肌荒れ
すべて
赤ちゃんにも使用される。
肌のレスキューにも
ココナッツオイル
  • ラウリン酸
  • ミリスチン酸
  • パルミチン酸
  • ポリフェノール
  • ビタミンE
  • 保湿
  • 抗酸化
  • エイジングケア
  • 肌荒れ
すべて
アルガンオイル
  • オレイン酸
  • リノール酸
  • ステロール
  • ビタミンE
  • 保湿
  • 癒傷作用
  • 紫外線防止
  • 日焼け
  • 抗酸化
  • しみ・しわ
  • エイジングケア
乾燥肌〜普通肌

植物の種や実、葉や花など植物から抽出されるオイルはここに列挙できないほどたくさん種類があるんです。その他にも羊毛から採れるラノリンや馬の油脂である馬油など動物性のオイルも人気ですね☆

はるこ先生
このようにオイルには肌を保護するだけでなく成分によって傷を癒やす癒傷作用があるものもあって、ニキビ跡や日焼け後のケアに効果を発揮したりと様々な効能があるのよ☆
アッキー
今話題のしわケア成分レチノール(ビタミンA)が入ってるオイルもあるんですね!それに、皮膚の再生を促すビタミン類が入ってるなら、確かにオイルだけでスキンケアがまかなえるような気もするんですが…

はるこ先生
そうね。でもアッキー、肌のうるおいに欠かせない保湿って、油分だけではダメなのよ。肌の仕組みと同じ、水分(保湿因子)と油分のバランスが大切になってくるわ。

洗顔後のケアはオイルだけ

さて、「スキンケアはオイルだけ」と言ってもどういうケア方法なんでしょうか?オイル美容や肌断食でよく使われているワセリンだけ塗るスキンケア方法との違いなど簡単に見てみましょう。

オイル美容

オイル美容は他のスキンケアアイテムも使います。ポピュラーなのは化粧水をたっぷり入れた肌にオイルを塗る方法です。その後も肌の状態に合わせて乳液やクリームを使います。洗顔後の濡れた肌にオイルを塗ってブースターとして使用し、その後に化粧水・乳液など通常のスキンケアを行なう方法もあります。

オイルをどの段階で取り入れるかは、個人の好みや使用感。あとは、ベースやリキッドファンデーションなど他のアイテムに混ぜて使用するケースもありますね。

ワセリンだけのスキンケア

肌断食や角質培養といって、クレンジングやピーリングで角質を無理やり剥がすのをやめて、自然なターンサイクルを取り戻すまでの過程において、肌の保護のためにワセリンを使用するケア方法です。

なぜ、クリームではないかというと、肌の内側からの自己再生力を取り戻すために、外からの栄養を絶つため。もうひとつは、ワセリンの方がオイルやクリームより肌に密着し、水分が蒸発するすき間をブロックするから。

このケア方法で使用するのは、純石鹸などのシンプルな洗顔石鹸とワセリンのみ。時間はかかりますが成功すれば赤ちゃんのような美しい肌に生まれ変わり、その後もスキンケアアイテムを使わなくても維持できるだけの肌力がつくとのことです。

オイルだけのスキンケア

洗顔後の肌にオイルを塗って終わり!化粧水など他のスキンケアアイテムは使いません。朝晩行なう人、夜だけ行なう人など別れるようです。はじめはオイル美容をしていた人や普通のスキンケアをしていた人が、ガッテン塗りなどシンプルなケア方法を模索するなか、クリームだけ・馬油だけ・オイルだけなど好みの使用感を求めて流れていったように思われます。

そもそもなぜ、油分が必要なの?

外敵から守ったり内部の水分や栄養素が出ていかないように、肌の表皮には「皮脂膜」がありますよね。
この膜を作り出す皮脂には、「角質細胞」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」が含まれていて、これを表皮脂質と言います。皮脂膜とは皮脂と表皮脂質と汗が混ざったもの。
この皮脂膜こそが保湿物質になるわけなんですが、オイルはその多くが脂肪酸から成っていて、皮脂と似た構造をしているため皮脂膜と似た効果を得られるからなんです。

はるこ先生
とくに脂肪酸の中でも皮脂と同じ成分オレイン酸やワックスエステルなどが含まれていると、洗顔によって血行が良くなった肌に、まるで皮脂のようによく馴染むの!オイルの軟化作用(エモリエント効果)により柔らかく、そして滑らかな肌触りに。洗顔後のオイルケアだけで大丈夫と思ってしまう理由のひとつではないかしら?

夜だけ使う方法も

オイルによる日焼け酸化が気になったり、メイク崩れが気になる場合は夜のスキンケアにだけ使用し、朝は使わないというケア方法もあります。朝からオイルを使用すると、ファンデーションなどメイクアイテムと混ざってよけい酸化しやすくなるのではないか?肌のベタつきや髪やホコリがつくのがイヤというケースも。

オイルだけスキンケアの効果

実際にオイルだけのスキンケアが成功している人たちの口コミを見てみましょう☆

  • 乾燥に効果!
    ある時から乳液だけでは乾燥小ジワや部分的に出来る乾燥が改善されず、ホホバオイルを試したところ乾燥が改善して以来 夏も冬も朝も夜もこちらを使用してます。

    @cosme

  • 肌を褒められるように♪
    使用2週間は、シワが気になります。。 が、3週間目あたりから皮膚(白いアカ?)がポロポロ落ちてきて、ワントーン明るい肌になりました。 おまけに、キメ細やかな肌になり、周囲の友達から必ず『何使ってるの?』と聞かれるようになります

    発言小町

はるこ先生
この2つの口コミは代表的なものだけど、まず、乾燥による小ジワが減ったという点では、オイルの持つエモリエント効果によるものと考えられるわ。肌が柔らかく滑らかになってきたのね。そしてもう一つは、スキンケアアイテムが減ったことで肌への摩擦など肌刺激が無くなったこととか、ケミカルな成分を入れなくなったことも考えられると思うの。

先述のとおり保湿は、油分である細胞間脂質が水分をしっかりと挟み込むことで保つので、油分はとても大切な成分です。ところが女性の場合皮脂分泌量は20大をピークに低下し、個人差はありますが季節やホルモン、月経の影響も受けていることが分かっています。エイジングケアでは油分が少ない肌にオイルを取り入れることで、こわばった肌を柔軟に、滑らかにしていきます。オイルの主な働きを見てみましょう♪

オイルで得られる効果

  • 保湿
  • エモリエント効果
  • 気温の変動からの保護
  • 細菌やウイルスからの保護

アッキー
では、逆に油分が減ってくるとどんな影響が考えられるんでしょう?

オイル不足の肌は…

  • バリア機能の低下
  • 乾燥によるかさつき
  • 肌荒れ
  • しわ
  • 硬化
はるこ先生
ところが、油分は多すぎてもトラブルを引き起こしてしまうの!

油分過多の場合…

  • にきび
  • 酸化
  • 毛穴の開きや黒ずみ
  • しみ・くすみ
  • しわ
  • 脂漏性湿疹
  • 常在菌の乱れ

このように油分は量も大切なんです。ちなみに、理想的な肌バランスは皮脂3%天然保湿因子17%角質細胞間脂質80%だと言われています。意外と皮脂って少なくていいんですね!

オイルだけスキンケアがおすすめの肌タイプ

もともと肌には自己再生能力が備わっているので、年齢や個人によるバラつきはあるものの、オイルだけで十分な肌の人もいます。水分保持能力が高い肌をお持ちの人ですね!

はるこ先生
皮脂が少ない人にも効果的よ。洗いすぎが原因で肌荒れが続いているときは、皮脂分泌が追いつかず、常在菌のバランスも崩れていることが多いわ。そんなとき、水分よりもオイルのほうが助けになってくれるはず。
アッキー
肌断食中でもいくら高純度に精製されたものとはいえ、原油由来の成分を使いたくない場合や、ワセリンそのもののベタつき感が苦手な人でも、オイルは肌馴染みが良く使えますよね。

注意する点もあります。 比較的トラブル肌でも使えることが多いオイルではありますが、敏感肌やひどい乾燥肌で水も染みるようなとき、オイルであってももちろん刺激となるケースもあります!天然のオーガニックで添加物がないものであったとしても、植物には外敵から身を守るためにいろいろな化合物を作り出しています。薬になることもあれば毒になることも…。自然の食べ物であってもアレルギーが出る人もいますよね。オイルにも同じことが言えます。

乾燥肌にオイルだけスキンケアは危険

保湿が不十分で乾燥が悪化

オイルだけのスキンケアが合わなかったという口コミもあります。とくに乾燥肌の人が続けてみた結果、乾燥が悪化したという口コミが多かったのですがどうしてなんでしょうか?

  • 乾燥がひどくなってきた
    朝、夜の洗顔後に馬油だけつけるようになって二週間ぐらい経ちました。 最初の二、三日は肌の調子がよかったのですが 今は肌が乾燥しまくって小じわも出てきました。

    発言小町

  • 肌がつっぱるようになってきた
    顔を触るとヌルヌルするくせに、あちこち乾燥してツッパリまくって断念… 口を開けるにも頬の皮膚が引き攣れるほどで、「寝て起きればどうにかなっているかな?」と思い翌朝に期待しましたが、皮膚がゴワゴワ…ひどい乾燥でした(泣)

    発言小町

乾燥による小じわやゴワゴワ感が現れてきた人もいるようですね。触ると肌はオイルでヌルヌルまたは、しっとりと潤っているようなのに、内側は乾いている。まさに、様々な肌トラブルの原因になるインナードライの状態のようです。 

はるこ先生
オイルだけでは乾燥が防げない人は、肌の油分よりも水分量が少ないケースが考えられるわ。オイルは肌に完全に密着するわけではないので、角質内に保湿成分がなければ内側の水分を保てず、蒸発させてしまうの。結果的に乾燥による肌トラブルが出ることも。
アッキー
乾燥って、紫外線の次に肌ダメージを与えてしまいますよね。カサカサするだけじゃなく、シワやくすみ、しみや毛穴のトラブル。肌細胞も硬くなってくるから、ハリやツヤ、弾力も失われていってしまいます。
はるこ先生
そうなの。アンチエイジングのためにUVカットと保湿は何より大切よ。でも保湿については、水分をたっぷり与えれば良いと思っている人が多いわ。濡れた肌にオイル…では意味がないの。

実は、肌に蓋をする成分は皮脂や油分ではなく、角層の80%をも占める【角質細胞間脂質】です。皮脂やオイルはたった2〜3%程度の役割しか果たせないため、保湿がしっかりできていない肌にオイルを塗ったところで、角質細胞間脂質がなければすき間ができ、水分が抜けていってしまうんです!残念ながら肌は乾燥しています。

では、化粧水をたっぷり入れ込んでオイルを塗れば保湿できるのでしょうか?…これも誤解です。多くの化粧水は水分が主体となって作られています。肌を保湿するのは水分ではありません。水分保湿因子や角質細胞間脂質を含まない化粧水をたっぷり塗ってもすぐに蒸発してしまいます。肌の水分量を上げるには保湿成分が入っていること!そのうえでオイルを使うことが重要なんです。

はるこ先生
まずは「水分保湿因子」で水分をがっちり掴む!そして掴んだ水分を「角質内保湿」で取り込み、「細胞間脂質」で蒸発しないように挟み込んで蓋をする。こう考えると分かりやすいのではないかしら?

アッキー
保湿に関係する「水分保湿因子」「角質内保湿」「細胞間脂質」、それぞれどんなものがあるのか見てみましょう!

細胞間脂質特徴角質内保湿特徴保湿因子特徴
セラミド約40%を占めていて、湿度に左右されない。ヒアルロン酸ゼリー状で、最大600倍まで水分を蓄えられる。
低刺激。
天然保湿因子
NMF
空気や真皮の水分を吸湿する。湿度がないと働きは弱い。
保湿力は弱い。
レシチン大豆から作られる。脂質と水分を結びつける。エラスチン真皮では弾力となるが、肌につける場合は保湿となる。コラーゲンを結びつけ、弾力の元となる。
保湿力も高い。
PG

多価アルコール。旧表示指定成分のひとつ。
ステアリン酸
コレステロール
セラミドより保湿力は劣る。コラーゲン真皮では弾力となるが、肌につける場合は保湿となる。スプリング機能として有名。グリセリン空気を吸湿する。湿度が高いとベタつく。
スフィンゴ脂質セラミドより保湿力は劣る。ヘパリン類似物質医薬品。水分含有力に優れている。1.3BG空気の吸湿性は高いが、保湿力は弱い。
はるこ先生
これら3つのタイプの保湿成分がバランス良く入っているスキンケアアイテムといっしょに使うほうが、乾燥も防げてオイルの効果を活かせるわ☆

ここで気をつける点は、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどは、真皮で働くときは肌内部の弾力の元となりますが、肌表面に塗るときは保湿の役割に変わってしまうという点です。このように、肌内部での働きとスキンケアアイテムで取り入れるには効果が変わる成分は多いです。これらの成分に過度な期待をせず、あくまで【保湿目的】として取り入れましょう。ちなみに真皮層に浸透する成分はありません。 

乾燥肌におすすめの保湿オイルの使い方

オイルの順番はスキンケアの最後

このように保湿が鍵となる乾燥肌では、まずは化粧水や美容液などでしっかりと保湿成分を入れましょう。そして、もうひとつ大切なことは、肌の摩擦や刺激を抑えるケアをし、刺激となる成分を控えることです。

乾燥肌は肌質もありますが、バリア機能の低下によっても起こるからなんです。潤いを奪いやすいクレンジングを使っていたり、入念な洗顔、マッサージなどなど原因となるケアがたくさんあるので、やさしいケアを心がけてみてください。スキンケアの最後に低刺激のオイルを少し取り入れることで、傷ついた肌の修復を早め、滑らかにし保護してくれます。

はるこ先生
その他にも、オイルは常在菌の餌となって、皮脂に大切な脂肪酸を生み出してくれる効果も!しかも、肌荒れの元となる黄色ブドウ球菌などの悪玉菌の繁殖も抑えられるのよ。少なすぎず、付けすぎず、肌の状態を確認しながら取り入れてね☆

ファンデーションに混ぜて乾燥崩れを防ぐ

色々と保湿成分が入ったファンデーションもたくさんありますが、肌荒れがひどいときはカサカサが気になることありますよね!リキッドファンデーションに1〜2滴混ぜるだけで伸びが良くなり、塗布する際の摩擦を軽減させ、乾燥も防いでくれます。粉ファンデでオイルをつけると地滑りしてしまう!という人は、オイルを含んだ粉ファンでに変えると馴染みが良くなりますよ。

【注意】ブースターとして使う場合

ブースター代わりにオイルを使いたい!という人もいらっしゃいますよね。洗顔後にオイルを塗ることで化粧水の浸透を良くするという方法です。化粧水等が浸透しやすい・浸透しない、と2つの意見がありますが、洗顔によって皮脂を取りすぎて乾燥がひどい場合の応急処置以外はおすすめできません。

オイルは水を弾くし、界面活性剤なしに混じり合うことはないからです。順番としては水分→油分です。先にオイルを塗ると後から水分は浸透しません。

オイルを塗ることで化粧水の馴染みが良くなるのは、エモリエント作用により肌の柔軟性が増し手触りが良く感じられるから。しっかりと保湿したい場合は、保湿成分を入れてからオイルの順番がおすすめです。

顔におすすめの美容オイル

ホホバオイル

オイルの中でも人気のホホバオイル。ホホバオイルだけでスキンケアを済ませる人も多いですよね。ホホバオイルが採れるホホバの木をご存知ですか?太陽の陽射しが強烈で、雨がほとんどない砂漠地帯でも育つホホバの木。葉は、水分蒸発を防ぐ機能が高く、実から採れるオイルは紫外線に強く、陽射しによるダメージ(火傷)の治療にも重宝されていました。原産国であるアメリカやメキシコの先住民族から大切にされてきた歴史があります。

  • 植物性液体ワックスでゴールデンホホバオイルと精製された透明のホホバオイルがある
  • 酸化しにくく安定性がある
  • 真夏の高い気温に耐えるが、低温では固まりやすい
  • 浸透力が高く、肌なじみが良い
  • 肌質を選ばない
はるこ先生
ホホバオイルの主な成分は液体ワックスで、その中でも皮脂にも含まれる「ワックスエステル」が豊富だから、とっても肌なじみが良く、すーっと入っていく感覚があるわ。

アッキー
とくにゴールデンホホバオイルなら、その他にもオイルの酸化を防ぎ安定させたり、皮膚の再生に欠かせないビタミンE、しわに良いビタミンA、保湿力に長けた細胞間脂質のステアリン酸も含んでいる頼もしいオイルなんですよね。

はるこ先生
肌質を選ばないところも◎アトピー肌でもニキビ肌でも使えるの。化粧水が染みるような肌荒れでないかぎり、ライン使いがおすすめよ。

ホホバオイルの効能は?

  • 皮脂バランスを調整する
  • 炎症を抑える
  • ニキビ
  • しわ・しみ
  • 紫外線予防
  • 髪のエイジングケア

ホホバオイルは皮脂の中にあるエステルワックスの他に、オレイン酸も含まれています。ベタつかないのでボディケアにも最適なので、そのまま塗布したり、お使いのボディローションに数滴混ぜて使うのもおすすめ。また、頭皮の乾燥を防ぎ養分を与えるので、頭皮マッサージとしても。もちろん、ヘアオイルとしても、オールマイティに使えますね。

ココナッツオイル

ココヤシの実から採れるココナッツオイルの成分は、ラウリン酸・ビタミンE・ポリフェノール・ミリスチン酸・パルミチン酸ですが、注目すべきは母乳にも含まれ肌の免疫力を高めたり、抗炎症作用、殺菌作用もあるラウリン酸ではないでしょうか?ビタミンEと合わせて皮膚再生を促す癒傷作用が高いオイルなので、肌荒れやアトピー肌、ニキビにもおすすめです。

  • 肌荒れの元となる黄色ブドウ球菌やニキビの元となるアクネ菌などの殺菌作用
  • 肌全体の免疫力を高める
  • 新陳代謝を高め肌の再生をサポートする
  • 真夏の高い気温に耐えるが、低温では固まりやすい
はるこ先生
少しベタつきが気になるかもしれないけど、トラブル肌のケアをししっかりと土台を作ってくれる頼もしいオイルよ。食用としても有名で、腸の中で悪玉菌を減らし善玉菌を増やす整腸作用があるわ。
アッキー
スキンケアに使う場合は、化粧品グレードの精製されたヴァージンココナッツオイルを使うほうが、不純物によるトラブルを避けられ安心ですよ。

オリーブオイル

1度は使ったことがある!という人が多いのではないでしょうか?最も馴染み深いポピュラーなオイルです。その歴史も紀元前4,000年も前から利用されてきたとも言われています。皮脂の中にもある成分オレイン酸は70〜80%、リノール酸は5〜10%、植物性スクワランやビタミンE・ビタミンAが含まれています。

  • 抗炎症・抗酸化作用が高いので肌荒れやしみの予防に
  • エモリエント効果によりしわの予防に
  • 新陳代謝を高め肌の再生をサポートする
  • 化粧用オリーブオイルの他にも食用・局方オリーブ油・オリーブスクワラン油がある
はるこ先生
スキンケアにおいてはクレンジングからヘアケアに至るまで使える万能オイル。オイル美容の登竜門かもしれないわね。多くの肌質に使えるわ。特化すべきはオリーブスクワランかしら?天然の乳化剤として、皮脂膜と同じような役割を果たしてくれるの。もちろん精製度が高い化粧品グレードがサラッとしていて使いやすいわよ。

美容オイルスキンケアのQ&A

オイルって日に当たっても大丈夫?

オイルの中には、日に当たることによって酸化しやすく油焼けしてしまうものもあり、一般的に日中ケアとして不向きな印象をお持ちの方も多いと思います。石油由来の低グレードのオイルじゃなくても、陽射しに弱いものもあるようです。天然のオイルによっては紫外線をカットしてくれるものもあるので合わせてご紹介していきますね。

日焼けしやすいオイルは?

グレープシードオイル
馬油
ローズヒップオイル
月見草オイル
アマニオイル

エイジングに最適なこれらのオイルは、残念ながら酸化も早いので夜のケアに使いましょう。また、早めに使い切れる量を冷暗所で保管することも大切ですよ☆

日焼けに強いオイルは?

ホホバオイル
アルガンオイル
オリーブオイル
ココナッツオイル
椿オイル

熱帯地域で育つ植物から採れるオイルは、比較的陽射しや高温、酸化に強いイメージですね。ですが、やっぱり使用期限や保管は注意ですよ!

使用期限の切れたオイルを使うとどうなる?

オイルの使用にあたって1番怖いのは酸化ではないでしょうか?エイジングの元凶ですものね!オイルによっては使用期限が短く酸化しやすいです。酸化すると活性酸素が活発になり、老化を早めます。もし、刺激なく使えていたとしてもしみ・しわ・黒ずみやくすみ、様々な肌トラブルは避けられないかもしれません。日焼けしやすいオイルで挙げたオイルは酸化も早めなので、臭いのチェックは欠かさないようにしましょう。

皮脂が多い人タイプでも使って良い?

ホホバオイルのように皮脂バランスを整えるオイルもありますが、皮脂が多い人は油分ではなく、保湿成分をしっかり補うことで皮脂バランスが整いやすくなりますよ。油分過多になると毛穴を塞いだり、アクネ菌の餌となり繁殖させやすくなってきます。混合肌でもカサつきのある部分だけ足す程度で十分です。


美容オイルにプラスしたい保湿ケア4選

乾燥肌のスキンケアでオイルの効果を最大限に活かすには、保湿成分をたっぷりと入れてからオイルを塗布!が鉄則です。ここでしっかりと肌を潤いで満たし、かつ根本から整え肌力をサポートする、おすすめのスキンケアラインをご紹介します。もちろん、お気に入りのオイルと併用できますよ☆

エトヴォス モイスチャーライン

エトヴォスの中でもモイスチャーラインは保湿で最も大切な成分、オイルよりも強力な蓋を形成する角質細胞間セラミドを全ラインたっぷりと配合していて、まさに保湿に特化したケアライン。肌トラブルに悩む家族のために作られた化粧品から始まっただけあり、肌に刺激がなく乾燥肌や敏感肌、インナードライにもぴったりな保湿力の高さが最大の魅力

本当に乾燥が原因でいろんな肌トラブルに見舞われて困っている人に真っ先におすすめしたい化粧品です。石油由来成分を含んでいない点も良く、成分は優れているけど余計なケミカル成分もいっぱい!というような、肌を改善するんだか傷めているんだか分からないような化粧品でないところも◎

価格帯も良心的で定期購入にすればさらに購入しやすくなる点も魅力です。

商品情報内容
有効成分
  • 5種類のヒト型セラミド
  • リピジュア
  • ヒアルロン酸など
特徴と効果とにかく保湿成分が優れたラインです。親和性の良いヒト型セラミドが、水とラメラ構造(サンドイッチ状)になっているため保湿力が高いです。ビタミンA・B・C・Eやオメガ7などエイジングケアに不可欠な成分も充実。
使用感化粧水やセラムはさらりと肌なじみが良いテクスチャー。クリームはやや固めです。
価格お試しセット¥1,900(税抜き)送料無料 化粧水・美容液・クリーム3点セット定期購入¥9,350(税抜)
はるこ先生
ふんわりとやさしいラベンダーが香り、スキンケアの時間が癒やされるの。化粧水はトロミのあるテクスチャー、クリームは固めでこするとモロモロが出るタイプだから、美容液が乾かないうちにつけるなど、付け方に工夫がいるわ。
  • ひどい乾燥に効果!
    こちらを使用した日は肌の潤いが持続しているし皮むけもしなくなりました。使っていくうちに大分乾燥も目立たなくなり、これはすごい!!と。

    @cosme

  • 肌にハリが!
    見た目は乳液っぽくて、塗ってすぐは少しぬめっとするかな…と感じましたが、しっかり馴染むとうるおっているせいか、肌がピンとして、たるみ毛穴が目立ちにくくなりました。香りもほのかなラベンダーで気持ちよくお手入れできて、よかったです。

    @cosme

アッキー
ここ最近のケアでは、化粧水をたっぷりつける!が常識のように語られていますが、メーカーで推奨された使用量を守ることが大事なんですよね。水分ばかりの化粧水をたっぷりつけて乾燥を促進させることもありますからね。保湿成分がたっぷり入っていれば少量でもきちんと潤いますよ。

エトヴォスモイスチャーライン

ラミューテ

女性ホルモンの乱れからくる肌の不調。乾燥や肌荒れ吹き出物など肌は敏感に傾き、何かと刺激を感じやすくなりケアが大変になります。まだ更年期には早いから…と思っている人!女性ホルモンのバランスが乱れるのは閉経前後だけではなく、月経周期や妊娠・出産でも影響があるんです。1カ月のうち肌の好調・不調を繰り返していませんか?

月経が月のリズムに合っていることから、月の満ち欠けに合わせて上弦〜満月に栄養分を取り入れる、下弦〜新月にかけてはデトックスを促す成分を取り入れるというケア方法がだんだん定着しつつあります。ラミューテの売りであるダマスクローズは、良い香りがするだけでなく保湿力も高く、女性ホルモンに働きかけながら、肌本来の潤う力を育んでいきます

商品情報内容
有効成分
  • ダマスクローズ
  • ナノヒアルロン酸
  • ナノコラーゲン
  • 3種類のヒト型セラミド
  • スクワラン
  • プラセンタ
  • メバロノラクトン
特徴と効果女性ホルモンのバランスを整えながら、ナノ化された保湿成分でしっかりと保湿。医薬部外品原料のメバロノラクトンにより、バリア機能を回復、乾燥小じわの改善にも期待できます。
使用感化粧水はサラサラとしたテクスチャー・美容液はトロミあり
価格定期購入初回50%off¥8,550(税抜)2回目以降¥17,100 解約いつでもOK
はるこ先生
ラミューテはまだそんなに有名じゃないけど、製薬会社と共同開発された、原料も素材もしっかりと研究されたこだわりのある化粧品よ。石油系界面活性剤を含んでいないところもうれしいわ!与えっぱなしじゃなく、肌育できる成分メバロノラクトンが注目成分ね。ぜひ、ラインで使ってみて!
  • じんわり潤う
    みずみずしくてチョット物足らないような感じがするのに じんわり潤いが沁みこんでいって、ベタつかないのにお肌がしっとり潤ってきちゃうんです。きつすぎないダマスクローズの香りが心地いい(≧∀≦)

    @cosme

  • ニキビができなくなった!
    乾燥肌なのですが冬にこれと美容液だけでも、十分乾燥せずに使えました。 少し気になる時はクリームも足してましたが。 ニキビはたまに出来ていたのですが、これに変えてから1か月1回も出来ずにビックリしました。私のお肌には相性がいいようです。

    @cosme

アッキー
肌荒れやニキビが落ち着いてきた!という口コミが多かったのですが、正しい保湿をすることで、インナードライが改善されニキビや肌荒れになりにくくなってきたんですね。続けていくともっと肌が整ってきますよ。

  ラミューテ

アクポレス ディープモイスチュアシリーズ

アクポレス…聞いたことないなと思ったら、なんと!あの有名なライスフォースの姉妹ブランドなんです!これは期待できそうですね?しかもニキビケアに特化していて、ライスフォースと同じ高い保湿力を持つライスパワーエキスはそのままに、ニキビの抗炎症成分ライスパワーエキスNO.10を配合毛穴の開きや黒ずみ、角栓など毛穴トラブル全般にもうれしい効果が期待できます。

商品情報内容
有効成分ライスフォースエキスNo.1/No.3/No.10医薬部外品
特徴と効果低刺激、テカリやニキビの軽減や毛穴の引き締め。肌理を整え滑らかに。
使用感化粧水はさっぱりとした拭き取り系・美容液・ジェルは伸びが良くすぐにサラッと。乳液は柔らかく滑らか。
価格スターターキット¥900(税抜き)定期購入初回25%off¥15,750 2回目以降¥21,000ともに5点セット
はるこ先生
定期購入の初回プレゼントでは、お肌チェックサービスが受けられるのよ!肌タイプや使用開始して1カ月間のお肌の変化していく様子、今後のケアへのアドバイスなど、目に見える診断結果があるとやる気もアップするわよね。

  • インナードライが調子良く♪
    超オイリー肌です。ライスフォースの肌診断ではインナードライでした。頑固なおでこのザラザラが1回で取れるわ、アゴのザラザラもできなくなったわ… で、ディープモイスチュアシリーズよりもこっちの方が合っていました。肌の調子が更に良くなりました。

    @cosme

  • テカリにくくなった!
    驚きの体験!ニキビはもちろん治ったのですが、それ以上におでこのテカリが減って、化粧が崩れにくくなりました!!!!!ニキビだけでなくてテカリまでも改善。ビックリしました!

    @cosme

アッキー
肌のザラつきやニキビ、インナードライが引き起こす乾燥は、肌の新陳代謝や血行も悪くしてしまいます。保湿がうまくいくようになって代謝も良くなれば、トラブルとも無縁になってきますよね。

  アクポレス ディープモイスチュアシリーズ

ビーグレン

有効成分が届いてほしいところにダイレクトに届ける「浸透深度 」にこだわりのあるスキンケアラインです。悩み別に選別された有効成分の組み合わせにより、ケアラインがたくさん!今回は乾燥・保湿ケアラインをご紹介します。聞きなれない成分名ばかりですが、角質層の深部から押し返すようなしっかりとした弾力、ハリをもたらす成分なんだそうです。最先端テクノロジーを体感してみませんか?

商品情報内容
有効成分
  • VCエチル
  • ビタミンC誘導体
  • ホメオシールド
  • ポリアミン
  • アップレビティ
  • ラミリン
  • アクアエクストレーム
特徴と効果角質層の奥に有効成分を浸透させ、さらに長時間成分を留めておく技術チャージドキューソームは世界初!
使用感水々しく素早く浸透する。クリームはこっくりとリッチなテクスチャー
価格お試しセット¥1,800  ローション通常価格¥5,000 美容液¥4,700 クリーム¥7,000
はるこ先生
粉を吹くほどの乾燥肌が落ち着いてきたり、乾燥とニキビ両方に悩まされている人が、どちらも改善されたとの喜びの声も!肌力を高め、根本から乾燥をさせない有効成分が揃っているので、ライン使いでじっくり取り組んでみて。
  • メイクよれが気にならなくなった
    お昼になると毛穴が目立ち、皮脂が出てベタベタ。ファンデがドロドロになりがちだったんです。でもこれを使っていると、そういうことがありません。頬や鼻は特に、ハリを感じられるし、浸透がとても良いです。

    @cosme

  • 正しいケア方法で効果が
    とにかくさっぱりさせないと、と思っていましたが、これでは汚れをしっかり取って、潤いをきちんと正しい方法で与える、という事を知りました。

    @cosme

アッキー
乾燥肌だと、クレンジングや洗顔はとくに気を使いますが、汚れをちゃんと落とすことも大切なんですよね。その後の浸透も変わってくるし、ケアに差がつきますね。

  ビーグレン

オイルだけより保湿化粧品とセット使いが◎

オイルだけのスキンケアで肌の調子がイマイチだった人、よけいインナードライが進んでしまい悩んでいた人にとって、少しでも力になれたなら幸いです。スキンケアは本当、肌質や生活環境、食生活によって個々人違うからむずかしいですよね。正しい知識でもってスキンケアジプシーからの脱却を目指しましょう!肌の調子が悪いときは、何よりも先に保湿を徹底し、バリア機能回復を優先させましょう。上質な天然オイルや保湿成分がたっぷり入ったスキンケアラインが、きっと力になってくれますよ。