目の周りの白いプツプツ《稗粒腫》はニキビケアでは治らない!

目の周りの白いプツプツ《稗粒腫》はニキビケアでは治らない!

目の周りに白いプツプツを発見!そのプツプツの正体は、稗粒腫(はいりゅうしゅ)かもしれません。悪性ではないのでそのまま放っておいても大丈夫ですが、場所が目の下だけに気になりますよね。稗粒腫とは何か、治療や予防の方法について調べてみました。

目次

  • 顔に白いプツプツ、ニキビじゃないみたいだけど?
  • 目の周りや頬に多い稗粒腫(はいりゅうしゅ)
  • 稗粒腫の種類と原因
  • 稗粒腫は皮膚科で治療が◎
  • 白いプツプツ防止のケア方法
  • 稗粒腫の予防におすすめスキンケア5選
  • 他にもある、顔の白いプツプツの原因
  • 稗粒腫は気になるなら皮膚科へ。でも予防も大切


顔に白いプツプツ、ニキビじゃないみたいだけど?

​目の周りにできる白いブツブツ、ニキビかと思って様子を見ているけど、痛くもかゆくもないし、どうもニキビと違うみたい。毎日のスキンケアだけではいっこうに治る気配はないし、かといって膿んで悪化するでもないし。いったいこの白いブツブツの正体はなんなのでしょう。悪化する様子がないといっても、顔にブツブツがあるとメイクが上手にできませんし、イヤですよね。このブツブツの正体は何なのか、治療や手当、予防方法などを探ってみましょう。

目の周りや頬に多い稗粒腫(はいりゅうしゅ)

目の周りや頬など顔面に多く発生する白いブツブツの正体は、「稗粒腫(はいりゅうしゅ、ひりゅうしゅとも言います)」である可能性が大です。稗粒腫は「脂肪の塊」とか「脂肪粒」ともいわれる、皮膚の表面にできる1~2㎜程度のボツボツとした粒のようなもので、実は角質が入った袋なんです。悪性のものではなく、ニキビなどと比べても炎症を起こしたりすることもありません。​

稗粒腫とは

稗粒腫は真皮層とい皮膚の浅い部分にできる、粒状のもの。毛穴に付随している毛包の奥や皮脂腺に皮脂や角質、タンパク質が詰まってできます。ニキビと勘違いしがちですが、ニキビは毛穴にたまった皮脂にアクネ菌やブドウ球菌が作用して炎症を起こすのに対し、稗粒腫はできた形状そのまま、ほとんど変化することがないようです。

また、目の周りでの似たような症状として汗管種という、汗を出す汗管が増殖してできるものもあります。どちらもかゆみや傷みはないものの、稗粒腫は白っぽい色何に対し、汗管腫ほぼ皮膚と同じか黄色や褐色で、平らに盛り上がって皮膚と同じくらいの柔らかさを持っているといった違いがあります。

アッキー
稗粒腫って難しい名前だけど、大きな害のある吹出物ではないんですね。


はる子先生
そうね。成分はニキビに似てるみたいだけど、ニキビとの大きな違いは炎症を起こしていないってところなのね。

できやすい人や場所

​稗粒腫がどうしてできるのか、今のところはっきりした原因がわかってはいないため、病院で診察しても、単にできやすい体質といわれることが多いようです。ただ、女性に多いこと、皮脂腺にたまった古い角質などが排出されなかったためにできると考えられるので、皮脂の分泌量が多い、毛穴が詰まりやすい、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れているといった人にできやすいといえそうですね。また、生活習慣が乱れている人、間違ったスキンケアを行っている人も稗粒腫ができやすいみたい。できる場所としては、目の周り、特に目の下が多いようです。このほか、頭皮、額、頬、鼻などにもできることがあるようですね。

新生児や子供にもできやすい

稗粒腫って実は新生児や子供にもできるんです。新生児や子供の場合もやはり、顔面、特に頬や額、まぶたなどにできます。新生児の場合は、数週間以内に自然になくなるようです。子供の場合は、皮脂腺がまだ十分に発達していないため、そこに角質が角質が蓄積してしまうという原因が考えられます。放置しておいても自然に治ることもありますが、気になるようなら、病院で治療しましょう。

はる子先生
赤ちゃんの稗粒腫は、自然になくなることが多いですよ。稗粒腫らしきものを見つけたら、少し様子を見て、どうしても気になるなら病院へいくのがよさそうね。

目の周りの赤いぶつぶつは別物

目の周りにできるブツブツでも、赤い場合は稗粒腫とは別物と考えてよいでしょう。赤いブツブツで考えられるものとしては、アトピー性皮膚炎、老人性血管腫、メイクや整髪料によるかぶれ、アレルギー性結膜炎、乾燥による肌荒れなどがあげられます。稗粒腫は痛みやかゆみもなく、炎症も起こしませんが、赤いブツブツのほうは、かゆみがあって思わずこすってしまうと炎症につながることもありますから、なるべく触らないようにして、悪化する前に病院へ行くことをおすすめします。

稗粒腫の種類と原因

稗粒腫の種類には原発性と続発性の2種類があります。どちらも良性であるため、専門的な研究が行われておらず、はっきりとした原因が解明されていないんです。

原発性稗粒腫

大人ばかりではなく、新生児や子供にもできる稗粒腫​です。原因ははっきりわかっていませんが、体質的なものによると考えられています。そして、稗粒腫のできやすい体質は遺伝しやすいとも考えられているようです。できる場所としては、顔面でも特に目の周りや頬などの皮脂分泌の少ない部分によくできます。

 続発性稗粒腫

やけどや手術など、なんらかの外的要因によって、皮膚の表面に強い刺激を受けて出ることが多いようです。基本的にはそれまでできていたところに、繰り返しできるケースがほとんどです。


稗粒腫は皮膚科で治療が◎

稗粒腫は良性の吹出物なので、特別治療や手当をせず、放っておいても問題ありません。でもやはり顔にできているものですから、できればなくしたい、取ってしまいたいと思う人もいるでしょう。そんな場合は、皮膚科に行って治します。

  少量なら針の様な器具で

少量の場合は稗粒圧出法といって、針の先端で皮膚を小さく切り開き、中に溜まっているものを圧出します。

数が多いならレーザー

稗粒腫はの数が多い場合は、一度にたくさんの処理ができるレーザー治療法で取り除きます。この方法は、レーザーを照射して皮膚を削っていくというやりかたです。まず化膿どめのクリームかテープを処置してから麻酔をし、レーザーを当てて稗粒腫の表面に出口を作り、中に溜まったものを出していきます。治療後の仕上がりがきれいで、跡が残りにくいといわれています。

薬で治る?

稗粒腫​を治す薬はないか、調べてみましたが、効果のある薬は見当たりませんでした。薬で治すことができれば、手軽でよいのですが、なかなか難しそうですね。

稗粒腫を自分で取るのは危険 

稗粒腫を自分で取った、という話を聞いたことがあるかもしれません。でも、いくら稗粒腫​が悪性ではない、炎症も起こしていないといっても、自己流でつぶしたり針を刺したりすると、そこから雑菌が入って炎症したり、化膿する危険も。また、跡が残ってしまうことだってあります。さらに目の周りなのに針を使ったりすれば、手元が狂って目を傷つけてしまうこともあり得ます。くれぐれも自分で取ろうとせず、病院に行きましょう。

白いプツプツ防止のケア方法

皮脂を溜まりにくくするケア 

稗粒腫の原因ははっきりしていないとはいうものの、毛穴が詰まりやすい人は稗粒腫ができやすい傾向にあるようです。日ごろ皮脂の分泌量の多い方や、毛穴詰まりが起こりやすい人は、皮脂が溜まりにくくするケアをすることが、稗粒腫のしろいプツプツを防止するのに効果的でしょう。手軽にできる方法としては、蒸しタオルを目の周りなど患部に当てることをお勧めします。毛穴が開いて皮脂が詰まりにくくなります。

適切な角質ケア

 稗粒腫の防止の一番の方法は、適切な角質ケア。すでにできてしまった 稗粒腫​も、定期的な角質ケアによって消えたという例もあるようです。皮膚は常に新陳代謝していて、皮膚の一番奥で生まれた細胞は、少しずつ形を変えながら最終的に表面に押し上げられ、最終的には死んだ状態で角化細胞となり、最後にはアカとして自然に剥がれ落ちます。このサイクルをターンオーバーといいますが、ターンオーバーをスムーズに行うことが稗粒腫防止に効果的なんです。角質ケアのできるスキンケア製品を使うと、余分な皮脂や角質が溜まりづらくなります。また、生活習慣や食生活を見直すなどの、内側からのケアによってターンオーバーのサイクルを整え、老廃物をスムーズに排出できる体作りをすることも大切ですね。​

エイジングケア 

肌が老化すると、不要な角質が溜まりやすくなって、白いプツプツもできやすくなります。ですから、稗粒腫を防止するためには、お肌のエイジングケアがとても大切になってきますね。肌を常に清潔に保つ、強くこするなどの刺激はできるだけ与えない、乾燥を防ぎ、紫外線対策を十分に行うなど、日ごろのエイジングケアをきちんと行うようにしたいものですね。

ハトムギ(ヨクイニン)が効果的らしい 

漢方薬の中にも稗粒腫の防止に効果的なものがあります。ハトムギの種から作られるヨクイニンは、いぼや肌荒れに効果のあると言われ、白いプツプツの防止にもが効果があるようです。ヨクイニンには皮膚の新陳代謝を活発にして、肌の生まれ変わりを整え、促進する作用があることが知られていますから、稗粒腫の防止のために役立つというわけですね。

稗粒腫の予防におすすめスキンケア5選

​稗粒腫の成分はニキビと似ていますから、ニキビケアのためのスキンケア製品を使うことで稗粒腫を予防できそうです。​

​効  果使 用 感​​保 湿 度​おすすめ度
​​​ノブAC(NOV)​​  〇​  〇​  〇​   ◎
​プロアクティブ+​​  〇​  △​  〇   〇​
​ピールローション​​  〇​  〇​  △​   〇
​セラミディアル(モイスチャーライジングセラム)​​  〇​  ◎​  ◎​   〇
​トワエッセ モアヴェールエッセンス​​  △​  〇​  〇​   〇


ノブAC(NOV)

​敏感肌のための低刺激性の大人ニキビケアシリーズです。どのシリーズも無香料・無着色・低刺激性、オイルフリー処方の医薬部外品。稗粒腫防止のためには毛穴詰まりをなくすことが大切ですが、ノブACはニキビの原因となる毛穴詰まりに対処してくれるので、稗粒腫の防止にもぴったり。中でもノブACアクティブは積極的にニキビケアしたい人のためにおすすめの商品。敏感なお肌にもやさしく、保湿成分でうるおい補給をしてくれますので、乾燥肌の方に向いています​。

  • 乾燥+敏感肌にぴったり
    30代女性
    サンプルを試用したところ、しっとりさっぱりしていて乾燥+敏感肌の私にはぴったりです。

  • 大人ニキビが治まってきた
    20代女性
    大人ニキビが時々出てくるので、洗顔と部分用クリームを使ってみたら、数日で治まってきました。

プロアクティブ+

ソフトスクラブが古い角質や余分な皮脂を落とす、保湿成分配合の薬用洗顔料と、ニキビ予防有効成分を毛穴の奥まで届ける薬用美容液、そして乾燥から肌をガードする植物成分配合の薬用クリームによってニキビをケア、予防する製品です。有効成分を毛穴の奥まで届ける独自の新技術が稗粒腫の防止にも役立ちます。

  • べたつかない
    30代女性
    他の製品も使ってみましたが、プロアクティブが一番です。ニキビのよくなるうえ、べたつかないところも気に入っています。
  • 低刺激でお肌にやさしい
    20代女性
    低刺激でお肌にやさしいのが使うとよくわかります。使用して数日でウが、お肌の感じが少し変わってきたように思います。

ピールローション

 洗顔後にプラスして使用する導入・ブースター化粧水です。7種類のハーブやフルーツの抽出液を配合、肌に蓄積した古い角質を取り除き、肌環境をクリーンに都とえてくれます。稗粒腫の元となる毛穴の奥の角質を取り除いてくれ、透き通る肌に導いてくれます。肌タイプを問わず使用できます。

  • 確実に肌の状態が変わってきている
    40代女子江
    なじませるだけ、つけるだけの剝がさない感じのピーリング。続けることで確実に肌の状態が変わってきています。
  • 安心して使える
    40代女性
    なじませるだけ、つけるだけの剝がさない感じのピーリング。続けることで確実に肌の状態が変わってきています。

 セラミディアル(モイスチャーライジングセラム)

保湿成分ヒト型セラミド5種類を高濃度配合した保湿美容液。肌の保湿成分を保つ役割をするセラミドによって、肌の水分を保つことで、肌の角質化を防ぎます。潤いのある肌を保つことは、稗粒腫の予防にもなります。

  • 乾燥肌がよくなった
    30代女性
    乾燥肌でどうしようもなかったのが、これまで使ったことのある美容液には感じられない保湿感で、表面はしっとり、肌の内側の潤いも感じます。
  • 肌が安定してきた
    40代女性
    乾燥肌の敏感肌ですが、使い始めて、肌が安定してきました。普段のアイテムにプラスしやすいセラムかも。

 トワエッセ モアヴェールエッセンス

肌をラッピングする人工皮膜成分が配合された、肌の張りと弾力を導く美容液です。つけた瞬間に肌をラッピングし、美容成分を内側に閉じ込めてじっくりと浸透していきます。外側は肌を守り、内側はしわの原因に立ち向かう、両面からのアプローチで効果を最大限に発揮します。

  • 60代の母にも効果的
    40代女性
    顔に一枚ベールをまとったようなハリとつやが感じられます。60代の母の世代でも効果的な使用感だと思います。
  • 浸透力がよい
    30代女性
    浸透力もよくて、次の日のお肌の触り心地がよいです。

他にもある、顔の白いプツプツの原因

鼻の白いプツプツは角栓

鼻や小鼻の毛穴から出ている白いプツプツは稗粒腫ではなく、角栓です。角栓とは古くなった角質と皮脂などが混じり合ったもの。ターンオーバーが乱れて毛穴に古い角質が残ったままになっているところに、化粧品の成分などが混じり合って角栓ができてしまうようです。稗粒腫は皮膚で覆われているために排出したり取り除いたりするが難しいのに対し、角栓は自分で取り除くことができます。規則正しい生活や正しい洗顔などによってターンオーバーを整え、肌の再生を促すことで角栓は治すことができます。

おでこなら白ニキビかも 

おでこにできた白いプツプツ。触っても痛みがないし、稗粒腫?と思うかもしれませんが、おでこの場合は白ニキビと考えたほうがよいでしょう。白ニキビはニキビの初期の段階の状態で、毛穴に汚れや過剰な皮脂が詰まってできます。稗粒腫は炎症を起こしていないので放っておいても大丈夫です。白ニキビもまだ炎症を起こしていない状態ではありますが、放っておくと炎症を起こして悪化する恐れがあります。白ニキビができたらで、きるだけ早く治すことでニキビの悪化を食い止めることができます。正しいフェイスケア、食生活の改善、規則正しい生活などで白ニキビを治し、予防しましょう。

目の中に白い粒が出来る場合もある

目の中というか、まぶたの裏あたりに粒状の白い粒ができることがあります。まぶたの表側の白いポツポツなら、稗粒腫の可能性が高いですが、裏側に出来ているのであれば俗に「ものもらい」といわれる、「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」である可能性が大きいでしょう。この正体は、まぶたの裏や周辺にブドウ球菌などの細菌が感染して炎症を起こしたために溜まった膿なんです。発見しても、しばらく様子を見ているうちに治ることもあります。でも、気になるようなら眼科で診察してもらいましょう。

かゆみがあるなら

稗粒腫は触っても痛くありませんし、かゆみもありません。かゆみのある白いポツポツの場合は、稗粒腫以外のものであると考えてよいでしょう。その原因にはアレルギー、乾燥、顔ダニ、ニキビなどが考えられます。それぞれに対策は違い、アレルギーならアレルギーを引き起こしている原因物質を突き止めて対策をする必要があります。乾燥なら肌の保湿をメインにしたスキンケアを行う、ダニなら顔を清潔に保つための洗顔とスキンケア、ニキビならニキビのためのスキンケアと規則正しい生活および食生活を心がけるなどです。

はる子先生
かゆみのあるポツポツといっても原因はいろいろだから、まずは皮膚科に行って原因を突き止めて、適切な処置をすることが一番ね

稗粒腫は気になるなら皮膚科へ。でも予防も大切

稗粒腫は悪性のものではないので、放っておいても問題はありません。でも、やはり顔にプツプツがあるのは気になりますし、アイメイクもしずらいですよね。どうしても気になるなら、皮膚科へ行きましょう。決して自分でつぶしたり針を刺したりしないように。そしてきれいになったら、またできないよう予防することが大切ですね。稗粒腫に限らず、健康的できれいな肌は、毎日の丁寧なスキンケアに加えて、規則正しい日常生活や食生活、ストレスをためないなど、日ごろの生活が基本です。毎日の生活を大切にして、稗粒腫を予防してくださいね。