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おでこニキビって急にできて困っちゃう!

「想い想われ振り振られ」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
これは、思春期ニキビができやすい女子中高生の間で流行っていたニキビ占いです。
おでこニキビの意味は「想いニキビ」とも言われているため、片思い中!?とドキドキした経験がある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、大人になった今でもおでこにニキビができてしまうと、わざわざ占いをすることもなく「とにかく早く治って欲しい!」と願ってしまいますよね。
そもそも、なぜおでこニキビはできてしまうのでしょうか?おでこニキビは突然ポツッとできることもあれば、大量に発生することもあり、悩みの1つになってしまう方もいらっしゃるようです。
そこで今回は、おでこニキビの原因や跡に残さない治し方について、詳しくお伝えしていきます。



おでこニキビのおもな7つの原因
そもそも、おでこニキビはなぜ発生してしまうのでしょうか?
おでこニキビの原因は他の部位とは違って、前髪や整髪剤などおでこ特有の原因もあるようです。
そこで、まずはおでこニキビのおもな7つの原因についてお伝えしていきます。
1. 基本原因は毛穴の詰まり
おでこニキビに限ったことではありませんが、そもそもニキビの基本原因は毛穴が何らかの原因で詰まってしまい、肌の内部でアクネ菌が繁殖することによって赤い炎症が起きてしまうと考えられています。
アクネ菌というと、ニキビの元!と嫌われがちですが、実はアクネ菌はどんな方の毛穴にも存在している常在菌だと言われていて、肌を健やかに保つサポートをしてくれているそうです。
しかし、毛穴に皮脂などが詰まってしまうと、皮脂を餌としてアクネ菌が過剰に増殖し始めてしまうことによってニキビが発生すると言われています。
「白ニキビ」のように炎症が起こっていないうちに対処することができれば赤く炎症を起こさずに治すことも可能だとされていますが、対処しないとアクネ菌が増殖して「赤ニキビ」を引き起こしてかゆみや痛み、腫れの症状を引き起こすようです。
その後、さらに悪化すると膿を持つ「黄ニキビ」に進行してしまい、場合によっては毛穴周辺の皮膚の組織を壊してしまいデコボコとしたニキビ跡を作ってしまう可能性もあるようです。
2. おでこは皮脂が多い
思春期になると、おでこだけではなく顔全体にニキビが多く発生しやすくなります。
これは、第二次性徴によって男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂の分泌が過剰になることが原因だと言われていますが、その中でもおでこや鼻などのTゾーンにニキビが多発するのはおでこや鼻が顔の部位の中でも皮脂の分泌量が多い部位だからと言われているようです。
3. 前髪の汚れや刺激
おでこは、自分が思っている以上に日常生活の中で刺激を受ける部位です。
ニキビは毛穴の詰まりだけではなく、肌に外的刺激が起こることによってもできやすくなると言われているため、何気なく癖で触れてしまうことはもちろん、前髪があるヘアスタイルもニキビができる原因となってしまいます。
髪の毛は細菌やホコリなどの汚れが付着していると言われています。さらに、ワックスなどの整髪料を使用している場合には整髪料がおでこに触れることによって毛穴を詰まらせてしまい、ニキビを発生させやすい環境を作ってしまうようです。
4. シャンプーなどのすすぎ残し
シャンプーや洗顔料などは、綺麗にすすいでいるつもりでも、すすぎ残しが起こる可能性が多いようです。
すすぎ残しのシャンプーなどは毛穴の中に溜まってしまい、皮脂などと混ざり合うことでニキビを発生させてしまう原因となってしまいます。
特に、洗顔をする時には髪の生え際に洗顔料のすすぎ残しが起こりやすいため、注意が必要でしょう。
5. ストレス
なにかと忙しい現代では誰もがストレスを抱えているのではないでしょうか。
しかし、過度なストレスがかかってしまうとホルモンバランスが乱れてしまい、男性ホルモンのテストステロンやアンドロゲンというホルモンが過剰に分泌されてしまうことがあるようです。
この男性ホルモンは皮脂の分泌量を増やしてしまったり角質を厚くするという働きを持っているため、ニキビができやすい肌状態を作ってしまうと考えられています。
また、ストレスは、自律神経の乱れを引き起こしてしまう可能性もあるようです。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの神経があるとされていますが、ストレスを感じると交感神経が活発に働いている状態になると言われています。
交感神経が優位に立ってしまうと男性ホルモンの生成が促されてしまうため、ホルモンバランスの乱れと同様、皮脂の分泌を増やしてしまうこともニキビの原因と言えるでしょう。
6. 生活の乱れ
大人の方でおでこニキビが頻繁にできてしまう場合には、生活の乱れが原因となっている可能性も考えられるでしょう。
不規則な生活習慣はもちろん、睡眠や食生活は肌の状態にも大きく関係があると言われています。
睡眠不足
睡眠不足は、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こすだけではなく、肌のターンオーバー(再生力)のサイクルを乱してしまうようです。
ターンオーバーが乱れてしまうと、通常であれば自然に体外に排出されるはずの古い角質が肌に溜まってしまうことによって毛穴の詰まりを引き起こしてしまうようです。
偏った食生活
偏った食生活は、肌のトラブルを引き起こす大きな原因となるようです。
脂っこいものや糖分の多い食事は皮脂の量を増加させてしまうため、毛穴詰まりを引き起こしてしまうようです。
また、野菜不足、タンパク質不足の状態もニキビをはじめとした肌荒れを引き起こしてしまう可能性が考えられるため、バランスの良い食生活を行うというのもニキビが起こりにくい美肌作りには必要だと考えられています。
7. 大人の吹き出物は乾燥も大きな原因
大人になってからのおでこの吹き出物は、乾燥も大きな原因となるようです。
乾燥というと皮脂とは対極にあるとイメージしている方も多いようですが、実は乾燥肌の方でもニキビに悩まされることは多くあるようです。
肌の乾燥の原因はいくつかありますが、間違ったスキンケアも原因の1つです。
おでこのベタつきを気にして1日に何度も洗顔を行うことによって、肌に必要な皮脂まで取り除き過ぎてしまい、肌の乾燥を招いてしまうこともあるようです。
さらに、肌が乾燥してしまうと身体が肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌させてしまい、ニキビの原因である毛穴詰まりを発生させてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
また、乾燥している状態の肌は通常よりもバリア機能が低下しているため、外的刺激に対して敏感になっている状態だとも言えるでしょう。
そうなると、赤ニキビなどの炎症が起きやすくなるため、乾燥を補うための保湿ケアが重要だとされています。
おでこニキビの原因はこれだった!
- 毛穴詰まりにアクネ菌が増殖すること
- おでこは皮脂の分泌量が多いこと
- 前髪による刺激
- 手で触るなどの刺激
- シャンプーや洗顔料のすすぎ残し
- ストレスによるホルモンバランスや自立神経のバランスの乱れ
- 睡眠不足
- 偏った食生活
- 間違ったスキンケアによる乾燥

治し方1:おでこを清潔にする5つのポイント
ニキビは、なんといっても肌を清潔にすることが予防&改善に繋がります。
そこで、おでこを清潔にするポイントについて、まずはお伝えしていきます。
日常の中で少し意識するだけでおでこニキビの予防&改善ができるため、ぜひ意識してみましょう。
1. シャンプーと洗顔の順番に注意する
みなさんは、髪、身体、顔をどの順番で洗っていますか?
実は、洗う順番に気をつけることによってシャンプーやコンディショナー、洗顔料のすすぎ残しを減らしてニキビ発生のリスクを減らすことができるようです。
洗う順番は、髪→身体→顔の順番で洗うことが肝心です。
そうすることによって、おでこにシャンプーなどのすすぎ残しが起こりにくくなるので、ぜひ試してみましょう。
また、せっかくシャンプーやコンディショナーなどをしっかりすすげていても、洗顔料の泡がおでこに残ってしまっては元も子もありません。
そのため、普段から洗顔後には鏡をチェックして、髪の生え際に泡が残らないように気をつけることが大切です。
2. 前髪をあげる
おでこニキビができていると、つい前髪で隠してしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、おでこのニキビは前髪がおでこに触れることが原因となっている可能性があるため、前髪をあげたり、結んだり、短くするなど、できるだけ前髪が肌に触れないようなヘアスタイルをするようにしましょう。
また、おでこに前髪を触れさせないことによって、整髪料などがおでこにつきにくくなるというメリットもあります。
そして、意外と見落としがちなのが就寝中です。
ヘアバンドなどを利用して、寝ている間にもおでこに髪がかからないように工夫をしてみることをおすすめします。
3. 整髪料をつける場所に気をつける
ワックスやムースなどの整髪料のつけ方にも注意が必要です。
ヘアスタイルをキープするためには欠かせない整髪料ですが、肌にとっては強い刺激を起こしてしまうためニキビを発生させてしまっている可能性が考えられるでしょう。
特に前髪をおろしているヘアスタイルの場合には、日中ずっとおでこに整髪料が付着している状態となってしまいます。
ニキビがひどい場合には、もしかしたら整髪料自体を避けた方が良いかもしれません。
また、整髪料を洗い落とさずに寝てしまったり、整髪料がついた手で顔を触れてしまうのもニキビの発生に繋がるリスクがあるようです。
整髪料の中にはオーガニックのナチュラルタイプの整髪料もあるため、髪にも肌にも優しいタイプを選んでみても良いでしょう。
4. 汗や皮脂をこまめにケアする
おでこは汗や皮脂などでベタつきやすい部位です。
特に思春期の頃には皮脂の分泌が活発になっているため、汗や皮脂をこまめにケアするということが肝心でしょう。ベタついている状態のままにしてしまうと、細菌が繁殖しやすい肌環境を作ってしまうため注意が必要です。
清潔なタオルやハンカチ、使い捨てのあぶらとり紙で、そっと優しく余分な皮脂を取り除くと良いようです。
また、この時、ゴシゴシと拭いてしまっては肌に刺激を起こしてしまう原因となるので気をつけるようにしましょう。
5. シャンプーをきちんと落としていてもニキビができる場合
すすぎ残しがないようにきちんとシャンプーを落としていてもニキビができる場合には、もしかしたらシャンプーが肌に合っていないという可能性も考えられるようです。
ニキビができやすい場合には、シャンプーなどの刺激によって肌トラブルが発生している場合もあるため、アミノ酸シャンプーやノンシリコンタイプの商品を使用してみると良いかもしれません。
肌に直接触れるもののため、洗顔料などのスキンケアだけではなく、シャンプーやコンディショナーを見直してみてはいかがでしょうか?

治し方2:毎日のスキンケア
おでこニキビの予防&改善には、毎日の正しいスキンケアが欠かせません。
思春期ニキビの原因はおもにホルモンによる皮脂の過剰分泌、そして、大人ニキビの原因はおもに乾燥だと言われています。
それぞれニキビの原因が違うため、年代によってケア方法やスキンケア商品を変えた方が良い場合もあるようです。
おでこニキビだけではなく顔全体のニキビケアとしても有効ですので、10代の頃からスキンケア商品を変えていない方や、おでこニキビのケア方法を変えていない方はぜひチェックしていきましょう。
思春期ニキビのスキンケア
思春期ニキビの原因は、先にもご紹介したように皮脂の過剰分泌が原因だと言われています。
そのため、余分に分泌された皮脂をきちんと取り除いて、肌を清潔に保つスキンケアが必要となるようです。
洗顔
洗顔はスキンケアの基本とも言われていますが、基本的には思春期ニキビも大人ニキビも洗顔方法は同じです。
言ってみれば、ニキビができやすくなる思春期の時期に正しい洗顔方法を知っておくと、大人になってからもニキビの予防や肌トラブルのリスクを減らすことができるため、ぜひこの機会に正しい洗顔方法を知っておきましょう。
思春期ニキビができる年齢の方は、ニキビの発生がきっかけでスキンケアを始めるという方も多いでしょう。
そのため、片っ端から「ニキビに良い」と謳われているスキンケア商品を試している方もいらっしゃるようですが、これには注意が必要です。
ニキビケアができる商品というのはたくさん販売されていますが、思春期ニキビではなく大人ニキビ対策として販売されているケア商品もあるため、必ず思春期ニキビでも使用できる商品なのかを確認してから購入するようにしましょう。
また、洗顔料のパッケージに記載している「すっきり」「さっぱり」などのフレーズにも注意が必要です。
このような洗顔料は洗浄力が強く、肌にとって必要な皮脂までも取り除いてしまい、さらに皮脂分泌を過剰にしてしまうタイプの洗顔料もあるため、肌表面を傷つけずに毛穴の詰まりを取り除いてくれる肌に優しい洗顔料を選ぶようにしましょう。
スクラブ入りの洗顔料やピーリングができる洗顔料も乾燥を招いてしまう可能性があるため、気をつけるようにしましょう。
- 洗顔を行う前に、手を洗って清潔な状態にしておきましょう。
- 顔を濡らし、洗顔料を手にとって良く泡立てていきましょう。洗顔ネットを利用すると、簡単に濃厚な泡を作ることができます。
- 皮脂の多いおでこや鼻のTゾーン→頬→顎→目元や口元の順番で優しくくるくると洗いましょう。肌と手の間に泡をクッションのようにして洗うことで、摩擦を軽減することができます。
- 顔全体を洗い終えたら、すぐに32〜34度ほどのぬるま湯ですすいでいきます。髪の生え際や顎には泡が残りやすいので注意しましょう。
- しっかりすすいだら清潔なタオルを優しく顔に当て、水分を押し当てるようにして取っていきましょう。
- 洗顔の回数は朝晩の2回
思春期ニキビが発生しやすい時期には、皮脂のベタつきが気になるからといって1日に何度も洗顔をしている方もいらっしゃるようですが、これはNGです。
過度な洗顔は肌の乾燥をもたらしてしまう可能性があるため、朝と晩の2回のみ行うようにしましょう。
もしも、日中皮脂のベタつきが気になる場合には、水のみで洗顔を行うと良いかもしれません。
- ゴシゴシ洗いはしない
意外と行ってしまうのが、このゴシゴシ洗いです。
きちんと皮脂を取り除こうとしてついゴシゴシとしている方も多いようですが、ゴシゴシ洗いは肌への摩擦を起こしてダメージを与えてしまうようです。
洗顔料の泡はゴシゴシとしなくても、しっかりと毛穴に入り込んで皮脂や汚れを落としてくれると言われているため、優しくくるくるとマッサージをするように洗い上げていきましょう。
ファーストクラッシュは、洗顔・保湿・トリートメントの3つのステップを1本でケアできるという洗顔料です。
古い角質をサリチル酸で取り除いて健やかに保つとともに、グレープシードオイルをはじめとした8つの天然植物成分が肌に潤いを届けてくれます。
ファーストクラッシュに含まれるサリチル酸は思春期ニキビに対しても有効なうえ、初めてのスキンケアの方でも簡単なステップでニキビケアができるため手軽さもおすすめです。
セットに合わせた返金保証期間がついているため、万が一肌に合わなくても安心です。
注目成分 | サリチル酸、グレープシードオイル |
セット内容 | トライアル30日セット:ファーストクラッシュ・スムースクリーム、トライアル60日セット:ファーストクラッシュ・スムースクリーム |
容量 | トライアル30日セット:ファーストクラッシュ180g+スムースクリーム30g、トライアル60日セット:ファーストクラッシュ180g×2+スムースクリーム30g |
価格 | トライアル30日セット ¥3,714、トライアル60日セット ¥7,429 |
Non. Aは、テレビなどのメディアでも紹介されている医薬部外品の薬用ニキビ専用の洗顔石鹸です。
特徴としては、従来の約4倍の濃密な泡立ちでしょう。
ローヤルゼリーをはじめとした天然成分もたっぷり配合されているため、乾燥が原因で起こる思春期ニキビにも効果を発揮してくれます。
単品価格が¥2,940、3個セットが¥7,980となっていますが、Non. Aはお試しミニサイズ12gが無料でプレゼントとなっているため、ぜひこの機会に試してみてください。
注目成分 | ローヤルゼリー、リピジュア、ヒアルロン酸 |
容量 | 100g |
価格 | 単品価格 ¥2,940、3個セット ¥7,980 |
化粧水
おでこニキビができやすいTゾーンはテカりやすいため、化粧水などで保湿をしたらニキビが悪化するのではないか?と思っている方もいらっしゃるようです。
そもそも、化粧水の役割としては洗顔後の肌に潤いを与えてキメを整えること&肌を柔らかくして、その後の美容液や乳液の浸透をスムーズにするという働きがあるとされています。
思春期の頃にはスキンケアを行っている方、行っていない方と分かれるようですが、スキンケアを行わなくても肌の調子が良い場合には化粧水を使用しなくても良いかもしれません。
しかし、思春期ニキビが多発してしまっている状態であればニキビを改善する成分&保湿成分が配合された化粧水を利用した方が、早く肌の状態を良くする効果に期待することができるでしょう。
思春期ニキビを効率良く改善するためには、ニキビ改善に効果のある有効成分が配合されているかにも注目して選ぶと良いようです。
また、ニキビができにくい処方になっている製品を選ぶということも、思春期ニキビ対策には有効でしょう。
そこで、おすすめの成分や製品の特徴をご紹介します。
成分&製品 | 特徴 | 効果 |
---|---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム |
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サリチル酸 |
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ビタミンC誘導体 |
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ノンコメドジェニック |
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オイルフリー |
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化粧水は、スキンケアの中でも洗顔後に初めて肌につけるアイテムです。
化粧水は、肌に水分を補給することがおもな目的となるため、手 or コットンを使用してしっかりパッティングをすることが肝心だと言われています。
手でパッティングを行う場合には、化粧水を適量手にとって手のひら全体に伸ばして、化粧水を浸透させるように手のひらを当てるようにして顔全体に馴染ませていきます。
この時、ハンドプレスという方法で、優しく手のひらで肌に圧力をかけながら化粧水を浸透させていくと良いようです。
コットンを使用してパッティングを行う場合には、化粧水を適量コットンに含ませた後にコットンを中指と薬指の間に乗せて、人差し指と小指で挟むようにして固定して、顔全体にくまなくパッティングしていきましょう。
この時、ゴシゴシと擦らずに、肌に刺激を起こさないように優しく行うことが大切です。
スキンケアアイテムは化粧水だけではありません。
ほとんどのブランドには、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームとスキンケアがシリーズで揃っているでしょう。ニキビケアだけではなくスキンケアアイテムは、できればシリーズで揃えると良いと言われています。
これは、同じブランドのアイテム同士は相性が良く、また、ニキビケアを行うという目的に合うケアができるためラインで使用することによってその効果をより発揮してくれるからだとされています。
シーボディのVCローションは、思春期ニキビ・大人ニキビ・ニキビ跡にも効果が期待できる化粧水です。
注目成分であるVC200はビタミンCを肌に安定して届ける最新型ビタミンC誘導体で、通常のビタミンCの200倍もの効果があると言われています。
ニキビの大きな要因である乾燥から肌を守って正常な肌のターンオーバー力を取り戻してくれるため、根本的にニキビが起こりにくい肌質に改善することができるでしょう。
単品価格は¥8,640という高価格ですが、シーボディではVCスターターセットというトライアルセットが¥1,800で販売されています。
化粧水、薬用美容液、クリームとラインで試すことができるため、ぜひ試してみてください。
注目成分 | VC200、グリチルリチン酸ジカリウム、プラセンタ、ビタミンA、ビタミンE |
セット内容 | VCスターターセット:化粧水、薬用美容液、クリーム |
容量 | 単品:150ml、VCスターターセット:化粧水20ml・薬用美容液8ml・クリーム2g×7 |
価格 | 単品価格 ¥8,640、VCスターターセット¥1,800 |
ライスフォースのクリアローションは、拭き取りタイプの化粧水です。
毛穴の角栓や黒ずみ、毛穴詰まりの原因となる角質を取り除いて、ニキビの原因を根本的に取り除いてくれるはずです。
また、保湿成分であるライスパワーNo.1エキスの働きによって、肌を柔らかく健やかに保ってくれる効果が期待できるでしょう。
さらに、過剰な皮脂をコントロールする働きがあるため、思春期ニキビの改善にも役立ちます。
注目成分 | ライスパワーNo.1エキス、グリチルリチン酸2K |
容量 | 150ml |
価格 | ¥5,000 |
大人ニキビのスキンケア
次は、大人ニキビのスキンケアについてお伝えしていきます。
大人ニキビの大きな原因は乾燥だと言われています。
なぜ乾燥がニキビを引き起こすのかというと、乾燥した肌の表面を保護するために皮脂の分泌が活発になることによって毛穴が詰まってしまうことによると考えられています。
乾燥肌の方はニキビができにくいというイメージがありますが、肌表面は皮脂が多くても肌内部では水分&皮脂が少ないインナードライ肌の方も多く、乾燥肌もインナードライ肌もニキビが発生しやすいとされています。
そのため、乾燥を起こさないための保湿ケアを中心としたスキンケアを行うことを心がけるようにしましょう。
また、思春期の頃とは違って、大人になるとメイクを落とすためのクレンジングも重要です。
メイク汚れは大人ニキビの原因にもなってしまうため、ぜひこの機会に正しいクレンジングのポイントもチェックしましょう。
クレンジング
メイクをしている方は、毎日のクレンジングが必須です。
クレンジングの種類はたくさんありますが、自分のメイクに適したクレンジングの選び方や使い方について押さえていきましょう。
クレンジングには、オイルやリキッド、ミルクタイプなど、様々なタイプがありますが、それぞれ洗浄力や特徴が違ってきます。
一般的にクレンジング剤は、界面活性剤というメイク汚れや余分な皮脂を洗浄してくれる成分が配合されています。
この界面活性剤はクレンジングには欠かせない成分ですが、その反面、肌にとって少なからず負担をかけてしまうと言われています。
そのため、クレンジングは基本的にベースメイクの濃さによって選ぶようにしましょう。
そこで、クレンジングの種類や特徴、肌への負担を表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
クレンジングの種類 | 特徴 | 肌への負担 | おすすめできる方 |
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オイル |
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ジェル |
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リキッド |
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クリーム |
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ミルク |
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シート |
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- ポイントメイクは専用のポイントメイクリムーバーなどを利用して、クレンジング前に落としておきましょう。
- クレンジングを適量手にとって、おでこや鼻などのTゾーンから乗せていきます。
- 次に、頬や顎などのUゾーンに伸ばしていきましょう。
- 指で優しく伸ばしたら、指を滑らせるようにしてメイクと馴染ませます。この時、ゴシゴシと擦らないように気をつけましょう。
- 32〜34度のぬるま湯で、十分にすすぎます。これまでの行程を1分ほどで終えることを目安に行うと良いようです。
メイクやクレンジングは少なからず肌にとって負担となってしまうため、おでこニキビに限らずニキビが発生している場合にはできればメイクを行わない方が良いとも言われています。
しかし、会社などの様々なシーンでメイクが必須という女性も多いでしょう。そんな場合には、クレンジングが必要のないメイクを行うというのも有効かもしれません。
現在では肌への負担を考えて、オイルフリータイプやオーガニックタイプなどの化粧品が販売されているようです。
これらのメイクアイテムは、洗顔料のみで十分にメイクを落とすことができます。
また、ファンデーションだと、ミネラルファンデーションがおすすめです。天然素材の鉱物のみでできているため、ミネラルファンデーションもクレンジングが必要のないメイクアイテムです。
ぜひ、ニキビにお悩みの方は試してみてください。
オルビスのクレンジングリキッドは、オルビスの中でもNo.1の売り上げを誇るクレンジング剤です。
オイルカットの処方ながら、ポイントメイクやウォータープルーフのメイクアイテムでも擦らずにするっと落としてくれます。
また、成分の30%以上が保湿成分になっているため、洗い上がりはさっぱりなのにみずみずしいというのも特徴でしょう。
濡れた手でも使用できるため、手軽に使えるのも嬉しいですね。
このクレンジングリキッドには詰め替え用が販売されている他、無料サンプルも販売されているため、ぜひ気になる方は試してみましょう。
注目成分 | アクアクレンジング |
容量 | 150ml |
価格 | ¥1,334 |
洗顔
洗顔方法については上記の「思春期ニキビのスキンケア」で詳しくご紹介しましたが、大人ニキビの洗顔方法は基本的に思春期ニキビと同じ方法です。
洗顔は毎日行うため、正しい洗顔方法を今一度チェックしてみましょう。
また、大人のニキビケアとして「水洗顔」という方法があります。
この水洗顔とは、洗顔料の使用を控えることによって皮脂を過剰に除去することを防ぎ、肌のターンオーバーを正常に整えることが目的だとされています。
その効果には個人差がありますが、中にはニキビが改善したという声もあることから話題になっているようです。
しかし、調べてみると、水洗顔はおでこニキビができやすい肌状態、つまり肌に皮脂が過剰に存在している状態の場合には行わない方が良いという意見もありました。
その理由は、水洗顔だけでは肌に不要な皮脂まで取り除けないため、洗顔料を使用して皮脂や汚れを落とした方が良いというものです。
そのため、水洗顔は皮脂の分泌が多いおでこのニキビにとっては、あまり得策ではないかもしれません。
確かに洗顔のし過ぎは肌にとって必要な皮脂まで奪ってしまう可能性がありますが、上記でご紹介した正しい洗顔方法を行うことで、そのリスクは軽減されると言えるでしょう。
しっかり皮脂やメイク汚れを落として、保湿ケアを行うことが大人ニキビ改善には有効だとされていますので、ぜひ参考にしてください。
どろあわわは、2種類の泥のパワーで毛穴の汚れや黒ずみをすっきり吸着して清潔な肌を保ってくれる洗顔料です。
へこたれないもっちりとした濃密な泡も、魅力の1つです。
また、どろあわわには豆乳発酵液をはじめとした潤い保湿成分がたっぷり配合されているため、洗い上がりがつっぱることもありません。
乱れがちな肌の水分量を保ってくれるため、その後のスキンケアをスムーズにする効果も期待できるでしょう。
注目成分 | 豆乳発酵液、イソフラボン、コラーゲン、黒砂糖エキス、ヒアルロン酸、沖縄産マリンシルト、国産ベントナイト |
容量 | 110g |
価格 | 単品価格 ¥2,980、定期コース初回価格¥1,490(2回目以降¥2,831) |
ビーグレンクレイウォッシュは、泡立たない吸着洗顔が特徴の洗顔料です。
天然クレイであるモンモリロナイトは古い角質や汚れだけをしっかりと吸着してくれるため、肌にダメージを与えずに水分と油分のバランスを整えてくれる効果が期待できます。
また、グリチルリチン酸ジカリウムなどの美容成分も配合されていることからも、大人ニキビの改善をすることができるでしょう。
ビーグレンでは、肌の悩みに合わせたトライアルセットが各¥1,800で販売されています。
このクレイウォッシュを含むニキビケアができるセットもあるため、ぜひ1度自分の肌で効果を実感してください。
注目成分 | モンモリロナイト、グリチルリチン酸ジカリウム、スクワラン、カモミラエキス、ヒアルロン酸 |
容量 | 150g |
価格 | ¥3,900 |
保湿ケア
肌の乾燥は、ニキビに限らず様々な肌トラブルを引き起こすと言われています。
特に、大人になると加齢による乾燥なども発生しやすくなるため、スキンケアによって肌の外側から保湿ケアを行うということは肝心でしょう。
そこで、大人の乾燥肌に有効だとされるおすすめの保湿成分をご紹介します。スキンケア商品を選ぶ時の参考にしてくださいね。
成分 | 特徴 |
---|---|
セラミド |
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ヒアルロン酸 |
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コラーゲン |
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ヘパリン類似物質 |
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ラミューテのは女性ホルモンに着目した、最高級のダマスクローズが配合された化粧品ブランドです。
保湿成分が肌の芯まで潤いを与えて、3種ヒト型ナノセラミドやスクワランによって外的刺激から肌を守ってくれます。
肌のバリア機能を高めてくれるため、敏感肌や乾燥肌を根本的にケアしてくれる効果が期待できるでしょう。
公式サイトではお得なお試しセットが、50%OFFの¥8,550で購入できます。
注目成分 | 熟成ダマスクローズウォーター、ナノコラーゲン、ナノヒアルロン酸、メバロノラクトン、プラセンタ、スクラワン、ヘキサペプチド-3、3種ヒト型ナノセラミド |
セット内容 | 洗顔フォーム、化粧水、美容液 |
容量 | 洗顔フォーム:120g、化粧水:100ml、美容液:30g |
価格 | 通常価格 ¥17,100、定期お試しコース ¥8,550(2回目以降は通常価格の10%OFF) |
エトヴォスのモイスチャーラインは、大人のインナードライ肌や乾燥肌におすすめの保湿ケア商品です。
注目成分としては、ヒト型セラミドでしょう。
肌の水分を外側から補うことで、外的刺激から肌を守って赤ちゃんのようなツルスベ肌を作ってくれます。
ラインで試せるお得なお試しセットは¥1,900ですので「攻めの保湿」を体験してみたい方は要チェックですよ。
注目成分 | ヒト型セラミド、リピジュア、POs-Ca |
セット内容 | 洗顔石鹸、化粧水、美容液、保湿クリーム |
容量 | 洗顔石鹸:10g、化粧水:30ml、美容液:10g、保湿クリーム:5g |
価格 | WEB限定価格 ¥1,900 |
適度なピーリング
ピーリングとは、古い角質をはがして肌のターンオーバーを正常に整えるというケア方法です。
皮膚科でのニキビ治療にも用いられている方法ですが、市販されているピーリング剤にはトラブルを起こさないようにマイルドな処方になっているようです。
乾燥が気になる大人ニキビには刺激が強いという意見もありますが、実は適度なピーリングは大人ニキビの改善には有効だとされています。
そもそも乾燥肌とは、肌の皮脂分泌が少なく、肌のバリア機能である皮脂膜が少ない状態だとされています。
皮脂膜が少ないと角質層の水分が蒸発しやすくなり、角質が硬くなって毛穴も細くなってしまうため、少しの皮脂でも詰まりやすくニキビが発生しやすいと言われています。
そのため、適度にピーリングを行って肌に溜まった古い角質や皮脂を取り除くことで、ニキビの予防&改善をすることができるのでしょう。
しかし、過度なピーリングはできたばかりの未熟な角質までもはがしてしまうことになるため、肌のターンオーバーを早めてしまい、肌トラブルの原因を作ってしまいます。
各商品に記載している使用用法や使用頻度を守ることも肝心です。
また、無理してピーリングを行ってしまうと、ニキビを悪化させてしまう可能性もあるようです。そのため、ピーリングは肌のコンディションが良い時に行うと良いでしょう。
ピールローションは、植物由来の高密度果実抽出液が配合されたピーリングローションです。
無理やり角質をピーリングするわけではなく、植物の力によって角質ケアができるため、肌への負担が少ないでしょう。
さらにフリー処方で肌に優しく、使用時にはコットンを使わずに手で化粧水のようにつけられるため、肌荒れが気になる方でも刺激なく手軽に使用することができるはずです。
注目成分 | 7種の植物性AHA |
容量 | 100ml |
価格 | 限定価格 ¥3,240(通常価格 ¥4,320) |

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ニキビケア化粧品ランキング16選!大人・思春期ニキビを治す方法
治し方3:皮脂抑制
おでこニキビは、過剰な皮脂分泌によって毛穴に皮脂が詰まってしまうことによって起こると言われています。
正しい皮脂分泌のためには生活習慣を整えることが肝心だとされていますので、どんなことに気をつければ良いのかチェックしていきましょう。
食生活で皮脂改善
食生活が皮脂に与える影響は大きいと言われています。
そこで、皮脂を抑制するために効果的な栄養素や、皮脂を過剰分泌させる食習慣についてご紹介します。
皮脂を抑制するために効果的な栄養素、食品
皮脂を抑制するためには、おもにビタミン類を積極的に摂取することが肝心です。
毎日の食事の中でビタミンを満足に摂るのが難しい場合には、サプリメントなどを利用しても良いかもしれません。
【皮脂を抑制するために効果的な栄養素】
栄養素 | 特徴 | 含まれている食品 |
---|---|---|
ビタミンC |
| 赤ピーマン、黄ピーマン、アセロラジュース、芽キャベツ、レモン、けーる、モロヘイヤ、ブロッコリー、キウイなど |
ビタミンB2 |
| レバー(牛、豚、鶏)、うなぎ、魚肉ソーセージ、納豆、まいたけ、卵、鯖、青のりなど |
ビタミンB6 |
| にんにく、マグロ、カツオ、イワシ、サンマ、アジ、ゴマなど |
皮脂を過剰分泌させる食習慣
皮脂の成分はおもに中性脂肪だと言われています。
そのため、中性脂肪になりやすい動物性脂肪の多い食品や、甘いもの、アルコールなどはできるだけ避けるようにすると良いでしょう。
また、その他に血糖値を上昇させる高GI食品にも注意が必要です。
高GI食品はおもに小麦粉、白米、パン、餅、砂糖、ジャガイモなどの食品です。
高GI食品は血糖値を上昇させてインスリンというホルモンを分泌させると言われていますが、このインスリンは皮脂の分泌を促進するとされています。
また、肥満など、身体にとっても悪影響を及ぼすと考えられているため、注意するようにしましょう。
ホルモンバランスを整える
ホルモンの働きと皮脂の分泌には、深い関係があるとされています。
よく生理前になるとニキビができやすくなると言われていますが、これはホルモンバランスが乱れることによってニキビが発生している可能性があるようです。
先にもホルモンバランスについては少し触れましたが、皮脂の分泌を促す男性ホルモンは女性にも存在しているホルモンだと言われています。
対して、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと呼ばれるホルモンには、皮脂を抑えて肌のバリア機能を強化するという働きがあるとされています。
この2つのホルモンのバランスが崩れて、男性ホルモンの働きが活発になりすぎてしまうことによって皮脂は過剰分泌されてしまい、ニキビが発生すると考えられています。
そのため、ホルモンバランスを整えるということも、おでこニキビの予防&改善には有効だと言われています。ホルモンバランスを整えるためには、規則正しい生活習慣がなんといっても肝心です。
その中でも、気をつけたいことをお伝えします。
質の良い睡眠をしっかりとる
正常な肌のターンオーバーを促す成長ホルモンや女性ホルモンは、睡眠中に活発になると言われています。そのため、美肌のためには質の良い睡眠をとるということも肝心です。
特に肌のゴールデンタイムと呼ばれる夜22時〜2時の間には、できるだけ睡眠をとるように心がけると良いでしょう。
また、睡眠不足ではないのにニキビができやすい方は、睡眠の質に問題があるかもしれません。
寝る前にスマホやテレビなどを見ている方も多いと思いますが、電子機器類のブルーライトは脳を活性化させて安眠の邪魔をしてしまうと言われています。
睡眠前には部屋の明かりを落としてリラックスができるような睡眠環境を作るということも、質の良い睡眠のためには大切です。
睡眠不足は、知らず知らずのうちに心身へのストレスをかけてしまうため、ぜひ意識して睡眠時間を見直してみると良いでしょう。
ストレスをためない
ストレスを受けてしまうと、自律神経の1つである交感神経が優位に立ってしまい、男性ホルモンの分泌を過剰にしてしまう可能性があると言われています。
この状態が続いてしまうと、男性ホルモンの働きである皮脂の分泌が盛んに行われることになるため、大人ニキビが発生、悪化させてしまう原因になるようです。
多かれ少なかれどんな方でもストレスを抱えていると思いますが、自分の好きなことや趣味に没頭する時間を設けるなど、ストレス発散の方法を見つけるということも美肌のためには大切です。
皮膚科でホルモン治療
おでこニキビの原因の1つである過剰な皮脂分泌は、身体の中で男性ホルモンが活発に作用していると言われています。
上記でご紹介した方法を試してもニキビの改善が見られないという場合には皮膚科でピルの内服などのホルモン治療を行い、体内のホルモンバランスの乱れを整えて皮脂の分泌を抑制するということもニキビ改善には有効な方法でしょう。
ピルというと避妊薬というイメージがありますが、実は現在では皮膚科でもピルの処方を行っている所は多く、ニキビの治療薬としてピルを使用するということも珍しくないようです。
しかし、ピルには副作用などが起こる可能性や、人によってはピルを服用できない場合もあります。
ホルモン治療にはピル以外の方法もあるため、まずは皮膚科などの医療機関を受診して医師に相談してみると良いでしょう。

治し方4:痛い&かゆいニキビ
現在すでに痛みやかゆみを伴う炎症ニキビが発生している場合には、薬を使用して治すことも有効でしょう。
そこで、市販薬と皮膚科での処方薬、かゆみがある場合の対処法をお伝えします。
痛い炎症ニキビは薬で治す
赤みがある炎症ニキビは痛みを伴うため、少し触れるだけでも激痛が起こることもあるでしょう。
そこで、痛みがある炎症ニキビに効果のある市販薬や皮膚科などで処方してもらえる薬をご紹介します。
市販薬
テラ・コートリル軟膏は、ヒドロコルチゾンというステロイドと抗菌薬が含まれているため、赤ニキビを鎮めてくれる効果が期待できるようです。
しかし、ステロイドの長期使用は皮膚を薄くするなどの副作用を起こす可能性があると言われているため、短期間の使用を心がけることが肝心です。
注目成分 | オキシテトラサイクリン塩酸塩、ヒドロコルチゾン |
容量 | 6g |
価格 | ¥661 |
ペアアクネクリームWは、有効成分がニキビの生成を抑えるとともに赤ニキビの炎症を鎮めてくれる効果があるようです。
また、アクネ菌を殺菌してくれる効果もあるため、現在あるニキビが悪化することを抑えてくれるでしょう。
肌に伸びると透明になるクリームなので、塗った後にメイクを行うこともできるというメリットがあります。
注目成分 | イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール |
容量 | 24g |
価格 | ¥715 |
皮膚科で処方してもらえる薬
外用薬のディフェリンゲルは、ビタミンA誘導体の一種で皮膚科でのニキビ治療によく用いられている薬です。
皮脂を抑えて角質を除去する作用があるため、白ニキビから赤ニキビに対して効果を発揮してくれるでしょう。
保険が適用される薬のため、1本15gで約¥500〜¥600で購入することができます。
外用薬のダラシンTゲルは抗菌作用と抗炎症作用があるため、アクネ菌と炎症を同時に抑えることができるという薬です。
しかし、長期使用によって耐性菌が発生してしまって効きにくくなる場合もあるため、気になる炎症ニキビに対してピンポイントで使用するようにすると良いようです。
こちらも保険が適用される薬のため、1本10gで約¥100〜¥200で購入が可能です。
かゆい場合の対処法
おでこニキビにかゆみを感じたことがある方は多いでしょう。
ニキビの原因菌は言わずと知れたアクネ菌ですが、かゆみがある場合にはアクネ菌以外の雑菌などが原因となっている場合もあるようです。
かゆいからといって掻いてしまうと肌に刺激となるばかりかニキビを悪化させてしまったり、掻いた傷から炎症が起きてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
すぐにできる対処法としては、患部を冷やすことでしょう。
濡らした清潔なタオルや保冷剤などを患部に当てると、かゆみを軽減させることができます。
また、肌の乾燥もかゆみの原因となるため、保湿ケアを行うことも忘れないようにしましょう。

おでこニキビのQ&A
最後に、おでこニキビを改善するために知っておきたいQ&Aをお伝えしていきます。
急に白ニキビがたくさん発生!どうして?
そもそも白ニキビとは、古い角質が毛穴に詰まってできる直径1〜3mmほどの白いニキビのことを言います。皮脂がスムーズに体外に排出されないことによって、毛穴が大きくなり、皮膚が膨らんだ状態だとされていて、炎症を起こしていないのが特徴です。
この白ニキビは生理前などのホルモンバランスが乱れやすい時に、大量発生することがあるようです。
これは、女性の場合、生理前になると女性ホルモンの1つである黄体ホルモンという皮脂の量を増やすホルモンの分泌が盛んになるため、たくさん発生すると考えられています。
また、その他にも不規則な生活が続いてしまうことでホルモンバランスが乱れることによっても、起こりやすいと言われています。
オロナインで悪化するって本当?
オロナインは、大塚製薬より発売されている皮膚疾患の外傷治療剤のことです。切り傷をはじめ、ニキビ改善にも効果ができると言われていますが、オロナインの効果は殺菌と保湿効果にあるため、皮脂の過剰分泌を抑える効果や、毛穴の詰まりなどを解消するような効果は期待できないようです。また、油分が多いため、思春期ニキビのような皮脂の過剰分泌によって起こるニキビに対しては悪化してしまう可能性もあるとも考えられているようです。しかし、オロナインは初期のニキビに対しては有効とも言われているため、ニキビの程度によって使用を判断しても良いかもしれません。
脂っぽいおでこに乳液やクリームは必要?
結論から言うと、皮脂が多いおでこにも乳液は必要だと言われています。
ベタつきやすいおでこの皮脂の過剰分泌は、実は乾燥によって引き起こされている可能性もあるようです。
先にもご紹介したように、乳液やクリームのような油分を含むスキンケアアイテムは、化粧水を肌に浸透させた後に水分が蒸発しないための蓋の役割を担っていると言われています。
油分によって皮脂の詰まりが起こってしまう可能性もありますが、乳液の中には、オイルフリーのものやノンコメドジェニックのものもあるため、ニキビができにくい処方の乳液を選ぶと良いでしょう。
おでこを出すのは恥ずかしい、どうすれば良い?
ニキビを改善させるためには、前髪をあげるヘアスタイルにするということが有効だということをお伝えしましたが、中には前髪を上げたくない方や、似合わないから嫌!と思う方もいるでしょう。
その場合、女性にはメイクで隠すという方法があります。
しかし、ニキビは油分が多いコンシーラーを厚塗りして隠してしまうと、余計に悪化してしまう可能性もあるようです。
そのため、できればファンデーションをコンシーラーのようにポンポンと馴染ませるなど、肌に負担がかからないメイクを工夫しましょう。
また、メイク用品にもノンコメドジェニックのものが販売されているため、使用してみることをおすすめします。
潰すと治らない跡になるので注意!
おでこニキビの原因や予防&改善方法についてご紹介してきました。おでこニキビは思春期だけではなく、大人になってからも発生する肌トラブルです。
おでこにニキビができてしまうと目立ってしまいますし、つい気になって潰してしまうという経験がある方も多いと思いますが、潰すと治らないニキビ跡が起こってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
おさらいになりますが、思春期の頃のおでこニキビの原因はおもに皮脂の過剰分泌によるもの、対して大人になってからのおでこニキビの原因はおもに乾燥だと言われているため、それぞれのニキビに適したケアを行うということが肝心でしょう。
スキンケアの見直しも肝心ですが、皮脂を正常に分泌させるためには規則正しい生活習慣や食生活が大切だと言われています。
ぜひこの機会に肌の内側&外側の両方のケアで、おでこニキビができない健やかな肌作りを始めてくださいね。