目次
【いちご鼻・陰部】黒ずみ解消法

陰部の黒ずみやいちご鼻の黒ずみ。つるつるすべすべで透き通った肌が理想だけど、どうして黒ずんでしまうんだろう、と疑問に思ったことはありませんか?できるだけ見ないように隠したり、気付かないフリをしてきたけれど、肌を出すことになった時に後悔しても遅いですよ!
もうそろそろ黒ずみ解消のための努力、始めませんか?



調査!肌の黒ずみで気になる部位は?
肌の黒ずみで気になる部分について、コミュニティーサイトや掲示板などから悩み調査を行ってみると、とんでもない数の相談が見つかりました!中には本当に悩んでいて、手術を考えている、という人まで……。
中でも特に相談数の多かったものをピックアップし、ランキング形式でご紹介します。
鼻(いちご鼻)
肌の黒ずみの中で最も悩み相談が多かったのが、いちご鼻です。毛穴の黒ずみほど頑固でなかなか治らないものはないですよね。しかも、女性だけでなく男性の相談もとても多かったのが特徴的でした。
隠すことのできない顔の中心にあるパーツだからこその悩みですね。
- 以前から悩んでいて、化粧でごまかしてきました…。いちご鼻の治し方を教えて下さい。 以前から悩んでいて、いちご鼻の治し方を探しています。 化粧でいちご鼻をごまかしてきましたが、最近になって症状が悪化してきたように感じたので、これを機会に治したいと思ってい ます。
- 病院にいかないと改善しないんでしょうか…私(漢)はいちご鼻がすごく嫌です。いろいろ調べて、洗顔のやり方を真似したりオロナインをしたり、最終的にギャッツビーの毛穴パックを使いました。 毛穴パックは最初の方はどっさり取れたんですが、2回目からはそんなに取れなくなり(毛穴パックの頻度は2週間に一回、又は一ヶ月に一回ぐらい)三回ほどやってやめました。 いつもは風呂に入り、頭、身体、全てを洗い終わった後に洗顔をします。しっかり泡だてて泡を転がすように洗い流し終わった後水で顔をゆすいでいます。 それなのに、鏡を見てみると、角栓?ブツブツがたくさんあり、化粧水、乳液を塗り終わるといちご鼻になっています。 これはもう病院みたいなとこ行かないと改善しないですかね??
- もう手術しか方法はない!?いちご鼻の手術について レーザーやピーリング、様々なスキンケアを試しましたがいちご鼻は一向に改善されません。 鼻の皮膚を別の部位から持ってきて移植する、などの手術はありますでしょうか?? 本気で悩んでおります。みなさんの知恵をお貸し下さい。
女性の場合はメイクでごまかすことができるのでまだいいですが、男性の場合は特に深刻です。また、レーザーやピーリングなどを試しても一向に改善されず、手術を考えている!という方まで……。とても深刻な悩みだということがわかります。
デリケートゾーン
他人には相談しづらい悩みだからこそ、インターネット上で相談している方が多く見受けられるのが、デリケートゾーンの黒ずみ。病院でも相談しづらく、パーソナルケアでなんとかならないかと試行錯誤している方も多いようです。
- 年々黒ずみが増していってる気がします。デリケートゾーンの黒ずみについてです。もうすぐ28歳になってしまいます。 2年くらい前からデリケートゾーンの黒ずみが気になってます。年々黒ずみが増していってる気がします。 海が好きでよくいってたけどデリケートゾーンの黒ずみが気になってしまうのでビキニも着れなくなりました。20代のうちにまたビキニを着て泳ぎたいです。 みなさんこんな悩みありませんか?
- 人よりも黒いんじゃないかと、悩んでいます。デリケートゾーンの黒ずみをケアする方法ってありますか? 周りには相談できない悩みなのですが、最近、人よりも黒いんじゃないかって思い始めて、本気で悩んでいます。 男性の中には気にする方も多いという話を聞き、 何とか少しでもデリケートゾーンの黒ずみを抑えたいと思っています。 手術も考えたのですが、さすがにちょっと怖いので、できるだけ手術せずに改善できる方法があればと思っています。 少しでも改善効果がある方法や、黒ずみをケアするための商品があれば教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。
- 彼氏との付き合いも黒ずみのせいで積極的になれません。デリケートゾーンに黒ずみがないキレイな肌になりたいです。 彼氏との付き合いもデリケートゾーンの黒ずみのせいで積極的になれないし、こんな黒ずみみたいになちゃうのはどうしてなんですか? 黒ずみのないキレイな肌になりたいです。 原因で考えられるのは日焼けしかないんですけど、デリケートゾーンに日焼け止めを塗るわけにもいかないし。。みなさんはどうやって対策しているんでしょうか?
年齢を重ねるにつれてデリケートゾーンの黒ずみが増しているような気がしたり、黒ずみのせいで彼氏との関係も積極的になれず、手術を考えているという方も。
旅行で水着にならなければいけなかったり、「彼氏に見られたくない、幻滅されたくない」と思ってしまったり、女性なら誰しもが気にしてしまう問題。
黒ずみばかり気にしてしまい、遊びも彼氏との関係も楽しむことができなくなってしまうこともあって、とても深刻な悩みですね。
気になる1位:いちご鼻の治し方
まずは男女共に相談数の多かった、いちご鼻の改善方法について見ていきましょう。
黒ずみの正体!鼻の角栓の取り方
『いちご鼻』と呼ばれる、鼻の黒ずみの正体。それは、角栓です。
顔の中でも皮脂の分泌が盛んなTゾーン。体質にもよりますが、角栓は、Tゾーンでなどで過剰に分泌された皮脂や汚れが開いた毛穴に詰まってしまうことで発生します。
また、その角栓が空気に触れて酸化することで黒くなり、いちごのようにポツポツとした鼻になってしまいます。
ここでは、鼻の角栓を改善するための方法をご紹介していきます。
【1】洗顔料よりすすぐ回数重視
一度角栓になってしまった肌を元のような肌に戻すのは、残念ながら簡単ではありません。しかし、決して治らないものではありませんので、まずは洗顔を見直してみることから始めてみましょう。
洗顔料にこだわることは悪いことではありませんが、そもそも、正しい洗顔方法でしっかりと洗顔ができていますか?
もしも不安な気持ちがあれば、正しい洗顔を心がけるようにしましょう。
- 石鹸で手を洗う
- ぬるま湯で顔をすすぐ
- 洗顔料をしっかりと泡立てる(ネットなどを使用すると◎)
- 手のひらを肌に当てず、泡で洗顔する
- しっかりと20回程度すすぐ
- 清潔で柔らかいタオルで、こすらず水気をとる
汚れた手で洗顔をすると元も子もないので、まずは手を洗うことを忘れずに。この中で最も注意すべき点は、すすぎの回数です。
洗顔料が肌に残った状態だと、肌に刺激を与えたり角栓の元となってしまうので、「多いかも?」と思うくらい、すすぐ回数は多くて問題ありません。洗顔料の種類や成分に注目してしまいがちですが、基本的な部分をおろそかにしてしまっては意味がありません!
肌に洗顔成分が残ってしまわないよう、しっかりとすすいでください。
【2】洗顔前に蒸しタオルで毛穴を開く
角栓の除去に有効なのは、毛穴を開くこと。毛穴の中の汚れを落とすには、毛穴が開いているとより効果的です。洗顔前に、蒸しタオルを顔の上に置いて、顔が暖かくなるまで少し置きましょう。毛穴が少しずつ開いてきます。
蒸しタオルは、絞ったタオルをレンジ(500W)で約1分程度加熱すると簡単にできますので、ぜひ試してみてください。疲れた1日にリフレッシュにもなるのでオススメです。
ただし、蒸しタオルはレンジから取り出す際にも火傷に注意して扱うようにしましょう。
【3】綿棒+オイルのマッサージ
手軽にできる毛穴ケアの方法として、綿棒+オイルのマッサージもオススメです。
方法は、洗顔後、スチームや蒸しタオルなどで毛穴を開き、お手持ちのオイル(ベビーオイル、ホホバオイルなどがオススメ!)を綿棒にたっぷりと染み込ませ、小鼻の毛穴が気になる部分にクルクルと回しながらマッサージしていきます。
コツは、綿棒を横に倒し、こすらずに優しく回すこと。角栓がするんと除去できます。
この時、角栓が出てこなくても無理に押し出したりしないように気をつけましょう。焦らず少しずつケアしていくことが肝心です。
マッサージの後は、油分が残らないようにしっかりと泡洗顔をしてください。
【4】鼻を柔らかくする鼻エクササイズ
週に2、3回、鼻と毛穴を柔らかくする鼻エクササイズを行うことで、毛穴汚れが落ちやすい肌が作られます。その方法をご紹介します!
- スチームや蒸しタオルを使って毛穴を開く
- オイルを鼻全体に塗り、汚れが浮いてくるまで1分程度待つ
- 両手の中指と薬指を横鼻に当て、下から上に向かって、円状にゆっくりマッサージする
- ティッシュなどでオイルを拭き取る
- 泡洗顔で油分を落とす
定期的に鼻の集中的なケアを行うことで、普段の洗顔だけでも毛穴の汚れが落ちやすくなります。ポイントは、マッサージの際に下から上に向かってくるくるとマッサージすること。
これは、下向きになっている毛穴の特性を利用し、逆だてるようにマッサージすることで毛穴の中の汚れを落としやすくする効果があるからです。
角栓詰まりを予防する方法「保湿」
角栓詰まりは皮脂の過剰な分泌が原因であると説明しましたが、皮脂が過剰に分泌してしまう原因のひとつとして、「乾燥」が挙げられます。
もちろんホルモンバランスの乱れや体質が原因の可能性もありますが、多くの場合は、乾燥が原因と言えるでしょう。
肌は、皮膚を守るために一定の水分を保っています。そんな肌が乾燥してしまうと、肌は皮膚を守るために皮脂を分泌します。肌を油分でコーティングすることで、それ以上の乾燥を防ごうとしているのです。
しかしこの油分こそが、角栓詰まりをもたらしてしまうという一面を持っています。
角栓詰まりを予防するためには、しっかりと肌を保湿すること、清潔に保つことが重要になってきます。しっとりめの保湿化粧水や乳液を使い、肌が十分な水分を保てるようにケアしましょう。
毛穴ケアでやってはいけないこと
毛穴ケアでやってはいけないタブーについて、ご紹介していきます。
【1】毛穴パック
角栓がごっそり取れる快感がやめられず、ついついやってしまう毛穴パック。しかし、気がついている方も多いと思いますが、毛穴パックは皮膚に大きな負担をかけてしまっています。
もしもどうしてもやりたい!という場合であれば、回数を月1度程度に抑え、毛穴パック後のケアは抜かりなく、しっかりと行うことを忘れないようにしてください。
【2】爪や毛抜きで引っこ抜く
ちょっと飛び出ている角栓などは、思わず爪や毛抜きで引っこ抜きたくなってしまいますよね。気持ちはわかりますが、無理に引き抜いた毛穴はぽっかりと穴があいてしまい、汚れや皮脂が入り込み、逆にさらに大きな角栓ができてしまうことにも繋がってしまいます。
上記で説明した方法を試しても取れない角栓は、無理やり引き抜いてはいけません。肌は常にターンオーバーを繰り返しており、角栓も時間とともに必ず取れます。肌トラブルを招かないためにも、自然に取れるのを待つ気持ちも大切です。
【3】ブラシ洗顔
ブラシを使った洗顔も、毛穴汚れに有効だと思われがちですが、逆効果である場合が多いです。ブラシは肌に負担をかけてしまうだけでなく、場合によっては摩擦で肌を傷付けてしまうことも。
もちろんブラシの種類や使い方にもよりますが、毛穴の汚れを落としたいばかりに強く洗顔してしまったり、洗いすぎて乾燥を招く可能性もありますので、注意が必要です。
お手上げ黒ずみには皮膚科の毛穴治療
色々な方法で黒ずみケアをしてみたけれど、どれもあまり効果が得られなかった!それどころか、どんどん悪化していく……という、重症化してしまったいちご鼻をお持ちのあなたには、皮膚科での毛穴治療をおすすめします。
毛穴ケアで行われる治療を4つ紹介していきます。
角栓吸引
角栓吸引は、固くなってしまった頑固な角栓を溶剤で柔らかくし、ガラス管を使用して吸引する方法です。ニキビやニキビ跡にも効果があり、開いてしまった毛穴を引き締める効果もあると言われています。
毛穴レーザー
毛穴レーザーは、皮膚にカーボンを塗布し、そこにレーザーを当てることでカーボンが一瞬で蒸発し、毛穴の中の細胞に刺激を与えます。刺激を受けた細胞は、自らの修復のために肌を構成するコラーゲンやエラスチンと言った成分を新たに再生させ、肌機能そのものを再生させるという方法です。
治療後は皮膚にやや赤みが出たりかさぶたのように固くなることもありますが、治療後すぐにメイクをすることも可能なので、手軽にできる治療法のひとつです。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を顔に塗布することで、表皮を取り除き、肌の再生をするという方法。こちらも毛穴レーザー同様、基本的には日常生活を送ることが可能です。
しかし、薬剤の種類や濃度によっては一時的に肌に痛みを伴ったりすることもあるので、よく考えてから行うようにしましょう。
また、何度か繰り返すことで効果が現れる治療法でもあるので、長期的な治療を考える必要もありそうです。
イオン導入
肌に有効な成分をより効率よく肌に浸透させるための治療法で、微弱な電流を皮膚に流すことでイオンバランスを保ち、有効成分を肌内部まで浸透させます。
イオン導入単体での毛穴治療というよりは、ケミカルピーリングとの組み合わせなどでさらに効果を実感できそうです。
男性のいちご鼻の解消法は?
男性は女性よりも皮脂の分泌が多いのが特徴。男性ホルモンの影響を受けているからです。むしろ女性よりもよりしっかりとケアすることが必要だと言っても過言ではありません。
男性のいちご鼻の解消法は、基本的には女性と同様のケアで問題ありませんが、余分な皮脂を分泌させないためにも、しっかりとした保湿・紫外線ケア・洗顔・入浴を怠らないように注意しましょう。
毎日の肌のケアを怠ると、みるみるいちご鼻が悪化してしまうことになりかねないので、忘れず行うようにしましょう。
▼毛穴ケアにおすすめの化粧品をもっと詳しく知りたい人はこちらをCHECK▼
毛穴ケアランキング60選!女子1000人が選んだ黒ずみに効く化粧品
気になる2位:アソコ黒ずみ治し方
いちご鼻の次に気になるという方が多かったのが、アソコ(陰部)の黒ずみです。詳しく見ていきましょう!
自宅で陰部の黒ずみを解消する方法
自宅で陰部の黒ずみを解消できることをご存知でしたか?今では様々な商品が販売されていて、セルフケアで黒ずみが改善されたという方も増えています。
デリケートな悩みなので、なかなか誰かに相談できない、という方も多いと思いますが、ネットで購入することができて、家でセルフケアができれば誰にも知られずに黒ずみを解消させることができるので、オススメです。
【1】陰部専用の美白クリームを使う
陰部の黒ずみに直接塗り込む美白クリームは、長時間密着するクリームで成分が浸透するため、効果を感じる方が多いようです。
特にオススメは『ホスピピュア』。SBCと湘南美容外科クリニックの共同開発商品で、安心して使うことができます。
優しい天然素材を使用し、保湿にもこだわっているので、黒ずみを撃退しながら肌をさらに美しく導いてくれます。パッケージのデザインがかわいく、化粧品と一緒にポーチに入れていても特に変に思われないことや、中身がわからないように配送してくれるという気遣いも嬉しい。デリケートな悩みに寄り添ってくれる商品です。
【2】黒ずみやニオイに効果のある石鹸を使う
洗浄をしながら黒ずみだけでなく匂いにも効果を発揮してくれるのが、石鹸です。
石鹸の中でも特にオススメなのが、『ジャムウ・ハーバルソープ』。防腐剤や安定剤を使用していないハンドメイドソープで、カモミールやアロエベラ、オタネニンジンが黒ずみや匂いの元をしっかりとケアしてくれます。もこもこの泡を作り、3分間泡パックをすることで、しっかりと匂いや汚れを落とし、スッキリとした爽快感を味わうことができます。
▼デリケートゾーンにおすすめのアイテムをもっと詳しく知りたい人はこちらをCHECK▼
黒ずみを解消する方法!気になるデリケートゾーンに効く商品まとめ
【3】正しいデリケートゾーンの洗い方
デリケートゾーンは、複雑な構造上、洗い方に注意しないとどうしても黒ずんだり匂いがしたりと、女性にとって堪え難い状況を招いてしまうことも多々あります。しかし逆に言うと、正しいデリケートゾーンの洗い方を実行するだけで、悩みが解消することもあります。
まず注意事項としては、手鏡でしっかりと手元を見ながら行うこと。誤って爪でひっかいてしまったり傷つけてしまうと、感染症などを引き起こすこともありますので注意しましょう。
ボディーソープは直接つけるのではなく、しっかりと泡立ててからデリケートゾーンにつけ、優しく泡で洗うようにします。恥垢がたまりやすい場所は重点的に指の腹を使いながらしっかりと洗いましょう。
陰毛は、根元をマッサージしながら洗い、毛を引っ張って簡単に抜ける毛はそのまま抜いてしまいましょう。
洗う順番は、陰毛からデリケートゾーン、最後に肛門を洗うようにしてください。
もしも使用しているボディーソープが染みてしまうという場合には、先ほどご紹介したような、デリケートゾーン専用の石鹸を使うことをおすすめします。
皮膚科で陰部の黒ずみを解消する方法
もちろん、皮膚科で陰部の黒ずみを治療することも可能です。
【1】処方される塗り薬
美容皮膚科の多くで処方される塗り薬は、ハイドロキノンとトレチノインが有名です。
ハイドロキノンが配合された薬は市販でも購入することができますが、皮膚科ではその黒ずみレベルに応じたハイドロキノン濃度のものを処方してもらえるので、安心です。
「肌の漂白剤」とも呼ばれる強い薬なので、濃度が高いものだと白い斑点ができることも。リスクを減らすために、できるだけ皮膚科で処方してもらうようにしましょう。
ハイドロキノンと同時に処方されることの多いトレチノインは、肌に浸透しにくいハイドロキノンと併用することで浸透力を発揮してくれる美白成分です。
いずれも美容皮膚科で処方されるもので保険は効かず、やや高額です。使用法も、密封状態で直接光が当たらないよう注意し、冷蔵庫に入れて1カ月以内に使い切る必要があります。使用する際は、よく考えてから使用しましょう。
【2】陰部の黒ずみを解消するレーザー治療
皮膚真皮内まで届くレーザー光線を使用し、黒ずみのもととなるメラニン色素を破壊するのが、レーザー治療です。
破壊された皮膚の奥深い部分のメラニンは、ターンオーバーによって表皮として現れ、剥がれ落ちます。ターンオーバーで時間をかけて効果が出てくるため、複数回の治療が必要になります。
費用はクリニックにもよりますが、1回あたり1〜2万円程度。長年蓄積された黒ずみであれば、複数回繰り返し行う必要があるので、全体の費用としてはやや高額です。
レーザーにも種類があり、レーザートーニング(やや安価ですが継続した治療が必要で、少し痛みがあります)、インティマレーザー(1回あたり約10万円と高額ですが、1度で効果が現れ、麻酔を使用するため痛みがありません)などを選ぶことができます。
レーザー治療は、治療後のケアがとても肝心です。しっかりとケアをしないと、再度同じように黒ずみになってしまうこともありますので、十分に注意するようにしましょう。
陰部の黒ずみ(色素沈着)に繋がる要因
そもそも陰部に黒ずみができる要因についてチェックしていきましょう。
1.下着
下着のサイズが合わない、ゴムの締め付けなどによって起こる摩擦が要因で、陰部に黒ずみ(色素沈着)が起こることもあります。皮膚の摩擦は乾燥や皮膚へのダメージにも繋がるため、サイズのあったものや、優しい素材の下着を選ぶようにしましょう。
2.デリケートゾーンのムダ毛処理
ムダ毛の処理がどうしてデリケートゾーンの黒ずみに繋がってしまうかというと、カミソリや毛抜きを使用することによる肌への負担とダメージによるものと言われています。
ターンオーバーによって皮膚は生まれ変わっていくのですが、頻繁にカミソリや毛抜きを使用することで肌の再生が追いつかなくなり、色素沈着が起こってしまいます。可能であればエステや皮膚科での脱毛に変えたり、しっかりとした保湿ケアを行うようにしましょう。
3.加齢による代謝や血行の衰え
ターンオーバーによって皮膚が生まれ変わるということは前述しましたが、加齢により代謝や血行が衰えることでターンオーバーが遅れ、黒ずみのもととなるメラニン色素が体外に排出されず、黒ずんでしまうこともあります。
加齢は誰にも避けようがありませんが、健康的な生活を送ったり、生活習慣を見直すことで代謝・血行の衰えを遅らせることができます。普段の生活からしっかりと見直してみましょう。
4.妊娠出産によるホルモンバランス
妊娠中には、黒ずみのもととなるメラニン色素を増やす働きのある女性ホルモンが急増します。この時期にシミやそばかすができてしまったという女性が多いのはこのためです。
妊娠出産によるホルモンバランスの崩れは、産後自然と薄くなってきますので安心してください。できるだけ早く治したい方は、皮膚のターンオーバーを促すための保湿ケアや代謝向上に努めると良いでしょう。
自慰行為と黒ずみは関係があるって本当!?
自慰行為と黒ずみは直接的には関係ありませんので、ご安心を!
自慰行為が黒ずみと関係があると耳にすることもありますが、直接的には関係ありません。強い摩擦により黒ずみに繋がってしまうということはありえますが、愛液が分泌されるので摩擦による心配はありません。


黒ずみ対策に皆がやってる裏技テク
黒ずみの悩み相談をチェックしていくと同時に、みんながやっている黒ずみ裏技テクについても調べてきました。特に有名なものが3つあったので、ひとつずつチェックしていきましょう!
オロナインパック
賛否両論ありながらも、有名なテクニックとして知られているのがオロナインパックです。オロナインパックに使われるのは、擦り傷や切り傷、やけどなどに使われるオロナイン軟膏と、毛穴の角栓をとる毛穴パックです。
方法はとても簡単。毛穴パックを行う前に、鼻が真っ白になるほどたっぷりとオロナイン軟膏を塗り、10〜15分ほどそのまま置きます。オロナインを洗い流したら、説明書通りの方法で鼻パックをするという方法です。鼻パックのみを行うよりも、より毛穴の黒ずみがとれると好評です。
オロナインには、自己乳化型ステアリン酸グリセリルという界面活性剤の一種が配合されており、これが肌の汚れを浮かせると言われていますが、医学的根拠はありません。人によっては、「毛穴が余計に開いてしまった」という意見もあるので、もしも行う際は自己責任で行うようにしましょう。
気になる部分にニベアの青缶
スキンケアの救世主とも言えるニベアの青缶は、肌のかさつきを抑えてくれたり、肌がしっとりすべすべになり、しかも安価で手に入りやすいという最強の商品。黒ずみにニベアの青缶が効果的だという声も多数ありますが、こちらについては、乾燥が原因の黒ずみに対しては効果があると言えるでしょう。
成分をみてみると、ニベアの青缶の中に「美白効果」や「皮脂の除去効果」はありません。ですので、既にできてしまった黒ずみを改善させるという効果はないということです。
しかし、しっかりとした保湿効果があり、また全身に使用することができるということから、乾燥が原因の黒ずみを予防することが可能であると言えます。
普段から使用することで、黒ずみ予防になることは間違いありません。
冷水で毛穴を引き締める
手軽にできる黒ずみケアのひとつとして、冷たい水を使うことで毛穴を引き締めるというものがあります。冷水を当てることで毛穴が小さくなるというものですが、一時的なもので継続性はありません。
冷水で毛穴を引き締めたあとは、すぐにしっかりとした保湿をする必要がありそうです。また、あまりにも冷たい水を使用すると、反動で血行がよくなり肌が暖かくなるので、毛穴が開いてしまうこともあるので注意しましょう。
ぬるま湯と冷水での洗顔を交互に行うことで血行が促進され、顔全体のくすみが取れたりするという効果もありますので、程よく取り入れていくのがいいかもしれません。
古い角質をためない予防法
黒ずみを予防するためには、古い角質をためないように普段から予防する必要があります。普段の生活の中で気をつけたほうがいいものをご紹介していきます。
バランスの良い食事
体の中に入るものは、体そのものに影響が出ます。お肉ばかり食べてしまったり添加物の多い食品ばかり食べていると、皮脂の分泌が増えて吹き出物ができてしまったり、いちご鼻の元になる角栓が増えてしまいます。
また、バランスの悪い食事を続けることで太ってしまうと、動くたびに皮膚同士が擦れ、摩擦で黒ずみができてしまうので注意が必要です。
できてしまった黒ずみは治るまでに時間がかかります。バランスの良い食事を心がけ、未然に予防していきましょう。
十分な睡眠時間
睡眠時間がしっかりと確保できていないと、ストレスやホルモンバランスの乱れに繋がり、黒ずみができやすい体になってしまいます。美容と健康には睡眠不足が天敵とはよく言いますが、やはり十分な睡眠時間は体を元気にしてくれるだけでなく美容にも効果的です。
規則正しい生活を心がけましょう!
毎日の紫外線対策
紫外線と黒ずみはとても深い関係にあります。紫外線は皮脂の酸化を促し、毛穴の汚れが黒ずんでいきます。また、紫外線によりメラニンが過剰に生成されてしまうことにより、色素沈着で皮膚の黒ずみに繋がってしまうことも。
日焼け予防下地をつけたり帽子を使用するなど、きるだけ紫外線対策を心がけるようにしましょう。
黒ずみがなければ毎日がもっと楽しく
肌の黒ずみは、その存在だけで元気がなくなってしまうほど。外に出るのも嫌になったり、水着を着ることができなくなったりと、やりたいと思っていることができなくなってしまうこともあって、さらに毎日が楽しくなくなってしまいますよね……。
でも黒ずみは、決して治せないものではありません。できてしまった黒ずみはしっかりとケアしてできるだけ早くなくし、以降は予防し続けることで、透き通るような白い肌を目指してみませんか?