鼻の中のできものの正体は?可能性は7つ!特徴・原因・治し方

鼻の中のできものの正体は?可能性は7つ!特徴・原因・治し方

鼻の中のできものは痛みを伴うこともあり、早く治したいですよね。実は鼻の中のニキビには様々な原因が考えられます。原因を知ってそれに合った対応をすることで、早く治療することができますので、まずは鼻の中のできものが何者なのか確認しましょう!

白い・固い・痛い!鼻の中のできもの

鼻の中のできものは、表にこそ見えないですが、中では固くなったり痛みを発したりと、酷い炎症を起こしている場合があります。常に鼻に異物感を感じたり、鼻を触るだけで痛みを感じたりすると、日常生活に支障をきたしてしまいます。もしかしたら良かれと思ってとっている行動が、悪化させているかもしれません。

実は、鼻の中にできるできものの原因は1つではないのです。7つの考えられる原因を知り、鼻の中の出来物の正体を解明しましょう!

助手アッキー
鼻の中のできものって、できたらすごく気になるんですよね。鼻の中だからどう対応していいかもわからないし…。かといって痛いとそのままにしておくのも嫌なんですよね。しかも繰り返しできることもあって、やっかいなイメージがあります。
編集長はるこ先生
見えないからわかりづらいけど、鼻の中のできもので悩んでいる人は意外と多いのよ。だけど何故できてしまうのか、原因を知らない人がほとんどなの。ニキビと思いこんでいる人も多いんじゃないかしら。
今日は鼻の中のできものを徹底解明していくので、自分の症状に当てはめながらチェックしてくださいね!

鼻の中のできものの正体

可能性①ニキビ

肌表面にもよく出来るできもの、ニキビは鼻の中にもできるのです。ニキビは細菌が炎症を起こしてできるので、痛みを感じます。見た目は赤いタイプから膿んだように黄色くなるタイプまで様々ですが、基本的に初期段階が赤く、悪化すると膿がたまり黄色くなります。

つい潰してしまいがちですが、潰すと更に炎症が悪化するため、注意が必要です。

可能性②アテローム

アテロームと聞くとピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、アテロームは別名粉瘤(ふんりゅう)とも呼ばれています。ニキビのような小さいできものではなく、割と大きめで半球のように丸みがかった姿をしています。

鼻の中に限らず、皮膚であればどこでもできる可能性があり、更に、こぶやしこりのように固いという特徴があるのです。アテロームが炎症を起こしてしまうと、かゆみを感じる場合もあります。

可能性③面疔(めんちょう)

面疔は、一見ニキビと見分けがつかないくらい似ていますが、ニキビとは原因となる菌が異なります。見た目は全体的に赤く、ぽつりと出来ているというよりは、広範囲に広がるようにできます。強めの痛みを感じる特徴があるので、大きくて痛いニキビの場合は面庁の可能性があるのです。

可能性④マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎は、複数の小さなプツプツが出来る特徴があり、かゆみはほぼありません。初期段階のニキビと外観が似ているため、勘違いする方も多いですが、マラセチア毛包炎は原因となる菌が異なり、皮膚炎のひとつなのです。ニキビの治療薬を使っても一向に良くならない小さなニキビは、マラセチア毛包炎を疑ってもよいでしょう。

可能性⑤ヘルペス

ヘルペスといえば、口の周りにできる口唇ヘルペスのイメージが強いですが、実は鼻の中にもできることがあります。水ぶくれのようにぷっくりと膨れ上がり、時間がたつにつれて赤くなります。ウイルス性ですので、広がりやすく、鼻以外にも合わせてできることがあるのです。鼻の中に出来た場合、むずむずする違和感を感じます。

可能性⑥きのこ(鼻ポリープ)

きのことは、鼻にできるポリープのことをいいます。鼻がつまりやすくなり、いびきをかいたり、鼻をかんでもなかなかスッキリしなかったりという症状があります。鼻の奥の副鼻腔にできることが多いため、匂いがわかりにくくなることがあるのです。また、鼻奥ですのであまり正体を見ることはないですが、キノコのような形をしているため、鼻茸と呼ばれることもあります。

可能性⑦かさぶた

なんらかの原因で鼻が傷つき、かさぶたになっている場合があります。鼻に違和感を感じ、無理矢理とってしまうと、せっかく治りかけていた傷がまた炎症を起こし、再度かさぶたを作るという悪循環になってしまうこともあるのです。そうなると繰り返しかさぶたができるようになり、傷が悪化する場合があります。

①鼻の中のできものが「ニキビ」

特徴:痛みは少ないが鼻に違和感

鼻の中にニキビが出来た場合、涙が出そうなほどの痛みはありませんが、炎症が酷くなると触らなくても少し痛みを感じます。鼻を触るくせがある方は、触ることで毎回痛みを感じるかもしれません。鼻の中に小さな異物感を感じ、悪化すると徐々に痛みを伴う特徴があります。

原因:鼻の中は細菌が多い

編集長はるこ先生
実は、鼻の中は想像以上に細菌が多いところなのです。鼻の中には粘膜があり、非常にデリケートにできています。ですので、細菌が繁殖するとすぐに炎症を起こし、ニキビになってしまうのです。

 1)鼻をほじる

よく鼻の中が気になって鼻をほじってしまう方がいますが、鼻をほじる行為は高確率で鼻の中に細菌を繁殖させる原因になります。手には非常にたくさんの細菌が付着しており、それをデリケートな鼻の中で動かすことで、細菌が移動し、アクネ菌が炎症を起こしてしまうのです。

また、ほじる際に爪が粘膜を傷つけ、そこから菌が入り込む場合もあります。鼻をほじる前に毎度手を清潔にしてから行う人は少ないと思いますので、癖になっている人は注意が必要です。

2)鼻毛を抜く

鼻毛が気になって毛抜きで抜く方もいると思います。鼻毛を抜く時に、さほど力を入れていなくても結構な痛みを感じると思いますが、それほど鼻の中の皮膚はデリケートなのです。鼻毛を抜くことでダメージを受け、その毛穴から細菌が入り込み、ニキビが出来てしまいます。

3)花粉症や鼻炎

花粉症や鼻炎の場合、どうしても鼻水が気になったり鼻の中がかゆかったりして、過剰に鼻をかんでしまいます。ですが、鼻をかむことは粘膜が荒れてしまう原因となり、傷つきやすくなってしまうのです。そうすると、何度も何度も鼻をかむことで傷ついてしまい、そこから細菌が入ってしまいます。

4)免疫力が低下している

体の免疫力が低下していると、外部から侵入してくる細菌と戦う力が弱くなります。そうすると、普段であれば退治することができる細菌も、免疫力が低下している場合は繁殖してしまい、炎症を起こしてしまうのです。

治し方:第一に清潔

1.手指は清潔に

鼻をほじる癖がある方は、手指は清潔にするようにしましょう。できればほじらないことが好ましいですが、どうしてもむずむずする場合は手を清潔にしてから触るか、綿棒を使って触ると手のばい菌が移るのを防ぐことができます。

いずれにしても、鼻の中はデリケートですので、手や指で触れるときは清潔な状態にしてからにしましょう。

2.鼻毛は抜かずに切る

鼻毛でなくても、手や足でも毛を抜くとその場所が赤くなると思いますが、抜くということはそれだけダメージを与えています。鼻毛が気になる場合は、抜かずに切ることをおすすめします。切る用に鼻毛カッターというものもありますので、うまく活用するようにしましょう。

3.ニキビを潰さない

ニキビは潰してしまうと更に炎症が酷くなります。触るだけでも手の雑菌がついてしまうくらいの状態で潰すと、更に雑菌が繁殖しやすくなるのです。ニキビは気になっても絶対につぶさないようにしましょう。

4.油っこい食事を控え野菜を食べる

免疫力を高めるためにも、食生活に気をつけることをおすすめします。

  • 揚げ物中心
  • ジャンクフード
  • お菓子
  • 甘いジュース

こういった油っこい食事を中心に食べると栄養が足りず、免疫が下がってしまいます。野菜中心で健康的な食事を意識しましょう。また、お菓子を多量に食べたり、甘いジュースをたくさん飲んだりすることも影響します。心当たりがある方は、一度食生活を見直すことで、免疫力をアップさせることができるでしょう。

②鼻の中のできものが「アテローム」

特徴:痛くないが徐々に大きく

アテローム(粉瘤)は、良性の腫瘍のひとつです。腫瘍というと悪性の病気の印象がありますが、腫瘍というのは細胞の塊のことです。アテロームが出来ていても良性ですので命に関わることはありません。

しこりがドーム上に盛りあがっており、その中央に黒いへそのような点がある特徴があります。

原因:はっきりとは分かっていない

助手アッキー
アテロームは体のいろんな部分に突然出来る場合があります。実はその原因ははっきりとわかっていないのです。

 アテロームの原因は、明確になっていません。アテロームができる流れとしては、角質が皮膚の中に溜まることで袋状になり、そこに老廃物がたまり、しこりができる仕組みになっています。

ですがその角質が溜まる原因が明確になっていない以上、予防をすることは難しいのです。

きっかけとして以下のようなことが言われています。

  • 生まれつきの体質
  • 傷から細菌が繁殖
  • 毛穴のつまり
  • 虫さされ

こういった原因の可能性があると言われていますが、確証が得られていません。

治し方:粉瘤の袋を取り除く

アテロームの場合は、自然に治ることはありません。かといって薬を塗ったところで治るわけでもないため、無くすためには手術して切除する方法になるのです。

手術費用は5,000円~20,000円程度で、日帰り手術が可能です。ですが、絶対に切除しないといけないものではないため、どうしても気になる場合は手術も視野に入れておくと良いでしょう。

まれに潰してしまう方もいますが、潰すと中にある老廃物が強烈な臭いを発するだけでなく、潰してもまたすぐ再発する可能性があるため、良いことは何もありません。故意で潰すのはやめておきましょう。

③鼻の中のできものが「面疔」

特徴:赤く腫れて痛い・臭い

面疔の特徴は、とにかく痛いというところです。見た目から明らかに炎症を起こしており、赤く腫れあがっています。また、ニキビと違い、ぐじゅぐじゅして化膿している場合もあります。このぐじゅぐじゅの正体でもある膿が臭いため、鼻の中が臭いと感じることもあるようです。

原因:黄色ブドウ球菌

編集長はるこ先生
面疔の原因は、菌です。ニキビの原因のアクネ菌とは違う、黄色ブドウ球菌という菌が原因になります。

 面疔の原因になる黄色ブドウ球菌は、食べ物から体内に入ると食中毒を起こすことで有名な常在菌です。食中毒以外にも、毛穴が感染することで水虫やできものが出来る原因ともいわれています。

そんな黄色ブドウ球菌が繁殖してしまうまでの過程には、いくつかの理由があります。

化粧品からの繁殖

例えばファンデのパフやブラシなど、化粧品道具が汚れていたり、長期間使用していたりすると、ファンデーションや皮脂が残り、それをエサとして雑菌が繁殖してしまいます。夏に1週間使い続けると、雑菌が8万個近く増殖すると言われているのです。菌が繁殖していると、メイクをするたびに肌に移るため、面疔ができる場合があります。

食生活

油っぽい物を多く食べると、毛穴の皮脂も多くなります。そうすると毛穴がべたつきやすくなるため菌が繁殖しやすい環境ができてしまうのです。鼻の中に限らず、面疔を防ぐためには、皮脂の分泌が増えるような油っぽいものを食べることは控えた方がよいでしょう。

汗をかいた後の対応

皮膚にはpHという、酸性とアルカリ性の度合いを示す数値があります。数値が低くなると酸性、高くなればアルカリ性になり、本来であれば酸性寄りの弱酸性と呼ばれるpH(4.5~6)が健康な肌と言われています。このpHがアルカリ性に傾くと、黄色ブドウ球菌が最も繁殖しやすい状況になるのです。

その傾く時というのが、汗を大量にかいたあとです。運動などで汗をかいた後、皮膚は一時的にアルカリ性に傾きます。その状態で汗をそのままにしておくと、毛穴が汗でつまり、黄色ブドウ球菌が繁殖してしまい、面疔ができてしまうのです。

治し方:抗生物質や塗り薬

面疔を治す場合、まずは炎症を抑える必要があるため、皮膚科で抗生物質や塗り薬を処方してもらいます。面疔は酷い炎症が起きているため、自分の力で早期治療は難しく、痛みを伴っていることからも皮膚科に行くのが一番早いです。

面疔を予防するには

面疔ができにくい環境を作るのも重要です。心当たりがある方は、面疔予防のためにも習慣を見直しましょう。

化粧品道具はこまめに新しくする

パフを使い捨てにして頻繁に入れ替えるようにしましょう。洗浄する方法もあります。洗浄するのであれば3~4回に1回は洗うことをおすすめします。特に汗のかきやすい時期は、2日に1回や、毎日など頻度をあげるようにしましょう。

油っぽい食事を控える

油っぽい食事ではなく、健康的なメニューを意識しましょう。油っぽい食べ物は、肌を老化させたり、健康を害したりする元にもなります。

汗を大量にかいたあとは、できるだけすぐに拭く

汗をかいたあとは、すぐに拭き取るか、できればシャワーやお風呂に入るようにしましょう。夏場はどうしても汗をかきやすいため、タオルハンカチを持ち歩き、こまめに拭き取るようにした方が、汗の影響を受けずにすみます。

④正体が「マラセチア毛包炎」の場合

特徴:かゆい赤い小さなブツブツ

マラセチア毛包炎の特徴は、かゆみを伴う小さなブツブツです。ブツブツはひとつではなく、複数できる場合が多いと言われています。ニキビとよく似た見た目をしていますが、マラセチア毛包炎の場合は、毛穴にポツポツとできるため、複数のブツブツが比較的均一にできます。

更に、かゆみを伴っていますが、腫れあがることはなく、痛みを感じることは少ないです。

原因:マラセチア菌というカビ

助手アッキー
マラセチア毛包炎の原因は、名前にもあるマラセチアという菌が繁殖することから起こります。マラセチア菌はカビの一種なのです。

 マラセチア菌は元々皮膚にある常在菌のひとつですが、実は種類が10種類以上あると言われています。そのうちの5種類が皮膚の炎症に関わっていると報告されているのです。

マラセチア菌はカビのため、湿度が高い場所を好みます。皮膚がべたついている状況は、マラセチア菌が繁殖しやすいということなのです。また、マラセチア菌は皮脂が好物ですので、皮脂が多い部分にもできやすいといわれています。

化粧品のべたつき

保湿をしっかりしようとして、乳液など保湿剤を多量に塗ると、マラセチア菌が繁殖してしまいます。鼻の下に保湿剤をつける際、鼻の入り口につくこともあると思います。そういったところからべたつきが残り、カビが発生してしまうのです。

また、保湿剤の他にも、リキッドファンデーションなど油が多く配合されているものは、どうしてもべたついてしまいます。もともと肌の皮脂が多い脂性肌の人は注意が必要です。

汗のべたつき

面疔でも出てきましたが、汗をかいてそのままにしているとべたつきから菌が繁殖してしまいます。鼻の下は汗をかきやすいため、そのままにしていると鼻の中まで影響し、べたつく可能性があるのです。

治し方:ひとまず消毒と清潔

マラセチア菌を殺菌する必要がありますので、消毒をしなければいけません。皮膚科にいくと、抗菌薬を処方してもらえるので、皮膚科に相談しましょう。

また、清潔にしておけば治りも早くなります。汗をかいたらこまめに拭くようにし、化粧品もべたつきを感じない程度にしておきましょう。化粧をした状態で汗をかき、どろどろになった場合は特に注意が必要です。早めに化粧直しをするようにしましょう。

⑤正体が「ヘルペス」の場合

特徴:感染後数日で水ぶくれが発生

ヘルペスは感染症のひとつで、感染すると数日後に赤い水ぶくれができる特徴があります。粘膜で菌が広がることが多いため、鼻の中だけでなく口の周りや目、性器にもできることがあるのです。

治るまでに数週間かかるため、早めに気づかないと悪化して更に期間が伸びる場合があります。まれに発熱を起こすことがあります。

原因:単純ヘルペスウイルス

編集長はるこ先生
ヘルペスの原因は、単純ヘルペスウイルスという名前の皮膚感染症なのです。ヘルペスは耳にしたことがあっても、単純ヘルペスは初耳という方もいらっしゃるかもしれません。

 単純ヘルペスウイルスとは、感染型のウイルスですので、どこかで移ってしまうことで感染します。感染力が強いため、治っても再発したり、治ったと思いこんでいてもウイルスを保有している場合があるのです。

また、単純ヘルペスウイルスは1型と2型という名前で2種類に分かれます。

1型口の周りや鼻など顔が中心約70~80%
2型性器など下半身が中心約10~20%

鼻の中のヘルペスは1型に属することになります。

感染経路

感染経路は日常に潜んでいます。ヘルペスを発症している人から感染しますが、いろいろな経路が考えられるのです。

  • 患部に直接触れる
  • 発症者が患部に触れた手でどこかを触り、そこを触ってしまう
  • くしゃみがかかる
  • せきをした時に唾液がかかる
  • 会話で唾液がかかる

患部に触れるだけでなく、飛沫感染をするため、簡単に感染してしまいます。感染してもしばらくは何も起こらないですし、感染している人もわざわざヘルペスになっているということを伝えることはあまりないと思いますので、知らないうちに感染している可能性が高いのです。

感染しやすい状態

上記のような感染経路に出くわしたとしても、単純ヘルペスに100%感染するわけではありません。感染しにくい人と、しやすい人と違いがあるのです。

それは、風邪や疲労で免疫が落ちている時です。免疫が落ちている時はウイルスに感染しやすいため、普段は外部のウイルスを撃退できる体も、免疫が落ちていると単純ヘルペスウイルスに感染してしまう可能性があります。

治し方:軽度のうちに抗ウイルス薬

単純ヘルペスの治療は、自力でウイルスを殺菌することはできないため、、病院で抗ウイルス薬を処方してもらいます。軽度であればあるほど増殖を防ぐことができるため、水ぶくれに気づいた時はすぐに病院に行くようにしましょう。

抗ウイルス薬は基本飲み薬ですが、単純ヘルペスが酷い場合は点鼻薬が処方される場合もあります。

アトピー性皮膚炎の方は特に注意

アトピー性皮膚炎の方は、皮膚が弱っているため、単純ヘルペスウイルスに感染しやすい状態になっています。感染しやすいだけでなく、感染してしまうと肌が更に荒れてしまい、ただれてしまう可能性もあるのです。合併症を発症することもあるため、アトピー性皮膚炎の方は免疫を低下させないように、健康的な食事や睡眠を意識しましょう。

⑥正体が「きのこ」の場合

特徴:白いぶよぶよのコブ

別名鼻茸とも呼ばれるきのこは、白いぶよぶよとしコブのようになっており、見た目がきのこに似ています。鼻の奥がつまったような感覚になり、鼻をかんでもむずむず感がなくならない特徴があります。稀に頭痛を併発することがあるため、鼻もつまっていることから風邪と勘違いしてしまう方もいるのです。

2013年11月にNHKのためしてガッテンという番組内で紹介されたことで、話題になりました。

原因:長期間の鼻かぜや鼻炎

助手アッキー
きのこの原因は、風邪や鼻炎と言われていることが多いですが、まだ解明されていないことが多く、曖昧な部分もあるのです。

 きのこは、鼻の中にできるポリープのことです。ですが、原因は100%これという確証が得られておらず、有力なのはウイルスとアレルギーが原因と言われています。

鼻かぜが長期間に及んだり、鼻炎がなかなか治らないことで、鼻の粘膜が傷つき、ウイルスに感染したりアレルギーを発症してしまうことがあるのです。

治し方:軽度なら薬・重症は摘出

放置してしまうと鼻の穴くらいまで肥大化してしまうため、早めに受診するようにしましょう。病院へ行く際は、耳鼻咽喉科がおすすめです。重症度をきちんと診断した上で治療を行ってくれます。

軽度であれば、抗生剤など薬が処方されますが、重症の場合は手術して切除することになります。どちらが適切かどうかは病院が判断してくれますので、相談しましょう。

⑦鼻の中にかさぶたができていた場合

特徴:鼻の入り口や中にかさぶた

鼻の中にかさぶたができている場合、血の塊のようなものが見えたり、触るとガサガサと張りついている触感がします。かさぶたの場合は自分で無理矢理はがしてしまうと悪化する可能性がありますので、注意が必要です。

原因:鼻の中の乾燥

編集長はるこ先生
かさぶたといえば怪我をした時にできるイメージがありますが、鼻の中のかさぶたの場合は、乾燥が原因なのです!

 よく日常的に目が乾燥することをドライアイといいますが、同じように鼻も日常で乾燥するドライノーズという言葉があります。肌と同じで乾燥すると炎症を起こしてしまい、そこにウイルスが入ったり、鼻を触ることで簡単に傷ついてしまったりすることで、かさぶたができてしまうのです。

治し方:加湿や点鼻薬

鼻の中のかさぶたは、特に乾燥するシーズンにできやすい傾向があります。病院で受診すると点鼻薬を処方してもらえることもありますが、空気の乾燥を感じる時期がきたら、肌や鼻のためにも乾燥対策を行いましょう。

おすすめの乾燥対策

加湿器

加湿器というと家電商品で高いイメージがあるかもしれませんが、安い物ですと2,000円しないくらいで買うことができます。加湿器があれば効率的に部屋を加湿することができるため、おすすめです。

室内干し

洗濯ものを室内に干すと、湿度が上がるため、乾燥対策になります。あまり干しすぎると逆に湿度が高くなって不快になりますし、外気と差がつきすぎてカビの原因にもなりますので、量が多い時は適度に喚起をしましょう。室内干しをするときは、日が当たるところで干すと乾きもよくなります。

観葉植物

観葉植物も実は乾燥対策になります。観葉植物にお水をあげると、葉っぱからその水分を蒸発させるため、加湿器のような役割を果たしてくれるのです。小さな観葉植物よりも、大きめの方が蒸発する量も増えます。

マスクをする

マスクをしておけば、鼻の乾燥を防ぐことができます。エアコンで乾燥しやすいオフィスにいる時など、自宅以外で対策がとりにくい時におすすめです。

自分でできものを治す際の注意

軽い炎症にはオロナイン

もし鼻の中にできものが出来た場合、病院に行くほどの状態ではなく、軽い炎症を起こしているだけであれば、オロナイン軟膏が有効です。

オロナインH軟膏

オロナインは大塚製薬の商品で、1953年に発売して以降、長く人気があります。古くから常備薬として家に置いているところも多いのではないでしょうか。オロナインは主に傷の手当てとして使われる軟膏ですが、傷以外にもワキガ対策や日焼け後のケアなど、様々な活用ができることから、子どもから大人まで幅広く使われています。

殺菌効果が高く、肌にも優しいことから、炎症を起こしている患部に効果があります。鼻の中にできものができた場合も、軽い炎症であればオロナインで鎮めることができるようです。

効能

にきび

吹き出物

きず

水虫 など

主成分クロルヘキシジングルコン酸塩液
価格と量

チューブ

11g/300円
50g/600円

30g/440円
100g/940円
250g/1,800円
500g/3,200円

塗り方

炎症を起こしている部分に、ガーゼなどを使用し塗ります。鼻の中であれば綿棒が塗りやすいでしょう。手で塗ることもできますが、その際は必ず清潔な手で塗らないと雑菌が繁殖する元になります。

注意点

オロナインは非常に万能な塗り薬ではありますが、使うと悪化してしまう症状もあります。

  • 虫さされ
  • 湿疹
  • 化粧下地

虫さされや湿疹に使うと、症状が悪化し副作用が起こる可能性があります。鼻の中にはできにくい症状ではありますが、念のため覚えておきましょう。また、化粧品ではないため、化粧の下地に使うことはおすすめしません。

オロナインは毎日使っても問題ありませんが、薬ですので、5~6日程度使っても何も変わらない場合は、医師に相談しましょう。効かないのであれば、オロナインの効果が得られない症状かもしれません。

口コミ

助手アッキー
実際に鼻の中のできものにオロナインを使っている人の声を見てみましょう!たくさんの人が活用しているようです!

小さいサイズから大きいサイズまで幅広い展開があるため、とりあえず家にひとつ置いておけば、できものに限らずいろいろ活用できます。

オロナインが効かないできもの

オロナインは、殺菌をし炎症を抑える効果があります。そのため、基本は細菌により炎症を起こして腫れているできものに効果があるのです。よって、術が必要なできものや抗ウイルス剤を処方してもらう必要があるできものには効かないということになります。

  • アテローム
  • ヘルペス
  • きのこ(鼻ポリープ)

これらのできものは、病院にて手術が必要だったり、早期の治療が必要だったりするため、オロナインで症状を抑えることはできません。

軽度のうちに耳鼻咽喉科へ

オロナインが効く症状であっても、軽度のうちに耳鼻咽喉科へ行くことをおすすめします。自己流で何かしたり、触ってしまったりすると、悪化し余計に痛い思いをすることになるかもしれません。そのままにしていても、違和感が気になり、更に鼻を触る頻度が増えてしまう可能性があります。

早く治すためにも、症状が軽いうちに受診するようにしましょう。

都市伝説:鼻の中のおできで妊娠?

都市伝説のひとつに、鼻の中におできができたら妊娠しているという説があります。都市伝説のため根拠はないですが、実はそういった声が多数でているのです。

おできが出来た本人が妊娠しているという説と、出来た人の身近な人が妊娠しているという説もあるようです。そう思うと、マイナスイメージしかない鼻の中のおできも、少しポジティブにとらえることができそうですね!

編集長はるこ先生
口コミでは、鼻の中におできが出来た人の身近な人が妊娠したという人の方が多いようです!もしかしたら身近に妊娠している人がいるかもしれませんね♪

ニキビだと決めつけない

鼻の中にできものが出来た場合、自分でニキビだと決めつけず、まずは今日ご紹介した下記のどれに該当するのかを特徴からチェックしましょう。

鼻の中のできものおさらい

名前特徴
ニキビひどい痛みではない
鼻に小さな異物感
鼻をほじったり鼻毛を抜くとできやすい
アテロームドーム状に盛り上がり、中央に黒いへそのような点
原因不明だが、細菌の繁殖や毛穴の詰まりの可能性がある
面疔ひどい痛みがある
ぐじゅぐじゅと化膿することがある
化粧品道具や汗で菌が繁殖する
マラセチア毛包炎均一に小さなブツブツができる
かゆみを生じる
化粧品や汗のべたつきでできやすい
ヘルペス赤い水ぶくれができる
ヘルペスになっている人から感染することで発症
知らないうちに感染し、感染後しばらくしてから水ぶくれができる
きのこ(鼻ポリープ)見た目が白いきのこのような形をしている
鼻をかんでもすっきりしない
長期間の鼻風邪や鼻炎が原因と言われている
かさぶた触るとがさがさする
乾燥が原因

どれに該当するかに関わらず、酷い炎症を起こしていたり、強い痛みを感じる場合は、早めに病院を受診するようにしましょう。そのままにしていると余計にできものが増えたり、悪化して更に酷くなる場合があります。

早く対処すればするほど、治りも早くなりますので、迷うのであればとりあえず受診することをおすすめします!