「肌のテカリやニキビが気になるけれど、昔と同じケアをするとなんだか肌がつっぱるようになった……」そんな肌は、実は「大人の脂性肌」かもしれません。思春期の脂性肌はホルモンバランスの乱れが原因です。これに対し、大人の脂性肌の主な原因は、肌の奥が乾燥するインナードライ。
同じ脂性肌でも、原因が違うとその対策も違います。昔と同じケアを続けていると、皮脂もニキビも増えていってしまうことも……。
そこで今回は、大人の脂性肌にできやすい「大人ニキビ」の原因と対策について詳しく解説します!繰り返すニキビの正しいケア方法を知って、ニキビレスな肌を目指しましょう!
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あなたの肌は本当に脂性肌?

皮脂が多くて肌がベタつく……。思春期の頃と皮脂の量は変わらないのに、いつものケアでは何故か肌がつっぱるようになったなんてことありませんか?皮脂が多いのにつっぱりや乾燥を感じるなら、そのベタつき、実は脂性肌によるものではないかもしれません。
オイリーでも乾燥している可能性大
年齢を重ねるにつれ、肌の水分量は減っていきます。肌が乾燥すると、バリア機能が弱まって外部刺激や乾燥から肌を守れなくなってしまうため、肌は皮脂をたくさん分泌して肌を乾燥から守ろうとします。
そんなふうに、肌の奥が乾燥することで起こる脂性肌をインナードライ(乾燥性脂性肌)といいます。
実は、日本人女性の約8割が肌内部が乾燥するインナードライだと言われています。また、一般的に皮脂が多いと言われている男性も、じつは肌が乾燥しやすくインナードライである人も多いそうです。
皮脂量と水分量について
角層のうるおいキープに深く関わるのが、「皮脂膜」「天然保湿因子」「細胞間脂質」の3つの成分です。
皮脂は、汗と混ざることで皮脂膜を作り肌の水分が逃げてしまわないよう蓋をする働きがあります。
これに対し、天然保湿と細胞間脂質は水分を抱え込みキープする働きをもっています。天然保湿因子や細胞間脂質が不足していると、いくら皮脂が多くても水分をキープすることができず肌が乾燥する危険があるのです。
肌タイプのセルフチェック
皮脂は多いけど、自分が脂性肌かインナードライかわからない。そんなときは、肌タイプのセルフチェックを試してみましょう。
- いつものように洗顔をする
- 化粧水などはつけずにそのまま5分~10分放置
- 時間がたったら肌をチェック
肌をチェックして、つっぱりや肌の一部に乾燥を感じる場合はインナードライタイプ。つっぱりや乾燥は感じずに皮脂だけが多く分泌される場合は、脂性肌タイプの可能性があります。
インナードライが原因でできる「大人ニキビ」は、脂性肌にできる「思春期ニキビ」とは原因も治す方法も違います。
なかなか治らないニキビは、実は大人ニキビかもしれません。そこで、今回はそんな大人ニキビの原因や治し方について詳しく紹介していきますね。
思春期ニキビ向けの対策について知りたい場合は、こちらで詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
大人な脂性肌のニキビ原因

乾燥しやすい大人の肌に起こりやすいインナードライ。そんな大人な脂性肌にできる「大人ニキビ」の原因は、「思春期ニキビ」とは異なります。では、大人ニキビの原因とは一体どんなものなのでしょうか。
原因1・お肌の乾燥
大人の脂性肌の原因は、「肌の乾燥」です。実はこの肌の乾燥は大人ニキビの原因にもつながります。乾燥がいったいどんな風にニキビとつながるのか、まずはニキビができるメカニズムについて注目してみましょう。
ニキビができる原因は、毛穴に古い角質(タンパク質)と皮脂が詰まること。角質は通常ターンオーバーによって垢となって剝がれ落ちるものですが、何かのきっかけで毛穴に詰まってしまうことがあります。そして肌から分泌される皮脂が、その角質とまじりあい毛穴に詰まってしまうのです。
肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて角質が硬くなり剥がれにくくなってしまいます。すると、硬くなった角質が毛穴をふさいで毛穴詰まりを起こしやすくなってしまいます。これが、大人ニキビができる原因なのです。
原因2・過剰な皮脂
皮脂の過剰分泌
ニキビに悩む脂性肌は、皮脂の分泌が過剰な状態です。
皮脂の過剰分泌が起こると……
- 行き場をなくした皮脂が、古い角質とともに毛穴に詰まる⇒白ニキビに。
- 皮脂を餌としてアクネ菌が異常繁殖・皮脂が酸化する→肌に活性酸素を増やして炎症を起こす⇒赤ニキビに。
皮脂の過剰分泌は、白ニキビだけでなく赤ニキビを引き起こす原因にもなってしまいます。
肌の乾燥は皮脂の原因にも!
大人の脂性肌の主な原因は、肌の乾燥です。肌が乾燥すると、バリア機能が低下した肌を外部刺激や乾燥から守るため皮脂が多く分泌されるようになります。また、体調や生活習慣も皮脂の過剰分泌の原因になります。
皮脂が多くなる原因
- 肌の乾燥
- ホルモンバランスの乱れ
- 栄養が偏った食事
大人の脂性肌の皮脂対策には、乾燥ケアに加え、生活習慣を整えるなど多角的なアプローチが必要です。保湿ケアでバリア機能をサポートしながら、今ある皮脂への対策もしっかりと行っていきましょう。


脂性ニキビのスキンケアは?

大人の脂性肌のスキンケアのポイントは、保湿ケアと皮脂対策です。さらに、毛穴の皮脂や汚れを落とすことも重要なポイントです。
次は、そんな大人の脂性肌さんが注意したいスキンケアのポイントと、おすすめのスキンケア化粧品に注目してみましょう。
クレンジングは優しさ重視
皮脂が多いと、メイクがすぐに崩れやすくなります。そのため、脂性肌さんはメイク崩れを起こしにくいコスメと、それを落とすために洗浄力が高いクレンジングを選びがちです。
クレンジングの中でも、オイルクレンジングは洗浄力がとても強くしっかりメイクもさっと落とせるとても便利なクレンジングです。
しかし、オイルクレンジングは界面活性剤の量が多く、バリア機能を乱して肌の乾燥を悪化させてしまう可能性があります。そのため、大人の脂性肌さんには洗浄力の強いクレンジングはおすすめできません。
そうはいっても、せっかくメイクをするなら崩れないコスメを選びたいですよね。そんなときは、洗浄力が高いものの中からできるだけ肌に優しいものを選びましょう。
ポーラ ホワイティシモ 薬用クレンジング クリア
\するんと落としてうるおいキープ/

Source: 公式サイト
- 編集部評価:★★★★★総合96点
- 価格:4,104(税込)
- 内容量:120g
- メーカー:ポーラ
オイルを含んだなめらかなクリームが、メイク汚れをするんと落とすクレンジングです。メイクなじみの良いクリームがさっとなじんで、「しっかりメイク」はもちろん「高SPFの日焼け止め」もこすらずするんと落とします。さらに、保湿成分配合だから洗浄力は高いのに肌のうるおいを逃しません。肌荒れを防ぐ有効成分配合でニキビもケア。メイク汚れはしっかり落とすのに、うるおいはキープしてくれるおすすめのクレンジングクリームです。
もっとクレンジングについて知りたい!そんなときは、こちらで詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
洗顔料は毛穴すっきりに着目
皮脂が多いとつい洗浄力の高い洗顔料を選んでしまいがちですが、実は大人の脂性肌にとってはNG!
大人の脂性肌さんには、余分な皮脂や汚れだけを吸着して取り除いてくれる洗顔料がおすすめです。
<洗浄力が強い洗顔料はどうしてNG?>
- 肌にとって必要な皮脂まで洗い流す⇒乾燥につながる
(思春期ニキビ対策の「すっきり」系洗顔料など) - 肌の乾燥につながる成分が入っていることが多い
(薬用の洗顔料など)
薬用の洗顔料は有効成分が入っているから、ニキビケアに取り入れたくなりますよね。しかし、有効成分の中には殺菌作用のある「イソプロピルメチルフェノール」のように「肌を乾燥させる」と言われているものも多いため、避けるようにしましょう。
どろあわわ
\Wの泥で優しく皮脂や汚れを吸着/

Source: amazon
- 編集部評価:★★★★★総合94点
- 価格:1,609円(税込)
- 内容量:110g(約30回分)
- メーカー:健康コーポレーション
Wの泥の力で余分な皮脂や毛穴汚れを優しく吸着。濃密なふわふわの泡で肌を包み込むから、洗顔時の摩擦も抑えてしっかり洗顔することができます。さらに、肌にとろけるように浸透する「豆乳発酵液」と3種の保湿成分を配合。洗顔しながらうるおいを与えてしっとりなめらか肌へと導きます。
ニキビの原因となる毛穴汚れや皮脂をしっかりと落とすのに、肌のうるおいは逃さない大人の脂性肌さんにぴったりの洗顔料です。
▼大人ニキビにおすすめの洗顔料を詳しく知りたい方はこちらをCHECK▼
大人ニキビに効く「神」洗顔料ランキング!しっかり治せる18選
化粧水や乳液で肌をサポート
足りない潤いを補給する
皮脂が多いとなんだか肌が潤っているように感じてしまいますよね。そのため、脂性肌の人はスキンケアを省いているという人も多いようです。しかし、大人の脂性肌の人は、肌の乾燥が原因で皮脂が過剰になっています。
そのため、スキンケアでしっかりと保湿してあげることが大切です。
大人の脂性肌に必要なのは、肌の水分です。しっかりと保湿して角層の水分量をアップするためには、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分がしっかり配合されているものがおすすめです。
皮脂バランスを整える
大人の脂性肌さんでも、皮脂の原因は肌の乾燥だけとは限りません。もともと皮脂が多い体質だったり、ストレスや睡眠不足でホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌が過剰になることも。
こういった場合は、乾燥対策だけで皮脂の過剰分泌を抑えることはできません。大人の脂性肌ニキビのケアには、皮脂バランスを整えるビタミンCなどの成分を使用して今ある皮脂への対策を行うことも必要です。
シーボディ VCローション
\皮脂をケアしてニキビに負けない肌へ/

Source: 公式サイト
- 編集部評価:★★★★★総合91点
- 価格:8,640円(税込)
- 内容量:150ml
- メーカー:シーボディ
ビタミンC誘導体は、皮脂バランスをケアに加え、赤ニキビにつながる「活性酸素」もケアしてくれるニキビケアの心強い味方です。VCローションには、従来のビタミンC誘導体よりも浸透力をアップした「最新型ビタミンC誘導体」をたっぷりと配合。
皮脂バランスをケアすると肌が乾燥してしまいがちですが、アルギニンなどの保湿成分が肌にうるおいを与えて適度な皮脂と水分をキープ。5種類の植物エキスが肌を引き締めニキビに負けない肌を作ります。


オイリーな肌に乳液って必要なの?
オイリー肌でも乳液は必要です。ベタつきが気になるなら、オイルフリーの乳液を選ぶのもおすすめです。
オイリーな肌は皮脂が多いため、乳液でこれ以上油分を重ねる必要なんてなさそうですよね。でも、実は脂性肌でも乳液は必要です。
化粧水で水分を補給しても、そのあと何もしないと水分が肌から蒸発しやすくなってしまいます。
しかし、乳液を塗ることで薄い油分の膜で肌を覆い、肌の水分の蒸散を防ぐことができます。洗顔後は脂性肌でも皮脂が少なく、最も肌が乾燥するタイミングです。このタイミングに化粧水と乳液でしっかりとお手入れすることで、乾燥による皮脂の過剰分泌を抑えることができますよ。
おすすめの乳液について知りたい!そんな人は、こちらでおすすめの乳液を紹介しています。ベタつきが苦手な人におすすめの乳液も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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脂性ニキビを治す市販薬

繰り返す大人ニキビには、スキンケアのほか市販薬も効果的です。ニキビの市販薬には塗り薬と飲み薬の2種類があります。
大人ニキビ向け塗り薬を選ぶ
ニキビ治療の塗り薬は、今あるニキビに直接塗ることでダイレクトにニキビを治療していきます。現在、ニキビの塗り薬はさまざまな種類が販売されています。大人の脂性肌の場合、皮脂が多くても肌の内側は乾燥しています。
思春期ニキビ向けの市販薬はさらに肌を乾燥させてしまうものが多いため、大人ニキビのケアには大人ニキビ向けの塗り薬を選ぶようにしましょう。
ペアアクネクリームW

Source: アマゾン
アクネ菌による「白ニキビの生成」と「赤ニキビの炎症」を抑えることで、今あるニキビの悪化を防ぎニキビを集中的に治療する塗り薬です。スキンケア前にニキビがある部分になじませて使用します。
今あるニキビの治療薬なので、ニキビができる前に使わないようにしましょう。購入前に、自分のニキビに合うか薬剤師さんに相談するのもおすすめです。
飲み薬も取り入れる
ニキビ治療の飲み薬は、皮脂バランスやターンオーバーをケアする成分で体の内側からニキビのできにくい肌へと変えていくものです。
ニキビ治療の飲み薬には、ビタミン類が多く含まれています。脂質の代謝に欠かせないビタミンB2を摂ると、体内の脂質がスムーズにエネルギーに変換され皮脂の過剰分泌の抑制につながります。
このビタミンB2とビタミンB6は肌の新陳代謝にも欠かせない成分で、ターンオーバーをサポートして角質を柔らかく保ち、毛穴詰まりを防ぐ働きをもっています。
チョコラBBピュア

Source: アマゾン
肌と脂質の代謝をサポートすることで、肌荒れ、ニキビにアプローチする飲み薬です。活性型ビタミンB2が皮脂バランスをケア。ターンオーバーをサポートして新しい肌細胞で肌を満たしてくれます。
また、コラーゲンの生成をサポートするビタミンCも配合することで、ニキビ跡の回復を助け健やかな肌へ。
ニキビに優しいベースメイクの選び方

化粧品には油分が多く含まれているため、ニキビができているときのメイクはあまりおすすめできません。でも、仕事やデートなどメイクが必要なこともありますよね。
そこで次は、ニキビにできるだけ負担をかけない「ニキビに優しいベースメイクの選び方」を紹介します。
ベースメイク選びの4つの基本
基本1:クレンジング不要
クレンジングには界面活性剤が含まれているため、肌にダメージを与えてニキビを悪化させてしまいがちです。また、洗浄力が強いものだとバリア機能を乱して肌の乾燥を悪化させてしまい、皮脂を増やしてしまう可能性もあります。
そのため、ニキビができているときのベースメイクは、できるだけクレンジング不要のものを選びましょう。
基本2:刺激成分無添加
ニキビができている場所やニキビができやすい肌は、バリア機能が低下している状態です。外からの刺激を受けやすい状態なので、普段使っている化粧品でも刺激を感じたり、ニキビの悪化につながることも。
ニキビができているときは、できるだけ保存料や合成香料、合成着色料など肌に刺激を与えるものが含まれていないものを使用するようにしましょう。
基本3:油分の少ないもの
皮脂の分泌が多い脂性肌に油分たっぷりのファンデーションを塗ってしまうと、毛穴詰まりを引き起こす原因に。また、オイルをたっぷりと含んだファンデーションはアクネ菌の餌になるため、ニキビの増加につながります。
そのため、ベースメイクはパウダータイプのものなどできるだけ油分が少ないものを選びましょう。
基本4:UV防止効果
紫外線は、肌だけでなくニキビにもダメージを与えます。皮脂は、紫外線を浴びると活性酸素によって酸化します。酸化した皮脂は、炎症を起こしニキビを悪化させる働きを持っています。
そのため、ニキビができているときは皮脂の酸化を抑えるUV効果をもった化粧品がおすすめです。
化粧品に含まれるUV防止成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。このうち、紫外線吸収剤は肌への負担が大きいため、できるだけ紫外線散乱剤を使用しているものを選びましょう。
下地もファンデーションも選び方は同じ
ニキビができているときのベースメイクの選びのポイントは、「肌への優しさ」です。
脂性肌さんはメイクが崩れやすいため、化粧崩れしにくい密着度の高いものを選んでしまいがちです。しかし、密着度の高い化粧品は毛穴に詰まりやすく、洗浄力が強いクレンジングでしっかり落とす必要があるため、肌への負担が大きいという特徴があります。
ニキビをメイクで隠すより、ニキビができない肌を目指したいですよね。今あるニキビを治してニキビレスな肌を目指すなら、肌の状態がよくなるまでは肌に優しい化粧品を選ぶようにしましょう。肌の状態がよくなれば、今より化粧のりもよくなって肌に自信をもつことができますよ。
下地は皮脂さらさら機能をプラス
大人の脂性肌さんが化粧下地を選ぶポイントとして、「肌への優しさ」にプラスしたいのは「皮脂を吸収する成分」が配合されていること。皮脂で起こる化粧崩れは、脂性肌さんの大きな悩みです。皮脂を吸収する成分が入っている化粧品なら、テカリを抑えて化粧崩れを防いでくれますよ。
ニキビに悩む脂性肌におすすめブランド
大人ニキビに悩む脂性肌さんにおすすめなのが、エトヴォスのミネラル化粧品です。
エトヴォスは、大人ニキビや敏感肌に悩んだ経験から肌に優しい化粧品を開発しているメーカーです。そんなエトヴォスが作るファンデーションや下地は、ニキビができている肌にも負担をかけない優しいもの。
エトヴォス
\天然ミネラルでできた肌に優しい化粧品/

Source: Amazon
マットスムースファンデーション/エンリッチシルキープライマー- 編集部評価:★★★★★総合97点
- 価格:1,944円(税込)
- 内容量:2週間分/1包
- メーカー:エトヴォス
クレンジングが肌に与えるダメージに着目し、ミネラルを主成分としたクレンジングいらずのファンデーションと化粧下地です。
ファンデーション、下地ともにさらさらとしたパウダーで油分が毛穴に詰まる心配も不要!さらに、防腐剤や合成着色料・香料など余分な添加物もカットしているから、肌に優しく手術や火傷のあとにも使えます。
きめ細かい粒子が肌の凹凸を埋めるようにフィットし、毛穴をカバー。特殊コーティングしたパウダーが肌を乾燥から守ってくれるから、つけている間も乾きません。石鹸で落とせるのにSPF30/PA++で紫外線をしっかりカットしてくれるのも嬉しいポイントです。
公式サイトでは、そんなミネラルコスメのお試しセットを1,944円(税込)で販売しています。2週間たっぷり使えるファンデーションと下地でニキビに優しいメイクを試してみてくださいね。
【ミネラルファンデーションスターターキットのセット内容】
- マットスムースミネラルファンデーション(2週間分)
- ナイトミネラルファンデーション(2週間分)
- フェイスカブキブラシ(1本)
- セラミドスキンケアセット(7日分)
- エンリッチシルキープライマー(サンプル)
- 次回使える500円クーポン

皮脂が増える原因と対策

皮脂が多いと、ニキビの原因になるだけでなくメイクの崩れやテカリにもつながります。そのため、皮脂の分泌はできるだけ抑えたいですよね。皮脂の分泌が増える原因は、実は日常生活に潜んでいます。皮脂を増やしてしまう習慣を変えて、オイリー肌を遠ざけましょう。
間違ったスキンケア
皮脂が多いとベタつきを洗い流したくて、何度も洗顔をしてしまっていませんか?実は、洗顔料を使って一日に何度も洗顔してしまうと必要な皮脂まで落として肌が乾燥してしまいます。
また、ベタつきが気になるからとエタノール入りのさっぱり化粧水を使うのも、実はNG。脂性肌向けの化粧水に多いエタノールは、揮発性が高く肌を乾燥させやすい成分なので、大人の脂性肌さんにはおすすめできません。
こういった間違ったスキンケアは、肌を乾燥させて皮脂を増やす原因になってしまいます。
大人の脂性肌さんが皮脂を抑えるためには、しっかりと肌を保湿することが重要です。肌のうるおいを逃してしまう成分や過度の洗顔は避け、肌のうるおいをキープできるようしっかりと保湿ケアを行っていきましょう。
偏った食生活
唐揚げやスイーツが大好きで、ついいつも食べてしまうなんてことありませんか?油分たっぷりの揚げ物やケーキは、皮脂が増える原因になります。
また、野菜をあまり食べないという人は、ビタミン類が不足しがちです。ビタミンの中でもビタミンB2は、脂質の代謝に深い関わりをもっています。ビタミンB2が不足すると脂質の代謝が滞り、余った脂質は皮脂として分泌されてしまうことになります。
「揚げ物やスイーツが多く、ビタミンが少ない」そんな偏った食生活を続けていると、皮脂の分泌を抑えることはできません。揚げ物ばかりの茶色い食卓ではなく、野菜もたっぷりと使った色とりどりの食卓を心がけ、バランスよく栄養を摂るようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスや睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れます。このホルモンバランスの乱れも、皮脂が多くなる原因の一つです。
ストレスが溜まると、いつでも敵と戦えるよう男性ホルモンが分泌されます。男性ホルモンは、皮脂の分泌を促し角質を硬くする働きをもっています。そのため、男性ホルモンが増えると皮脂の分泌が過剰になってしまうのです。
また、睡眠不足の場合も、交感神経を刺激して男性ホルモンの分泌を促すことで、皮脂の分泌量を増やしてしまいます。
ホルモンバランスの乱れには、女性ホルモンに似た働きをもつイソフラボンを摂るのも効果的です。
正しいケアで皮脂もニキビもすっきり

テカリやニキビが気になる脂性肌も、大人になるにつれ原因が変わってきます。大人の肌に起こりやすいのは、肌の奥は乾燥しているのに皮脂は過剰な「インナードライ」。
インナードライは肌の乾燥が原因なので、思春期の頃と同じケアでは皮脂もニキビなかなか治りません。また、思春期ニキビのケアは肌を乾燥させるものが多いため、ケアをするほど肌が乾燥して、皮脂やニキビの状態が悪化してしまうということも……。
大人の脂性肌には、しっかりとした保湿ケアと皮脂対策が必要です。正しいケアを続けることで、ニキビレスな爽やか肌を手に入れましょう。
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