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辛い症状のしもやけの治し方5つ&予防法2選!夏も油断大敵!

しもやけは冬だけのものではなく夏でも引き起こされてしまいます。そんな辛いしもやけの症状、原因、治し方について覚えておきましょう。しもやけを予防する方法も一緒に覚えて、普段の生活からしもやけの悩みとおさらばしてみませんか?

手や足のしもやけは早めに治そう!​

​冬の季節病とも考えられるしもやけは自分には縁がない、昔の肌トラブルだから今は起きないと思っている人も多いとされています。現代の生活スタイルは昔と比べるとしもやけを起こしにくくなっていますが、起きないというわけではなく身近な肌トラブルとして悩んでいる人も多くいます。現代の生活スタイルだからこそ引き起こされるしもやけの原因を確認しながらしっかりと対処をして治していく必要があります。

はるこ先生
私も一時期しもやけに悩まされている時期があったわ。気がついていないだけでしもやけを引き起こしている人も多くみたの。まずはしもやけの症状と原因を確認しておきましょ。
跡を残さない様に綺麗に治すためにも覚えておきたいわね。

 しもやけの症状

​こんな症状ならしもやけ!

しもやけの主症状

  • 手足全体が赤く腫れる
  • 手足の指、手のひら、足の裏に赤い発疹が出ている
  • 手足の指が赤黒くなっている
  • 寒いと痛み、暖かいとかゆみをともなう

 代表的なしもやけの症状ですが、靴をはいたり歩く時にも痛みを感じるのでどうしても生活に支障が出てきてしまうのです。しもやけの怖い部分は痛いだけでかゆみや腫れなどがないものがあるということです。また、血流の悪化で引き起こされるため靴や靴下を履いていても足にできてしまうことがあります。女性の場合は窮屈なブーツによる血行不良もしもやけを引き起こすことがあるので注意が必要です。

重症化すると水ぶくれにも

​しもやけは温かくなると自然に治ることもあり、ちょっと痛いだけならと放置している人も多いとおもいます。しかし、適切な治療を行わないと重症化してしまうことがあります。放置することによって水ぶくれができてしまったり、あかぎれになってしまうことがあります。水ぶくれが破れて傷口から細菌感染を引き起こすこともあります。また最悪な場合だと凍傷に発展してしまうことがあり、切除しなければいけない…という事態を引き起こすこともあります。

しもやけの症状に似た病気

​凍傷

​凍傷は皮膚組織が凍結することによって引き起こされるもので、−4℃以下の状況で発症します。重症化してしまうと患部を切断しなければいけないケースがあります。徐々に温度が下がって引き起こされるもので、しもやけだと思っていたら感覚がなくなり凍傷になっていたというケースは少なくありません。

クリオグロブリン血症

​体温が低くなると血液が固まってしまい血管をつまらせてしまいます。血管炎を引き起こすことであざや関節炎、脱力を引き起こすことがあります。このクリオグロブリン血症はもやけと同じように冷えや寒さによって血流が悪くなり体温が下がることで引き起こされるため、しもやけだと思っていたらクリオグロブリン血症だったということがあります。

レイノー病

寒さでの刺激や精神的な緊張によって手足の末端の血流が悪くなり、手足の指の皮膚の色が白くなったり紫に変色したりしてしまうのがレイノー病です。冷たい感触やしびれ、痛みなどしもやけのような症状が多く見分けがつかないこともあります。​

はるこ先生
ほかにも動脈硬化・糖尿病などによって血流が悪くなることでしもやけのような症状が出てきてしまいます。原因不明の膠原病もしもやけに似た症状があるの。しもやけと勘違いしていてほかの疾患だったということは少なくないので注意が必要よ!

 夏にしもやけ!?原因3つ

​体の冷え

​夏場に起きるしもやけは体の冷えが関係しているとされています。末端冷え性の人や冷え性の人の場合は過多なデスクワークで固定された姿勢を長時間行うことで血行不良を引き起こしてしまいます。女性では月経過多によって貧血がちの人に起きやすく、男性の場合は胃腸が弱く便秘がちな人も血行不良になりやすいとされています。

血行不良になると末端の毛細血管に暖かい血液が行き届かなくなってしまいます。夏場についている冷房などで身体が冷やされると自律神経を調節して体温をあげようとするホメオスターシス(恒常性維持機能)が働きます。血液が行き届かなくなっているのに、ホメオスターシスで急に血流がよくなるためしもやけを引き起こしてしまいます。

ストレスや緊張

​冷え性ではないので大丈夫と感じる人もいるかもしれませんが、ストレスや緊張は血管を収縮させてしまうので手足の冷えに繋がってしまいます。普段から慢性的にストレスや緊張状態になるという人は冷え性の人と同じ状態になってしまっている可能性があるため、夏場でもしもやけを引き起こすことがあります。

運動不足

​現代社会では運動不足になっている人も多く、血行不良を起こして血流が悪くなっているのでしもやけを引き起こすことがあります。また、食の欧米化や乱れた食生活によって栄養不足になっていることもあり血行不良を悪化させていることがあります。

アッキー
なるほど…夏でも血行不良や冷房などによってしもやけを引き起こすことがあるのですね。勉強になります!はるこ先生、しもやけを起こしてしまったらどうしたら良いのですか?
はるこ先生
良い質問ねアッキー。じゃあ跡が残る前にしもやけを治すためにも、治し方について確認しておきましょ。最後にしもやけを予防する方法も教えるからしっかりとついてきてね!

 跡が残る前に!しもやけの治し方

​ぬるま湯につける

  1. ​40度のお湯と冷水を別々の洗面器に用意します。
  2. お湯と冷水にそれぞれ20秒ずつ交互にしもやけの部分を浸けましょう。
  3. 温めて冷やすという動作を5回程度繰り返します。

しもやけの部分がじんじんとしてくると思いますが、血行不良が解消して血流がよくなっている証とされています。血液循環を良くすることでしもやけの改善を狙う方法ですか、血流が促進されることで痒みなどが増してしまうことがあるので注意しましょう。

寝る際に絹100%の靴下を履く

​絹(シルク)100%のものを選ぶことで、しもやけの痒みや痛みの原因となっている冷えと湿気を改善することができるので、通常の靴下よりもしもやけ改善に効果的とされています。手足の汗によって皮膚表面の温度が下がってしまうため、しもやけの症状が強くなってしまいますが、絹では通気性や即乾性が良くしもやけに最適です。

靴下を重ね履きする方法も知られていますが、重ね履きした靴下のゴムが食い込んでしまうことで跡が残ったり血流が悪くなってしまいます。一番下にしている靴下が肌にぴったりとついている場合も締め付けになり血流が悪くなります。重ね履きの場合は2枚までとして、サイズに注意して履くようにしましょう。

はるこ先生
女性に多い圧着タイプのむくみ防止を行うものは血流が悪くなることがあるわ。また、スリッパなどで対策をしているときにはかかとまでしっかりと履くタイプを選ぶとしもやけになりにくいわね。
ポイントは血流なので、どのようにして血流を邪魔しないかを意識してみて!

 患部付近のマッサージ

​しもやけの患部付近のマッサージを行うことで血行不良を改善して血流を良くしてしもやけの改善を行うことができます。冷え性などの改善にもなるため、冷え性で悩んでいる人は継続することで冷えによる様々な症状の対策を行うことが出来ます。入浴をした後などの体が温まっている状態で行うと効果的です。​

  1.  しもやけの周りをさするようにマッサージします。
  2. しもやけ部分を外してツボマッサージの様にゆっくりと押してあげます。
  3. 指を一本ずつくるくると回してマッサージします。

足でも手でも行うことができるマッサージです。触れるだけで痛いこともあるため、最初は優しくしてそこからゆっくりと力を加えてマッサージをしてあげましょう。しもやけになっている指は痛みとの戦いになりますが、無理のない程度に継続することで血流を促進してあげましょう。湯船の中でのマッサージも効果的なので入浴しながらというのも良いかもしれませんね。

ビタミンEの摂取

​ビタミンEには末梢血管を拡張する効果があるため、末端冷え性やしもやけの改善に効果的なことがわかっています。現在ではサプリメントにも含まれるようになったほど、健康効果が知られてきています。普段の食生活を見直してビタミンEを意識的に摂取するように心がけてみましょう。ビタミンEを多く含む食材を表にしてみました。

​植物油ひまわり油、米ぬか油、サフラワー(べにばな油)、大豆油​
​種実類アーモンド、ひまわりの種​
魚の卵や肝​あんこうの肝、からすみ、たらこ、キャビア​
​野菜類モロヘイヤ、大根の葉、西洋かぼちゃ、赤ピーマン、きくの花​

ほかにもしそやしその実、うにや煎茶の茶葉、とうがらしなどに含まれており普段の食事にはなかなか取り入れることがないものもあります。強い抗酸化作用もあるので女性に嬉しいアンチエイジング効果も期待できるため、美容や老化予防にも取り入れてみましょう。

薬を塗る

アッキー
しもやけの薬はどのようなものを選んだら良いのかわかりません。はるこ先生はどんな薬をつかったんですか?
はるこ先生
血行促進効果のあるビタミンEを含んだ軟膏やヘパリン類似物質を配合した軟膏などを使って治していったわ。皮膚に赤みがあってかゆみがある時にはステロイド外用剤をつかうことで短期間で治したこともあるわね。

アッキー
軟膏でもビタミンEは効果的なのですね。ステロイドが含まれたものを使うのには抵抗がある人も多いと思うのですが、市販薬で効果的なものはありますか?
はるこ先生
あまりに酷い場合は皮膚科に受診して処方箋を出してもらうのがすぐ治すための近道だわ。でもどうしても病院にいけない場合もあると思うから、アッキーのためにも紹介しておくわ!

ユースキンA

​炎症を鎮める成分であるグリチルリチン酸や血行を促進するビタミンE、潤いを与えるグリセリンやビタミンEを手助けするビタミンCが配合されているためしもやけに効果的とされています。

オロナインH軟膏

​ステロイドの成分が入っていないので安心して使うことができるものです。殺菌作用のあるクロルヘキシジンを水溶性にしたもので、低刺激でニオイも少ない殺菌剤です。抗菌効果が持続するので、患部を守ることができます。保湿効果のあるグリセリンなども含まれているのでしもやけに効果的です。

ベルクリーンS軟膏

血行促進効果のある唐辛子の成分と、痒みを鎮めてくれるクロタミトンの効果によってしもやけの症状の緩和が期待できます。あかぎれやしもやけにも効果的です。

はるこ先生
ほかにも、抗炎症作用や抗菌効果のある紫雲膏(しうんこう)や不快感の緩和や血行促進効果のあるメンソレータム軟膏などもしもやけに効果的ね。ドラッグストアなどで購入することが出来るので入手が簡単で、家族で使えるものが多くて便利よ。

薬を塗るタイミングや頻度について 

​患部の状態に応じて適宜ガーゼや脱脂綿などに塗布してから使うか、清潔な手指で直接患部に塗布するようにしてみましょう。出来るかぎり、しもやけの部分を清潔にしてから使うことで正しい効果を得られやすくなります。入浴後やマッサージの後などに塗ると効果的です。頻度は1日1〜3回までとして状態に合わせて使うようにしましょう。

皮膚科で治療する

​市販薬やしもやけの改善方法を試しても効果がない、適切な治療を受けて早く治したいという場合には皮膚科で治療を受けるようにしましょう。自分で出来るマッサージなどの対処を行っても、市販薬を使っても改善しない場合には別の疾患か、重症化している可能性もあります。重症化している場合には市販薬なども効果が出にくく、改善が難しいため皮膚科に受診をして適切な治療を受ける必要があります。

皮膚科でのしもやけの治療では、血流を良くするビタミンEや漢方などの飲み薬をつかった内服治療やヒルドイド、ユベラなどの塗り薬使った治療が行われていきます。痒みや痛みが強い場合には抗ヒスタミン剤などの痒み止めや痛み止めなどの処方も考えられます。日常生活の指導もあり、防寒対策をしてしもやけの部分を冷やさないようにすること、血流が悪くならないようにすること、身体を冷やさないようにすることなどの注意点があります。

アッキー
しもやけを跡を残さないで治すためにもマッサージなどできることをコツコツと行って血流の促進が必要なのですね。勉強になります!どうしても、自分では改善しない場合は皮膚科も重要な選択肢の一つなので、時間を作って向かってみるのも良いですね。
はるこ先生
そうね。夏でも冬でもしもやけは引き起こされるようになったので現代だからこその対処は必要ということになるわね。もちろん今しもやけになっていなくても、予防法を覚えておくことで未然に防げるようになるわ。

しもやけの予防法2選 

 適度な運動で代謝UP

​運動といっても激しい運動は必要ありません。ある程度の筋肉がつくような運動が必要とされています。有酸素運動のような歩くだけでも行える方法で普段の運動不足を解消して代謝を上げるだけで、血流の促進ができるためしもやけができにくくなる体質を作ることができます。負担が少なくて、継続ができる有酸素運動を選んで少しずつ、無理のないペースで継続してみましょう。

現在の身体活動量を少しでも増やす意識をもち、今より10分ずつ長く歩くようにするなどの工夫が必要です。運動習慣を付けるようにして、30分以上の運動を週に2回以上行うなどの目標を作っても良いですね。

  • 通勤の時に歩く・自転車を使う時間を作る
  • ストレッチなどを習慣にする
  • 水泳をしてみる
  • ウォーキングをする

などの方法があります。重要なポイントは継続することです。また、筋トレのような無酸素運動は血流を悪くすることもあるので有酸素運動を意識するのを忘れないようにしてください。

食生活の改善

​栄養バランスが偏ってしまうと血液循環が悪くなるので、栄養のバランスを考えた食生活を送るようにしましょう。カップ麺などを食べていると栄養の偏りを引き起こすほか、脂が多い食べ物を食べ続けると血液がどろどろになってしまい血液が悪化してしまうこともあります。栄養バランスが整っていればコンビニ弁当でも問題はないので、野菜・魚などをしっかりと摂取しながらビタミンEを意識してみましょう。

ほかにも、決まった時間に食事を摂取するようにするだけでも身体にかかる負担を減らすことができます。食事時間がバラバラになってしまうと気付かないうちに身体はストレスを溜めてしまうので、ストレスがビタミンやミネラルを奪ってしまいます。正しい食事でも時間を考えて摂取することも必要です。

​ビタミンEの過剰摂取について
​しもやけの改善に効果的なビタミンEは過剰摂取によって骨粗しょう症を引き起こすリスクがあります。
成人男性は9mg
成人女性は8mg

という厚生労働省が出した基準があるので守るようにしてみましょう。アーモンド20粒、赤ピーマン200gぐらいなどがビタミンEの摂取量限度です。ほかにも、吐き気や下痢、肝機能傷害、筋力の低下が報告されているのでバランス良く摂取は忘れないようにしてみましょう。
はるこ先生
健康的な生活のためにも、運動とバランスの摂れた食事は大切ね!サプリメントなどでも過剰摂取になってしまうことがあるので、栄養のバランスを見極めながらサプリメントを使うのが大切よ!

 冬だけじゃなく夏でも油断しないでしもやけ予防と対策を!

​しもやけは時代の移り変わりのなかで夏でも引き起こされるようになってきました。現代社会のデスクワークなどが増え続けることでしもやけに悩む人も増えていることが考えられます。普段の生活から適度に運動をしてバランスの摂れた食生活を行い予防していくのも忘れないようにしましょう。しもやけが重症化する前に対策ができれば、毎日が過ごしやすくなりますよ。