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【セルフ&皮膚科】黒ニキビを潰す方法!失敗のリスクにも要注意

黒ニキビを潰す方法は失敗した時のリスクにも注意しながら行う必要があります。しかし、正しく潰せば早く治るものなのでしっかりと対処と方法を覚えておきましょう。リスクと皮膚科での方法、アフターケアまで覚えて健やかな肌の手助けをしてみませんか?

黒ニキビは潰すとどうなる!?​

​黒ニキビができてしまうとどうしても肌の色と合わないので気になってしまう人も多いですよね。潰そうと思っても跡が残ったり、悪化してしまうのが不安という声も…。しかし、正しい方法で潰すことができれば黒ニキビを綺麗に治すことができます。正しい知識をつけて、肌の手助けをしてみませんか?

アッキー
ニキビはターンオーバーを促進して内側から治すことを考えてきましたが、本当に潰しても良いものなのか不安です…
はるこ先生
大丈夫よアッキー。黒ニキビは基本的に潰しても良いニキビなの。しっかりとアフターケアまで行うことで通常よりも早く治るわ。もちろんリスクもあるからまずは正しい知識を付けて、正しい方法を知っておきましょ!

 黒ニキビを潰すのはOK?NG?

​基本的には潰してもOK

黒ニキビとは毛穴の中に溜まってしまった汚れ、角栓が酸化することによって黒く見えてしまっている状態のものです。一般的なニキビは白→黒→赤→黄と色の変化を起こし、白や黒は初期段階、赤は炎症状態、黄は膿が溜まっている状態とされています。

​基本的には炎症の無い白ニキビや黒ニキビであればやり方を次第では潰しても問題ないとされています。日本皮膚科学会ガイドラインでも施術の一つとして認められているものなので、正しい方法で潰すのが大切です。

​でかい・固い黒ニキビは要注意

通常のニキビの場合は毛穴に角栓や汚れがたまり、毛穴が塞がれた後に炎症を引き起こして自然に治っていくものです。しかし、長い間炎症を引き起こさないでしこりのような状態になってしまっていることがあります。その場合はニキビではなく粉瘤と呼ばれる皮膚病になっている可能性があります。でかい・固いしこりのような黒ニキビは全く別物である粉瘤を疑ってみましょう。

しこりニキビや黒ニキビは見た目がそっくりで粉瘤と見分けがつかないことがあります。粉瘤だと思ったらしこりニキビや黒ニキビだったということもあります。粉瘤はセルフケアだけでは完治させることができません。何度でも再発してしまうので皮膚科に受診するようにしてみましょう。

 粉瘤(ふんりゅう)って?

顔にできた場合ニキビとよく似ているため、間違えられやすいのが粉瘤と呼ばれるものです。ニキビと全く性質が違うもので、原因や対処法が異なるため、ニキビ用の薬やスキンケア用品を粉瘤に使っても全く効果がないとされています。

自然に剥がれていくはずの垢や古い角質などの老廃物が皮膚内部の真皮に溜まってしまうことで発生する皮膚病が粉瘤です。自然に治るものではなく、炎症を引き起こしてしまうと深刻な症状を招いてしまうことがあるため注意が必要です。粉瘤腫、表皮嚢胞、表皮嚢腫、アテローム、アテローマなどと呼ばれています。​

粉瘤の原因は主に毛包構造の異常が要因とされています。毛穴の上部にある毛漏斗がめくりかえってしまうことで袋状の構造ができることで、皮膚の構造が変わってしまうので皮膚内に垢や古い角質が溜まってしまうのです。体質的な要因が大きな原因とされていますが、外傷や刺激などが要因となって引き起こされることもあり、その場合は外傷性粉瘤と呼びます。

はるこ先生
粉瘤が炎症を起こしてしまうと、痛みを伴って化膿してしまうの。早期の治療が必要なもので、放置してしまうと破裂して膿が出てしまうことがあるわ。
免疫力が低下してしまっている高齢者などが引き起こしてしまうと、リンパ管炎を引き起こしてしまうケースがあり、症状が深刻な場合は死に至るケースも報告されているわ。

 粉瘤の治し方

粉瘤の場合は無理に潰して押し出してしまうと、細菌感染症を起こしてしまう可能性が高くなるので適切な治療を行う必要があります。一度腫れを起こしてしまうと、より広範囲の治療が必要となってしまうため跡が残ったり色素沈着となってしまいます。

粉瘤は良性腫瘍ですが、月日の経過とともに大きくなって炎症が酷くなってしまいます。できるだけ早い段階で取り除く必要があります。根本的に解決する方法として基本的に切開手術が必要となり、治療は皮膚科・外科・形成外科で行います。​

黒ニキビを潰す方法

​セルフで潰す方法

必要な道具はまち針などの針かコメドプッシャー、ピンセット、消毒液です。下準備として、コメドプッシャーやピンセットを煮沸消毒しておきます。メイクはしっかりと落としておき、洗顔をして清潔にしておきましょう。乾いた清潔なタオルで肌を抑えて水分を取り除いてから黒ニキビを潰していきます。

はるこ先生
何度も潰すことやセルフでニキビを潰す行為は丁寧に行わなければ悪化してしまうわ。方法を紹介しているけど、必ずしもセルフで行うことをおすすめしているのではないの。皮膚科で行う方が最も安全で安心できるわね。
アッキー
大きな黒ニキビや自分では取れない黒ニキビなどはアフターケアを行っても肌に跡が残ってしまうことがあります。自分で行っては肌のダメージが大きく、より悪化してしまうこともあるので正しい診断で、正しい方法を使って治療が受けられる専門の皮膚科に受診するという意識を持っておきましょう!

 芯の取り出し方

  1. ​穴の空いていないニキビの場合には針を使って穴を開けてニキビ芯を取り出しやすい状態にします。
  2. コメドプッシャーを使って圧力をかけて出てきた芯や膿をピンセットで取り除きます。
  3. ​取り除いた部分を熱めのお湯で洗い流し、清潔なタオルで水分を取ります。
  4. 消毒液を取り除いた部分に塗り、あとはいつも通りにスキンケアを行いましょう。

​取り出した後のケア方法

​しっかりと消毒を行ったら、敏感になっている患部に注意をしながらしっかりと保湿ケアを行っていきましょう。いつもよりも敏感になってしまっている部分なので慎重に行うことが大切です。出血をした場合や、膿などが出てきてしまっている場合にはできるだけその部分を避けて肌の調子を整えてあげましょう。

もし、持っているのであれば消毒液ではなく軟膏を塗ってもOKです。軟膏は皮膚を保護することができる専用のものや、ニキビ用の市販薬などを選ぶことでより傷を保護して跡の残りにくい状態を作ることができます。

はるこ先生
★出血した場合にはキズパワーパッドや絆創膏で傷口を守る
★ニキビが腫れる場合は一時的に冷やすのも効果的
★敏感になっているので紫外線対策は忘れない
という部分にも十分に注意しておくと、より良いわね!

 皮膚科で潰す方法

皮膚科ではレーザーや針を使って穴を開けてからニキビを取り除いて行きます。針を使った方法はセルフとほぼ同じですが、レーザーを使った方法は皮膚科・美容外科などでしか行なえないため特殊な方法と覚えておきましょう。皮膚科でニキビの治療を行うことは、皮膚に過剰な圧や刺激を与えることなく適切に行うことができるため、リスクが少ない方法の一つです。

ニキビを潰す際にはエルビウムヤグレーザーや炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使用した方法があります。レーザーについても確認しておきましょう。

​エルビウムヤグレーザー水分に吸収されやすい波長で作られているので、肌の水分が吸収することで皮膚をしっかりと削る(厳密には蒸発)させることができるので穴を開けられます。
人の皮膚には20〜30%ほどの水分があるため、合わせて作られています。ほくろ治療やイボ取りなどにも使われるレーザーとして知られています。​
​炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)​エルビウムヤグレーザーには劣りますが、比較的水に吸収されやすい性質を持っているので皮膚を削ることができ、穴を開けられます。
ほくろ除去、イボ取り、脂漏性角化症の治療で使われています。デメリットとして照射時に熱が出てしまうため、皮膚へのダメージになる可能性があることが考えられています。

レーザーによる方法は、針よりも安全にしっかりとした排出口を開けられることから多く使われています。ニキビの状態に合わせて針を使うか、どのレーザーを使うかは皮膚科によって異なるため、医師の指示に従うようにしてください。適切な方法でニキビの処置を行ってくれます。

​レーザーによる治療の注意点
  • ​レーザーは皮膚を削る方法なのでダウンタイムが必要です。時間に余裕を持って受けましょう。
  • 施術後は範囲が広いと赤みがでる範囲も広くなるのでマスクを持っておくこと。
  • 芯を出すかは医師の判断によるので行わないこともある。
  • 治療が中途半端だとニキビがひどくなることもあるので、治療の継続や状況を医師の判断を聞きながら受けること。

皮膚科でのニキビ治療は保険適用のものが多いので安心して受けることができます。ニキビを潰す治療で保険適用の場合、レーザーを使わない場合は約¥2,000〜5,000程度レーザーを使う場合には10ヶ所で¥4,000程度となっています。初診料や処方箋などによっても価格は変わるのであくまでも目安として覚えておきましょう。

黒ニキビを潰すと血が!これって失敗?

アッキー
黒ニキビだけに限らず、ニキビが潰れたときにも覚えておいて損のない出血した時と腫れた時の対処も確認しておきましょう。対処をして、出来る限り跡が出来にくい状態を作ってあげる必要があります。

 血が出た場合の対処法

  1. 清潔な手で傷口を綺麗に洗い流す
  2. 消毒液で傷口を殺菌する、殺菌効果のある軟膏でもOK
  3. 絆創膏を貼る

もし、潰した時に出血してしまった場合には細菌が入り込まないように守ってあげる必要があります。2〜3日様子を見れば改善されることがほとんどですが、血が止まらない場合には別の病気が考えられるため皮膚科を受診して原因を見つけてあげましょう。

絆創膏はキズパワーパッドなどでもOKです。キズパワーパッドの場合には貼ったあと約3日間のサイクルで交換してあげます。絆創膏の場合には、半日に1回の交換を目安として処置してあげてください。かさぶたが出来ることがありますが、かさぶたが自然に剥がれるまでは剥がさないようにしましょう。悪化して跡が残ってしまうことがあります。​​

腫れ上がった時の対処法

ニキビを潰すと刺激によって一時的にニキビが腫れることがあります。その刺激によって様々な生理活性物質や伝達物質が送られてきますが色素沈着や赤み、ニキビ跡の原因にもなるため対処を丁寧に行う必要があります。ニキビ跡などを悪化させる物質の発生を抑えるためにも、腫れがある場合には皮膚を冷やしてみましょう。

アイスパックやビニール袋に入れた氷水などで患部を冷やすことでニキビの腫れや赤みを素早く抑えることができます。ニキビ跡の悪化を予防できるため、約5分程度冷やしてみましょう。出血を同時にしている場合は、出血の対処法の消毒液を塗ってから絆創膏を貼る前に行うと効果的です。​

黒ニキビを潰す時のリスク

はるこ先生
ニキビを潰す方法は必ずしも成功するとは限らないわ。ネットや動画を確認しても同じことね。ニキビを潰すのにはリスクが必ずあるので、リスクを知った上で【自己責任】で行うようにしましょ!
アッキー
適切な方法を行っても、ニキビ跡ができてしまうことがあります。黒ニキビを潰すことのリスクについてはしっかりと確認しておきましょう!

 刺激によって色素沈着になることがある

刺激を与えることによって、傷を治そうとする伝達物質や生理活性物質が分泌されます。ニキビ跡やシミ、色素沈着に関係する物質も含まれておりどうしても色素沈着などが起きやすくなってしまいます。どれだけ低刺激で行ったとしても傷を治すために必要なものを届ける際には、含まれてしまうため色素沈着のリスクは捨てきれません。​

深い黒ニキビは凸凹になることも

黒ニキビは真皮層まで角栓が成長している場合には、穴が閉じないことがあります。角栓などによって広げられてしまった毛穴が大きい場合には凸凹やクレーターが適切な処置をしても残ってしまう可能性があるからです。見た目だけではどのくらい大きいのかがわからないため、セルフで処置をした場合には思わぬ跡が残ることもあります。

​ニキビが悪化する可能性がある

ニキビを潰す際に、手や道具に雑菌がついてしまっている場合は処置をしている際に菌が入り込んでしまい炎症や感染症を引き起こしてしまう可能性があります。皮膚科で行う場合には滅菌されたものを使うのでリスクはほぼないですが、セルフで行う場合には滅菌がきちんとできていない場合や正しく滅菌できていないこともありニキビ跡や炎症、感染症の可能性が出てきてしまいます。

ニキビが再発する可能性がある

ニキビを潰しても同じ場所に何度も再発を繰り返してしまうことがあります。どれだけ皮膚科で治療してもニキビは生活習慣や様々な要因で引き起こされるため再発の可能性があります。

黒ニキビができていた部分は毛穴が広がっているため、もう一度黒ニキビができてしまう可能性があります。何度も同じ部分に黒ニキビを繰り返してしまうと、その部分の皮膚が分厚くなってしまい処置が難しくなっていきます。皮膚が分厚くなってしまうと、次にニキビ芯や角栓を除去しようとしても取りにくくなってしまいます。

セルフで行った場合には、菌が全て取り除けていない場合もあります。菌が繁殖することで炎症を起こしたり、ニキビの原因となってしまう場合があるほか、繰り返しの除去やセルフで毛穴を傷つけることで菌への抵抗が下がってしまい思わぬ肌トラブルを引き起こすことも覚えておきましょう。

はるこ先生
皮膚科で行っても必ずリスクが無いというわけではないの。でも、セルフで行うよりも皮膚科の方が安全に、そして綺麗にすることが出来るわね。自己責任で行いうまくいく人もいれば、ダメな人もいる。
個人差があることなので、しっかりと自分の肌の状態を理解してどうするべきかを考えてみるようにするのが良いわね!

 失敗が不安な時は皮膚科で相談を

​セルフで行う場合には自己責任でしますが、それなりのリスクがついてきます。どうしても気になる、早く治すなら試してみたいという人だけ行うようにしましょう。もし、失敗が不安な時は皮膚科で相談をすることでレーザー治療だけではなく、内服薬や外用薬の処方もあります。ニキビは普段からの予防が大切なのでしっかりと日常生活の改善も行ってみてくださいね!