ニキビ跡のしこりは皮膚科治療を!紫色のケロイド状になる前に対処を

ニキビ跡のしこりは皮膚科治療を!紫色のケロイド状になる前に対処を

ニキビ跡が、いつの間にかしこり状になっている人はいませんか?実は、しこり状になったニキビ跡は悪化すると取り返しがつかなくなる場合があるのです。紫色のケロイドになるとかなり危ない状態なので、できるだけ早めに皮膚科へ行くことをおすすめします。

しこりは自宅では治らない!?

肌荒れが気になって仕方ない人の中には、ニキビ跡が悪化してしこり状になってしまっている人もいるのではないでしょうか。しかし、このしこり状のニキビ跡は、どんなに頑張ってケアをしても自宅では治らないのです。

はるこ先生
こんにちは!編集長のはるこ先生です。
どうにかしなきゃと思いつつも、ついつい放置してしまうニキビ跡。早くなんとかしないと、大変なことになるかもです。
リサーチしたサイト数リサーチした書籍数リサーチした時間
 30個 12冊 50時間

危険な状態になる前に、皮膚科へ行って手を打つことが大事なのです。今回は、徹底的に調べたリサーチデータを参考にして、このしこり状のニキビ跡はどうすれば完治するのか説明したいと思います!

ニキビ跡がしこりになるメカニズム

ニキビの周りに炎症が広がる

まず、どうしてニキビ跡がしこりになるかを説明しておきます。その直接的な原因はニキビ悪化による炎症だと考えられているのですが、症状が悪化するとニキビ内部に膿がたまります。すると、炎症が毛穴を突き破るまで進行し、肌表面にしこりが出来てしまうのです。

とはいっても、ニキビなら放置しておけばなんでもしこりになってしまうわけではありません。「しこりになりやすいニキビ跡」も存在するのです。炎症するくらい悪化したニキビはしこりになりやすいですが、赤ニキビが悪化した紫ニキビは特にその傾向が強いです。なお、紫ニキビとは、毛穴にまで炎症が進んでしまい表面が紫色になってごわごわしているニキビのこと。治りにくいニキビの代名詞でもありますね。

肌再生のための細胞が過剰生成される

ここで不思議に思うのが、「どうしてしこりになるくらい硬くなるのか?」ということです。その原因は、大きなダメージを受けた肌内部で、必要以上の細胞再生が進むからです。内部で使われる以上の細胞が生成されてしまうと、その細胞は行き所を失って結局内部に盛り上がりとして残ってしまうのです。盛り上がってしまった部分は、触ると自分でもわかるくらいに硬くなるので、結果的にしこりと呼ばれる物体になります。

つまり、ニキビの炎症が毛穴の多く深くまで進んでいるということ。ここまで悪化しているなら、自宅で完治は難しいと言われているのも納得です。

はるこ先生
確かに、ここまで悪化が進んでいると自分の力だけでは治せそうにないですよね。

かゆみを伴うことがあるのは何故?

乾燥が原因かもしれません。

しこりができるくらい悪化しているニキビの肌周辺は、乾燥していたり肌荒れがひどくなっている場合が多いです。カサカサ&ゴワゴワしている肌にかゆみを感じるのは当然のこと。他にも原因はありますが、多くの場合はこれが原因だと考えられています。

皮膚科でニキビ跡のしこりを治す方法

ステロイドでの薬物注射

皮膚科に行ったら、どんな専門的な治療が受けられるのか気になりませんか?しこり治療に有効だと考えられているのが、ステロイド注射です。ステロイド注射とは、炎症を抑える効果がある薬剤を注射で直接患部に注入する治療法で、すぐに効果が出る!と人気を集めています。5~10ヶ月ほどの間、1ヶ月に1回通院するだけなので、通院する時間があまり取れない人にはおすすめですね。保険が適用されるので、かかる料金は一般的に1回の注射で1,000円程度だと言われています。大がかりな治療の割に比較的お安く治療が受けられるのも嬉しいポイントです。

ステロイドには様々な種類があり、よく使われているのがケナコルトという種類です。前述した「必要以上の細胞生成」を抑え、しこりがこれ以上大きくならないようにしてくれます。また、ニキビの炎症自体を鎮めてくれる作用もあるので、注射に通うたびにしこりが良くなっていく効果が実感できます。一緒にリザベンという内服薬が処方されることも多く、いずれもたくさんの通院者から愛されている薬物・薬なので安心して使えます。

レーザー治療

皮膚科にしかできない治療と言えば、やっぱりレーザー治療ではないでしょうか。レーザー治療とは、ニキビに効くレーザー光線を患部に当てる治療法です。レーザー光線には多くの種類があり、アクネ菌を死滅させる青色光線や、赤ニキビを減らす黄色光線・オレンジ光線、黒ニキビを軽くする緑色光線などがあり、その中でも炎症を抑える赤色光線が、しこり治療には効くと言われています。特に患者側がやるべきこともなく、スタッフさんがレーザーを当ててくれるのをリラックスしながら待つだけなので、気持ち的にも楽ですね。料金はニキビの程度によっても変わってきますが、1回の治療につき3,0000円~6,0000円かかるところが多いようです。しかし、1回の通院で終わることがほとんどなので、すぐに治療を終わらせたい人にはおすすめです。

レーザー治療法自体がどんどん進化してきているのですが、現在の主流はフラクセルレーザーでしょう。ニキビの表面に小さな穴をたくさん開けて、いわば「安全にニキビ跡を傷つけて」、自然な肌再生を促進する方法です。どの治療法がいいのか、よく相談して事前に決めるといいですね。

ケミカルピーリング

肌にあまり大きな刺激を与えたくない人は、ケミカルピーリングもおすすめです。ケミカルピーリングとは、肌表面に酸性の物質を塗って、肌を生まれ変わらせるターンオーバーを促進させる治療法です。1ヶ月ごとに通院して、少しずつ肌の調子を良くする根気がいる治療法ですが、肌に注射を入れたりするのが怖い人でも、安心して受けることが出来るのがポイントです。もっとも痛みが少ない治療法とも言えます。料金は、1回10,000円~30,000円のところが多いようです。

切開手術

切開手術は、その名の通りしこりニキビを手術で取り除いてくれる「ザ・治療!」といった方法です。もうしこりなんて1日も早く見たくない……という人は、これですぐにしこりを切除してしまうのも一つの手です。まず超音波検査でどの位置にどのくらいの大きさのしこりがあるのか調べ、そのあとに部分麻酔をしてメスを入れます。なお、麻酔のおかげで痛みは全く感じません。手術時間は、30分~1時間以内に終わることがほとんどで、料金は保険適用のうえ10,000円~30,000円が相場でしょう。

傷跡が残ってしまうリスクはありますが、出来るだけ綺麗な肌のまま切除できるように先生も相談に乗ってくれるので、積極的に自分の意見を言うようにした方がいいです。

はるこ先生
お財布事情・どのくらい通院できるか・痛い治療にも耐えられるか……など、自分の状況と照らし合わせて、どの治療法が1番合うのか慎重に決めることが大切です!

治療と並行して自宅で行いたいこと

皮膚科で行う治療が決まっても、自宅で何もやらなくてもいいというわけではありません。自宅で治療と並行して行ってほしいことは、「ターンオーバー機能の正常化」です。ニキビ跡・しこりニキビ自体が良くなっても、肌自体が健康的な働き=正常な肌の再生をしてくれなければ、また新しいニキビが出来てしまい負のスパイラルに陥ってしまうからです!

生活習慣を見直す

当たり前でしょ!と言われてしまうかもしれませんが、これが一番大事なことです。健康的な生活習慣は、健康的な肌も与えてくれます。気を付けたいポイントは、大きく分けて3つ。

まずは、睡眠!どんなに仕事や学校が忙しくても、毎日6時間は寝るように心がけてください。もちろん長ければいいというわけではなく、質のいい睡眠を取ることが大事なのですが、やっぱり最低限の睡眠量は必要です。熟睡できる時間を増やすために、寝る直前までスマホやテレビを見るのもやめた方がいいです。

次は、食事です。野菜や魚をあまり食べない食生活をしている人は、「夕飯に1皿加えてみる」からでもいいので少しずつ食事を野菜志向に変えていきましょう。しかし、野菜だけの食生活はアウトです。なぜなら、ニキビ予防には皮膚のもとになるタンパク質や肌の保湿に効くアミノ酸が必要だからです。肉もしっかり食べつつ、野菜・炭水化物などをバランスよく食べることが大事!また、飲酒や喫煙もできるだけ避けた方がいいです。ビタミン不足に陥り、肌のくすみを助長させる恐れがあるので、付き合い以外は控えるようにしましょう。

最後は、ストレスをためこまない生活をすることです。必要以上に悩みこんだり、ストレスを抱え込む毎日を送っていると、精神衛生上よくありません。心配事があったら一人で抱え込まずに誰かに相談したり、リフレッシュする趣味を見つけたり……自分なりにストレスの発散法を見つけるといいですね

はるこ先生
生活の基本は睡眠や食生活!まずはココを見直してからじゃないと、思ったような効果は期待できません。
ストレスも蓄積すると肌にストレートで響いてくるので、適度に息を抜きましょう!

サプリで栄養を補充する

生活習慣を好ましいものに変えたら、あとはサプリでプラスアルファすれば死角はありません。なかなか睡眠が取れなかったり、思うように健康的な生活が送れない人も、サプリの力を借りれば足りないところを埋めることができます。仕事が忙しかったり、自炊がなかなかできない人には朗報ですね。ここでは、ぜひみなさんに使ってほしいサプリを2つ紹介します。

体にうれしいマルチビタミン

\ビタミンたっぷりだからこれひとつで大丈夫/

Source: 公式サイト

サプリメントといえばやわた。安心できるブランド力に加えて、1ヶ月これだけで大丈夫!な有効成分の豊富さが魅力なサプリです。ビタミンB・ビタミンC・ビタミンDなどのビタミンがたっぷり入っているので、外食ばかりでなかなかバランスよい食事ができない人はこれを飲めば、不足しがちなビタミンを一気に摂取することができます。細胞の再生にも一役買ってくれるので、綺麗な肌に近づきます!料金は1ヶ月分で2,160円です。

公式サイトを見てみる

TURURI BB

\天然由来の成分と12種類のビタミン/

Source: 公式サイト

このTURURI BBは、オーガニックレーベルから発売されているニキビ予防サプリです。アサイーやマキベリー、ハトムギ、コラーゲンなどの1回は聞いたことがある美容成分(しかも、天然由来の自然成分!)がたっぷり配合されているのです。また、ビタミンも12種類も入っているのでまさにこれひとつで大丈夫。金額は、1ヶ月分で4,400円です。

公式サイトを見てみる

はるこ先生
もっと大きな効果が欲しいときも、サプリがあれば安心!
ただ、「サプリを飲んでるから夜更かししてもいい」のような考えは絶対ダメですよ!

ワセリンってしこりにも効果あるの?

ありません。

ニキビに効くとウワサのワセリンですが、しこりになるほど炎症が進んで悪化しているニキビには効きません。これと同じ理由で、オロナインも意味なしです。悪化ニキビに効く薬や治療法を選んでみてください。

しこりは紫状のケロイドになることも

多くは肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)

しこりニキビを放置しておいたらどうなるのか、気になりませんか?なんと、何の治療もしないまま放っておくと、ケロイドのような状態になってしまうこともあるのです。とはいっても「ケロイド状」になっているだけで真性ケロイドではないことがほとんど。だいたいが、肥厚性瘢痕だと言われています。肥厚性瘢痕とは、傷を治そうとコラーゲン繊維が必要以上に分泌されてケロイド状に盛り上がったしこりのことを言います。真性ケロイドは、そのしこり部分からどんどん範囲が拡大していくのですが、肥厚性瘢痕は拡大しません。似た症状として成熟瘢痕も挙げられますが、こちらは肥厚性瘢痕と違って自然に治癒しないことが特徴として挙げられるでしょう。

はるこ先生
一見同じように見えるケロイド状のしこりも、よく見てみると細かな違いがあるんですね。
素人目ではなかなかわかりにくいので、皮膚科で診てもらって、自分がどの種類のケロイドなのか判断してもらうのがいいですね!

ケロイドの治し方

では、どうすればケロイド状になってしまったしこりは治るのでしょう。治療法はいくつかありますが、特に人気があるのがヘパリン類似物質、抗アレルギー剤、ステロイド局所注射などです。ヘパリン類似物質とは、もともと保水力を上げる効果があるヘパリンを患部に塗ることで、血行を促進させて治癒力を高めます。抗アレルギー剤は、ニキビのかゆみをとって炎症を抑える効果があり、ステロイド注射はさきほど前項で説明した通りです。いずれにしても、盛り上がったしこりを健康的な肌に変えていく地道な作業になります。

ニキビ跡にしこりがある時は皮膚科へ

病院に行くのは面倒くさいし、放置していいかな……と思いがちなニキビ跡ですが、しこりになってしまっているなら確実に皮膚科に行った方がいいとお分かりいただけたでしょうか。大事になってからでは遅いですし、肌を必要以上に傷つけてしまう恐れもあります。専門家にしっかりと相談して、適切なケアをしてもらった方が無駄も省けますし安心感も増します!少しでも「あれ?」と思ったら、すぐに皮膚科へ駈け込んでみてくださいね。