かゆい肌のかぶれ(接触性皮膚炎)の原因とは?薬でちゃんと治そう!

かゆい肌のかぶれ(接触性皮膚炎)の原因とは?薬でちゃんと治そう!

肌がかぶれた!ヒリヒリしたりかゆみがあったり。見た目にもなんだか赤くなっていて心配…。それは接触性皮膚炎かもしれません。接触性皮膚炎の治療は薬でちゃんと治して、普段のケアで予防することが大切です。そんなかゆい肌のかぶれについて解説します。

肌がかぶれた!原因や対処法は?

こんにちは!編集長のはるこです。

快適に過ごしていたのにある日突然肌にかゆみが…!っていうことありませんか?わたしは敏感肌で乾燥肌だったので、よく謎のかぶれや赤味に悩まされました。でも大丈夫。肌のかぶれは正しく処置をするときちんと治すことが出来、繰り返さないように予防することも可能です。そんな肌のかぶれについてみて行きましょう。

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アッキー
最近汗をかくと痒くて…。ちょっと赤くなったりもするんですよね。今まで大丈夫だった素材が刺激に感じたりして。。。
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はるこ先生
肌がかぶれたのかもしれないわね。今から肌のかぶれについてお話するからアッキーのかぶれ対策もわかるわよ。自分の肌の状態がかぶれかどうかを知るにはネットなどでかぶれの画像や写真を検索してみると良いわね。
     医学書~雑誌まで読んだ書籍   サイト立ち上げまでのレットリサーチ数
           30冊          約1200サイト

これまでに皮膚について調べて来ましたが、かぶれに悩む人は年々増加傾向にあります。症状を繰り返したりつらいかゆみに困っているというケースもありますが、正しく対処すれば快適な状態の素肌に戻すことが出来ると言われています。まずは肌のかぶれについて知り、正しく対処することが大切なのです。


肌のかぶれとは

かゆい、ピリピリとした刺激感など肌の状態がいつもと違うと心配ですよね?湿疹と呼んだり皮膚炎とも呼ばれていますが、肌のかぶれとは具体的に次のようなことを指します。

湿疹や皮膚炎のこと

ざっくり言うと湿疹も皮膚炎も同じ意味合いの言葉です。かゆみを伴う皮膚の炎症をまとめて「皮膚炎」と呼びます。

・急性皮膚炎:水疱・発疹・鱗屑(角質がフケのように剥がれて来る)・ジクジクとした湿疹・瘡蓋(かさぶた)

・慢性皮膚炎:肌がカサカサと乾燥して皮膚が厚くなる

●かぶれ:湿疹や皮膚炎よりも原因のハッキリした「接触皮膚炎」や「アレルギー性皮膚炎」のことで症状は湿疹・皮膚炎とほぼ同じです。しかし、湿疹・皮膚炎に比べるとかゆみが強かったり痛みをともなうことが多いのが「かぶれ」なのです。

症状はかゆみや発赤・痛み

●症状

かぶれを起こすとまず起こりやすいのがかゆみ。かゆみとともに肌が赤くなる発赤になり、湿疹が出たり腫れを伴ったりします。感覚としては痛みも多く出ます。他の肌疾患はかゆみはあっても比較的痛みが少なかったり、時間をかけて出て来るのに対し、かぶれの症状の場合は原因物質に触れたあとにあまり時間を置かずに発症するのが特徴です。また、物質に触れてから1~2日後が症状のピークを迎えると言われており、かゆみがさらに悪化、炎症も広範囲に広がっていくこともあります。

●原因

肌に触れた物質を異物だと捉えてしまうため起こります。普段はいろいろな刺激から身体を守るための免疫システムが働いているのですが、通常反応が起こらない物質に対して過剰に反応してしまい「異物を除去しなければ!」と免疫システムが誤作動するため上記のような症状となって現れるのです。

かぶれる原因は大きく2種類

そんなかぶれを起こす原因は接触皮膚炎と呼ばれており、大きく分けて2種類あります。どちらも原因物質あっての反応で、赤いブツブツが出る(紅斑)ボコボコと皮膚が盛り上がる(丘疹)水ぶくれ(水疱)が出来たりするもので、接触皮膚炎を起こしている部分とそうでない部分の境目がはっきりわかるのが特徴です。

刺激性接触性皮膚炎

刺激性のある物質に触れることで起こる皮膚炎。ガソリンなどの油、強すぎる洗剤や薬剤の酸やアルカリ、植物や毛虫などの昆虫が持っている毒や刺激などが原因物質になっています。毒性のあるものへの反応から起こるので誰でもかぶれる可能性があり、アレルギーに関係なく起こります。原因物質に触れてからわりと時間を置かずに発症します。


アレルギー性接触皮膚炎

ある特定の物質にアレルギー反応をしめす人だけに起こるものをアレルギー性接触皮膚炎と位置付けています。貴金属のネックレスやブレスレット、漆によるかぶれなど皮膚に直接触れる肌着に至るまで身近にあるあらゆるものがアレルギーを起こす対象になる可能性があります。そんなアレル物質に何度か触れていくうちに体の中に蓄積されていき、数時間~数日をかけて発症するなどのケースが多いと言われています(遅延性)

●アトピー性皮膚炎と間違いやすい

アトピー性皮膚炎も強いかゆみや皮膚の炎症が起こるため接触皮膚炎と症状が似ています。しかし、接触皮膚炎が原因物質がはっきりとしているのに対してアトピー性皮膚炎のはっきりした原因はまだよくわかっていません。ただし、本人や家族がアトピーになる体質の場合に発症しやすいと言われています。


接触性皮膚炎の原因

①直接的原因 

接触性皮膚炎になる直接的原因になるものを刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎とに分けて見て行きましょう。


刺激性接触皮膚炎

・家庭用洗剤類(化学薬品)、

・石鹸や洗剤(主婦の手湿疹など)

・アロマオイルなど

・強い酸やアルカリ性物質

・農薬

・ガソリンや錆止めなどの油類

・医薬品

・植物、山芋・アロエ・イラクサなど

・動物・毛虫の毛、昆虫の毒

・日光

・寒暖差


これらの物質自体が持っている毒性・刺激性に反応して起こります。通常の皮膚が健康な時には反応しないこともあり、肌のバリア機能が低下している状態の時に起こりやすいと言われています。物質ではありませんが、紫外線などの光や寒暖差でさえ肌への刺激となることもあるのです。

アレルギー性接触皮膚炎

・化粧品全般(特定の成分にアレルギー反応)

・貴金属(クロム・ニッケル・コバルトなどの重金属)

・歯科金属(ニッケルなど)

・漆(ウルシオール)

・染料剤・シャンプー・育毛剤などのヘアケア品

・ゴム製品・避妊具など

・皮革製品

・セーターや下着などの衣類

・外用薬や湿布薬

・抗菌製品

・目薬(抗菌薬)

このようにアレルギー性接触皮膚炎の原因物質は身の回りに溢れています。

顔の接触性皮膚炎の原因で多いのは?

主に化粧品に含まれている成分によるものです。香料・色素・界面活性剤などが原因となる場合が多く、香料は接触性皮膚炎の原因で最も多いと言われています。シャンプーや乳液、クリーム、口紅に至るまで多くの化粧品に配合されている界面活性剤も肌に刺激になりやすい成分です。ヘアカラーや白髪染めのジアミンという成分が影響する場合もあります。

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はるこ先生
化粧品かぶれ、辛いわよね。特にうすい目の周りなどが赤くなったり、痛みを感じたり。季節の変わり目や生理前など体調がゆらぎやすい時期にも気を付けましょう。

ダニも原因になる?

ダニアレルギーはダニに咬まれるのではなく、ホコリなどに含まれているダニの死骸を吸い込んでしまうことによって起こります。ハウスダストアレルギー=ダニアレルギーと言っても過言ではないほど。
ダニアレルギーによって肌表面が炎症を起こしてさらに接触性皮膚炎の原因になる可能性もあると言えるでしょう。

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アッキー
アレルゲンはあらゆるところにあるけど、ダニの被害を考えるとハウスダストにも気を付けたいですね。掃除をきちんとしようと思います。

②肌のバリア機能の低下

肌の一番上の表皮、そのもっとも表面の部分にある角層(角質層)には本来、外的刺激や異物から守り水分を閉じ込めて潤いのある肌を保つ機能が備わっています。それが肌のバリア機能と呼ばれているものです。しかし、次のような原因でその機能は低下してしまいます。

●肌バリア機能低下の主な原因

・加齢:皮脂やセラミドの量が減る

・乾燥:キメが乱れる(角質細胞が正常な形状をしていない)ため刺激を受けやすくなる

●乾燥はなぜ起こるの?

・洗顔回数が多い

・洗顔時間が長い

・ゴシゴシと顔をこすっている

・化粧品を使いすぎている

●バリア機能低下による悪影響

肌のバリア機能低下によって肌表面が乾燥すると外部からの異物の侵入にも強く刺激を感じるほか、肌内部の水分をとじこめる膜の役割を果たせないためにどんどん水分が蒸発してしまいさらに乾燥する、かゆみが悪化する、掻く、炎症を起こす、さらに悪化する…というループに陥ってしまいます。

③ストレス

アレルギー症状や肌トラブルが起きる大きな原因として、免疫力の低下が挙げられます。その免疫を支えるのは食生活や生活習慣であることは良く知られていますが、実はストレスも免疫力を低下させるため接触性皮膚炎を始めとする皮膚の炎症が起こりやすくなります。

●外的ストレス:紫外線・乾燥・肌をこするなど

●内的ストレス:食生活の乱れ・睡眠不足・疲労・人間関係の悩みなど

紫外線も精神的ストレスも共通して起こるのが血管の収縮による血流障害です。すると活性酸素が多く発生して免疫力が低下するため、おのずと肌のバリア機能も低下してしまいます。

接触性皮膚炎・湿疹の治し方

接触性皮膚炎は治せる病気です。しかし、症状の度合いによっては時間がかかるものもあり治療法を見極めてきちんと治すことが大切です。接触性皮膚炎は比較的治りやすいのですが、アレルギー接触性皮膚炎の方が診断が難しい場合もあり長期に渡る治療が必要なケースもあると言われています。

原因物質を取り除く

特定の物質に触れて、皮膚のかゆみや炎症、発疹などが起こってしまった場合にまず水道で洗い流すことが先決です。とにかく水で洗い流しましょう。擦らずに流水で流す感覚で行います。また、ひどい炎症やじゅくじゅくとした潰瘍状になってしまった場合にはその皮膚の部分はやけどを起こしているのと同じ状態です。やけどの手当てと同じように行います。

いずれにしても原因物質をすみやかに取り除くことが重要です。洗い流すことにより、原因物質が肌から離れ少しでもダメージを軽減することが出来るからです。

炎症やかゆみを薬で治療

接触性皮膚炎になると炎症やかゆみが強くてついつい掻きむしってしまいたくなることも多いようです。しかし、かゆみのメカニズムとして掻けば掻くほど角質層のバリアを破壊し、肌のキメをボロボロに乱してしまいます。すると悪循環でさらにかゆみは倍増。たとえ治っても跡が残ってしまいかねません。

そこで炎症やかゆみを抑えてくれる薬を用いて早急に治療することが大切です。かゆみが治まることによって患部に触らない(掻かない)ことが出来るようになり、薬でかゆみを抑えながら皮膚の修復が可能です。そうしているうちに肌のバリア機能を正常化することが出来るようになるのです。

市販薬(軟膏)

接触性皮膚炎のかゆみや湿疹には掻き壊してしまう前に素早く治すことが大切です。病院に行くことが一番おすすめですが、時間がない時には市販薬でも必要な成分の配合された薬を入手することが可能です。かゆみ・炎症に対処できる代表的な成分はステロイドです。ただしステロイド使用には注意が必要です。

テラ・コートリル

\ステロイド軽めの抗炎症薬。顔にも使用可/

Source: @コスメ

テラ・コートリル

炎症を抑えるステロイドであるヒドロコルチゾンがかゆみを抑え、オキシテトラサイクリン塩酸塩が可能している皮膚にも効果を発揮します。ステロイドのレベルはウィーク(弱い)レベルなので顔にも使用できる(目の周りは避ける)6g入り1,000円。

テラ・コートリルについて詳しく知るならコチラ

ベトネベートN As

\じゅくじゅくした患部におすすめ/

Source: ひかり薬局

ベトネベートN

テラ・コートリルよりもステロイドの強度が上がります。ランクは3のストロング(強い)ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド)がしっしん・かぶれによるただれや炎症を素早く抑え、抗生物質フラジオマイシンが抗菌しながら化膿をともなう湿疹にも対応します。5g入り600円

ベトネベートNについて詳しく知るならコチラ

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はるこ先生
市販薬のステロイドを使用する時は使用説明書の用法用量を守ることはもちろん、薬剤師に相談してもいいわね。また、次のような注意を覚えておきましょう。
・患部以外の場所に塗らない。
・適量をしっかりと塗布(少なすぎると効かない)
・長期に渡って使用しない

オロナインを塗っても良い?

オロナインは主に殺菌作用が有効成分。接触性皮膚炎のような炎症をおこした肌には効果がないばかりか、かぶれ部分に塗るとかゆみなどの副作用があらわれる場合があります。
オロナインの注意書きにも湿疹・ただれ・かぶれには使用しないことと明記されています。

家庭の常備薬としても知られるオロナイン軟膏ですが、万能薬ではありません。接触性皮膚炎には専用の薬を使用することが大切なのです。

処方箋薬

皮膚科での接触性皮膚炎では主に外用薬が処方され内容薬も同時に処方される場合があります。外用薬(主に軟膏)には5段階の強さがあり、症状に応じて処方されます。内服薬はステロイド剤と抗ヒスタミン剤があり、通常外用薬と抗ヒスタミン剤の組み合わせが多いと言われています。

●キンダベート軟膏

Source: QLife

小児湿疹にも用いられ、強さは普通程度(ミディアム)のステロイド軟膏。顔や頸部、わきの下、陰部などデリケートな部分にも塗布できる。発赤・腫れ・かゆみの治療薬。

リンデロン(外用薬)

Source: QLife

ベタメタゾンという炎症を抑える薬が主成分。リンデロンVGにはさらに殺菌作用のあるゲンタマイシン硫酸塩というものが入っており、リンデロンVにするのかVGにするのかは患部を診た医師の判断によって変わります。強さは強い(ストロング)ローションタイプや点眼などもある。

●プレドニン錠

Source: QLife

ステロイド剤。抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用がありかゆみや症状を緩和します。大人、小児ともに良く用いられる薬ですが、ステロイドは主に軟膏で処方されるため、あわせてステロイド内服薬が処方されるのは症状が重い場合だと言えます。

●アレグラ

Source: QLife

花粉症やハウスダストなどのアレルギー症状を始め、皮膚全般のかゆみを改善するお薬です。ステロイド外用薬と共に処方されることも多くなっています。


ワセリンで保湿する

皮膚科でも多く処方され、市販でも入手することの出来るワセリンは皮膚疾患の症状の緩和や予防のために広く使われています。接触性皮膚炎の場合には予防として使用します。実際にかゆみや炎症が出ている場合にはその症状を抑える薬を使用しなければいけません。ワセリンは治療薬ではないからです。

●ワセリンの働きと効果

乾燥やカサカサの予防として皮膚に薄い膜をつくる。肌内部の水分が蒸発しないように保護する役割をします。ワセリン自体に保湿する機能はありません。しかし、入浴後やお肌のお手入れ後など水分を含んだ肌の水分を閉じ込めるという意味では保湿できるため、皮膚が潤ってかゆみがおさまるという効果は十分期待できます。石油から作られていますが天然由来成分で赤ちゃんからお年寄りまで副作用なくお使いいただけます。

●ワセリンの選び方

ワセリンには黄色ワセリンと白色ワセリンがあります。皮膚科でアトピー患者などに処方されるのは白色ワセリンの方です。白色ワセリンの中でも精製度によってその品名は違います。

黄色ワセリン<白色ワセリン<プロペト<サンホワイト

などの順に精製度が上がっていきます。赤ちゃんのオムツかぶれなどの保護剤としてはプロペトやサンホワイトが使われます。黄線の白色ワセリンの部類のものを選ぶと良いでしょう。

かゆみの悪化要因をさける

●かゆみを悪化させる要因たち

・お風呂:温度が問題。38~40℃のぬるま湯で短時間にとどめ、上がったら3分以内には保湿する。

・衣類:化繊やチクチクする素材は避ける。天然素材で肌当たりの良い物を着用する。

・合繊洗剤やシャンプー剤:汚れを落とすための酵素や界面活性剤など微量ずつでも蓄積されていく

・食物:アレルギー反応の起こるものを知っておく。香辛料など血行を促進する食べ物はかゆみを増幅。

・アルコール:こちらも血流を促すためかゆみの原因に。

・掻く:掻くほどに皮膚のバリア機能が破壊される

薬やワセリンで治らない時には

ワセリンで普段から肌を保護し、刺激を避けて薬も使用してみたけれど症状が改善されなかったり長引いている場合はその直接原因をしっかり特定する必要があります。病院ではアレルギーテストを行っていますので自分のアレルギーの原因を特定してもらえます。

●方法は主に3つ

・血液検査:免疫学的検査と呼ばれるもの。血中のIgE抗体(アレルギー疾患があると高くなる数値)を検査します。IgEにはレベルが6段階まであり、数字が大きくなればなるほどその物質へのアレルギーを持っている度合いが強いということになります。一度の血液採取で複数の項目について調べることができます。しかし、この血液検査は必ずしも正確に出ない場合もあるというデメリットもあります。

・スクラッチテスト(またはプリックテスト)

皮膚に軽く傷をつけて疑わしいアレルゲンを垂らします。しばらくおいてから反応が出ればその物質にアレルギーがあるということがわかります。即日結果がわかるというメリットや比較的安価で行えますが、複数のアレルゲンに対して一度に行えないというデメリットもあります。

・パッチテスト

パッチテスト用のシートに原因物質を染み込ませて上腕や背中に貼ります。所定の時間貼り付けてから剥がし、反応の消える時間などで診断します。保険適用は22項目まで。接触性皮膚炎の場合、症状が落ちいてから行います。

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はるこ先生
この他にもアレルゲンを注射して反応を見る皮下テストや食物アレルギーなど摂取して検査するものがあります。これらはアレルギーの専門医に限定されます。血液検査やスクラッチテスト、パッチテストなどは皮膚科で行えることが多いのですがテストをしてくれる病院かどうか、料金も含めてあらかじめ問い合わせてみると良いでしょう。

●原因不明の場合

アレルギーテストをしたけれど特に異常がなかったという場合もあります。その場合は単に物質の毒性にかぶれる一時的なものの場合も多いのですが、体全体の免疫力が低下する原因の一つであるストレスが考えられます。ストレスが強くかかっていると食事をまともに(バランス良く)摂れなくなったり、夜も眠れないという状況に陥りがち。そのため免疫力が低下して肌バリア機能も正常に機能しなくなることがあります。ストレス原因を取り除くことによって肌の状態が改善される場合も多いのです。

肌のかぶれを予防する方法

原因に触れないのが一番重要

接触性皮膚炎になったきっかけになる物質に注意していくことが大切です。具体的には次のようにすると良いでしょう。

  1. 一度かぶれたものには触らない
  2. 原因物質がハッキリしない場合疑わしいものに触らない(用心する)
  3. 家族にアレルギーのある物質は遺伝性があるため避ける
  4. 肌の露出を避ける
  5. 肌を清潔に保つ
  6. 患部を掻かない
  7. 洗剤などやむ負えなく使用する時には直接触れないように手袋などを装着する。
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アッキー
もしも原因物質に触ってしまったら、前記したようにすぐに水で洗い流すことや、肌のバリア機能を低下させないように乾燥させないケアをすることが大切なんですね!

丈夫な肌を作る

肌が丈夫であれば、さまざまな外的刺激があってもアレルギー反応が起こりにくく接触性皮膚炎にもなりにくいと言われています。そもそも丈夫な肌とはどんな状態なのでしょうか?

●丈夫な肌とは

すばりバリア機能がしっかりと機能している肌のことです。水分量と油分量のバランスがとれていてハリ・潤いがあってキメも整っている。特に大切なのが厚さたったの0.02~0.05㎜と言われる角質層の状態が健康であることが丈夫で美しい肌のカギを握っています。

肌バリアという言葉どおり、角層(角質層)が外的刺激から肌を守ってくれればトラブルが起こりにくい丈夫な肌だということができるのです。

入浴や洗顔で肌を乾燥させない

●入浴や洗顔で乾燥?

入浴するとお風場の湿気や湯気でなんだか潤ったような気分になります。しかし、熱いお風呂に長時間浸かってから上がると水分は逆にどんどん蒸発していきお肌は一気に乾燥してしまいます。

洗顔の場合もクレンジング剤プラス洗顔料などでダブル洗顔を行ったり洗浄力の強い洗顔料などを使用していると必要な水分や脂分まで奪い去ってしまいます。すると肌を守っている角質層を削りとって傷つきやすい状態になるため乾燥が進行してしまいます。

●乾燥させない方法

入浴する際には38~40℃のお湯に20分程度というように温度と時間に気を付けましょう。乾燥がひどい場合はお風呂上りに時間を置かずにボディローションやクリームなどで保湿します。

洗顔の場合はさらにぬるい34~℃程度のお湯を使用します。クレンジングを使用したい場合はミルククレンジングを選び、できれば純石鹸だけ落とせるメイクにします。洗顔後はすぐに保湿を。

すぐに保湿ケアをする

洗顔に水分が逃げてしまわないように、すぐに保湿することが乾燥肌を回避する一番の方法。でも接触性皮膚炎になった方は化粧品の成分も心配ですよね?敏感肌でも安心して使えるおすすめの2つの保湿ケアをご紹介します!


みんなの肌潤糖

\全身保湿におすすめ!安心素材でたっぷり潤う/

効果有効成分コスパ
砂糖の持つ、浸透力・吸水・保湿力で角質層までうるおいを素早く浸透させて保つ。肌バリア機能の改善が期待できる。北海道のビート糖(てんさい糖)80%
植物オイル20%
保存料や添加物は一切不使用。
公式サイトからなら3ヶ月ごとの購入で3個で7,650円
(1個あたり2,550円)
お試しサイズ120g 1,200円もあり。

●気になる成分
【全成分】ビート糖、ココナッツオイル、ヘーゼルナッツ油、ブドウ種子油、 ヒマワリ油、サフラワー油、ビタミンE、
グレープフルーツ果皮油、 オレンジ果皮油、レモン果皮油、ジャスミン油

Source: 成分

何をやっても肌が改善されなかったという開発者の娘さんの肌がすっかり健康になったというお墨付きの商品。天然成分だけで作られており、安心して肌に付けられる。水でペースト状にして肌に塗って洗い流すだけで角質層がしっとり潤う。画像のような入浴剤・保湿スキンケア・化粧水のセットもある。

みんなの肌潤糖について詳しく知るならコチラ


エトヴォスモイスチャーライジングセラム

\刺激を感じやすい顔の保湿はコレにお任せ!/

Source: @コスメ


効果 有効成分コスパ
セラミドとNMF(天然保湿因子)配合の保湿美容液。不安定に傾きがちな肌をうるおいに満ちたすこやか肌に。敏感肌・乾燥肌・インナードライ・キメの乱れが気になる方に。5種のヒト型セラミドをバランスよく高濃度で配合。保湿・整肌効果としては6つの植物成分に加え、プラセンタエキス、シアバター、ホホバオイルを配合。50㎖入り。単品購入は4,000円
公式サイトからならローションとセラムのセットが定期購入で6,480円とお得に。

乾燥肌と敏感肌で悩む方が陥りやすいのがインナードライ。そんな水分と油分のバランスの崩れてしまったお肌を整えて、肌本来のバリア機能回復のサポートをしてくれる美容液です。ヒト型セラミド配合で化粧水と併せて使用することでさらに効果が高まります。

●気になる成分

水、グリセリン、ラベンダー花水、BG、1,2-ヘキサンジオール、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、ヒアルロン酸Na、PCA-Na、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、プロリン、タウリン、ロイシン、バリン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、アスパラギン酸Na、リシンHCl、ヒスチジンHCl、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、アラントイン、スクワラン、ホホバ種子油、メドウフォーム油、シア脂、アロエベラ葉エキス、クズ根エキス、クロレラエキス、ローマカミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、フユボダイジュ花エキス、ベヘニルアルコール、水酸化K、キサンタンガム、カルボマー、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、ラベンダー油、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

Source: 成分

モイスチャーライジングセラムについて詳しく知るならこちら

食事で健康な肌をサポート

アレルギー体質や肌環境のゆらぎには食生活の乱れも深く関係しています。そんな食事で肌をサポートするポイントは次のようなものです。

・腹八分目にして大食いは避ける

・腸内環境を整える:食物繊維や発酵食品などを摂る

・水分をしっかりと取る(糖分やカフェインのないもの)

・ジャンクフードやファストフード、揚げ物などの油っこいものをは避ける。

・添加物に気を付けながらバランス良く食べる

睡眠も重要

寝ている時間は人間の細胞が再生される大切な時間。つまり皮膚も再生力がアップする時間です(特に夜12時から午前2時)眠ることによって疲労回復につながり、免疫力も向上するためアレルゲンに過剰反応する体質の改善につながります。また、眠るというリラックスする行為はNK細胞も活性化。体や肌が受けたダメージ回復につながるのです。皮膚のかゆみで眠れない場合にはかゆみ止めをうまく使って睡眠の質を上げましょう。

血行を良くする

手足の冷えや発汗機能のおとろえなど、体全体の血行が悪いと新陳代謝が悪くなってしまいます。血行を良くするための手段としては運動がおすすめです。身体をいくら外側から温めても筋肉量が少なければすぐに冷えてしまうからです。運動(できれば有酸素運動)をして適度に筋肉を増やして血流を良くすることが皮膚環境の改善にもつながっていきます。

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はるこ先生
他にも・便秘の改善(腸内環境の改善)・飲酒・喫煙を控える・食品添加物(化学物質)を体に入れない工夫をするなどが挙げられます。

かぶれの原因を突き止め予防しよう

肌の調子がいつもと違う。かぶれが起こるととても不安ですよね?そんな状態は放置せずにまずは原因を突き止めて早めに対処して治療し、症状を繰り返さないように予防に努めることが大切です。気になる肌症状には原因があります。快適な毎日を過ごすためにも肌の健康、見直してみませんか?