泣きすぎの目の腫れを即効で治す方法+病気や眼球の腫れの原因と治し方

泣きすぎの目の腫れを即効で治す方法+病気や眼球の腫れの原因と治し方

目の腫れで困っている人必見!泣きすぎてぽってりとまぶたが腫れてしまった人には、即効でスッキリした目に治す方法を、どうして目が腫れたのかわからない人には、症状から見る原因と、病院へ行く必要があるのかどうかまで説明。悩みを一挙に解決します!

目の腫れで不細工に!原因や治し方は?

なんだか、まぶたが重たいような気がして、鏡をのぞき込むと、まぶたがぽってりと腫れていたという経験、ありませんか?

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はるこ先生
こんにちは。編集長の水野春子です。思い切り泣いて、気分はスッキリしたのに、翌朝の顔はスッキリとは程遠いっていう経験、誰でも一度はあるんじゃないかしら?私は、泣いたわけでもないのに、突然まぶたが腫れる
こともありますよ。そんなときどうしたらいいのか、この記事を読めば、わかっってもらえると思います!
  • 皮膚の変化⇒10代の頃、ニキビまみれだったが今は跡も残らない美肌に
  • 医学書〜雑誌まで読んだ書籍⇒30冊
  • サイト立ち上げまでのネットリサーチ数⇒1,090サイト

鏡の中に目が腫れた自分の顔を見つけると、ガックリとした気分になるものです。原因は何なのか、手っ取り早く治すにはどうすればいいのか……。時間をかけずにスッキリした目に治す方法と、その症状の原因は何なのか、病院へ行くべきなのかどうかについてもお答えしましょう!

目の腫れ1.泣きすぎ

目が腫れてしまう原因の代表ともいえるのが、……。まぶたがぽってりと腫れてしまった顔を見て、周りの人から「なにか悲しいことがあったんだ……」と詮索されないためにも、早くスッキリした顔に戻したいところです。

原因

「泣き腫らした目」、と言われるように、泣くとまぶたが腫れてしまうことは、よく知られています。ところで、泣くと目が腫れる原因は、涙の水分と思っていませんか?実は、泣いた後に目が腫れる原因は涙ではありません。涙を拭おうと、目を押さえたり、こすったりしてしまうことが原因なのです。

まぶたの皮膚はとても薄い皮膚で、中には毛細血管が張り巡らされています。そんなデリケートなまぶたは、ちょっとした刺激でも、ダメージを受けてしまいます。ダメージを受けると、毛細血管から血漿(血液の液体の部分)が染み出て、細胞と細胞の間を満たす組織液となります。通常、組織液はリンパ管や血管に戻りますが、まぶたを押さえたり、こすったりすると、組織液の流れが阻害されて、まぶたに溜まってしまい、目が腫れてしまうのです。

朝、むくみを即効で治す方法

温冷パック

タオルが2枚あればできる、温冷パックを試してみましょう。温タオルには血行を促す効果が、冷タオルには炎症を抑える効果があります。

  1. 温タオルを作る。タオルを水に濡らして絞り、500wの電子レンジで約1分温める。
  2. 冷タオルは、水で濡らして絞れば出来上がり。夏は保冷剤をタオルで巻いたり、氷水を使うとより効果的。
  3. 温タオルを、熱さに注意しながら目の上にのせて約3分、目の周りがじんわりと温かくなるまで待つ。
  4. 冷タオルも同じように目の上にのせて約3分待つ。
  5. 3と4を3回ずつ繰り返す。

電子レンジで温めたタオルを出すときは、熱いので気をつけて!温タオルが冷めてしまったときは、もう一度温めなおしましょう。

スプーン

腫れをひかせるために、まぶたを冷やしながらマッサージしてみましょう。食事用のデザートスプーンを使うと、ちょうど目のサイズに合うので便利です。

  1. スプーンは氷水などでよく冷やす。
  2. スプーンの丸い方をまぶたの上で転がすようにしながら、マッサージする。

マッサージ

リンパの流れを良くするために、セルフマッサージをしてみましょう。目の周りはデリケートですから、力の入りすぎない薬指を使います。

  1. 目尻から目頭に向かって、目の下の部分を軽く押しながら刺激する。
  2. 次に、目頭から目尻に向かい、目の上を軽く押しながら刺激する。
  3. 1と2の動きで目の周りを3周する。
  4. 3週目は目頭から目の上の部分を通って目尻に行き、さらにこめかみまでを軽く押しながら刺激する。
  5. 最後に、耳の後ろから首筋に沿ってなでるようにして、リンパの流れを促す。

疲れ目の時に行うマッサージも、目元をスッキリさせるのに有効です。

  1. 目頭の一番へこんでいる部分を親指と人差し指でつまむようにする。
  2. 痛くない程度の強さで、約5秒間刺激する。

シャワーを浴びる

シャワーを浴びて、全身を温めることで、目の周りだけでなく、全身の血行を良くすることができます。全身を洗い流すことで、気分までスッキリするという、相乗効果もあります!

むくみを防ぐ方法

ここまで、泣きすぎてむくんでしまった時の対処法を見てきましたが、そもそも泣いても目が腫れないように対策しておけば、大丈夫。誰にだって、泣きたくなるときはあるものですが、思い切り泣いても、その後の顔はスッキリ……そんな予防方法を見ていきましょう。

  • 涙はこらえずに、流す

 流れようとしている涙を、目をギュッとつぶって、出ないようにすると、組織液の流れを滞らせてしまうことになります。涙は目にためておかずに流しましょう。

  • 涙は拭かない

 流れるままにした涙は、頬まで流れてきたところでハンカチで押さえるようにしましょう。決して目を押さえたりこすったりしてはいけません。

  • うつぶせに寝ない。枕を高くして寝る。

 うつぶせに寝ると、知らず知らずのうちに、涙が目の中にたまってしまったり、枕で目を押さえたりこすったりしてしまう可能性があります。逆に枕を高くして寝ると、顔の水分は重力で下に降りて行くため、むくみにくくなります。

  • 温冷パックをしたり、お風呂やシャワーで体を温めてから寝る

 目が腫れてしまった時の対処法は、目が腫れる前に行うと、予防効果があります。時間に余裕があれば、温冷パックをしたり、ゆっくり湯船につかって血行を良くするようにしましょう。

目の腫れ2.まぶたの腫れ

まぶたが腫れてしまうのは9つの原因があります。

皮膚のアレルギー

皮膚のアレルギーとは

私たちの体は、外からの様々な刺激から体を守るために、免疫システムが、体内に入った異物を除去しようと働いていますが、これが過剰に働いてしまうのがアレルギー反応です。

症状

皮膚のアレルギーの症状は次の通りです。

痛み -
目やに -
かゆい 〇
頭痛 -
充血 -
片目 -

その他の特徴

目の症状はありませんが、まぶたが赤く腫れて、かゆみがあったり、炎症を起こすことがあります。

原因

アイシャドウ、アイライナー、二重まぶたにするための化粧品などの成分や、アイシャドウチップやブラシ、ビューラーなどの化粧道具が原因になることがあります。また、花粉症等によるアレルギー症状でまぶたが腫れる場合も有ります。

治し方

化粧品によるアレルギーとわかっている場合は、すぐに原因となる化粧品の使用を中止するとともに、皮膚科に行き、薬を処方してもらいます。また、化粧品が原因ではない場合も、まぶたに腫れがあるときに化粧品を使うことは、症状を悪化させることがありますから控えるようにしましょう。症状が軽い場合は、冷やしたり、保湿をすることで症状が治まることがあります。いずれの場合も、症状が治まったからといって、原因となった化粧品の使用を再開するのは止めておきましょう。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とは

アレルギー性結膜炎は、目の表面にアレルギーの原因となるアレルゲンが付着することにより、結膜(まぶたの裏側から眼球の表面の黒目の周囲までを覆っている粘膜)に炎症が起きる、目の病気です。

症状

アレルギー性結膜炎の症状は次の通りです。

痛み -
目やに 〇
かゆい 〇
頭痛 -
充血 〇
片目 △

その他の特長

  • 目の中に異物感がある
  • 涙目になる
  • 普通は両目に症状が出るが、時として片目に強く症状が出ることもある

原因

アレルギーの原因となるのは、スギやヒノキを始めとした花粉ハウスダスト動物の毛などです。また、コンタクトレンズを使っている人は、レンズに付着した汚れが原因となることもあります。

治し方

眼科で点眼薬を処方してもらいます。多くの場合、抗アレルギー点眼薬が処方されますが、症状が重い場合は、ステロイド点眼薬免疫抑制点眼薬が処方されることもあります。花粉症で、毎年同じ時期にアレルギー性結膜炎を発症する人は、花粉が飛散する2週間ほど前から治療を開始しておくと、花粉が飛び始めてからも、症状が軽くて済みます。

ものもらい

ものもらいとは

ものもらいには、まつ毛の生え際にあるマイボーム腺に脂肪がつまっって起きる霰粒腫と、マイボーム腺以外の分泌腺に細菌が感染して起きる麦粒腫があります。「ものもらい」という呼び名は、主に関東地方で使われ、関西地方では「めばちこ」と言われることが多いものです。

症状

霰粒腫の症状は次の通りです

痛み △(細菌に感染すると痛みが出る)
目やに 〇
かゆい ー
頭痛 -
充血 -

片目

 〇

その他の特徴

  • 初期症状は麦粒腫と似ている
  • 白っぽく丸いいしこりができるが、痛みは伴わない

麦粒腫の症状は次の通りです

痛み 〇
目やに 〇
かゆい ー
頭痛 -
充血 〇
片目 〇

その他の特徴

  • まぶたの一部が赤く腫れる
  • まばたきをすると、異物感や痛みを伴う
  • 涙目になる
  • 明るい光に過敏になる

原因

霰粒腫

マイボーム腺に皮脂が詰まり、それにより分泌物も溜まってしまい、まぶたにしこりができる。

麦粒腫

黄色ブドウ球菌の感染が原因となる。黄色ブドウ球菌とは、健康な人ののどや鼻、皮膚、手指、毛髪、腸管など、あらゆるところに存在するもので、感染力は低く、健康状態が良いときには感染する危険はほとんどありませんが、免疫力が低下している場合などに目をこすったりすると、感染することがあります。

治し方

霰粒腫は、しこりが小さい場合は自然治癒することも少なくありません。麦粒腫も小さなものでしたら、市販の抗菌点眼薬を用いることで、治すことができます。しかし、霰粒腫、麦粒腫共に、症状が改善しなかったり、腫れが大きくなってきた場合は、早めに眼科に行きましょう。多くの場合、抗菌点眼薬抗菌眼軟膏を用いて、治療を行います。症状が比較的重いときは、抗菌内服薬を服用することもあります。また、小さな切開を行い、うみを排出させたり、しこりを取り除く外科的手術を行うこともあります。

眼瞼炎

眼瞼炎とは

眼瞼とはまぶたのこと。眼瞼炎はまぶたに起きる炎症のことで、まぶたの縁、まつ毛の根元にできる眼瞼縁炎、目尻にできる眼角眼瞼炎、まぶたの皮膚に起きる眼瞼皮膚炎の3つがあります。

症状

眼瞼炎の症状は次の通りです

痛み -
目やに 〇
かゆい 〇
頭痛 -
充血 ー
片目 〇

眼瞼縁炎

  • まつげの根元が赤くなる
  • まつ毛が抜け落ちる
  • ただれやあかむけ(潰瘍)、かさぶたができる
  • 目の中に異物感がある
  • 光に過敏になる
  • 睡眠中に、分泌物が乾燥しまぶたがくっつく

眼瞼皮膚炎・眼角眼瞼炎

  • まぶたの赤身や炎症
  • 皮膚の角化

原因

眼瞼縁炎は、ブドウ球菌ウイルスの感染が原因となります。眼瞼皮膚炎は、アレルギー反応が原因となります。

治し方

眼瞼縁炎は、目の周りを清潔に保つことが何より大切です。また、眼瞼炎の症状が出たら、眼科に行きましょう。ブドウ球菌やウイルスに感染している場合は、抗菌点眼薬抗菌眼軟膏が処方されます。眼瞼皮膚炎は、アレルギー反応の元となるアレルゲンの特定し、それを避けることが大切です。薬はステロイド軟膏が処方されますが、症状が重い場合は抗ヒスタミン薬を内服する場合もあります。

涙嚢炎

涙嚢炎とは

目をうるおし保護している涙は、まぶたの縁にある涙点から吸い込まれて、涙小管を通り、涙嚢に集められたあと、鼻涙管を通って、鼻腔へと流れていきます。この涙嚢に炎症が起きるのが涙嚢炎です。涙嚢炎には慢性と、慢性涙嚢炎が悪化した急性涙嚢炎があり、急性涙嚢炎になると目頭が腫れるなどの症状が出ます。

症状

急性涙嚢炎の症状は次の通りです

痛み △
目やに 〇(大量に出る)
かゆい ー
頭痛 〇
充血 ー
片目 〇

その他の特徴

  • 涙が大量に出る
  • 急性の場合、痛みが出る
  • 膿のような目やにが、大量に出る
  • 目頭が腫れる
  • 重症化すると頬のあたりまで腫れ、発熱を伴う

原因

多くの場合は、先天性または後天性の鼻涙管閉塞が原因で、涙の通りが悪くなり、涙嚢に涙がたまったところに細菌が感染して起こります。なお先天性鼻涙管閉塞は、生まれつき鼻涙管が細く詰まっているもので、後天性は、鼻炎蓄膿症などの鼻の病気や結膜炎などの目の病気から起きるものです。

治し方

涙嚢炎の症状が出たら、眼科に行きましょう。治療には、まず鼻涙管閉塞を治す必要があります。先天性鼻涙管閉塞の場合は、涙嚢のマッサージを行うことで開通することもありますが、後天性の場合は、詰まっている場所に細い針金を刺して開通させます。しかし、多くの場合再度閉塞してしまうため、根治のためには、涙嚢を摘出したり、涙嚢から鼻腔へバイパスを作る手術を行います。

結膜炎

結膜炎とは

結膜炎には、感染して起きる細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎があり、ウイルス性結膜炎には、はやり目とも呼ばれる流行性角結膜炎、プール熱と呼ばれる咽頭結膜炎、急性出血性結膜炎などがあります。

この中で、まぶたが腫れる症状が出るのは、はやり目です。

症状

はやり目の症状は、次の通りです。

痛み 〇
目やに 〇(大量に出る)
かゆい 〇
頭痛 -
充血 〇
片目 〇

その他の特徴

  • 涙目になる
  • 目の中に異物感がある
  • まぶしさを感じる
  • 白目が腫れることがある
  • 耳の下のリンパ節が腫れることがある
  • 目やににより、視界がぼやけることがある

原因

アデノウィルスに感染することが原因で発症します。空気感染はしませんが、感染力は強く、はやり目にかかっている人が、目を触った手で触ったものを他の人が触り、その手で目を触ると、非常に高い確率で感染するなど、主に手を介して感染します。

治し方

アデノウイルスに直接効く薬は、現在のところありません。栄養補給をしっかりして体を休めて自然に治るのを待ちますが、他のウイルスへの感染を防ぐために、抗菌目薬を点眼したり、角膜が濁る症状が出ている場合は、低濃度のステロイド薬を点眼します。

はやり目にならないよう、またはやり目の二次感染を防ぐようにするためには、手をこまめに洗う、タオルは一人一人別のものを使う、はやり目にかかっている人は、お風呂は最後に入る、などの対策が大切です。

むくみ

むくみとは

むくみとは、血液中の水分が血管の外に漏れて、細胞と細胞の間にある間質液が増え、皮脂の下にたまったものです。

症状

むくみの症状は次の通りです。

痛み -
目やに -
かゆい - 
頭痛 -
充血 -
片目 -

その他の特徴

病気によるむくみの場合、これから説明する「病院の受診が必要なもの」にあるような症状を伴います。

原因

心配ないものから、病院の受診が必要なものまで、いくつかの原因が考えられます。

心配がない一時的なもの

  • 水分や塩分の摂りすぎ
  • お酒の飲みすぎ
  • 運動不足
  • 睡眠不足

病院の受診が必要なもの

  • 甲状腺機能低下症(まぶたのむくみに加え、全身にむくみが見られる)
  • 上大静脈症候群(まぶたのむくみに加え、頭部や腕にむくみが見られる)
  • 急性糸球体腎炎(まぶたのむくみに加え、全身のむくみ、尿量の減少、血尿が見られる)
  • ネフローゼ症候群(まぶたのむくみに加え、全身のむくみ、尿量の減少が見られる)

治し方

まぶたのむくみの他に症状がなく、病気の心配がない場合は、泣きすぎて目が腫れたときと同様、温冷パックマッサージなどにより、血行を促すことが、まぶたのむくみを取る近道です。

まぶたのむくみ以外にも上記のような症状が見られる場合は、重篤な病気の可能性もありますから、すぐに病院を受診しましょう。

クインケ浮腫

クインケ浮腫とは

クインケ浮腫は、ドイツ人の内科医クインケにより、初めて報告されたもので、突然まぶたや唇、消化管などが腫れる疾患です。

症状

数時間の間にまぶた、唇、消化器官などに浮腫があらわれ、3日前後でなくなります。クインケ浮腫には、次のような特徴があります。

痛み -
目やに -
かゆい ー
頭痛 -
充血 -
片目 〇

その他の特徴

  • 赤みを伴わない
  • 押しても指の跡がつかない
  • 局所的にあらわれ、左右非対称

原因

遺伝性のものと後天性のものがあります。遺伝性のものは、免疫系に関わるたんぱく質(C1-INH)の減少や機能異常が原因となっていることがほとんどで、蕁麻疹を伴わず、消化管や器官に発症するケースが多くあります。一方、後天性のものは、薬剤によるもの、アレルギー性のもの、原因が不明のものがあります。ストレスもクインケ浮腫を発症する一因とされているため、ストレスをためないようにすることも大切です。

治し方

アレルギーや薬剤によるものどなど、原因が判明しているものについては、まず原因を除去し、アレルギー性のものは、抗ヒスタミン薬で治療を行い、症状が重い場合はステロイド薬を投与することもあります。遺伝性のものについては、C1-INH補充薬による治療が行われます。

クインケ浮腫は、発症しても痛みやかゆみといった症状がなく、3日ほどで治まってしまうことから、自然治癒に任せてしまう場合も多いものです。しかし、上気道に発症すると、呼吸困難に陥り、命の危険にさらされるケースもありますから、クインケ浮腫が疑われる症状が出た場合は、内科または皮膚科を受診して原因を特定し、治療が必要かどうか確認しておくようにしましょう。

怪我

症状

怪我の症状は次の通りです

痛み 〇
目やに -
かゆい ー
頭痛 -
充血 -
片目 〇

その他の特徴

  • 目が開けづらい
  • ものが二重に見える
  • 視界がかすむ
  • 視界がぼける

 (怪我の場所、種類により異なります)

原因

ぶつける、打撲などの怪我をすると、血管が拡張するとともに、血管の透過性が高くなり、血漿(血液の水分)や組織液が漏れ出てきます。これは、怪我により壊れた組織を修復しようとする体の反応ですが、細胞と細胞の間に血漿や組織液が溜まることにより、腫れの症状が出ます。

治し方

目をぶつけたり、打撲してしまった時の状況により、目の周りに汚れがついている場合は、流水で洗い流し、清潔なタオルでこすらないように優しく拭き取ります。この時、洗い流した水が、もう片方の目に入らないように注意が必要です。次に冷やしますが、眼球を押さえないように気をつけながら、目の周りを冷やすようにしましょう。腫れがある間は、入浴は避け、枕を少し高めにして休むようにしましょう。目が開かないときは、無理に開けようとすると、角膜を傷つけてしまうことがあるため、閉じたままにして、病院を受診しましょう。

腫れが引いても、目の見え方に少しでも違和感がある場合は、必ず眼科を受診するようにしましょう。

目の腫れ3.眼球の腫れ

もしかしたら眼球自体が腫れている可能性もあります。

結膜浮腫

結膜浮腫とは

眼球の裏側から黒目の周囲までを結膜と呼ばれる粘膜が覆っていますが、この結膜は白目の部分にぴったりくっついているわけではありません。白目と結膜の間に水分がたまってしまうのが結膜浮腫です。子どもに多く見られますが、良性ですから、特に心配はいりません。

症状

結膜浮腫の症状は次の通りです

痛み -
目やに -
かゆい △
頭痛 -
充血 △
片目 〇

その他の特徴

  • 白目の部分がブヨブヨとふくれたようになる
  • 白目にシワが寄ったように見える
  • 目の中に異物感がある
  • 症状が進むと黒目の周りの白目が膨れ上がったようになり、まぶたが閉じられないほどになる

原因

目を触ったり、こすったりすることによる刺激が原因です。特に、アレルギー性結膜炎の人が、目をこすってしまうのが一番多いものです。

治し方

数時間たつ頃には、自然に治ることがほとんどです。目を触らない、こすらないように注意して、保冷剤を包んだタオルなどで目を冷やすと、かゆみと腫れが早く治まります。頻繁に起こるようなら、眼科を受診しましょう。結膜浮腫と似た症状の別の疾患ではないかを確認し、結膜浮腫で、アレルギー性結膜炎がある場合は、アレルギーの治療を行うことになります。

結膜嚢胞

結膜嚢胞とは

結膜嚢胞とは、白目の部分にリンパ管が詰まるなどの理由でふくらんだものです。結膜浮腫は白目の部分全体が腫れたようになりますが、結膜嚢胞は一部分に水ぶくれのようにふくらみます。結膜浮腫と同様、良性ですから、特に心配はいりません。

症状

結膜嚢胞の症状は次の通りです

痛み -
目やに -
かゆい ー
頭痛 -
充血 〇
片目 〇

その他の特徴

  • 白目の部分に水ぶくれのようなものができる
  • 目が充血することがある
  • 見た目以外の自覚症状はほとんどない

原因

結膜の中のリンパ管の詰まりや、結膜の表面の組織や細胞が結膜の下に入ってしまうのが原因です。外傷や目の手術などにより、できることが多く、また、ハウスダストなどのアレルギーやコンタクトを使用していることによる目の汚れなどが誘因となることもあります。

治し方

自然に治ることもありますが、外見や目の異物感が気になる場合は、細い針で刺して、中の液体を出す治療を行います。ただし、この場合は嚢胞の袋の部分は残るので、再発することがあります。再発が多い場合には、外科手術で嚢胞ごと摘出します。

眼窩蜂窩織炎

眼窩蜂窩織炎とは

眼窩というのは、眼球がおさまっている骨で囲まれているスペースのことを言い、その部分の脂肪組織に起きる炎症のことを眼窩蜂窩織炎または眼窩蜂巣炎と言います。

症状

眼窩蜂窩織炎の症状は次の通りです

痛み 〇
目やに -
かゆい ー
頭痛 △
充血 〇
片目 〇

その他の特徴

目が赤く充血し、まぶたが痛みと熱を持って赤く腫れます。まぶたを触ると痛みは一層強く、目が飛び出る、目を動かしづらい、モノが二重に見える、などの症状もあります。子どもは重症化しやすいため、注意が必要です。

原因

細菌感染、中でも黄色ブドウ球菌への感染が原因であることが多いとされています。副鼻腔炎や歯の周囲からの感染が拡大することや、外傷や手術によって感染することがあります。

治し方

緊急に入院して治療を行います。原因となる菌がわかったら、その抗菌薬を用います。副鼻腔や歯の周囲からの感染である場合は、専門の医師による治療が必要となります。遅れになると、命の危険にさらされることもありますから、目の異変に気づいたら、すぐに病院を受診しましょう。

目やまぶたの腫れは病院で見てもらおう

目が腫れているとき、病院へ行くべきかどうか、行くなら何科を受診するべきなのか、迷ってしまうかもしれません。

受診は眼科?皮膚科?

大人の場合に限って言えば、ここまでに見た目の症状の中で、結膜浮腫と結膜嚢胞については、症状が軽い場合は、しばらく様子を見ても構いません。また、ものもらいでも、ごく症状が軽い段階であれば、病院に行かなくても市販の抗菌点眼薬で治すことができます。それ以外の症状が見られる場合は、原因を特定して治療し、症状を悪化させないためにも病院を受診することをおすすめします。

何科を受診するのか、判断の決め手は、

  • 症状がまぶたの皮膚部分だけなのか、目にも症状があるのか
  • まぶたや目以外にも症状があるのか

ということです。

目が腫れたとき、何科を受診する?

  • 目が赤く充血していたり、目やにが出るなど目の症状を伴う場合 → 眼科
  • 目に症状はなく、まぶたの皮膚が赤く腫れていたり、かゆみがある場合 → 皮膚科
  • 体の他の部分にもむくみがあるような場合 → 内科

自分では判断がつかない場合は、まず眼科を受診しましょう。他の科の受診が必要な場合は、眼科で紹介されるはずです。

子どもの目の腫れの場合

子どもの目が腫れていることに気づいたら、眼球や全身の様子もよく観察してみましょう。子どもの目が腫れているとき多いのが、細菌やウイルスへの感染が原因となる、ものもらいや、子どもたちの中で流行しやすい、はやり目などのケースです。また、先天性鼻涙管閉塞による涙嚢炎や、花粉症などのアレルギーによる目の腫れも、少なくありません。ただし、同じような症状でも、異なる病気が隠れていることもありますから、必ず眼科を受診して、適切な治療を行うようにしましょう。また、目の腫れ以外に、全身にむくみが見られるような場合には、小児ネフローゼ症候群などの病気であることが考えられますから、小児科の受診をするようにしましょう。

目が腫れたら眼帯はすべき?

ものもらいや結膜炎で目が腫れているとき、眼帯をした方がいいでしょうか?答えはノーです。眼帯をする必要はありません

まず、ものもらいは感染しないことを覚えておきましょう。ですから感染予防のために眼帯をする必要はないのです結膜炎は感染するものですが、目だけではなく、鼻や口を通しても感染するものですから、眼帯をしたからと言って、感染を防げるわけではありません。

では、眼帯をした方が、ものもらいや結膜炎は治りやすいのでしょうか?こちらも答えはノーです。眼帯の中は、湿り気があって温かくなり、細菌が繁殖しやすい条件が揃っていますから、かえって治りにくくなってしまうのです。眼科で眼帯をするように言われるのは、角膜に傷がついたときや、手術後などだけです。

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アッキー
仕事で接客する場合は、眼帯をしないで、ものもらいができた顔のままでは、お客さんに不快感を与えてしまうようで、ちょっと不安じゃないですか?
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はるこ先生
そうね。大人の場合は、そんなときは最小限の時間に限って眼帯をするしかないわね。ただし、眼帯をつけっぱなしにしないように注意が必要よ。

子ども眼帯をすることで、弱視になる危険性がありますから、自己判断で眼帯をさせるのは絶対に避けるようにしましょう。短い期間だけなら大丈夫と思ってはいけません。たった1日眼帯をつけるだけでも、弱視につながってしまうこともあります。

目の腫れは、症状を見て適切に対処しよう

目の腫れの原因は、泣きすぎたことから、深刻な病気が隠れていることまで様々です。原因がはっきりとしないときは、自己診断で対処するだけでなく、病院で診てもらって適切に治療を行うことが、早く治す近道でもありますし、健康を損なわないためにも大切です。また、目の病気は細菌感染が原因となるものも少なくありませんから、普段から手指や、ハンカチ、タオルなどを清潔に保っておくように心がけておきましょう。目は口程に物を言う、ということわざもあるほど、目は印象深いものですから、いつもすっきりとしたキレイな目でいたいものですね!