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絶対やめて!ニキビをエタノール消毒
ニキビを引き起こしてしまうのはアクネ菌という細菌です。ニキビの治療薬はアクネ菌の殺菌と炎症を鎮める効果によってニキビを落ち着かせる効果がありますが、アクネ菌を殺菌するために



- 医学書〜雑誌まで読んだ書籍⇒800冊以上
- サイト立ち上げまでのネットリサーチ数⇒約1,200サイト
- 皮膚の変化⇒10代の頃、ニキビまみれだったが今は跡も残らない美肌に
はるこ先生の言うとおり、常在菌を殺してしまうと皮膚からの有害な菌や物質から守っている効果がなくなるので肌荒れのきっかけになってしまいます。揮発性によって肌の水分を奪い乾燥肌になってしまうことも…。まずは
エタノールを顔や皮膚につけるリスク
目に入ると眼球が炎症する危険がある
先程、はるこ先生が触れていましたが目の周りにエタノールを塗ってしまうことで目にしみてしまいます。エタノールが眼球に入ってしまうと眼球に炎症が引き起こされてしまい眼病の原因となってしまいます。医療機関などで行われている二重の手術などでもエタノール消毒はタブーとされており使われている所は基本的にありません。
眼球は非常にデリケートな部分なので炎症を引き起こしてしまうと、視力の低下などが起きてしまいます。視力は一度失ってしまうと元には戻らないことも多く、ニキビがキレイになったけど目が見えにくくなってしまったということにもなりかねませんね。
肌に良い皮膚常在菌を殺してしまう
アクネ菌を殺菌することでニキビの原因を取り除くことが可能ですが、肌に良いとされている皮膚の常在菌まで殺菌してしまいます。皮膚の常在菌は基本的に皮膚を細菌や有害物質から守っている役割を持っています。誰の皮膚にもいる菌は普段は人間を守り過ごしてしまいます。
では、アクネ菌はどこからくるのかが気になりますよね。実は…アクネ菌も肌の常在菌で肌に必要な菌の1つと言われています。アクネ菌は肌を弱酸性に保つ役割を持っているので病原菌から皮膚を守ることができます。増えすぎてしまうことで問題になる菌のひとつですが、適度にいないと
蒸発する際に肌の水分を奪う
エタノールは非常に蒸発しやすい揮発性という性能を持っています。エタノールで消毒した部分はすぐに乾燥して乾いてしまいます。水は沸騰させることで気体になって消えていきますよね。エタノールはこの温度が常温で引き起こされるので気体となって消えてしまいます。気体になる時には周りの水分を奪っていくので肌の水分を蒸発させて乾燥させてしまいます。

そもそもエタノールとは何か
最も身近なアルコール類の1種
最も身近なアルコールの1種類としてエチルアルコールがあります。これはエタノールと呼ばれるものでアルコール飲料などに含まれているものです。水と自由に混合する性質をもっており、吸湿性があるのでアルコール脱水などに注意が必要になります。
エチルアルコールも揮発性という特性をもっており、特異な味とニオイのある無色の液体です。麻酔性をもっているのでアルコール飲料を飲むと痛みが消える感覚があります。お酒をこぼしても拭き取るだけである程度は乾くのがエチルアルコールの効果ですね。
日本薬局方が定める純度について
日本薬局方が定める純度としては無水エタノールの純度は約99.5%、エタノール(アルコール)の純度は約95.1〜96.9%、消毒用エタノールの純度は約76.9〜81.4%となっています。純度が高いと殺菌力が強いように感じますが、一番強いと言われるエタノールの殺菌力の純度は約76.9〜81.4%なので消毒用エタノールが殺菌に向いているということがわかります。
無水エタノールは水が入っていないので水拭きなどができないものでも拭くことができます。また化粧品の原材料の一部に使われていたりするのも無水エタノールです。無水エタノールはコスパも良く、防腐剤としての役割をもっていますが肌に刺激となることが多いとされています。

消毒用エタノールとオキシドールの違い
消毒用エタノールはアルコールを主成分としたもので、手指や皮膚の消毒、手術部位の皮膚の消毒、医療器具などの消毒に使われているものです。オキシドールの主成分はアルコールではなく過酸化水素水なので傷口の消毒や粘膜の消毒、歯の洗浄といったものに使われています。
エタノールは

化粧品としてのエタノール
<メリット>
エタノールには防腐力を高める役割があるので、品質を維持する効果として含まれていることがあります。肌への毒性が比較的低いほか、手軽に防腐力をあげられるので多くの化粧品などに使われています。アルコールフリーのものは確かに低刺激になりやすいかもしれませんが、エタノールの変わりに防腐剤を使用して刺激が強くなっているものがあるので注意が必要です。
エタノールには肌に清涼感を与えるほか、しゅうれん作用があるので毛穴や肌を引き締めることができます。夏場などに化粧品を使った時にスッキリとした感じを出すエタノールは化粧品のベタつきを抑える役目をもっています。浸透力を感じる、使っていて気持ち良いというのはエタノールが出している効果なのです。
エタノールが持つ揮発性は化粧水が浸透しているような感覚を与えてくれるので多くの人が愛用しているケースも多くあります。

<デメリット>
肌の赤みやかゆみがエタノールによって引き起こされることがあります。これはエタノールが持っている刺激によって肌が敏感に反応してしまうため、刺激から肌を守るための防衛反応のひとつと考えられています。アルコール過敏な人の場合は特に注意しておきましょう。
また、エタノールには抗菌効果があるので常在菌を減らしてしまい皮膚の免疫力が低下してしまいます。敏感肌のきっかけになってしまうこともデメリットの一つです。ニキビ用の化粧品に使われていることがありますが、ニキビが改善しても長期で使用し続けることで敏感肌に傾いてしまうため注意しておきましょう。

結局、ニキビにエタノールはいいの?
ニキビが悪化する恐れがある
エタノールの揮発性には肌の皮脂を落とす作用も含まれています。皮脂を落としすぎてしまうことで皮脂過剰を招いてニキビに繋がってしまうこともあります。また、エタノール自体が刺激となって今あるニキビの炎症を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。エタノールが肌に合わない場合には
選ぶならエタノールフリー化粧水
毒性だけで考えるならばほとんどないものなので、別の危険な成分を使うよりは安全と言われています。肌に合わせてエタノールを含む化粧品などは使うと効果的なこともありますが、基本的には
エタノール系より病院のお薬が効果的

エタノール系頭皮シャンプーにも注意
エタノールは頭皮シャンプーなどにも含まれていることがあります。頭皮シャンプーは清涼感もよく、頭皮にメリットがありますがすすぐ時には顔や背中ニキビの刺激になる可能性があります。すすぎ残しをしてしまうことで、肌荒れを招いてしまうことがあるため注意しましょう。エタノールを含む頭皮シャンプーを使う場合には、洗顔や体を洗うのは頭皮シャンプーを使ってから行うのが良いですね。
ニキビ別おすすめエタノールフリー化粧品
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ニキビと消毒液のQ&A
ニキビに効果のある消毒液はないの?
ニキビに効果のある消毒液としてマキロンが良いというウワサがありますが、マキロンに使われているエタノールも刺激が強いためおすすめできません。基本的には消毒液ではなく、抗菌薬などの軟膏をおすすめします。肌質によってはエタノールでも効果がでますがおすすめできるものはリサーチでは見つかりませんでした。
消毒液で顔パックは危険ですか?
実際に行っている人は多くいますが、効果が実感できる代わりに保湿ケアラインなどはしっかりと行っていることが多いようです。また、乾燥肌や敏感肌の人、アトピーの人が行うことで思わぬ肌トラブルを起こすこともあるのでおすすめできないケースもあります。
ペットの猫ニキビの消毒におすすめは?
犬、猫などの動物全般は人間と違って薬物の代謝が非常に悪いとされています。人間用の消毒液・軟膏を使ってしまうと悪化してしまうどころか命の危険にさらしてしまうこともあります。
動物病院では人間用のお薬を使うケース(目薬や効果の微弱な軟膏)がありますが、安全性が確立しているものだけです。動物病院でもらう消毒用の薬以外は決して使わないようにしましょう。

皮膚科処方に近いテラ・コートリル軟膏やクレアラシルなど用途によって様々なものがあるから、私達も色々リサーチして紹介してきた記事もあるの。参考にしてみてね!
ニキビにはニキビ用のケアを


普段から使っていく化粧品だからこそ、成分には十分に注意して使っていきたいものです。
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