乾燥肌で全身がカサカサかゆい!改善の近道は保湿ケアと入浴法にある

全身乾燥肌でカサカサ!原因と改善法

乾燥肌は顔だけでなく全身に及ぶ場合があります。その原因は顔同様、食生活などの生活習慣から病気までさまざまです。

今回は全身に視野を広げて原因と対処法をお伝えしていきます。

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はるこ先生
全身の乾燥肌は乾燥の範囲が広い為、注意すべき点も多くケアも大変。
病気など場合によってはかゆみや痛みを伴いとても辛いですよね。
今回は私、水野はるこが全身の乾燥肌の原因と対処法をお伝えします。
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  • 調べた成分⇒20個 
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全身まで及ぶ乾燥の原因を正しく理解し、自分に合った対処法でみずみずしい肌へ生まれ変わりましょう。

肌が乾燥する7つの原因

肌が乾燥する原因は多く、場合によってさまざま存在しますが、中でも代表的なものが7つあります。

それらについて詳しく説明していきます。

1.季節による乾燥

日本は四季がはっきりしているせいもあり、季節による乾燥は全身の肌に大きな影響を与えます

の空気の乾燥時期が大きく取り上げられがちですが、にも肌に乾燥の危険があります。では、季節別に肌にどのような影響を及ぼすのか説明していきます。

春の乾燥

春は冬に比べて紫外線量が増える季節です。この紫外線が肌を貫き皮下組織まで影響を及ぼし、乾燥を引き起こす可能性があります。

この紫外線は乾燥を引き起こすだけでなく、肌に黒ずみやシミ・そばかすなどを作り出すメラニンを発生させるため、肌へ多くの悪影響を及ぼします。

紫外線は夏だけと慢心せず、春にも紫外線対策と保湿を徹底するようにしましょう

夏の乾燥

夏は紫外線が本格化する季節。春同様、紫外線対策の為日焼け止めを塗るなど対処を継続するようにしましょう。

そして、夏は春よりも気温が上がり発汗量が多くなります。この時、肌の水分が汗と共に失われてしまいます

これが肌の乾燥を引き起こしてしまいますので、汗の処理水分補給を心掛けましょう。

秋の乾燥

秋は夏の肌ダメージを引きずりがちになります。夏は紫外線や発汗が原因でとても肌にダメージを受けています

このダメージが治りきっていない上、温暖化により夏と同じくらいの気候の時でも秋の装いやメイク、ケアをしてしまうと肌ダメージを促進させてしまいます

秋だからと気を抜かず、日差しが強い時は日焼け止めを塗ったり、発汗が多い時は水分補給するなど場合に応じた対処をするようにしましょう

冬の乾燥

冬の肌において最大の敵は空気の乾燥です。

冬は1年の中で最も湿度が低く、同時に最も空気が乾燥しています。その為、肌の水分が奪われてしまい、乾燥肌が引き起こされてしまいます。

これを解消するには、1に保湿2に保湿と、肌の保湿を徹底するようにしましょう。空気の乾燥を防ぐために、室内であれば加湿器を使用するなどの工夫をすると効果的です。

2.加齢による乾燥

肌の乾燥の原因には加齢も大きく関係しています。肌は年齢を重ねると共に代謝も下がり肌に栄養が行き渡らなくなってしまいます

この結果、肌の水分量だけでなく真皮内のコラーゲンやヒアルロン酸の産生量も減少し、肌の乾燥ごわつき・特に皮膚の薄い目元や口元からが目立つようになります。

極めつけが紫外線ストレスです。振れ幅は激しいですが1年を通して降り注ぐ紫外線は肌の天敵。年齢と共に肌のバリア機能も低下し紫外線の影響を受けやすくなります

そして、社会や家庭でのストレスも積もり積もると肌へダメージを与えてしまいかねません。

年齢と共に人間としての経験値は増しますが、反比例するように肌の機能は低下していきますので、食事や生活習慣・スキンケアなどは欠かさず行うようにしましょう

3.生まれつきの体質による乾燥

肌の性質がひとそれぞれ違うように生まれつき乾燥しやすいという事もあり得ます。

生まれつき皮脂分泌量が少なく、バリア機能が弱い人がそれに当たります。

幼少期から肌が乾燥し粉が吹きやすかったり、代表的なものではアトピー性皮膚炎の人は生活習慣などではなく、ずっと乾燥肌と戦わなくてはならない宿命を背負っているのです。

この先天性の乾燥肌もケア次第では大きく改善する事が出来ます

4.洗いすぎ・こすりすぎ

肌に乾燥を招く原因はもしかしたら洗いすぎによるものかもしれません。洗顔の際、良かれと思って洗い過ぎてしまっては肌に必要な油分も流してしまいます。

この油分の元である皮脂は皮脂膜という肌を覆う油分の膜を形成し、肌を外部の刺激から守るバリア機能を持っています

これが洗いすぎにより流されてしまい、肌の乾燥を引き起こす場合もあります。

丁寧に時間を掛けて洗うとさっぱりして気持ちが良いですが、洗いすぎには気を付けてほどほどに留めておきましょう

正しい洗顔は40℃以下のぬるま湯で1~2分程度で終わらせるようにしましょう。手を肌に触れさせないよう泡で洗うのがポイントです。

この洗顔の時に手でこすってしまってはまた肌に負担をかけて乾燥肌を促進させてしまうので要注意です。

5.肌に合わないスキンケア

スキンケアについても乾燥肌を招く引き金になります。

肌は人それぞれさまざまな特性を持っています。生まれつき乾燥肌になりやすい人がいれば反対に生まれつきオイリー肌の人も存在します。

自分の肌の特徴を知らずに、ながら作業のようにスキンケアを続けていると、乾燥肌などの肌トラブルを引き起こしてしまいます

まずは、自分の肌がどのタイプに属しているのか確認する必要があるでしょう。普段の自分の肌をよく観察してみて下さい。

そして、肌タイプが分かったらトライアルセットなどで試してみるのがいいでしょう。最初から現品を購入してしまうと、肌に合わない物質が入っていたときにアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性もあります。

注意して欲しいのは、何年も同じものを使用している時です。一度肌に合うとずっと使い続けてしまいますが、肌も年を重ねるごとに変化します。

加齢により肌の水分量も低下してきますので、20代の頃は肌に合っていたのに最近は潤いが足りない気がするなどといった悩みが発生してもおかしくありません

化粧品のストックが無くなるタイミングで、一度スキンケアを見直してみて下さい

6.紫外線のダメージ

肌の天敵ともいえる紫外線も乾燥の原因として外せません。紫外線と言えば夏を想像しがちですが、実は1年中紫外線は降り注いでいます

紫外線は肌の内部まで侵入しダメージを与えます。その為、肌は一時的に角質肥厚という状態になり、内部への侵入から肌を守ろうとします。

この状態になると肌の表面が強くなる代わりに肌の内部のバリア機能が低下し、内部に溜まっていた水分が蒸発しやすくなってしまいます。

また、内部まで紫外線が届いてしまうと乾燥はさらに進み、炎症が引き起こされるケースもあります。メラニンの発生で色素沈着を起こす事もありますので、紫外線には十分注意して対策を取って下さい。

7.生活習慣

最後に気を付けなければいけないのが生活習慣です。乾燥肌は日々の積み重ねによっても引き起こされてしまいます。

食事部屋の乾燥入浴など生活に欠かせないさまざまなものの積み重ねで乾燥肌は進行していきますが、特に気を付けたいのが睡眠です。

肌のターンオーバーが活発に行われるのは夜の睡眠時です。人が寝ている間に肌はターンオーバーを行い新しい皮膚へと生まれ変わるのですが、十分な睡眠が取れていなかったり不規則な睡眠になってしまうと肌は正常なターンオーバーが行われません

ターンオーバーが乱れると肌の水分を溜めておく細胞間脂質が角質層に足りなくなり、肌の乾燥を引き起こすのです。

これを防ぐためには、肌のゴールデンタイムである夜22時~2時の間に就寝するようにしましょう

乾燥対策にまずやるべき保湿ケア

肌の乾燥対策としてまず行うべきケアはスキンケア化粧品の見直しです。

乾燥肌を防ぐ、または改善させるには上記に挙げた原因を一つ一つクリアしていかなければいけません。しかし、体質や生活習慣は昨日今日では変える事が出来ません

その為、まずはすぐ出来るスキンケア用品の見直しから行っていきましょう。今回は部門別におすすめの商品をお伝えします。

おすすめ保湿クリーム【顔】

最初は顔用の保湿クリームのおすすめをお伝えします。

1:潤浸保湿フェイスクリーム(キュレル)

\潤浸保湿セラミド機能成分配合/

Source: 公式サイト

潤浸保湿フェイスクリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合98点
  • 初回価格:2,300円(税抜)
  • 内容量:40g
  • メーカー・会社:株式会社花王

潤浸保湿セラミド機能成分ユーカリエキスが肌の内部まで浸透しうるおいを与えます。炎症を抑える消炎剤も同時配合されている為、肌荒れを防ぎ外部刺激から肌を守ります

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2:肌をうるおす保湿クリーム(肌をうるおす保湿スキンケア)

\肌に優しく潤いを与える/

Source: 公式サイト

肌をうるおす保湿クリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合97点
  • 初回価格:1,728 円(税込)
  • 内容量:50g
  • メーカー・会社:松山油脂株式会社

アルコール・香料・着色料・鉱物油・パラベンフリーと敏感肌の方にも優しい成分で作られている保湿クリームです。

コクのある濃厚なクリームが肌に潤いを与え、同時配合されたシア脂が蓄えられた潤いを持続させます。

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3:アベンヌ コールドクリーム(アベンヌ)

\赤ちゃんから使える保湿クリーム/

Source: 公式サイト

アベンヌ コールドクリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合95点
  • 初回価格:1,877 円(税込)
  • 内容量:36g
  • メーカー・会社:株式会社ピエール ファーブル ジャポン

温泉水天然油分成分ミツロウを配合したアベンヌ独自のコールドクリーム成分が高い保湿効果で肌に潤いを閉じ込め、うるおいラップ効果で乾燥から肌を守ります。

生後3ヶ月の赤ちゃんから使えるほど優しい成分で作られているので肌の弱い人でも安心ですね。

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おすすめ保湿クリーム【身体】

次にからだを保湿するおすすめのクリームです。

1:ボラージ クリーム(ちふれ)

\プチプラなのに有能保湿クリーム/

Source: 公式サイト

ボラージ クリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合98点
  • 初回価格:1,000円(税抜)
  • 内容量:80g
  • メーカー・会社:株式会社ちふれ化粧品

プチプラスキンケアでお馴染みのちふれから販売されている保湿クリーム。皮膚保護成分ボラージオイルが配合されているので、濃密なクリームが肌を乾燥から守ります。

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2:ニベアソフト スキンケアクリーム(ニベア)

\ホホバオイル配合のウォーターベースクリーム/

Source: 公式サイト

ニベアソフト スキンケアクリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合96点
  • 初回価格:400円(税抜)
  • 内容量:50g
  • メーカー・会社:株式会社花王

植物性天然保湿成分ホホバオイル配合で角質層に保湿成分を浸透させ、肌にうるおいを与えます。べたつきも少なく乳液のようなさらっとした使い心地でストレスなく使えます。

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3:モイスチャライジング クリーム(セタフィル)

\顔にも使える保湿クリーム/

Source: 公式サイト

モイスチャライジング クリーム

  • 編集部評価:★★★★★ 総合95点
  • 初回価格:1,706円(税込)
  • 内容量:85g
  • メーカー・会社:ザ・プロアクティブカンパニー株式会社

ニキビケアでもお馴染みのプロアクティブから販売されている保湿クリーム。水分と油分をバランス補給し、肌を健やかに整える効果があります。

ボディのみならず顔にも使用できるのは嬉しいですね。

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全身ケアにおすすめ保湿ローション

クリームが苦手、もしくはプラスアルファのケアとして全身ケアにおすすめのローションをお伝えします。

1:エクストラケア 高保湿 ローション(ジョンソンボディケア)

\保湿成分が全身に浸透/

Source: 公式サイト

エクストラケア 高保湿 ローション

  • 編集部評価:★★★★★ 総合98点
  • 初回価格:646円(税込)
  • 内容量:200g
  • メーカー・会社:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

美容保湿オイルスクワラン配合で乾燥した肌にうるおいを与え、肌に優しいベビーオイルを同時配合することでうるおいをしっかり閉じ込めます。

使う度にしっとりする肌に生まれ変わります。

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2:オリゴマリン ローション S(ノブ)

\海水から抽出した保湿成分を配合/

Source: 公式サイト

オリゴマリン ローション S

  • 編集部評価:★★★★★ 総合96点
  • 初回価格:2,160円(税込)
  • 内容量:190ml
  • メーカー・会社:常盤薬品工業株式会社

濃縮海水:保湿成分オルゴマリンヒアルロン酸配合で全身にうるおいを与え、しっとりとしたみずみずしい肌へ導きます。

有効成分グリチルリチン酸2Kも配合されているので肌荒れも防ぐ事が出来るので荒れがちな人におすすめです。

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3:モイスチャー リッチローション(とてもしっとり)(アルージェ)

\有効成分をダブル配合/

Source: 公式サイト

モイスチャー リッチローション(とてもしっとり)

  • 編集部評価:★★★★★ 総合95点
  • 初回価格:2,500円(税抜)
  • 内容量:120ml
  • メーカー・会社:全薬工業株式会社

グリチルリチン酸2Kε-アミノカプロン酸と肌荒れを抑える有効成分をダブル配合。

角質の保湿因子に着目した成分を複数配合する事で肌の内部に潤いを閉じ込めることが出来ます。肌に刺激のある物質は全て不使用なので敏感な肌でも優しく保湿してくれるのが嬉しいですよね。

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乾燥・かゆみ・粉ふき改善入浴法

乾燥が一番如実に出るのは入浴後。お湯から上がった後の肌は乾燥しやすく皮脂膜も薄くなっています。

同時にかゆみや粉吹きもこの入浴後に多く発生します。ここでは、その改善策をお伝えしていきます。

脱衣所と浴室は温めておく

肌の乾燥は温度差によっても引き起こされます。

肌の皮下温度が28度を下回ってしまうと皮膚からの水分の蒸発が激しくなるため、乾燥を招きやすい事が最近の研究結果から判明しています。冬場に乾燥しやすいのはこの肌の性質によるものも大きいようです。

これを防ぐには、脱衣所と浴室をあらかじめ温めておくことがおすすめ。入浴時は最も体温が低下します。この体の冷えを防ぐ為に、脱衣所と浴室を室温程度に温めておき、皮下温度を保つように心掛けましょう。

熱すぎるお湯・ぬるすぎるお湯はNG

熱すぎるお湯は肌の油分を奪ってしまうので使用は控えた方が良いでしょう。

料理などで使う調理油も肌を守る皮脂も、油分は温めると粘性が弱まる特性があります。その為、油汚れを落とす際にお湯を使用するのは効果的なのですが、熱いお湯で手を洗ったり入浴したりすると皮脂がごっそり流れ落ちてしまう事になります

汚れを落とすときには効果的ですが、皮脂の落とし過ぎを考えると熱すぎるお湯の使用は控えるようにしましょう。

洗顔や手を洗う時などは人肌程度、お風呂のお湯は40℃を目安にして使用しましょう。

一番風呂は避けたほうが良い

水には不純物の濃度が低い方から高い方へ移動する特性があります。

一番風呂はまだ誰もお湯に入っていない為、不純物の濃度が低い状態です。この時、人の体の方が不純度が高い事になりますので、体内に不純度の低い水分を取り込んでしまうことになります。

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アッキー
はるこ先生、水分を体内に取り込むので肌にはいいのでは?
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はるこ先生
良い質問ねアッキー。
実はこの時、水分が肌に取り込まれるのと同時に皮脂がお風呂に溶けだしてしまっているの。
肌に水分が吸収されても、それをカバーする皮脂がなくなってしまうから結果肌が乾燥してしまうのよ。

 一見、肌に水分を取り込んで潤うように思えますが、水分を閉じ込めておく皮脂がお風呂の水に溶けだしてしまい、守るものがなくなった肌は乾燥を引き起こしてしまうのですね。

入浴剤にこだわる

お湯のみだと不純度が低いので、乾燥を防ぐために入浴剤を入れるのは効果的な方法です。

しかし、何事もやりすぎは禁物。入浴剤にこだわり過ぎてしまうあまり反対に肌に悪影響を引き起こしてしまう場合もあります。

昨今ではさまざまな入浴剤が販売されていますが、注意すべき入浴剤が存在します。それは、合成界面活性剤が入っている入浴剤です。

入浴剤は界面活性剤が入っていた方が肌触りが良く人気ですが、この成分には肌のバリア機能を乱してしまう作用があります

お湯に入るだけでも皮脂が落ちてしまうのにこの成分も加わってしまっては、肌のバリア機能はほぼ無きものとなってしまう恐れが……

入浴剤を使用する場合は、合成界面活性剤が成分表にないか確認した上で使用するようにしましょう

また、香料や着色料が入っているものは肌荒れの原因になる場合がありますので、無香料・無着色のものを選ぶと良いでしょう。

セラミドやコラーゲンなどの保湿成分はもちろん、天然成分配合など刺激性の低いものをチョイスすると肌にも良くストレスなく使用できるでしょう。

例として、おすすめの入浴剤を紹介します。

保湿入浴液 ウルモア・ウルモア

\コスパ◎乾燥肌用入浴剤/

Source: 公式サイト

保湿入浴液 ウルモア・ウルモア

  • 編集部評価:★★★★★ 総合97点
  • 初回価格:754円(税抜)
  • 内容量:600ml
  • メーカー・会社:アース製薬株式会社

アミノ酸、セラミド、コラーゲンなど肌に効果的な保湿成分がぎゅっと詰め込まれた液体状入浴剤。赤ちゃんから高齢者まで使用できる優しい成分なので、敏感肌の方でも安心して使用できます。

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クレンジングは温まってから

メイクを落とす際のクレンジングにも注意が必要です。クレンジングを行う際は体を温めてから行うようにしましょう

これは、肌の皮脂の特性を効率的に利用する為です。皮脂は油分ですので冷えると固くなり、温めると柔らかくなる性質があります。

そして、肌も冷えていると毛穴が引き締まり、クレンジングをしても肌の表面の汚れだけを処理し、毛穴の中まで落としきれない事態が発生してしまいます。

この時、毛穴の汚れをそのままにしてしまうだけでなく、肌の表面を覆っていた皮脂膜もごっそり落としてしまい、汚れは残っているのに肌のバリア機能は失われている状態になっているのです。

これを防ぐ為に、クレンジングの前にまず体を温めて肌と皮脂を柔らかくするようにしましょう

洗顔はお風呂の最後に

入浴の際の洗顔はプロセスの最終工程に置くようにしましょう。これは今までお伝えしてきた保湿までの時間によるものです。

洗顔で皮脂が落とされた状態が一番乾燥を招きます。洗顔後、肌はどんどん乾燥しそのままにしてしまうと皮脂の過剰分泌まで引き起こしてしまいます。

その為、汚れと皮脂を落とす洗顔は体も頭も洗い終え湯船で体を温めた後、お風呂を出る最後に行い、浴室を出てすぐ保湿できるようにしましょう

肌の保湿の為に、次のような入浴順をおすすめします。

  1. 浴室に入り頭を洗う
  2. 体を洗う(体を最初に洗ってしまうと背中に付着したコンディショナー成分によって肌荒れを招いてしまう)
  3. 湯船で体を温める(10~15分程度)湯船から上がり洗顔
  4. 浴室内で柔らかいタオルを用い水分を拭き取る(肌の乾燥を防ぐため湿度の高い浴室内で行う)
  5. 浴室を出て保湿ケアを行う

脱衣所の配置換えを考えるのも楽しくなるので、ぜひ試してみて下さい。

乾燥肌改善におすすめの食べ物

乾燥肌を改善させる為には食事の改善が必要です。肌を作る食べ物を効率的に摂取する事は、肌を健やかに変化させる近道

乾燥肌を改善させる効果的な食べ物とその成分についてお伝えします。

1:セラミド

セラミドは肌の角質層の中で生成され、肌の水分を蓄えバリア機能を保つ役割を担っています。このセラミドを含む食品を摂取する事で、腸で吸収され肌の角質層に行き渡るという事です。

このセラミドを多く含む食品は次のようなものが代表的です。

  • 小麦
  • 豆類
  • ひじき

一般的に黒色をした食品に多く含まれている傾向が見受けられます。1日に必要なセラミドの量は600μg(白米ご飯25杯分)と言われています。

2:ビタミンA/βカロチン

ビタミンAは肌のバリア機能を高める効果があります。

βカロチンという物質は食物が持つ色素を差し、緑黄色野菜などに多く含まれます。この色素はビタミンAに変換されるため、ビタミンAとβカロチンはよく一緒に説明されることが多いのです。

βカロチンはニンジンやかぼちゃ、ほうれんそうなどによく含まれる為、ビタミンAの効果を求めたい時は積極的に摂取すると良いでしょう。

ビタミンAを含む食材は次のようなものが挙げられます。

  • あんこうの肝
  • 鶏レバー
  • うなぎのかば焼き

なかなか摂取が難しいものばかりですので、βカロチンを含む食材から摂取を心がけるのがよいでしょう。

3:ビタミンC

ビタミンCには肌の保湿成分であるコラーゲンの生成を促す働きがあります。その為、ビタミンCを積極的に摂取する事で肌のうるおいを増幅させることが出来ます。

ビタミンCを含む食べ物は次のようなものです。

  • レモン
  • いちご
  • キウイ

タンパク質鉄分を同時に摂取する事でコラーゲンの生成をより効率的に促す事ができるので、食べ合わせにも気を使って献立を組み立てましょう。

4:ビタミンE

ビタミンEは高い抗酸化作用があります。アンチエイジング肌荒れ防止に効果的な成分です。

この成分を含む食材は次のようなものが挙げられます。

  • 魚類
  • 卵黄
  • 大根
  • かぼちゃ
  • ナッツ類

多くの食材に取り込まれていますので、毎日の献立の中に効率よく組み込む事が出来るでしょう

5:タンパク質

タンパク質は肌の保湿に携わるコラーゲンの元となる栄養素です。タンパク質がないとコラーゲンを作り出す事が出来ません。その為、肌のうるおいを保つにはタンパク質は必要不可欠なのです。

世のヘルシー志向に惑わされ、タンパク質を摂取していないと一向に肌の状態は改善されません。

良好なタンパク質を含む食材は次のようなものが挙げられます。

  • 豆腐
  • 納豆
  • チーズ
  • ヨーグルト

野菜も必要な栄養素を沢山含んでいるので肌には必要ですが、そればかりでなく効果的な肉類・豆類の摂取も心掛けましょう。

肌が乾燥する8つの病気について

肌が乾燥する原因として、先天性の病気や体質によるものも多くあります。その病気・体質の内容について詳しく説明します。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、もともとアレルギーを引き起こしやすい体質の人皮膚のバリア機能が生まれつき弱い人に多く見られる皮膚の炎症の事です。

湿疹やかゆみが主な症状で、良くなったり悪くなったりを繰り返す厄介な特性があります。また、慢性化しなかなか治らない為、子供だけでなく成人になっても引きずっている人が多くいます。

主な原因は元より、刺激に弱い体質の人に乾燥が合わさっておこるものが殆どのようです。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮脂欠乏性皮膚炎はその名の通り、肌のバリア機能が低下し皮脂や汗の分泌量が減少し肌が乾燥する状態(乾皮症)に何らかの刺激が加わり炎症を起こした状態の事です。

乾皮症を患っている時点で皮脂が欠乏しているので、十分な皮脂膜が生成されなくなり、ほんの少しの刺激でさえ炎症を引き起こしてしまいます

痒みや粉吹きなどが深刻なようでしたら、一度皮膚科を受診する事をおすすめします。

原因はやはり乾燥。もともと皮脂の分泌量が低い人がよくかかりやすいですが、ストレスや食生活などで皮脂の分泌が減った人にもおこる可能性があります

手湿疹

手湿疹は手の乾燥が引き起こす炎症のことです。手にももちろん皮脂膜が存在するのですが、この皮脂が少なくなり乾燥し外的刺激が加わる事で湿疹が引き起こされてしまいます。

手の皮膚は顔などよりも厚い20~30の角質層で出来ている為、外的刺激にはとても強く作られているのですが、毛穴の数が少なく乾燥しやすい部位でもあるのです。

保湿をこまめに行わないと簡単に乾燥を引き起こしてしまい、一度乾燥するとなかなか回復しません。これにより、刺激を受けやすくなってしまい、かぶれや湿疹を引き起こす事になります。

手湿疹になる原因は、もともと皮脂分泌量が低い人、また洗剤をよく使用する職業の人、主婦に多く見られます。

蕁麻疹

蕁麻疹は皮膚の一部が膨れ上がり赤くなり痒みを伴う湿疹のことです。2時間程度で消えることが多いようです。

この蕁麻疹を引き起こす原因は乾燥だけでなく、アレルギーやストレス、疲労も蕁麻疹を引き起こしてしまいます。この原因を探るのに苦労しますが、ストレスや疲労などあいまいなものよりまず乾燥を疑ってみましょう。

乾燥による蕁麻疹は特に温熱蕁麻疹を発症しがちです。これは、乾燥により外的刺激に弱くなった肌が温度差に耐えきれなくなり蕁麻疹を引き起こすものです。

体や部屋をよく暖めるなどの対処をしましょう。

甲状腺機能異常

甲状腺は喉ぼとけの下にある器官で、甲状腺ホルモンを作り血液中に分泌する役割を担っています。

この甲状腺ホルモンは体の発達や新陳代謝を盛んにするホルモンですが、このホルモンが正常に分泌されないと肌の新陳代謝も滞ってしまいます

このホルモンを司っている甲状腺機能の異常には甲状腺機能亢進症甲状腺機能低下症の2つがあります。

ホルモンが過剰に生成される亢進症ではホルモンの活動が異常に活発化してしまい、生成が不足する低下症ではホルモンが足りず正常な働きが出来なくなります。

これらの病気は原因がはっきりしていないのが特徴ですが、自己免疫異常と言われていますので、抗酸化作用のある食べ物を積極的に食べる、血行をよくする、適度な運動を心がけるなど規則正しい生活をするようにしましょう。

乾癬

乾癬(かんせん)は慢性の皮膚疾患赤い湿疹の上に白い粉が吹きそこから皮膚がボロボロと剥がれ落ちる病気です。皮膚の新陳代謝が早すぎる疾患です。

日本では1,000人に1人の確率で発症していて、原因はまだ解明されていませんが他の人に感染する疾患ではありません。

完治は難しいようですが、生活習慣によって改善する事が出来ます。かかりつけの皮膚科を見つけ、長く付き合っていく必要があるでしょう。

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群とは、中年女性によく発症する涙腺と唾液腺を中心とした自己免疫疾患で、現在難病指定に分類されています。

全身性の臓器病変を伴い、関節リウマチや強皮症・皮膚筋炎を引き起こし、肌のみでなく眼球や膣内など全身のいたるところが乾燥します

原因は解明されておらず、医師による治療によって症状を和らげることは出来るようです。

皮膚掻痒症

皮膚掻痒症は、皮膚に赤みや湿疹などの目に見える症状がないにも関わらず痒みの出る病気です。

原因の多くは環境の変化や皮膚の乾燥ですが、痛風・糖尿病・悪性リンパ腫などの病気が原因で引き起こされる場合もあります。

いつもの事だからと気にせずにいたら大病だったという事もあり得ますので、気になったら医療機関を受診するようにしましょう

全身の乾燥肌さんは衣服も気を遣って

全身の乾燥肌は顔のケアよりも深刻な場合が多くあります。

最後に説明した病気が原因になっていた場合など、どこか気になったら医療機関を利用するように徹底しましょう

食生活を始めとした生活習慣スキンケアなど、これらの情報を有効的に利用し健康な肌を目指してください。食事や入浴は特に、少しの努力で大きな成果が得られるでしょう。