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お肌にプツプツが!これって何?

こんにちは、編集長の水野春子です。
肌にできるプツプツは一体なんなのか、と悩んだことはありますか?ニキビのようだけれど、実は別の症状であるということもよくあります。

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プツプツをはじめ、ブツブツやザラザラ、鳥肌といった肌トラブル。トラブルの種類によって違うケアの方法をこの記事では解説していきます。肌の状態別でケアの方法で悩んでいる人にぜひ読んでほしい記事です。
顔の小さいブツブツの原因No1はニキビ

顔によくできるブツブツは、基本的にニキビだと考えてよいでしょう。このニキビはできた色によってそれぞれ状態も変わってきます。

まずは一番多いトラブルをしっかりと知っていきましょうね!
肌色の細かいブツブツ→白ニキビ
肌色や白のブツブツは白ニキビです。
実際には肌色に近い色合いですが、真っ白なの白ニキビというのはほとんどないのです。白ニキビに詰まっている皮脂は透明な場合が多いため、その多くが肌色であり、白ニキビとは言いつつもその通りの色合いではないことも良くあります。
また、そんな白ニキビと同じく初期のニキビである黒ニキビというのもあります。毛穴を詰まらせている際に、白ニキビとは違い皮脂が漏れ出して酸化してしまったことで、詰まっている部分が真っ黒になっているのが黒ニキビです。
白ニキビと黒ニキビといった、毛穴を詰まらせて中に皮脂を閉じ込めている状態が初期のニキビであり、綺麗に治すことができるニキビでもあります。
赤いブツブツ→赤ニキビ
白ニキビが赤いブツブツになると、炎症を引き起こして赤ニキビになります。
ニキビの炎症は、ニキビの内部に閉じ込められた皮脂をアクネ菌などのニキビの原因菌が餌にして増殖していることで引き起こされます。赤ニキビになった場合の炎症というのは、肌だけではなく肌の下の角質層にもダメージを与えてしまいます。
そのため、あまりにもひどいダメージを受け続けるとニキビ跡を残すことにも繋がるのです。
白いブツブツ→黄ニキビ
赤ニキビの炎症がある程度落ち着くと、ニキビは白いブツブツの状態に変化していきます。この白いブツブツが黄ニキビです。
白ニキビの場合もありますが、赤いニキビがあったところに白いブツブツというのは黄ニキビである可能性がとても高いのです。炎症がある程度収まりつつあるとはいえ、未だ炎症が続いているという場合もあります。そのため、この黄ニキビは高確率で跡が残ってしまいます。
顔のブツブツニキビの治し方

ニキビを治すためには、ニキビの状態に合わせたケア、そしてニキビ自体を予防するための対策が必要になります。予防やケア方法について解説していきます。
顔のニキビは白ニキビ対策が重要
予防するためには、白ニキビに対する対策をすることがとても重要です。
白ニキビというのは初期状態のニキビでもあります。そのため、全てのニキビ原点ともいえる白ニキビを対策することが悪化を始め、ニキビ跡などのトラブルを招かないようにするために重要になってくるのです。
白ニキビの治し方1.洗顔
白ニキビを治すための方法としてまず挙げられるのが洗顔です。肌にどのような効果があるのかについて解説していきます。
毛穴汚れを優しくオフ
洗顔で毛穴を詰まらせる汚れや余計な皮脂を綺麗に洗い落とすことで、白ニキビの増加や悪化を防ぐことに繋がります。
泡をしっかりと泡立てて、力を籠めずに優しく顔を洗いましょう。ゴシゴシと力強く洗顔すると、肌にダメージを与えてしまう上に必要な皮脂なども落とすことになっていまいます。
毛穴の汚れや余計な皮脂を落として肌を清潔にしつつも、肌にダメージを与えないためにも優しく泡で洗う様な洗顔を心がけましょう。
洗顔料の選び方
顔を洗って綺麗にするための物ですから、洗浄力も高い洗顔料を選んでしまいがちです。しかし実は洗浄力はほどほどのものを選ぶのが良いのです。
洗浄力が強いものは汚れや皮脂は確かに落としてくれますが、あまりにも強い洗浄力は肌に必要な皮脂なども洗い流してしまうのです。
泡立ちや保湿成分が配合されているなど、他にも気にするべき点は多くありますが、特筆すべきなのは洗浄力が強すぎないものであるということです。
どろあわわ
\2種類の泥がつるんと汚れを洗い落とす/

Source: 公式サイト
- 編集部評価:★★★★★ 総合95.2点
- 価格:定期初回半額1,490円(税別)
- 内容量:110g
- メーカー:健康コーポレーション
もっちりとした泡を作りやすく、強く擦らずに吸着洗顔で毛穴の汚れを綺麗に落とすことができるのが、このどろあわわの特徴です。2種類の泥を配合していることで、泡にはミネラルや保湿成分が多く含まれています。
そのため、洗うことで肌にミネラルや保湿成分をしっかりと与えることができ、肌をしっとりと洗い上げることができます。
洗顔方法
洗顔を行う際には正しい方法で行う必要があります。
- 洗顔前に、まず手を綺麗に洗って雑菌や汚れを落とす
- ぬるま湯のみで顔を洗って毛穴を開きやすくする
- 洗顔料を泡立てネットでしっかりと泡立てる
- 泡立てた洗顔料を顔に乗せて、泡を移動させるようにして優しく洗う
- ぬるま湯でしっかりと洗い流す(10回程度が目安)
- 清潔なタオルで水気を拭きとる
洗顔料の種類などによっては泡立てる必要などはありませんが、基本的な流れは同じです。正しい洗顔で、肌を綺麗に保っていきましょう。
白ニキビの治し方2.保湿
洗顔だけでは決して治りません。むしろ、洗顔を終えた後の肌を放置することで肌が乾燥し、悪化することもあるのです。洗顔後はしっかりと保湿を行うことが大切になってきます。
保湿でターンオーバーを整える
肌が乾燥してしまうと、皮脂が余計に分泌されてしまうことはもちろん、肌を生まれ変わらせるためのターンオーバーが不規則に行われるようになってしまいます。
肌のターンオーバーがきちんと行われることによって、古い角質などの毛穴の詰まりを引き起こすものをきちんと落とすことができるのです。
そのため、白ニキビも古い角質と共に毛穴の詰まりを解消することができます。肌を健康に、そして綺麗に保つためにも保湿ケアを行って、ターンオーバーを整えていくようにしましょう。
保湿化粧品の選び方
大切なのは、成分を見極めることです。肌の刺激になるアルコールやエタノールなどの成分が配合されていないかはもちろんですが、有効成分がきちんと配合されているかも重要です。
特におすすめの保湿成分はヒト型セラミドです。ヒアルロン酸やプラセンタも確かに効果的ではありますが、ヒト型セラミドはその組成が人体のものとほとんど変わらないため、より効果的に保湿はもちろん、角質層に働きかけてくれる成分でもあります。
ラミューテアドバンス保護美容液
\守りながら肌を育む美容液/

Source: 公サイト
- 編集部評価:★★★★★総合95.4点
- 価格:定期初回60%OFF 6,800円(税別)
- 内容量:洗顔フォーム120g、エンリッチ化粧水100ml、アドバンス保護美容液30g
- メーカー:ラ・ミューテスタイル
ラミューテの製品にはダマスクローズウォーターが配合されているため、ホルモンバランスを整える他、皮脂分泌抑制や毛穴の引き締めにも効果的です。
その中でもアドバンス保護美容液はヒト型ナノセラミドやプラセンタなど、様々な有効保湿成分が肌のバリア機能をサポートしていくことができます。守りながらも、自ら潤いやハリを作り出せる肌へと育てていくことができる美容液です。
保湿ケアのポイント
洗顔を終えた後に速やかに行うことです。洗顔を終えた後の肌というのは、付着した水分が蒸発するのにつられて、肌の内部の水分も蒸発してしまいがちです。そんな肌の乾燥を防ぐためにも素早い保湿ケアが必要なのです。
保湿ケアを行う時には、化粧水や乳液を手のひらで温めながら使うとより浸透してくれます。適量を数回に分けて、温めながら使ってしっかりと浸透させることで、もっちりとした肌に仕上がってくれるでしょう。
逆に浸透させようと肌を強く叩いたりすることは、ダメージを与えることにも繋がります。叩かずにそっと優しく押さえるように浸透させましょう。
白ニキビの治し方3.注意ポイント
この注意ポイントは特にダメージや負担になりやすいものです。このポイントを守りながらケアをしていきましょう。
できるだけ潰さない
ニキビを治すときに重要なのが、できるだけ潰さないことです。しっかりと手順を踏んで、皮脂や膿を出すために道具を使用して潰すならばともかく、指などで無理に潰してしまうと、肌にダメージを与える他、ニキビ跡の原因にもなりやすいのです。
ニキビができても、基本的には潰さず触らないようにして、やさしくケアをしてあげましょう。ただ、できたニキビを早く治したいという場合は正しく潰すことで、治りを早めることができますので、場合によってケアを使い分けてみましょう。
無理やりケアをしない
どうしても早く治してしまいたいという気持ちが先行してしまい、いろんなケアを試してみてしまうことも多くあります。中でも肌のターンオーバーを促進するピーリングなどは確かに効果的でもありますが、肌に対しても大きな刺激に繋がります。
あまりにもやり過ぎることで刺激に弱くなることや、乾燥が引き起こされて逆にトラブルが悪化してしまう、ということも多くありますので、ケアは無理矢理行うことはおすすめできません。毎日のケアと共に生活習慣などを改善しながら、ニキビを治していきましょう。
炎症ニキビの治し方
炎症させることなく治すことが一番ですが、どうしても炎症してしまうことも多くあるのです。そんな時にはどのようにケアをすればいいのか、しっかりと把握しましょう。
炎症したニキビのケア
まずはその炎症を治めていくことが大切です。炎症が続く限り、肌はもちろん角質層にもダメージが続いてしまいます。そのため、あまりにもダメージが蓄積すると角質層が破壊されて、クレーターニキビ跡の原因となってしまうのです。
そんな炎症を抑えるためにも、ニキビ薬を使うのも一つの手です。長期的な使用には向いてはいないものの、抗菌作用成分やステロイドが配合されているため高い効果を発揮してくれるテラコートリルや、原因菌などへ高い殺菌効果が見込めるペアアクネクリームなどがおすすめの薬です。
しかし、抗菌作用や殺菌作用などは皮脂が詰まっているだけの白ニキビには効果は見込めませんし、逆に白ニキビを増やすこともありますので使用は控えましょう。
ニキビの炎症を防ぐ方法
ニキビの炎症を防ぐためには、ニキビに余計な雑菌や汚れを付けないようにすることが一番です。ニキビができたからと言って気になって触る、メイクなどで隠そうとする、髪の毛などがかかる髪型にしているなどは悪化する原因になりやすいものです。
ニキビができたら、余計な刺激を与えることや汚れ、雑菌を付着させることを避けて、なるべく清潔に保ちながらケアをして改善していきましょう。
プツプツ白ニキビの疑問を解決

白ニキビができても、色々と疑問がある症状が出てくる場合もありますよね。そんな疑問を解決するために、Q&A方式で解説していきます。
白ニキビが痒い!どうして?
乾燥してバリア機能が低下しているからです。エアコンや紫外線などの外部刺激を受けることで、角質層の奥まで刺激が通ってしまいかゆみを感じてしまうのです。
白ニキビが大量にできる原因は?
ストレスや、食生活、睡眠不足が極限にまで達した時です。特に頬はストレスの影響を受けやすいといわれています。
白ニキビの即効の治し方は?
ニキビを潰す方法です。
肌を清潔にしたのち、針で軽く傷をつけてコメドプレッシャーで皮脂を押し出すことで、炎症させることなく素早く治すことができます。
しかし、肌に負担をかけてしまう方法でもあるので、行う場合は肌の状態や健康状態もきちんと理解したうえで正しいやり方で行いましょう。
白ニキビは皮膚科で治る?
皮膚疾患の一つなので治してもらうことは可能です。薬を処方してもらったり、潰す処置を行ったりしてもらえます。
ケアしても顔のブツブツが治らない…
実は別の肌トラブルである可能性があります。ニキビケアを行ってもまったく改善しない場合は疑ってみましょう。
ニキビじゃない顔のブツブツ

顔のブツブツというのはニキビ以外にも存在しています。ではどのような症状のものがあるのでしょうか。
毛穴のブツブツ
顔のブツブツというのは、毛穴が開いたことによるものというのもあります。肌のターンオーバーが不規則化して肌の状態が悪化して毛穴を開かせることで、ブツブツを作ってしまうのです。
そのほかにも、毛穴パックなどを多用することで毛穴を開きっぱなしにしてしまったことでもブツブツになってしまうこともあります。
かゆみを伴うブツブツ
ブツブツの中でも、かゆみを伴うものは以下の様な種類があります。
乾燥
基本的に多いのが、肌の乾燥によるかゆみであるということです。
乾燥による肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激でも痒みや痛みを感じてしまいます。そのため、ブツブツができた際に肌が乾燥していると、特に弱っているブツブツの部分が酷くかゆみを感じてしまうのです。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎というのはマラセチアという真菌が原因で起こる症状です。成人の場合は皮脂の多い頭や鼻周りと言った部分を好みますので、皮脂が多い環境において異常繁殖を起こすことで炎症なども引き起こしてかゆみなども感じてしまうのです。
皮脂の過剰分泌をしやすいのが男性ホルモンということもあって、男性に多い症状ですが、もちろん女性にも起こる症状です。
接触性皮膚炎
肌に何かしらの外部刺激が接触した際に、接触した部分に紅斑や丘疹、水疱などが起こる症状のことを言います。
この接触性皮膚炎は、原因物質に触れることで刺激や毒性によって引き起こされる刺激性のものと、アレルゲンである物質に何度も触れることで引き起こされるアレルギー性のものの2種類に分けられます。
そのため、人によって刺激になりえるものも様々です。もしも何かに触ってかゆみを感じた場合は接触性皮膚炎などを疑ってみると良いでしょう。
ダニ
ダニに刺されてしまうと、ひどい痒みを感じるとともに紅斑が発生します。酷い痒みはなかなか引かず、おまけに掻いてしまうことで余計に赤みやかゆみが酷くなり、腫れてしまうこともよくあるのです。
1週間以上症状が引かないことも珍しくないため、酷いかゆみが長期間続き、掻いてしまった時に腫れてしまうなどの症状が出るとダニに刺されたと考えてみると良いでしょう。
かゆみを伴わないブツブツ
中にはかゆみを伴わないブツブツというのも存在します。
稗粒腫
稗粒腫というのは、痛みもなくかゆみもない白いブツブツで、老廃物の塊でもあります。
特にできやすいのは目の周りで、症状は大人から子供まで幅広く存在しています。目の周りというのは毛穴が細かく、汗などもかきにくい部分ですから老廃物などが排出しにくいため、毛穴に溜まってしまうことで簡単にできてしまうのです。
健康に対しては特に問題なく、焦って治療することなく放置していても大丈夫です。目立つから治したいという場合以外では放置する人もいるようです。
肌のブツブツの悩み【体編】

肌のブツブツ、ザラザラとした感触などは何も顔だけに発症するわけではありません。体にもよくあらわれる症状であり、人によっては身体によく出てしまって悩んでいるという人もいます。
腕のブツブツ
腕の毛穴が古い角質などで詰まってしまうことで丘疹などになってしまうことで起こります。
この症状は毛孔角化症または毛孔性苔癬と呼ばれる症状で、二の腕や肩などを始め、太ももや背中などにも発症することがあります。特徴としては丘疹の色が薄い赤や褐色になることなどが挙げられ、思春期ほどで発症して年齢と共に徐々に減少していきます。
手のブツブツ
手のブツブツで多いのが、手湿疹です。
手で触れたものによってアレルギー反応や刺激を感じることで、指などに湿疹ができ、強いかゆみも伴います。女性に多くでき、指先や爪の間などのものに良く触れる部分によくできるのも特徴です。
強いかゆみを伴うために、掻いてしまいがちですがそうすると瘡蓋や跡になってしまうため、掻くのはやめてなるべく皮膚科などへ受診することをおすすめします。
背中のブツブツ
背中のブツブツはニキビや毛孔性苔癬などが挙げられますが、その他に粉瘤というものもあります。
この粉瘤は老廃物がターンオーバーなどによってきちんと排出されることなく、内部に留まってしまったものをいいます。初期ではちょっとしたしこりに似たものが発生する程度ではありますが、進行するほどどんどんと肥大化して、内部の老廃物を餌に菌が増殖して炎症も引き起こしてしまいます。
人によっては痛みを感じる場合もあるため、最初はニキビやしこりとして放置しがちですが、気になった場合は皮膚科で診てもらったほうが良いでしょう。
肌のブツブツ改善は保湿が重要

肌のブツブツというのは、できる原因はそれぞれ違ってきます。しかし、主な原因は肌のターンオーバーの不規則化による老廃物や古い角質ということが多いために保湿ケアというのがとても重要です。
肌のブツブツができて悩む前に、保湿ケアをきちんと行って綺麗な肌を保つようにしてみましょう。