肌荒れに必須のビタミン【まとめ】食事とサプリで美肌になろう♪

その肌荒れ、ビタミン不足が原因かも

「ちゃんとスキンケアしているのに、肌荒れが治らない……」そんな悩みを抱えているアナタは、ビタミン不足かもしれません。食事の栄養は、お肌にダイレクトに現れます。「でも、毎日サラダ食べてるし」って人もいるかもしれませんね。しかし、最近の野菜は土壌の関係で昔よりもビタミンが減っていると言われています。ちゃんとサラダをたっぷり食べていても、不足してしまうこともあるのです。

アッキー
えええ~
野菜食べててもビタミン不足になるの?頑張って好きじゃない野菜も食べてるのに、ショックだなあ。それって本当なの、はるこ先生?
はるこ先生
それが本当なの。文部科学省が発表している「日本食品標準成分表」を見ると分かるんだけど、50年ほどで、ほうれん草やニンジン、トマトなんかはビタミンCをはじめ激減してるみたい。原因は、化学肥料の使い過ぎや旬じゃない野菜が増えたことにあるそうよ。ってことは、旬の野菜ならちゃんと栄養はあるんじゃないかな。
アッキー
そっか~旬の野菜ね。春野菜、夏野菜、冬野菜ってあるからね。これからはそれを意識して食べるようにしよう!

 ビタミンは野菜以外にもたくさん含まれているので、他の食事も含めてバランスの良い食事をすることが大切です。そこで、私、はるこ先生がしっかり美肌になれるビタミンの摂り方や、知っておきたいビタミンの話をまとめました。​

肌荒れに効果といえばビタミンB

肌荒れにいいビタミンと言えば、まずはビタミンB群ですね。どのビタミンBもお肌の健康に欠かせないものばかり。その素晴らしい効果を再確認してみましょう!

ビタミンB群の種類

ビタミンBには、ビタミンB1ビタミンB2ナイアシン(ビタミンB3)パントテン酸(ビタミンB5)ビタミンB6ビオチン(ビタミンB7)葉酸(ビタミンB9)ビタミンB12の8種類があります。どれも皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあり、不足することで肌荒れの原因になりやすいものです。単体で摂るよりはいろいろ合わせて摂ることで相乗効果が得られ、美肌効果が高まります。

ビタミンB1

ビタミンB1はエネルギー代謝を行うビタミンで、疲労回復に欠かせないものです。

効果

ビタミンB1は糖質をエネルギーに代える働きをします。この働きで体の代謝が良くなり、肌細胞の再生を促進します。また、脳や神経を正常に働かせる作用があり、これにより精神が安定し、肌荒れの原因となるストレスを緩和してくれます。

不足するとどうなる?

不足すると、代謝が衰えることで疲労がたまり、太りやすくなります。エネルギー不足は脳の働きにも影響を与え、集中力が低下したり、イライラなどの症状が起きます。疲労やイライラなどは肌の状態にも影響を及ぼし、肌荒れが起こりやすくなります。

1日の摂取量

1.1mg
多く含まれる食べ物
  • 豚肉(ヒレ)1枚(30g):0.29mg
  • うなぎ1串(100g):0.75g
  • 小麦胚芽(大さじ1):0.15mg
食べるときのポイントにんにく、ニラ、ねぎ、たまねぎなどと一緒に摂ることで熱に強くなり、吸収もよくなる

ビタミンB2

ビタミンB2は特に肌の健康には不可欠なビタミンで、脂質の代謝に深く関わります。

効果

脂質を分解してエネルギーとして代える働きをします。脂質が効率よく分解されることで皮脂の分泌が正常になり、ニキビを予防します。代謝が良くなることで、肌細胞の再生も促進します。さらに、粘膜を丈夫にして免疫力を高めます。脂肪を溜め込まないので、肥満予防にも効果的です。

不足するとどうなる?

不足すると代謝機能が衰え、肌荒れや髪のトラブルが起こります。脂質が良く分解されないのでニキビができやすくなります。内臓機能の低下や口内炎、眼精疲労などの症状も起こりやすくなります。

1日の摂取量1.2mg
多く含まれる食べ物
  • うなぎ1串(100g):0.74 mg
  • 卵(1個):0.22 mg
  • 納豆(1パック):0.28 mg
食べるときのポイント魚介類や肉類に多く含まれるので、こまめに摂ること

ナイアシン(ビタミンB3)

体内に最も多く存在するビタミンで、糖質と脂質の代謝に関わります。多くの食品に含まれ、あまり不足する心配のないビタミンとされています。

効果

糖質と脂質をエネルギーに代えたり、細胞の再生を助ける働きをします。この働きで、肌の再生が正常になります。皮膚と粘膜の炎症を防ぎ、血行を促進して冷え性を防止する効果もあります。精神を安定させる作用があるので、美肌の敵であるストレスを和らげてくれます。

不足するとどうなる?

あまり不足することがないと言われるビタミンですが、極端なダイエットなどで不足する場合もあります。不足すると疲労感、頭痛などの症状が出やすいとされています。

1日の摂取量12mg
多く含まれる食べ物
  • かつお1切れ(100g):19.0mg
  • たらこ1/2腹(30g):14.9mg
  • ほんしめじ1パック(100g):9.0mg
食べるときのポイント魚類、肉類、きのこ類多く含まれるので、こまめに摂るようにする

パントテン酸(ビタミンB5)

多くのは食品に含まれ、腸内細菌の働きで体内合成もできるビタミンです。

効果

パントテン酸はビタミンCの働きを助ける働きをします。ビタミンCは美肌に欠かせないコラーゲンの生成に関わり、その作用を助けることで肌や髪を正常に保ちます。また、ストレスに強い副腎皮質ホルモンの働きを促し、ストレス緩和する効果があります。

不足するとどうなる?

パントテン酸は腸内細菌の働きで体内合成でき、食品にも幅広く含まれているので、不足することの少ないビタミンです。しかし、抗生物質を服用していると腸内細菌がうまく働かずに欠乏症になる場合もあります。症状としては、疲労感や頭痛、食欲不振などがあげられます。

1日の摂取量4mg
多く含まれる食べ物
  • アボカド1個:2.66mg
  • 鶏レバー40g:4.04mg
  • ひらたけ(1パック)85g:2.05mg
食べるときのポイント肉類や魚介類、きのこ類、卵など幅広く含まれるので、バランス良い食事をする

ビタミンB6

たんぱく質の分解や合成を助ける働きをしているビタミンです。神経伝達物質の合成にも関わります。

効果

たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンで、細胞の生成や、神経伝達物質の合成、免疫力を高めるなどの働きをしています。たんぱく質の摂取が多いほど必要になります。脂質の代謝を助けるので、肝臓に脂肪が溜まるのを防ぎます。皮膚や髪の健康維持にも働きます。

不足するとどうなる?

不足した場合、代謝がうまく行われず皮膚や粘膜にトラブルが起こります。皮膚炎や口内炎などの症状が現れやすくなり、神経系の障害も起こりやすくなります。

1日の摂取量1.2mg
多く含まれる食べ物
  • まぐろ(刺身50g):0.43 mg
  • バナナ(1本):0.38 mg
食べるときのポイント魚類や肉類の全般に多く含まれるので、適度な量をこまめに摂る

ビオチン(ビタミンB7)

美肌効果やアトピーの治療に注目が集まるビオチン。体内のビオチンの多くは、腸内細菌から作られています。腸内環境が良くないと不足してしまうという、他のビタミンとは違う特徴があります。

効果

ビオチンは肌細胞の奥にある毛細血管を太くして、血流を良くする働きがあります。これにより細胞を活性化させ、肌の再生力が高まります。また、皮膚の炎症やかゆみはヒスタミンという物質が多く分泌されることで起こりますが、ビオチンにはその生成を抑える働きがあります。この作用でアトピーなどの改善が期待されています。

不足するとどうなる?

ビオチンが不足すると、湿疹などの皮膚炎、結膜炎などの症状が出たり、疲労感が起こりやすくなります。腸内環境の悪化で不足しやすいので、乳酸菌を摂るなどの対策が必要になります。生の卵白に含まれるアビジンという物質はビオチンの吸収を阻害するため、摂りすぎには注意しましょう。

1日の摂取量50μg
多く含まれる食べ物
  • 鶏レバー<焼きとり2本>(60g):136.4μg
  • 落花生15粒(10g):8.1μg
  • アーモンド10粒(10g):3.3μg
食べるときのポイント魚介類や豆類、きのこ類に多く含まれるので、バランスよく摂る

葉酸(ビタミンB9)

葉酸はDNAや赤血球の合成に必要なビタミンです。細胞分裂にも大きく関わり、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを減らす効果があることから、厚生労働省では妊娠中の摂取は通常の2倍近い量の400μgを摂取することが推奨されています。

効果

細胞分裂やDNAの合成を助けることで、肌の再生を促進する働きをします。皮膚や粘膜を強くし、その健康を維持してくれます。また、造血作用があり、貧血の予防にも効果的です。 

不足するとどうなる?

不足した場合の症状には、口内炎や食欲不振、貧血などがあげられます。体内で腸内細菌により合成されるので、食事で不足することはあまりないとされています。ただ、妊娠中の人は多く含む食品やサプリで積極的に摂る必要があります。

1日の摂取量240μg
多く含まれる食べ物
  • ほうれん草1束(200g):220μg
  • 枝豆(52g):135μg
  • アスパラガス3本(60g):102μg
食べるときのポイントゆでるより炒めた方が多く摂れる

ビタミンB12

ビタミンB12は葉酸とともに赤血球を作り出す働きをします。

効果

DNAの主成分である核酸の合成や、細胞分裂をうまく行う働きをします。皮膚の表皮と真皮の間には、細胞分裂をくり返す胚芽細胞があります。この胚芽細胞が細胞分裂を繰り返すことで表皮はいつも新しく、みずみずしいお肌でいられます。また、ビタミンB12は良質な睡眠をもたらすメラトニンの分泌量を調整し、不規則な生活で乱れた睡眠リズムが正しくなります。良い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、お肌の再生には欠かせません。

不足するとどうなる?

ビタミンB12の不足は貧血やめまいなどを招きます。細胞分裂がうまく働かないので肌の老化につながり、肌トラブルも起こりやすくなります。睡眠障害も起きやすく、肌再生が正常に行われなくなります。

1日の摂取量2.4μg
多く含まれる食べ物
  • ほっけ1尾(250g):26.8μg
  • あさり10個:16.8μg
  • ほしのり1枚:2.3μg
食べるときのポイント魚類、貝類に多く含まれるので、適度に摂る
はるこ先生
ビタミンBはどれも水溶性ビタミンなので、水に溶けやすいの。野菜を水で洗うときは素早く洗って、長く水につけることはしないようにね。煮物なら汁に溶けだしているので、残さず食べるようにしたいわね。熱に弱い性質もあるので、生で食べられるものはなるべく加熱せずに食べましょう。他に注意点はあるかな?アッキー。
アッキー
水溶性ビタミンってことは、たくさん摂りすぎてもいらない分は吸収されないで体の外に出ちゃうんだよね。だから、毎日こまめに摂る必要があるよ。

摂取するときの注意点

代謝などの体の生理作用は、ひとつのものにも複数のビタミンが相互に協力し合い、その機能を維持しています。ビタミンが体に入り活性化するには、他のビタミンの助けも必要になるのです。合わせて摂ることで、その効果が発揮されます。その中でも特に一緒に摂りたい組み合わせがあります。

ビタミンB6+ビタミンB2

ビタミンB6は体内で活性化するためにビタミンB2が必要です。

葉酸+ナイアシン+ビタミンB12

葉酸は他の2つと一緒に摂らないと十分に機能しません。 

美白効果も期待できるビタミンC

美肌に欠かせないのがビタミンCです。体内でコラーゲンを生成したり、美白効果も高いビタミンです。

ビタミンCの効果

ビタミンCには体内で酸化した物質を元に戻すという、還元力(抗酸化力)があります。体内で発生した活性酸素を除去して老化を予防し、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制します。また、ビタミンCは体内のコラーゲン生成にも関わります。コラーゲンは体を構成するタンパク質の約3割を占め、細胞間をつなぐ接着剤のような働きをしています。特に肌の奥にある真皮層の約7割はコラーゲンでできています。コラーゲンが十分あることで、肌の潤いや弾力が保たれているのです。ビタミンCは、このコラーゲンの合成に必要な酵素の働きを助ける役割をします。

不足するとどうなる?

ビタミンCが不足するとコラーゲンの生成がうまくいかなくなり、肌のハリがなくなります。活性酸素の影響でシミもできやすくなります。ストレスや疲れが溜まりやすくなり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなる場合もあります。

1日の摂取量100mg
多く含まれる食べ物
  • 赤ピーマン1個150g:230mg
  • 黄ピーマン1個150g:203mg
  • ケール1枚200g:147mg
  • カリフラワー(ゆで)1個250g:131mg
  • 柿1個250g:160mg
  • グレープフルーツ1個400g:101mg
  • アセロラジュース10%果汁:120mg
食べるときのポイント
  • 野菜や果物に多く含まれるので、積極的に摂る
  • 水に溶けやすいので、さっと洗う
  • 長く水に付けないこと
  • じゃがいもやさつまいもは加熱に強い
はるこ先生
ビタミンCもビタミンBと同じく水溶性だから、一度に摂るのではなく、何回かに分けて摂りたいわね。摂るときは、タンパク質と一緒ならコラーゲンが作られやすくなって効果的みたい♪

ニキビに効果も?ビタミンA

ビタミンAは、レバーや魚類などに含まれる「レチノール」と、緑黄色野菜に多く含まれる「β-カロテン」に分けられます。βカロテンは体内に入ってからビタミンAに代わるという特性があります。

ビタミンAの効果

ビタミンAは上皮細胞である皮膚や粘膜の代謝を活性化し、その機能を維持する働きをします。これにより、皮膚や粘膜をバリア機能で外的な刺激から肌を守り、潤いのある肌を保つことができます。肌再生の周期が正常化することで、ニキビなども治りやすく、メラニン色素が排出されやすくなってニキビ跡も予防できます。また、病原菌などの侵入を防ぐことで、免疫力を高めることができます。

緑黄色野菜に多いβカロテンは抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を除去する働きも期待できます。活性酸素が増えると皮膚の新陳代謝が衰え、ハリをなくしていきます。βカロテンを多く摂ることで、美肌を維持することができるのです。

不足するとどうなる?

不足した場合、目や皮膚、粘膜に異常が現れます。暗くなると視力が低下して物がよく見えなくなる夜盲症なりやすく、皮膚の乾燥や角化が起こって皮膚疾患にもなりやすくなります。ただ、ビタミンAは健康な人であれば肝臓に貯蔵量が多く、不足する場合はほとんどないとされています。

不足よりも問題なのが過剰摂取で、脂溶性ビタミンのため、摂りすぎると肝臓に蓄積されて、頭痛、吐き気、発疹などの症状が起こります。βカロテンは体内で必要な量だけビタミンAに代わるので過剰摂取の心配はありませんが、動物性のビタミンAの摂りすぎには注意しましょう。

1日の摂取量(上限量)700μg(2700μg)
多く含まれる食べ物
  • 鶏レバー1食分(40g):5600μg
  • 豚レバー1食分(40g):3900μg
  • にんじん1/2本:1283μg
  • ほうれん草1束(300g):1050μg
食べるときのポイント
  • 油と一緒に摂ると吸収がいい
  • 動物性と野菜(βカロテン)を半々に摂ること

アッキー
βカロテンは活性酸素を取ってくれるけど、活性酸素にも種類があって、それによって効果的な抗酸化物質も違うんだ。ビタミンEやビタミンCなど、他の抗酸化物質も一緒に摂れれば効果はいっそう高まるよね。

美肌のために大切な他のビタミン

ビタミンBのところでお話したように、ビタミンは複数を一緒に摂ることで互いに助け合い、吸収が良くなります。ビタミンには他にもビタミンEビタミンDなど美肌にいいものがあり、これまでご紹介したビタミンと組み合わせることでさらに美肌効果を高めることができます。

ビタミンE

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、高い抗酸化力を持ちます。細胞膜に多く存在して活性酸素から細胞を保護する働きをします。ストレスや紫外線などの影響で体内に増えた活性酸素を除去し、肌の老化を防いでくれます。また、毛細血管を広げる作用があり、血流が良くなるので肌細胞の新陳代謝も活性化します。肌の潤いやハリが保たれます。

過不足の影響

ビタミンEが不足した場合、体内の酸化が強まってシミができやすくなり、肌の老化が早まります。しかし、ビタミンEは体内に貯蓄することができるので、通常の食生活をしていれば不足することは少ないようです。脂溶性ビタミンですが、過剰に摂取しても体内で吸収量が調整される働きがあるので、ビタミンAなどのように体内に蓄積されて過剰症を起こす心配は、ほぼないといえます。

1日の摂取量6.0mg
多く含まれる食べ物
  • ひまわり油大さじ1杯(12g):4.6mg
  • アーモンド10粒(14g):4.1mg
  • たらこ1腹(60g):4.3mg
食べるときのポイント
  • ビタミンA、Cと一緒に摂ることで高酸化力が高まる

ビタミンD

ビタミンDも脂溶性のビタミンで、植物性のD2と動物性のD3の2種類があります。カルシウムの吸収を促進する働きがあり、骨や歯の形成を促します。また、肌を丈夫にして再生能力を高める働きもあり、肌荒れには有効な栄養素です。食品から摂取できるほか、太陽の光を浴びることで、皮膚で合成することもできます。普段太陽の光をあまり浴びない人は、食事でビタミンDを多く摂るようにしましょう。

過不足の影響

不足すると免疫力が低下して、肌に抵抗力がなくなります。カルシウムの吸収が妨げられるので、骨の形成に問題が起きます。特に妊娠中の人は骨のカルシウムが減って骨軟化症になりやすく、高齢の女性は骨粗しょう症を発症しやすくなります。

1日の摂取量5.5μg
多く含まれる食べ物
  • まいたけ1パック(75g):5.5μg
  • いくら大さじ1杯(17g):7μg
食べるときのポイント
  • ビタミンAと一緒に摂ることで、その吸収を助ける

ミネラルも肌荒れには欠かせない成分

ビタミンの他にも肌荒れに有効なのがミネラルです。ミネラルは体内で作ることができず、不足すると欠乏症が起きやすいものです。肌のために積極的に摂りたいミネラルは、亜鉛鉄分です。

亜鉛

亜鉛は体の代謝に関わるミネラルで、核酸の合成や細胞分裂をスムーズに行うために必要な成分です。その働きで皮膚の新陳代謝を促進し、肌の再生を正常にします。バリア機能が高まることで、肌荒れが改善していきます。また、ホルモンを正常にする機能があり、ホルモンバランスが整うことで肌の調子も良くなっていきます。

不足するとどうなる?

亜鉛が不足すると、味覚障害や免疫力低下が起こりやすいです。代謝機能が衰えるので、皮膚の炎症など肌トラブルを起こしやすくなります。また、亜鉛は男性ホルモンの代謝に不可欠なため、不足は男性の性機能に影響を与えます。食物繊維やコーヒー、お茶に含まれるタンニンと一緒に摂ると吸収が阻害されるので、摂取の際は注意してください。

1日の摂取量8.0mg
多く含まれる食べ物
  • 牡蠣1個(15g):2.0mg
  • 牛肩肉薄切り1枚50g:2.5mg
食べるときのポイント魚介類や牛肉、チーズに多く含まれるので、適度に摂取する

鉄分

貧血の予防にいい成分として認識されている鉄分ですが、それ以外にも代謝を促進したり、肝臓の解毒や活性酸素の除去などの働きをします。肌の新陳代謝が促され、肌荒れが改善されます。鉄分はコラーゲンの合成にも関わり、肌の健康維持に働きます。

不足するとどうなる?

女性は生理などで鉄分が排出されやすいですが、鉄分が不足するとヘモグロビンの数が減少します。酸素を運ぶヘモグロビンが減ることで、体のすみずみに酸素が行きわたらなくなり、肌荒れを起こしやすくなります。肌細胞も酸素不足になるためです。生理時には特に鉄分を摂るようにしたいですね。慢性的に欠乏すると、貧血にもなりやすくなります。鉄分もタンニンで吸収が妨げられるので、コーヒーやお茶と一緒に摂るのはやめましょう。

1日の摂取量9.0mg
多く含まれる食べ物
  • 豚レバー1切れ30g:3.9mg
  • 煮干し10尾20g(20g):3.6mg
食べるときのポイント動物性食品に含まれるヘム鉄の方が吸収力が良く、レバーなどの肉類、魚介類を多めに摂る
アッキー
ミネラルは食べ物からだと吸収が悪いので、サプリで摂るのがいいとされているね。亜鉛も鉄分も、ビタミンCや動物性タンパク質と一緒に摂ると吸収がいいらしいよ。

効果で選ぶドリンク&ビタミン剤

ピンポイントの効果でビタミン剤を選びたいときに、おすすめのドリンクやビタミン剤をピックアップしました。

ニキビに効果のビタミン剤

ニキビを集中的に治したい人には、ビタミンBを効率的に摂れるビタミン剤があります。

DHC ビタミンBミックス

ビタミンBの全8種類が配合されたビタミン剤です。すべてのビタミンBが一緒に摂れるので、吸収が良くなりとても効率的です。代謝を助けるのでダイエット効果や疲労回復効果もあります。30日分で247円という安さで、とても手軽にビタミンが摂れます。

口コミの評判は?

  •  
  • ニキビに効いた!
    ニキビが気になっていたのでこちらを購入。 飲み始めてからニキビが治りました! 肌にもハリがでて最高です! これからも飲み続けます♪

    amazon

 

はるこ先生
ビタミン剤でニキビを治すのは、ある程度の期間飲み続ける必要があるけど、効く人には効くんですよね~。他にも、肌の調子が良くなったり、口内炎が治ったという報告もたくさんありました!

 商品情報

  • 容量・価格:1粒重量200mg×60粒/247円

DHC公式サイト

チョコラBBプラス

チョコラBBプラスは、それぞれの成分が体内でビタミンBが効率よく働くよう、バランスよく配合されています。脂肪や糖分を過剰に摂取すると皮脂の分泌が多くなり、ニキビができやすくなります。チョコラBBプラスにはそんな脂肪や糖分をエネルギーに代えるビタミンB1やビタミンB2が配合され、他にも肌の代謝を促進する作用のあるビタミンB6、パントテン酸、ナイアシン(ニコチン酸アミド)が配合されて、ニキビや肌荒れを改善してくれます。

口コミの評判は?

  •  
  • 3日で治った!
    なんと3日で治りました( ^ω^ ) まさかこんなに早く治るとは 思ってもみなかったのでびっくり…! 飲み始めて一週間ほどになりますが 新しいニキビができなくなりました。

    @cosme

アッキー
こういう口コミを見ると、ビタミンBって本当に肌にいいんだなって実感するよね。体の中から治せば新しいニキビもできなくなるから、一番いい治し方だと思うよ。

商品情報

  •  容量・価格:60錠 1,382円 /120錠 2,570円 /180錠 13,650円 /250錠  4,838円

エーザイ 公式サイト

即効性ならドリンク

「急にできたニキビをすぐに治したい」「明日までに肌荒れを何とかしたい……」というときには、成分濃度の高いドリンクを1本飲んで、素早く治してしまいませんか。

C1000ビタミンレモン

ビタミンCが1000mg入った「C1000ビタミンレモン」は微炭酸のスッキリした甘さで、リフレッシュしたいときにもピッタリのドリンクです。ビタミンCの他にもビタミンB1、ビタミンE、ナイアシンが含まれていて、高い美肌効果が期待できます。ストレスが溜まっている、紫外線に当たりすぎたというときに、1本いかがですか?

口コミでも好評!

  •  
  • 肌に透明感!
    23歳頃までは白ニキビが出来ると飲んでいました。 それだけで治っていました。 最近はずーっと大人ニキビというのか、生まれて初めて赤ニキビが繰り返し出来るようになったので1日1本飲んでいますが特に効果はわかっていません…でもシミは1つもないですし透明感をチェックしてもらったら基準値よりはるかに良かったので、ビタミンは大事と思ってこれからも飲み続けるつもりです。

    @cosme

はるこ先生
基準値より透明感がはるかに高いなんて、さすがビタミンC1000mgは違いますね。手軽なお値段だし、気になるときには必ず飲みたい定番ね!

 商品情報

  • 容量・価格:140ml×30本/3,726円

ハウスウェルネスフーズ公式サイト

チョコラBBドリンクII

ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、ナイアシン(ニコチン酸アミド)という美肌効果のビタミンB群に加えて、肌にいい生薬のヨクイニンも配合されています。ニキビを早く治したいときや肌荒れがひどいときに、即効性が期待できます。ノンカフェインなので、寝る前でも安心して飲めます。

口コミの評判は?

  •  
  • 翌朝の肌がぷりぷり!
    購入したきっかけは、赤ニキビが頻発した事。 外からのケアではなかなか効果が表れず、今度は中から!!と思い3本セット購入。 味は美味しいです!! 他メーカーのものも飲んだ事はありますが、断然こちらの方が飲みやすく美味しかったです。 3日しか飲んでいないので赤ニキビへの効果は判断しづらいのですが、それ以上の効果に驚きました! 翌朝肌が元気いっぱいでぷりっぷりなんです。

    @cosme

アッキー
翌朝の肌が違ってくるなんて、本当に即効性がすごい!これなら赤ニキビも治ってくる可能性高いね。

商品情報

  • 容量・価格:50ml/324円

エーザイ 公式サイト

粒に効果凝縮、マルチビタミンの選び方

ビタミンとミネラルを凝縮したマルチビタミンなら、肌荒れ対策も万全です。マルチビタミンのメリットは単にたくさんのビタミンやミネラルを一度に摂れて便利というだけではなく、互いに協力し合って働く成分を一緒に摂ることで、本来の効果を最大限に発揮できるという点にあります。そんなマルチビタミンもいろいろな種類があり、どれを選んだらいいか迷うこともありますね。その基準となるポイントを上げてみました。

ビタミンの素材で選ぶ

マルチビタミンには、天然由来の原材料で作ったものと、薬品などを合成して作られたものがあります。どちらで作られているか確認するには、成分表示が「パセリ」「レモン」など素材の名前で表記されていれば天然由来、「ビタミンE」など、成分の名称がそのまま表記されているのが人工的な原料になります。天然由来のものは体内で他の栄養素と馴染みやすく、細胞に適応して効率的に吸収されやすいというメリットがあります。ただ、天然由来のビタミン剤は値段が高く、継続的に利用することを考慮すればデメリットでもあります。

特殊な加工

ビタミン剤には効率の良い摂取のために加工が施されたものもあります。ビタミンB群などの水溶性ビタミンは体内で長くても3時間ほどしか留まることができず、汗や尿で排出されてしまいます。 それでは効率が悪いために、ビタミンが少しずつ溶け出るように加工されているビタミン剤があります。これをタイムリリース加工と言います。

また、ミネラルは吸収力が悪く、腸で吸収されるのはわずか数パーセントで、ほとんどが排出されてしまいます。 そのミネラルを特殊なアミノ酸で包み、吸収率を良くする加工(キレート加工)もあります。このような2つの加工が施されたビタミン剤は、日本製よりもアメリカ製に多いようです。

ダイエット時の栄養補給にも

マルチビタミンは、肌荒れ対策以外にもダイエット中の栄養を補うのに便利です。食事制限を行うと、どうしても足りない栄養素が出てきます。マルチビタミンを摂ることで、ダイエット中の栄養不足による肌荒れ等を防ぐことができます。

マルチビタミン摂取の注意点

マルチビタミンは、過剰摂取が問題になる脂溶性ビタミンも含まれています。摂りすぎには注意し、1日の摂取量を守ることが必要です。バランスの良い食事が摂れているのであれば、毎日摂らず、必要な時だけ摂るといった利用がいいですね。

こんな人は注意

人によっては過剰摂取となり、問題が起きるビタミンもあります。喫煙者ではビタミンAを摂取している人の方が、がんの発症率が高いという報告があります。また、ビタミンB6、亜鉛、鉄分、マグネシウム、葉酸、銅、を含んだマルチビタミンを長く摂っている女性は、摂らない女性より死亡率が高いという統計もあります。

肌荒れに効果がない場合も

肌荒れの原因がビタミン不足ではない人は、マルチビタミンを飲んでも効果は出ません。肌荒れによくある原因としては、ビタミン不足のほかに腸内環境が悪い場合が考えられます。腸の状態はダイレクトにお肌に影響します。体内に老廃物や毒素を溜めてしまうことが、肌荒れにつながってしまうのです。そんな人は、食物繊維の多い野菜を摂ったり、ヨーグルトで乳酸菌を摂取するなど、腸内環境を良くすることが必要になります。

アッキー
水溶性ビタミンは分子の構造が単純だから、天然も合成も吸収力にあまり違いはないというよ。でも、天然素材の方がほぼ食べ物に近いと考えられるので、体にとっては自然で負担なく吸収されそうだよね。

必要なビタミン、食品で摂る?ビタミン剤で摂る?

肌荒れにいいビタミンについてご案内してきましたが、摂取には食事で摂るのがいいのか、ビタミン剤を利用すべきは迷いますよね。それぞれについて検討してみました。

食品で摂る場合

食品で摂る場合のメリット・デメリットは次のようになります。

メリット

  • 同時に食物繊維など、他の栄養素もたくさん摂れる
  • ビタミン剤の添加物などのリスクがない
  • 吸収力が高い

デメリット

  • 調理で栄養分が失われる
  • 必要摂取量をすべて毎日の献立で用意するのは困難
  • 忙しくて外食が多いと摂りきれない

ビタミン剤の場合

それでは、ビタミン剤のメリット・デメリットはどのようなものがあるでしょうか?

メリット

  • 忙しくても手軽に必要な栄養素が摂れる
  • 食事では摂りきれない栄養も補給できる
  • 足りない栄養素だけ摂ることができる

デメリット

  • 過剰摂取になりやすい
  • 添加物を体に溜めやすくなる
  • 安心感から、食生活が乱れやすい


アッキー
どちらにもメリットとデメリットがあって、どちらがいいとは言えないよね、はるこ先生。
はるこ先生
そうね。食事で摂れれば一番だけど、現実的には難しいわよね。バランスのいい食事を意識しながら、足りないときはビタミン剤で補うってことでいいんじゃないかしら。忙しくて外食が多かったらマルチビタミンを飲むとか、臨機応変に対応しましょう♪

肌荒れにNGな行動

ビタミンをしっかり摂っていても、肌に悪い行動をしていては意味がありませんね。どんな行動が肌荒れの原因になるのでしょう?

油もの・甘いものは肌荒れのもと

ジャンクフードや揚げ物など、油分の多い食事は皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増やします。ニキビのできやすい肌になってしまいます。また、甘いものは体内のビタミンB群を消費してしまい、肌荒れの原因となります。甘いものや炭水化物など、糖分の過剰摂取で恐いのは「糖化」という現象です。糖化とは、体内で代謝されなかった糖がタンパク質と結びついて蓄積し、肌を老化させるものです。

ビタミンB1、ビタミンB2を多めに摂る

油ものや甘いものは、なるべく控えることが一番です。たくさん摂ってしまったときは、糖質をエネルギーに代える働きをするビタミンB1や、脂質の代謝を促進するビタミンB2を多めに摂るようにしましょう。

アッキー
糖化は、血糖値が上がりすぎると起こりやすいんだよね。食べる順番を変えるだけでも血糖値の上昇を抑えることができるよ。先に吸収が遅い野菜や海藻などを食べて、炭水化物とかの血糖値の上がりやすいものは後に食べるといいみたいなんだ。

ビタミンも過剰摂取で肝臓に負担

ビタミン剤を過剰摂取した場合、脂溶性ビタミンの蓄積が問題になる以外にも、錠剤の添加物が肝臓に蓄積するという懸念があります。特に日本のサプリメントには添加物の多いものがあり、その分解には肝臓に相当な負担をかけることになります。肝機能が低下する場合もあり、注意が必要です。

取りすぎでニキビの原因になるビタミンもある!

ビタミンは適正量を飲んでこそ効果が発揮させるものです。ビタミンを過剰摂取することで効果を高めることはできません。水溶性ビタミンは過剰な分は体外に排出されてしまうし、脂溶性ビタミンは体に蓄積して過剰症となり、様々な症状を起こします。特に脂溶性ビタミンのビタミンEは男性ホルモンの分泌を促す作用がありますが、この男性ホルモンには皮脂の分泌を促す作用があります。ニキビができやすくなってしまうので、1日の摂取量はしっかり守るようにしましょう。

ビタミンは健康にも必須!過不足なく上手に摂って

お肌だけでなく、あらゆる健康にビタミンは不可欠なものということが分かりましたね。バランスの良い食事と適切なサプリでの補給で、過不足なく摂りたいものです。ビタミンを摂っているからと言って、食生活をはじめとする生活習慣が乱れていては意味がありません。美肌には規則正しい生活が大切。早寝早起きと十分な睡眠、節度を持った食生活に適度な運動が行われていれば、パーフェクトです。肌荒れは必ず治せるもの。ビタミンの力は偉大です!