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化粧後に乾燥する…メイク直し術を知りたい!

編集長の水野春子です!メイクした後に「あれ?もう乾燥してる……。」って思うことが乾燥肌の人によくあることですね。ベースメイクの前に念入りに保湿したにも関わらずパサパサしてしわも目立ってしまうともうがっかり。
そんな肌を回復させるとっておきの化粧直し方法があります!

- 調べたサイト数⇒25サイト
- 試した方法⇒18種類
- 試したスキンケア商品⇒10種類
乾燥してしまった肌に化粧直しでうるおいをプラスしようと思っても上手くいかなかった経験はありませんか?
それは化粧直しの方法がまちがっていることが原因かもしれません。メイクをした肌にうるおいを取り戻すには正しい方法とちょっとしたコツが必要です。
乾燥肌の化粧直しで持っておきたいアイテム

時間が経って肌の水分量が減り、紫外線などの外的な刺激でどんどん乾燥していく肌を助けるには保湿用のスキンケア商品と合わせて持っておきたいアイテムがあります。カバンのなかに常備しておくと便利なアイテムを紹介します。
綿棒
綿棒は化粧直しにとても重宝するアイテムです。乾燥が進むと肌は皮脂を分泌するので頬や目元はカサカサなのに小鼻にだけテカリがでることも多いと思います。
そこで、少量の皮脂を吸い取るのに綿棒を使うとファンデーションも崩れにくくおすすめです。
さらに目元、口元などピンポイントで乾燥している部分に保湿したい時にも綿棒に化粧水や乳液を含ませてつける方法も効果的です。
メイクアップ用のスポンジ
乾燥すると皮脂の分泌が促進されTゾーンだけテカったりしわが出てきてメイクが崩れてしまいます。乾燥肌の場合、そこで皮脂を取るよりもメイクスポンジで馴染ませる方がその後の崩れを起こしにくくなります。
スポンジが余分な皮脂を吸い取りながらヨレやムラをなくすので、ファンデーションを塗りなおさなくても仕上げにパウダーをつける程度できれいに直すことができます。
細かい所も使いやすい立体の角があるメイクスポンジが使いやすいですよ。
乾燥肌の化粧直しの手順

化粧直しをする時にその場しのぎになってしまってはもったいないです。せっかく直すのだからうるおいが続いて、きれいな状態が長時間保てるように化粧直しの手順もしっかり確認しておきましょう。
油分をティッシュオフする
乾燥肌でもTゾーンがテカる場合、皮脂はティッシュで摂るようにしましょう。あぶらとり紙を使用している人も多いと思いますが、乾燥肌の場合皮脂をとり過ぎることは避けたいので、ティッシュでほどよく押さえる程度にしておきます。
ティッシュだと皮脂が摂り切れていないと不安になり、テカリが気になって何度もティッシュオフしたくなるところですが、逆に皮脂がどんどん分泌されてしまうので適度に取るようにしましょう。
まだ少しテカっているように見えても、パウダーで仕上げればほどよく馴染んでナチュラルに仕上がります。
化粧水ミストでファンデの上から保湿する
スプレータイプの化粧水ミストは霧のような状態で化粧水を肌につけるので、ファンデーションの上からでも保湿ができてとても便利なアイテムです。また、顔全体にムラなく保湿できて持ち歩きもできるので外出先での化粧直しにも使いやすいです。
しかし、ミスト状で出てくるので肌に浸透する前に蒸発してしまうという欠点もあります。とくに化粧直しで使う時には、ミストをかけたあとにハンドプレスをすると崩れてしまいそうなので避けたいという人も多いのではないでしょうか。
肌の奥に浸透しやすいように蒸発しやすいアルコールを含まずに保湿成分をたっぷり含んだ化粧水ミストを選びましょう。
乳液や美容液で肌にフタをする
化粧直しの時でも、普段のスキンケアと同じで肌の奥に浸透した水分が蒸発してしまわないようにフタをする必要があります。ファンデーションの上から乳液や美容液をバシャバシャつけると、もちろんメイクは崩れてしまいます。
しかし、ヨレてしまったファンデーションの上からまたファンデーションやパウダーをつけるより乳液を馴染ませることでファンデーションのヨレを直して保湿もできる方法もあります。
乾燥が気になる部分が部分的であれば、乾燥が気になる部分(目元、口元など)につけると保湿もできて油分で閉じ込めることができるので水分を保てます。全体的に肌が乾燥してしまうなら、メイクをしていても顔全体にフタをして水分を逃がしたくないですよね。
そんな時には、乳液よりも美容液を使うのがおすすめです。
メイク直しに最適なスプレータイプの美容液も販売していますし、化粧水ミストと合わせて美容液もミストスプレーならファンデーションの上からでも使えて持ち運びも便利です。手を汚さずに使えるので、外出先のどこでも手軽に保湿できるのがうれしいですね。
ファンデーションの上からつけるので、素肌につける美容液よりも保湿力の高いものを選ぶのがポイントです。
シミやニキビ跡はコンシーラーを使う
朝メイクしたときにはしっかりカバーしたつもりでも、時間が経つとシミやニキビ跡が目立ってしまうこともありますよね。そういう時にはコンシーラーを使って化粧直しをしていきましょう。
まず、直したい部分の油分を軽くティッシュで押さえます。
油分を取りすぎるとコンシーラーが馴染みにくくなるので、気をつけて下さいね。
カバーしたいシミやニキビ跡にコンシーラーをのせて指とんとんとファンデーションに馴染ませていきます。
コンシーラーにもスティックタイプ、クリームタイプ、リキッドタイプと種類もたくさんありますが、スティックタイプが硬めのテクスチャーでメイク直しにでも馴染みやすく持ち運びやすいのでおすすめです。
化粧直しに使用するのでファンデーションの色味に近い色を選ぶと馴染みやすいです。
全体をぼかすような感じでパウダーなどで仕上げるとよりナチュラルに仕上がります。
小じわや影隠しはハイライトを使う
メイク前に念入りにしたつもりの保湿も、時間が経つにつれてどんどん水分が逃げてしまい、いつのまにか乾燥して小じわが目立ち始めます。
小じわはすっぴんの時よりもファンデーションを塗っている時のほうが目立つのでカバーしておきたいところです。ファンデーションをつけた状態で、しわが出てしまうとシワの跡がくっきり残り老け顔に見える原因となってしまいます。
また、顔の凹凸による影についてもハイライトで上手くメイクで隠せばより美しくメイク直しができます。ファンデーションをつけた状態で一度小じわが目立つと、メイクをオフしない限りは消すことは難しいですよね。
そこでおすすめの化粧直し方法はハイライトでしわを見えにくくする方法です。小じわが気になる目元、ほうれい線などは、化粧直しの時にハイライトをのせると陰影効果でカバーできます。鼻や顎先にハイライトを入れて立体感を出すとさらにつや感も出て肌がきれいに見せます。
メイク直し時にやってはいけないこと
- ミストでの保湿だけで済ませる
- 油あぶらとり紙で油分をとり過ぎる
- そのままファンデを重ね塗りする
- 顔全体にメイクスポンジでファンデを塗る
- 厚塗りする
化粧水のミストで保湿しただけでは水分は蒸発して乾燥してしまいます。必ず油分でフタをしましょう。出てしまった皮脂もそのままファンデを塗ってはヨレ、崩れの原因となるので取り除きすぎても乾燥の原因となってしまいます。
乾燥肌の化粧直し時の保湿方法

乾燥肌だと1日中うるおいをキープするのは難しいので、こまめに保湿することを意識しながら保湿していきましょう。メイクを崩さずにうるおいを少しでも長くキープできるようにコツを覚えておきましょう。
ミストで保湿する場合
乾燥肌の場合、部分的な保湿だけではなく顔全体にうるおいを与えたいほど乾燥が進むこともよくありますよね。そこで、ミストはとても便利なアイテムですがただ何度も使うだけではうまく保湿できないだけではなく、乾燥が悪化してしまうことも考えられます。
ミスト化粧水は顔全体に均一につけることができて、ファンデーションが崩れにくく、手軽に保湿できます。しかし、細かい粒子で出た化粧水は蒸発するのも早いので、肌表面についただけで浸透前に蒸発してしまうことになり根本的な保湿はできていません。
ミストをスプレーしたあとは、手やティッシュなどで軽く押さえて乳液やクリームなど油分が入っているもので水分が逃げないように膜を作っておきましょう。
ミストでスプレーしたあと、すぐメイクスポンジでファンデーションをつけるのも、スポンジが水分を吸収して乾燥しやすくなるのでNGです。
乳液・美容液で保湿する場合
ファンデーションの上から乳液や美容液で顔全体を保湿するのは、メイクも崩れてしまって難しいですよね。
コツとしては、顔の中で乾燥している部分にだけ乳液・美容液をつけることです。乳液を少量手に取り乾燥している部分に薄くつけます。ティッシュで押さえるように拭き取って、馴染んでからファンデーションやパウダーで押さえます。
この時にファンデーションを厚く塗ってしまうと、スポンジで乳液のうるおいを吸い取ってしまったり重ね塗りが原因でしわになりやすくなってしまいます。
小鼻や目元など乳液を指でつけにくい凹凸がある部分には綿棒に乳液をつけて保湿すると元々塗っているファンデーションが崩れにくくなります。
顔全体に保湿して油分の膜を作るなら美容液がおすすめです。スプレータイプの美容液ならミスト化粧水と同じようにメイクを崩さずに全体につけることができます。
メイク直しの時のフェイスパウダーのポイント

メイクの崩れを直すアイテムとして短時間でも手軽にササッとテカリや崩れをカバーできるフェイスパウダーは、メイク直しのためにいつでも持ち歩いておきたい使えるコスメです。メイク直しがうまくいくフェイスパウダーの選び方を知っておきましょう。
フェイスパウダーはパール入りを選ぶ
フェイスパウダーを選ぶ時に重視したいのは、仕上がりの美しさ、コスパ、肌へのやさしさなどが一般的に購入するポイントですよね。とくに仕上がり感は納得できるものを使いたいという人が多いと思います。
そこで納得できる仕上がり感を叶えてくれるフェイスパウダーを見つけるために、きれいに仕上がるフェイスパウダーのポイントを押さえておきましょう。
フェイスパウダーにはマットに仕上げるものと、つやのある仕上がりになるパール入りのものがありますが乾燥肌の人の化粧直しにはパール入りがおすすめです。
それぞれの好みでマットな肌が好きだという人も多いかもしれませんが、マットな仕上がりだと乾燥肌の場合乾燥が目立ってしまったり時間が経って小じわが出てきた時にもカバー力はパール入りの方があります。
パールのツヤがうるおいのある肌に見せてくれる効果があるので乾燥肌のカサつきやすい人に向いています。
フェイスパウダーには粉状のルースパウダーと粉を固形に固めたプレストパウダーがありますが、乾燥肌の人のメイク直しには透明感が出てナチュラルな仕上がりになるルースパウダーが合います。
プレストパウダーは崩れにくくしっかり肌につくので、化粧直しよりも朝のメイクで使用するのにおすすめです。
ナチュラルなつや肌に仕上げるにはルースパウダーで保湿効果のある成分が含まれていて、パールの粒子が細かいものを選ぶようにしましょう。
フェイスパウダーの塗り方
フェイスパウダーはベースメイクコスメの中でも油分が少なく、余分な皮脂や汗を吸収する役割をしてくれます。さらに、光の拡散効果で肌を立体的に見せる効果もあります。それらの効果をしっかりと生かせるようにフェイスパウダーの正しい使い方をマスターしておきましょう。
フェイスパウダーを使う目的
- メイクの最後で崩れにくい肌に仕上げる
- 化粧直しに使う
- ファンデーションを使わないナチュラルメイクに仕上げる
このようにさまざまな目的で使うことができますが、化粧直しに使う時のポイントを見ていきましょう。
フェイスパウダーはブラシかパフでつけるのが一般的ですが、
化粧直しにはブラシを使うのがおすすめです。パフを使う場合にはパフにフェイスパウダーをしっかりもみ込んで使うことでムラなくつけることができます。小鼻などの凹凸がある部分にはパフを折り曲げて使い、最後はブラシで余分なパウダーをはらいましょう。
最初からブラシでつける場合にはブラシでパウダーを取りティッシュなどの上でブラシに馴染ませてください。あとは治したい部分を中心にパウダーをつけて最後に全体をぼかします。最後にパウダーをつけていないブラシで全体をはらい落とすときれいに仕上がります。全体につけるときには、顔の中心から外側にかけて細かく円を描くようにつけていきます。小鼻や目の周りなど崩れやすい部分はより丁寧につけて全体をぼかせば完成です。
ただし、パフやブラシが汚れていると雑菌が繁殖してニキビなどの肌トラブルの原因になるだけでなく、ムラになりやすくきれいにパウダーがつけられない原因となりますので清潔に保つようにしましょう。フェイスパウダーを上手に使えれば化粧のもちも良くなりナチュラルに仕上がりますよ。
乾燥肌の化粧直しは保湿を意識しよう!

乾燥肌の人の化粧直しに一番意識しておきたいのは「保湿」です。乾燥肌の人の化粧崩れの原因であるヨレ、しわ、かさつきなどのほとんどは乾燥が根本の原因となっています。
崩れたベースメイクにファンデーションを重ねてしまうより、肌に水分を与えて逃がさないように閉じ込めることを忘れないようにしましょう。
保湿に重点を置いて化粧直しをすれば、長時間崩れずストレスのないメイクを楽しめますよ!