シミのメカニズムには意外なものも?メラニン生成を阻止する対策3つ!

シミのメカニズムと対策が知りたい!

「あら?知らない間にシミが出来てる…!」

「最近顔色が悪いと言われてしまう…。そう言えばシミが多くなったような…」

「ちゃんとシミケアの化粧品を使っているのに悪化しているのは何故?」

そうです。シミは気づいたら出来ていますよね。「歳だから仕方がないわ~」「若い時に日焼け対策しなかったし」なんて思って諦めている人が多いですが、ではそこで質問です。

「何故シミは出来るのか」を知っていますか?

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はるこさん
今回はズバリ「シミのメカニズムについて」!美肌のことなら何でも知りたい編集部が徹底調査しました。シミのメカニズムと言っても、結構奥が深いんです…。
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あっきー
結構意外なものもあるようですね。そもそも自分で簡単にケアできるのでしょうか…?

シミのメカニズムは実は1つではありませんでした……!シミにはタイプがあるのです。

今回は、まず「自分のシミのタイプ」を見極めて、セルフケアが出来るものなのか、プロに相談した方が良いものなのかを考えていきましょう。

自分のシミはどんなタイプなのか・自分のシミのタイプに合うケア方法はどんなものがあるのか、この記事で今日こそ必ず見つけておきましょう!

シミができる原因とメカニズム

日焼け⇒シミ!という簡単なメカニズムではないようです。シミが出来るまでのメカニズムを簡単に分かりやすく説明していきましょう。

このメカニズムを理解しておくことが、シミ対策の基本となってきます。

紫外線を浴びることでメラニンが発生 

シミというキーワードと必ずセットになってくるのが「メラニン」ですね。

日本では美白ブームの影響からか、常に悪者扱いを受けているものでもありますが、紫外線などの刺激から細胞を守り、活性酸素の発生による悪影響を阻止しようとする重要な役割があります。

紫外線などの刺激があればあるほど「肌を守りなさい!」と言わんばかりに、メラノサイトでメラニン生成が活発に行われ、そのメラニンで刺激から細胞を防御するシステムなのです。

メラニンはシミのもとであるのは間違いないのですが、紫外線などの刺激から細胞を守り肌の健康を守ることから、むしろ必要なものと言えるのです。

角化細胞にメラニンが取り込まれる

メラニンが生成されたあと、メラノサイトを通して角化細胞である「ケラチノサイト」に転送されます。ケラチノサイトとは表皮の最下層である「基底層」にあり、表皮を構成する細胞の約90%以上を占めているものを言います。

ケラチノサイトは最下層の基底層では「基底細胞」⇒その上の有棘層(ゆうきょくそう)では「有棘細胞」⇒その上の顆粒層(かりゅうそう)では「顆粒細胞」⇒その上の角層では「角質細胞」と角化しながら押し上げられていきます。

メラニンを取り込んだあとは2個の細胞に分裂し、1つは基底層に残り、もう1つは上記のとおり押し上げられていき、やがて垢となって体外に排出されるわけです。

メラニンが大量発生すると代謝が停滞

ケラチノサイトがメラニンを取り込んで肌を守ったあと、およそ28日周期と言われるターンオーバーによって体外に排出されるので、本来メラニン自体は問題のあるものではありません。

ところが紫外線などの刺激が多すぎたり、強すぎたり、あるいは生活習慣の乱れなどがあるとターンオーバーそのものが上手く機能しなくなります。

「メラニン生成」「ケラチノサイトの排出」のバランスが崩れてしまう事態になりかねないのです。

メラニンが大量発生して増えすぎる↓
なのに代謝が追いつかないという構図になり、代謝が停滞してしまうのです。

代謝しないメラニンが滞留してシミに 

では代謝が停滞するとどうなるのでしょうか。

ケラチノサイトが上手く代謝できない↓
その中にあるメラニンも表皮に留まり続ける↓
滞留したメラニンが過剰に蓄積され続ける↓
シミなどのトラブルになってしまう↓
シミによってさらにターンオーバーが上手くいかない↓
さらにシミが濃くなる……。

肌に必要であり細胞を守ってくれるメラニンが、最終的に「厄介者」にされてしまうのです。

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はるこさん
日焼け⇒即シミに!というわけではないのね。メラニンが生成され、角化細胞に取り込まれ、肌を守り、その後代謝される。これは何の問題もないどころか、肌の健康のためにはむしろ重要な工程なのです!
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あっきー
どうやら問題は「メラニンが大量に発生する現象」と「ターンオーバーが正常になされずメラニンが蓄積され続けること」のようですね。この2つに着目して解決策を考えていきましょう。

\シミのメカニズムに効くクリーム/

意外なシミのメカニズムもある?

「シミって紫外線対策さえすれば大丈夫なのね」と思っていませんか?シミ=紫外線だけではないことを、解説していきましょう。

摩擦によるシミのメカニズム 

きつい下着を履いていて、足の付け根が黒ずんだ経験はありませんか?

これは摩擦と言う刺激から肌を守ろうとメラノサイトからメラニン生成が活発になされることから起こり、ターンオーバーが乱れようものなら、たちまちシミになってしまうのです。

皆さんよく見落としがちなのが「洗顔時の摩擦」「メイク時の摩擦」です。自分では強い刺激を与えている自覚がないことがほとんどですね。

  • 洗顔時、汚れをしっかり落とそうとゴシゴシ洗う
  • ファンデーションを塗る際、スポンジで強めにこすりがち

このようなアクションに心当たりありませんか……?そういったことを長く続けていると……

シミを隠すために念入りにメイクをする↓
刺激してシミの原因に↓
念入りメイクをちゃんと落としたいからゴシゴシ洗う↓
刺激してさらにシミが増える。

シミなどをカバーしようとメイクにこだわっても、根本的な原因が分かっていないと、このような失敗を繰り返すことになるのです。

乾燥によるシミのメカニズム 

「保湿、保湿」とよく言われますが、肌トラブルの原因の多くが乾燥だと言っても過言ではありません。

私たちの目から見た肌表面は、もちろん最上層の角質層です。最上層まで角化された角質は、肌から押し出され死滅した状態の細胞でもあります。保湿対策をしないと自力で潤えるはずがないのは一目瞭然ですね。

乾燥する↓
バリア機能が奪われる↓
刺激をそのまま受ける↓
この刺激から守ろうとメラニン生成が活発に。

バリア機能が奪われた状態で水分保持が難しく、水分を奪われまいと角質が分厚くなり「角質肥厚」を起こしてしまうことも。

こうなると保湿をしても浸透しにくいため、改善されません。ターンオーバーが狂い、メラニンが停留し、結局はシミになってしまうのです。

もうこうなると悪循環のスパイラルに迷い込んだようで、深刻に感じますね。

喫煙によるシミのメカニズム 

肌トラブルで必ずと言っていいほど出てくる「活性酸素」

本来は体内に侵入した細菌を撃退したりと必要なものでもあるのですが、体内の細胞を酸化させてしまうほどの毒性があるので「老化」などのトラブルになりやすい原因でもあります。

喫煙により有害なタバコの成分が体内に取り込まれる↓
活性酸素が大量に発生する↓
ラニン生成に必要なチロシキナーゼが活性化↓
シミになるというルートをたどることに。

さらに喫煙によるシミへの影響は他にもあります。

  • 活性酸素で細胞が傷つくとターンオーバーが狂い、メラニンが停留する原因に
  • 喫煙で血管が収縮し、肌に必要な栄養素が届かない
  • ニコチンが美肌に必要なビタミンCを破壊する

喫煙は健康被害があるだけではなく、美容にも良くないのですね。しっかり覚えておきましょう。

化粧品によるシミのメカニズム 

「リンゴを切って置いておいたら色が茶色っぽくなった」「揚げ油が濁ってきた」。これはいずれも「酸化現象」と言われます。空気と触れることで時間とともに酸化が始まり劣化してしまうのです。

化粧品には、保湿や均一に塗る目的で油脂成分が含まれていることがほとんど。この油脂成分が開封後、時間が経つにつれ酸化し劣化していきます。

酸化した油脂成分がやがて過酸化脂質となり、活性酸素を活性化することがあるのです。

特に古い化粧品は、この油脂成分の酸化が原因で色素沈着を起こしやすいと言われており、この現象を「油焼け」と呼んでいます。

リンゴを剥いて1ヶ月置いておいたなんて聞かないですよね。リンゴほどではないにしても、化粧品も開封後1~2年と長期にわたって置いておくと必ず酸化してしまいます。

食べ物と一緒で、化粧品も新鮮なうちに使いきることが理想なのです。

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ちょこ
未開封であっても、適切な保存方法で約3年が限界と言われています。化粧品は必要なものを必要なだけ購入し、新鮮なうちに使いきることが大事なのですね。

ストレスによるシミのメカニズム 

ストレスは嫌なイメージですが、やる気や心身の強化にも役立っており、必要なものでもあります。しかしストレスが強い場合はシミにも影響が起こります。

ストレスを受けると、まず活動するための「交感神経」と休息するための「副交感神経」という2つでバランスを取っている自律神経が乱れ始めます。

ずっと交感神経が優位になってしまうのですね。そして交感神経優位の状態が続くと男性ホルモンの分泌も活発化し続けます。

ストレスが強い↓
自律神経のバランスが崩れる↓
ホルモンバランスも乱れてくる↓
一時的にメラノサイトが活性化されてしまう↓
さらにストレスが原因で活性酸素も発生する↓
さらにメラノサイトを刺激する↓
シミになる

ストレスは万病のもとなんて言われますが、シミの原因にも大きく影響していたのです!

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あっきー
シミと言えば紫外線。メラニンと言えば紫外線。そんなイメージでしかありませんでした。
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はるこさん
紫外線以外の要因をご紹介しましたが、心当たりのあるものばかりではなかったですか?これが分かっているのと分かっていないのでは全然違うんですよ!

 シミのメカニズムを阻止する対策3つ

ではシミができるメカニズムを阻止するにはどうすれば良いのでしょうか。編集部が見つけ出した「シミのメカニズムを阻止する対策」3つを解説していきましょう。

シミに効く化粧品でスキンケア 

やはりダイレクトにシミへ働きかける化粧品の存在は外せません。

「今あるシミにも効果的」「メラニンの生成を抑制する」「シミそばかすを予防」などの目的で、含まれている成分に注目していきましょう。

成分期待される効果
ハイドロキノンチロシキナーゼ抑制・メラニンの合成抑制・メラニン還元
アルブチン・ビタミンC誘導体メラニンの生成抑制
エラグ酸・コウジ酸・リノール酸チロシキナーゼ抑制
カモミラ ETメラノサイト増殖抑制
プラセンタエキスチロシキナーゼ活動抑制
メラニン生成力抑制
mートラネキサム酸紫外線ダメージによる肌荒れ防止

特にハイドロキノンは、元々は医療用であり安全性が確立されている美白成分です。

メラニン合成抑制・メラニン過剰生産抑制・メラニン還元といった働きが期待され、まさに「今存在するシミ」にも改善が期待できる成分なのです。

ハイドロキノンの美白への力アルブチンなどの約100倍ほどであるとも言われているほどなのです!

シミに負けない食べ物でヘルスケア

シミ対策と言えば、シミに外側からダイレクトに作用する化粧品だけではありません。毎日の食で私たちの体は成り立っているのですから「肌に良い栄養素を含む食材」選びで、シミ対策を考えてみましょう。

栄養素含まれている食材期待できる効果
リコピントマト
パプリカ
スイカ
グレープフルーツ
強力な抗酸化作用
メラニン抑制
ビタミンA鶏レバー
うなぎ
モロヘイヤ
ほうれん草
新陳代謝促進
皮膚や粘膜を保護
ビタミンCアセロラ
ゆず
赤ピーマン
いちご
強力な抗酸化力を持つ
βカロテンなどの合成促進
ビタミンEアーモンド
コーン油
かぼちゃ
ほうれん草
活性酸素に結びついて除去する
毛細血管の血行促進をする

活性酸素が増えすぎてシミが出来る環境にならないよう、抗酸化作用のあるリコピンを摂ったり、新陳代謝促進や活性酸素除去効果のあるビタミン類などを摂ることで、インナーケアをしていくことも有効なのですね。

「肌のためにビタミンCを積極的に摂ろう!」と思った人に注目してほしいのがビタミンCに多く含まれる「ソラレン」という成分。

ソラレンは紫外線の感受性を高める傾向にあり、紫外線を吸収しやすくしてしまう働きがある成分です。

レモンやオレンジ、アセロラのようにビタミンCが豊富で有名な食材に含まれているのですが「食べること=悪」ではありません。

ソラレンの働きは2時間ほどがピークと言われているので、紫外線を気にしないでいられる夕方以降に摂取すれば、ビタミンCなどの恩恵は受けられるのです。

せっかく肌に良い栄養素を摂取するのですから、期待できる効果を最大限に活かせるようにしましょう。

シミになる前にサプリでインナーケア 

忙しい現代人が確実に必要な成分を必要なだけ摂取しようとするならサプリがおすすめです。

仕事や家事、子育てをしながらの食事メニューの管理はなかなか難しいのが現実。食材から摂ろうとするとストレスにもなりかねません。

持ち運びに便利で場所を選ばず、無味無臭で飽きがこないのもメリットですね。シミのケアに効果的とされる栄養素をサプリで確実に摂取し、インナーケアで体内から変えていきましょう。

ホルモンが原因のシミって?

紫外線対策もしているし、摩擦などの刺激にも注意を払っているのに出来てしまうシミ。それ、もしかすると「ホルモン」が原因なのかもしれません。

ホルモンが原因で出来るシミについての知識を学んでいきましょう。

シミの種類は肝斑(かんぱん) 

女性ホルモンが最もさかんに分泌されると言われるのが30~40代。ホルモンバランスが主な原因とされる「肝斑」に悩まされることが多くなります。

  • 妊娠中・産後などに出来やすい
  • 経口避妊薬などホルモンに作用する薬の服用で発症しやすい
  • 50代以降は逆に症状が軽くなる傾向にある

このようにホルモンバランスで良くも悪くもなるのです。

肝斑は特徴的なもの。以下をチェックしてみてください。

肝斑の主な特徴

  • 両頬の同じところなど左右対称になっていることが多い
  • 円形でもなく形が不規則
  • 薄い褐色をしている
  • 目の周囲にはない

 ホルモンバランスが大きく崩れる産後にシミがひどくなっていたという話はよく聞きます。どうやら肝斑であることが多いようですね。

化粧品だけでのケアは厳しい 

ホルモンバランスという内面的な要因が大きく影響している肝斑は、外側からアプローチする化粧品のケアだけでは厳しいものがあります。

ホルモンバランスが主な原因なのですから、化粧品だけでは改善しないことは分かりますね。

例えば、強いストレスがあると自律神経が乱れ、ホルモンバランスも乱れ、結局は肝斑を助長させてしまうのです。

肝斑の対策として、健全な体はもちろん「心のあり方」も重要なポイントとなってきます。

  • 紫外線対策をしっかりする
  • ストレス解消法を身につける
  • 食生活や睡眠など生活習慣を改める

まず健全な体あっての肝斑対策になるのですね。

また肝斑対策として有名なのは「トラネキサム酸」の服用です。市販薬だけでなく皮膚科・美容クリニックで処方される場合もあります。

市販薬でも良いのですが、医師に処方されるトラネキサム酸の場合、含有量は市販薬の2倍ほどになっています。より深刻・より早く改善をと思う人は医師に処方してもらうことをおすすめします。

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はるこさん
外用薬は外側からのアプローチでメラノサイトに到達するのですが、内服薬の場合、体の内側からアプローチするので、表皮の深い部分にも成分が届くメリットがありますね!
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あっきー
だいたい4~5週間ほどで効果が現れることが多いようです。1回2錠を1日2回服用するだけなので、簡単ですね。

トラネキサム酸は比較的安全性の高い成分だと言われていますが、全く副作用がないとは限りません。必ず使用前に診断してもらい、専門医の支持を仰ぐようにしましょう! 

特殊なレーザーでの治療がある 

難しい肝斑の改善。プロに相談し、施術してもらう方法もあります。

  • レーザー治療⇒メラニンがあるケラチノサイトを破壊
  • ケミカルピーリング⇒メラニン排出を促す
  • トラネキサム酸導入⇒メラノサイト抑制

その中でもレーザー治療のひとつ、肝斑専用の「レーザートーニング」をご紹介しましょう。

これまで肝斑にレーザー治療は、炎症が悪化するなどの理由で施されていませんでした。このレーザートーニングは「肝斑専用」であることから非常に注目の治療法となっています。

パワーがとても弱いことが特徴、刺激を与えて炎症を助長させることなくメラニンを減少させることが出来るのです。

所要時間10~20分程度
施術回数週に1度で約4~5回が目安
痛み輪ゴムで弾くような軽い痛みのみ
日常生活施術後すぐ化粧も可能
費用1回20,000~30,000円程度

レーザー治療とともに内服薬やトラネキサム酸導入を並行したりすることも出来ます。また毛穴の開きなどにも効果が期待できるため、施術後は「キメが整った」と感じている人も多いようです。

シミのメカニズムに応じてケアしよう

シミはすべて同じではないことがよく分かりましたよね。

シミで悩む人は多いのに、シミのメカニズムについて知らない人が多すぎるのかも知れません。シミのタイプによって原因も対策も全く異なってくるのです。

正しく知って、正しく対策。

諦めるのはまだ早いです!自分のシミのタイプに合った対策法を見つけ出し、今度こそ本気で美肌を目指していきましょう。

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