乾燥肌の種類でわかる原因|6つのタイプに応じて適切な対策をしよう

乾燥肌の原因や対策が知りたい

多くの人を悩ませる肌の乾燥。顔の皮向けやガサガサのかかと、ひび割れたスネなどは他人にも意外とバレやすいものです。

色々な化粧水や乳液を試してみたけれど一向に乾燥肌がよくならないという人も多いのでは?

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はるこさん
私も以前は肌の乾燥で苦労したわ…。
高価な化粧水や乳液も色々試したけど、相変わらずのカサカサ砂漠状態。

 

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アッキー
乾燥肌って結構しぶといんですよね。
やっぱ保湿たっぷりの化粧品を選ばないといけないのですかね…?

 

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はるこさん
乾燥肌だからといってただ闇雲に保湿すればいいってわけでもないのよ、実は!
今起こっている乾燥の原因を探って適切なケアをする必要があるの。
乾燥肌はとってもデリケート。色々な肌トラブルの元になるからなるべく早く対策しましょ!

 

この記事では、乾燥肌の状態に応じた原因別の具体的な対策を解説します。

放っておくとどんどん進行していく乾燥肌。原因を突き止めて適切にケアし、乾燥知らずのプルプル肌を目指しましょう!

乾燥肌の種類と原因

乾燥肌と一言に行っても原因や種類は様々。適切なアプローチをするために、あなたの乾燥肌の原因をしっかり見極める必要があります。

冬だけ乾燥するなら角質の保湿不足

角質は紫外線や汚れなどの外部刺激や乾燥から肌を守るバリア機能を担っています。その角質は肌の表面にあるたった0.02mmの薄い層です。

角質が健康な状態ではバリア機能は正常に働くので、普段は乾燥を感じにくいもの。とくに夏の間は天然の保護クリームの代わりとなる皮脂も多く出るので、乾燥は気になりにくいです。

しかし冬になると空気が乾燥する上に、気温が低いため皮脂の分泌が少なくなります。そのため角質層に隙間ができそこから水分が蒸発し、肌の乾燥が気になりやすくなるのです。

特に夏と冬で同じスキンケアをしている人は乾燥しやすい冬になると保湿不足で乾燥に悩むケースが多く見られます。もしも冬だけ乾燥が気になるなら、角質の保湿不足といえるでしょう。

乾くのに肌がテカるならインナードライ

肌は乾燥してつっぱるのになぜかテカってしまう…というあなたはインナードライかもしれません。インナードライはオイリードライとも呼ばれますが、正式には乾燥性脂性肌といいます。

インナードライは肌の内部が乾燥しているので水分の蒸発を防ぐためになるべく皮脂を出そうとし、皮脂が過剰に分泌されてしまう状態のこと。

皮脂が過剰に分泌されているなら皮脂を取り除けばいいのでは?となんども顔を洗ったり洗浄力の強いソープなどをつかってしまうと、余計に肌が乾燥してしまい、その乾燥をカバーするためにまた皮脂が過剰に分泌されてしまう…という悪循環に。

インナードライはストレスや生活習慣の乱れ、洗い過ぎや保湿不足が原因で引き起こされると言われています。

かゆみや湿疹があるなら乾燥性敏感肌

肌の乾燥に加えてかゆみや湿疹があるなら、乾燥性敏感肌かもしれません。

乾燥性敏感肌は皮膚の乾燥により、水分量が少なくなった肌がひび割れたり皮がむけたりした乾皮症と言われる状態からさらに症状が進行した状態。肌の柔軟性、弾力性が失われ、かゆみ赤み水ぶくれができます。

かゆいからといって引っ掻いてしまうと肌のバリア機能が失われ、そこからまた炎症が悪化してしまうので少し厄介な症状でもあります。

外気の乾燥加齢体の洗いすぎによっても引き起こされてしまうので注意が必要です。

子供にも多いのはアトピー性皮膚炎

繰り返し強いかゆみと発疹が現れるアトピー性皮膚炎は子供に多く見られます。アトピー性皮膚炎の肌は乾燥し、肌のバリア機能が弱まっている状態です。

アトピーが悪化して化膿している場合、黄色ブドウ球菌という菌が増えて、黄色ブドウ球菌の出す毒素がさらにかゆみや赤みを引き出してしまいます。かゆみが生じてつい掻いてしまうと、新たな傷をつくったり、バリア機能が弱まり肌の状態が余計に悪化してしまうことに…。

アトピーはもともと持っていたアレルギーの悪化や、ストレスや睡眠不足などを繰り返し行なっていた場合、大人になってからも発症することがあります。

足や腕だけがひどいなら皮脂枯れ

皮脂枯れは分泌される皮脂が少なく乾燥して荒れている状態です。とくに腕や足に多く見られます。

天然の保護クリームの役割を果たす皮脂の分泌量が加齢等に伴って減少し、肌のバリア機能がうまく働かず、肌の水分が蒸発してしまいます。

特にスネは皮脂の分泌が少ない部位なので、こなが吹いたり、ひび割れやすい部位と言われています。

さらに女性に欠かせないストッキングも皮脂枯れの原因になります。脱いだり履いたりするのが刺激になったり、発生する静電気がかゆみの原因になりつい引っ掻いてしまうことで、より悪化してしまうという悪循環に。

他にもスネは自己流の除毛などでカミソリ負けしやすく荒れやすい部位。意外にデリケートなので、一度治っても気をつけないとまた皮脂枯れになってしまう注意が必要な箇所なのです。

乾燥肌の原因ごとのスキンケア対策

乾燥の原因がわかったら次はどのようなスキンケアができるのかみていきましょう。原因別に対処法を解説します。

保湿不足なら高保湿化粧品でうるおす

化粧品の中には製品が乾かないようにするための保湿剤や手触りをよくするテクスチャーとしての保湿剤がありますが、保湿化粧品を選ぶには「肌を保湿する成分」を見極めることが大切です。

特に求めたい成分は以下のものです。

  • 角質層にも存在し、水分を蓄えて肌の保湿をするといわれる「セラミド
  • 肌の弾力をキープするといわれる「ヒアルロン酸
  • 肌表面の保湿効果が期待できる「コラーゲン
  • ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を誇るといわれる「リピジュア(R)

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はるこさん
肌が保湿不足で乾燥するなら、ただ表面をおおう油分よりも、肌に浸透する潤い成分を重視するべきよ!

乾燥性脂性肌は皮脂バランスを整える

 肌はカサカサ乾燥しているのに皮脂は出てテカってしまう乾燥性油性肌。皮脂が出てテカってしまうからといって、洗いすぎたり洗浄成分の強いソープを使用し、皮脂だけを奪うと逆効果。ますます乾燥が進行し、肌は失われた皮脂を補うためにより油分を出そうとしてテカってしまいます。

乾燥性油性肌の人は皮脂バランスを整えることがポイント。

過剰な皮脂はうるおい不足からくるものなので、うるおいは残すような優しい成分のソープを使用し、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている化粧水や乳液でしっかり保湿することが大切です。

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乾燥性敏感肌はバリア機能を高める

乾燥肌の人が保湿化粧品を選ぶ際には「肌を保湿する成分」を見極めることがポイント。

特に求めたい成分はセラミド。セラミドは角質層にもともとあり、角質内の水分を蓄える役目を担っています。肌のバリア機能として重要な働きをもつ成分なのです。

セラミドが不足すると肌が十分に水分を保てず一気に乾燥してしまいます。セラミドが不足した際は外部からしっかり補うことが重要です。

また、乾燥性敏感肌はとてもデリケートな状態。肌のために使用している化粧水や乳液が実は乾燥性敏感肌にとっては刺激になってしまっている場合も。

ただ、パッケージに表記されている低刺激や無添加という基準はメーカーによって違うため、選び方が難しいと感じる人も多いかもしれません。そのような場合は成分表示に注目してみましょう。

例えば、拭き取りタイプやさっぱりタイプの化粧水に多く配合されているアルコール(エタノール)は主に清涼感や香りを立たせるための成分ですが、同時に肌を乾燥させやすいというデメリットがあります。不使用が理想ですが、成分表示は配合量の多い順で表示されており、表示の順で後ろの方なら配合されている成分量は少ないと言えるためさほど影響はないでしょう。

加えて無鉱物油パラベンフリー香料不使用などの肌に負担のかかる物質をなるべく排除した優しい成分の化粧品を使用するのが理想です。

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アトピー性なら専門的な化粧品を使う

アトピー性ならアトピーに悩むようなデリケートな肌でも使いやすく考えられた化粧品を選びましょう。アルコール(エタノール)や着色料、香料など余分な添加物が配合された化粧品は、使用感は良いかもしれませんが、敏感なアトピー性の肌には負担がかかってしまいます。

また、アトピーの状態は肌のバリア機能が下がりがち。セラミドやヒアルロン酸などが配合された保湿力の高い化粧品がおすすめです。

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はるこさん
「肌に優しい」「低刺激」とパッケージに記載されていても、基準はメーカーによって異なるもの。
成分表示をきちんと自分の目で確認し、なるべく刺激の少ない化粧品選びをするのがポイントです。

 アトピー肌におすすめの化粧品を詳しく知りたい人はコチラをクリック!

皮脂枯れなら入浴後にクリームで保湿

入浴後は湯船に使った後なので、なんとなくしっとりしている感じがあるので保湿を忘れがち。しかし肌表面に残っている水分は水道水からのものがほとんどなのですぐに蒸発してしまうし、水分が蒸発するのと同時にさらに角質の脂質も一緒に蒸発してしまいます。

そのため入浴後の保湿はとても大事なのです。失われた水分を補うのは早い方が効果的なので、入浴後の保湿はなるべく早く行うのが肝。できれば10分以内に保湿を済ませるのが理想です。

皮脂枯れの肌には化粧水よりも、水分が蒸発しにくい保湿クリームを使ったケアがおすすめです。

おすすめのボディークリームに関する記事はコチラ

乾燥肌のためにできる食べ物対策

乾燥肌対策は体に何か塗るだけではありません。乾燥に負けない栄養素で内側からもケアすることができます。

避けたいのはコーヒーや砂糖など

朝の目覚めの一杯にコーヒーを飲んだり、ほっと一息つくために緑茶を飲む人は多いもの。一見美容効果が期待できそうなコーヒーや緑茶ですが、乾燥肌対策の水分補給としては好ましくないもののひとつです。

コーヒーや緑茶に含まれるタンニンという成分は亜鉛の吸収を邪魔するといわれています。亜鉛は肌の新陳代謝を助けると言われる成分。亜鉛が不足すると肌の新陳代謝が低下してしまい、健康的な肌を形成しにくくなります。

また、カフェインの利尿作用により体内の水分が失われやすいというデメリットも。

砂糖の摂り過ぎは糖化の原因に。糖化とは簡単に言うと体内で余ってしまった糖が体温により体内のタンパク質にくっついて変性してしまうこと。砂糖を入れた玉子焼きやパンケーキがフライパンに焦げ付く現象もその一種です。

糖化が起こると新陳代謝が低下し、老化の原因にもなってしまいます。

スイーツ好きや、ストレスでつい甘いものを食べたくなってしまうという人は量を減らすなどの工夫が必要です。

摂りたいのは脂溶性のビタミンAやE

乾燥肌の人は肌の代謝を高めたり、肌に必要な成分の生成を促進する栄養素を多く取ることが大切です。

特に角質層の天然保湿因子の生成を促すといわれるビタミンAや肌のターンオーバーを活発にしたり抗酸化作用があると言われるビタミンEは乾燥肌のケアに効果的と言われています。

  • ビタミンAを多く含む食べ物…豚肉、うなぎ、海苔、にんじん、モロヘイヤ、かぼちゃ、わかめ、ほうれん草など
  • ビタミンEを多く含む食べ物…たまご、うなぎ、真鯛、ぶり、たらこ、ナッツ類、豆類、ごま、アボカド、モロヘイヤ、かぼちゃなど
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はるこさん
スーパーで手軽に買える食材も多いので、ぜひ普段の食事に取り入れてみましょう!

乾燥肌をうるおすサプリもおすすめ

内側からのケアをしたくても、忙しくて自炊ができなかったり、外食が多いと食べ物からバランスよく栄養をとることが難しい場合もあるかもしれません。

そんな人にはサプリメントがおすすめ。正式名称は健康補助食品。あくまでも「食品」なので副作用の心配はほぼないといわれている上に、水だけで気軽に摂取できるできるので忙しい人にもぴったりです。

摂っておきたい成分は以下のもの。

  • 角質内の水分の蓄える効果があるといわれる「セラミド
  • 肌の弾力とうるおいをキープするといわれる「ヒアルロン酸
  • 肌の土台となり肌の弾力をつくる「コラーゲン
  • 優れた抗酸化作用をもつ「プラセンタ

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生活面で気をつけたい乾燥肌対策

日常生活の中で少し意識するだけでできる乾燥肌対策を解説します。気づかない間にNG行為をしている場合もあるのでしっかりチェックしましょう!

入浴のポイント

普段の入浴でも乾燥肌の人は気をつけるポイントがいくつかあります。以下のポイントをしっかりおさえて乾燥知らずの肌を目指しましょう!

乾燥肌の人の入浴のポイント

  • 肌の保湿成分が流れ出るのを防ぐため湯舟につかる時間を合計15分程度までにする
  • 湯温は38~40度にし、沸かしたてのさら湯には浸からない
  • さら湯につかる場合はビタミンC(アスコルビン酸)含有の入浴剤で塩素をやわらげる
  • 肌の薄い部分は手で洗い、洗浄剤を毎日使うのは皮脂や臭いが気になる場所だけにする
  • ボディタオルなどでのゴシゴシ洗いはNG
  • 洗浄力の優しいボディーソープを選ぶ

 

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アッキー
さら湯って乾燥肌にはダメなんですかぁ?
一番風呂ってさっぱりして気持ちいいから好きなんですけど…。
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はるこさん
水道水の中の塩素が肌の刺激になるから、入れたてのさら湯は乾燥肌の人にはよくないわね。
どうしても入りたい時は塩素と結びつきやすい性質があるビタミンC配合の入浴剤を投入するといいわよ。

 

睡眠のポイント

ゴールデンタイムという「夜の10時から深夜2時」の時間が肌の新陳代謝や細胞のダメージ修復をしてくれる成長ホルモンが多く分泌される…という情報を耳にしたことのある人は多いはず。

しかし実際のところ、成長ホルモンは毎日決まった時間に分泌されるのではなく、睡眠の状態や眠りの深さによって決まることが研究で明らかになりました。

良質な睡眠は睡眠コアタイムを配慮することが重要。

睡眠コアタイムとは成長ホルモンがいちばん活発に分泌される「入眠後最初の3時間」のことです。

睡眠ホルモンの、メラトニンの分泌量が減り始めて深い眠りにつくのがむずかしくなる深夜3時~5時頃までに「入眠後最初の3時間」の睡眠コアタイムを合わせたいので、遅くとも深夜0時には眠るようにしましょう。

治し方のポイント

NGなのは、かゆいからといってたまたま家にあるかゆみ止めを塗ったり、湿疹に虫刺され薬を塗ること。軽症なのに副作用の強いものをいきなり使うのも肌に負担がかかってしまいます。

また、インターネットの情報を鵜呑みにして、手作りパックなどの裏技的な処置をするのもおすすめできません。炎症になったりかぶれたり症状が悪化してしまう恐れがあります。

症状や薬の選び方などは素人判断では難しいので、ドラッグストアで薬剤師に相談したほうがよいでしょう。

治らないのは内臓疾患などの病気?

デルマドロームという言葉を聞いたことがあるでしょうか?一見耳慣れない単語ですが、内臓疾患など何かの病気のサインとして肌にあらわれるもののことをいいます。

肌の赤みやかゆみが病気のサインをあらわすこともありますが、実際のところ、ある皮膚科を受診する患者さんの9割はこれにあてはまらないそうなのでそこまで深刻になる必要はないといえます。

気になるようなら病院で専門医に相談してもよいでしょう。

乾燥肌は原因を理解してから改善を

多くの人を悩ませる乾燥肌ですが、原因は人によってさまざま。原因によって対処法も変わるので、あなたの乾燥肌はなぜ引き起こされているのかをまず知ることが大切です。自分でよくわからない場合は薬剤師や専門の医師に相談するのも手です。

サンダルを履いた時のカサカサのかかとやひび割れたスネ、肌の皮むけなど乾燥による肌トラブルは意外と他人にみられているもの。適切なケアで乾燥知らずの潤いのあるお肌を目指しましょう!