40代の正しいエイジングケア方法

30代では最下位だった悩みが定着してしまう40代は、自分をまるごとチェンジするエイジングケアが大切です。
糖化を内側からケア
エイジングケアで重要なキーワード「細胞の老化=糖化」です。身体全てに悪影響を及ぼして、肌がくすむ原因のひとつが糖化。
パンケーキの美味しそうな焦げ目は、小麦粉や牛乳に含まれる糖質やタンパク質が加熱されて糖化したもの。私たちの体にも同じ現象が起こります。砂糖や穀類に多く含まれる糖質は重要なエネルギー源ですが、タンパク質と結合し体温だけで劣化します。
甘いものや精製された穀類を食べ過ぎないことだけでも、糖化の影響は下がります。

血行を良くして代謝アップ
習慣的な肌荒れや目の周りのクマが気になる人は必ずどこかに血流の滞りがあります。リンパの流れも悪くて老廃物がたまる、新陳代謝が落ちて肌のターンオーバー周期も遅れて行きます。
全身の血流を促して代謝を良くする方法は超簡単!
- 腰に手を当てて、肩甲骨が動くのを意識しながら肘を後ろに引く
- 両腕を上げて大きく背伸び
上半身の一番大きな筋肉を一気にストレッチして血行促進、さらに上半身と下半身の筋肉をつなぐ横隔膜を伸ばすことで、血行促進の効果を下半身にも波及させます。

自分だけのシンデレラタイムを
成長ホルモンが分泌されるシンデレラタイムは4時間だけ、はウソ。
睡眠は生理現象で、人類が皆同じ時間に眠れば総じて美肌なんてことはありません。きっちり◯時に寝なきゃ!と急かされるよりも、ゆったりと構えていた方がエイジングケアに適した睡眠を取ることができます。
初めの深い眠りに落ちた時が、その人のエイジングケア最適ホルモンが出るシンデレラタイムです。
40代のNGスキンケア方法

40代のスキンケアNG集!あなたはやっていませんか?
肌断食
老化のひとつの定義は存在する物質が減少することで、肌断食は栄養供給カットで絶対NG!
20代から肌の老化が始まる悲しい現実。40代は2回目のお肌の曲がり角、そこへ大切な栄養分を与えなければ枯れてしまうだけ。
肌が突っ張るのはただの栄養枯渇で、潤いをなくした角質が悲鳴を上げているサインです。
水分と油分のバランスが取れてこそ肌ケアで、体力が落ちてきた40代の肌には栄養が必要ですよ。

マッサージ
リフトアップのために肌を引き上げる!というCMがありましたが、とんでもないことです。
高級ラインのリッチなクリームを、手のひらで温めて肌ごと引き上げる!3ヶ月で大惨事を招きます。
乾布摩擦ならいざ知らず、マッサージと称して強引に肌を引っ張って、摩擦で表皮はストレスだらけに。
シワも増え色素沈着も増え…悪いループに陥るだけです。肌表面を指や手のひらで滑らせるだけで十分で、ツボ押しだって肌表面を押し込まないように注意しましょう。
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シャワーすすぎ
今すぐやめないと毛穴が開きます!洗顔料がよくすすげそうだと思うシャワーも、40代の大敵です。
湿度と温度の高い浴室では毛穴が開き気味です。だからこそクリーンな状態に洗い上がるのですが、そこへシャワーの水圧はNG!
重力や引力以外の水という重さがかかり、たるみ毛穴の出来上がりです。フェイスラインのたるみにつながる恐れもあるので、手ですくったぬるま湯でやさしくすすぎましょう。
ぬるま湯洗顔だけという人もいますが、肌に残ったメイク汚れや皮脂が酸化します。酸化が始まった瞬間に肌の老化は加速しますので、きちんとクリーンな状態に毎日リセットしてあげましょう。
表情筋トレーニング
余計に顔をたるませてしまうという、美意識が高い人ほど陥りやすいワナです。
1日に◯回行いましょう、と言われますが実は大間違い。確かに表情筋をヨガやトレーニングといいつつ動かすと、動かさないよりも鍛えられそうな気はします。
でも「表情筋」は「表情」を作る筋肉で、それ以上の動きには対応していません。必要以上の力をかけてストレッチするのは引き延ばしているだけで、シワとたるみを増長する行動です。

40代エイジングケアのQ&A

40代のエイジングケア、高くないとダメ?ラインで揃えたほうがいいの?などのよくある疑問に答えます。
化粧水は安いより高いほうが効果ある?
高い化粧品のメリットは配合されている成分が、悩みに対しての効果が高いということでしょう。
プチプラと比較すると、やはり配合成分と研究開発力に違いがあります。プチプラに効果がないのではなく、高い化粧品はより効果が期待できる成分配合だということなのです。
使い心地や効果に明確な差が出るような細かいラインナップや、権威のある機関に委託して安全面をプッシュしている点も、高い化粧品のメリット。
これだけの手数を踏むとプチプラはかないません。

40代、1ヵ月の基礎化粧品にかけるコストはどれくらい?
40代の人は独身、専業主婦、兼業主婦と環境が様々、コストには大きく差があるものの平均1〜2万円というデータがあります。プチプラのラインづかいで節約しているという人では5,000円以下という声も。
美容に関わる意識の高さとコストは比例するという評論家の意見もあり、その裏付けは肌に対する費用対効果なのだとか。
これまでよりも肌悩みが増加する40代では、プチプラのほぼ水だけでできている化粧水をバシャバシャと1ヶ月に複数本使うよりも、高めで高機能な化粧水を1本購入した方が使う量は少なくて効果が高い。1年で平均するとコストは低くなるというデータもあるのです。
正しいエイジングケアで大人美人

40代の肌は環境や気温の変化で弱りやすく、水分や栄養が足りなければ乾燥やシワへとつながりやすくなります。
忙しくてなかなか自分の肌に構ってあげられなかったあなたも、40代からはぜひもう少し手をかけてあげてください。10年後の肌は、これからのあなたが作っていくのです。
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