シミとそばかすの違いは?すぐわかる原因や見分け方で疑問を解決!

顔に茶色の丸・楕円形のものができればシミができた!とショックを受けてしまうものですが、本当にそれはシミでしょうか?

シミと同じようなものにそばかすがあり、そばかすとシミは似ているので見分け方が少し難しいですよね。 

ここでは見分けのつきにくいシミ・そばかすの違いについて徹底的に解説していきます!

それぞれに合ったケアをしていけばシミ・そばかすのない明るい肌になれるので、ここを見て自分の悩みがどちらかを見極めてみましょう。 


シミとそばかすの違いってなに?

一見同じように見えてしまうシミとそばかす。この二つを見極めるには、この二つの特徴について詳しく知っておく必要があります。

ここではシミとそばかすの特徴について紹介していきましょう。 

原因が「遺伝」なのはそばかす 

そばかすは遺伝が原因であることが多いと言われています。  つまり両親のどちらかにそばかすがある場合は、その遺伝が引き継がれてそばかすが出来る確率が高くなってしまうということです。  

いっぽうシミは遺伝ではなく、肌が紫外線を浴びることによって出てくることが主な原因です。

その他にも加齢によって肌のターンオーバーが乱れたりすることも原因となりますので、シミとそばかすは原因が大きく異なります。 

目立ち始めの年齢にも違いがある 

そばかすは遺伝的な問題であることから、幼少期の頃から症状が出始めると言われています。幼少期の頃は薄いため目立ちにくいですが、思春期の頃から紫外線の影響などで徐々に濃くなるとされています。 

しかし年齢と共に薄くなることもあるようなので、何もしないとずっと濃いままというわけでもないようです。

シミは早ければ20代頃から出始めますが、大体30代頃から目立ってくるという特徴があります。こちらは紫外線が原因なので、紫外線対策をしていなければより早く出てくるかもしれません。 

そばかすは数ミリ以下で小さく丸い

そばかすは1~4mm程度と小さく、形は丸くなっています。 

それに対してシミは米粒程度の大きさのものもあれば、数cmまで大きくなるものもあります。また形もキレイな丸ではなく楕円形のものもありますので、形が歪という特徴もあります。  

ただシミもそばかすのように小さく丸いものもできることがあるため、小さくて丸ければそばかすと断言することは難しいでしょう。

そばかすはできる部位が大体決まっていますし、同じものが同じ場所に複数出来るという特徴もあるため、この部分を基準に見極めた方が良いかもしれません。 

鼻を中心に広がり濃さが変わるそばかす

そばかすは鼻を中心に顔の外に向かっていくつもできる特徴があります。大きさや濃さは一つ一つ異なりますが、できる場所と数が多いことがシミとの違いでしょう。  

シミは顔のどこにできるかわかりませんし、鼻の中心以外の部分にもできます。またシミは顔だけでなく腕や足などの体にもできるという特徴があります。 

シミができてしまった部分を見れば、なんとなくシミとそばかすの見分けがつきそうですね。 

そばかすと間違いやすいシミの種類

そばかすはシミとは原因が異なりますが、実はシミの種類の一つなのです。そばかす以外にもシミの種類はいくつかあって、それぞれで特徴などが異なります。 

画像を見て分かるように、シミと一言で言っても多くの種類があり、それぞれで原因やできやすい部分が異なります。

ではシミの種類についてより詳しく見ていきましょう。

炎症後色素沈着 

ニキビなどの肌トラブル・日焼け・湿疹やかぶれなどによって肌に炎症が起きると、肌を守るためにメラニン色素が発生します。

炎症部分にはかさぶたができていて、かさぶたが取れると最初は赤くなっていますが、徐々に茶色のシミのように変化していきます。

茶色に見えるのはメラニン色素の影響で、メラニン色素がそのまま蓄積することで褐色のシミのような形ができてしまいます。これが炎症後色素沈着です。 

老人性色素斑 

老人性色素班とはシミの中でも特に多いと言われる症状です。紫外線を浴びてできたシミが時間の経過とともに少しずつ姿を現すタイプのシミとなります。

顔だけでなく腕やデコルテなどの紫外線を浴びやすい場所にできやすく、茶褐色や茶色のはっきりとした形が特徴です。シミの大きさは米粒程度の小さなものもあれば、数cmの大きなものもあります。 

肝斑(かんぱん) 

肝斑は女性ホルモンの関係でできると考えられているシミです。妊娠や出産、さらに更年期前後など女性ホルモンのバランスが乱れる時にできやすくなっているので、20代以降であればいつでもできる可能性が充分にあります。

口や額にできることもあるようですが、特に多いのが左右の頬骨に同時に現れること。色はとても薄い褐色でぼんやりとして見えますが、左右対称で範囲が広いため目立ってしまうのも特徴の一つです。 

後天性真皮メラノサイトーシス 

後天性真皮メラノサイトーシスは原因がはっきりとはしていないものの、ホルモンバランスの乱れや妊娠、紫外線などが関係していると言われています。

後天性真皮メラノサイトーシスと他のシミの違いは真皮層にメラニン色素があること。肌の奥深くに原因があることから、肌表面からは暗めの黒、茶色、少し青みがかって見えます。 

他のシミと同じように見えるため老人性色素班などと見分けがつきにくいようですが、まぶた・髪の生え際・鼻などにもシミがある場合は後天性真皮メラノサイトーシスの可能性が高まるようです。 

花弁状色素班 

花弁状色素班は強い紫外線を浴びたり、日焼けを繰り返すことによってできるシミです。主に背中や肩、胸元などにできやすいことから気付かないうちにできていたという事も多いようです。

誰にでもできる可能性があるシミですが、特に紫外線を浴びることで肌が赤くなる人はできやすいと言われています。名前の通り、花びらのような形のシミであることが特徴です。 

シミ・そばかすは皮膚科で治せる?

シミやそばかすが顔にあるとすっぴんに自信がなくなってしまいますよね。そのため治せるものならすぐにでも治しておきたいところ。

肌のお悩みと言えば皮膚科ですが、シミやそばかすは治せるのか?またどんな治療を行って費用はどれくらいなのかを解説していきます。 

そばかすの治し方 

そばかすは光レーザー治療の施術に加え、トラネキサム酸やビタミンCなどの内服薬で治療していきます。

レーザー治療一回の料金は12,000~25,000円ほど。内服薬は処方される薬の内容にもよりますが、2,000~4,000円ほどです。レーザー治療の費用は顔全体の費用となっています。 

そばかすだけであれば顔全体にする必要もありませんので、この費用よりも安く済むかもしれません。また病院によっては回数セットも用意してあるので、料金プランをよく調べてから行くようにしましょう。

炎症後色素沈着の治し方 

炎症後色素沈着はハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬を使った治療があります。外用薬の費用は1,000~3,000円となっており、成分の配合量によって費用が変わります。 

病院によってはレーザー治療を行うところもあるようですが、炎症後色素沈着は大体が半年程度で自然に改善するとされています。

ただ中には半年以上たっても改善されないものもあるので、長く残っている場合は外用薬での治療だけでなくレーザー治療も検討した方が良いでしょう。

老人性色素斑の治し方 

老人性色素班はレーザー治療・外用薬・内服薬など様々な治療を併用して行われます。

レーザー治療の費用は範囲によって異なりますが4,000~60,000円、外用薬の費用は1,000~3,000円、内服薬は処方される薬の内容にもよりますが、2,000~4,000円です。 

レーザーに加えて外用薬や内服薬まで併用するとそれだけ費用も高くなってしまいますが、併用することでより高い効果が期待できます。

紫外線を浴びることによってさらに濃くなってしまう前に、適切な治療法で早めにケアしておいた方が良いでしょう。 

肝斑(かんぱん)の治し方

肝斑もレーザー治療・外用薬・内服薬など様々な治療を併用して行われます。

レーザー治療の費用は範囲によって異なりますが10,000~30,000円、外用薬の費用は1,000~3,000円、内服薬は処方される薬の内容にもよりますが、2,000~4,000円です。 ​

肝斑は他のシミと合併していることが多く、他のシミを治療するためのレーザーを当ててしまうと症状が悪化する可能性があります。

肝斑には肝斑に適したレーザーがあるため、治療前にしっかりとした診察を受けることが大切です。 

後天性真皮メラノサイトーシスの治し方 

後天性真皮メラノサイトーシスはレーザー治療を行います。費用は照射範囲によりますが10,000~60,000円ほどです。 

後天性真皮メラノサイトーシスは他のシミと違い、メラニン色素が真皮層にある物なので薬での治療は難しいとされています。

レーザー治療でしか改善が期待できない症状なので、費用は高くついてしまいますが皮膚科に行って治療を受けましょう。 

花弁状色素班の治し方

花弁状色素班はレーザー治療が主ですが、外用薬を使うこともあるようです。費用は10,000~50,000円となっています。

花弁状色素班は目の届かない範囲にいつのまにかできていることが多いため、気付いた時には広範囲にできていることもあります。

範囲が広くなるとやはり価格も高くなりがちですが、花弁状色素班は真皮層にメラニン色素があることもあるので、外用薬ではしっかりとした効果が実感できないことも。 

また範囲が広いと自分でのケアが難しいため、皮膚科で医師に適切な治療をしてもらうと良いでしょう。 

シミ・そばかすは自宅では治せない?

シミやそばかすを治したいけどできれば自宅のケアでどうにかしたい。自宅でのケアってどうすればできるの?と気になっている人も多いでしょう。 

ここではシミ・そばかすを自宅でケアする方法について紹介していきます。 

化粧品で薄くなることはある 

毎日のスキンケア化粧品を美白化粧品に変えることで、シミ・そばかすが薄くなる効果を期待できます。

美白化粧品には美白成分が含まれており、美白成分によってシミやそばかすの元となるメラニン色素の生成を抑えて新たなシミ・そばかすの発生を予防することができます。

また一部の美白成分にはメラニン色素を排出したり、分解する作用があると言われているため、それらの成分を肌に与えれば薄くすることもできるかもしれません。 

♦美白成分はどうやって見極める?​ 

美白成分と言えば薬用美白品(医薬部外品)に含まれるビタミンC誘導体やコウジ酸、トラネキサム酸などがあります。

これ以外にもハイドロキノンなどの美白効果が高いと言われる成分がありますが、こちらは医薬部外品承認成分ではないため、薬用美白化粧品には含まれていません。 

美白成分は新しいシミ・そばかすをできにくくする働きが期待できますが、ビタミンC誘導体やハイドロキノンはできてしまったシミへの効果も期待できます。 

メラニン色素の還元、分解、排出といった働きがあるとされているため、すでにシミやそばかすがある場合はそれらにアプローチしてくれる成分が配合されているものを選びましょう。 

改善させるための薬はある 

シミ・そばかすを改善するための薬を活用することもおすすめです。 

薬には市販で販売されているものもあれば、皮膚科などで処方される内服薬もあります。どちらも同じ有効成分が含まれていますが配合量が違い、皮膚科で薬をもらう場合は処方箋が必要です。

また表記されるときは有効成分名ではなく、薬品名で表記されています。 

  • ​トラネキサム酸→トランサミン ​
  • L-システイン→ハイチオール ​
  • ビタミンC→シナール ​

このように名前が全く異なることもあるため、表記を見て本当に美白成分が入ってるの?と疑う必要はありません。 

市販の薬も皮膚科で処方された薬もどちらも自宅で飲み続けることができますが、入手方法が異なるだけです。 

シミ・そばかすの原因がしっかりわかっているのであればそれをケアする市販薬でもいいのですが、原因がわからない、またはどの種類のシミかが分からない場合はまず医師に診断してもらった方が良いでしょう。 

食べ物やサプリもムダじゃない 

化粧品で外側からケアをして、さらに内服薬でシミ・そばかすにアプローチすると同時に食事やサプリで内側からのケアも行っておきましょう。 

食べ物には栄養素が含まれていて、その栄養素が体と肌を作り上げています。つまり良い栄養素を摂ればそれだけ体も肌も良い方向へと向かっていくということ。 

摂取してほしい栄養素には色々とありますが、シミ・そばかすケアに摂取してほしいのがビタミンC・E、リコピンなどの体と肌の老化ケアをしてくれる栄養素です。 

  • ビタミンC…体の老化ケア。メラニン生成を抑える。黒色メラニンを淡色メラニンに還元する。 ​
  • ビタミンE…体の老化ケア。肌のターンオーバーを促す。 ​
  • リコピン…体の老化ケア。メラニンの生成を抑える。 ​

これらの成分を毎日しっかり摂ることで肌の老化にアプローチできるだけでなく、シミやそばかすの原因を作り出すことも抑えることができるでしょう。 

栄養素が含まれている食材を食べても良いですし、食事に取り入れることが難しいのであればサプリを服用することもおすすめです。 

シミに似たほくろとの違いは?

ほくろと言えば真っ黒で丸いという特徴がありますが、中にはシミのような濃い茶色のような丸というものもあります。

これは本当にほくろ?もしかしてほくろじゃないかも…という症状がある人は、ここで紹介するシミに似たほくろの特徴をチェックしてみましょう。 

ほくろは色素細胞母斑というデキモノ 

ほくろは単純黒子、色素性母斑などと呼ばれます。 ほくろはメラノサイトというメラニン色素を作り出す色素細胞が元です。
色素細胞が単体のときは「単純黒子」ですが、色素細胞が塊になると「色素性母斑」となります。 

ほくろは細胞が変化して塊になったものによってできますが、シミはメラニン色素が肌内部に蓄積することによってできるもの。黒、または茶色に見せる大元が異なることがほくろとシミの違いです。

ほくろのような脂漏性角化症はイボ 

ほくろのように茶色~黒の色なのに突起のように盛り上がっているものは脂漏性角化症の可能性があります。 

老人性イボとも呼ばれるもので、加齢によりでき始め、徐々に増えていく傾向にあります。自然に治る可能性はほとんどなく、大きくなったりすることもあるので、イボがあることに気付いたら早めに治療をしておいた方が良いでしょう。 

イボには老化によるものだけでなく、傷口にウィルスが入る感染型のイボや、プールなどの水場でウィルスに感染する伝染型のイボもあります。 

シミとそばかすは違いを見て治そう

シミとそばかすは似ているようで実は違うということがお分かりいただけましたか?

原因が異なるためケアの方法も異なりますので、まずは自分の悩みがどちらかを見極めることが大切

もしここを見てもイマイチ違いがわからないようであれば、一度皮膚科に行って医師に見てもらうと良いですね。

悩みに合った皮膚科での治療と自宅でのケア方法を実践し、シミ・そばかすのない透明美肌を手に入れましょう♪