シミ取りレーザーの種類と効果|料金目安から治療後の経過まで解説

シミをどうにかしたい!と思うがあまり、コンシーラーを何本も買って美白コスメに力を入れて……そんな涙ぐましい努力をしている女性も多いはず。

そこで、ここ最近需要がうんと高まっているレーザー治療のご提案です。

意外と手頃な価格、かつ短期間でシミを取ることができるようです!

シミ治療ができる病院から料金の目安、治療後の経過など、メリット・デメリットも交えながらお伝えします♪

レーザー治療のシミ取り効果 

シミを消すことを目的に、今や多くのクリニックが取り入れているレーザー治療。「なぜ簡単に取れるの?」と不思議に思う人も多いでしょう。まずはそのメカニズムを解説します。

光の熱が色素細胞を分解する 

シミは、皮膚に何らかの異常をきたしている「色素細胞」が散らばっている状態。レーザーの光は、正常な皮膚を通り抜け、この色素沈着にだけ吸収されます。そこに熱が生じ、色素細胞が細かな粒子に分解されることで、シミが薄くなるのです。

ただレーザーの強い光をあてるからと言って、正常な皮膚を傷つける心配はありませんレーザーは、シミの原因となっているメラニンだけを破壊する性質があるからです。

また、レーザーは瞬間的に照射するため、出血や傷跡が残る心配もありません。

分解された色素細胞が排泄される

では、分解された色素細胞はそのまま体内に残るのでしょうか?

答えはNO!

破壊された色素細胞は、いずれ体の代謝機能によって排出されます。この代謝方法は、シミの深さによって異なります。

◇表皮の浅いシミ

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)機能によって上へ上へと押し出され、やがてかさぶたに変わります。かさぶたは1週間ほどで自然に剥がれ落ち、また新しい皮膚が出てきます。

◇真皮の深いシミ

白血球の一種、マクロファージという細胞が処理します。マクロファージは、細菌やウイルス、死んだ細胞などを食べ尽くし、なかったことにしてくれる優れもの!色素を食べた後は、その“ゴミ”を毛細血管から血液・リンパに流し体外へ排出させます。

*シミができるメカニズムについて詳しく知りたい人は、

シミのメカニズムには意外なものも?メラニン生成を阻止する対策3つ!

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はるこさん
マクロファージは真皮にもともと存在していて、「貪食細胞」とも言われているの。あらゆるものを「貪」欲に「食」べる超優秀な細胞よ♪

 レーザー治療ができるのはどの病院?

いざシミを取ろう!と思っても、どの専門病院を受診するべきか悩む人も多いはず。各々の違いも気になりますよね。

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ちょこ
クリニック選びは、シミ取りをする上で最重要事項と言えます!!

皮膚科や美容皮膚科が一般的 

まず、シミを取るなら皮膚科美容皮膚科が一般的です。しかし、何がどう違うのでしょうか?

◇皮膚科

皮膚のトラブルを解決するところまでが目的。薬の治療がメインになりますが、健康保険が適用される範囲でのレーザー治療も可能です。

◇美容皮膚科

治療以外に、その後の肌を美しく回復させるところまで一貫して診てもらえます。健康保険は適用外ですが、“レーザー治療×薬の処方”の合わせ技で、シミを確実に取り除いていきます。

皮膚科以外なら形成外科も可 

形成外科は、生まれつきのアザや切り傷、イボなどを、主に外科的な手技を用いて診察を行なってくれるところです。

例えば火傷をしたとき、症状が浅いようなら皮膚科の軟膏治療で済ませ、深ければ形成外科で手術をする、といったイメージです。

こちらもレーザー治療は可能ですが、皮膚科より専門性が劣るため、シミの見極めが甘いといった見方もできます。美容皮膚科と同様、こちらも健康保険は適用されません。

レーザーの種類と料金目安 

レーザーと一口に言っても、シミの種類によって適したレーザー治療機器や料金が異なります。では、シミにはどのような種類があるのでしょうか?

シミの種類

  • 老人性色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • そばかす
  • 肝斑(かんぱん)
  • 後天性真皮メラノサイトーシス
  • 花弁状色素斑
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はるこさん
シミは一般的に上の6種類に分けられるわ。シミの種類によってレーザー治療機器も異なるから、見極めがとても重要よ。

レーザートーニング

主に肝斑の治療に用いられます。肝斑は一般的なレーザー光だと強すぎて悪化を招くことがあったため、これまでシミ治療には向かないとされていました。

ですが、レーザートーニングはマイルドな光を数回に分けてあてていくもの。強いレーザー光に弱い肝斑に適した治療なのです。

1〜2週間に1度、5回以上の治療を行う必要がありますが、肝斑の悪化を避けつつ、安全かつ効果的な治療が受けられますよ。

後天性真皮メラノサイトーシスの改善や、くすみ、ハリをもたらす効果も期待できます。

回数料金目安
1回5,400〜20,000円

Qスイッチレーザー 

Qスイッチレーザーには主に3つの種類がありますが、どの機器を使うかは、シミの種類に合わせて医師が判断します。

  1. Qスイッチルビーレーザー
  2. YAGレーザー
  3. アレキサンドライト

基本的に、強力なエネルギーの光を放ちます。そのため、色素沈着が根深いシミや、老人性色素斑、濃いそばかすなどにも対応できます。

シミの原因となる「メラニン」だけを狙って焼き切るので、とても効率がいい方法です。“焼き切る”と聞くと皮膚を傷つけるリスクがありそうですが、健康な皮膚を傷つける心配はありません。

施術時間は15〜30分ほど。1回の照射で高い効果が期待できますが、ゴムで強く弾かれたような痛みを感じます。麻酔テープなどを使うクリニックもあります。

治療後は1週間ほどでかさぶたになり、剥がれたらピンク色の美しい肌に生まれ変わります。治療後は塗り薬、保湿剤などを用いながら経過をみていきます。日焼け対策は最低3ヵ月は必要です。

大きさ料金目安
2mm〜5mm以下3,000〜5,000円
5mm〜6mm以下6,000〜7,000円
1cm以下10,000円
1cm以上10,000〜20,000円

炭酸ガスレーザー 

ほくろやイボを取るときに重宝されるレーザーではありますが、盛り上がったシミには効果的です。逆に、平坦なシミにはあまり向きません。炭酸ガスレーザーはあくまで組織を削り取ることを目的としているからです。

水に反応する特長があるレーザーで、皮膚には水分が含まれているので、照射部分の細胞内の水分が反応し、熱エネルギーを発生させます。短時間に高エネルギーをピンポイントで照射するので、治療時間は5〜10分と短く、1回の治療でも高い効果が期待できますよ。通常のレーザー治療とは大きく異なるため、シミの見極めが特に重要になります。

大きさ料金目安
3mm未満5,000円
3mm〜5mm7,000円

フォト(光)治療 

1998年に美容先進国のアメリカで開発された治療法で、「フォトフェイシャル 」とも呼ばれています。代表的な機器は以下の3つです。

  • フォトフェイシャル(ルミナス社)
  • フォトRF(シネロン社)
  • フォトシルクプラス(DEKA社) 

レーザー治療でよく用いられる光は単一な波長ですが、フォト治療は複数の波長で分散性のある光を照射していきます。

そのため、カメラのフラッシュ程度のソフトな光で、ダメージや痛みが少ないのが魅力♪老人性色素斑、炎症後色素沈着、そばかすの他、顔全体に照射することで、コラーゲンの合成を活性化したり、小じわやニキビ跡などマルチな肌悩みに働きかけます。

使う機器によりますが、所要時間は顔全体で40〜60分ほど。1ヶ月に1回を目安に、4〜6回通うのが一般的です。こちらも紫外線対策が必須です。

回数料金目安
1回10,000〜40,000円

フォト(光)治療とレーザー治療の違いは?

“光を照射する”という点は共通していますが、フォト治療は顔全体にまんべんなく光を照射するのに対し、レーザー治療はピンポイントで照射します。

つまり、広範囲のシミによる色むらはフォト治療、濃くて目立つシミの場合はレーザー治療が向いています。メラニンを破壊するレーザーの方が短時間かつ効率的にシミを除去できますが、顔全体の管理にはフォト治療が優れています。どちらも併用する、という選択肢もあります。

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はるこさん
クリニックによって設置されている機器も違うし、シミの種類は医師が判断するからお任せになっちゃうのよね。
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ちょこ
でも予備知識があると質問しやすいですよね。何度も繰り返しますが、一番大事なのはクリニック選びです!

 レーザー治療を受ける前にチェック

誰でも気軽に受けられるレーザー治療。しかし、最低限チェックしておきたいことや注意点があります。さっそくみていきましょう!

治療後にはダウンタイムが必要

ダウンタイムとは、施術してから回復するまでの時間のことを指します。例えば、

  • 痛みや腫れ、赤みが落ち着く
  • 傷口がキレイにふさがる
  • 患部を動かしても違和感を感じない

など、こういった状態になるまでの期間のこと!ダウンタイムが終われば、通常通りの生活が送れるようになります。

シミ治療で言えば、照射後24時間〜4日ほどでかさぶたが乾き、その後自然に剥がれていくのですが、このかさぶたがはがれ落ちるまでがダウンタイム。

個人差はあるものの、およそ1週間から10日、長い人で約2週間とされています。最後に、ダウンタイム中の注意点もしっかり把握しておきましょう。

ダウンタイム中の注意点は?

  • 患部を強くゴシゴシしない
  • 保湿をしっかり行う
  • 日焼け対策を怠らない(最短3ヵ月)
  • 薬を処方されたら指示に従い継続する

治療を受けるのに最も適する季節

シミのレーザー治療を受けるのに、適した季節があるのをご存知ですか?

これまでも治療後は「日焼け対策!!」と口酸っぱくお伝えしてきましたが、レーザーを照射した肌はダメージに敏感です。とくに紫外線の刺激は、炎症後色素沈着を起こしたり、新たなシミを誘発する可能性が……。

こういったリスクを避けるためには、紫外線量が減る10月〜3月に受けるのが理想です。

ただ治療後、最低3ヵ月は日焼け対策を必要とするケースもあるので、それを見越した行動をオススメします。

また、かさぶたが剥がれ落ちるまでは保護テープを貼るのが一般的。外出時に気になる人は、長期休暇中に受けるのもアリでしょう。

皮膚科などを選ぶときのポイント

では、どのようなポイントで皮膚科などを選ぶべきかポイントをお伝えします!

病院選びのポイントは?

  • 長年の治療実績がある
  • 料金が明快である
  • 公式ホームページが充実している
  • 問い合わせ体制が整っている
  • 全国展開している

シミをきれいに消したいなら、シミの種類に適した治療を施すことが必要。担当医師のこれまでの実績、見解もしっかりと把握しておきましょう。

また、治療後のアフターケアが整っていたり、料金が明快であるかも大事なポイント。

初診が無料のクリニックもあるようなので、まずは医師の話を聞いてから決断するくらいの心構えが◎。

おすすめは「湘南美容クリニック」

全国に78院ものクリニックを展開する「湘南美容クリニック」。2017年度は1年間の来院者数が125万人を超える実績があります。

上記のポイントを全て網羅しているだけでなく、大手会社にありがちな無理な勧誘も一切なし!料金も明快でお手頃なので、安心して通えそうです。無料ダイヤル(0120-489-100)で相談・予約を受付中です。

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レーザー治療後の経過はどう?

レーザー治療を受けたら、その後の経過が気になりませんか?翌日からの生活にどのような影響があるかも想像しながら読み進めてくださいね!

【当日】治療直後は患部にテープを貼る 

治療当日、レーザーによる炎症を抑えるために薬を塗り、その上からテープを貼ります。照射部分は、1週間ほどかけて徐々にかさぶたになります。その後、ゆっくりとテープを剥がすと一緒にかさぶたも剥がれ落ちます。

もし洗顔時や入浴時などにテープが剥がれた場合は、追加でもらえるテープをハサミで切って貼りなおします。

もちろん、日々の生活でシール周囲の粘着力が弱まることも。強い水圧のシャワーを顔にかける、タオルでゴシゴシする、何度も触るといった行為に気をつけたいところです。

【効果】テープありとテープなしの違い 

治療後にテープを貼る主な目的は2つあります。

  • 患部をあらゆる外的刺激から保護する
  • 特殊な構造で治りが早くなる

前述したように、テープはかさぶたが乾くまでは貼っておく必要があります。それまで外出先などでテープが目立つことを気にする人がいますが、シールは半透明で肌の色に近く、その上から化粧もできます

でも、中には「シールを貼りたくない!」と思う人もいますよね。そういう場合は、高純度のワセリンなどで患部を保護しながら経過をみます。

ただ、テープなしの患部はむき出しの状態。強くこすらない、化粧に制限があるなどの注意点も必然的に増えます。

【1週間】かさぶたは剥がさないこと

1週間ほどでかさぶたが完全に出来上がるとお伝えしましたが、それまでかさぶたを剥がすことはタブーです!とくに、まだ肌がジュクジュクと湿ったような状態であればより危険。

かさぶたは本来自然に剥がれるものですが、1週間経ちテープを外す時にスムーズにいかないようであれば、無理に剥がす必要はありません。目安は1週間ですが、個人差があるので様子をみましょう。

【1カ月~】紫外線対策の徹底が必要 

かさぶたが取れたらOKではなく、シミ治療は意外とアフターケアが肝心。何度もお伝えしているように、最低3ヵ月はUVケアを徹底する必要があります!

もちろん、施術直後からダウンタイム期間中も日焼け止めは(テープの上から)塗る必要がありますし、かさぶたが剥がれた後も紫外線対策が欠かせません。

この時、SPF50などの強力な日焼け止めは肌に負担をかけやすくなります。なるべくSPF30以下の低刺激なものがオススメです。

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アッキー
う〜ん。長い目で見ると、秋〜冬にかけて治療を受けて、3ヵ月間は低刺激の日焼け止めでUVケアを徹底するのがベターかも。

 レーザー治療の効果を高める処方薬

レーザーを照射した後は、再び色素沈着を起こす可能性があります。そこで、クリニックによっては薬が処方されます。代表的な3つの薬が、シミにどのような効果をもたらすか比較してみましょう。

ハイドロキノン(外用薬)

“肌の漂白剤”との異名をもつ、美白作用がとても高い成分です。シミに対しては、以下の働きで効果を発揮してくれます!

ハイドロキノンのここが凄い!!

  • メラニン色素の合成を阻止
  • メラノサイトを減少させる
  • (レーザーによる)色素沈着を防ぐ

新たなシミを作らせない効果はもちろん、レーザーを照射した後の色素沈着も防いでくれる優れもの。もともと医療機関のみの取り扱いでしたが、2001年に化粧品へ配合成分としても認められました。

ハイドロキノンはシミ予防に関して、ビタミンCやプラセンタなど一般的な美白成分の10〜100倍もの効果があると言われています。

外用薬とあわせて、スキンケアにハイドロキノン配合の化粧品を取り入れれば、効率的な美白ケアになります♪

レチノイン酸(外用薬) 

レチノイン酸は、ビタミンAを改良した「ビタミンA誘導体」のことで、その効果はビタミンAの50〜100倍とも言われています。シミに対して有用な効果がこちら。

レチノイン酸のここが凄い!!

  • 角質を剥がすピーリング作用
  • (レーザーによる)色素沈着を防ぐ
  • ターンオーバーを促進させる

肌表面の角質を剥がすピーリング作用とターンオーバーを活性化させる効果で、肌の生まれ変わりを促します。

なかなかかさぶたが剥がれない…という人は、レチノール酸の外用薬が肌の再生を促してくれるでしょう。レーザーによる色素沈着を防ぐ効果も心強いです!

トラネキサム酸(内服薬)

化粧品によく配合されている成分ですが、今回は内服薬のご紹介。トラネキサム酸は、シミに対して以下の効果を発揮します。

トラネキサム酸のここが凄い!!

  • (レーザーによる)色素沈着を防ぐ
  • とくに肝斑に対して効果を発揮する

トラネキサム酸はとくに、色素沈着を抑えることに優れています。内服薬の場合は血流にのって皮膚のすみずみにまで届けられ、これらの有効成分が表皮の深いところにあるメラノサイトに効果を発揮します。

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はるこさん
これらは医師の判断のもと処方されます。あとは、美白化粧品を取り入れるのも賢い方法ね♪

 *ハイドロキノン配合の化粧品については、ハイドロキノンクリームの人気商品6選!皮膚科のシミ消しと効果比較へ!

正しい理解でシミ取りレーザーを

レーザー治療は、うまくいけばたった1回の照射でシミがあったと思えないような肌に生まれ変わることができます。人によっては一時的にシミが濃くなったりすることもありますが、半年ほどでシミのない肌を手に入れることができるでしょう。

押さえるべきポイントをしっかり守ることが、レーザー治療の成功の秘訣かもしれませんね♪