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治りにくいこめかみニキビの治し方を徹底解説!

ニキビができやすいこめかみ、悩んだ経験のある人も多いのではないでしょうか?こめかみにニキビが出来ると目立つし痛いし…しかもなかなか治りませんよね。ついつい潰してしまうとニキビ跡が残ってしまうことも…!あまり知られていませんが、じつはこめかみニキビには正しい対処方法があるのです。正しい対処方法を知っていればニキビ跡も怖くありません!今回は私、水野がこめかみニキビの原因と正しい治し方について解説します!
こめかみにニキビができる原因
まずは、こめかみにニキビができやすい原因について解説していきますね。こめかみにニキビができやすい原因は主に3つ!髪の毛による刺激、シャンプーのすすぎ残し、乾燥です。順を追ってみていきましょう。
髪の毛による刺激
こめかみにニキビができやすい一つ目の原因は、髪の毛による刺激です。こめかみの位置はもみあげの生え際あたり。この位置は常に髪の毛が当たっていることも多いです。特に前髪による刺激を受けやすい場所ですね。
毎日シャンプーしていても、髪の毛にはほこりや汚れなどがたくさんついています。汚れを含んだ髪の毛が当たることで肌が刺激を受け、ニキビができやすくなると言われています。
また、ワックスやムースなどの整髪料もニキビの原因になります。髪の毛に付いた整髪料の成分が肌を刺激し、ニキビができる原因となります。また、整髪料の成分がニキビに付着することで、ニキビが炎症を起こして腫れてしまう可能性もあります。
シャンプーのすすぎ残し
シャンプーのすすぎ残しも、こめかみにニキビができる原因となります。シャンプーをした時に念入りに洗い流したつもりでも、じつはすすぎ残しがある場合があります。特にすすぎ残しが出やすい場所が、こめかみなのです。こめかみの位置は髪の毛が密集していますし、直接シャワーを当てにくい場所ですよね。そのためシャンプーやコンディショナーが残ってしまう場合があります。
そもそもシャンプーの中には、さまざまな化学物質が含まれています。特に気を付けなければならないのが、皮脂を落とすために添加されている洗浄成分です。この洗浄成分は頭皮の皮脂だけでなく、肌の皮脂まで奪ってしまいます。そのためこめかみにシャンプーのすすぎ残しがあると、こめかみの皮脂を必要以上に奪ってしまい乾燥してしまう可能性があります。その結果肌荒れを起こし、ニキビができやすくなってしまうのです。
また、こめかみは洗顔料やクレンジング剤の洗い残しも付着しやすい位置です。洗顔する時も洗い残しがないよう注意するようにしましょう。
乾燥
こめかみの乾燥もニキビの原因のひとつです。ニキビというと、オイリーな脂性肌の人に多いというイメージがありますが、じつは乾燥も大敵なのです!そもそもニキビは毛穴に皮脂が詰まることで起こります。肌が乾燥した状態が続くことで、肌荒れを起こしやすくなり、毛穴も細くなってしまいます。その結果、ほんの少しの皮脂でも簡単に毛穴がつまり、ニキビができてしまうのです。
洗顔後に化粧水などで保湿をする人がほとんどだと思いますが、こめかみの保湿を忘れていませんか?こめかみは目立たない場所なので、十分な保湿ができていない場合もあります。こめかみを触ってみると分かりますが、皮膚がかなり薄いですよね。そのため他の部位に比べて乾燥しやすく、少し保湿を忘れると乾燥から肌荒れを起こしてしまいます。洗顔後は忘れずに保湿を行うようにしましょう。
思春期や脂性肌に多い
思春期の頃、おでこやこめかみニキビに悩まされたという方は多いのではないでしょうか?
この思春期の頃にできるニキビは、第二次性徴期に伴ってホルモンバランスが変化して、皮脂が過剰分泌されることによって、毛穴に皮脂が詰まりやすくなることが原因だと言われています。
また、20代後半以降であっても皮脂の分泌が日常的に盛んな脂性肌の方は、同じく過剰な皮脂分泌によっておでこやこめかみニキビができやすくなってしまうようです。
原因は過剰な皮脂分布
おでこやこめかみはもともと顔の中でも皮脂腺が多いため、べたつきやすい部位の1つでもあるようです。そのため、おでこやこめかみにできるニキビの原因の多くは、過剰な皮脂分布によって毛穴が詰まりやすいことにあると言われています。
また、こめかみは髪が触れやすかったり、洗顔料やシャンプーなどのすすぎ残しが起こりやすい部位でもあります。ですので、肌へのダメージが起こりやすいことも、ニキビ発生の原因になってしまうようです。
また、比較的汗をかきやすい部位でもあるため、発生した汗をそのままにしてしまうことによって不衛生な状態になり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖しやすい肌環境になることが考えられるでしょう。
どうしてこめかみニキビは治らない?
こめかみニキビのイメージと言えば、治りにくい!ということ。なかなか治らなくて困った、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?では、なぜこめかみのニキビは治らないのでしょう?
こめかみは皮脂分泌が多い「Tゾーン」
こめかみは皮脂の分泌が多いことで知られる「Tゾーン」のひとつです。鼻やおでこと並んで、皮脂の分泌が多い場所と言われています。皮脂は毛穴を詰まらせニキビの原因となるだけでなく、できてしまったニキビを悪化させる原因にもなるのです!
「アクネ菌」という細菌の名前を聞いたことがありますか?メディアでもよく取り上げられているので、一度は耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。アクネ菌は人間の皮膚に生息している細菌で、ほぼすべての人がアクネ菌を持っています。アクネ菌と聞くとニキビのイメージが強いかもしれませんが、じつは普段は皮膚を弱酸性に保ち、他の病原体から体を守る働きをしています。
アクネ菌の大好物は皮脂です。そのため毛穴に皮脂がつまっていると、皮脂にたくさんのアクネ菌が集まり大増殖してしまいます。その結果、ニキビが悪化すると言われています。
こめかみは髪が常に触れてしまう場所
先ほども述べたように、こめかみにニキビができやすい原因のひとつが髪の毛の刺激です。こめかみの場所は髪が触れやすいですよね。特に女性に多いロングやミディアムの場合は、常にこめかみに髪が触れている場合も少なくありません。そのためニキビができやすいだけでなく、できてしまったニキビも髪の刺激を受け、悪化しやすくなってしまいます。
できるだけこめかみに髪が当たらないような髪型やヘアスタイルを意識するようにしましょう。できるだけ髪をまとめ、こめかみに刺激を与えないよう工夫してみてくださいね!
こめかみニキビとストレスの関係
勉強に仕事、家事や育児と忙しい毎日を送っている人も多いですよね。忙しい毎日はとても充実しているけれど…少しずつ疲れやストレスが蓄積されやすいものです。ストレスがたまっている時にニキビができた経験のある人もいるのでは?じつはこめかみニキビもストレスと大いに関係があるのです!一緒に確認していきましょう。
ストレスは脂性肌や角栓の原因に!






このようにストレスはニキビの大敵!できるだけストレスをためない生活を心がけていくことが大切です!ではどのような点に注意すればいいのでしょう。続いて説明していきますね。
ストレス発散につながる習慣がニキビができにくい肌を作る
ストレスの発散には気分転換が欠かせません。しかし、忙しい毎日。リフレッシュする時間も無い…という人もいるのではないでしょうか。そんな人でもすぐにできる、簡単なストレス発散方法についてまとめました。今日から、今すぐにでもできる方法ばかりです!気軽に試してみてくださいね。
寝る前の深呼吸
- ラジオ体操でもおなじみの深呼吸。じつは深呼吸には高いリラックス効果があるのです!寝る前に深呼吸を行うことで体もリラックスし、さらに睡眠を促す副交感神経の働きが活発になります。全身の筋肉もほぐれるのでゆったりと心地よく眠ることができますよ。
適度な運動の習慣
- 適度な運動も効果的です。疲れすぎない程度に体を動かすようにしましょう。散歩がてらのウォーキングやゆっくりとしたランニングなどがおすすめです。
- 適度な運動をすることで、ストレスを緩和させるホルモンが分泌されます。また、適度に体が疲れるのでよく眠れるようになります。運動を続けていけば体力も付き、免疫力も高くなるのです。良いこと尽くしですね!
水分補給
- 仕事や勉強が忙しいと、ついつい水分補給をおろそかにしてしまいがちです。しかし、体の中の水分が不足すると大きなストレスがかかってしまいます。
- のどの渇きが無くても、できるだけこまめに水分を補給するようにしましょう。この時注意が必要なのは、ジュースやコーヒーなどを摂りすぎないことです。糖分やカフェインなどの作用で、逆に水分が不足してしまう場合があります。水やノンカフェインのお茶などがおすすめです。
十分な睡眠
- 睡眠不足が続くと体や脳の疲れが十分に取れません。そのためストレスがたまりやすくなります。
- できるだけ夜は早くベッドに入り、十分な睡眠を確保するようにしましょう。寝る前にホットミルクを飲んだり、深呼吸や軽いストレッチをしたりするのもおすすめです。また、寝る前にはスマホやパソコンを触りすぎないようにしましょう。
正しい治し方はこれ!
それではこめかみニキビに正しい治し方についてご説明していきます!水野おすすめのこめかみニキビに最適な化粧水もご紹介します。ぜひ実践してみてくださいね。
清潔に保ち、触らない、刺激を与えない
こめかみニキビを治すために大切なことは、清潔を保ち、むやみな刺激を与えないことです。
具体的な行動としては、まずは顔の洗顔です。しっかりと洗い皮脂を落としてあげましょう。この時洗い残しが無いよう、しっかりとすすぐことが大切です。特にこめかみはすすぎ残しが出やすい場所でしたね。すすぎ残しがないか洗顔後に確認するといいでしょう。
枕カバーやシーツも定期的に交換するようにしましょう。特に枕カバーは顔が直接触れるものです。汚れた枕カバーを使うことで肌も汚れ、ニキビが悪化する原因になる場合があります
ファンデーションを塗る際に使うスポンジも定期的に洗いましょう。洗わずに長期間利用していると、皮脂や汚れがどんどん蓄積していきます。汚れたスポンジでファンデーションを塗ることで顔も汚れ、ニキビの原因となってしまうのです。
また、できてしまったニキビにはできるだけ触らず、むやみな刺激を与えないようにしましょう。刺激を与えることでニキビが炎症を起こし、赤く腫れたり痛んだりする場合もあります。治りにくくなるばかりではなく、時にはニキビ跡の原因となってしまう場合もあるので注意しましょう。
ニキビに対する保湿の重要性
ニキビの予防&改善において、なぜ保湿が重要だと言われているのかをまずはチェックしていきましょう。
そもそも、ニキビは乾燥が大きな原因を占めていると言われています。乾燥した肌は角質層が硬くなってしまうことによって、毛穴が詰まりやすい肌状態になっています。
毛穴が詰まりやすいということは、毛穴の中で皮脂などが詰まってしまい、アクネ菌が繁殖しやすい肌環境になっているということが言えるでしょう。
また、乾燥した肌をそのままにしておくことによって、肌の持つバリア機能がだんだんと低下してしまうようです。すると、外的刺激などから肌を守ろうとして、身体は角質を厚くしてしまう「過角化」という状態になってしまうとされています。
この過角化によっても毛穴の入り口がふさがれてしまうことによって、ニキビはより一層増えてしまうと言われています。
これら全ての原因を取り除くために、保湿ケアが重要となるというのはお分かりいただけるでしょう。
保湿は肌を柔らかくして毛穴が詰まりにくくしてくれるだけではなく、肌のターンオーバーを促すことでニキビやニキビ跡を効率良く改善する効果が期待できるとされています。
それだけではありません。保湿をすることによって、乾燥によるシワやくすみ、シミを予防して、紫外線などの外的刺激に負けない肌質に改善することもできると言われています。
もしも、保湿ケアを行ってないという方は、この機会にスキンケアの方法を変えてみると良いでしょう。
保湿+ニキビケア成分配合の化粧品
保湿ケアができると謳われている化粧品は、たくさん販売されています。
もちろん、何もしないよりは保湿ケアを行うことでだんだんと肌質が改善され、ニキビが発生しにくい肌を作ることもできるかもしれません。
しかし、現在ニキビに悩まされている場合には、保湿ケアと同時にニキビケアができる化粧品を使用することで、より早く効率良くニキビを改善することができるでしょう。
そこで、ニキビケアにおすすめの成分をお伝えしていきます。
化粧品を選ぶ時に、これらの成分が一緒に配合されているかをぜひチェックしてみてください。
【ニキビケアに有効な成分】
成分 | 特徴 | 効果 |
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グリチルリチン酸 |
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ビタミンC誘導体 |
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イソプロピルメチルフェノール |
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サリチル酸 |
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フラーレン |
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肌の保湿を体の内側から!「ルナメアAC」
ルナメアACは富士フィルムが独自に開発した、ニキビ対策の基礎化粧品です。特に乾燥肌の方におススメの商品です。体の内側からニキビができにくい肌へと導いていく効果があるので、使い続けるうちにニキビができにくい、つるつるの肌を手に入れることができますよ。
ルナメアACの洗顔料には、フランス産の良質なスクラブを配合!余分な皮脂をしっかり取り除いてくれます。泡立ちも良いので、ふわふわ泡をたっぷり使って気持ちよく洗顔することができますよ。たっぷりの泡がしっかりと毛穴の汚れも落としてくれます。
洗顔後は化粧水とジェルクリームで保湿を。独自のニキビ予防成が角質までしっかり浸透していきます。べたつきにくくさっぱりとした使い心地なので、お風呂上がりにもぴったりです!
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ビタミンCの浸透でニキビの元を撃退!「シーボディ」
シーボディは浸透力の高いビタミンCを配合した、ニキビ対策の基礎化粧品です。たっぷりとビタミンCが含まれているので偏食や野菜不足が気になる方などの、食生活の改善サポートにおススメの商品です。ニキビ予防にはもちろん、できてしまったニキビのケアにもぴったりです。はちみつなどの美容成分もたっぷりと配合されているので、つるつるの肌を手に入れることもできますよ!
こちらのスターターキットでは、保湿用のローションとエッセンス、ニキビ跡対策にも最適なビタールの計3種類をお手ごろな価格でお試しできます。送料無料も嬉しいポイントですね!
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*ニキビケアにおすすめな化粧品についてもっと知りたい人はコチラの記事も読んでくださいね。
スキンケア以外のこめかみニキビの治し方
こめかみニキビを治す方法はスキンケア以外にもあります。ここではスキンケア以外のこめかみニキビの正しい治し方を説明していきますね!
食事で身体の中から治す

これまでご紹介してきたこめかみニキビの治し方は、スキンケアなどどれも身体の外側から行う改善方法でした。しかし、忘れてはならないのが、食生活の見直しです。
ここでは、身体の内側から食事によってニキビを改善する方法をお伝えします。
ニキビ肌に重要なビタミンB群
ニキビ肌に有効な栄養素として、ビタミンが欠かせない!というのは多くの方がご存知でしょう。
ビタミンと一言で言っても様々なビタミンがありますが、その中でも重要な役割を占めているのがビタミンB群だと言われています。
ビタミンB群は代謝ビタミンとも呼ばれているほど、身体の中でエネルギーを作るためには欠かせない栄養素です。おもな働きとしては、皮膚や粘膜を健康に保つことや、新陳代謝を促すこと、また、疲労回復をさせてくれる効果もあるようです。
それぞれのビタミンが作用し合うことで相乗効果をもたらして身体に良い影響を与えると言われているため、積極的に摂取するようにしましょう。
ビタミンB群に属する栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パンテノン酸、ナイアシン、ビオチン、ビタミン12、葉酸の8種類だとされています。
そこで、ビタミンB群を含む食べ物をご紹介します。
【ビタミンB群を含む食べ物】
栄養素 | |
---|---|
ビタミンB1 | 豚肉、レバー、豆類、うなぎ、ハムなど |
ビタミンB2 | うなぎ、魚肉ソーセージ、ぶり、いくら、海苔、レバー、チーズなど |
ビタミンB6 | レバー、ひまわりの種、ピーナッツ、マグロ、カツオ、サケなど |
パンテノン酸 | レバー、卵、納豆、たらこ、うなぎ、いくらなど |
ナイアシン | レバー、カツオ、マグロ、かんぱち、ぶり、サンマ、海苔など |
ビオチン | レバー、カレイ、イワシ、大豆、ナッツ類、卵など |
ビタミン12 | しじみ、レバー、あさり、イクラ、たらこ、海苔、イカの塩辛など |
葉酸 | ブロッコリー、枝豆、モロヘイヤ、芽キャベツ、ほうれん草、水菜、アスパラガス、納豆など |
便秘解消に食べて欲しいもの
女性に多い症状である便秘ですが、便秘が続いてしまうとニキビのような肌トラブルが発生しやすくなると言われています。
そもそも、便秘というのは腸の中に便が溜まってしまっている状態のことを言います。
本来であれば便として排出されるはずの老廃物や毒素が溜まってしまっている状態のため、腸内環境が悪化して血流の悪化を起こしてしまったり、血中に溶け込んだ老廃物が全身に周ってしまうことによって、ニキビや疲労感、肩こり、イライラなど、様々な不調を起こしてしまうとされています。
慢性的な便秘を改善させるためには、食生活を見直してみるということも大切な対処法でしょう。
栄養素をバランス良く1日3食摂るということはもちろん、腸内環境を整えてくれる乳酸菌、ビフィズス菌、発酵食品、食物繊維を豊富に含む食べ物を積極的に摂ることが大切です。
また、水分を十分に摂ることも忘れないようにしましょう。
ニキビ肌は控えるべき4つの食べ物
ニキビがある時に控えたい食べ物についてもチェックしていきましょう。
人間が生きるためには必要な糖分ですが、過剰に摂取してしまうとニキビなどの肌荒れの要因になってしまうようです。
糖分はエネルギー源と脂肪分に分解される際に、ビタミンB群を大量に消費してしまうと言われています。また、脂肪分として身体に蓄積された糖分は、皮脂の過剰分泌を促してしまうと言われているため、注意するようにしましょう。
さらに、糖分の多いケーキやジュースなどは、GI値が高く、急激に血糖値を上げてしまい、インスリンの分泌を過剰にしてしまうとされています。インスリンにも皮脂の分泌を促す作用があるため、ニキビの原因である皮脂詰まりを起こしやすい肌環境にしてしまうでしょう。
もしも、どうしても糖分を摂取したくなった場合には、失われがちなビタミンB群を食事やサプリから摂取するのも良いようです。
アルコールによっては、糖分をたくさん含んでいる種類のお酒もあります。
上記でご紹介したように、糖分の摂り過ぎは皮脂の過剰分泌を促してしまうことになるため、ニキビが気になる場合には控えるようにした方が良いでしょう。
また、アルコールは毛細血管を拡張させるという特徴があるため、皮脂線を刺激したり、炎症を悪化させてしまう場合もあるようです。
肝臓にも負担がかかってしまうと言われているため、ほどほどにしておくことを心がけるようにしましょう。
唐辛子などの刺激物は新陳代謝をアップさせてくれる働きがあるため、ダイエット中に大量に摂取している方もいらっしゃるようです。しかし、辛い食べ物は胃腸に負担をかけてしまい、消化・吸収の機能を低下させてしまうと言われています。
また、カフェインなどの刺激物はビタミンB群の吸収を低下させてしまうため、控えたり、飲み方を工夫するようにしましょう。
脂っこい食べ物は、皮脂を過剰に分泌させてしまう原因と言われています。また、脂っこい食べ物の食べ過ぎは、肥満など身体にとっても負担をかけてしまう可能性があります。
動物性脂肪やファーストフード、バターをたくさん使用したお菓子、揚げ物などの摂り過ぎには注意するようにしましょう。

ニキビ吹き出物に効く市販薬

ニキビの程度がひどく、どうにかすぐにでも治したい!という場合には、薬を用いてケアをするというのも有効でしょう。
そこで、ニキビや吹き出物に効果のある市販薬をご紹介します。
これからご紹介する3つの薬はどれもニキビや吹き出物を改善することに特化した薬のようですが、しかし、薬の使い方を間違えてしまったりすると効果を感じられない場合もあるため、用法などはよく読んで用いることが大切でしょう。
1. テラ・コートリル軟膏【指定第2類医薬品】

Source: アマゾン
テラ・コートリル軟膏は、抗炎症作用のある成分であるヒドロコルチゾンと、抗菌作用のあるオキシテトラサイクリン塩酸塩が配合されている市販薬です。
効果が高く、薬局などでもすすめてもらえるニキビ対策市販薬としても有名ですが、含まれているヒドロコルチゾンというのはステロイドの成分のため、長期使用することによって副作用が起きる可能性が考えられるようです。
そのため、ニキビの炎症が起きている部位のみに使うことや、短期間の使用にしておくということが重要でしょう。
成分 | オキシテトラサイクリン塩酸塩、ヒドロコルチゾン |
容量 | 6g |
価格 | ¥661 |
2. チョコラBBプラス【第3類医薬品】

Source: アマゾン
チョコラBBは、肌荒れやニキビ、口内炎に効果があるとして、広く知られている内服薬です。
身体の中の肌細胞の生まれ変わりを助ける活性型ビタミンB2、そして、疲れや肌荒れに効果のあるビタミンB群が高単位で配合されているため、身体の内側からニキビが発生しにくいケアを行うことができるでしょう。
1日量は2錠だとされていますが、毎日続けることでその効果を発揮してくれると言われています。
不摂生でビタミン不足だと感じている方に、おすすめの市販薬です。
成分 | リボフラビンリン酸エステルナトリウム、ピリドキシン塩酸塩、チアミン硝化物、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム |
容量 | 250錠 |
価格 | ¥3,099 |
3. ペアアクネクリームw【第2類医薬品】

Source: アマゾン
ペアアクネクリームwは、炎症が起きている赤ニキビなどに効果のある外用薬です。
有効成分であるイブプロフェンピコノールがニキビの生成を抑えて、炎症を鎮めてくれる効果があるようです。
また、現在ニキビがある場合でもアクネ菌を殺菌してくれるイソプロピルメチルフェノールが浸透して、吹き出物やニキビの進行を抑えてくれるでしょう。
肌に伸びやすいクリームタイプで、塗った後には透明になるため、使用した後のメイクもOKです。
朝晩の洗顔後に限らず日中の外出時にもニキビケアができるため、より効率良くニキビの改善に期待できるでしょう。
成分 | イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール |
容量 | 14g、24g |
価格 | 14g:¥500、24g:¥989 |

痛いこめかみニキビへの対処法
こめかみニキビが悪化すると赤く腫れて痛むことがありますよね!そんな時はどうすればいいのでしょう?
触ったりして刺激を与えない
ニキビができると気になってついつい触ってしまう…ということもあると思います。しかし、この行為こそがニキビ悪化の原因なのです!ニキビを触って刺激することで炎症が起きやすくなり、痛みを伴ったり、赤く腫れあがったりする原因となる可能性があります。ニキビにはできるだけ触らず、そっと様子を見守って起きましょう。
洗顔時はなるべく泡立ててやさしく洗う
こめかみニキビが痛むときは、洗顔方法にも工夫が必要です。洗顔する時は、たっぷり泡を立ててやさしく洗うようにしてください。手ではなく泡で洗うイメージで洗顔を行うようにしましょう。直接手のひらや指でごしごこすってしまうと、肌に刺激を与えてしまい、ニキビの痛みが強くなる可能性があります。
洗顔ネットに水をたっぷりと含ませ、しっかりと泡立ててから洗顔するよう心がけてください。また、長時間洗顔することで皮脂が落ちすぎてしまい、乾燥や肌荒れの原因となります。できるだけ手短に1分前後で終わらせるようにしましょう。また、洗顔後にタオルで顔を拭く時は、ごしごしと拭かないように注意しましょう。柔らかいタオルで、優しく水気を吸い取るようにしてください。
正しい洗顔方法
- 洗顔を始める前に、まずは手を洗って清潔にします。
- 洗顔料を適量手にとって、泡立てネットなどを使用して濃密な泡を卵1個分ほど作りましょう。
- 泡ができたら、まずは皮脂の多い鼻やおでこなどのTゾーンから泡を乗せてくるくると指先で優しく洗っていきます。
- 次に、頬、顎、こめかみを洗い、最後に目元、口元を洗い上げていきます。
- 32〜34度ほどのぬるま湯で、しっかりすすぎを行います。
- こめかみや顎の下、髪の生え際は泡が残りやすいため、すすぎ残しがないかチェックしましょう。
- すすぎが完了したら清潔なタオルで水分を抑えるようにして水気を拭き取り、化粧水などで保湿を行います。
おすすめ洗顔料
ニキビができやすい場合、洗顔料の選び方も重要だとされています。
洗顔料の中には洗浄力が強すぎて、肌にとって必要な皮脂まで洗い流してしまうものもあるため、この機会に洗顔料をはじめとしたスキンケアアイテムを見直してみるというのも大切でしょう。
そこで、おすすめの洗顔料をお伝えします。
1. クレイウォッシュ:ビーグレン

ビーグレンのクレイウォッシュは、泡立たない洗顔料です。
一般的に泡洗顔が良いと言われているのは、毛穴の中の汚れまで泡が入り込んで肌にとって不必要な汚れや皮脂を落としてくれることにあるとされていますが、このクレイウォッシュは天然クレイのモンモリロナイトが持つ汚れだけを吸着する力によって肌を傷めることなく汚れや古い角質を取り除くことにあるようです。
また、肌が本来持っている水分と油分の量のバランスを整える効果があるため、ニキビだけではなくテカリや毛穴トラブル、乾燥など、あらゆる肌の悩みの方におすすめできる洗顔料です。
肌荒れを防いでくれる美容成分であるグリチルリチン酸ジカリウムや、スクラワンなどの保湿成分がたっぷり配合されているため、ニキビ肌でも安心して使用することができます。
ちなみに、ビーグレンでは肌悩みに合わせた8種類のトライアルセットが¥1,800で販売されています。
365日間返金保証もついているため、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?
注目成分 | モンモリロナイト、グリチルリチン酸ジカリウム、スクワラン、カモミラエキス、ヒアルロン酸 |
容量 | 150g |
価格 | ¥3,900 |
2. Non A.:プライマリー

Source: アマゾン
Non A.は医薬部外品の薬用ニキビ専用洗顔石鹸です。
テレビなどのメディアで紹介されていることもあり、製造が間に合わずに1人3個までという個数制限が設けられているほど人気の商品のため、使用したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
Non A.の特徴としては、従来の4倍とも謳われているキメ細かい弾力のある泡でしょう。
肌にとって不必要な皮脂などをしっかり洗い流してくれるとともに、ローヤルゼリーなどの保湿成分が潤いを与えてくれるため、さっぱりしつつもしっとり感のある洗い上がりを実感することができるでしょう。
単品価格は¥2,940ですが、3個セットだと10%OFFの¥7,980でお得になっています。
思春期ニキビの方にも大人ニキビの方にも、おすすめですよ。
注目成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸、リピジュア |
容量 | 100g |
価格 | 単品価格¥2,940、3個セット¥7,980 |
Non A:プライマリー 単品価格¥2,940、3個セット¥7,980
3. 然 よかせっけん(ジャータイプ):長寿の里

Source: 公式サイト
長寿の里の「然 よかせっけん」は、美肌成分である超微細シリカパウダーを豊富に含んだ完全無添加の練り石鹸です。
天然ミネラルを含んだ泡は汚れを吸い付ける力が強く、さらに肌に優しいミネラルも配合しているため、肌に取って不要なものだけを洗浄することができるでしょう。
また、然 よかせっけんの魅力には、洗顔中もへたれることのない弾力のあるもっちり泡、さらに、自然由来の保湿成分が挙げられます。
ちなみにお得な定期コースでは、泡から水素を発生させてくれる泡立てネットがプレゼントされるそうです。一緒に使うことで洗顔力がアップするそうですので、購入時にはぜひ試してくださいね。
注目成分 | 超微細シリカパウダー、コラーゲン、アロエエキス、ローヤルゼリー、グリチルリチン酸ジカリウム |
容量 | 88g |
価格 | 通常価格 ¥1,800、定期コース価格 ¥1,705 |
然 よかせっけん(ジャータイプ):長寿の里 通常価格 ¥1,800、定期コース価格 ¥1,705

*おすすめの洗顔料についてはコチラの記事もぜひ読んでくださいね。
*大人ニキビケアにおすすめの洗顔料についてもっと知りたい人はコチラの記事も読んでみてくださいね。
こめかみのニキビ跡はどうやって消す?
できてしまったこめかみのニキビ跡を消すためには、どうすればいいのでしょう?鍵を握っているのは、「肌のターンオーバー」です!
ターンオーバーを正常化させる









このように肌のターンオーバーの正常化はとても重要なのです!では、具体的にはどのような行動をしていけばいいのでしょうか?
睡眠時間を見直す
まず大切になってくるのが、十分な時間を確保することです。肌のターンオーバーは寝ている時間に行われています。これは、睡眠中に分泌される成長ホルモンが、ターンオーバーに大きく関わっているから!この成長ホルモンが多く分泌される時間に眠っていることが大切です。この時間は肌のゴールデンタイムと呼ばれており、午後10時から2時の4時間しかありません!なかなか難しいかもしれませんが、できるだけこの時間には眠るようにしましょう。
たばことお酒を控える
たばことお酒は肌の大敵です!たばこは百害あって一利なし!タバコを吸うことで全身の血流が悪くなり、肌のターンオーバーにも影響を与えます。また、体内のビタミンCを壊してしまいます。その結果肌が老化しやすくなり、ニキビ跡がなかなか治らなくなると言われています。お酒も同様です。お酒を飲むことで体内の水分やビタミンCが大量に消費されます。そのためニキビができやすくなったり、悪化しやすくなると言われています。
ストレスにならない程度に禁煙、禁酒を心がけるようにしましょう。
内臓の不調でもこめかみニキビ

暴飲暴食をした後や胃腸の調子が良くない時に、ニキビや肌荒れが起こりやすいと感じたことがある方は多いでしょう。
実は、内臓の不調によってもニキビは起きてしまうと言われています。
そこで、内臓の不調がニキビの原因となるメカニズムをお伝えするとともに、顔のパーツ別に見る内臓の不調についてご紹介します。
内臓の不調は重篤な病気の引き金となる可能性もあるため、ニキビがいつも同じ部位にばかり発生しているという方は、ぜひチェックしてみましょう。
内臓不調がニキビとなるメカニズム
ニキビが発生する大元の原因は、皮脂などが毛穴に詰まってしまうことだと言われているのはこれまでご紹介してきたとおりです。
この皮脂が過剰分泌されるのは、不規則な生活習慣やホルモンバランスの乱れ、ストレス、間違ったスキンケアなどの様々な要因が考えられますが、内臓不調がニキビとなるのはおもに不規則な生活習慣による寝不足、偏った食生活などが挙げられるでしょう。
このような生活を続けていると、知らず知らずのうちに内臓に疲れが溜まっていってしまい、胃腸や肝臓などに影響を及ぼしてしまうようです。
具体的には、胃腸の機能が疲れによって低下することによって消化や吸収の働きが落ちてしまい、消化できなかった栄養分が毒素となって身体の老廃物として溜まってしまったり、肌にとって必要な栄養素が吸収できないことによっても本来持つ肌の機能が低下することでニキビができやすい肌環境になってしまうとされています。
また、血液を綺麗にしてくれる働きのある肝臓の機能が低下することによって、老廃物が溜まったドロドロの血液になり、栄養素を肌まで十分に運べないことや、また、腎臓の機能が低下することによって身体の中の毒素や老廃物を解消しにくくなることによっても、肌トラブルなどに影響すると言われているようです。
顔のパーツ別に見る内臓の不調
内臓と言っても様々な臓器がありますが、顔にニキビなどができた場合にはどの臓器に不調を来しているのかということについてもお伝えします。
ニキビは様々な原因によって起こるため断定はできないものの、目安として把握しておくと良いかもしれません。
1. おでこ
思春期ニキビができやすい位置としておでこが挙げられますが、中国医学によると消化器官の小腸や大腸に不調がある場合におでこにニキビができやすいと言われているようです。
暴飲暴食や便秘、下痢などの症状がある場合に、ニキビが発生しやすい場所のようです。
2. 目元やこめかみ
目元やこめかみのニキビは、おもに肺や肝臓に不調がある場合に発生しやすいようです。
肺の不調というと、おもにタバコを吸う方に考えられやすいと言われているようです。
肝臓は身体の代謝や解毒作用に深く関わりがある臓器とされていますが、アルコールの分解なども行う働きがあるのは知られているところでしょう。
そのため、アルコールの過剰摂取をはじめ、油っぽいものや糖分の多いものを摂り過ぎたり、また暴飲暴食を行ってしまうことで肝臓に負担がかかり、代謝や解毒ができていない場合にニキビができてしまうことがあるとされています。
3. 鼻
鼻にニキビが起こる場合には、心臓や肝臓、腎臓への臓器に負担がかかっている可能性があるでしょう。血圧が正常ではない方、ストレスが過度にかかっている方は起こりやすいと言えます。
4. 頬
頬にニキビが発生する原因は、呼吸器(鼻、気管支、喉、肺など)や肝臓、心臓などの臓器に問題がある可能性があるようです。
風邪や喉の痛みなどの呼吸器の他、アルコールの過剰摂取や暴飲暴食、ストレスからくる心の乱れなどがニキビとなって肌に現れていると言えるでしょう。
5. 口の周り
口の周りのニキビは、胃や小腸に不調がある場合に発生しやすいようです。
暴飲暴食によって消化・吸収の働きがうまく行えていなかったり、偏った食生活が続くことで栄養素が不十分な場合に起こりやすいと言われています。
6. あご
大人ニキビが発生しやすいあごのニキビは、子宮などの婦人科系の臓器、また胃の不調によって起こりやすいようです。
あごのニキビは、ほとんどがホルモンバランスの乱れから生じると言われています。
ホルモンバランスの乱れはストレスや不規則な生活習慣からも起こってしまいますが、他にも生理前や妊娠中などホルモンバランスが崩れやすいタイミングであごにニキビが発生することもあるでしょう。
また、胃が弱っている可能性も考えられるようです。
対処法は内臓を休ませること
内臓の不調を改善するためには、内臓を休ませるということが何よりの対処法でしょう。
そのため、乱れた食生活や偏食などの生活習慣を見直してみると良いとされています。
具体的には、脂っこいものやインスタント食品、糖分の多い食品は控えるようにすることや、暴飲暴食、アルコールの過剰摂取に気をつけるということが大切です。
また、血液の流れを良くするために1日1.5〜2リットルほどの水分を摂取したり、血液をサラサラにするDHA・EPA・ポリフェノール・クエン酸などの栄養素を食事の中で積極的に摂るというのも有効でしょう。
こめかみニキビに悪影響を与える3つのクセ

次に、ニキビに悪影響を与えてしまう気をつけたい3つのクセについて、チェックしていきましょう。
クセは無意識に行ってしまうためなかなか改善できないものではありますが、知っておくことで意識することはできるはずですよ。
1. 前髪やもみあげをいじるクセ
無意識に前髪やもみあげをいじるクセはありませんか?
一説によると、髪を触るという行為は不安や緊張などの心理状態を表すとまで言われているようですが、それほど、髪を触るクセがある方は多いようです。
しかし、上記で挙げたこめかみニキビの原因でも触れましたが、こめかみはどうしても髪が触れやすい部位です。
手に付着した雑菌以外にも、整髪料や髪についた雑菌やホコリが、髪を触れば触るほど皮膚に付着しやすい状態になってしまい、ニキビを悪化させてしまう原因になるため注意しましょう。
クセを手っ取り早く改善する方法としては髪を短く切ってしまうという方法がありますが、女性の場合には前髪やもみあげの髪を気にならない程度にまで短くするのは難しいことです。
そのため、前髪をピンで留めたり、オールバックにして結んでしまうようなヘアスタイルに挑戦するなど、髪を触らないような工夫をしてみると良いでしょう。
2. ニキビを潰す・触るクセ
こめかみニキビに限ったことではないですが、ニキビが発生すると気になってつい潰したり触ってしまうクセがある方も多いでしょう。
しかし、皆さんご存知の通り、ニキビは刺激を与えないということが改善への第1歩だと言われています。
ニキビを潰してしまうと患部の傷から雑菌が入り込んで炎症を悪化させてしまったり、なかなか治りにくい色素沈着が発生してしまうこともあるようです。
中には、クレーターのようにデコボコとしたニキビ跡にまで悪化してしまい、セルフケアでは改善されにくい状態になってしまうケースもあるため注意が必要です。
意識してもどうしてもニキビを潰したり触ったりすることをやめられない!という方は、ニキビが発生した場合に絆創膏やガーゼで保護しておくのも予防になるかもしれません。
3. 額の汗をこするクセ
夏場など暑い時に限らず、こめかみは汗をかきやすい部分だと言われています。しかし、汗をかいたからといって、額の汗を手や腕でぬぐってしまっていませんか?
額の汗をこするクセは、手などについている雑菌を肌に直接つけてしまうため、ニキビの炎症の原因になってしまうようです。そのため、清潔なタオルを持ち歩いたり、濡らしたコットンで拭き取るなどのケアを怠らないようにしましょう。
また、近年、メイクをしたままでも使用できる顔専用の汗拭きシートなども販売されているため、上手に活用して汗を手でこすらないように気をつけましょう。
大きくて硬いできものは「硬結」かも?

一見ニキビのように赤く腫れる大きくて硬いできものは、「硬結ニキビ」の可能性があるようです。治りにくいと言われている「硬結ニキビ」とは、一体どんなニキビのことを言うのでしょうか?
硬結(こうけつ)ニキビとは
硬結ニキビとは、ニキビの炎症が悪化してしまいしこりのように硬くなってしまうニキビのことだとされています。
ニキビの炎症が悪化してしまった状態だと言われていて、触ると硬く、しこりのように硬いのが、この硬結ニキビです。
また、触ると痛く、普通のニキビのように芯が見つかりにくいというのも特徴として挙げられるでしょう。
ニキビが改善してもしこりは存在してニキビ跡やシミのようになることもあるため、ニキビの中でも厄介な状態だと言えるようです。
ニキビのなかでも重症な状態
ニキビと一言で言っても、様々な種類があるというのをご存知でしょうか?
おもなニキビの種類として、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄色ニキビが挙げられますが、白→黒→赤→黄色と悪化するごとにニキビは変化していくと言われています。
この硬結ニキビは黄色ニキビがさらに悪化してしまったニキビのため、ニキビの中でも重症な状態だとされています。
硬結ニキビが発生するメカニズム
どんなニキビも、はじめは皮脂が毛穴に詰まることによって発症すると言われています。
そして、詰まった毛穴にアクネ菌が繁殖することによってだんだんとニキビが悪化していくとされていますが、この時、血液中では好中球と呼ばれるの白血球の1種がアクネ菌を刺激している状態になっているようです。
このことによって、赤く膿を持つ炎症ニキビが発生してしまうと考えられています。
この状態でニキビが沈静化すれば良いですが、ニキビの程度がひどい場合には好中球がアクネ菌をそのまま刺激し続けてしまうことがあるようです。
すると、毛穴の壁を壊してしまい、毛穴の周りにまで炎症が広がり、熱を持つしこりのような硬結ニキビが発生してしまうとされています。
自力ケアで改善しないときは皮膚科へ
硬結ニキビが厄介だと言われる理由は、炎症が収まって見た目には完治したように見えてもしこりのみが残ってしまうことにあるでしょう。
一旦しこりができてしまうと自力ケアではなかなか改善しにくくなってしまい、肌質によっては生涯残ってしまう可能性もあるようです。
そのため、硬結ニキビは皮膚科などの医療機関の手を借りてケアをするというのが最も効率の良い改善策かもしれません。

大量・痛い・かゆいは病気の可能性も
ニキビには様々な大きさや色などがありますが、もしも突然大量にニキビが発生したり、痛みやかゆみを伴う場合には、皮膚の病気の可能性もあるようです。
そこで、ニキビと間違われやすい3つの皮膚疾患について見ていきましょう。
めんちょう
めんちょう(面疔)とは、顔にできる皮膚感染症の1つだとされています。
昔は「めんちょうが鼻から眉間にできると死の可能性がある」と言われていたようですが、めんちょうが悪化してしまうと目や脳への障害が起こることもあり、そう言われていたのでしょう。
めんちょうの症状と原因
めんちょうの症状は強い硬さのある大きなできものができて患部が紫色〜赤黒くなり、数日経つと膿が出てくるのが特徴のようです。
鼻や頬にできやすく痛みやかゆみの症状が現れることもあり、一般的にかゆみが見られる場合には悪化しやすいという傾向があるとされています。
めんちょうの原因は毛穴などから黄色ブドウ球菌という細菌が感染することによって起こると言われていますが、この黄色ブドウ球菌は常在菌の1つでどんな人の肌にも存在する菌のようです。
ニキビと間違われやすい疾患ですが、ニキビとの大きな違いはめんちょうには芯がないということでしょう。
ニキビと勘違いして潰してしまい、かえって悪化してしまうケースも多くあるようですので、自己判断には注意が必要です。
めんちょうの治療法
小さな傷や皮膚が湿っている状態が続くことによって感染、増殖すると考えられていますが、治すためには医療機関で処方された抗生物質による治療が基本となるでしょう。
内服薬や外用薬によって1〜2週間ほど経つとだんだんと腫れが引いていくと言われていますが、めんちょうが悪化して治りが遅い場合には患部を切開する手術が行われることもあるようです。
できるだけ早い治療が必要となるため、できるだけ早く病院を受診することが肝心でしょう。
マラセチア毛包炎
マラセチア毛包炎とは、マラセチア真菌というカビが毛穴で増殖することによって発生すると言われています。
赤ニキビのように小さくポツポツとしていてニキビと似ていますが、一般的なニキビの原因菌とは違う菌によって起こるため適した治療を行うことが大切なようです。
そもそも、マラセチア菌というのは皮膚に存在する常在菌の1つでいくつかの種類がありますが、マラセチア・ファーファーという種類の菌が原因になると考えられています。
マラセチア毛包炎の症状と原因
症状としては、赤く小さなポツポツとしたニキビのようなできものが大量に発生するのが特徴のようです。軽度のかゆみが起こることもあり、おもに胸、背中などに多く発生しやすいという特徴があるようです。
高温多湿の夏場や、汗をかきやすい環境で起こることが多く、免疫力の低下など、様々な要因によって発生しやすいと言われています。
ニキビとの違いは、均一的に現れるかどうかということに注目して見てみましょう。
ニキビの場合には均一性がなく、対してマラセチア毛包炎は毛穴と一致して均一的に現れやすいようです。
また、マラセチア毛包炎の場合には炎症性が低く、大きく腫れあがることがないのもニキビとの違いと言えるでしょう。
マラセチア毛包炎の治療法
改善策としては肌を清潔に保ち、規則正しい生活を行って体調を整えることによってだんだんと改善される場合が多いようですが、まれに症状が繰り返してしまうこともあるため、注意が必要です。
医療機関の治療では、抗真菌薬などの外用薬や内服薬を使用しての治療となるようです。
粉瘤(アテローム)
粉瘤(アテローム)とは、皮膚の良性腫瘍の1つだとされています。
なんらかの原因によって皮膚の中に嚢胞と呼ばれている袋のような形のものができてしまい、その中に古い角質などが溜まってしまったものだと言われています。
粉瘤(アテローム)の症状と原因
粉瘤(アテローム)は身体中どこでも発生すると言われていて、数mmのものから数十cmに膨れ上がってしまうこともあるようです。
初期の頃には触れるとしこりを感じる程度ですが、角質などの老廃物などが溜まっていくことによってだんだんと大きくなってきてしまいます。
粉瘤の原因ははっきりとは明らかになっていないようですが、生まれつきの体質によって粉瘤が発生しやすい方もいらっしゃるそうです。
粉瘤の大きな特徴としては、膨れ上がった中央に黒い点のようなものができる場合があることでしょう。
これは、ヘソとも呼ばれていますが、粉瘤の開口部となっていて、周囲を圧迫することによって中身が出てくることがあるようです。
また、粉瘤は触っても痛みやかゆみを感じないことがほとんどですが、粉瘤の中に細菌が繁殖してしまうと膿を持って赤く腫れ上がって痛むことがあるとされています。
粉瘤(アテローム)の治療法
粉瘤の改善方法としては、全ての場合手術が行われるようです。
切開をして嚢腫を引っ張り出した後に縫合する「小切開摘出術」という手術や、粉瘤に穴を開けて内容物を出した後に嚢胞も全て取り除く「くり抜き法」という手術がよく見られる手術方法でしょう。
傷跡は半年〜1年ほどで目立たなくなると言われていますが、顔などの傷跡が目立ちやすい部位には特殊な縫合などによって傷跡が残らないような処置をしてくれる医療機関もあると言われています。
こめかみニキビにはこんなジンクスも…

学生時代など、ニキビができる場所によってニキビ占いをしたことがある方は少なくないでしょう。「想い想われ振り振られ」というフレーズは、多くの方に知られていますよね。
ニキビはできない方が良いというのは当たり前のことですが、こめかみニキビには恋愛におけるジンクスがあるようなのです。
ニキビが発生してしまったと悲観的になる前に、こんなジンクスで気を紛らわせて前向きにニキビ改善に取り組んでみると良いかもしれません。ニキビの種類によっても意味が変わってくるため、ぜひ参考にしてくださいね。
右のこめかみニキビのジンクス
【白ニキビ】
- 恋愛運がアップする
- 運命の人にめぐり合えるチャンス
【赤ニキビ】
- 自分を取り巻く環境が悪化する
- 悪い噂が広まる可能性もある
左のこめかみニキビのジンクス
【白ニキビ】
- 出会い運がアップする
- 告白の成功率が高くなる
【赤ニキビ】
- 恋人と喧嘩するなど、トラブルの予感
こめかみニキビを正しく治そう!
いかがだったでしょうか。このように、こめかみニキビには正しい対処方法がたくさんあります!今日からできる簡単な方法もご紹介させていただいたので、さっそく試してみてくださいね!正しい対処方法を知っていれば、もうこめかみニキビは怖くありません!一緒につるつるの肌を手に入れましょう。
ただし、中にはニキビの炎症がひどくなって化膿してしまったり、痛みがひどくなってしまったりする場合があります。このような時は、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。