羊プラセンタを購入する前に知るべき4つのコト。実は怖いサプリメントの危険性とは?

目次

  • 知らないと怖い、羊プラセンタの危険性。購入する前に知るべき4つのコト
  • そもそも羊プラセンタとは?
  • 羊プラセンタの効能・効果
  • 羊プラセンタが日本であまり見かけない理由
  • 羊プラセンタを購入する前に知るべき4つのコト
  • 日本で販売されている羊プラセンタのサプリメント
  • 口コミを安易に信じないで!羊プラセンタの使用は自己責任で

知らないと怖い、羊プラセンタの危険性。購入する前に知るべき4つのコト

美容成分としてはおなじみのプラセンタですが、アナタが使っている化粧品はなんのプラセンタが含まれているでしょうか?プラセンタとは「胎盤」という意味ですが、市販されているプラセンタは人間の胎盤から摂取されたものではありません。人間の胎盤から摂取されたプラセンタのことを「ヒトプラセンタ」と呼びますが、これは医療用での使用しか認められていないのです。

「では私が使っているプラセンタはどこから…?」と不安になった方もいるかもしれませんね。一般的には豚や馬、植物から摂取されているものが多く、比較的安全に使用できるものなので安心してください。ですが中には羊プラセンタを好んで使っているという方もいるのではないでしょうか?

こんにちは!Web皮ふ科クリニック編集長の水野春子です♪プラセンタと言えば美しい肌に欠かせない成分のひとつですが、その種類をしっかりと理解していないと思わぬリスクを招く場合があるんです。 
プラセンタが胎盤をもとに作られた成分ということは知っていましたが、よく考えれば人間の胎盤を使っているはずないですよね。希少価値が高すぎますし…。 



そうね。でもあまり深く考えずに使っている人が多いのも事実なんです。今回は羊プラセンタの効果からリスクまで詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでもらえるとうれしいです。

そもそも羊プラセンタとは?

羊プラセンタとは、名前の通り羊の胎盤から摂取される成分のことです。日本ではあまりなじみのない羊プラセンタですが、北米やヨーロッパではセレブも愛用するなど非常に人気のあるプラセンタなんです。その歴史も古く、中国では古来から羊プラセンタが利用されていたという記録も残されているようです。

そんな羊プラセンタ、日本で見かけることが少ないのはなぜでしょう。市販されているプラセンタの主な原料は豚・馬・植物ですが、この中にどうして牛がいないのだろうと思いませんか?羊プラセンタが国内であまり見かけないのは、牛プラセンタを見かけないのと同じ理由があるのです。まずは羊プラセンタの効能や効果を解説しますのでご覧ください。

羊プラセンタの効能・効果

シミ・シワに効果が出やすいと言われる

羊は雄大な自然の中でストレスなく育っているため、免疫力が高く病気になりにくいです。そのため胎盤にも他の動物よりたくさんのアミノ酸が含まれており、病気で薬剤を使用することもないので品質の良いプラセンタを抽出することが出来るんですね。純度の高いプラセンタを使用すれば、より効果も高まるということです。

そもそもプラセンタは胎盤に含まれる成分なので、赤ちゃんが成長するために必要な成長因子が豊富に含まれているのです。この成長因子が肌細胞を活性化させ、肌のターンオーバーを促進させてくれます。その分肌への効果も実感しやすく、シミやシワの改善を早い段階で実感できると言われています。

人間に近いアミノ酸組成のため吸収率が高い

羊プラセンタは人間に近いアミノ酸組成をしているので、皮膚に浸透しやすいのです。いくら美肌に効果のある成分を塗布しても、肌の奥まで浸透していかなければあまり意味がありません。羊プラセンタは吸収率が高いため、プラセンタとしてのさまざまな効果を得やすいのです。

羊プラセンタが日本であまり見かけない理由

日本で製造禁止になった経緯

2000年代初め頃に起きた「BSE問題」を覚えているでしょうか?当時日本の牛肉を扱う食品業界に大きな影響を及ぼし、報道が過熱したことで悲しい事件まで起きてしまいました。

BSEとは牛海綿状脳症(うしかいめんじょうのうしょう)のことで、一般的には狂牛病と呼ばれている病気です。アメリカでBSEに感染した牛が発見されたことをきっかけに、2003年から同国からの牛肉の輸入が停止されました。それからは輸入停止と再開が繰り返され、さまざまな検査が行われてきました。年々検査対象は緩和されていますが、現在もこの時定められた指針に従い検査が行われています。

この一連の問題を受け、同じような病気を発症する恐れがある羊にも規制がかかりました。羊がニュースで取り上げられることが少ないのは、日本では食用としての流通が少ないためです。現在牛肉輸入も再開され規制も緩和されていますが、「特定危険部位」の輸入は変わらず禁止されています。

実は胎盤もこの特定危険部位に指定されている部位なんですね。これにより羊プラセンタを製造することができないのです。

狂牛病に似た伝染病「スクレイピー」の危険性

狂牛病は、伝達性海綿状脳症(でんたつせいかいめんじょうのうしょう)と呼ばれる病気の一種です。変性たんぱく質プリオンが脳などの神経組織に蓄積する伝染病で、同じような病気は羊やヒトにも存在します。狂牛病の原因は飼料として与えられていたものが異常プリオンに汚染されていて、それを食べることで発症したと言われています。

この病気を回復させる治療法は現段階ではありません。なぜ世界中に感染が拡大したのかと言うと、汚染された飼料を食べて育った場合でもすぐに症状が出なかったためです。感染が見つかる前に再び飼料にされるため、世界中に広がってしまいました。

羊やヤギが発症するスクレイピーという伝染病も、伝達性海綿状脳症のひとつです。狂牛病と同じくプリオンが脳に蓄積し発症します。この病気の原因となっているのがプリオンという物質ですが、この物質が多く含まれる部位が存在し、それが先ほどの特定危険部位に指定されている部位のことです。

プラセンタのもとになっている胎盤もこの特定危険部位に指定されているため、羊プラセンタを塗布することで何らかの異常が生じる危険性があるということです。

BSE問題で牛肉に対するイメージが一気に変わってしまいましたよね。そのときの影響は大きく、今でも外国産の牛肉を食べるのに抵抗があるという人も多いようです。
確かにあのときの過熱報道はすさまじいものがあったわよね。牛肉はすべて危険と言わんばかりでしたから、いまだに牛肉を避けている人がいるのもわかる気がします。風評被害が起きないようにするためにも、私たち自身が正しい情報を得ることがとっても大切なんです。
最近では情報をすべてSNSで得ているという人も増えていますよね。事実と異なる情報でもすぐに拡散されることもあるのである意味恐ろしいですね…。今回の羊プラセンタも良い情報ばかりに踊らされないようにしなければならないということですよね。
そうね。効果が高いということは同時にリスクも伴いということです。羊プラセンタを使ってみたいと思っている人はその事実としっかり向き合っていきましょうね。

羊プラセンタを購入する前に知るべき4つのコト

①「製造禁止」でも「販売禁止」ではないのが事実!

日本国内では製造が禁止されている羊プラセンタですが、手に入れる方法がひとつだけあります。それは海外から輸入すること。製造は禁止されていますが、輸入することはOKなんです。

これはスクレイピーが人間に感染しないからと言われていますが、かつて狂牛病も同じように言われてきました。人間には感染しないと言われていましたが、実際には感染することがわかったのです。現状では感染しないとされていますが、未来ではどう変わっていくかわかりません。

リスクは排除した方が安心です。羊プラセンタはネット通販などで簡単に手に入れることができますが、使用する場合はあくまで自己責任で使用してください。

②主にニュージーランド原産の商品が輸入されている

羊プラセンタの原料となっているのは、主にニュージーランドやオーストラリアで育てられた羊が使われています。BSE問題が騒がれていたときも、この二つの国だけは狂牛病が発生しませんでした。これは羊でも同じで、スクレイピーが発生したこともないのです。

これはそもそもの安全対策の違いで、徹底した衛生環境のもと育てられていたからです。日本国内でさえBSEが発生したため、どれだけ厳しい基準で育てられていたかがわかると思います。羊や牛の放牧環境は、日本よりもニュージーランドやオーストラリアの方が優れていると言えそうです。比較的安心して使用できそうですね。

③海外の工場で生産された商品は安全か?

原料は品質の良い羊であっても、「日本では当たり前のように行っていることが海外では行われていない」ということもまた事実。あくまでも海外基準での品質管理ですので、どこまで徹底されているかわからないのです。

日本国内は蛇口をひねれば飲むことのできる水道水が出てきますが、海外では氷の入った飲み物を飲むときでさえ用心した方が良いと言われるほどです。

品質の高い羊を育てているニュージーランドやオーストラリアはどうかというと、衛生環境は悪くありません。ただしこれは製造元も同じ国だった場合です。原料だけ輸入して、他の国でサプリメントを製造している可能性もあります。原料だけに騙されず、しっかりと環境設備の整った工場で製造されているかというところも大切なポイントです。

日本での常識は海外で通用しません。購入する場合はリスクもしっかりと理解しておく必要があります。

④輸入商品のため価格も高い

国内で製造することができないため、税金が高くなり販売価格が高騰します。現地ではそこまで高価でないものでも、輸入して購入する場合かなり高くついてしまいます。

さらに高すぎる商品は売れないため、原価が極端に安い商品が輸入されている場合もあります。現地で安く売られている商品ということは、それだけの理由があるということ。しっかりと品質が保たれているかと言われると疑問が残ります。また同じ商品を購入するにも高い値段を払わなければいけないのはデメリットのひとつですね。

羊プラセンタには気をつけなければいけないポイントがたくさんあるんですね。メリットだけで安易に購入するのはかなり危険が伴いそうです。
美容に良い成分とわかると、その成分がなにで作られているかも考えずに安易な気持ちで使用する人も多いと思います。ですが何も知らずに使い続けて、取り返しのつかないことになっては遅いんです。肌につけるものですから、しっかりとリスクは確認しておきましょうね。

日本で販売されている羊プラセンタのサプリメント

CELL CELLAR(セルセラ)

販売元株式会社スカイトップトレーディング
内容量1粒1740mg×30粒(約一ヶ月分)
成分
  • 羊プラセンタ 400mg(濃縮50倍 20,000mg相当)
  • 海洋性プロテイン 200mg
  • ビタミンC 120mg
  • 大豆油 458.28mg
  • ミツロウ 27.22mg
  • バター脂肪 34.5mg
  • 大豆レシチン 20mg
  • 魚ゼラチン 293.4mg
  • グリセリン 74.8mg
  • ソルビトールシロップ 70.4mg
  • 精製水 206.31mg
  • カラメル色素 0.354mg
  • カロテン色素 1.448mg
  • カブサイシン色素 0.651mg
  • ベタニン色素 0.354mg
価格1箱 19,440円(税込)
特徴高純度な羊プラセンタが1粒に20,000mg配合されたサプリメントです。ニュージーランドやスイス産の羊を原料にしたプラセンタを使用しているため、安心して服用できます。中でもセルセラに使われている羊プラセンタは、狂牛病が全く発生していない国で育てられた羊から抽出されたものです。
飲み方1日1錠、空腹時に多めの水かぬるま湯でゆっくり服用します。

CELL-CELLAR(セルセラ)はこちら

ハナプラセンタ

販売元株式会社アオテアロア
内容量1粒 500mg×120粒(約1ヶ月分)
成分アマニ油、羊プラセンタエキス末、桜の花エキス、プロテオグリカン含有鮭鼻軟骨抽出物、ゼラチン、 グリセリン、ミツロウ、カラメル色素
価格1箱 8,000円(税抜)
特徴品質の高いニュージーランド産の羊プラセンタに加え、プロテオグリカンやサクラ花エキスなどの美容成分を配合したサプリメントです。世界動物保健期間の安全基準に合う安全性の高い羊プラセンタのみを使用しているため、安心して服用できます。
飲み方1日4粒を目安に、多めの水かぬるま湯で服用します。

ハナプラセンタはこちら

羊自体は品質にこだわっているようですが、製造工場の基準はやはり海外基準のようでした。販売されているサプリの中では比較的安心して服用できそうですが、それでもやはり不安が消えることはありません。どうしても羊プラセンタを試してみたいというわけでなければ、リスクを考えて服用しないことをおすすめします。

口コミを安易に信じないで!羊プラセンタの使用は自己責任で

羊プラセンタには良い口コミがたくさんありますが、現在国内で手に入れることができるのは海外製品だけです。今は体に影響がなくても、飲み続けて数年後になんらかの異常が起きる可能性も否定できません。もちろん使用されている羊は品質も良く管理が徹底されているかもしれませんが、それを確認するすべはないのです。すべての商品が日本国内のような衛生環境で作られていると思ってはいけません。

羊プラセンタは確かに効果も高く魅力的ですが、高いリスクを背負ってまでアナタは使いたいと思いますか?羊プラセンタ以外にも美しい肌を保つことができる成分はたくさんあるはずです。信ぴょう性のない情報に踊らされず、信頼できる化粧品を使い美しい肌を目指していきましょう。