尿素の効果とは?配合製品を使用するべき4つの症状

目次

  • 尿素ってどんな症状に効果があるの?
  • 尿素とはどんなもの?
  • 尿素配合の製品を使うべき症状
  • 尿素クリームなどを使うときの注意点
  • 尿素の副作用ってあるの?
  • 尿素の疑問Q&A
  • 尿素を上手に使用してスベスベお肌に♪

尿素ってどんな症状に効果があるの?

尿素を配合した商品を見たことのある方はいても、実際どんなときに使えばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。尿の素となる成分である尿素は、実は「保湿」「角質を柔らかくする」といった目的で使用されることが多いです。しかし、使い方を間違えると効果を感じられないばかりか、かえって症状が悪化してしまう可能性もあるので、尿素とはどんな成分なのか、どんな症状を治すのに効果的なのかを知ったうえで正しく使用しましょう。

長年ガサガサしたかかとの角質に悩んでいるという方や、何を使っても毎年手荒れがひどいという方は尿素を使うことで症状を改善することができるかもしれません。それでは、私水野が尿素についてくわしく解説していきます。

尿素とはどんなもの?

尿素を配合した商品といえばクリームなどが一般的ですが、まずはこの「尿素」がどのようなものなのか知っておきましょう。文字からみてわかるとおり、尿をつくる素になる成分の一種ですが、体内のほとんど全身においてつくりだすことが可能とされているため、「尿」という言葉からイメージするような匂いや、身体に与える影響などはありません。お肌に塗るなんて名前からして抵抗があるといった方も多いかと思いますが、実際には尿そのものといった成分ではないのでご安心ください。

尿素を配合したクリームが効くって聞いたことはあるけど、どんなものかわからないまま使うのは誰でも怖いわよね。
実際は、尿素は私たちの体内にも存在する成分で、安心して使えるものなの。
ここからは尿素について少し詳しく説明していくわね!

天然保湿成分の一つ

​尿素は私たちのお肌の角質層に含まれている天然の保湿成分の1つです。科学的な保湿成分ではなく、もともと体の中に存在する天然の成分だからこそ、安心して使用できたり効果も期待しやすい成分であるといえます。尿をつかさどる器官だけでなく、皮膚や筋肉などの部位からも作られる成分でもあります。なぜ保湿に効果があるのかというと、尿素は水分と結合する性質があり、水分との結合によって皮膚の水分を保持しようとする性質があるからだと言われています。尿素配合製品に水分の含まれたクリームや軟膏というものが多いのも、尿素の効果をしっかりと発揮するために調合されているからです。

尿素の効果・効能

​尿素の効果として覚えておきたいことは、大きくわけて2つあります。角質層のうるおいを保つ役割、つまり保湿効果ですね。あとは、角質を柔らかくする役割角質軟化作用といった言葉で表現される場合もあります。

保湿成分として有名な「セラミド」などとのちがいは、角質軟化効果が強い保湿成分であることです。そのため、尿素は足裏などの固まってしまった角質の症状を改善するためによく使用されます。固まった角質をキレイに治すにはきちんと保湿しながら角質を柔らかくしていく必要があるため、尿素は非常に効果的と言われています。

水野はるこ
尿素はセラミドなどの保湿成分と同じように、現在もよく使われている保湿成分ということがわかったわね。
足のガサガサな角質の改善に尿素っていうのはよく聞くけど、実はほかにもこんな症状の人は尿素を使うと効果的!っていう症状があるから、これから紹介していきましょう。

尿素配合の製品を使うべき症状

尿素は名前から感じるイメージとは違って、安心して使える商品ということはわかりましたが、具体的に尿素配合商品を使うべき症状とはどんな症状なのでしょうか。ひどい乾燥にいつも悩んでいるという方は、あてはまる症状がいくつかあるかもしれません。それではご紹介いたします。

カサカサ乾燥した手荒れ

毎日の家事などによって手がカサカサになっている方、とにかく乾燥がひどく手がカサカサになっているという人には尿素配合のクリームがオススメです。カサカサになった皮膚は、乾燥からくるダメージによって角質も硬くなってしまい、余計に手荒れを悪化させているケースが少なくありません。まずはしっかりと保湿を行ったうえで、角質を柔らかくすることで手荒れの回復を早めてくれる可能性があります。

また、尿素配合のクリームであれば角質を軟化するためにボディ用のスクラブを使って、さらに保湿を行うなどの手間が必要なく、クリームを塗り込むだけで肌のうるおいを保ちながら症状を改善していけるといったメリットもあります。

手のゴワつき解消

手の乾燥だけでなく、症状が悪化して皮膚が厚く固まってしまっているようなごわつきの解消にも尿素は効果的です。ごわつきの改善には、角質をやわらかくしていく必要がありますので、尿素の角質軟化作用を利用することで症状はおさまっていくと考えられます。尿素の入っていないハンドクリームで改善を行っていくと、保湿はきちんとできていても、角質へのアプローチができないため改善までに時間がかかってしまう場合があります。そのため、ただ手の乾燥が気になるという方ではなく、乾燥プラスゴワついた手のケアも同時に行いたいといった方にオススメです。​

かかとのガサガサ角質

​尿素を配合したクリームの使用頻度が比較的高いことで知られているのが、「足裏・かかとの角質ケア」です。かかとの角質は他の部位に比べて皮膚の固まりがひどくなりやすく、毎日ケアをする習慣もあまりないため放っておくとどんどん症状が悪化してしまいます。

足裏ケアといえば、スクラブや軽石などで角質をけずってから保湿クリームなどをつかうといった方も多いのではないでしょうか。もちろん、その方法でも一定の効果を感じていける場合もありますが、尿素配合クリームで改善していく場合と比べると、毎日のケアにかける時間が長くなってしまい、使用する商品も最低2つ以上必要なためコストも高くなってしまいがちです。

かかとのガサガサした角質のケアを本格的に、少しでも早く治したいという方は尿素配合クリームを足裏に塗り込むだけの簡単ケアを一度ぜひお試しください。

顔のゴワつきなどの短期ケア

​尿素は、硬くなった角質などのケアに適しているため、他の部分に比べて皮膚が敏感で薄い顔への使用は短期的に限定するほうが良いとされます。また、短期的に使用する場合にも炎症などを起こしている部分は避けて、あくまでも乾燥がひどく角質が厚くなっていたり、硬くなっている部分に限定しての使用をオススメします。尿素を配合した顔用の化粧水などは、クリームに比べると尿素以外の成分の含有率が高い場合も多くそれほど強い作用がないため安心して使うことができるかと思います。しかし、顔に尿素クリームはNG!とよく言われるのは尿素によって得られる保湿や角質をやわらかくする効果よりも、リスクが伴う可能性があるからです。自分自身の肌状態を見極めたうえで、尿素配合クリームを使用していきましょう。

尿素クリームなどを使うときの注意点

尿素配合クリームを使用するときの注意点を確認しておきましょう。

長期間継続して使わない

尿素配合のクリームを使って症状が改善してきたと思ったら、一度お肌の状態をみて使用期間を検討することが良いとされます。いくら効果が高いからと言って、使い続けると思わぬ肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。なぜかというと、尿素配合クリームは通常のスキンケアのように肌をキレイにするための化粧品とは少し違い、肌を正常な状態に戻すための製品であるからです。使い続けることで肌荒れを防止するといったものではないのでご注意ください。症状が改善してきたら漫然と使い続けるのではなく症状がおさまるまでの使用にとどめることが大切です。

問題のある箇所だけに使う

​漫然と使用を続けないということのほか、尿素配合クリームを使用する部分についても注意が必要です。あくまでも皮膚の症状改善を一番に考えて、思わぬ肌荒れなどのリスクを防ぐためにも、気になる症状がみられる箇所に限定して使用しましょう。できるだけ肌の乾燥やごわつきが気になる部分にだけ使用することで健康な状態のお肌には影響を与えないまま、キレイに症状を改善できる可能性が高くなります。

尿素の副作用ってあるの?

しっかりと効果を感じられるものには、反対に副作用のような症状が伴うことがあります。尿素は刺激性がそれほど強い成分ではないと言われますが、お肌の状態や症状によってはかえって症状を悪化させたり、治りが遅くなったりすることもあります。

水野はるこ
具体的に、どんなお肌状態の人には使用に注意が必要なの?と気になった方のために、これから説明していくわね!
尿素配合の商品を使うときは、尿素の効果が自分の改善したい症状と一致しているかをきちんと理解したうえで使うのが一番。今一度、自分自身のお肌状態を確認してみてくださいね。

ヒビ・あかぎれには逆効果

保湿効果があると聞くと、一見ヒビやあかぎれにも効果的なのではないかと思ってしまいますが、尿素配合クリームはヒビやあかぎれのある部位に使用することで、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。角質をやわらかくしていく過程で、少なくとも皮膚に対して刺激を与えているためです。また、皮膚が弱っている部分にも使用しないよう注意しましょう。皮膚がかたまってごわついているのか、炎症を起こしてヒビやあかぎれになっているのかをきちんと見極めたうえで使用するようにしましょう。

健康的な肌には不向き

​そもそも尿素は、固まってしまった角質などの不要になったものに対して、肌を柔らかくすることで正常で健康な肌に戻していくことを目的として使用されるべきものであるため、健康な肌の人が使用すると、かえって肌が荒れてしまったりする場合があります。気軽に保湿だけしたいといった方は保湿に特化したものを使うほうが効果を感じやすいです。尿素を配合したクリームはどうにもならない乾燥や、乾燥しすぎて肌が厚くなってしまったというような、スキンケアだけでなくお肌の改善を求める人に向いている商品だといえます。

10代の若い肌には不向き

尿素を配合したクリームなどの商品は、10代の人にはあまり向かないと言われます。その理由は、若い世代の人の肌は角質層が元々柔らかく、固まってしまった場合でも症状が比較的軽度であるケースが多いため、尿素の角質軟化作用によって、自分自身のお肌の免疫機能を弱めてしまったり、肌荒れを起こす可能性があるからです。

​10代などの若い方では肌の自己治癒能力も高い場合が多いため、尿素などの治療要素の含まれる商品でなく自分自身の免疫を妨げずに症状を改善している製品を使う方が良いと言われます。

敏感肌の人は注意が必要

​敏感肌の人が尿素を配合した商品を使うことで、刺激を感じてしまったり、肌に赤みが出るといった症状があらわれることがまれにあるようです。考えられる要因としては、尿素の角質軟化作用にあります。固まった角質を柔らかくするという効果がしっかりとしている反面、肌に少なからず刺激を与えているためです。肌がそれほど敏感でない方ですと副作用のような症状は出にくいと言われますが、通常のスキンケアでも肌に合わないものが多いという方や、とにかく肌が敏感で低刺激のものを主に使用しているといった方は、尿素の使用には注意が必要です。

使用を検討する場合は、一度尿素配合のクリームを販売しているお店で症状を伝えて使用が可能か問い合わせることをオススメします。

尿素の疑問Q&A

尿素に関する疑問について、私水野がお答えしていきます。ぜひ参考にしてくださいね。

尿素でシミが消えるって本当?

アッキー
はるこ先生、突然ですが「尿素がシミを消す効果がある」ということをよく聞くのですが、それって本当ですか?
水野はるこ
ズバリお答えすると、尿素が直接的にシミにアタックしていく作用があるわけではないの。
でも、シミに効果があるといわれる理由としては尿素を使うことで、肌がちゃんと保湿されて、角質をやわらかくしていくことでターンオーバー、つまり肌の新陳代謝が向上するからだと考えられるわね。
肌のターンオーバーが向上すると、シミが目立たなくなっていくようなお肌の状態になる可能性があるわ。
アッキー
そうなんですね!それでは、シミを消すために尿素を使うというよりは、尿素の保湿効果と角質のターンオーバーを助ける役割によってシミが目立たなくなっていく可能性があるというイメージですね!

尿素とアトピー肌は相性がいい?​

アッキー
はるこ先生!ほかにも、「尿素はアトピーのお肌の人に良い」なんて噂をきいたことがあるのですが、これはどうでしょうか??
水野はるこ
アッキー、残念ながらアトピーの症状がある人には尿素はオススメできないのよ。なぜかというと、基本的に尿素は炎症を起こしている場所や、肌が弱っている場所には使わないことがよいとされているからよ。
それにアトピーは人によって症状や原因も様々なの。尿素を使うことでかえって症状悪化の危険性もあるのよ。 
アッキー
そうだったのですね!それでは、アトピーに限らず皮膚の炎症がひどい場合や、何か異変がある場合は安易に尿素を使うよりも、きちんとお医者さんに診てもらうほうが良いですね。

尿素が髪や頭皮にいいって本当?

アッキー
はるこ先生、最後にもう一つだけ質問させてください!「尿素が髪や頭皮にも良い」というのは、本当なんでしょうか??
水野はるこ
そうね、その質問はとても多く耳にするわね。髪や頭皮が乾燥していたり、頭皮の角質がかたまってしまうことでトラブルを起こしてしまってる人には尿素を使うことで一定の効果を感じられる可能性があるわね。
しっかりと保湿されることで、抜け毛などの防止も期待できるかもしれないわよ。
アッキー
そうなんですね!つまり、尿素はお肌だけでなく頭皮においても保湿や角質の正常化を助ける役割を期待できる優れものなんですね。自分の肌や髪、頭皮の状態をきちんと考慮しながら、使い方を考えていくとよさそうですね!

 尿素を効果的に使用していくためには、自分自身のお肌と向き合いながら使用する期間や部位を決めていくことが大切だということがわかりました。炎症などを起こしている部分には使用してはいけないということも覚えておきたいですね。

尿素を上手に使用してスベスベお肌に♪

尿素は保湿と優れた角質軟化作用をもつ成分であり、ドラッグストアなどでは主にクリームや軟膏状のものが多く販売されています。尿素配合のクリームは、手や足の乾燥が気になる、ガサガサしてどうにもならない症状をなんとかしたいという方の救世主となるかもしれません。保湿に特化した商品をたくさん使っても改善しなかった、スクラブなどのケアはお金がかかって続けづらいという方にも尿素配合のクリームはオススメです。

ドラッグストアなどですぐに手に入り値段も手ごろなものが多いことも魅力の一つです。乾燥やガサガサのお肌にサヨナラするためにも、是非一度尿素配合のクリームを試してみてはいかがでしょうか。

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