顔が黄色いのは体からのSOS!みかん暴食じゃないなら肝臓病の恐れあり

顔色が悪い…黄色いなら危険な病気が原因かも

日本人は黄色人種ながら、肌が白い人から黒い人まで個人差があります。しかし、鏡を見て顔色が悪いなと感じたときは心配ですよね。東洋医学では体からのサインであるという観方がなされるそうです。顔が白いと心臓に関係が、顔が黒いと腎臓と関係があるというように言われます。肌が黄色いと感じたときには、病気によって起きている可能性と、そうでなく心配がいらない場合とがあります。もし病気だとしたら、一刻も早く医師に診察を仰ぎ正しい判断と対応をお願いしなければなりません。今回は、深刻な病気になる前に気をつけたい顔が黄色い時の真相について私水野が解説していきますよ!​

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はるこさん
顔色が悪いと何か体調が悪いとは思えるわよね。
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あっきー
血色が悪くて青い、とかですよね。どこか体がおかしいのかな、と疑いますね。 
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はるこさん
そうよね。顔が黄色くなったときには病気とそうでない時とがあるのよ。
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あっきー
具体的にはどんな病気なんですかね?詳しく教えてください〜

顔が黄色いのは病気と違う場合がある

顔が黄色い時、病気とそうでない時があります。病気には肝臓に関する疾患が、それ以外の場合だと、糖化、貧血、みかんなど柑橘系の食べ過ぎといった原因が考えられますよ。顔が黄色くなるということは同じですが、それぞれ経緯が異なるので具体的に詳しくみていきましょう。

黄疸で心配なのは肝臓の病気


写真や写メの画像を見て顔が黄色いと気づいたら、その原因として黄疸(おうたん)が考えられます。肝臓の不調によって黄疸が体内で起こり、結果顔が黄色くなっているという場合です。

黄疸とは

黄疸は、血液の中のピリルビンという物質が増加し、全身の皮膚や粘膜に沈着した状態です。ピリルビン自体は古い赤血球が破壊される時にできる黄色い色素で、通常であれば血液に乗って肝臓へと運ばれ、そこで胆汁生成に使われることになります。使用後は肝臓から小腸などを経由し尿や便の中に混ざって体外へと排泄されるのですが、量が多すぎる場合には排泄が追いつかず、皮膚や粘膜に沈着してしまう状況が起こります。

肝臓が原因で黄疸が出る理由

黄疸が起こる原因には、赤血球の破壊が増加した時や、胆道閉鎖、急性肝炎、結石といった肝臓の障害などが考えられます。黄疸は全身に倦怠感や皮膚のかゆみ、疲労感といった症状を伴うこともあるので、顔の皮膚が黄色くなるだけでなく日常生活の活動に支障をきたす可能性も否定できません。

顔色の黄土色が濃くなるほど危険

肝臓の疾患の症状として顔が黄色くなる場合に黄疸が起こる場所は顔だけに限りません。全身の皮膚も黄色くなり、艶が失われてしまう傾向があります。特にお腹まわりや上半身に不調を感じることもありえますので、注意してください。肝臓の病気の場合は、重度になるほど黄色が濃く、どす黒くなっていきます。黒くなってしまった時には重症化している可能性が高いため、すぐに病院にかかるようにしてください。

肝臓病とそれ以外の顔の黄色さの見分け方

黄疸による症状で治療が必要となる場合には、溶血性貧血、肝細胞性黄疸、閉塞性黄疸などが当てはまります。治療の前には、血液検査を通して肝機能検査や血液像などを調べ、超音波検査、X線などの画像検査なども行いながら病状を判断されるのが一般的です。必要であれば手術も行われる場合があります。

代表的な肝臓の病気

主な肝臓の病気をいくつか挙げていきます。どれも顔が黄色くなった際に疑われるものです。

胆石症

胆汁が出る胆のうや胆管に石ができ詰まってしまう病気です。肝臓から分泌される胆汁成分が固まってしまったものとされています。症状としては黄疸のほか、背中の痛みや張り、嘔吐、肩こりや腰痛、発熱などが見られることが多いです。顔の皮膚だけでなく、白目の部分も黄色くなって、濃い尿が出ます。治療としては手術で石を取り除く方法か、薬で石を溶かす方法などが用いられています。

肝炎

肝臓が炎症を起こしている状態です。原因によって大きく分けて、ウィルス性、薬剤性、自己免疫性、アルコール性の4種類があります。また、発症の状態や経過などによっても急性、慢性、劇症に分類されています。肝臓の腫れや濃く茶色ぽい尿、発熱、吐き気、倦怠感、食欲不振といった症状が黄疸と併せて出たら注意です。治療には薬剤が使われることが一般的で、感染の可能性があるウィルス性等の場合は、日常生活上で血液や粘液が振れる可能性があるものにも注意が必要になります。

肝硬変

慢性肝炎が進行して、肝臓が固く線維化してしまった状態のことを肝硬変と呼んでいます。黄疸のほかに、足のむくみや腹水、貧血、はぐきからの出血や鼻血といった症状が見られます。放置しておくと進行して、肝性脳症や昏睡状態まで陥る恐れがありますので、肝硬変になった時点で早急な治療が必要だと言えるでしょう。治療法は薬物または手術などによる外的治療が用いられ、同時進行で生活指導も行われます。

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はるこさん
黄疸もそうだけど、他にも症状が出ているなら肝臓の病気でもかなり心配な状況だと言えるわね。
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あっきー
単なる体調不良では済まされないんですね。
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はるこさん
他に原因があるなら別だけど、多くの場合は早急に病院にかかった方がいいわ。

貧血でも顔が黄色くなる場合がある

貧血は体質や軽い症状だと思われることが多いのですが、実は貧血が顔の黄色い状態の原因であることもあるのです。貧血になると赤血球が減るため、通常であれば赤身のある皮膚が黄色みを帯びてきます。

貧血の顔色は青白い~淡黄色

貧血の顔色ですが、軽い場合は青白い状態で、中度になると黄色みを帯びてきて、更に重度になると赤身がなく淡黄色になります。顔には表面上に血管が多く集まっていますが、貧血で血液が少なくなると赤身が薄れて黄色くなってしまいます。

貧血の原因

貧血の原因としては、鉄分の不足が最も多いです。血液成分である赤血球の中にはヘモグロビンが存在し、酸素と結合して体内を巡って酸素を運びます。ヘモグロビン生成には鉄が必須で、不足してしまうとヘモグロビン自体が足りず、酸素の運搬がスムーズにいかなくなってしまうのです。結果、心臓に負担がかかり動悸息切れといった症状にも繋がります。

貧血の予防と改善方法

貧血予防には、第一に栄養のバランスの取れた食生活を意識することです。女性は特に月経で鉄分を失うため、男性よりも多く摂るように推奨されています。ダイエットをしている人や不規則な生活をしている人はすぐに鉄不足に陥りやすいので、積極的に摂取するようにしましょう。鉄分が豊富な食材としては、レバーやイワシ、さば、カツオ、ドライフルーツ、ナッツなどが挙げられます。また、鉄分はタンパク質やビタミンCと一緒に摂ると働きやすくなりますよ。

顔が黄色い原因「貧血」のまとめ

  • 貧血の顔色は青白い~淡黄色
  • 貧血の原因は鉄分不足
  • 貧血の予防には鉄分を補うバランスの良い食事が第一

顔の黄ぐすみは糖化が原因かも

顔が黄色く、くすんで見える場合は体内で糖化という状況が起こっていることも考えられます。

糖化とは

まず糖化とは、体内の脂質やタンパク質が糖と結びつき、糖化生成物(AGE)と呼ばれる物質を生み出すプロセスのこと。ホットケーキを焼いたときに焼けると茶色くなるあの現象と同じメカニズムで起こります。この糖化生成物(AGE)はその後体内で溜まっていき、老化を進め肌をくすませてしまうのです。肌全体を黄色くくすませる糖化によって、はりやつやのない老化を促してしまい、美容の大敵とも言えますね。

糖化の原因

糖化が起こる原因としては、糖質の過剰摂取が挙げられます。血液に糖分が長時間存在していると、タンパク質などを結びつきやすくなるからです。急激な血糖値の上昇によっても糖化が起こりやすくなりますので、甘いものや炭水化物をよく食べることによって糖化しやすくなります。また、紫外線やアルコールの摂りすぎ、喫煙や睡眠不足といった生活習慣によっても糖化が進行するとされていますよ。

食生活の見直しで糖化は予防可

このような糖化の原因を見ると、食生活を改善することで糖化は予防できるということがお分かりになるでしょう。炭水化物やスイーツといった糖分は食べ過ぎず、ほどほどにすること。そして睡眠は十分にとって、喫煙やお酒の飲み過ぎも避けるようにしてください。糖化生成物(AGE)の生成を抑制するアイテムとしては、ショウガ、シナモン、ブルーベリー、甜茶、カモミールティ、どくだみ茶などがありますので、適度に利用するのも糖化対策として有効ですね。

顔が黄色くなる原因「糖化」のまとめ

  • 糖化とは、糖分とタンパク質や脂質が結びついて起こる化学反応
  • 糖化の原因は糖質の摂りすぎと血糖値の急上昇
  • 糖化を予防・改善するためには食生活を改善すること

老化でおきるカルボニル化でもくすみ発生

年齢を重ねるごとにおきるカルボニル化という現象によっても、顔が黄色くくすむ場合があります。

カルボニル化とは

カルボニル化とは、脂質の一部が参加しタンパク質と結合しACEという物質を作り出す現象のことです。糖化と似ていますが、糖化が焼けて焦げた状態で、カルボニル化はサビをイメージするとわかりやすいでしょう。そして症状としてはカルボニル化の方が深刻で、40代を越えたあたりからは肌に直に表れるようになるとされています。美容的にも避けたい状態ですね。

カルボニル化の原因

カルボニル化の原因としては、紫外線を浴びることがあげられます。紫外線を浴びたダメージによって脂質分解物が生成され、それがタンパク質と結合してACEを作り出すからです。この物質は肌の真皮と呼ばれる部分に蓄積されていきます。すると、h肌が黄色くなって見えるのです。

エイジングケアで予防

カルボニル化は最近になって話題になっているプロセスなので、まだ解明されていないことも多いようです。ただ、紫外線対策をしっかりと行い、日々の保湿による肌の皮脂対策、そして体内からの抗酸化作用の向上などによって、カルボニル化を予防することは可能だと言えます。年齢が高くなってきたら特に肌のアンチエイジングケアを行っていきましょう。

顔が黄色くなる原因「カルボニル化」のまとめ

  • カルボニル化は脂質分解物がタンパク質と結合しACEを生成するプロセス
  • カルボニル化の原因には紫外線が挙げられる
  • カルボニル化を予防するにはエイジングケアが有効

みかんで黄色いのはカロテノイドのせい

​​みかんを食べると顔が黄色くなると聞いたことがありますよね。それはあながち嘘ではありません。そのメカニズムを解明していきますよ。

みかんが原因は柑皮症

みかんを食べ過ぎて顔が黄色くなるのは、柑皮症と呼ばれ、みかんに含まれるカロテノイドを摂りすぎることによって起こります。カロテノイドの過剰摂取は、体内で脂溶性ビタミンのビタミンAを体内に蓄積させ、結果血中のカロテン濃度を上昇させます。それによって皮膚が黄色く見えるようになります。みかん以外にも、人参やマンゴー、かぼちゃ、トマト、杏、もろへいや、ほうれん草、すいか、ひじき、わかめなどもかなり大量に食べ過ぎると同じ症状を引き起こすことがあるので注意しましょう。

摂取量の目安や治し方

みかんをはじめとする食べ物の過剰摂取が原因で顔が黄色くなった場合は、単純に摂取を一時的に辞めるか量を減らすことで改善してきます。目安量としては、みかんなら1日2個で栄養は十分摂れているとされますよ。栄養効果が高いフルーツや野菜にはカロテンが多く含まれていますが、何事も行き過ぎは良くありませんので、注意してくださいね。

顔が黄色くなる原因「柑皮症」のまとめ

  • 柑皮症はみかんなどに含まれるカロテノイドの過剰
  • 柑皮症の原因はみかんの食べ過ぎ
  • みかんの他にも人参やかぼちゃ、もろへいや、マンゴーなども注意
  • 柑皮症の改善には対象の食べ物の量を減らすこと

顔色は健康のバロメーター、心配なら病院へ

顔色が黄色くなると、黄疸を伴う肝臓の病気の可能性があります。黄疸と併せて他の症状が見られる場合には病院で医師に診てもらうことをおすすめします。また、病気でなくても糖化やカルボニル化といった体内の化学反応、そしてみかんなどカロテノイドを含む食べ物の食べ過ぎが原因な場合は、それぞれに適した対処法を実践して改善を試みましょう。顔色によって体の状態が判断できるので、長引くときやひどく色が悪い場合は、病院へかかりましょうね。

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はるこさん
顔が黄色いって気づいたら、他に気になる症状がないか気にしてみるのも大切ね。
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あっきー
ただのみかんの食べ過ぎならいいですけど、肝臓の病気だったら大変です。
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はるこさん
病気かもしれないから、自分で解決する前に病院で診断を仰ぐのが良いわね。
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あっきー
美味しいからってみかんを食べ過ぎるのも良くないってことですね(笑)​

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