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自分の乳首って普通かな?

自分の乳首の形が気になったことはありますか?乳首には人それぞれ違う形があり、全8種類に分けられると言われています。人と違うことは何の異常もなく、普通のことなのです。今回は、私水野春子が乳首の種類、悩みや疑問を徹底解説します!今あるバストトップの疑問や悩みをココで解決しましょう!乳首のタイプ別に詳しく説明もするので、自分の形がどれなのか、見つけてみてください。
乳首は8つのタイプに分けられる


乳首が出ているノーマルタイプ
乳首が数ミリ~約1センチ突起しており、刺激や寒さで硬くなるものは「ノーマルタイプ」となります。このタイプは通常のタイプなので、ノーマルタイプとされています。乳首が出ているのは、赤ちゃんが授乳の際吸い付きやすくするためです。
陥没タイプ
陥没タイプの乳首は、乳首先端の突起が無く、内側に陥没してしまっているタイプの乳首です。赤ちゃんが生まれた際に、授乳しにくい場合があります。しかし、陥没タイプの乳首の女性は割と多く、ある調査によると約10人に1人は陥没タイプだそうです。現在では5人に1人という説もあります。そして、陥没タイプにはさらに2通りに分けられます。
仮性と真性
陥没タイプの乳首は2種類に分けられます。一つは仮性です。仮性の陥没タイプは何かしらの刺激で乳首が外側(表)に出てくるタイプです。このタイプは軽度の陥没タイプで、赤ちゃんへの授乳に関して影響はあまりないとされます。吸引器やマッサージで状態を改善できる可能性があります。
もう一つの陥没タイプは真性です。真性の陥没タイプは刺激をしても外側にでてくることはなく、常に陥没した状態でいるタイプです。赤ちゃんへの授乳は、陥没具合にもよりますが、重度の場合は病院で診てもらう必要があります。
つまり、仮性と真性の違いは何らかの刺激を与えたときに乳首が出てくるか出てこないかの違いになります。見分け方も簡単で、刺激を与えるだけなので、わかりやすいでしょう。

片方だけの陥没タイプ
その名の通り、片方の乳首が陥没していて、片方の乳首だけ表に出ているというタイプです。このタイプは片方出ているので、授乳に関しての影響はあまりないとされています。ある日突然片方の乳首が陥没乳首になってしまった場合、注意しなければならない可能性があります。それは乳がんです。乳がんが乳首の近くにできると乳首が陥没すると言われているので、元からではなく後からそうなった場合は病院で検査を受ける必要があるかもしれません。
ココに注意!
- 突然胸の片方だけ陥没タイプの乳首に変化したら乳がんの可能性あり!
- 痛みがなくても、放って置かず病院で相談しよう!
フラットタイプ
フラットタイプは名前通り胸全体と平行になっており、外に突出していない状態のタイプです。陥没タイプのように奥にいるのではありません。また、ノーマルタイプとの共通点もあり、刺激や寒さによって外に出てきたり、硬くなったりします。元々の乳首の大きさが小さいからあまり目立たないという場合もあります。赤ちゃんの授乳に関する影響は少ないです。
膨らんだつぼみタイプ
膨らんだつぼみタイプはつぼみのように乳首全体が小さいタイプです。乳輪も乳首もどちらも小さく、そこまで目立ちません。胸の先端につぼみのように膨らんだ形ということからこのように名付けられたようです。ノーマルタイプやフラットタイプのように寒さや刺激で少し大きく膨らんだり、硬くなったりします。

ぶつぶつタイプ
ぶつぶつタイプの乳首はつぶつぶタイプとも言われています。乳首の周り、つまり乳輪につぶつぶした突起があるタイプの乳首です。このぶつぶつは何か知っていますか?これは「モンゴメリー腺」と呼ばれるものです。モンゴメリー腺は母親になる女性にとって欠かせないもので、妊娠すると大きくなります。
モンゴメリー腺にはさまざまな役割があり、肌の水分の蒸発を防いだり、紫外線から乳輪や乳首を守ったりしてくれます。そして、最も欠かせない理由が赤ちゃんの授乳の際、モンゴメリー腺から匂いを出し、赤ちゃんに乳首の場所を教えてくれるからです。まだ目の開かない赤ちゃんは乳首の場所がわからないので、モンゴメリー腺から出る母親の匂い、フェロモンを辿って乳首を探し当てます。妊娠すると大きくなるのはこの為です。
また、妊娠していないのにモンゴメリー腺が大きくて気になる方は、油分の多い食べ物を少なくすると小さくなる可能性があります。体内の脂の濃度が高くなるとモンゴメリー腺を大きくさせる原因になると言われているからです。
エキストラタイプ
エキストラタイプの乳首は、乳首の周り、主に下当たりに三つ目や四つ目の乳首が存在する乳首のタイプです。女性では100人に5人、男性では100人に2人ほどの割合で存在すると言われています。多少珍しいと言われていますが、生活において特に支障がなく、大体のものが小さいので気づかない方もいます。支障がなくても気になる方は、手段としては摘出手術が可能です。
乳首の大きさも3種類に分けられる

正常乳頭
大きさ一つ目は「正常乳頭」です。通常の大きさ1cm~1.5cmの乳首のことを指します。授乳の際、赤ちゃんが最も吸いやすい大きさと言われています。また、この大きさは私たち日本人を含む人間の中で最も割合が多いようです。
短乳頭
短乳頭とは、その名の通り、乳首のサイズが小さい2ミリ~3ミリのサイズの乳首のことです。珍しい乳首の大きさではありませんが、欠点としては授乳の際赤ちゃんが母乳を飲みにくいことです。しかし、赤ちゃんが乳輪を含めた乳首全体を覆うようにして飲ませれば飲みやすくなると言われているので、そこまで心配する必要はありません。
巨大乳頭
巨大乳頭とは、乳首部分が3センチから3.5センチほどある乳頭のことです。生活に支障はありませんが、目立つことが気になる方もいます。その際の改善方法は手術になります。手術によって乳首の大きさを小さくできるので、気になる場合は病院で相談することが望ましいです。
日本人に多いタイプは?
これまでバストに関する種類をお伝えしてきましたが、日本人はどのタイプが多いのでしょうか。ある調査では日本人の乳首の種類はノーマルタイプ・陥没タイプ・膨らんだつぼみタイプの三種類が多いそうです。これらの割合は3割ずつと同じくらいであり、ノーマルタイプは意外と少ないことがわかります。このように、人の乳首の大きさや形は非常にバラバラなのです。
陥没乳首の原因とデメリット


下着の締め付けが原因の場合もある
下着の締め付けが原因で陥没乳首になってしまった可能性も考えられます。これは後天性のものなので、下着の締め付け具合を改善すると治る可能性があります。自分の下着の締め付け具合がきつい場合は、一度見直す必要がありますし、胸元が苦しいと別のトラブルが起きてしまうので、下着の選び方には注意しましょう。
陥没乳首のデメリット

授乳のとき赤ちゃんが吸いにくい
まず、乳首が陥没していることにより、赤ちゃんの授乳に影響が出る可能性があります。この場合は特に真性の陥没乳首が例にあげられます。真性の陥没乳首は表に出てこないので、赤ちゃんが吸いにくいのです。
乳腺炎などバストトラブル
陥没乳首は乳腺炎などのトラブルを起こすことが多いと言われています。乳腺炎とは、乳腺が炎症して起こる病気のことです。本来は授乳中の母親がなりやすい乳首の病気と言われています。乳腺炎には三種類あり、急性うっ滞乳腺炎・急性化膿性乳腺炎・慢性乳腺炎と呼ばれています。その中でも陥没乳首の方がかかりやすいものが慢性乳腺炎です。
慢性乳腺炎の症状として、乳輪の下に痛みがあり、硬いしこりが出来ます。その後腫れてきて膿ができます。これを繰り返すことで慢性化が進んでしまうのです。慢性乳腺炎の治療には根本から治すことが必要なので、膿の原因(袋)を完全に切除する必要があります。また、同時に陥没乳首を治す必要も出てくるでしょう。
汚れが溜まりやすいことも
乳腺炎のトラブルの原因は陥没した乳首に溜まってしまう汚れだと言われています。陥没している部分に汚れが溜まった後、放置し続けると細菌などが発生してしまうからです。デメリットとして、汚れが溜まりやすいことが最大のデメリットかもしれません。
赤ちゃんのために陥没乳首を改善するなら

仮性ならマッサージで改善
先ほど、陥没乳首には仮性と真性があるとお伝えしました。仮性の場合、改善方法にマッサージを行うという方法があります。一日にたった一回で良いと言われており、とても簡単なので是非試してみてください。行うタイミングとしては、一時的に血行が良くなる入浴時が理想と言われています。
マッサージ方法
- 親指・人差し指・中指を使い、反対側の手で胸を抑えながら乳首を外に出し、つまみます。
- その状態で痛くない程度に3~8秒程引っ張ります。
- 2の状態で指を使って上下左右に適度に圧を加えます。
- 3の後、その状態でさする様に優しくマッサージし、2~4を数回繰り返しましょう。
マッサージをする際の注意点
- 妊娠初期はマッサージを行わないようにしましょう。
- 乳首は無理やり引っ張らず、表に出てこない場合は吸引器を使いましょう。
- 手が不潔な状態では行わないでください。必ず清潔な手でしましょう。
真性は手術など治療が必要
マッサージで改善できるのは主に仮性の陥没乳首です。真性の場合はマッサージだけでは改善できない可能性が高いと言われています。真性の場合、手術することが主な手段なので、治療を進める際は病院に行きましょう。
哺乳瓶を使うという方法もある
仮性や真性の陥没乳首で、赤ちゃんの授乳に影響があるということは心配ですよね。また、手術をするのは怖いという方も中にはいらっしゃるかもしれません。でも、安心してください!例え陥没乳首でも、赤ちゃんの授乳には哺乳瓶を使って授乳させるという方法もあります。次に哺乳瓶の乳首と選び方を解説するので、よく読んでみてくださいね。
哺乳瓶の乳首の種類と選び方

メーカーにより様々
哺乳瓶の乳首は素材・穴の大きさ・形などメーカーによりさまざまです。赤ちゃんの成長具合によって哺乳瓶の乳首を変えてあげなければいけないものやずっと使っていられるものなどがあります。そんな哺乳瓶の乳首について素材と穴の形・大きさに分けて解説します。
素材
哺乳瓶の乳首の素材には天然ゴム・イソブレンゴム・シリコンゴムなどが一般的に使用されています。それぞれ表にして見てみましょう。
天然ゴム | 素材の中ではとても柔らかい方で、乳首の柔らかさと似ているようです。しかし、耐久性が無くゴムのにおいが若干キツイため、嫌がる赤ちゃんもいます。 |
イソブレンゴム | 天然ゴムのように柔らかく、こちらも乳首のような柔らかさをしています。天然ゴム同様耐久性はありません。しかし、においがあまりないため赤ちゃんにとって慣れ親しみやすい乳首の種類になります。 |
シリコンゴム | 天然ゴムやイソブレンゴムより耐久性があり、若干硬めの素材です。しかし、においも少ないので、赤ちゃんにとってはうれしい素材になります。硬いという部分がデメリットになりますが、赤ちゃんが慣れてしまえば長く使える素材ではあります。 |
穴の形と大きさ
哺乳瓶の乳首の先端には穴が開いており、そこから赤ちゃんはミルクを飲むことになりますが、その穴にも形や大きさに種類があります。穴の形にも三種類あり、丸穴・Y字カット・クロスカットです。Y字やクロスカットの乳首は、赤ちゃんの吸う力や強さでミルクの量が勝手に調整されます。
しかし、丸穴の乳首は赤ちゃんの成長具合によって大きさを変える必要があるのです。大きさはSS~Lの四種類が存在します。一般的に丸穴の大きさはSから始まり、成長とともに変えていくことになります。また、主に使用されるのは丸穴が多いようですが、他のクロスカットやY字を使用する際も適度に買い替えることを心がけましょう。
乳首のタイプ

定番タイプ

定番タイプ(標準タイプ)の哺乳瓶は一般的なものです。定番タイプの例・おすすめとして紹介しているこちらの哺乳瓶では、母親の乳首・おっぱいに真似るというより、それに似た飲み方ができるような工夫がされています。母親の乳首は2穴や3穴と多孔なので、それを意識した2穴タイプの哺乳瓶の乳首になっています。
メーカー | コンビ |
商品名 | テテオ乳首 |
価格 | Sサイズ356円(税込)/1個 Mサイズ384円(税込)/1個 |
素材 | シリコンゴム |
0~3か月の赤ちゃんに適したSサイズから2~10か月の赤ちゃんに適したMサイズまで取り扱っています。赤ちゃんがミルクを飲む時、喉に当たりにくく、味が感じやすいように唾液と混ざりやすい設計に作られています。
母乳訓練用

哺乳瓶の乳首には母乳訓練用の哺乳瓶も存在します。開く口の大きさや吸う力を鍛えてくれる哺乳瓶の乳首です。
メーカー | ピジョン |
商品名 | 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 乳首SSサイズ |
価格 | SSサイズ756円(税込)/1個 |
素材 | シリコンゴム |
乳頭や乳房の乳首トラブルで赤ちゃんに母乳を一時的に飲ますことが出来ない時に活躍します。母乳哺乳に移行する際のトレーニング用の哺乳瓶です。
穴の形は一般的な丸穴で、大きさは新生児からのSSサイズのみになります。
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広口タイプ

広口タイプの哺乳瓶の乳首は、名前の通り母親の乳首に近い形状をしています。そうすることによって、赤ちゃんの顎の力を鍛え、自然な発達を促す効果が期待できるのです。
メーカー | NUK |
商品名 | プレミアムチョイス |
価格 | S~Mサイズ343円(税込)/1個 |
素材 | シリコンゴム |
プレミアムチョイスでは3つの乳首があり、ミルク用・お茶用・果汁用と種類豊富。NUKはドイツの有名ブランドで、生産国もドイツなので安心です。0か月から半年まで使えるSサイズと半年から18か月まで使えるMサイズの2種類を取り扱っています。
バストの黒ずみに悩んでいるなら


出産後の乳首の色の変化は、女性ホルモンの変化によるものです。エストロゲンの増加でメラニン色素(シミの原因)が多くなり、黒ずんできてしまうと言われています。
メラニン色素は時に人間の体を外敵(外部からの刺激)から守る重要な役割を果たしますが、人によっては嫌だと思う方もいらっしゃいます。
改善する方法
乳首の黒ずみは下記の方法によって改善できる可能性があります。黒ずみを治したい場合には、下記の方法を心がけるようにしてみてください。
ホルモンバランスを整える
まずは出産後などに崩れやすいホルモンバランスを整えることです。ホルモンバランスを整えるには、心身を休めることが重要になります。ホルモンはストレスによってバランスが崩れることが多いので、ストレスレスな環境をまず作ってあげることから始めましょう。
また、大豆などに含まれるイソフラボンを摂取することも良いとされています。イソフラボンには女性ホルモンを助けてくれる働きがあるので、積極的に食事に取り入れるようにしてください。あとはしっかりと睡眠を取ること、早めの就寝を心がけるようにしましょう。
刺激や摩擦を減らす
黒ずむ原因は刺激や摩擦という場合があります。黒ずみの原因メラニン色素は摩擦によって発生されると言われているので、これらを減らす必要があるのです。授乳中の母親の乳首が黒ずんでしまうのは、赤ちゃんが吸い付くことが原因だと考えられます。しかし、それだけでなく下着の擦れなども原因と考えられるでしょう。下着で乳首が擦られれば、メラニン色素は発生します。これらの原因を根本から改善するにはまず下着がきちんと合っているかどうか確認が必要です。
母親である場合、赤ちゃんの授乳が終了すれば改善されることがあるので、赤ちゃんのためにも授乳中は授乳に集中しましょう。
美白化粧品でケア
美白化粧品で乳首の黒ずみをケアすることは賛否両論です。全く効果がないという専門家も居れば、効果があると言う専門家も居ます。しかし、どちらかというと効果がないと言われている方が多いようです。その理由の一つに「美白化粧品は黒ずみを消すものではない」という理由があげられます。黒ずみを予防するのであって、治すわけではないとされているからです。改善をする際には、美白化粧品より、黒ずみに効くような化粧品やクリームをおすすめしますが、改善されたあとは美白化粧品などで黒ずみを繰り返さないようにすることは必要です。
乳首の黒ずみに効く商品3選

《ハイドロキノン配合》ミネラルボディシャインジェル

メーカー | シーボディ |
商品名 | ミネラルボディシャインジェル |
価格 | 5,940円(税込) |
容量 | 200g |
注目成分 | 新安定型ハイドノキノン・αアルブチン・プラセンタ |
おすすめポイント
- お肌に負担のかかる成分はなるべく除去
- 黒ずみをケアする新安定型ハイドロキノン配合
- 27種類の美容成分配合
ミネラルボディシャインジェルは日焼け肌の悩みからできてしまった黒ずみ肌までケアしてくれます。特に黒ずみに効く理由は「新安定型ハイドロキノン」にあるようです。ハイドロキノンはシミ・黒ずみの原因であるメラニン色素を抑制する働きや、メラニン色素を生成する細胞「メラノサイト」自体を減少させる働きがあります。これにより、黒ずみを抑えてくれるようです。
- これは手放せません5/5日焼け跡、黒ずみや露出するボディにパラベン アルコール 鉱物油 合成着色料フリーでお肌に優しい。ボディだけではなく顔、敏感肌やお子様にも使えるのが嬉しい。肌に付けるとす~っと伸びさらさらに!お肌がつるつる!そして潤っています。デリケートな場所も使えるもいいですね。 脇、ビキニラインに使ってもサラサラ!これは手放せません。
- 二本目使用中3/5膝、肘の黒ずみがなんとかならないかなぁ、と思って購入しました。 二本目使用中です。ややトロみがあるけど、滑りは良いです。つけ過ぎるとモロモロでます。保湿力が少し足りないと思うので乾燥する場合も。乾いたらスベスベになります。部分使用なのでコスパは○

陥没乳首は早めにケアしよう

いかがでしたか?陥没乳首の人の割合が意外と多いことや原因、デメリットをお伝えしました。赤ちゃんの授乳に関しては哺乳瓶を利用することが可能なので安心してください。しかし、陥没乳首が原因で乳腺炎などの症状を引き起こしてしまう可能性があるのは事実です。陥没乳首に気が付いたら、早い段階からケアすることを心がけましょう。これからお母さんになる女性のみなさんは、赤ちゃんのためにも健康で快適な育児ライフを送ってくださいね。