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自己流の洗顔方法ではダメなの?

みなさん、ご自分の洗顔方法に自信はありますか?水の温度や洗い方、タオルの拭き方が適当だと肌にダメージを与えることも。毛穴やニキビが目立ったりシワができたりなんてこともあります。毎日2回、肌に悪い洗顔を何十年も続けていたら…。想像するだけで恐ろしいことになりそうです!私、水野と一緒にセルフチェックしてみましょう。
正しい洗顔の仕方って?
肌トラブルは間違った洗顔が原因かも
普段みなさんは、どのような洗顔方法を行っていますか?何気なく行っている洗顔ですが、実はNG行為の可能性があるのです。具体的にどんな洗顔が間違いか見ていきましょう。では具体的にどんな洗顔が間違いか見ていきましょう。
NGな洗顔法ワースト5
- 冷水、お湯で洗う → 33℃~36℃のぬるま湯が一番汚れを落とします
- 擦って洗う → 肌への負担がかかります
- ニキビがあるから何度も洗う → 必要以上の洗顔は皮膚が過敏になります
- 長い時間洗う → 肌への負担が増えます
- タオルでゴシゴシこする → 摩擦で肌へ負担がかかります

NG洗顔で起こるトラブル
ニキビ
ニキビの原因は毛穴の詰まり!その毛穴の詰まりはどこから来るかと言うと、皮脂の過剰分泌だったり食生活やストレスによるホルモンバランスの乱れと言われています。肌の清潔は必要ですが、洗顔し過ぎると→皮脂が少なくなる→刺激から肌を守るための角質が代わりに厚くなる→毛穴が詰まる、と言った悪循環が生まれるとの指摘があります。
毛穴開き
遺伝子的に毛穴が大きい人もいますが、皮脂の塊の角栓によって毛穴は広がります。そこでゴシゴシ洗顔をしたくなりますが、その結果角質が傷つき毛穴が大きくなることに!ニキビを潰した後も毛穴は広がります。また角栓を爪で潰したり、毛穴パックでべリッなんてしていませんか?これも角質を傷つけブツブツ肌の原因となるようです。
乾燥
擦り洗いをすることで角質が傷つき乾燥します。乾燥すると水分が少ないのでくすんで見えます。シワの原因にもなります。また皮膚の新陳代謝が遅くなるとも言われ新しい皮膚が再生されづらくなるようです。メークを落とすために瞼や口元をゴシゴシする人、この目元口元は特に皮膚が薄いため要注意なんです。
洗顔の気になるQ&A
1日の洗顔の回数は何回くらい?
1日2回が基本です。オイリー肌やニキビ肌の人は回数を増やしがちですが回数が増えるごとに肌への負担が増え、皮膚のバリア機能が低下することを覚えておいてください。テカリが気になる場合は濡れたタオルかティッシュでやさしく拭き取ることがおすすめです。
冷たい水だとダメなの?
おすすめできません。汚れが取れづらく、クレンジング剤で洗ってもその中に含まれる油分が固まって残ってしまうことがあります。毛穴を引き締めるとも言われますが、その効果はせいぜい30分程度のようです。また、肌を冷たくすることで毛細血管が開き赤ら顔になることもあります。
洗顔にかける時間はどのくらいがいいの?
洗顔料や石鹸を泡立ててからおよそ60秒くらいが目安とされます。短すぎると汚れが残り、長すぎると乾燥につながります。おでこや鼻などのパーツ1つにつき約10秒かけて洗い次のパーツへ移ります。
正しい洗顔方法

1.手を洗って予備洗い
手の雑菌を顔に付けないため、そして泡立ちを良くするために石鹸を付けて洗いましょう。指と指の間、爪の間も忘れずに。
2.顔の毛穴を開かせる
汚れをきれいに取り除くため、ぬるま湯で顔を濡らします。
3.洗顔料をしっかり泡立てる
指でゴシゴシ洗いをしないために洗顔料を泡立てます。フワフワ軽いより少し弾力があるほうが汚れが落ちやすいです。泡立てネットなどを使うと便利ですね。
4.泡で皮脂の多い部分から優しく洗う
優しく泡を回すような感じで脂っぽい場所から洗います。おでこ→鼻→頬→フェイスライン→目の周り→口の周りという順番が一般的です。直接指で擦らないよう気を付けましょう。こめかみや耳の前などは忘れやすい場所です。1分くらいで洗うのが目安でしたね。
5.すすぎはぬるま湯で30回を目安に
しっかり洗顔料を洗い落としましょう。洗い残りがあるままタオルで拭くと肌に良くありません。20回~30回ほどしっかり洗います。ここでもこめかみや耳の前に泡が残りやすいので注意です。汚れが落ちやすいぬるま湯を使います。お風呂で洗顔する場合にシャワーを使う方、シャワーを直接顔にかけて洗い流すと水圧が肌へ負担をかけてしまいます。洗面器にお湯を取り、手で洗うようにしましょう。ここでアンチエイジングできるすすぎかたのご紹介。たとえば頬を洗うなら頬から目じりに向かって、と下から上に手を動かすようにすすいでいくと自然にリフトアップのマッサージをおこなうことになります。
6.清潔なタオルで水分を拭き取る
ここでもゴシゴシ擦るのはダメです。優しくタオルを押し当てる感じです。タオルは毎日取り換え、清潔なものを使いましょう。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、なにかとタオルが汚れやすいので要チェックです。肌が敏感な方はタオルの生地を綿やガーゼにし、他の用途に使わない洗顔専用のタオルを用意することいいかもしれませんね。
7.洗顔後はすぐに保湿ケア
洗顔後は肌の水分が予想以上にとんでいきます。すぐに化粧水をつけて保湿します。目安は1分以内です。洗顔直後15秒過ぎた辺りから、肌のみずみずしさが次第に失われています。保湿性のある化粧水をしっかりなじませたあと、目尻やおでこ、口回りなど乾燥が気になる場所にクリームをつけます。
ここで、一連の流れを動画でおさらいしてみましょう。下記をクリックすると確認できます。
洗顔料を選ぶポイント
肌質ごとの洗顔料の選び方
オイリー肌
テカリが気になるオイリー肌さんは洗浄力の強いスクラブ入りの洗顔料を選ぶ方も多いはず。これは皮膚を傷つける恐れがありNGです。さらに強い洗浄力ゆえ必要以上の皮脂を流してしまい、残された皮脂が活発化しどんどん皮脂を作り出します。オイリー肌の人に大切なのは保湿です。洗浄力もありながら保湿成分もある洗顔料をさがしましょう。そして配合成分がシンプルな固形石鹸がおすすめです。洗顔後は皮脂が分泌されないうちに保湿ケアをおこなうことも大切ですね。
乾燥肌
乾燥肌の人はセラミドや天然保湿因子など肌の保湿を助ける成分が少ない人が多いです。保湿能力が低いので、必要な成分を流さない洗顔料が求められます。メイク落としと洗顔、それぞれ個別に洗顔料を使っていると洗いすぎかもしれません。メーク落としはオイルで浮かすのみにして洗顔する、または洗顔1回でメークも落とせるタイプが良さそうです。
敏感肌
日焼けや脱毛、体調の変化によって肌に刺激を受けやすい敏感肌の人にはとにかく刺激の少ない洗顔料を。弱酸性、無添加、ベビー用などとうたわれている低刺激の洗顔料を使います。泡立ちがよくきめ細かい洗顔料への支持が多いようです。人によって敏感になる対象が異なるため、ご自分に合う洗顔料を見つけることが大切です。皮膚科でお医者様にアドバイスをもらうのもいいかもしれません。
固形タイプと洗顔フォームの違い
では、実際に洗顔料を購入するなら固形石鹼と洗顔フォーム、どちらが良いのでしょうか?それぞれにメリット、デメリットがあるので見比べてみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
固形タイプ (石鹸) | ・天然成分で刺激が少ない ・値段がお手頃 ・洗顔後に肌が弱アルカリ性から本来の弱酸性に戻る 能力が肌再生力を高めると言われる | ・泡立ちが悪い ・洗顔後に突っ張った感じがする ・成分がシンプルなため乾燥しやすい ・持ち運びに不便 |
洗顔フォーム | ・泡立ちが良いので肌への摩擦は少な目 ・美容成分、ニキビケアなどさまざまな成分が含まれ 洗顔以外の+αを選べる ・洗顔後はしっとり ・携帯に便利 | ・合成界面活性剤という化学成分を使用するため 肌トラブルの可能性も ・油膜成分が多いのでニキビケアや黒ずみケアには 不向き ・石鹸に比べると値段は高め |

「界面活性剤」とは水と油を混ざりやすくしたもので、石鹸は「天然界面活性剤」、洗顔フォームは石油などの成分を使って化学的に合成された「合成界面活性剤」と分類されます。合成界面活性剤は種類によって危険性の高低があり、その成分を見極めることが大切です。
ニキビ改善にもおすすめ♪水洗顔
洗顔後は朝だけでも◎
巷で話題の水洗顔。洗顔料なしで洗顔、化粧水などの保湿ケアをおこなわないのが基本です。「効果あり!」の声も高いですが肌質や継続期間によって効果の有無は変わります。メークをする人が夜に水洗顔をしてもメークが落ちないまま汚れが溜まります。乾燥でなく遺伝子的にオイリー肌の人も水洗いだけでは皮脂が詰まってしまいます。汚れが気になる場合は夜だけ洗顔料を使いましょう。ニキビ肌も清潔にしないとアクネ菌による炎症が起こるため洗顔料は必要かもしれません。
水洗顔のやり方
ここで基本的な水洗顔の方法をおさらいしましょう。
- 手を洗う
- ぬるま湯を顔につけるようにして洗顔
- タオルを優しく押し当てて水分を取る
これだけです。シンプルですね!化粧水や乳液などは付けないのが原則ですが、洗顔料を使った場合は必要かもしれません。
水洗顔のメリットとデメリット
水洗顔のメリットは洗いすぎの人、敏感肌の人には効果が見込めること。肌本来の再生力を取り戻し刺激に強くなれることです。反対にデメリットは洗浄力が泡洗顔より劣ること、肌質によっては効果が見込めない場合もあること、そしてターンオーバーを正すため、効果が現れる期間が長いことです。
メイクの落とし方!正しいクレンジング方法
クレンジング剤の選び方
まずはクレンジング剤の種類と特徴を見ていきましょう。洗浄力の高い順に挙げています。
種類 | 特徴 |
---|---|
オイル | 洗浄力が最も高く、肌への負担もかかります。肌につける 前に水と混ぜて乳化させることが大切です。 |
リキッド | 水分をベースで洗い上がりはさっぱり。オイルフリーが多いです。肌への負担も かかります。まつげエクステをつけたままでもクレンジングできます。 |
ジェル | 弾力のあるジェル状のクレンジングで洗顔による摩擦を軽減します。3タイプあり 油性ジェル、オイルイン水性ジェル、オイルフリー水性ジェルに分けられます。 メークの濃さで使い分けると良いです。 |
クリーム | クレンジングクリームは他のクレンジング剤に比べ、1回の使用量に厚みがあります。そのため 指の摩擦が少なくなり肌への負担も少ないです。油分が多いので乾燥肌の人におすすめです。 |
ミルク | 少しサラッとした感触で、洗い上がりはしっとりします。肌荒れに悩む人にはこのタイプが向いています。 洗い流せるタイプと拭き取るタイプがあります。濃いメークを落とすのは難しいです。 |

肌に優しいメイク落としの手順
ここでメイク落としの方法を振り返りましょう。
- アイメイクや口紅はポイントメイクリムーバーで落としておく。擦らず優しく拭き取ることを意識して。
- クレンジング剤を適量取って皮脂量の多い部分からクレンジング。クレンジング剤の量が少ないと摩擦の原因に
- ぬるま湯で洗い流す。時間をかけずに、でも丁寧に落とすのがコツです。
ここで1つ、
毛穴が自然に開き汚れを浮かすのでクレンジング剤が入りやすく、汚れが落ちやすくなります。
おすすめ洗顔料3選
≪男性にもおすすめ≫ Non A. (ノンエー)
ニキビ対策用洗顔ソープで医薬部外品のNon A。敏感肌でも使えるとの口コミが多いです。モコモコの泡立ちが優しく顔を包んでくれます。
- プライマリーNon A 口コミ5/5ゆきち44さん1回使用しただけで、顔が明るくなったのを感じて驚きました。 1週間使用し、その期間新しい顎ニキビもできにくく、治ってはでき治ってはできで、同じようにたくさんあったニキビ跡も、薄くなってきています。
その他にも赤ニキビは肌色に変わりつつある、大きなニキビが小さくなった、などニキビに悩む男性からの支持が圧倒的に多かったです。
Non Aが支持される理由
- ピーリング成分を含まずニキビケアができる
- 肌に優しい
- 男女問わず効果が見込める
≪角質除去≫ビーグレン・クレイウォッシュ
黒ずみや毛穴の開きでお悩みの人にぜひ使ってもらいたい商品です。泡立ちが全くないのに汚れの吸着力がすごいです。
- ビーグレン クレイウォッシュ 口コミ4/5ちいちいさん開きやすい鼻の毛穴・黒ずみが目立たなくなり、テカリによる悩みも少なくなりました(その証拠に化粧崩れがしにくい!)。 「泡で優しく洗顔する」のが正しいと思っていましたが、実は泡だけで汚れを落とすのは困難だと分かった瞬間でもあります。泡洗顔が一番だと思っていた方には衝撃が大きいかもしれません(私がそうでした)。
- 使い続けてみます。4/5りこ4395さんサイトの広告で見て口コミも良く気になってました。とにかく毛穴の汚れが落ちるとのこと。10年以上毛穴には悩んでいたので購入してみました。泡立ては不要です。洗ってみるとスルスルと伸びが良く、これで汚れが落ちてるのか?と思ってしまうほど。乳液とかクリームのような感触。でもちょっとしたメイクも綺麗に落ちて「ん?これってメイク落としだっけ?」と思い説明を見ると薄いメイクなら落ちると書いてありました。肝心の毛穴汚れは少しは落ちるかも?メイクしてるといつもより毛穴が隠れやすいかも…という感じ。洗いあがりはサッパリしっとりで良いです。これから寒くなり乾燥の時期になるのでつっぱらないか心配ですが、使い続けてみます。
泡立たないので、擦らずに洗顔することがポイント。薄いメークのクレンジングとして使えるのも嬉しいです。ビーグレンはセットで使うとスキンケアの効果が高まると言われますが、お値段もそれなりに。まずはこの洗顔料でお肌をきれいにして、化粧水などの肌への浸透率を高めたいです。
ビーグレンが支持される理由
- 洗顔後のツッパリ感がない
- 余分な皮脂を落としたい人におすすめ。ニキビケアにも
≪毛穴汚れ≫どろあわわ
TVで有名などろあわわはやっぱりあの泡立ちが特徴。肌色の変化が楽しみです。
洗顔だけで2トーン上の明るい肌に↑↑
— 月が綺麗ですね【相互】 (@tukikonatsu) March 22, 2017
これ1つで洗顔・保湿が完了!
定期コースで【初回半額】透明感・潤い・毛穴つるるん!
【どろ豆乳石鹸どろあわわ】 https://t.co/IRefQ6WM2rpic.twitter.com/de44uOWR0X 美容 洗顔
泡の気持ちよさに、長時間洗顔を続けると顔がつっぱります。肌に優しく洗浄力が強いことが人気の理由と言えます。
どろあわわが支持される理由
- とにかく泡立ちがよいので肌に負担がかからない
- 少量で泡立つので商品の持ちが良い
- 黒ずみが目立たなくなったり顔色が明るくなるとの口コミが多い
洗顔料おすすめ30商品を厳選!元美容部員の編集部が人気の洗顔を徹底評価しランキング付けしました。さらに、「ニキビ」「毛穴」「乾燥肌」など肌悩みにオススメの洗顔も紹介。洗顔料の選び方も詳しく解説するのでぜひ参考にしてください
たっぷりの泡で優しく洗おう
洗顔料の泡立ちは大切です。泡自体に洗浄力はありませんが泡立ちが悪いと、それだけ指に力を入れてゴシゴシ洗うことになりお肌に悪いです。ただし泡立ち過ぎるのもNG。無駄に洗顔時間を費やしてしまいます。洗顔時間は60秒が基本でしたね。キメが細かく弾力がありすすぎやすい、そんな泡が理想とされます。
ここまで正しい洗顔方法から洗顔料やクレンジングの選び方、おすすめ商品を見ていきました。毎日の洗顔で肌を痛めないよう、そして肌トラブルとサヨナラできるようにがんばっていきましょう。