角栓を取ってはいけない?後悔する前に知っておきたいセルフケア方法!

目次

  • ​よく聞く角栓のこと、本当に分かってる?
  • 角栓はどうして何のためにできるの?
  • 角栓ができるメカニズムと原因
  • 角栓は取るべき?そのままにしておくべき?
  • もう間違えない!キレイに角栓を取る方法&予防法
  • 今すぐ角栓をどうにかしたいなら
  • 【噂を検証】オロナインパックで角栓はとれる?!
  • 角栓は取り除くのではなく自然と消すもの

​よく聞く角栓のこと、本当に分かってる?

肌の状態が気になる人にとっては、よく耳にする「角栓」。鏡に映る肌がブツブツしているように見えたり、指で触れるとザラザラした感触がしたり…。実はこれが角栓のせいなんです。角栓はニキビの原因になることもあるので、もちろん一見して分かるような角栓があるのは肌にとって良くないことです。では角栓を見つけたら取り除くのがいいのかというと、一概にはそうとは言えないんです!まずは角栓ができる肌の仕組みと、角栓の役割を理解したうえで、角栓ができない肌になることが大切。正しい肌ケアができていれば、いちいち角栓を気にすることのないツルスベ肌が手に入ります♪

角栓はどうして何のためにできるの?

洗顔した後に鏡を見て、黒ずんだ、もしくは白いプツプツが気になったことはありませんか?指や爪の先でグっと押すと、まるでチューブからクリームを出したときのようにニュルっと出てくる黄色っぽい塊が出てきます。これが角栓です。

角栓は何でできているの?

普段の生活で肌に触れる汚れ、メイクの残り、それが毛穴に詰まっているのだと思っている方はいないでしょうか?その汚れを取るために必死に洗顔していたりはしませんか?角質の成分とは、70%の角質=タンパク質+30%の皮脂=脂質です。どちからも肌内部からやってくるものですね。外界からの汚れが毛穴をふさぐことはあっても、汚れ自体が毛穴に詰まって角栓を作っているわけではありません。

ニキビの元凶となる角栓

ニキビへの第一段階「微小面皰」

角栓はニキビの大きな原因となります。紫外線やメイク汚れなどによって肌が刺激を受けると、肌は次第に硬くなってしまいます。そのせいで毛穴の柔軟性が失われて出口が狭くなってしまうのです。するとターンオーバーによって排出されるはずの角質や皮脂が混ざり合って毛穴を塞いでしまいます。目で見てもよく分かりませんが、触ってみると肌が硬いように感じたり、ザラついているように感じたり。この状態が微小面皰と呼ばれます。

放置された毛穴つまりがニキビへ成長

角栓によって毛穴が完全に塞がれてしまうと、分泌された皮脂は肌内部にとどまり続けることに。するとその皮脂を栄養分として、ニキビを発生させるアクネ桿菌が繁殖します。始めは詰まった毛穴に皮脂が溜まった白ニキビ、角栓が押し出されて外気に触れ黒ずむ黒ニキビ、そして炎症を起こして痛みを感じる赤ニキビへと、まったく嬉しくない成長を遂げてしまうのです。

角栓ゼロの毛穴は危険に晒されている!

そもそも、角栓ができるのはごく自然な肌の仕組みです。古くなった角質が剥がれて皮脂と混ざって角栓となり、やがて洗顔によって洗い流されていきます。だいたい28日周期が理想的な肌のターンオーバー。この自然にできる角栓は、実は毛穴を、ひいては肌を守ってくれているのです。角栓が全くない毛穴は、何の盾も持たずに外界からの刺激という槍に立ち向かっていくほど無防備なもの。角栓がなければ、汚れや細菌が毛穴に侵入し放題というわけです。角栓が問題になるのは、ターンオーバーが滞って肌にとどまってしまった時なんです。

角栓ができるメカニズムと原因

やっかいな角栓は次の順に作られていきます。

  1. ​古い角質が剥がれず、肌表面や毛穴に詰まってダマになっている
  2. 皮脂が毛穴から分泌される
  3. 角質と皮脂が混ざり合って「角栓」ができる
  4. 肌に残った角栓が毛穴を塞ぎ、目に見えるようになる

健康な肌を保っていれば、目に見えるほど大きな角栓ができることはありません。では毛穴を塞ぐほどの角栓ができてしまう原因とは何なのでしょうか?

肌のターンオーバーがうまく行われていない

肌を生まれ変わらせるターンオーバーとは?

先ほどより度々出てきた「ターンオーバー」。これも肌に気を使っていればご存じの方も多いかと思いますが、ターンオーバーとは、皮膚の奥深くで生まれたばかりの肌が、徐々に表面へ移動しながら成長し、やがて肌表面でその役割を終えて剥がれ落ちていくまでの一連の流れのことを言います。代謝による肌の生まれ変わり作業というわけです。理想的な周期は28日とされていますが、肌の部位や年齢など、個人によって差はあります。このターンオーバーがうまくいかず、古い角質が肌表面に残り肌が硬くなったり、逆にターンオーバーが早すぎて皮膚が薄くなってしまうのも良い状態とは言えません。

ターンオーバーが乱れる原因

では、なぜターンオーバーが乱れてしまうのでしょうか?そこには様々な原因が考えられます。

生活習慣による血行不良

肌に栄養を送るのは毛細血管です。冷えなどにより血行が悪くなると、食事で取り入れた栄養が肌へ十分に行き渡りません。喫煙なども血行不良の原因となります。

ダイエットや偏食による栄養不足

ビタミンCを美容液などで外部から補うだけでは不十分。やはり肌本来の美しさは体内に取り入れたあらゆる栄養素から成っているんです。

肌再生能力を低下させる睡眠不足

肌のゴールデンタイムをご存じでしょうか?夜の10時~深夜2時がその時間にあたるとよく言われていますね。今ではその時間に限らないと言われてもいますが、どちらにしろ肌は夜寝ている間に活発に再生されます。毎日良質な睡眠を取ることが大切です。

間違ったスキンケアや外界からの刺激

敏感肌なのにコットンで肌をゴシゴシ擦ってしまったり、むやみに肌を叩いて化粧水を馴染ませたり…。メイク落としや洗顔を適当にしすぎて、まだ肌に汚れが残ったまま放置してしまったり…。素直な肌はすぐにその反応を返してきます。何も対策せずに強い紫外線を浴びたりするのも肌にとっては刺激的すぎます。

肌に残ったままのファンデーション

「酸化」。よく女性誌の美容ページで見かける単語ですね。この酸化を引き起こす原因の一つがファンデーションです。ファンデーションの大多数には油分が含まれています。この油分は肌の上で皮脂や角質と混ざりあって角栓を大きくし、時間の経過と共に酸化していきます。酸化して詰まった角栓は黒くプツプツと目立つようになります。メイクしたまま一晩を過ごすことなど問題外。きちんとクレンジングをしたつもりでも、肌表面にメイク汚れが残っていれば、時間と共にだんだんと黒ずんでいきます。

皮脂が分泌されやすい生活をしている

皮脂の分泌量には個人差があり、もともと体質として皮脂が多い人もいます。その場合は適切なスキンケアを行うように気を付けましょう。体質以外で、ここのところ皮脂が多いなと感じる場合、4つの原因が考えられます。

ホルモンバランスが乱れている

イライラすることが多い、睡眠不足が続いている、周囲の環境が変わったなど、ほんの些細なことでもホルモンバランスは乱れてしまいます。無理を続ければ肌状態も悪くなるばかり。美味しい食事をとって、ゆっくりお風呂に浸かってぐっすりと眠る。たまには好きなことを思いっきりして気分を変える。いろいろな方法で自分なりにリラックスできる時間を作りましょう。思春期には成長の過程でホルモンバランスが乱れることがありますが、これは一時的なものなので、スキンケアをオイリー肌向けのものに変えて様子をみましょう。

乾燥による皮脂の過剰分泌

皮脂が分泌されるのは、肌を守ろうとする働きです。テカリが気になるからと、しょっしゅう油を取っていたり、必要以上に念入りに洗顔したりしていませんか?肌内部の水分が不足すると、これ以上の乾燥を防ごうとして肌は皮脂を分泌させます。空気の乾燥する冬や、エアコン完備のオフィスに長時間いるときは特に注意が必要。洗顔したあとはしっかりと水分を補給してから、乳液やクリームでフタをしましょう。

加齢による脂質代謝の低下

加齢による身体の変化を感じていてもいなくても、確実に人は年齢と共に基礎代謝が低下していきます。もちろん脂質の代謝も同じように低下していきます。なのに食事内容は10代の若いころと同じままでは、どう考えても油分が多すぎます。年齢を重ねるにつれ、油分を多く含む食品は少しずつ減らしていくべきです。先に挙げた原因に心当たりがない場合、食事内容に問題があるのかも。食事量を急激に減らすことは身体にとって負担になるうえ、基礎代謝までもさらに低下させてしまいかねません。低カロリー高タンパクな食事を心がけるようにしましょう。

角栓は取るべき?そのままにしておくべき?

角栓を無理に取るたび肌は痛んでいく!

特に鼻まわりでポツポツと目立つ角栓。見つけるとつい取りたくなってしまうものですよね。取った直後は毛穴を塞いでいた邪魔者がなくなって気持ちも毛穴もスッキリします。しかし、その結果、肌は再びせっせと新たな角栓で毛穴を埋めようとするんです!

角栓を取ってはいけない理由

角質層の大きな2つの役割とは次の2つ。

  • ​水分保持
  • バリア機能

肌にとって水分が何より大切ということはもう当たり前の常識ですよね。角質層は肌に水分を保持するための大事な役割を担っています。さらにもうひとつの重要な役割として、肌を外界からの刺激から守るバリア機能という働きがあります。この働きのために皮脂や角質を使って、外部からの攻撃を防いでいる…。ここで目立つ角質を無理に引っこ抜いたらどうなるのでしょうか。肌は無防備になった毛穴を守ろうとして、さらに大きく頑丈な角栓を作ろうとします。やがて肌自らの力では排出しきれないほど頑丈な角栓が肌の上に居座ることになってしまうんです。

角栓は肌のターンオーバー(生まれ変わり)によって自然に排出されるのが理想です!

角栓を引っこ抜き続けると…

では角栓を爪や指、ピンセットを使って引っこ抜き続けるとどうなるのでしょうか?実際に角栓を取った人の情報をまとめました。

  • 角栓が抜けた穴に、次の日新しい角栓が詰まっていた
  • 毛穴の周りが赤く炎症を起こした
  • 毛穴が広がった気がする
  • 黒い角栓ができるようになった

角栓を力技で取り除いた場合、あまり良い結果にはつながらない…どころか、逆に毛穴の詰まりが悪化するばかりです。角質層の役割を考えればこれも当然の結果。大雨によって堤防が決壊すれば、人はさらに高い堤防を作ろうとします。これと同じく、肌も次こそはと以前よりも大きな角栓で毛穴を守ろうとするんです。痛めたのが毛穴だけではないと被害は拡大します。ピンセットや剥がすタイプのシートパックで角栓を引き抜くと、周囲の正常な角質層にもダメージを与えてしまいます。すると柔らかだったはずの角質は次第に硬くなっていき、余計に角栓が排出されにくい肌質へと変化してしまうんです。

角栓が取れても、肌や毛穴を傷めてしまっては本末転倒です!これから綺麗な毛穴を取り戻す方法をご紹介します♪

もう間違えない!キレイに角栓を取る方法&予防法

生活習慣をイチから見直してみる

上記でもご説明した通り、角質を無理に取り除く方法はおすすめできません。というよりも絶対してほしくありません。ここでは肌を傷めず目立つ角栓をなくす方法についてお伝えしたいと思います。角栓ができない肌というのは、角栓がなくても十分に肌が守られている状態であるということ。みずみずしく健康な肌状態に整え、正常な肌のターンオーバーが行われる状態にしてあげることが1番です。まずは次の項目について当てはまることがないか考えてみましょう!

あなたはどれに当てはまる?

  • 毎日しっかりと睡眠がとれていない
  • 身体が冷えやすい
  • タバコを吸う習慣がある
  • お酒が大好き
  • 日々ストレスが多い生活をしている
  • バランスの良い食事が摂れていない
  • クレンジングや洗顔をサボることがある
  • 洗顔はこれでもかというくらい念入りにしている

いかがでしょうか?1個2個どころかほとんど当てはまるという方は、自ら角栓を作り出す生活をしていると言っても過言ではありません。当てはまるけど角栓は目立たないという方は、羨ましいほどの肌の丈夫さと神がかり的な新陳代謝能力を持っているんだと思います。ごく平凡で人間らしい繊細さを持った角栓に悩む私たちは、角栓予防として、まずこの生活習慣から見直していく必要があります。

良質な睡眠を取って肌を再生させる

仕事や家事から解放される夜の自由時間、CMも飛ばさずTVに釘付けになったり、スマホを操作する指が止まらなくなったり、どっぷり読書にハマってしまい、気づけば時計の針は深夜もいいところへ移動していた…。なんてことはありませんか?自由を満喫することはとてもいいことです。しかし肌のためには睡眠時間は確保しなければいけません。

「睡眠によって天然の美容液を活性化させる」

定説とされていたのは22時~2時の時間帯ですが、今では眠ってからの3~4時間がゴールデンタイムであるとも言われています。要は自分の生活リズムの中で、寝てから4時間は良質な睡眠を取ることが、肌再生に重要であるということです。この時間帯には、天然の美容液とも呼ばれる成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは肌の水分保持力をキープし、ターンオーバーを促進させる働きをしています。水分をたっぷり含んだ弾力のある肌はバリア機能も万全。睡眠不足に心当たりがあるなら、今夜からでもきちんと良き時間にベッドに入るようにしましょう。

万病のもとである冷えに注意!

身体が冷えると全ての機能が低下します。免疫力が低下して病気になりやすくなったり、新陳代謝が低下して太りやすくなったり…。その影響が目に見えて現れるのが肌です。全身の血行が悪くなるために、肌の再生能力も著しく低下します。身体が冷えたままだと寝付きづらくなったり、眠りが浅くなったりすることも。肌再生を促す質の良い睡眠を取るためには、冷えを改善することも考えなければいけません。手っ取り早く身体を温めたいときは、湯船にしっかり浸かりましょう。入浴のタイミングは寝る2時間くらい前がベスト。上昇した体温がゆっくりと下がっていくちょうど良いタイミングでベッドに入ることで、質の良い睡眠に入りやすくなります!

タバコやお酒はほどほどに

タバコを吸うと体内でビタミンCが消費されます。言うまでもなくビタミンCはコラーゲンにとって重要な栄養素です。肌のうるおいが失われ、新陳代謝が低下することで正常なターンオーバーの邪魔をしてしまいます。お酒も肌にとってはあまり良いものではありません。アルコールの毒素を排出するために、身体は多くの水分を必要とします。そのため、お酒を飲まなかったときに比べて体内の水分が不足しがちになるんです。睡眠も浅くなってしまうため、肌再生力が衰える結果にもつながります。なくてはストレスが溜まってしまうという方も、なるべく控えめにできるといいですね。

ストレスを上手に解消できる方法を見つける

肌トラブルには、紫外線やほこりなどの外界からのストレスだけではなく、精神的なストレスも関わっています。ストレスを感じると、ホルモンバランスが崩れ始めるんです。男性ホルモンが活発化すると過剰に皮脂が分泌されるようになり、それが角栓を作ってしまうことに。満員電車、嫌味な上司、感じの悪い知り合い、うまくいかない仕事、片付かない部屋…。ストレスを感じる場面はいくらでもありますよね。イラっとしたらまず自分の好きなことをしましょう!美味しいものを食べたり、軽く運動したり、仲の良い友達とおしゃべりしたり、好きなアロマに癒されたり。心地いいなと感じる時間を持てば、心は自然とリラックスできます。

栄養バランスの取れた食事を摂る

身体は日々の食事から作られます。毎日カップラーメンだけで過ごせば、当然栄養バランスは崩れ、皮脂がわんさかと分泌されて、角栓がドット模様のように肌の上を彩るようになるでしょう。考えるだけでも背筋がゾっとしませんか?そうならないためにも、毎日面倒でもターンオーバーを促進するための栄養素を摂り入れることが大切。その栄養素とは次のようなものが挙げられます。

  • ​ビタミンA…鶏や豚のレバーや、ニンジン、ほうれん草、かぼちゃなど
  • ビタミンB群…大豆や卵、魚など
  • ビタミンC…フルーツや、ブロッコリー、白菜などの野菜
  • ビタミンE…ナッツ類やアボカド、いわし、たらこなど
  • たんぱく質…いわし、いくら、マグロ、鶏ささみなど
  • 葉酸…鶏や豚のレバー、モロヘイヤ、ほうれん草、きなこなど
  • 亜鉛…牛肉、牡蠣、ゴマ、卵黄など

あらゆる食材にいろんな栄養素が含まれていますが、専門家でもなければ、どの食材にどんな栄養素があるかと毎日考えて食事を作るのは難しいです。心掛けたいのは、やはり一汁三菜。ご飯やお肉、乳製品に加えて、野菜はなるべく色とりどりのものを摂るようにしましょう。彩りのよい食卓には、自然とバランス良く栄養素が含まれているものです。試しにカラフルな食事を作ってみてください。なかなか健康的な内容になっていることに気づくと思います!1回の食事でバランスが取れなくても、1日のうちに前回の食事で不足した分を補うようにすると長続きしやすいかもしれませんね。

正しい洗顔方法で薄い角質層を守る

洗顔やスキンケアでキレイにしている部分は、皮膚の外側にある表皮。実際に洗顔料で洗う部分は、その中でも1番外側にある角質層です。この角質層は、なんと0.02mmの薄さなんです。にもかかわらず、理想的なターンオーバーが行われている完璧な角質層の水分保持力は保湿クリームと同等以上であると言われています。このうす~い角質層をキレイにするとき、肌をゴシゴシと擦ってしまったらどうなるんでしょうか?外側の角質は、肌を守るという役割を十分に果たすことのないまま削り落とされ、まだ未熟な角質が外界の刺激にさらされることになります。水分保持力が低いために角栓が作り出され、強い刺激を受けた肌表面が硬くなって皮脂が詰まるようになります。正しい洗顔ができていないと、洗顔すればするほど角質のできやすい肌になってしまうんです。

◎はるこ先生が伝授する正しい洗顔方法・・・「洗顔はたっぷり泡とぬるま湯で」

STEP1【しっかりと泡立てた洗顔料で優しく洗う】

洗顔料は十分に泡立てます。泡に弾力があればあるほど、指が肌を擦ることなく洗浄できます。角質層にとってはそんな些細な刺激もダメージに繋がってしまうんです。洗顔に指の力はいりません。モコモコの泡を肌の上で滑らせるようにして洗いましょう。

STEP2【30度のぬるま湯でそっと流す】

洗顔をするときのお湯の温度は30度程度。手で触れて冷たくも熱くも感じないくらいの温度が最適です。皮脂は30度ほどのぬるま湯で溶けだすため、十分キレイに洗い流すことができます。熱すぎては皮脂を流し過ぎ、冷たすぎては皮脂を落とし切れないので、この温度には気を付けましょう。


洗顔のしすぎは肌の潤いを守る成分、バリア機能まで洗い流してしまうことに!洗顔は朝と夜だけで十分です。

皮脂の分泌を抑えるためにしたいこと

皮脂の分泌も抑えることができれば、角栓が生まれる原因が抑えられるので、角栓はできにくくなります。先ほど挙げた生活習慣の改善を行っても角栓に変化が見られない場合は、他にも皮脂を分泌させやすくしている原因があると考えられます。

皮脂が分泌されやすくなるNG食品

家にいるときはバランスを考えた食事をしていても、外食となると好きなものを選んでしまいがちですよね。間食も多すぎると皮脂を分泌しやすくなります。避けたいのはやはりファーストフードなど。脂肪分たっぷりで栄養が偏りがちです。揚げ物やスナック、甘いお菓子なども同じ。中性脂肪や血糖値を上げる食品は皮脂の分泌を促します。野菜に比べて脂質が多くなれば、それだけ皮脂が多くなってしまうんです。お酒などもそうですが、どんなに好きでも週に1回程度に抑えるようにしてみてください。

​皮脂を抑えるために積極的に摂りたい食品

ちょっと脂っこい食事を摂ってしまっても、同時に脂質を代謝しやすくする食品を摂ることで皮脂の分泌量をコントロールすることができます♪その栄養素とは…

栄養素働き​食品例​
​ビタミンB2脂肪を分解​豚レバー、牛レバー、うなぎ、うずらの卵、納豆 など​​
​ビタミンB6正常なターンオーバーをサポート​​にんにく、まぐろ、牛肉、まぐろ、鶏ひき肉 ​など
​ビタミンC抗酸化作用(活性酸素を分解)​​赤黄ピーマン、パセリ、レモン、ケール​ など
​食物繊維​余分な皮脂・糖分を排出​いんげん豆、大豆、エシャロット、納豆、海藻​ など

ジャンクフードを控えめにした上で、上記の栄養素を多く含む食品を食べるようにしましょう!ビタミンB2が脂肪を分解するならうなぎだけ毎日食べればいいや、というわけではありませんよ。全ての栄養素がそれぞれの役割を果たすことで身体はうまく機能していくのです。なるべく表にあるような栄養素をバランス良く摂るように心がけてみてくださいね。

皮脂を抑えるためのスキンケア

​重要なのは次の3つ

  1. ​正しい洗顔
  2. 水分補給
  3. 肌質に合ったスキンケア

皮脂を少なくしようと、洗顔回数を増やしたり油を頻繁に取ったりするのはおすすめできません。脂性肌であってもスキンケアで重要なのは保湿です。案外、皮脂が出過ぎるのは皮脂を取り過ぎているために余計に肌が皮脂を分泌しようとしている結果なのかもしれません。先にご説明した泡とぬるま湯での洗顔をしたあとは、化粧水でたっぷりと水分を補給しましょう。化粧水は10代向けのサッパリとしたものよりも、潤いにフォーカスしたものを選ぶといいです。化粧水のあとにシートパックをプラスしてもいいくらい。水分を補給したことで皮脂が増えることはありませんから、肌の奥深くまでしっかりと保湿しましょう。保湿したあとは乳液やクリームなどでしっかりフタをしてくださいね。

正しい洗顔

​洗顔フォームはしっかり泡立てて、泡を肌に滑らせるようにして洗います。すすぎのお湯の温度は30度が適温。詳しくは「もう間違えない!キレイに角栓を取る方法&予防法」​の中にある「はるこ先生が伝授する正しい洗顔方法​」を見てくださいね♪

水分補給

洗顔後の皮膚からはどんどん水分が蒸発していきます。洗顔を終えたらすぐにスキンケアに取り掛かりましょう。脂性肌だから乾燥知らずだと思っていてはいけません!どんな肌質でも水分補給は第一に考えましょう。肌の水分が不足していれば、それを補おうと皮脂が分泌されるのはすでにお話した通りです。洗顔後の他、日中もメイク直しの時や、少し乾いたかな?と感じたらすぐさま水分補給することをおすすめします。

肌質に合ったスキンケア

​さっぱり系のアイテムには、しっとり系ほど保湿成分が含まれていません。ベタつきやすい肌にしっとり系アイテムを使うのをためらう気持ちはよ~く分かります!が、10代の脂性肌ならばともかく、大人女子の場合は脂性肌と思いきやインナードライ肌だったりすることもしばしば。やはり保湿成分がしっかり含まれたものを普段使いしたいものです。しっとり系であっても、サラっとしたテクスチャの商品もあるので、お気に入りのアイテムを探すのも楽しいですよ!

男性ホルモンを刺激しない

​生活習慣改善についての項目の中で、ストレスをためると男性ホルモンが活性化してしまうとお話しました。男性ホルモンは皮脂を分泌させるホルモン。女性よりも男性に脂っぽい肌の人が多いのはこのためです。もちろんこのホルモンは女性でも分泌されます。ホルモンバランスが崩れ、女性ホルモンより男性ホルモンが優位になると、肌は普段よりも脂っぽくなるんです。ストレスを感じると自律神経が乱れて、興奮や緊張状態が続きます。これは交感神経がより活発になっているため。副交感神経より交感神経が優位に作用しているとき、男性ホルモンは多く分泌されるんですよ!

とはいえ、ストレスを感じないで生活するなんて、どう考えてもムリですよね。ならばストレスに強い身体と心を作るしかありません!基本はやはり生活習慣の見直し。睡眠不足や栄養不足で、免疫力も思考能力も低下した状態ではストレスの絶好のカモです。「生活習慣をイチから見直してみる」の項目にあることを実行してください。十分な栄養と休息が取れていれば、感じるストレスははるかに軽くなるハズ。些細なことは受け流し、余裕な自分をキープしやすくなりますよ。それでもイラっときた日は、思いっきり自分の好きなことに没頭したり、お風呂やマッサージで身体を揉み解したり、ありとあらゆる「気持ちいい」と感じる方法でリラックスしてみてください♪

今すぐ角栓をどうにかしたいなら

角栓を押し出したり引っ張ったりして取り除くことは絶対にしてはいけませんが、それでも今すぐ目立つ角栓をどうにかしたい、ターンオーバーを待っていられない!というときに試してほしい、私、水野春子のとっておきの2つの方法をご紹介します。普段から角栓ケアとして取り入れてみてもいいと思いますよ。

蒸しタオルでディープクレンジング

◎準備するもの

  • ​タオル1枚
  • 電子レンジ

◎クレンジング手順

  1. ​水に濡らし、軽く絞ったタオルをレンジで1分ほど温める
  2. 蒸しタオルを顔に乗せて肌を温める
  3. 手持ちアイテムで丁寧にクレンジング

まずは毛穴を開かせることから始めます。用意するのはタオル1枚。水に浸して軽く絞ってから、レンジで1分から1分30秒ほど温めます。顔に乗せてちょっと熱いかなと感じるくらいの温度でOK。1分も顔に乗せておくと、肌がジワっと温まって毛穴が開いているのが感じられると思います。スチーマーを持っている人はそちらを使ってもいいですね!顔が温まって毛穴が十分開いたら、クレンジングを行います。クレンジングの時も決して強く擦らず、肌の上を撫でるようにしましょう。クレンジングと洗顔が終わったら、いつものスキンケアで仕上げてくださいね♪

ピーリングで硬くなった角質をオフ

ピーリング商品はいろいろとありますが、ピーリング用ジェルやピーリング石鹸などで優しく洗い流すものをおすすめします。必要なのは極薄の角質層の表面が剥がれやすくするだけなので、ゴリゴリと肌を削るようなものは避けましょう。ピーリング後の肌はいつもより薄く、水分保持力が弱くなっているはずです。いつもより保湿ケアは念入りに行うようにしましょう。もちろん刺激にも敏感になっているので、メイク直前は避けて、時間の取れる夜にピーリングするようにしてくださいね。

どちらの方法も週に1、2度にしておきましょう!

【噂を検証】オロナインパックで角栓はとれる?!

オロナインパックは角栓ケアに効き目バツグン?



巷で話題のオロナインパック。実際に角栓がゴッソリ取れて毛穴がスッキリしたという人がたくさんいるようですね。では、オロナインパックの方法やその効果について詳しく見ていきましょう。​

オロナインパックの方法と効果

​◎準備するもの

  • ​オロナイン軟膏
  • シートタイプの鼻パック

◎オロナインパックの手順

  1. ​お風呂や蒸しタオルで鼻の毛穴を開かせる
  2. 鼻部分にオロナイン軟膏をたっぷりと塗って10分ほど放置する
  3. ぬるま湯でオロナイン軟膏を流す
  4. シートパックを通常の手順で行う

まず用意するのはオロナイン軟膏。オロナインはニキビ、しもやけ、あかぎれなどの治療に使われる軟膏です。成分としてワセリンやグリセリン、オリーブ油などが含まれているため、保湿効果も高く、肌を柔らかくする効果があります。そしてもう一つ用意するのがシートタイプの鼻パックです。お風呂で毛穴を開かせ、洗顔を済ませたあとにオロナインを角栓の気になる鼻部分にたっぷりと塗って10分~15分ほど放置します。ぬるま湯でオロナインをキレイに流し、水分を取ったら、シートパックを通常通り行います。

オロナインパックがスゴイ!といわれる理由

オロナイン本来の目的の中には、ニキビに効能があると記されています。ニキビによって炎症を起こした部分を殺菌・消毒して治療するというわけですね。ならばニキビのモトになる角栓にも効きそう…ということ。オロナインパックをした後でシートパックをすると、鼻の角栓が信じられないくらいにゴッソリ取れます。量も長さも目を疑うほどの角栓。鼻には角栓の取れた跡があり、気分はかなりスッキリします。オロナインの成分が角栓や肌を柔らかくして、シートパックに張り付きやすい状態になっているためです。オロナインパックの目的は、鼻の汚れを取り除くこと。確かにパック後は角栓も黒ずみも雑菌も、ほぼ無い状態の鼻にできるでしょう。この目的に関して言えば、間違いなくオロナインパックは効果バツグンです。放っておけばやっかいなニキビに成長しそうな角栓を自宅で手軽に一掃したい!そんなとき、誰もが手を出しやすい方法ですね。

でも効果は一時的!オロナインパックの危険性

確かに「角栓を取る」という目的を果たすには最適な方法かもしれません。でも、その後の肌はどうでしょう?角栓を失って穴のぽっかり開いた毛穴がどれだけ外界の刺激に対して無防備であるかはご説明した通りです。この毛穴は翌日になってキュっと締まるわけではありません。つまり、再び角栓によって塞がれていくんです。痛みを受けた毛穴は、メラニンを生成して黒ずんでしまうことも。さらに毛穴部分以外の皮膚もオロナインによって軟化しているところを、シートパックで引き剥がすわけですから、正常な働きをしている角質層にまでダメージを与えてしまいかねません。そもそも治療に使われるオロナイン軟膏に含まれるクロルヘキシジングルコン酸塩液には、強い殺菌効果があります。肌には肌を美しく保つために必要な常在菌がいますが、その常在菌まで殺菌してしまっては自ら肌トラブルを招いているようなもの。オロナインが力を発揮するのは炎症を起こしたニキビの治療に対してです。炎症がおさまった、もしくは炎症を起こしていない部分に使われるものではありません。薬品は本来の使い方を誤らないようにすることがとても大切です。以上のことから、オロナインパックによる角栓ケアは、私、水野春子からはとてもお勧めできる方法ではありません。

角栓は取り除くのではなく自然と消すもの

毛穴を汚く目立たせる角栓がなぜできるのか、そのメカニズムがお分かりいただけたかと思います。​角栓ができる理由は身体が本来のバランスを崩しているせい。基本的に次の3つができていれば、見た目に汚い角栓はできないはずです。

  • ​適切な栄養も休息も十分に取れている
  • 正しいスキンケアができている
  • 皮脂を分泌させるような嗜好品を控える

もちろん、日常生活でのストレスや女性ならではのバイオリズムによって一時的に肌状態が悪くなることもあるでしょう。そんなときも決して肌を守ろうとしている角栓を目の敵にして引っこ抜くのではなく、生活習慣やスキンケアを見直して、「もう守らなくても大丈夫」と、自然と毛穴から角栓がなくなっていくようにしましょう。