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チークを上手に塗りたい

チーク、なんとなく選んで、なんとなくほっぺのあたりに塗ったりしていませんか?実はイメージ通りのメイクに仕上がる効果的なチークの選び方、塗り方があるんです!編集長はるこ先生と一緒にお勉強しちゃいましょう!


【基本】種類別にみた塗り方
チークを入れる基本の位置

・黒目の位置より顔の外側
・小鼻から耳たぶの底辺にラインをひいたイメージより上側
・笑ったときに頬の一番高い位置にくるところに斜めに
・丸を意識していれる
チークの種類 | 特徴 |
---|---|
パウダータイプ | ・チーク専用ブラシを使用する ・色の濃淡の調整がしやすい ・柔らかくふんわりとした印象に仕上がる ・パウダータイプのファンデと相性が良い |
クリームタイプ | ・直接指をつかって肌に塗ることが多い ・発色がよい ・艶感や血色感がでやすい、うるおいのある印象に仕上がる ・リキッドタイプのファンデやBBクリームと相性が良い |
リキッドタイプ | ・付属の筆を使用することが多い ・自然な発色 ・血色感、透明感がでやすい、柔らかな印象に仕上がる ・パウダータイプのファンデと相性が良い |
ムースタイプ | ・ブラシを使用することがおすすめ ・落ちにくい ・艶間、血色感がでやすくうるおいのある印象に仕上がる ・リキッドタイプのファンデやBBクリームと相性が良い |


初心者向けのパウダータイプ
- まずベースメークは下地→パウダーファンデで行います
- チークをチークブラシになじませます
- 手の甲を使ってチークの色を調節します
- ブラシを頬にあて軽く往復ブラッシングしてぬります
- ブラシを使って調整しながらぼかします
長持ちするクリームタイプ
- まずベースメイクはリキッドタイプのファンデかBBクリームでおこないます。
- チークを指でとり、頬にペタペタスタンプするようにのせていきます
- 指先で軽くのばして頬になじませていきます
- 色の微調整をします
透明感がでるリキッドタイプ
- まず下地でベースを整えます。リキッドタイプのチークはパウダーファンデを使う前に塗ります
- チークを指でとり、手の甲で色を調整します
- 楕円を頬に描くようにのせていきます
- 指先で色の微調整をします
- パウダーファンデやフェイスパウダーをブラシでのせて仕上げます
ツヤ感がでるムースタイプ
- まずベースメイクはリキッドタイプのファンデかBBクリームでおこないます
- ブラシとチークをなじませます
- 手の甲で色の調整をします
- 頬にトントン乗せるようにかるくブラシを当ててぬります
- ブラシや指を使ってぼかします
抑えておきたいポイント



ベースメイクが大事
チークが上手に仕上がるかは、前段階のベースメイクの仕上がりにかかっています。ベースメイクがちゃんとできていないと、チークがムラになりやすく、また崩れやすくなってしまいます。
ベースメイクのコツはこちらでチェック▼
せっかくポイントメイクを頑張っているのに、間違ったベースメイクの方法で化粧が崩れやすくなっていませんか?しっかりと基本を押さえれば、ベースメイクのもち時間は格段にアップします。ベースメイクの方法やコツ、オススメのコスメを見ていきましょう。
チークを落ちにくくするためにはどうすればいい?
まずはベースメイクをしっかり整えましょう。洗顔後の保湿→下地のプロセスをしっかり行い、チークによってリキッドファンデやBBクリームとの相性がよいのか、パウダーファンデとの相性が良いのかで使い分けます。
また、チーク専用のブラシやスポンジなどをつかってチークを入れることで、発色の良い仕上がりを維持することができます。チークに付属しているものもありますが、ブラシやスポンジを別で購入して使うこともおすすめです。
落ちにくくする裏ワザとして、パウダータイプのチークとリキッドタイプのチークをダブルでつかうことも効果的です。
化粧崩れ防止にはコチラの記事が役に立ちますよ▼
化粧崩れしない方法は?崩れにくいメイク術をマスターして夏を快適に
顔の形で入れ方を変える
【卵型】基本の入れ方でOK
・基本のチークの入れ方でOK!
・黒目の位置より顔の外側、且つ小鼻から耳たぶの底辺にラインをひいたラインをイメージしそれより上側に入れましょう
・笑ったときに頬の一番高くなる場所を中心にすると良いでしょう
・円を意識して、斜めに入れましょう
【面長】横幅を意識して
・笑った時に頬の一番高くなる位置より、少しだけ下に入れましょう。
・スタート位置は基本の入れ方より少し内側、黒目の真下あたりから入れましょう。
・『楕円形』を意識して入れましょう。
・縦長感を緩和するためにさ水平に横幅をたっぷりめに入れてください。
【丸顔】チーク幅に注意
・位置は基本の入れ方と同じでOK!
・黒目の外側、笑った時に頬の一番高くなる位置、小鼻と耳たぶを結んだラインをイメージしてそれより上に入れましょう。
・ポイントはチーク幅!狭めを意識しましょう
・こめかみにむかって斜めに入れましょう
【逆三角形】ふんわり×まる
逆三角さんはキツく見えがちな輪郭に柔らかさを与えることが大事!
・基本の位置より少し高めに入れましょう。笑ったとき頬の一番高くなる位置より少しだけ上です
・チークのスタート位置は基本の位置より少しだけ内側です。黒目の真下あたりから入れ始めましょう。
・入れ方は、幅広く、大きめに、ふんわりと入れましょう
・円形に入れましょう
【エラ張り】楕円形が重要
・基本の位置より少しだけ高い位置に入れましょう
・斜めの楕円を意識して入れましょう。
・チークだけでなく、セットでシェーディングも入れることをおすすめします。
・シェーディングはこめかみとエラに入れてシャープに仕上げましょう。
【下ぶくれ】高め位置を意識
・位置は、基本の位置より高めに入れましょう。
・横長を意識して入れてください。
・チークだけでなく、セットでシェーディングも入れることをおすすめします。
・チークを塗った下の位置から顎に向かってシェーディングを入れましょう。膨れが気になる部分に影を付けましょう


チークで悩みを解決

小顔に見せたいときは?
自分の顔の形を把握し、それに適した位置に塗りましょう。
入れる形も重要になります。逆三角形の輪郭の方は丸を意識して。面長の輪郭の方は、横に長く、楕円形を意識して。丸顔の輪郭の方は頬骨からこめかみにむかって斜めに。
カラーは、コーラルオレンジや自然なピンクが日本人には似合います。また小顔効果にはシェーディングを併用して陰影をつけるとより効果的です。
頬骨を隠す方法は?
頬骨が出ていることが気になる方は、チークをぼかしすぎないことが大きなポイントです。沢山ぼかすことで、頬の高さを強調してしまうことになりますので、気を付けましょう。また、入れる角度を付けすぎないこともコツです。斜めに入れすぎるとキツイ印象になってします。さらに、頬に加え、顎先にもかるくチークを乗せると頬骨の高さを目立たなくし、柔らかい印象に仕上がります。
そばかすやニキビがある場合は?
そばかすやニキビを隠したい場合は、薄いベースメイクだと、発色が濁ってしまい仕上がりがきれいにできない場合があります。隠したい方はしっかりとしたベースメイクが必要です。コンシーラーを使ってしっかりカバーした後にチークを入れましょう。また、そばかすに関しては、外国人風にあえてそばかすを生かしたメイクにすることもおススメです。コンシーラーでカバーせず、うっすら血色を補う程度のチークを入れることで可愛らしい仕上がりになります。

ニキビがあるときは、ベースメイク前にケアすることも大切!▼
しつこい大人ニキビに本当に効く化粧水を徹底調査しました!女性誌や口コミで人気の化粧水も辛口ジャッジ。厳選・大人ニキビにおすすめの化粧水はもちろん、「使わないで欲しい!」化粧水も紹介します。あなたもこれで、辛い大人ニキビとサヨナラしましょう!
印象を変えるなら入れ方も変えて


ナチュラルメイク
ナチュラルメイクで健康的な美人にイメチェンしたいあなたへ!
・カラーは自然なコーラルオレンジかピンク。あくまで血色を補うための色を選びましょう
・ともかく薄付きを意識して!濃くつき過ぎたところはしっかりとぼかし、自然な印象になるまで調整をしましょう
・ぼかすときはスポンジを使うことが自然な発色になることへ効果があります
・自分の輪郭をしっかり把握し、適した場所に入れましょう
可愛い雰囲気に
いつもよりちょっと可愛らしく少女のような可憐な雰囲気にしたいあなたへ!
・カラーはピンクとオレンジの二色を混ぜると顔の印象を明るくすることに効果的です
・頬骨よりやや斜め上の方向に向かってチークをいれるとリフトアップ効果があり、若い印象になります
・ポイントを狙って、あまり大きくないブラシを局所的に使ってチークを入れましょう。
・ぼかしすぎず、適度になじませましょう
・丸顔さん、卵型さんは、さらに頬だけでなく、こめかみに『くの字』にチークを入れると可愛らしい印象に!(逆三角形さんにはあまり効果的でないためオススメしません。)こめかみにチークを入れるときは薄く入れましょう
大人っぽく知的な印象
脱子供っぽい私!洗練された知的で大人な印象に仕上げたいあなたへ!
・大人な印象にしたい場合は、カラーは適度になじみやすいサーモンピンクがオススメです!リフトアップ効果も!
・大きめのブラシを使います。手の甲でしっかり色をなじませてから頬にいれましょう
・基本の位置より少し高めがポイント!こちらもリフトアップ効果があります
・ふんわりを意識して、自然な感じになるまでしっかりぼかしましょう
上品な仕上がり
上品で清楚に!エレガントな印象にイメチェンしたいあなたへ!
・カラーはローズがおススメ!品よく落ち着いたい印象になります
・大きなブラシを使います。手の甲でしっかり色をなじませてから頬にいれましょう
・色が濃くつきすぎないように、ナチュラルな発色になるように調整しながらしっかりぼかしましょう。
・薄付きに仕上げることが、上品な印象になるポイントです
流行りの目の下チークでイマドキ感を
トレンド顔を目指したいあなたへ!
・クリームチークを使いましょう
・涙袋の少し下あたりの位置に指で少しずつスタンプする感じでポンポン入れていきましょう
・目じりに向かって指を使って幅は広めにぼかしましょう
・仕上げに同色のパウダーチークをのせて自然な仕上がりにしましょう


TPOに合わせた塗り方
就活は清潔感を意識
まず就活は誰にでも好印象を持ってもらえるメイクを心掛ける必要があります。
トレンドを意識したメイクは就活には不向きです。チークでは『目の下チーク』『角度を鋭角につけたチーク』『まん丸オカメインコちゃんチーク』など、トレンドや個性を強調するメイクは就活の際は避けましょう。就活の際の清潔感を意識したメークでおススメなのが、薄づきのナチュラルなチークです。
- カラーはコーラルオレンジや、桜色のような淡いピンクがおススメ
- ブラシは大きめのものを使います
- ブラシにチークをなじませたら、しっかり手の甲で色を調整しましょう。薄づきがポイントです
- ブラシを縦に使い、基本の位置にポンポンと乗せるようにチークをいれます
- 最後にブラシを横にして撫でるようになじませます


結婚式やパーティーはドレスに合わせて
結婚式やパーティでは華やかなドレスを着ますね。やはりメイクも普段着とは違う印象にしたいもの。『華やか』を意識してメイクに取り掛かりましょう。まず、結婚式やパーティではあまり頻繁にメイクを直す時間がありません。チークの持ちをよくするためにも、普段より念入りなベースメイクを心掛けましょう。チークの色は着るドレスの雰囲気によって合わせましょう。
・チークの持ちをよくするために、クリームチークとパウダーチークの合わせ使いがおすすめ!
・あなたのドレスが女性らしいフェミニンなドレスなら!→ピンク系やローズ系のチークを丸を意識して入れましょう
・あなたのドレスがクールでスタイリッシュなドレスなら!→オレンジ系のチークを斜めを意識して入れましょう


お葬式でどうしても入れたいとき
お葬式では原則チークは使いません。どうしても入れたいという場合は肌の色に近いベージュを使いましょう。血色がよく見えないように控えめに入れます。また、チークに加え、ハイライトやシャドウもメリハリのあるイキイキした表情を演出してしまうので、お葬式には基本的に使いません。また、ラメやパールが入っているメイクグッズはチークだけにかかわらず使用を避けましょう。
・すっぴんはNG
・ベースメイクは艶感を出さずにマットに
・アイシャドウは基本的に使わないが使うなら、ベージュやブラウンなど目立たないものを薄く入れる
・眉は自然に。整える程度
・チーク、ハイライト、シャドウは基本的に使わないが、使うならベージュを薄く入れる
・グロスは使わない
・ラメ、パールは避ける

マット系メイクのコツはこちら▼
艶肌とマット肌ー雑誌などでよく紹介されていますが、その違いを説明できますか?艶肌・マット肌のどちらが似合うかはある診断が大きく関係しています。その診断方法やおすすめのファンデーションまで、あなたにあったメイク方法をズバリ教えちゃいます!
年代別で変える色や塗り方のポイント
10代〜20代は若さと大人っぽさを
10代~20代は肌に潤いと透明感があるので、基本的にどんなチークでも似あいます。せっかくならその持ち前の若さを強調しつつ、洗練された大人っぽさもチークで演出してみましょう!
基本的には何色でも似合うのでOKですが、オススメはくすみのないすっきりしたピンクとオレンジです!可愛らしく演出したいのならピンク!健康的に見せたいのならオレンジです!
笑った時に頬の一番高くなる位置(基本の位置)に、楕円ではなく、丸を意識してふんわり入れましょう。境目がわからなくなるまでぼかしてなじませましょう。自然な仕上がりにすることで、若さを生かしつつ、洗練された大人っぽさも演出できます。プライベートなシーンでは、目の下チークなどのトレンドメイクも若さの特権です(^▽^)


30代〜40代はツヤ感と若々しさが大事
20代の時と同じチーク、入れていませんか?実はソレ、とってももったいない(+_+)チークは、色選びや入れ方をちょこっと見直すだけで、グッと大人の魅力を引き出すポテンシャルを持っています。生かさない手はありません!30代~40代は、艶感と若々しい健康的さが大きなポイントになります!
血色感を意識しましょう。オススメは、ピンクやピーチです。またローズも大人の魅力をグッと引き出すカラーです。さらに、艶感を出すためにはクリームタイプやリキッドタイプのチークを使うことも効果的です!
笑った時に頬の一番高くなる位置(基本の位置)より、少し内側に入れてみましょう。丸ではなく、やや楕円を意識して長めに入れましょう。健康的、且つ洗練された大人の雰囲気を演出できます。


艶肌メイクのコツはこちら▼
今人気の艶肌メイクは、女性を上品で美しくみせてくれます。若い人だけでなく幅広い年齢に似合うため、是非一度は試して欲しいもの。そんな艶肌メイクを作るための、コスメやテクニックをまとめて大研究!不器用さんも年齢肌さんも、憧れの肌で綺麗になろう!
50代以降は健康的に
肌のハリがだんだんなくなり、肌表面の凸凹が気になりはじめる50代以降。チークは50代の老けた印象を救う救世主になります!チークを使って健康的で若々しく変身!血色をよくし、リフトアップ効果も狙えます!
柔らかい発色のピンク又はオレンジがオススメです。自然な雰囲気に仕上げることで、健康的な血色感を演出することができ、若々しい印象を演出できます。
頬の中央部分に楕円形に入れてみましょう。若々しい印象に仕上がります!


もう悩まないチークの選び方

チークの色は肌色で合わせる
肌の色には「ベースカラー」というものがあります。
ベースカラーは、黄色みがかった温かい感じの肌色のイエローベース、色白で涼しげな肌色のブルーベースの2種類に分けられます。
このどちらのベースカラーに属するかによって、似合うチークの色がわかります。
ベースカラーチェック表をみて、どちらの項目のチェックが多いか確認してみましょう。
イエローベース
- 色黒
- 肌が黄色っぽい
- 唇の色がオレンジっぽいピンク
- 日焼けしたとき小麦色になる
- アクセサリーはシルバーよりゴールドが似合う
ブルーベース
- 色白
- 肌がうっすら青みを帯びている
- 唇の色がローズ色、又は赤い
- 日焼けをしたとき、黒くならずに肌が赤くなる
- アクセサリーはゴールドより、シルバーが似合う
オレンジっぽい暖色が似合います!おススメの色は
- オレンジレッド
- シェルピンク
- コーラルピンク
- アプリコット
- サーモンピンク
- レッドパプリカ
赤紫っぽい寒色の要素を含む色が似合います!おススメの色は
- スモーキーピンク
- ローズピンク
- ウォーターメロン
- ピンクベージュ
- マゼンダ
- ブルーレッド


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合わせて使いたい道具

付属のブラシは小さいので、上手にチークを入れるのはとっても困難!入れやすい、大きなブラシを用意しましょう。オススメは幅が4センチくらいで、毛が上質でが滑りがなめらかなもの。大きめのフェイスブラシを代用しても大丈夫です。
クリームタイプ、リキッドタイプ、ムースタイプのチークを使う場合はスポンジを使ってつける方法がおススメです。
リキッドファンデを塗るときのコスメ用のスポンジでOK!いろいろな材質のスポンジがありますが、オススメはコットン製。コットン製のスポンジはキメが細かいので敏感肌の方にも安心です。肌触りも柔らかく使い心地もばっちりです!
また、スポンジは繰り返し使うことで雑菌が繁殖してしまうことがあるので、抗菌タイプのものがよいでしょう。
チークで印象を変えてメイクを楽しもう
チークはたった一つで顔の印象をガラッと変えるスゴイ影響のあるものです。なりたい自分のイメージに近づけるためにぜひチークを有効活用して素敵にご自分を演出してくださいね!

